これからも前向きに 名大社会長ブログ

映画「あなたの旅立ち、綴ります」

今月は映画観賞強化月間といってもいい。
時間の調整が上手くいき、既に今月は4本目。
来週にはGWに入ることもあり、あと1本くらい観れるかもしれない。
映画コラムニストとして生きていくためにはもっと観なければならない。
あまりこんなことばかり書いていると
仕事をせずに遊んでばかりいると思われるのでほどほどにはするけど・・・。

ちなみに本作品は銀座で観た。

シネスイッチ銀座という昭和の香りのする映画館。

こんなイラストが飾ってあり、ほんわかした気分になる。
システマティックなシネコンもいいが、たまにはレトロ感漂う映画館もいい。
写真もそんな加工をしてみた。

と、ブログタイトルとは違う方向に向かっているが、本作はこんな映画館が良く似合う。
観終わった後、ほのぼのと幸せになれる感覚。
人間って素敵だな・・・と思える映画だった。

これは名古屋で上映されるのかな?
どっかのミニシアターで予告編を観た気もするが、まだ上映はされていないみたい。

多分、大ヒットはしないだろうし、若いカップルは観ないと思う。
実際にこの映画館には熟年夫婦が多かったように思う。
と、またまた映画とは関係ない方向に行ってしまった。

いつも映画のことが分からない映評ブログを書いているが、それが更に進行した感じ。
この路線もまあまあ受けるんじゃないかな。
そうでもないか・・・(笑)。

主役は大女優シャーリー・マクレーン。
嫌味な元経営者を巧みに演じている。
ある種の軽やかさとそのノリとおとぼけな感じがいい。

その相手役はアマンダ・セイフライドという女優さん。
最近、外国人女優はさっぱり分からないが、この方も初めて知った。
若い頃のミシェル・ファイファーに似ていると思ったが、あんなに艶っぽくはない。
学生時代はあんな色気のある女性に憧れ、色仕掛けにあいたいと思ったものだ(笑)。
そこと比較してはいけないが、ストレートさが伝わる爽やかな女優さん。

この2人に絡むちょっと生意気な子役。
この3人がそれぞれ抱える悩みを明かしながら繰り広げられるストーリーがなんとも心地いい。

やはり映画は人をシアワセにしなければならないと改めて痛感。
わざわざ東京で観たことを後悔させない。
わざわざではないが、その日一日を健やかに過ごすことができた。

名古屋で上映されていない以上、誰に勧めていいかはわからない。
でも、機会があれば観てもらいたい。
そんな映画だった。

たまにはマンガでも・・・

僕は普段マンガは読まない。
たまに読むにしても三国志や古事記など結構固めで教養のあるマンガ(笑)。
ましてや電車で読むことなんてない。

偏見だが、いい大人が電車で読んでいる姿はカッコ悪いと思っている。
それはスマホでマンガを読んでいるのも同様。
あくまでも偏見です。
マンガ好きのみなさん、すみません。

と、気取ってる僕ではあるが、エラそうなことは言えなくなってきた。
少し前にタブレットで「君たちはどう生きるか」を読んだことを書いたが、
最近はかなりやわらかめのマンガを読むようになってしまった。

「BARレモンハート」である。

今から30年以上前に出版された古谷三敏氏のお酒を題材にしたマンガ。
先ほどウィキで調べて知っただけだが(笑)、今も連載が続いている。

最近はどんな展開になっているのだろう。
ちょっと楽しみ。
というのも僕はまだ4巻を読み終えただけ。

時代は昭和。
携帯電話も出てこないし、たまに登場するオフィスにはパソコンすらない。
あるのはせいぜいFAXぐらい。
時代を感じながら読んでいる。

最初は興味本位で1巻をダウンロードしたわけだが、
ついのめり込んでしまい定期的にダウンロード。
このまま進むと今の時代に追いついていくだろう。

物語は一話完結の単発物。
「BARレモンハート」を中心に繰り広げられる様々な人間模様がお酒を通し語られていく。
そして、お酒を通し、優しくまとまっていく。
その流れがいい。

