これからも前向きに 名大社会長ブログ

女性の働くを科学する…のか?

今週月曜日は名大社の母と呼ばれるカミヤと一緒に大阪へ。
遊びに行ったわけではない。
トーマツイノベーションさん主催のフォーラムに参加してきたのだ。

テーマは「女性の働くを科学する<実践編>」。
内容は大きく分けて3つ。
経済産業省が唱える女性活躍及びダイバーシティ経営の推進。
東京大学准教授中原淳氏による『女性の「働く」を科学する』。
なぜかここだけカギカッコ(笑)。
そして、女性活躍を推進している企業3社の事例。

名大社も女性比率が4割となり既婚者も増えてきた現状では他人事ではない。
女性活躍は当然のことながら推進していくわけだが、
環境が整っているかといえば残念ながらそうではない。
僕が「頑張ってね~」と言ってるだけで制度についてはまだまだ。
特にこの分野はトップが積極的に取り組むべき仕事。

めちゃくちゃ忙しい中で、
このフォーラムに参加することに瞬間的に後悔もしたが、
結果的にみれば吸収すべき点が多く価値のある機会。
まずはありがとうございました。

女性活躍が毎日のように叫ばれる昨今でも、
手応えを感じている企業は1.5%に過ぎないという。
言葉だけが先行しているというのが実態。
だからこそ余計に危機感を持って取り組まねばならない。

経済産業省はデータを中心とした講演。
中原准教授は様々なアンケート結果を基に独自の解釈を加え、
分かりやすく説明された。
これが面白く感心させられる点が多かった。
女性の管理職が増える中、その過程において受け止め方は男性とは大きく異なる。
昇進を受諾する背景でも、男性はGive me!で昇進するのに対し、
女性はWhy me?で昇進する。
なるほど・・・。
確かにうちの会社もそうだった(笑)。

女性の方がなぜ私が?と思い、やむを得ない状況で決意するケースが多い。
だからこそ、伝え方や理由を明確にすることが大事。
また、管理職になりたいと思っていなかった女性管理職のうち、
「管理職になってよかった」と思う割合は70%程度。
これはクイズ形式で出題され、テーブル同士でディスカッションしたのだが、僕は正解。
意外に高い数字と感じるのが現実的だろう。

最初は嫌がっていたけど、仕事を任されやってみると良かったと思う割合が圧倒的。
それが基本的なパターンだとすれば、どう役割と必要性を理解してもらい、
きっちりとサポートしていくことが重要。
女性活躍推進だからといって、単に押し付けるだけでは上手くいかない。

中原准教授の後の3社の事例も参考になった。
女性が働きやすい職場がみんなが働きやすい職場になるのだ。

フォーラム終了後、カミヤと食事をしながら、フォーラムの内容について語り合った。
名大社にでも活かすべき点は多いというのが共通した意見。
名大社の行動指針である「名大社way7つの約束」には、
働き方についての項目はない。
安心、安全な職場環境を作っていくことが会社としての使命。
そのためにはそれを盛り込んだ新たな行動指針も必要。
改めてそんな議論の場を持ち、全体の意思で進めていくことになるだろう。

女性の働くを科学したかどうかは不明だが(笑)、学びが多かったのは事実。
ありがとうございました。

食べ物のはなし 特別編 ステーキ

しばらく伏見シリーズを続けると言いながら、あっさりと別方向へ向かいます。
人気食べ物ブロガーは常にチャレンジを続ける必要があるのです。
新しい土地も開拓せなばならないのです。

熱烈な読者は「ふ~ん」と予測されているかとは思いますが、
そうです、沖縄です。
人気食べ物ブロガーは沖縄まで食を求め、のこのこと出掛けるのです。

沖縄といえばステーキのメッカ。
この食べ物ブロガーも肉部の一員。
全国の美味しい肉、大きな肉、インスタ映えする肉を求め行脚するのです。

那覇市久茂地付近を散策します。
どっかで聞いたことありそうな・・・。

おっと、沖縄の有名店・・・。

ステーキ屋さんがひしめき合っています。
そんな中で選んだのが「ステーキヒカル」さんです。

嗅覚だけを頼りに入店することになりました。
こちらは最近のステーキブーム同様、グラム単位、部位単位で価格が決まっています。

肉部の一員は150g、200gでは許してもらえません。
最低でも300gは食べなければならないのです。
自販機で「赤身300g」のボタンを押します。
すぐに可愛らしい店員さんが寄ってきました。

