これからも前向きに 名大社会長ブログ

映画「スマホを落としただけなのに」

イマドキの映画である。
10年後、本作を観たら、「こんな時代もあったなあ~」なんて、
言ってしまうのかもしれないが、現実的な要素も強い。

僕もまあまあなfacebookユーザー。
毎日のように知らない人から友達申請が来る。
時々、メッセンジャーで送ってくる人もいる。

基本的にはスルー。
そして削除。
会ったことない人に承認はしない。
facebookを始めた当初は承認した時もあったけど・・・。
少しずつは学んでいるのだ(笑)。

ただfacebookを使用している段階で、
個人情報があちこち流通してしまうことは覚悟している。
それを覚悟した上で使用しないといけないとは思っている。
その割には程度の低い投稿ばかりしているという話もあるけど・・・。

しかし、ランサムウェアとかになると別問題。
クレジットカードの番号を盗まれるのも同様。
ここは慎重にならねばならない。
本作もその危険性を描いているのだが、僕個人としてはそのあたりを
もっと掘り下げて作った方が恐ろしくも面白い映画になったのではないかと思う。
2時間通して飽きることなく観ることはできたが、
感想としてはちょっと詰め込みすぎと感じた。

ストーリー展開としてパズルのような組み合わせで
絶妙な繋がりが緊張感を生むのなら問題ない。
それがクオリティを高めることにもなるだろう。
本作は逆効果であるように思えてならない。

その点は勿体ない。
もっと面白くできたと思うのだ。
これだと作品を否定しているようだが、そうではない。
娯楽映画として楽しめる作品なのは間違いない。

本作は何といっても北川景子さんと成田凌さんだろう。
彼女の美しさにはいつもほれぼれするが、あんなイヤらしい表情は初めて観た。
Hな意味ではなく、ある意味、人間の醜さ的な嫌らしさ。
演技も確実に上手くなっているのかな。

そして成田くん、完全にぶっ飛んでいる。
それを当たり前のように演じる凄さを感じた。
そのあたりも映画のポイントかな。
ネタバレになってないよね?(笑)。

この映画を観て、誰もが思うと思う。
絶対にスマホを置き忘れないようにしようと。

それだけでも大きな意味があるかもしれない。

50周年を前に・・・

名大社は来年で50周年を迎える。
ひとつの企業が50年継続するのは簡単ではない。
会社の平均寿命が23.5年と言われる中でその倍以上、
維持するのはそれなりに褒められてもいいのかもしれない。

その50年を迎える段階で僕が代表であるのも光栄なこと。
更迭される可能性はゼロではないが、
今のまま推移すれば僕の代で迎えるのは間違いない。

それは僕が偉いわけでもなんでもなく、
たまたまその時期に代表を務めているに過ぎない。
会社の2/3の歴史しか知らないわけだし・・・。

50周年を迎える来年は様々なイベントを考えている。
記念パーティーも企画すれば、社史の編纂も進行している。
社内ではまことしやかに海外旅行に行く噂が流れている。
そんな話はしていないぞ。
勝手に決めるな(笑)。

だが、そんな時を迎えられるのは、
これまで会社を支えてきたOBの活躍があったからこそ。
今週火曜日はレジェントと呼ぶべき先輩方と久々に酒を酌み交わした。

僕より先輩の現役社員と10年振りに会う先輩らも含め、
楽しい時間を過ごさせてもらった。

ここでは僕は最年少。
今の役職があるとはいえ一番下っ端。

一気にタイムトリップしてしまう。
戻りたくない時代の話もあるが、そんな経験を積んできたからこそ今がある。
昔は超厳しかった元役員も今は和やかに話せる存在。

話題は尽きず、瞬く間に時間は過ぎていった。
そんなOBが仰るのが、「今も名大社が元気であるのは嬉しい。」ということ。
TVCMなど会社の名前があちこちに出ることでその存在に安心感を持つという。
そう見てもらえるのも有難いこと。

あくまでも来年は50周年。
しかし、それは通過点でしかない。
その先も会社が存続していくことが大事。
それも社会に認められる存在として存続していく。
う~ん、頑張らないとね・・・。

そして、いつか僕が先輩のような存在になり、名大社の活躍を喜んでいる。
そんな時が迎えられたら嬉しいだろう。
そんなことを感じたOBとの親睦会。

先日はお疲れ様でした。
これからも応援してください。
本格的に記念行事を考えていきます。

正統派リーダーの教科書

著者の江口先生から直接頂いた本書。
直筆のサイン入りである。
それを自慢したいわけではない。

少し自慢したい気もあるが伝えたいのはそんなことではない。
本書に書かれていることが経営者の、
またリーダーの本質であり、忘れてはならないこと。

しかし、僕はさほど優秀ではない。
よく忘れる。

本書に著されていることは原理原則であり、
特別新らしいことが盛り込まれているわけではない。
時代の変化でいえば、それに則した新たな視点も満載なので、
厳密に言えば新たなに経営者に求められることも数多い。
それは間違いない。
それと同時に松下幸之助哲学とも言うべき不変的な要素も多い。