サービス精神が高いといえないマスターが
そのお客に適したお酒を提供することでストーリーは温かい方向に向かう。
お酒はウイスキーをベースにワイン、ジン、ラム、ビールと様々な種類。
今の段階だけでも僕の知らないお酒が多い。

この「BARレモンハート」にはありとあらゆるお酒が置いてあり、
マスターはどんなお酒についてもウンチクを語る。
お酒と人生は結びついている。
ほっこりとした気持ちになると共につい一杯飲みたくなってしまう。

このマンガを読んでよりお酒に詳しくなりたいが、一度だけでは覚えられない。
その背景も知っておくと飲み屋さんでもモテるようになるのにね。

先週も出張のお供。
読書が進まない時や眠くなった時にも最適。

たまにはマンガを読むのもいい。
それもタブレットで難しい顔をして読むのがいい。
迂闊な自分がバレないようにね・・・(笑)。

キミは先生になれるのか?

世の中は不思議である。
予想もしないことが起きたりする。
何かといえば、これ。

なんとこの秋から大学で講師をすることになった。
これまで講演や授業の一コマで教壇に立つことはあったが、
今回はれっきとした授業。
大学の講師なのである。
まさか自分が先生になるとは思ってもみなかった。

これまでの人生で教員になりたいと思ったことは一度もない。
なりたくてもなれない人が多い中で、
これは運がいいのか、世の中が間違った方向に向かっているのか・・・(笑)。

「はは~ん、山田さん、愚か者道を教えるのね?」
と多くの方は思われるかもしれないが、
残念ながらそれを引き受けてくれる奇特な大学はない。

では、何を教えるのか。
キャリア形成である。

「えっ、そんなことできるの?」
そんな疑問もあるだろうが、世間はそんな評価をしていない。

自称名古屋のカリスマキャリアカウンセラーと言い続けてきたのが功を奏したのか、
その反対なのかは分からない。
厳正な書類選考を通過し、正式に辞令を受けることになった。

この場では伏せておくが、愛知県を代表する私立大学。
いずれどこかは発表するが、僕は受験生の時には落ちているので母校ではない(苦笑)。
だからと言って、いい加減なことはできない。
引き受けるからにはしっかりと準備をして授業に臨みたい。

しかし、困ったことが判明してきた。
大学の授業が全くイメージできない。
自分が学生の頃とはずいぶん違う。
そもそもほとんど大学の授業なんて受けていない。

今、どんなやり方で、どんな課題を提出し、
どう評価していくのかもさっぱり分からない。

一昨日もいくつかの大学に訪問し、それなりのことを話しをしていると
キャリアの授業を担当している職員の方がアドバイスをくれた。
偶然、すれ違った学部長が授業の見学を許してくれた。

そう、大切なのはご縁。
あちこちお邪魔をしていると助けてくれる方がいる。
これは大変ありがたいこと。

頂いたヒントを積み重ねながら、自分なりのやり方を見つけていくことにしたい。
やる時にはやらないとね。
今年、初めて担当させてもらい、次年度も継続されるのか、
打ち切られるのかは分からない。

しかし、これは僕にとってもいいチャレンジ。
会社もそうだが、個人としても常に新しいことにチャレンジしていかねばならない。

キミは先生になれるのか?

この4か月間の準備にかかっているだろう。
参考になるような映画はないかな(笑)。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その52

ここ最近の伏見シリーズはまあまあ高級路線でした。
人気食べ物ブロガーとしてはいろんな角度からいろんなスタイルのお店を
紹介しているのですが、読者のみなさんはそう思ってくれません。

「人気食べ物ブロガーと呼ばれ、最近、いい気になっているな・・・」
そんな声がチラホラと聞こえてきます。
決して天狗になっているわけではありません。

あくまでも皆さんに愛される庶民的な人気食べ物ブロガーなのです。
夜の街でブイブイ言わせてるとか、錦をハシゴしているとか、
そんな話は噂にすぎません。
一切そんなことはないのです。
仮にあったとしても火消しに走り、
健全、安全、安心のブロガーとして邁進するのです。
そのためにも好感度アップのお店に行くのです。

