今週の月曜、火曜は福岡県へ。福岡と言えば、博多・中洲。
先週も知人、友人に「来週は福岡に行ってきますよ~。」
と言うと「いいなあ~、中洲か、美味いもん食って、遊ぶわけだな・・・」
と何とも不本意な返事ばかり。
確かに昨年の社員旅行でも中洲のことを書き、
バカみたいに喜んでいたが、僕は福岡=中洲ではない。
それに福岡=中洲では福岡人には失礼だろう。
名古屋でいえば、いや、愛知県でいえば愛知=錦といってるようなもの。
東京都でいえば東京=銀座といっているようなもの。
いかん、いかん、話がどんどんズレていく。
今回、お邪魔したのは糸島市。
僕はつい最近まで、その存在すら知らなかった。
無知と言えばそれまでだが、
東海圏からほとんど出たことがない人間からすれば、こののどかな街も縁遠い。
福岡よりは沖縄が地名的にも似合っている感じだ。
その場所に飛行機→地下鉄→鉄道→バスと乗り継いで到着した。
最後に乗ったバスはのどかな土地ならではの温かさを感じた。
最寄り駅に近づきバスが停車した。
僕はてっきりバス停かと思い降りようとしたが、バス運転手に止められた。
バス停はもう少し先だという。
しかし、おじいさんが一人降りた。
バス運転手はそのおじいさんの最も移動しやすい場所にバスを止めたのだ。
都会では考えられない。
名古屋が都会とはいえないが考えられない。
そんな場を見せられた。そのルール違反に誰もクレームは出さない。
その風景を眺めた僕も文句を言うことは思いつかず、ちょっとした感動を覚えたくらい。
本来のネタとは別の文章がどんどん進んでいく(笑)。
う~ん、困った。
従って本来の目的は明日のブログで書きたい。
今日はタイトルにある通りの内容にしよう。
糸島市の芥屋(けや)に訪れ、宿泊したのは民宿。
こんな清く正しい民宿。
芥屋は海水浴場ということもあり、今は閑散期。
今回の宿泊者も僕らのグループだけ。
そのローカル感も冬の寒さと相まってなかなかよい。
そして、宿泊した部屋はこんな感じ。
40代~50代、ひとりだけ20代がいたが、ここに布団を並べ仲良く寝た。
飲み会の後、参加者がこの部屋に集まり、電気を消し、ロウソクだけつけ、怪談話もした。
高校の修学旅行みたいじゃないか。
参加者は全員、社会的にはそれなりの立場にあり、お金には困ってないはず。
僕以外は・・・(笑)。
にも拘らず、みんなでこの部屋に並んで寝たのだ。
まるで合宿のように・・・。
年に何回もあると勘弁してほしいが、数年に1回だと新鮮でいい。
目をこすりながら食べる朝食もいい。
少し歩けば海も広がり、その寒々しい雰囲気もいい。
冬ど真ん中だが、かき氷のPOPがそのままなのもたまらなくいい。
そんな感じで民宿に泊まらせてもらった。
こんな経験はいつ以来だろう。
社員旅行で4人部屋に泊まったことはあるが、8人くらいの大部屋は大学以来じゃないか。
普段の生活だと相部屋でも「うむ・・・」と思ってしまうが、たまには大人数の部屋もいい。
男同士の友情が芽生えそうだ。
結局、何を目的にこの地を訪れたかは不明のまま。
それは明日のブログで解明したい。
今日は合宿ブログで勘弁してもらいたい(笑)。
かつて名大社は栄の中日ビルにオフィスを構えていた。
その南東にあるのが栄ウォーク街。
以前は女子大小路と呼ばれ、錦に勝るとも劣らない繁華街であった。
現在も栄ウォーク街という名称より女子大小路と呼んだ方が馴染み深いようだ。
中日ビルに勤務していた頃、頻繁に女子大小路に足を運び、酒を酌み交わした。
今となっては懐かしい時代。
オフィスを移転してから、ここで飲むことは極端に減った。
どうだろうか。
一年に1回あるかどうかと言っていいだろう。
ランチタイムもこの周辺をよく利用した。
30代後半は営業と企画部門を兼務しており、このあたりでよく昼食を取った。
かなり忙しい時期だったこともあり、せいぜい15~20分程度で済ませ、会社に戻ってくる日も多かった。
ハードワークを自ら実践していた時代。
今の私を作り上げてきた。
環境や立場は変われども、この事実を忘れてはいけない。
ふと感傷的になり、久しぶりに女子大小路に足を運んでみた。
世界の山ちゃん。
ここも後輩や学生を連れてよくお邪魔した。
3000円も出せば、十分満足することができた。
私たちの憩いの場であった。
その1階にあるのが系列のラーメン店「やどかり屋」。
ここでそそくさとラーメンを平らげ、会社に戻った日々もそれほど昔ではない。