それを常に頭の中に叩き込んでおかねばならないが、
その時々において、読み返したり、
意識し続けないと僕の未熟な頭ではまだまだ足りない。
自分のメッセージを一度話しただけでは伝わらないのと一緒で
何度でも繰り返さなければならない。

本書を読むと80歳近い江口先生が進化し続けられていることが理解できる。
一般的にこれくらいの年齢の方は過去の実績に基づいた話がほとんどだが、
江口先生自身が常に学ばれ、
この変化の激しい時代に何が求められているのかを追及されている。
上から目線的に表現になっていたら、すみません。
変な意味ではなく、それだけ自分たちがもっと学ぶ必要があるのを言いたいだけのこと。

本書の重要箇所をほんの少し紹介。

一流のリーダーが実行している8カ条の心得。
1.社員の誰にも負けない「熱意」を持つこと
2.言動に「一貫性」を持つこと
3.社員を見下さないこと
4.「責任を取る」ということ
5.「勝てば官軍という考えを持たない」こと
6.「自分の行ったことは必ず実行する」ということ
7.「感動」を与えるのが大事ということ
8.「自分より優秀な社員に嫉妬しない」よいうこと

う~ん、どこまでできているのか?
まだまだですね。
切り取って手帳に貼っておく必要もあるだろう。

江口先生は息子の高校の先輩でもある。
実際、僕とは全く無関係だが、それだけでも親近感を感じるし誇りにも思う。

明日はその勉強会。
出席できないことも多いが、自らにカツを入れながら参加したい。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その69

秋晴れの爽やかな日が続きます。
昨日はイマイチな天気ですが、秋らしい気持ちのいい毎日です。

こんな時は異国情緒溢れる食事をしたいものです。
伏見から納屋橋に向かうと歴史を感じさせる洋館が建っています。

こちらのビルは登録有形文化財でもあるようです。
タイ料理店「サイアムガーデン」に行ってきました。
古さは感じますが手入れがいき届き、それが清潔さを醸し出しています。

こちらの気分も引き締まります。
そんな時はランチも豪華に攻めたいものです。

思い切って「オーキッドコース 2500円」を注文しました。
何もなければアルコールを頂くところですが、
午後から大事な用事もあったためグッと我慢をしました。
耐えることも人気食べ物ブロガーの仕事なのです。

前菜盛合わせ
(タイハーブ入りさつま揚げ、豚肉餡のワンタン包み揚げ、サーモンのタイ風カルパッチョ)

やはり飲みたくなります。
こんなツマミに最適な料理を提供され、飲まない方がきっと間違っています。

トムヤンクン

見た目は落ち着きを感じますが、
ジワジワと汗をかいてきます。
程よい辛さはたまりません。

白身魚のフライ スイートチリソース

辛さの中に甘さのある何ともビミョーな味わいです。
タイ料理にはよくある味付けです。

豚肉のチリペースト炒め/タイ ジャスミンライス

白米は日本のお米が一番だと思いますが、
このような辛さのルーにはタイ米が合います。
郷に入れば郷に従えとなります。

パンダンリーフアイスクリーム

特別な香りがする葉っぱを用いているのでしょうか?
デザートに興味のない人間には分かりません。

どの料理も一定以上の辛さはありますが、
人気食べ物ブロガーとしてはちょうどいい辛さです。
ベトナム料理もそうですが、タイ料理は全く苦になりません。
むしろ好きな部類に入ります。

ランチとしては高めですが、そのボリューム、クオリティは十分です。
11時半ごろ入店し堀川を眺めながら、ゆっくりと白ワインを飲み、
会話を楽しみながら時間を過ごすのが理想でしょう。