ちなみにスープ、サラダ、ライスは食べ放題です。
「ランチはカレーがサービスとなりますが、どうされますか?」
「せっかくなのでお願いします。」
そして、欠かさず食べログのクーポンを見せます。
こちらはなんとハイボールがサービスで付いてきます。
それだけでは申し訳ないので、一緒にビールも注文しました。

まずはビールとサラダで体を整えます。

沖縄なのでもちろんオリオンビールです。
お昼のビールは最高。
自ずと気持ちは盛り上がってきます。

そして、ステーキの登場です。

最近の流行りなんでしょうか?
いろんなソースで食べることが可能です。

オリジナルソース、オニオンソース、わさび、岩塩・・・。
いろいろ試そうと思うと300gでは足りません。
いつの間にかビールは空になっていました。
ここでサービスのハイボールを投入します。

益々食欲が湧いてきます。
赤身のステーキは歯ごたえがあり、いかにも肉を食ってるぞ!
という気持ちにさせられます。
ステーキ完了。

テーブルを眺めるとサービスで頂いたカレーのルーが残っています。
「これはいかん。残しちゃいかんぞ。」
自分でカレーライスを作ります。
せっかくなのでガーリックをふりかけます。

「お~、なかなか、やるじゃないか!」
もうこれ以上食べることはできません。

ビールも含めて1980円でした。
これはかなりお値打ち。
大満足の人気食べ物ブロガー。

ごちそうさまでした。

吉川くん、サハラマラソン、期待してるよ!

昨年の5月に「やっぱ、すごいね!山本左近」というブログを書いた。
元F1ドライバーである山本左近さんが
サハラ砂漠マラソンへ挑戦した報告会の内容。
7日間で250kmを走り切る世界屈指の過酷なマラソン大会。
完走の軌跡を語ったものだが、それはあっ晴れという一言しかなかった。

これはあくまでも他人事で自分に置き換えられるものではない。
それがごく普通の感覚。
しかし、その中に一人だけ自分に置き換えた人物がいた。

それが吉川直樹くん。
僕の所属する西川塾では最も若い経営者でWeb制作会社を経営し、
社団法人の運営もしている。
最近の活躍ぶりも目覚ましいい。
そんな彼が左近氏から刺激を受け、サハラ砂漠マラソンに挑戦することに決めた。

最初は冗談かと思ったが、どうやら本気。
彼は「山田さんが、吉川、挑戦しろよ!」と背中を押してくれたので、
ヤル気になったと言っている。
無責任な発言を簡単に受け止めるのもどうかと思うが(苦笑)、
そこから彼はサハラに向け、準備と練習をし始めた。

確かにそれは素晴らしいこと。
しかし、よく考えても欲しい。
左近氏は元F1ドライバーと言っても、世界に数十人しかいないトップアスリート。
世界中でレースを転戦してきた。
ポテンシャルも半端ない。
海外の生活も長く、言葉を含めた生活習慣も適応力も高い。

そもそも同じラインで考えることが間違っている。
それを理解してかどうかは定かではないが、
吉川くんは果敢に挑戦することを決めた。

そんな彼から3月初旬に「一緒に練習しませんか?」という誘いがあった。
何となく責任を感じている身としては、断るわけにはいかない。
そんなわけで一昨日の日曜日に2人で僕のホームコース戸田川緑地公園を走ってきた。

僕は週末に「穂の国豊橋ハーフマラソン」が控えているので、いい練習。
公園を中心にその周辺を15km前後ランニング。
吉川くんは重いリュックを背負い、胸には水筒を掲げ本番さながらの走りっぷり。
若さもあると思うが、
全くスピードも落ちることなく、常に明るい表情で走っていた。
ここ最近は夜中中走り込んだりと相当の練習量を積みあげている。
いやあ~、さすが、口だけじゃないね!