伏見駅7番出口そばにある「焼鳥とりっぱ」さんに行ってきました。

こちらは系列店がもう1軒伏見にあります。
いずれ紹介しますが、ランチメニューは全く異なります。
カニバリを起こさない努力をされているのでしょう。

メニューを眺めラーメンにしようか迷いましたが、
ここはみんな大好きカレーです。
「すいません、黒カレー、唐揚でお願いします。」
ここはチキンカツではなく、唐揚です。
みんな大好き唐揚なのです。

ますます好感度がアップします。
黒カレーというと辛いイメージがあります。
今から30年ほど前、三上博史氏のCMで黒カレー、赤カレーが流行りました。
結構、辛かった覚えがあります。
そんな刺激的な味を求めていました。

「おまちどうさまです!」

黒カレー 770円

Foodieで撮っているので写真は明るくなります。
黒っぽさはありません。
食べてみると思ったほど辛くはありません。
味わい深いコクのあるカレーです。
単純に美味しいです。

鶏屋さんなので唐揚もパリッと美味しいです。
これで好感度はさらに上がったと確信しました。

しかし、気になることがひとつ。
黒カレーを黒く見せない。
そんなことをワザとやっているのではと思われるのではないか。
まるで腹黒いのをごまかすように・・・。

それは考えすぎでしょう。
ごちそうさまでした。
人気食べ物ブロガーは来週も好感度アップを目指します。

映画「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」

映画を観終わった後、チャーチルがどんな人者かをググってみた。
写真だけ見れば驚き。
ゲイリー・オールドマンが演じた主役にそっくり。
アカデミー賞を辻一弘氏が受賞したのも頷ける。
無知の状態であればチャーチル首相が
ゲイリー・オールドマンであることは誰も気づかないだろう。

本作はこの特殊メイクが話題になっているが、映画も骨太の優秀作。
いつもイギリスはどんより暗く、
(「英国王のスピーチ」もそうだが、ほんと晴れたシーンがない)
常に曇っている。

そして、重厚な部屋で喋るシーンが多い。
華やかな場は一切ない。
これを疲れた状態で観ると眠気が襲ってしまうかもしれない。

しかし、どんどん映画に吸い込まれていく。
相当のヘビースモーカーで半分アル中のような首相も段々魅力的になってくる。
よくもまあ、あれだけウイスキーのストレートを飲んでいるな(笑)。

それに繋げて言えば、チャーチル首相が地下鉄に乗るシーンがある。
映画にとって最重要で感動的な場面なのだが、
ここでも当たり前のように葉巻を吸っている。
それも赤ちゃんを抱いた母親に語り掛ける。
今の時代に照らし合わせば考えられない。
おおらかな時代だったのだ・・・。

歴史的英断をしたチャーチル首相だが、
強烈なリーダーシップを発揮しているかといえばそうではない。
迷い迷い、悩み悩み、結論を導いている。
人間的な弱さもにじみ出している。

そこがいい。
そして、奥さんが感動的なセリフを言う。
もちろんこのブログではそれを明かすような愚かなことはしないが、
僕はここが一番感動し涙した。

多分、感動のしどころは人によって異なるが、
僕はそこに一番響いたし、自分のあるべき姿を再認識させてもらった。
ちょっと映画とはズレてますね(笑)。

何を守り、何を捨て、どこに誇りを持ち、
一番大切にすべきものは何なのか。
それを考えさせられた。

そんな意味では、本作は世界にメッセージを発しているし、
日本人に対してもメッセージを発しているように思える。

僕はまだまだ歴史を知らない。
点で理解しているだけでは何の意味もない。
それだけを知れただけでも収穫。
感動と共にいい勉強になりました。

映画「クソ野郎と美しき世界」

映画館に入るといつもと雰囲気が違う。
圧倒的な女性客。
それも20代の女性から40代あたりの女性が多い。
普段は同世代の観客も多いのだが、あまり見当たらない。
明らかに浮いている感じがする。
映画の選択を間違えたか・・・。