しかし、記憶とは曖昧なものだ。何を食べていたか思い出すことが出来ない。
自販機の前に立ち何を注文しようか迷う。
その当時の感情が徐々に蘇ってきた。
それには瓶ビールが似合うのかもしれない。
いくつかの品のチケットを購入し、カウンターに座る。
ビールを飲みながら、若かった頃を思い出す。
今よりも尖っていたか。そうはいっても組織に迎合していたか。
複雑な思いが頭の中を遮ってくる。
ビールも哀愁を帯びているように思える。
情熱まぜそば 810円
当時、このメニューはなかった。
「世界の山ちゃん」は変わらない。このラーメン店も変わらない。
しかし、時代と共に求められるものは変化していく。
それに対応できるものだけが生き残っていく。
どんな分野でも同じことがいえるはずだ。
私たちもこの街も変わることと変わらないこと。
この情熱まぜそばが私に教えてくれたようだ。
今日の食べ物ブログはいつも違うと思うのは気のせいだろうか・・・。
なんだろう、この感覚。
秀作と呼ばれるような作品でもない。
コメディー映画とも違う。
70年代の映画にあった哀愁も香るし、90年代後半の諦め感も感じる。
どう表現すればいいのかわからない。
昭和と平成が入り混じった感じ。
でもなんかいい。この体から力が抜けていく感覚がとても心地よい。
それは主役亀岡拓次演じる安田顕さんの「すんません・・」と謝ってばかりの演技もあれば、
いきなりスナックで神戸浩さんが登場するシチュエーションが僕をそんな方向に導く。
脇を固める大物俳優の存在も大きい。
三田佳子さんの迫力は「Wの悲劇」を思い出してしまった。
随分、年は取ったけど・・・(笑)。
ストーリーはたわいもないので、あえてブログでは説明しない。
評価も二分され、超エンターテイメント娯楽映画を好まれる方にはきっとウケないだろう。
僕のようにノー天気だけど傷つきやすいタイプ(?)には合うのかもしれない(笑)。
安田顕さんの存在を認識したのはドラマ「下町ロケット」。
どこかで見たことある俳優さん程度だったが、あのドラマでの演技はとても良かった。
昨年観た映画「龍三と七人の子分たち」でも重要な脇役で出演されていたが、
その時は意識していなかった。
本作を観てどんな役でもこなす貴重な役者さんであることは僕が言うまでもない。
これからもっと引っ張りだこになっていくんだろうなあ~。
個人的な不満をいえば、麻生久美子さんの出番が少ないこと。
麻生さん演じる居酒屋の娘さんとの恋模様が描いた映画なので、
もっと絡みのシーンがあるかと期待していたのだが、意外と少なくて残念。
しかし、出番は少ないとはいえ、あんな感じで接客されたら、男はコロッといく。
いやあ~、魅力的。
大人の雰囲気を醸し出しながら可愛らしさも伝わってくるので、参ってしまう。
一人で飲みに行くことは滅多にはないが、あんな居酒屋があったら通ってしまうかも。
たこぶつを食べながら、熱燗をお酌してもらうなんて、最高に幸せじゃないか。
いかん、いかん、妄想が・・・(笑)。
僕が亀岡拓次になることはあり得ないが、あんな人生も案外悪くない。
きっと後悔ばかりの日々になるだろうが、案外悪くない。
すんません・・・。
今週の水曜日は名大社がスポンサーを務めるラジオ番組「明日へのグッジョブ」の収録日。
番組スタート当初は毎週金曜日のオンエアで僕が出演し、
人材採用に関する素晴らしい(?)ウンチクを語っていたが、
すっかりネタもなくなったため、最近は社員を登場させ僕は月一程度の出演。
次回のオンエア分も新人ウサミに喋らせ、僕は会社の宣伝の1回のみ。
年明けもそれが定番化し、今回分もまずまずの状態で終了。
だが、今回はそれに留まらず、現役の大学生に出演してもらった。
それには理由がある。
12月に学生主催のイベントに協賛した際の特典の一つがラジオ出演だったのだ。
そのイベントの模様はこちら。
その約束を果たしたのが先日のラジオ収録。
当日は優勝したチームからイベント主催者でもあるアイセックのメンバーが3人参加してくれた。
もちろんラジオ出演は初めて。スタジオに来るのも初めて。
緊張感が漂う中、パーソナリティの山口千景さんと僕と一緒に収録が始まった。
カミカミ、タジタジで撮り直しの連続と予想していたが、全くそれはない。
3人のメンバーは全員が一発OKで収録を終えた。
彼女らの前に僕が手本として自分のパートを収録したのだが、そっちの方がカミカミでだった(笑)。