走り終わった後、戸田川緑地公園の河津桜をバックし記念撮影。

その後、場所を移動し喫茶店でモーニング。
そこでもサハラマラソンについての会話。
準備だけでも相当大変。
お金もかなり大変。
準備するものも全く理解できないものも多い。

写真はコンパスとナイフとホイッスル、ロープが一体になったもの。
この大会には必須という。
奥のオレンジの容器は毒ヘビに噛まれた時に毒素を取り除くポンプ。
一体、どんな大会なんだ・・・。

全部で60個くらい必要なものがあるらしい。
そのへんのマラソン大会に出場するのとはワケが違う。

何はともあれ完走を目指して頑張ってもらいたい。
そして、何より無事に帰って来て欲しい。
これが一番。

吉川くんの勇気と覚悟にエールを送りたい。
健闘を祈っている。

一泊二日の弾丸沖縄 その2

沖縄の2日目。この日はフリー。
出張先で余裕があれば、いつも朝はランニング。
この日は若狭公園、対馬丸記念館方面に向かう。

予想よりも暑くなく、約7キロを快適に走ることができた。

ホテルに戻り、少しだけ仕事。
そこからどこへ行くかを考える。
今回の沖縄2日目は全くのノープラン。
レンタカーを借りるわけでもないので、動ける範囲は限られている。
いくつかの場所を決め、チェックアウト。

まずは腹ごしらえ。
こちらは人気食べ物ブロガーに任せるとする。
昼からアルコールを注入したので、汗をかかなければならない。

ゆうレールに乗り最終駅の「首里」。
近くのローソンも落ち着いている。

何度か訪れたこともあり、あまり芸がないが首里城公園へ。
自撮りもしたが恥ずかしいのでアップはしない(笑)。

歩くと結構な距離。
そして圧倒的な中国人観光客の数。
これは意図的じゃないかと思ってしまうほど・・・(笑)。

首里城自体が日本の城とは大きく異なるので、余計にそんなことを感じてしまう。
歴史の勉強も必要ですな。

次に向かったのは「おもろまち」。
こちらは街自体が新しい。
綺麗に区画されシャレたビルが並ぶ。
ここで有名なのはサンエーのショッピングモール。
沖縄を代表するスーパーで
なんと就職人気ランキング1位にもなる地元のブランド企業。
大手流通よりも圧倒的に人気が高いらしい。
お店も多くの人で賑わっていた。

僕が訪れたのは沖縄県立博物館・美術館。

存在自体も初めて知った。
僕は美術館に行ったのだが、沖縄出身の画家の戦後の作品が展示されていた。
普段感じる沖縄のイメージとは似ても似つかない絵画。
それがむしろ新鮮。

美術館の外はこんな感じ。

近所の公園では子供たちが元気に遊んでいた。
この時点でかなり暑い。
Tシャツ1枚でも十分。
朝ランニングし、相当歩いたので結構くたびれてきた。

国際通りは行くつもりはなかったが、時間的な余裕ができたのでブラブラ。
コーヒーを飲むつもりで入ったカフェでは暑さと疲れでこんなものを注文。

たまにはいいだろう。

夜までの無計画な過ごし方も悪くはない。
弾丸といっても丸一日あると時間的余裕もあるのだが、
それが面白いかといえばそうでもない。

沖縄の一人は案外つまらない。
オジサンがひとりブラブラするのはただのさびしんぼう。
気を遣わないのは楽だが、やはり相手が欲しいな。

最後は那覇市内の沖縄料理店で・・・。

一人飲みは寂しい(笑)。

こうして一泊二日の弾丸沖縄は終了。
次はいつ来れるだろうか。
そうはいっても、こんな出張なら1年365日いつでも大歓迎。

と、ここまではよかった・・・。
セントレアから名古屋へ戻る途中に人身事故が発生。
その影響で電車が30分ほどストップ。
駅も激混み。
誰かを責めれるわけではない。

こんなこともあるよね。
最後は相当くたびれたけど、お疲れ様でした。

一泊二日の弾丸沖縄 その1

一昨日、昨日は沖縄。
過去10回以上、沖縄にはお邪魔しているが仕事らしい仕事で伺うのは初めて。
のんびりな気分というわけではなく、重要なミッションを抱えての訪問。

いつもとほぼ同じ時間に家を出てセントレアへ。
搭乗する飛行機もいつものビジネスクラスとは違い、
(ウソです・・・笑)
経費をできるだけ抑えるためにLCC。
スカイマークに乗ったのは初めてじゃないかな。