僕は本作の監督が園子温氏、爆笑問題の太田光氏で、
映画はオムニバス形式で進むという理由で選んだだけ。
しかし、それは少数派、というよりもかなりレア。

多くは元SMAPの3名が解散後初めて出演した映画というのが大きな理由だろう。
極端な言い方をすれば、話題のアイドルのコンサートに
50歳過ぎのオッサンが一人紛れて込んでいる感じ(笑)。

本作は第一話が吾郎ちゃん、第二話が香取くん、
第三話がクサナギくんと独立したストーリーで映画が進行する。

第一話は園子温監督。
好きな監督の一人だが、途中までは全く付いていけないというか、
この映画を選んだことを後悔した。
「これが作りたい映画なのか?遊んでいるだけじゃないか?」
これが素直な感想。

あまり解せないまま次から次へとストーリーは別展開していく。
所々、面白いシーンはあるもののそれほど共感できないまま第三話へ。
第三話の監督は太田氏。
彼はやはり才能豊かな人なんだと感じさせた。

そして、第四話。
別々に展開していたストーリーがここで繋がる。
僕はようやくこのシナリオを描いた園監督のやりたいことが見えてきた。
最初後悔したことを少し後悔。
それほど悪くなない。

この第四話はミュージカル風だがあきらかに
「グレイテスト・ショーマン」のパクリと思わせる(笑)。
僕の勝手な思い込みかもしれないが、
(スイマセン)
これはわざとパクったなと・・・と思わせた。

それにしても浅野忠信にしても、尾野真千子にしても、
満島真之介にしてもぶっ飛んでいる。
映画を楽しんでいるように思えた。

そんないいお互いの関係性の中で出来上がった映画なんだろう。

オーナー社長は最強なのか

今週の週刊ダイヤモンドの特集は「オーナー社長最強列伝」。
僕はこれを雑誌ではなく、楽天マガジンで読んでいる。
それもタブレットで・・・。

楽天マガジンは年間3600円で200冊以上の雑誌を読むことができる。
かなり魅力的だが、お値打ちさに反対に安心してしまって意外と読まなかったり(笑)。
といいながら、普段あまり読むことのないナンパな週刊誌を結構読んでいたり。
肝心な写真は載っていないんだけど。
それはかなり残念(笑)。
まあ、疲れて何もしたくない日なんかは癒しになるんだよね。

ナンパばかりではいけない。
硬派な雑誌も読んで知識を吸収することも必要。
そんなわけでこの特集に辿り着いた。

僕もファミリービジネスアドバイザーの一人として
同族企業の強さは理解している。
長寿企業は圧倒的に同族企業であるし、業績がいいのもそう。

本特集でいえば外国人投資家が評価するのもオーナー企業。
平均ROAの推移にしても、
危機的状況での対応にしても非オーナー企業とは大きな開きがある。
確かに責任の重さの違いはあるだろう。
しかし、ここで比較される非オーナー企業、
サラリーマン社長はちょっと評価が悪すぎるような気がする。

僕はサラリーマン社長。
非オーナーとは言い難いが、完全なオーナーではない。
だが、オーナー同様の責任感はある。
なんら遜色はないと思うのだが、世間はそう思わないようだ。

確かに2期4年程度の雇われ社長はその任期を全うするのが目的かもしれないが、
経営に対しては真剣なはず。
どんな規模でもどんな期間でも勝負しているはずだ。
実績が証明すると言われてしまえば否定のしようもないが・・・。
その点だけが違和感を感じてしまった。

この特集には名古屋を代表する岡谷鋼機さんも紹介されている。
いまやエノキアン協会の会長。
同族企業を代表する同族企業。
久々に大王製紙の井川氏も登場しているし・・・。
もっと知識を深めなければならない。

偶然ではないが、今日、明日は東京でファミリービジネスの集まりがある。
情報交換と共に学ぶ場。

来週末にハーフマラソンの大会があるので、
明日は皇居でも走ろうと思っていたが、多分、雨。
残念・・・。

そんなわけで今日の午後からは東京。
どうぞよろしくお願いします。
何を・・・(笑)