自信をつけさせるにはいい役割を果たした・・・。
また、話す内容も良かった。
アイセックの活動の紹介の後、将来の夢について語ってもらったのだが、
それがとてもステキだった。
僕の学生時代には考えられないような壮大なそして具体的な夢。
それが実現するかはともかくそれを真っすぐに語る姿勢は素晴らしかった。
その時のメンバーと記念撮影。
このラジオの収録とは別のもう一つの特典が僕との食事。
普段、僕に付き合わされてる人たちは「めんどくせ~」と思うかもしれないが、
学生にしては未知の世界。
大人、それも一応社長と食事ができるというのはそれなりに魅力的なよう。
それを先月末行った。その時の記念撮影。
魅力的だったかどうかは不明だが、ここも楽しい時間を過ごすことが出来た。
参加者のうち3人は大学1年生。まだ10代である。
まだまだ子供と思うのはこちら側の大人が勝手に思う幻想。
僕らが考えている以上にしっかりしているし、頼もしい。
改めて学生を知るいい機会だった。
これで学生との約束は果たすことができた。
彼ら彼女らに何かを与えることができたかは疑問だが、互いの接点を持つことは重要。
僕自身も表面的ではなく、学生の本音と向き合う機会を作らねばならないと思った時であった。
愚か者だから「愚か者」を読んだわけではない。
今から15年近く前に「すべては一杯のコーヒーから」を夢中で読んだ。
30代半ばの頃は起業を意識していたこともあり、その成功者の著書を結構読んでいた。
その松田氏の成功ストーリーに憧憬を抱いていた。
確かタリーズコーヒーの名古屋初出店はセントラルパークじゃないだろうか。
何となく意識しながら行っていた記憶がある。
しかし、時間が経過するうちに松田氏への意識も減少し、気づいた時には国会議員になっていた。
そのため本書を読んで初めて知ることも多かった。
波乱万丈の人生である。運がいいとも言えるし、運が悪いとも言える。
書かれている内容を素直に受け取れば、いい出会いとそうではない難しい出会いとの繰り返し。
どう解釈するかで変わってくるが、人に裏切られることも多い。
誤解を恐れずに言えば、それも本人が導いたこと。
著者も気づかないうちに人に恨まれたり、傷をつけていたのかもしれない。
だが、本書ではあくまでも自己肯定。
僕はそれを否定しているのではなく、そんな見方で一つひとつの事をクリアしていく
行動力は筋が通っていると思う。
それがとても面白い。
経営者から政治家に転身し、現在もその真っ最中。
その活躍ぶりはマスコミによりいろんな報道はされているが、僕自身は肯定的にみている。
政治には詳しくないし、支持政党があるわけでもないので、
こういった政治家らしくない政治家に期待したい面も強い。
選挙のためだけに活動するのではなく、
シンプルな目標に向かう姿勢が気持ちよく、共感が持てるに過ぎない。
松田氏は本書の中で自分が「愚か者」であることも何度も表現をしているが、
それが正しい愚か者であるならば、一体僕はどんな愚か者になるのだろうか。
どうやら愚か者は正義に立ち向かう存在らしい。
そんな風にさえ思ってしまうし、愚か者を名乗るあちこちの人たちは僕を含め大いに反省を求められる。
(何のこっちゃという話ですね・・・笑)。
ここに書かれてある事が真実だとすれば、僕は松田氏を更に尊敬するし応援もしたいと思う。
僕たちに欠けてる力を持ち、大きな権力にも堂々と立ち向かっていく。
自分の小ささを痛感してしまう。
著者は僕よりも2歳下だが、ほぼ同世代。
こんな人物がこれからの日本を背負っていくことになるのだろう。
頑張っているつもりの僕は未熟者でしかない。
愚か者を返上し、未熟者の称号を頂くことが必要かも・・・。
見た目もカッコよく頭もいいので嫉妬してしまうが、
こんな存在が僕たちに勇気とヤル気を与えてくれる。
愚か者と呼ばれる方の必読書になってもいい。
いろんな立場の愚か者を知ることで、さらに上を目指す愚か者になっていきたい。
(なんのこっちゃ・・・笑)
昨年、劇場で観た映画の本数は19本。
ここ15年くらいでは一番多かったが、目標とする24本には及ばなかった。
その分、DVDを借りる数が激減したが、やはり映画はデカいスクリーンで観たいもの。
今年は目標数を大幅に越えることを期待したい。
つい先日、キネマ旬報の2月下旬号が発売され、2015年のベストテンが掲載された。