オリジナルのミネラルウォーターを100円で購入。

残念ながら沖縄は雨。

これが遊びなら相当がっかりするところだが、仕事なので少々のがっかり(笑)。
初めてモノレール「ゆいレール」に乗った。
これまではレンタカーもしくはバスでの移動であったため、これも貴重な経験。
一般的なICカードは使えないので、発券場は長蛇の列。

そして驚いたことに切符は差し込むのではなく、QRコードでかざす。
切符の挿入口がどの改札もないので迷ってしまった。

この日は2社の沖縄の企業へ訪問。
1社は中途採用支援をメインにしている同業者。
もう1社は新卒採用支援をメインにしている同じく同業。
社名を明らかにしても問題はないかとは思うが、
許可を取っていないのでブログでは披露しない。

この訪問が最大ミッション。
そして、僕はいきなりチョンボを犯してしまう。
午後一番に向かった1社目。
グーグルマップが上手く表示されず全然違う場所に向かってしまった。
歩きながら修正しようと思うものの、片手にスーツケース、
片手に傘と両手が塞がれ思うように確認できない。

結局、30分も遅刻してしまった。
営業マンであれば失格ですな・・・。
到着した時は汗だく。
却ってS社長には気を遣わせてしまった。
すみません・・・。

それでも有効的な情報交換をさせてもらった。
有難いことに2社目に訪問する同業者まで送って頂けた。
沖縄の方はとても温かい。
S社長、ありがとうございました。

そして、新卒採用をメインとする同業の社長と面談。
お互いの取り組みについて情報交換を行った。
共有の知り合いがいることでグッと距離感も近くなり、
一気に信頼関係も深まった。

2社に訪問し理解できたことは沖縄の採用市場は大きく変化しているということ。
僕らの沖縄のイメージは日本で一番求人倍率が低く失業率が高いという
どちらかといえばマイナスイメージ。
しかし、両社長に伺って、今、沖縄は活況であり、人手不足感が強い認識が深まった。
地元志向も強く本土への進学も就職も減っているという。
日本中どこでも地元志向が強いというわけだ。
業界間格差もよく理解できた。

夜は2社目のS社長(こちらも同じくS・・・笑)と会食。
琉球料理の名店に連れて行っていただいた。

これまでゴーヤチャンプルーやラフテーなど沖縄料理は何度も食したことはあるが、
琉球料理は初めて。
とても上品で格調高い。

泡盛もいつも飲んでるのとは味わいも異なった。
この場でもいろんな情報交換をさせて頂いた。
S社長、ありがとうございました。

こうして、初日のミッションは終了。
最後は飲んでいただけという話もあるが、
これはいつものことなのでお許しいただきたい(笑)。

いい一日だった。
続く・・・。

満足度高くてよかったね!NFB!

一昨日は「第6回名古屋ファミリービジネス研究会」。
通称NFB。
半年間続いた同族企業の経営者向け勉強会が終了した。

最終回のテーマは株式会社サンコー櫻山社長による「中小企業のブランディング」。
僕のブログでもちょくちょく登場する櫻山さんが講師。

同族企業、それも中小企業の同族企業のブランディングって意外と放置状態。
あまりその感覚がなかったりする。
その状態を仕方ないと諦めている企業も多いのではないだろうか。

櫻山さんはお金を掛けなくてもやれるブランディングを分かりやすく説明。
時にドラッガーの言葉を引用されたり、
時にクライアントの手法を事例にされたり・・・。
一般的にあるようでないブランディング講座は
参加者にとっていい学びになったことだろう。

アンケート結果を読んでも満足度は高い。
いい刺激になったようだ。
これは事務局としても嬉しいこと。
櫻山さん、ありがとうございました。

これはこの回に限らず、全6回、総じて満足度の高い勉強会が提供できた。
僕がコーディネーター役として最初の15分程度、
毎回、適当に喋っているのはいかがかとは思うが(笑)、
素晴らしい講師陣のおかげで貴重な機会となった。

