これからも前向きに 名大社会長ブログ

食べ物のはなし 伏見シリーズ その118

先週は比較的新しいお店でした。
今週も最近オープンしたお店です。
新しいお店を載せないとブログネタがないと思われますが、その通りです。

ありがたいことに、いや、それは言い切れませんが、
この界隈は新しいお店がオープンしてくれます。
オープンするということは閉店するお店もあるということでしょう。
やはり難しいですね。飲食ビジネスは・・・。
他業界を語る立場ではありません。

ここはノー天気に進めて参りましょう。
住吉町の新しいテナントビルの地下1階にできた「日本酒とSAKANA 魚や 栄店」さんに行ってきました。
昨年11月にオープンしたばかりです。

どうやら三重県の美味い魚やお酒を飲ませてくれるようです。
最近、三重県は頑張っていますね。
特に日本酒は伊勢志摩サミット以来注目度が高まり、入手困難なお酒が多くなりました。

味に疎くても日本酒好きな人気食べ物ブロガーは入手困難という言葉だけで心躍らされます。
どうやらこちらにはそんなお酒があるようです。
期待できますが、今回はランチです。
まずは三重県の魚を堪能したいところです。

「すいません。え~っと、ハーフ&ハーフ定食をお願いします。」
ハーフ&ハーフというとビールと黒ビールを割ったものを想像しがちですが、
一体、どうなんでしょうか。

ランチにはこちらがセットされます。

これは革命らしいです。
完全にツマミのような気もしますが、おかずです。
そして、注文したのがこちら。

ハーフ&ハーフ定食 1380円

どうですか?イメージと違いますよね?
刺身と鯛の兜煮豆腐になります。
マグロはみえまぐろ。

兜煮をアップしてみましょう。

立派ですね。
ご飯(炭水化物)は十六穀米、麦飯、白飯、すし飯、うどんと選べます。
ここは十六穀米で勝負。
大盛は無料です。

兜煮をキレイに食べるのは大変ですが大変美味しく頂きました。
やっぱり日本酒を飲みたくなりますね。
そっと冷蔵庫を眺めます。

「お~、なかなかやるじゃないか。」
而今も作も半蔵も一杯480円で飲ませてくれるようです。

いずれ夜もお邪魔したいですね。
ごちそうさまでした。

あ~、残念、ランニング日記2002

ランナーにとって2月3月は最も盛り上がる時期。
マラソン大会が全国各地で開催されるからだ。
自分の出場する大会を目標に練習を積み重ねる。
それがモチベーションになっているはず。

今年に限ってはそれが通用しない。
わずかにそれを叶えてくれる大会もあるだろうが、ほとんどはそうではない。
東京マラソンが一般ランナー参加を見送ったのをきっかけに全国の大会が中止。
日本新記録を出した大迫選手には感動したけどね。

僕が出場する大会も同様。
今月8日に予定だった名古屋シティマラソンも中止に・・・。
そして、月末の穂の国豊橋ハーフマラソンも・・・。
予想していたとはいえ、とても残念。

新型コロナウイルスの感染が広がる中、それはやむを得ないこと。
返金されないことも理解はできている。
同じようなランナーも多かったと思う。

しかし、名古屋シティマラソンに関しては納得できないランナーも多い。
オフィシャルのfacebookページも見ると非難の嵐だ。
一部の賛同の声もあるが圧倒的に非難。

一つは来年の出場権が与えられないことと、もう一つはオンラインマラソン。
この大会に出場するためにはそれなりの準備が必要。
僕もエントリー受付日を待って早い時間に申し込みをする。
フルマラソンのウィメンズも競争は激しい。

そのため中止を受け入れることから来年の出場権を与えられるのが通常だが、それがない。
東京マラソンはその権利を与えられているのに・・・。

また、良かれと思って企画されたオンラインマラソンが不評だ。
スマホにアプリをダウンロードし参加して、
その距離を走れば完走賞を与えるというがそれが簡単なことではない。