日本映画、外国映画のベストテンは既に新聞などでリリースされ、
ホームページにも掲載されている。こんな感じの順位。
僕が毎年気にしているのは、むしろ読者選出のベストテン。
評論家や記者が選出する通常のベストテンは難解な作品が多い。
また、一般的に公開されていない、
もしくはされていても単館であっという間に上映が終了してしまう作品も多い。
僕としては読者が選ぶベストテンの方が身近に感じるし、今後の参考にもなりやすい。
ちなみに今回の日本映画は・・・
1位 海街diary(是枝裕和監督)
2位 恋人たち(橋口亮輔監督)
3位 あん(河瀬直美監督)
4位 ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判(成島出監督)
5位 岸辺の旅(黒澤清監督)
6位 きみはいい子(呉美保監督)
7位 野火(塚本晋也監督)
8位 この国の空(荒井晴彦監督)
9位 駆込み女と駆出し男(原田眞人監督)
10位 バクマン。(大根仁監督)
ベテラン陣もいるが、中堅、若手の監督が主流を占めている結果のようだ。
日本映画界にとってはいいことじゃないかな。
この中で僕が観た作品は、海街diary、あん、きみはいい子、この国の空の4本のみ。
「深夜食堂」は個人的に好きだったが、全く評価されていないようだ(笑)。
外国映画になると「アメリカン・スナイパー」と「妻への家路」の2本のみでさらに少ない。
これでは映画コラムニストとして食べていく考えは程遠い。
食べ物ブロガーは辞めて、こっちにしようと思ったが、到底無理。
(どっちも無理ですね・・・)
理想で言えば、せめて日本映画はベストテンの2/3は観て、
あ~でもない、こ~でもないと語ってみたい。
現実的にその時間を割くのは簡単ではないが、それが出来たらシアワセだろうな。
老後の楽しみかな?(笑)。
キネマ旬報を読んでいて、驚きと共に嬉しかったことがひとつ。
主演女優賞の深津絵里さんへの取材をイソガイマサトさんが担当されていたこと。
同じ大学ではないが映研の先輩で、結構、お世話になった方。
東京で活動していることは風のウワサで聞いていたが、
こんな形で目にするとは思っていもいなかった。
この雑誌で言えば重要な役割にあたるはず。
相当な信頼や実績がないと任せてもらえないだろう。
こんなふうに目にすることができ、とても嬉しい。
いずれにせよ、今年はもっといい映画を沢山観ていこう。
もっと頭も柔らかくしていこう。
大好評の円頓寺シリーズも新たな展開になってきそうな予感です。
美しい女性と「四間道レストランMATSUURA」さんに行ってきました。
話題のフレンチです。
お店に入る庭もこんな感じです。
「おっ、なかなかやるじゃないか、人気食べ物ブロガーも立派になったもんだ。」
という声が聞こえてきそうです。
「こんにちは、予約した山田です。」
と普段の円頓寺シリーズと入り方も全く違います。
「山田さま、お待ちしておりました。こちらへどうぞ。」
と案内してもらいます。もちろんコースです。
いつもの定食や丼とはか~な~り違うのです。
「本日のコースは××の○○で△△になります。」
と難しいことを言われましたが、よく分からなかったので聞き流します。
ランチ 2800円
「お~、なかなかやるじゃないか・・・。」
再び声が聞こえてきそうです。
蕪のスープ
美しい人を隠し撮り
ポトフのテリーヌ
こちらのお店はテリーヌが名物です。
僕は全然わかりませんが、世の女性は喜ぶのでしょう。
え~っと、詳しい説明がありましたが覚えていません・・・。
オーストラリア産子羊のロティ
久しびりに子羊を頂きます。
肉は引き締まっていますが、ほどよい柔らかさです。
その他にデザートもありましたが、
自慢しているように思われるので、写真は止めにします(笑)。
コーヒーとお茶菓子
こんな砂糖の並び方は初めて見ました。
右上のS字っぽい皿です(皿とは言わんな・・・)。
バケットについているバターとなんちゃらのソース?クリーム?もとても美味しいです。
たまにはこんな優雅なお昼の過ごし方もいいものです。
ワインを飲みたくなりましたが、行動が怪しくなる恐れがあったため控えました。
品が問われるのです。
円頓寺の四間道にはこんなお洒落なレストランも存在します。
平日にもかかわらず結構な混み具合でした。
接客を含め人気がある理由はよく分かりました。
円頓寺シリーズの新展開はいかがだったでしょうか?