また、お互いの関係性もいい。
業種も規模も年齢もバラバラだが、お互いが信頼関係で繋がっている。
ワークでもそうだが懇親会でも腹を割って本音で話をされている。
共通の課題感が距離感を短くし、学び合う姿勢がより近くしている。
これだけ自分を開示した勉強会はないという声も聞こえてきた。

そして、何よりも嬉しいのがこの勉強会を通して、
ファミリービジネスに誇りを持てるようになったという声が多かったこと。
今までのネガティブな考えが180度変わったよう。
これは僕らが手掛ける段階で願っていた想いであり、それが叶った瞬間。

うちのクライアントのトップにも結構参加してもらったので、
名大社との絆も深まったのではないだろうか(笑)。

早速、昨日は幹事団で反省会をおこなった。
せっかくいい会を提供できたのだから継続すべきという全員一致の意見。
次回の開催時期は夏あたりになる予定。
再度、振り返りを行い、
バージョンアップした名古屋ファミリービジネス研究会をリリースしたい。

当初は事務局として面倒に思うこともあったが(苦笑)、
こうして喜んでもらえるとやりがいも生まれる。
この研究会に関して言えば、僕は会社のメンバーに任せるのではなく、
自分が中心にやらねばならない。
「社長元気で留守がいい」というばかりではいけないようだ。
懇親会が楽しく、つい二次会に行ってしまう悪い癖を治す必要があるけど・・・。

お疲れ様でした。
また、ステキな会を企画していきましょう。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その48

またまた伏見に戻ってきました。
しばらくは伏見シリーズで攻めたいと思います。
3月も半ばに入り少しずつ暖かくなってきました。

気分はなんとなく南国。
そして体は辛い物を求めます。
地下鉄伏見駅2番出口すぐのタイ料理店「マイペンライ」に行ってきました。
店名のMai Pen Raiとはタイ語で「気にしない」とか「大丈夫」という意味です。

これは何を言いたいのでしょうか?
まずくても気にしない!
高くても大丈夫!
そんなことが言いたいのでしょうか?
そんなことを正々堂々と言っていたら間違いなく叱られます。
すいません。
そんなことは思っていません・・・。

ランチメニューが並びます。
じっと眺めます。

ここは辛い料理で攻めなければなりません。
丁寧にメニューの横には唐辛子マークがついています。
「よしっ、今日は勝負だ!男は熱くないといけないのだ!」
東京あたりの暑苦しい男のフリをしてみます。

「すいません、ガパオライスをください!」
元気よく注文します。
待っていると次から次へのお客さんが入ってきます。
それも若い女性客が一人で入ってきます。
刺激的なタイ料理が名古屋の女性には受けるのでしょうか。
今度、その辺を歩いている若い女性を誘ってみたいと思います(笑)。

「お待たせしました!」
ガパオライス 980円

「なるほど、こんな感じか・・・」
と言いつつ、ガパオライスをどこかで食べたのを思い出します。
あれはベトナムだったかな?
沖縄だったかな?
名古屋駅だったかな?
結局、思い出せませんでした。
どちらにしてもタイとは関係ありません。

粗挽きポークミンチをご飯に絡めます。
絡めているだけで刺激の強い香りが食欲をそそります。
一口食べるとフワ~とした肉の甘さから徐々に辛さに変化していきます。
気がつくと人間火力発電所の如くワシワシと勢いに任せ口へと運んでいます。

「いいぞ、いいぞ、この感じ。なかなか、やるじゃないか・・・」
久しぶりに定番のセリフを発してしまいました。
汗もボタボタと流れてきます。

目玉焼きをつぶし、ご飯と肉と混ざ合わせながら食べ続けます。
少しマイルドになりさらに食欲が増していきます。
すっかりタイに行った気分になりましたが、タイに行ったことはありません。
タイ料理は僕の舌には合うようです。

店名のマイペンライは、
タイ料理は大丈夫!辛くても気にしない!
そんな意味なのでしょう。

ごちそうさまでした。
次回は隣の若い女性が食べていたメニューにチャレンジします。
何かは分かりませんが・・・(笑)。

組織に求められるキャリアコンサルタントとは

これでも僕はキャリアカウンセラーの有資格者。
時々、自らを”名古屋のカリスマキャリアカウンセラー”なんて呼んだりするが、
カウンセリングなんてここ数年全くやっていない。