僕のようなハーフマラソンならまだ何とかなるが、
フルマラソンとなればかなり難しい。
まずエード、給水所がない。
必ずどっかに信号にぶち当たり止まらざるを得ない。
そして、なにより沿道の声援や一緒に走るランナーがなければ
42.195kmを走り切るモチベーションを維持するのは難しい。
そんなことがあり、かなり厳しいコメントが寄せられていた。

気持ちは十分分かります・・・。
僕もせめて来年の出場権は頂きたい。

そんな今日この頃。
では実際2月はどうだったか。

走った距離は85km。
こんな状態の割には、まあまあ頑張ったんじゃないのかな。
出張した沖縄でも走ったし・・・。

さて、今月はどうなるか。
目指していた2つの大会がなくなり、目標達成は限りなくゼロ。
地道に自主練もどこまでできるだろうか。

安心して走れる大会が戻ってくるのを待つばかりですね。

予定がガラ空きになってきた。

新型コロナウイルスの脅威は僕の仕事にも大きな影響を与えている。
それが個人的なことだけであれば大きな問題ではない。
笑い話で済む。
現実は笑えない。

今月13~15日に開催予定をしていた転職フェアは中止。
ご契約頂いたクライアントにも、ご来場の予約を頂いた方にもご迷惑をお掛けたし、
営業をはじめ苦労を重ね頑張ってきたメンバーにも本当に申し訳ないことをした。
現状はやむを得ないだろう。
トップの仕事がこれかと思うと残念だが、この決断も重要な仕事かと・・・。
こんな日々を過ごしていると、経済がストップしてしまうのではと不安になる。

それだけではない。
僕自身のスケジュールも大きく変わってきた。

2月下旬から3月までの予定が20件以上、スケジュール帳から消えた。
マラソン大会という超個人的な予定もあるが、某大学での講座や
某お役所でのパネラーや某企業での講演などの仕事は全て中止。

また僕が参加予定のセミナーや表彰式、経営塾、役員会など公式的な会合もことごとく中止。
来賓として参加するはずだった大学の卒業式も取り止め。
そのため最後の最後で出席するはずだった娘の卒業式も見送り。

僕の予定がどんどん空いていくのだ。
特に今週は少し前まで予定が一杯だったが、気づけばほとんど予定がない。
ガラガラになってしまった。

僕の半径5km以内の生活を見ているだけでもその影響力は大きい。
これを半径100km、半径500kmと広げていけばその損失は甚大。
もちろん今、優先すべきが何なのかを第一に考えなきゃいけない。
当然のこと。

同時に僕のガラ空きになったスケジュールを見るとそれはそれで戸惑う。
急にヒマになるのも不安。
とても小さな話だが、それが人の心配やストレスを増大させる。

しかし、それも大した話ではない。
感染症で亡くなる方やこれからの景気動向を思えば、ヒマの時間なんてくだらなさすぎる。
それだけ時間を与えられたのだからじっくりと構えねばならない。

そして、ブログタイトルでなきゃいけない。
前向きにいこう。
予定がないのを時間的余裕と解釈し、普段できないことをじっくり行う。
そのために時間を与えられたのだ。

そう、明るくなるはずの未来のために・・・。

映画「わたしは、ダニエル・ブレイク」

日曜日を映画コラムニストの日にするために観たような映画。
それは言い過ぎだな(笑)。
昨日はほぼ一日家にいたので、久しぶりにAmazonプライムで鑑賞。

Amazonプライムに入会した時はなんてお得なサービスかと思ったが、
使っていたのは最初のうちでここ最近はほとんど使っていない。
サブスクリプションのいい餌食になってしまった。
子供たちが密かに使っているので、損はしていないと思うが・・・。

それはさておき本作品。
2年前に上映された映画でキネマ旬報洋画ベストテンの1位にも輝いている。
ようやく観る機会を得た。

昨年末に観た「家族を想うとき」と同じイギリスの巨匠ケン・ローチ監督。
舞台も同じイギリスのニューカッスルだ。
監督はこの街に恨みでもあるのかな(笑)。

「家族を想うとき」も切なく苦しい先品だったが本作も同様。
むしろこちらの方が深刻な問題を抱えているのかもしれない。
日本国内でも生き辛さを感じている人が多いだろうが、
(僕はそうは感じてないけど・・・)
この2本の作品を観るとイギリスの方がより生き辛いのかもしれない。