次回があるかどうかは未定です。
ごちそうさまでした。
現在、営業は3月1日にスタートするナビや合同説明会に向け契約の追い込みシーズン。
うちの営業に尻を叩かれ17卒の採用計画をまとめようとされているクライアントも多い。
大変、お手数をお掛けしますが、どうぞよろしくお願いします。
そんな時期ではあるが、クライアントに限らず、名大社の採用計画も同様。
昨年末の段階で、採用担当を5年目のトミタ、1年目のウサミ、オゼキの3名に決め通達。
クライアントへの提案は日々行っているが、自社採用の経験は3人とも一切なし。
本人たちが戸惑うのをよそに
「優秀な人材を2~3名採用しなさい。1月中に計画をまとめて、
僕にそのやり方をプレゼンしなさい。」
と丸投げした。
随分、無責任な社長と思われるかもしれない。
しかし、実際は愛に溢れる行為であるのだ。
多分・・・。
この経験を通し、よりよい採用手法を探ることもできるし、チャレンジもできる。
自分なりのノウハウにもなる。
自社媒体のメリットとデメリットを実体験として学ぶことが出来る。
会社をより理解し、ロイヤリティにもつながる。
学生には会社の顔として行動するため責任感も醸成される。
そして、何より自社採用を通し、自分自身が成長する。
なんて、愛に溢れた取り組みなんだ・・・。
「さすが!」と自画自賛状態だが、3人の戸惑いの顔はまだ隠せない。
先週、第1回目の打ち合わせを行った。
基本は名大社新卒ナビを中心に学生を集める。
自社の合同説明会はクライアントに配慮し利用しない。
他のツールもトライアルで使用していくが、あくまで中心は自社の新卒サイト。
(まだまだ掲載企業を募集していますので、ご検討ください・・・笑)
原稿内容からエントリーの流れ、説明会の運営方法、
選考フローまで提案してもらったのだが、半分ダメ出し。
半分とは言わないが、53点だな・・・というレベル。
まだまだ足りない面が多く、練り直しさせることにした。
「もっと思い切ってやっていい。」
という注文にさらに戸惑ってしまったようだ。
いいの、いいの、これで(笑)。
「マラソン選考とか、替え歌選考とか、やった方がいいですか?」
と聞かれたが、名誉本部長率いるパフさんじゃないので、そこまで尖った選考は必要ない。
やってもいいが、名古屋で人が来る自信がない。
彼らなりにコンセプトをまとめ、僕の想いを反映させている点は評価できるが、
まだ突っ込まれる点も目立つ。
あと何回かは打ち合わせせねばならんな。
こうするだけでクライアントの苦労も分かるというもの。
一つひとつの経験を通し、学習してもらいたいものだ。
時に細かい指示は必要だが、時にざっぱな指示しかしないのも必要。
あまり細かいと人は考えなくなる。
ちょっと嫌がらせ程度でいいのだ。
ナビの原稿作成は2年目のウメが担当するのだろう。
ヤツもまだまだ固いので、メチャクチャ困る指示をしてやろうと思う。
ガハハ・・・。
自社採用も楽しくやりたい。
あっ、それは僕だけかもしれないが・・・。
今朝のオゼキのブログと若干、被っているが、まあ、頑張りたまえ!