有資格者は更新のためにポイントを稼ぐ必要がある。
それは実践の場であったり、勉強会への参加であったりと
スキル向上を常に行わなければならない。
僕はありがたいことに講演に機会を頂くことが多いので、
ポイント確保は苦労しない。
その分、勉強会もサボりっ放し。
それでは真剣に取り組むキャリアカウンセラーに失礼。
それが理由ではないが、先週土曜日に久々にJCDA東海地区会に参加。

今期の東海地区会は名大社のウスイくんが地区長を任されていることから、
たまには顔を出し冷やかすことも必要だし・・・(笑)。
彼の挨拶も評価しないといけない。
今回は55点かな(笑)。
そんな話はどうでもいい。

今回の講演は未来キャリア株式会社の代表であり、
国際キャリアコンサルティング普及協会の代表理事でもある日向美穂さん。
いろんな関係から以前より面識のある方だが、講演を拝聴するのは初めて。

テーマは「組織の求められるキャリアコンサルタントとは」。
組織に関しては僕が最も関心のある分野であり、
常に試行錯誤を繰り返している。
そんな意味では実にタイムリー。

2時間近い講演の中で約半分は自分の半生、キャリアについて。
以前から面識があるとはいえ、過去については初めて伺うことばかり。
こんな波乱万丈な人生を送られてきたとは全然知らなかったし、
これほど幅広い分野で活躍され能力をお持ちなことも知らなかった。
随分と失礼でしたね。
すいません(汗)。

見かけによらずめちゃくちゃパワフルで行動的。
リスクを恐れずチャレンジされる。
チャンスは自分の手で掴み取るアクションは
多くのキャリアカウンセラーの刺激になったことだろう。
そして、奮い立たせもしただろう。

また、彼女が今、積極的に取り組んでいるのが
適職診断士インストラクターの養成と組織開発。
従来のキャリアカウンセリングはあくまでも個人的な要素が強い。
個人として悩みが解決したとしても、
それが組織や企業の中で解決できてるかは別問題。
例えクライエントが満足しても
企業内で必ず活躍できるかどうかは分からない。
その点については以前から僕もすっきりしていなかった。

それが今回、組織として求められるキャリアカウンセリングの重要性を伺って、
腑に落ちた点も多かった。
自分が適職診断士として活躍するつもりもないし、
組織開発のコンサルタントになるつもりもないが、
この手の知識とノウハウを身に付けたい気持ちが強くなった。

よりいい組織を作るには仕組み作りだけでなく、
当事者が組織を成長させ発展させる力を身に付けさせなければならない。
それを支援する力が僕には必要。
真剣に学ぶ場を作っていこう。
久々に参加した勉強会は自分にとって有益だった。

それにしてもキャリア支援の世界も着実に進化している。
僕が受講した時にキャリアアンカーなんて言葉はなかった。
頭の中から消え去った知識も多いが、継続的に学んでいかないと
キャリアカウンセラーという肩書でエラそうにしている自分が恥ずかしくなる。
最近、冗談でしかキャリアカウンセラーとは語っていないけど・・・(笑)。
今回は久々に参加して本当によかった。

彼女の書籍も購入。
日向さん、ありがとうございました。

なんとか、なんとか、名古屋シティマラソン2018

昨日は名古屋シティマラソン。
今や名古屋の一大行事。
ウィメンズマラソンは東京オリンピック代表選考レースも兼ね22,000名が参加。
僕の走ったハーフマラソンも10,000名、
クオーターマラソンに5,000名が参加した。

ナゴヤドームに向かう地下鉄も朝のラッシュ以上の混雑ぶり。
何度も乗り過ごさないと乗れない状況であったり・・・。
基本ランナーは礼儀正しい。
乗ることのできない状況であっても誰も文句を言わない。