その複雑な社会制度、貧困、失業率など普段ニュースとして入らない様々な問題がここには描かれる。
それは社会を痛烈に批判しているのではない。
主人公ダニエル・ブレイクの生き様を通して、時に感情的に、時に淡々と、
そしてどんよりとした天候と共に日常を描いているのだ。

観る者のほとんどはダニエル・ブレイクの行動にやきもきしながらも共感するだろう。
それは彼が軽度な犯罪を犯した時の拍手喝采のように・・・。

観終わった後も清々しい気分になるわけではない。
むしろ気持ちは重くなる。
しかし、それを感じることも僕ら大人の責任。
日々の在り方方を含め言い聞かせなければならない。
そんなことを感じた作品だった。

本作はカンヌ映画祭パルムドール受賞作。
つい先日観た「パラサイト半地下の家族」も昨年観た「万引き家族」もそう。
パルムドール受賞作って共通点があるな…と思ったのは僕だけではないはず。

この類の作品が評価されるのかな。
とどうでもいい感想を・・・。
ぜひ、Amazonプライムで観てもらいたい。
(宣伝になってしまったか・・・笑)

働き方改革とワークライフ

先週、大塚商会さんのイベントで、久しぶりに慶応義塾大学大学院の高橋俊介氏の話を伺った。
いつ振りかブログをチェックしてみると約5年前。
もう随分の時間が経っている。
その時のブログがこちら
当時はそんな勉強会も行っていたんだね。
あらりゃ・・・。

キャリアや人材育成の分野では第一人者で、30代の頃から著書も読んでいる。
歯切れのいいい講演は相変わらずで、今回も吸い込まれるように話を伺った。

「働き方改革とワークライフ」というイマドキのテーマだが、4つの視点で語られていた。
職場安全配慮義務と健康経営の視点、
ビジネスモデルの視点、
生産性の視点、
ワークライフを考える視点。

その前提となるのが日本企業の働き方の特徴。
女性管理職の割合や男性社員の家庭への関わり方等、既に認識している面もあれば、
再認識や新たに気づきを得る点も多かった。

日本企業は有給取得率が世界主要国の中で最低だが、国民の休日は世界一多い。
自分に投資する人が少なく、企業側の社員への投資も少ない。
タテ社会であるがゆえに学び直しも弱い。
叱咤激励型のマネジメントが未だに続いている。

もちろん反省点もあり僕自身が変わらなきゃいけない点も多いが、
マネージャークラスにも変化してもらいたい点も多数。
このあたりはいろんな場で擦り合わせていく必要がありそう。
やっていきましょう。

ヤル気がなくてスキルがある社員には叱咤激励型マネジメントは通用するが、
ヤル気があってスキルのない社員には叱咤激励型はダメ。
精神的に追い込まれメンタルがやられる。
ヤル気もスキルもないように思える社員はどう接すればいいのか。
ここはほんと難しいだろう。
育て方も変えていかなければならない。

そして、言われていたのは成績がいい人がリーダーになるのではなく、
人材育成が上手い人がリーダーになる。
すなわち上のポジションになる。
確かにそうかも・・・。

まだまだ名大社は成績が優秀なメンバーが上に立つケースがほとんど。
そこは考え直す必要もある。
最低限はクリアしなきゃいけないけどね。

他にも納得させられた点は多かった・・・。
ワークライフバランスという言葉もあまりよくないようだ。
「ワークとライフとどっちが大切?」
なんていう質問は一番悪い。

最も成果を上げている人はどっちも大切にしている人。
「ワークライフインテグレーション」が理想という。
そんな言葉が流行ってもらいたい。

僕なんかもいい意味でいえば「ワークライフインテグレーション」。
境目がないだけという話もありますが(笑)。

特にこれからの時代、それが求められていくだろう。
内容は多岐に亘るがブログではここまで。
ありがとうございました。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その117

時々、モーレツにベトナム料理とかタイ料理を食べたくなる時があります。
そんな時はないでしょうか?