明るい降格

今月の日経トップリーダーの特集は「明るい降格」。
なんだかネタ不足をカバーするために定期的にここから小ネタを拾っている(笑)。

本当はもっと書評ブログを書かねばならないが、最近サボっている。
読書量が思ったほど進んでいないこともあるが、
読み終えた書籍は「若手勉強会」に使用する書籍ばかりなので
ここにはあまり登場させない方がいい。
若手が読むべき本だしね・・・。

話を戻そう。
現在、会社及び僕の課題として役職の定義、行動基準の見直しがある。
各々の職務の役割が複雑化していることもあり、
旧態依然としたやり方では限界を感じることが多い。

なんとか早急にまとめ上げたいが、簡単に作り上げられるものではない。
お互いが納得感を持てる制度作りが重要で、
そのためには慎重にならなければならない。
しかし、みんながみんな喜ぶことばかりがいいわけではない。
時には組織に緊張感を持たせることも必要になるだろう。

今回の特集は星野リゾートの取り組みが紹介され、参考にすべき点が多かった。
一般的に降格というイメージはとても暗い。
マイナスイメージしかないだろう。

しかし、組織の活性化を第一優先にするのであれば、
降格人事は不可避という。
スピーディーな昇格を行うのであれば、明るい降格もセットになるのが正しい。
それはスピーディーな昇格が必ずしも成功するとは限らず、
後から力不足も判明することも大いに考えられる。
その際、そのポジションに留めておく方が無責任といえる。

星野リゾートでは「明るい降格」を定着させるための仕組み作りも行っている。
1.社員同士は役職名で呼ばず、「さん付け」を徹底する。
2.「降格と昇格」と呼ばずに「充電と発散」と言い換える。
3.リベンジを含めて、昇格を活性化するマネージャーへの「立候補制度」
4.新任のマネージャーに大幅な給与アップを約束するなどして、若手の立候補を促す。
5.降格された社員に、「激変緩和措置」を講じる。

なるほど・・・。

現在、名大社には降格人事も給与ダウンもない。
それは守られた環境かもしれないが、イマドキではない。
こんなことを書くと周りが恐れおののいてしまうかもしれないが、
健全な組織を維持するためには必要ともいえる。
将来に向けて前向きに取り組まなければならない。

目的は「次世代のリーダー」を育成するため。
そして、より公平性を重視するため・・・。

「明るい降格」
どう明るく発信していくかな(笑)。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その51

伏見のオフィスに移転を検討し下見をしている時、
窓から外を眺めると名古屋を代表するTV塔が見ることができました。
夜にはライトアップされたTV塔も・・・。
それがこのビルへの決め手でした。

それが移転した際にはその景色を見ることができません。
原因はこれです。

会社の北へ斜め向かいにできた広小路クロスタワー。
この高層ビルができたおかげで本来見ることができたTV塔は隠れてしまいました。
なんだ、なんだ、どうしてくれるんだ・・・。

しかし、くよくよするのは経営者としても人気食べ物ブロガーとしても失格です。
気分は変えなけれなばなりません。

3月20日にこちらのビルの飲食店がOPEN。
というわけで、そのうちの一軒である「mine」さんに行ってきました。

こちらは地中海料理らしいです。
地中海料理といえば、すぐ頭に浮かぶのはアレです。
そう、アレです。
いや、全然頭に浮かびません。

となれば代表的な料理を経験するまでです。
人気食べ物ブロガーは経験を通してその世界を広げていくのです。

「すいません、一番地中海らしいのは何ですか?」
「そうですね。タルトフランベランチですね。」
「えっ、ランチでケーキが凍った状態で出てくるの?」

最大限イメージを膨らませ発言しましたが、
初々しいお姉さんは戸惑うばかりです。
「あっ、すいません。それをお願いします。」
スベッタ感じで頼んでしまいました。

どうやらタルトフランぺとは特注窯で仕上げる
アルザスの郷土料理で薄焼きピッツァのようです。

タルトフランベランチ 1500円

まずはこんな感じで前菜7種類盛合わせが出てきます。
これは男の子が食べるものでしょうか。
人気食べ物ブロガーも新たな領域にチャレンジです。
健康的な感じがたまりませんが、ボリュームも相当です。