「さらばあぶない刑事」にしようかどうか迷ったが、本作を観ることにした。
ちょっと重い気持ちになりたかったのと、実話であることに惹かれた。
「ブリッジオブスパイ」を観た時の予告編も面白かった。
映画がスタートしてあることに気付いた。
「ブラック・スキャンダル」というタイトルは原題かと思っていたが、
原題は「Black Mass」。
Massという単語の意味が分からなかったので、調べてみると「塊」。
正しいかどうかは不明だが日本語訳すると「黒い塊」となる。
「ブラック・スキャンダル」と全然意味が違うじゃないか。
「ブラック・マス」だと釣り師の映画と勘違いされてしまう
と配給会社の偉い方が思ったのだろう(笑)。
予告編ではギャングとFBIと政治家が絡み合った映画と紹介されているが、
政治家はストーリーの重要性からすればほとんど関係ない。
もっと政治絡みの展開であれば、最近、世間を騒がしている献金問題と照らし合わせ、
社会問題に切り込んだ切れ味鋭いブログを書こうと考えていたが、できなくなってしまった。
ギャングとFBIの癒着が大半。
ただ圧倒的な存在感を誇るのはギャングのボスを演じるジョニー・デップ。
メチャクチャ怖い。
目も口も役作りのため相当いじっているだろうから、別人に思える。
時折見せる家族への優しい表情が却って恐ろしさを増強させる。
ジョニー・デップといえば「ギルバート・グレイプ」。
僕はあの静かなお兄ちゃん役が好きで、
映画を観た当時はきっと売れる役者になるなと思っていたが、
いつの間にか恐ろしいギャングになってしまった。
最初から怖いショーン・ペンとは違って、爽やか路線だと思ったんだけど・・・(笑)
最近、この類の映画はすっかりご無沙汰で、「相棒」などのドラマも観ないので、
この映画の中味が新鮮かどうかは分からない。
しかし、よくあるような気もするし、こんな実話があるからこそ、
近いフィクションも作られるのだろう。
FBI役のジョエル・エドガートンの徐々に驕っていく姿も面白い。
目に見えて金持ちになっていく様は思わず笑ってしまう。
そんなシーンではないけれど。
たまには自分と無縁で、また絶対に巻き込まれたくない世界の映画を観るのもいいだろう。
一番利用するコンビニと言えば、サークルK。
東海地区の方であれば、いまでもそんな方は結構多いと思う。
僕もそうだ。
毎日とは言わないが、頻繁に利用するのがサークルKで、セブンイレブンよりも圧倒的。
以前、営業担当として仕事をさせてもらったこともあるし、
仲のいい大学時代の友人の勤務先でもあり、身近な存在。
何より西川塾の塾主であった故西川俊男氏が立ち上げたユニーグループの事業。
「ファミリーマート」に一本化されることを昨日の朝刊で知った。
いずれこんな日が来るだろうと予測していたものの、正式に発表されると寂しいものである。
かつてのように成長戦略を描けなくなり、
成熟期に入ったコンビニ業界が熾烈なシェア争いをしているのは誰でも知っていること。
中途半端なポジションは存在価値さえ疑われてしまう。
そうでなくても大手とのサービス合戦に巻き込まれ、明確な特徴を出せなければ生き残るのは難しい。
どんな業界でもM&Aを繰り返し、より巨大化するか、
相当ニッチな存在でエッジを立てるかしか、競争には勝てない。
それは我々の業界でもそう。
大手に対して明確な対抗手段を持たなければ、一気にシェアは奪われてしまう。
今回の件は対岸の火事ではなく、自分事として捉えることも必要。
どう生き残るかではなく、どう勝ち残るかを考えなければならない。
資本の論理からすれば、ファミリーマートへの一本化はやむを得ないのかもしれない。
しかし、部外者の僕でさえ、そんな単純な理解では済まない。
いろんな感情が芽生える。
友人はどうなるのか?
近隣の店舗はカニバリは?
サンクスをサークルKにしていたら事態は変わっていたのか?
西川塾主はこれを知ったらどう思われるか?
資本の論理のウラには表には出ない複雑な感情が入り混じる。
ココストアもファミリーマートと合併し、東海発のコンビニはなくなってしまう。
生活環境が変わるわけではない。日々の生活に支障が出るわけではない。
もしかしたらより便利になるのかもしれない。
しかし、便利が良ければいいというものでもない。
感情的な寂しさだけが残るような気がする。
このサークルKのコーヒーは僕のお気に入り。
これも飲めなくなるのだろう。
東海地区のシンボルがひとつ消える。
そうは言っても、少し寂しい。
いや、かなり寂しい・・・。