えっ、そんなこと、ほとんどない。
それは失礼しました。
と一人ツッコミをしてみました。

でも、人気食べ物ブロガーはあるのです。
たまに食べたくなる時が・・・。
厳密にいえばたまに現地に行きたくなる時が・・・。
しかし、タイには行ったことがありません。
一体何を言っているのでしょうか。
申し訳ありません。

そんなわけで会社の裏手にある「アンナムデリ」さんに行ってきました。

半年ほど前にオープンしたベトナム料理のお店です。
ランチメニューも豊富で8種類以上あります。
ベトナム料理といえば、そうです。フォーです。
フォーだけだと軽いので、ガッツリいくのがいいでしょう。

Bセット 900円

Bセットは鶏肉のフォー、チリ風揚げ春巻、米油ドレッシングサラダ、ライス、
フレッシュ果物、それにドリンクが付いてきます。

因みにAセットは牛肉のフォーです。
フォーをアップにしてみましょう。

あまり変わり映えしないかも・・・ですね。
まずはサラダを、そして春巻き、ライスの順に頂きます。
体が整った段階でフォーに移ります。

ここは勢いよく思いきり啜ります。
あっさりスープなので、一気に食べても蒸せることも喉に詰まることもありません。
それをローテーションで繰り返します。
ライスはお替り自由ですが、さすがにそこまでは必要ありません。

日本人向きに作られているのでしょうか。
食べやすくあっという間に平らげてしまいました。
そして、フレッシュ果物。
フレッシュじゃない果物はあるのでしょうか。
あったとしてもそれを出してはいけませんね。

最後はコーヒーですが、できれば食事が終わった後に出してもらいたいですね。
写真で気づいたかもしれませんが、最初からプレートに乗っかってきます。
練乳入りもあるようですが、ここは素直にブラックですね。

気になったのがこの爪楊枝。

かなり細い。
使い勝手は心細い。
すぐヘタリとなってしまいます。
ベトナムの爪楊枝って、これが正解?
誰か教えてくださいませ。

夜もお値打ちに食べさせてくれそうです。
ベトナムのビール333を飲みながら、パクチーたっぷりの料理もいいですね。

ごちそうさまでした。

ちょっと静かな京都へ

昨日は「ジモト就職応援フェア」。
希望する方全員にマスクの配布をするなど万全の態勢で臨んだことから、
予想以上に多くの学生さんに来場いただいた。
イベント中止などの情報が就活生の不安を煽っているとも感じられた。
我々は少しでも安全なキッカケの場を作る必要性を改めて痛感。
クライアント、スタッフはじめ関わったすべての方に感謝。
ありがとうございました。

話は変わり、今日は先週末の話。
ちょっくら京都まで行ってきた。

何かといえば息子が下宿することが決まり、その物件探しに。
Fネットのパートナー会社OVOの池田さんにもお世話になった。
OVOさんの親会社で学生マンションを運営する株式会社ジェイ・エス・ビーさんを
紹介してもらい丁寧に案内してもらった。
こちらも感謝ですね。
もし、下宿先をお探してあれば、ぜひ、ご活用ください(笑)。

そんなわけで京都に出掛けたのだが、それだけで帰るのは勿体ない。
せっかくなので京都に住む妹夫婦と会うことに。
向かったのは二条城。

前回お邪魔した時はもの凄い人だったが、今回はそうでもない。
ご多分に漏れず静か。
日本人は高齢の方を中心に多くの方がみえたが、海外からの観光客はほとんど見ない。
ニュースで取り上げられている通り。
しばらくはやむを得ない状況だろう。