そして、メインの登場です。

手前がからすみのタルトフランベで、奥が生ハムのタルトフランベです。
これは男の子が食べるものでしょうか?
と再び疑問が湧きますが、意外とズシッと体にきます。
これでお腹がいっぱいになるのか不安でしたが、
すぐに解消されました。

すでにお分かりかとは思いますが、
ここは一人で入店する勇気はありません。
名大社女子と一緒です。
仲良くシェアすることも忘れません。

調子の乗ってデザートも追加で注文してしまいました。
新しいお店はなにかとワクワクします。

51回を迎えた伏見シリーズは路線を変えてみましたが、いかがでしょうか?
ちょっと無理があったかもしれませんね。

ごちそうさまでした。
来週は通常路線に戻します。

「シンギュラリティに備えるリーダーシップ」とは

先週、金曜日は中部経営塾。
昨年もほぼ同じ日程で同じ会場、そう、名大社。
そして、講師も同じ、そう、中部経営塾の師匠とも言うべき鬼澤慎人氏。

今や毎年の恒例行事。
一貫したテーマはリーダーシップ。
今回は「シンギュラリティに備えるリーダーシップ」
と今まさに求められるもの。

名大社からは僕とミズタニ、ウスイが参加。
他のリーダーも参加させたかったが、イベントが重なっていたためそれは断念。
来年は必ず参加してもらうことにしよう。

鬼澤氏の進め方は一方的に講師が話すのではなく、
参加者を上手く巻き込み、グループで話合わせるのがスタイル。
今回も4名のグループでその時々に与えられるテーマで議論を重ねる。
やはり他者から学ぶことは多い。

シンギュラリティとはテクノロジーの進化のスピードが無限大になること
を言うがここに対しての言及はなかった。
しかし、いつも求められるのは「変化」。
大きく捉えれば同じ。

特に45歳を過ぎた僕のようなオジサンは放っておけば
思考停止になりやすく変化に疎くなる。
それは避けたい。
僕も社内では、変化、変化と言い続けている分、
自分が常に変化していかねばならない。
そのためには継続的な学びと常に新たな情報を仕入れること、
それを使うこと、そして考え続けることが必要。

たまたま昨日読んだ日経トップリーダーの
安田佳生氏のコラムでもそれに近いことが書いてあった。
そもそも僕らが学校で習ってきたのはとにかく覚えること。
先生に対して意見や考えを述べるのではなく、
正解を答えることを求められてきた。
それでは今の時代は通用しない。

学力の定義も変わってきたと鬼澤氏は言われる。
現在の学力とは、
1.知識、技能
2.思考力、判断力、表現力
3.主体性、多様性、協働性
という。

これを教えなければならない先生も苦労するが、
先々の社会を予測すれば正しいと言えるだろう。
僕が小学生、中学生の頃、こんな定義で学んだいたら、
もっとまともな大人になっていたかもしれない(笑)。
思考力も論理的、創造的、弁証法が求められる。

僕が論理的思考力を身に付けようとしたのは40歳手前。
この時にまだ気づいただけでも良かった。
今でも大半は右脳で仕事しているが、
気づかなければとんでもないことになっていたな(笑)。

特にこれからのリーダーは情熱だけでなく真の「学力」が必要となる。
それを改めて学べただけでも参加した甲斐があるというもの。
その他にも多くの気づきを頂いた。

鬼澤さん、中部経営塾の事務局のみなさん、ありがとうございました。
来年も会場は提供させて頂きます。

終了後は恒例の懇親会。
ここでも楽しい時間を共有。
こういった場合、なぜか最後は名古屋ナモ締め。
そして、なぜか僕が締める。
えっ、これも定番?(笑)。

まあ、それはよしとして、
素晴らしい機会をありがとうございました。