最寄り駅であるナゴヤドーム矢田では色とりどりのランナーが会場に向かった。
ドーム近くも人、人、人。

僕は大学時代の先輩と一緒に会場へ。
ちょうどフルマラソン参加者の荷物受付チェックの時間が迫っていたこともあり、
女性ランナーが急いて荷物預け場所へ向かっていた。

ゴミ袋ではありませんよ(笑)。

フルマラソンのゴールとなるナゴヤドーム内はこんな感じ。

荷物を預けた後、こちらでしばし休憩。
薄着でも寒くないのがありがたい。
ここまででも多くの知り合いに遭遇。
世間は狭いね。

ドーム内で待機している時にウィメンズはスタート。
今回僕は新名大社Tシャツで出場。

前回よりインパクトはないが、これを着て名古屋の市街地を駆け抜ける。
この段階では気合十分。
みんなで準備運動。

そして、スタート地へ。
毎年恒例の河村市長の挨拶。
いい加減聞き飽きた感もあるが、
(すいません)
名古屋弁丸出しで緊張感を和らげていた。

写真があるのはここまで。
走り始めたらさすがに写真は撮れない。
目標に向かい走り続けるのみ。

今回の目標タイムは1時間55分。
昨年は初の2時間越えとお粗末なタイムだったので、
少なくともそれはクリアし、目標へ向かわねばならない。
数年前のように1時間50分を切りたい考えは毛頭ない。

そこで設定したのは1キロ5分20~30秒で確実に走ること。
昨年も最後5キロくらいで失速した。

河村市長号令の下、ハーフマラソンとクオーターマラソンがスタート。
結構、安定な走り。
2月にフルマラソンを走ったせいか、10キロを過ぎても大きな疲れは感じない。
キロ5分30秒前後でずっと走り続けていた。

あとは暑さとの戦い。
例年、名古屋シティマラソンはすこぶる天気がいい。
その分、気温は上昇し、とても3月とは思えない。
昨日もそんな状況だった。

しかし、今年はその暑さもそれほど苦にはならなかった。
そうはいっても、ゴール手前では相当くたびれていたけど・・・。

アップルウォッチのアプリがうまく終了せず、
距離としては余分に走ってしまった(笑)。

ネットタイム1時間57分30秒。

僕の全盛期に比べれば
(大したことないけど)
タイムは良くないが、昨年はクリアすることはできた。
これが今の正当な実力と言えるだろう。

年々オペレーションもよくなっていると思うし、
街の一体感も感じるので、この大会は欠かさず出場したい。
もう少しタイムを抑えられたのではないかという反省点もあるが、
これは来年の課題ということで。
といってもどんどん体力は衰えるばかりだから、難しいけど・・・。

お疲れ様でした。

映画「15時17分、パリ行き」

クリント・イーストウッドは常にチャレンジしている。
そして、いつも我々に問うている。
本作もそんな作品。

87歳になられる現在も製作者としての貪欲さは忘れていない。
勝手な見方でしかないが、それはご自身の挑戦であり、
映画界への問題提起でもあるように感じる。

この作品の評論をしようと思うとどうしてもネタバレになってしまう。
どこまで表現していいか、僕の映画コラムニストとしてのスキルが問われるが、
まあ、そんなことはどうでもいい(笑)。

僕の本作に関しての事前知識はほとんどなし。
たまたま時間的な都合が良かったのと
監督がクリント・イーストウッド氏ということだけで観ることにした。
偶然が重なった。

観ながら感じた。
これはドキュメンタリー映画かと・・・。
それはある意味正解。ある意味不正解。
しかし、観客の多くは僕と同じで巧みに騙されていく。

それは決して気分が悪いものではない。
主役の3名の生き方に吸い込まれていくように、時に共感し、時に反発する。
普通というよりもちょっと問題児であった3人が少しずつ大人になり、
自分たちの生きていく世界を求めていく。

本作は実話を忠実に描いている。
これは映画を観終わった後に分かったことだが、主役の3名はその実在の人物。
すなわち本人。
ここでもクリント・イーストウッドは実験的だ。
映画の新しい可能性にチャレンジしている。

なぜフランスの大統領が映画に出演しているのか不思議に思ったが、
なるほどそういうことか・・・。
このあたりはネタバレになるので、書くのを止めておく。

表現として正しいかはともかく、
主人公の3名はクランボルツの言うところの「プランドハプンスタンスセオリー」。
偶発的な出来事が運命であり、それは本人にとっていい人生になるということ。
それを証明した映画であり、主役3人の人生でもある。

クリントイーストウッドは我々に問う。
偶然を受け入れているか。
諦めない毎日を過ごしているかと・・・。

この先も彼の作品は観ていきたい。