妹が働いている二条城近くの「カフェパラン」。

有機食材にこだわったカフェで地元でもかなりの有名店。
コーヒーもこだわりの豆を使い、一杯一杯淹れてくれる。

本当はオーガニックビールを飲みたかったが、隣の人の視線が気になり止めておいた。
息子もいたしね・・・。

これからは妹夫婦にもお世話になるかもしれない。
京都で会うのは初めてだったが、身内が近くにいるのはありがたい。
ゴマをすっておかねば(笑)。

あれこれと会話をして教えてもらったのが御金神社の存在。
全然知らなかった。
これからお金が必要になることもあり、金運を上げなければならない。
意外と近場だったので参拝。

同じような方が多いんだね。
かなりの行列。
それでも少ない方だったのかな・・・。

とそんな一日を過ごした。
あまり人が多すぎてもキツいが、賑やかな京都が好きだ。
一日も早くそんな日に戻ることを祈りたい。
これからお邪魔することは増えるだろうから、どうぞよろしく。

あっ、そうそう、ブログで報告するのを忘れていた。
先週金曜日は山と鼓と葉だったかな?「春よ来いライブ2020」。
満席で盛り上がったようだ。

1部、2部の構成だったが僕は1部まで。
翌日の予定もあり最終の新幹線のぞみで帰ってしまった。
どうやら2部が盛り上がったみたい。
ライブも卒業なのかもしれないので、最後まで聴けなかったのは残念。
赤いシャツもステキ(笑)。

と先週のちょっとイベントごとでした。
お疲れ様でした。

映画「グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇」

達者という表現が正しいかは分からない。
しかし、僕の中では上手いのではなく達者。
それは本作の主役を演じる小池栄子さん。
相方の大泉洋さんも同じ。

以前から大泉洋さんのいかにもアドリブが効いてそうな演技は流石だと思っていたが、
この作品でいえば小池栄子がより上回っていたといえるだろう。
今どきの女優であんなハチャメチャな演技をできる人は少ないはず。

汚れ役もあんな馬鹿力を発揮できるのも、
一方で品のある奥様を魅せつけるのも彼女ならではの役どころ。
あんな役を他に誰が演じられるのかは思いつかない。
バカさ加減でいえばお笑い系をもってこれなくはないが、到底無理だろう。
そんな意味では本作は彼女のためにあるといえる。

なんとなくシアワセを感じて終わる映画だし、全編飽きることなく楽しめる映画。
そこについては何の文句もない。
終戦後、そんな時代があったんだとも思わせてくれる。

しかし、冷静に振り返ってみれば、大した内容ではない。
太宰治の未完の遺作「グッド・バイ」を戯曲化し出来上がったようだが、
よくよく見てみれば、女性にだらしのない編集長が
自分の都合で女性たちとスムーズに別れていくという随分と自分勝手な話。

まあ、この程度ではネタバレにはならないだろう。
しかし、残念ながらそのだらしのない話に観る者は吸い込まれてしまうからやっかいだ。
この映画で何か学ぼうとか自分を奮い立たせようとか思うのであれば観ない方がいい。
単純に楽しむことしかできない。

逆に気分が晴れない時とか、もっと明るくなりたい時にはうってつけだろう。
大体、この映画に登場する人物はロクな人間がいない。
役名はともかく松重豊にしても濱田岳しても木村多江にしてもロクなもんじゃない。
長渕剛が歌いそうなものだ。

でも、なんだろう。
誰一人として憎むことができない。
まあまあ、いいよ、いいよと許してしまう。
世の中、それで済んでいけば、みんなハッピーなのかもしれない。
おおらかにならなきゃダメなわけね。

そんなことを感じた映画だった。
そして、持ち込むべきはウイスキーとピーナッツ。
僕もいいウイスキーを買って持っていくかな(笑)。

50代からの人生戦略

この年齢になるまで行き当たりばったりで過ごしてきた。
それだと適当すぎるか(笑)。
目の前のことを懸命にこなす生き方をしてきた。
この表現の方が正しいかもしれない。

現在53歳。
間もなく54歳で、とうに人生の折り返しは過ぎている。
そろそろこの先のことを考えなきゃならない。

ここ最近、特にそんなことを思うようになり、本書を手に取った。
著者は哲学的な難解な書籍を多数出しているので、
(ほとんど読んでないけど)
本書も相当難しい内容かと思っていた。

ところが拍子抜けするほど分かりやすい。
飛び抜けた事を求めているのではなく、ごくごく当たり前の人生戦略。
期待値が高すぎたのかな。
ただきっとこれから描くシアワセとはきっとそういうことなんだろう。

本書は6章で構成され、残り時間、働き方、職場の人間関係、
お金、家族関係、自分磨きに分かれている。
50代とはいえ、立場は人それぞれ。
感銘を受ける面とそうでない面と温度差は出てくるのも当然。

僕が参考になったのは、残り時間と自分磨き。
この章は何らかの形で活かしていきたい。

これから何を学ぶか。
著者は50代は地元の歴史や文化だという。
確かにそれは感じるところ。
今まではそれをないがしろしていたわけではないが、
優先順位として上に上がってくることはなかった。

今後、生活に余裕が出てくるとすれば、
(それは自分で作らねば・・・)
そんな時間の使い方もしたい。
そして、終わりから逆算して何ができるのかも考えねばならない。

終わりをいつに設定するのか。
80歳なのか、75歳なのか、
いくつかのパターンも想定しなきゃいけないのかな・・・。

そして、高校の教科書を読んでみるのもいいかもしれない。
幸い息子が今年卒業するので、
要らなくなった教科書を譲り受ければ元手は掛からない(笑)。
数学はチンプンカンプンでストレスが溜まるだろうから、
倫理の教科書をじっくりと読んでみる。
それもいいだろう。

「情報」を沢山得ることが教養ではないことも
この歳になってようやく理解できるレベルはいかがなものと思うが、
今からでも遅くはないだろう。
いや、遅いか・・・。

本書のタイトルには”いまある武器をどう生かすか”と書いてあるが、
自分の武器って一体何だろう。
改めて振り返ると何もないような気がして・・・。

あるとすればこの10年で書き上げた2500本近いブログくらいかな。
そんなんは武器にはならんか・・・笑。

これからの人生戦略を自分の中でも描かなきゃいけないね。

食べ物のはなし 特別編 マリオットホテル

このブログを含め仕事中心の毎日を過ごしています。
家庭をないがしろいして早や20数年。
家族内のポジションが危うい状態です。
このままでは老後の寂しい生活が予測されます。

それは困ります。
できれば仕事をリタイアし悠々自適を迎えた70代は、
夫婦で豪華客船に乗って世界一周をしたいと考えています。
それを考えると、今からちょくちょくご機嫌伺いをし夫婦円満を保ちたいところ。

そこでいい女と一部で呼ばれるカミさんをマリオットホテルに招待しました。
お邪魔したのは18階にある「京都 つる家」さん。

ホテルの高層階に構えるお店とは思えません。
中庭もこんな感じ。

優雅な景色です。
通された席からはミッドランドスクエアが眺めることができます。

それだけでも高評価。
家庭の平和をこれで10年は保つことができます。
しかし、これで帰るわけにはいきません。
もう少し平和を継続させなければなりません。
こちらを注文しました。

え~っと、こちらは小鉢、焼物、揚物。温物、造り、小鍋、食事が並びます。
ズワイ蟹であったり、銀鱈であったり、白魚であったり、
里芋カリカリ揚げであったり、穴子であったり、豪華な食事が並びます。
ちなみに穴子は鍋なので。この写真からはわかりません。
大いにイマジネーションを膨らませてください。

美味い冷酒を飲みたいところですが、そこ我慢。
残念ながら車です。
完全な戦略ミスです。
違う戦略ばかり組み立ててました。

ノンアルコールビールをグルグルと妄想させながら頂きました。
うん、これはビールだ!

そして、デザート。

やはり上品ですね。
これでいい女も満足したことでしょう。
ブログでいい女なんて言っていいのでしょうか。

だから今回は特別編。
明日は忘れてください。
そして、この豪華ランチ、実は招待券を頂いたもの。
いくらかは知りません。
だからこそ美味しく頂けたのかも・・・。

ごちそうさまでした。
30年は家庭円満でしょう。