それもむさくるしい男性ではなく妙齢手前の女性が相応しいでしょう。
機会をいつか持ちたいと妄想を膨らませるのでした。

ごちそうさまでした。
とても美味しく頂きました。

昭和な宴会は続く

先週金曜日、土曜日は名大社の社員研修旅行。
詳しいことは今日のスタッフブログでクマが報告しているので、
研修内容は割愛。
それでも学びの多いいい研修だった。

ご協力いただいたさわらび会のみなさま、
山本左近さん、ありがとうございました。

研修後は蒲郡市の三谷温泉にある平野屋さんへ。

社長である平野さんは経営塾の仲間で無理をいって部屋をとって頂いた。
到着し、瞬間的な休憩の後、宴会はスタート。

こんな感じが昭和っぽくていい。
日本の正しい宴会といえるだろう。

幹事はコンドーとウメ。
準備から当日の進行までお疲れさんでした。

平野社長と豊田東海警備の梅田社長からの差し入れのお酒も嬉しい。

感謝!!。
普段、日本酒を飲まない若い連中も
「美味い、美味い」と飲んで、あっという間になくなってしまった。
奴らにはちょっと勿体なかったかな(笑)。

社員旅行を行う企業も多くないと思うが、
(最近は増えているのかな・・・)
このような宴会も今や少なくなっているのかもしれない。

いかにもというスタイルが若手にはあまりウケないのかもしれない。
しかし、名大社の場合は関係ない。
旅行の場合、まずこのスタイル。
昭和な宴会を行う。

今年の場合、面白い企画を立てたわけではなくオーソドックスな宴会。
それがいい。
まあまあワンパターンな気もするが、温泉での宴会は年1回しかない。
これでいいのだ。

日頃の疲れを温泉と共にこんな宴会で癒す。
本当に癒されているかどうかは疑問だが、
全員で盛り上がるのが大事。

今期もみんな頑張っていることもあり、料理も少しだけランクを上げた。

満足してもらえただろうか・・・。

カラオケも鉄板。
ベテラン社員と女子とのデュエットも昭和的。

セクハラもパワハラも関係ない。
確かにこのブログに載せられない写真が多数あるので、
疑わしい場面もなくはないが、そんなものは笑い飛ばしてしまおう。

大広間で自分の居場所を変えながら語り合う。

それも大事。

宴会終了後は二次会に移るわけだが、こちらも工夫があるわけでもない。
宴会の延長だ。

ここぞとばかり名大社Tシャツで自分の存在をアピールする者もいるが、それもウエルカム。
高い評価をしておこう(笑)。

そんな宴会中心の旅行は翌日午前には終了し解散。
希望者のみ観光へ。
今回はミカン狩り。

大半のメンバーが残り、たらふくミカンを食べていた。

宴会で盛り上がっている姿を見ながら、
こんな環境でみんなが楽しめるのはつくづく幸せだと思ってしまう。
それは僕の自分勝手な想いにすぎないかもしれないが、
世代も役職も関係なく笑い合える場があるのが僕にとっても嬉しい。

こういった時間をいつまでも整えていくのが僕の役割だし、
それに共感できる会社を作っていくのも大事な仕事。

もちろん新しい制度を導入し、今の働き方に適応させるのも重要だが、
会社の一体感を醸成するのに古きよきものを残すことも大切。

昭和な宴会も悪くはない。
昭和な宴会はこれからも続く。

映画「散り椿」

遅ればせながら観ることができた。
そのまま素通りしそうだったが、
何名かの映画ファンに勧められていたので、
観ることができてよかった。

僕の映画の捉え方はもしかしたら他の方とは違うかもしれない。
僕がまず感じたのは黒澤映画へのオマージュではないかということ。
多分、違うとは思う。

しかし、椿三十郎を彷彿させる血しぶき。
そして、一発芸的な見事な殺陣。
いきなり降り注ぐ雨。
絵的にそんなシーンが多い。
椿繋がりでもあるし・・・。

主役である髭の生えた岡田准一は見方によっては三船敏郎に見えなくもない。
そのうつむき加減の表情はそんな雰囲気を持っていた。
多分、僕の勝手な見方かな(笑)。

そして、この映画はどんなジャンルだろうと自分なりに考えてみた。

和製ハードボイルド・・・。

そう捉える人も少ないかもしれない。
愛する人との約束を頑なに守り、
自らを犠牲にして向かって行く姿は昔よく見たハードボイルドに近い。
それが刀に変わったに過ぎない。
こんな捉え方もおかしいかな・・・。

今年公開の日本映画のラインナップを見ると恋愛ものが多い。
それも高校生や大学生中心のスキ~、キライ~といった分かりやすいものが多い。
実際、その類は一本も観ていないので、
本当に分かりやすいかは分からないが、予告編を見る限りそんな感じがする。
それはそれでいい。

だが、50歳過ぎたオジサンはそこに興味は湧かない。
しかし、恋愛ものに興味がないわけではない。
揺れ動く心を共に感じたいとも思う。

そんな意味では本作は大人の恋愛映画といっていい。
きっと麻生久美子に惚れるだろう。
黒木華を愛おしく感じるだろう。
あの笑顔や悲しげな表情の胸を苦しめられるオジサンは多いんじゃないだろうか。

そして、なんといっても岡田准一の殺陣だろう。
エンドロールの殺陣のスタッフに彼の名前が登場したのは
彼の見事な殺陣が自ら演出も行っていたのかな・・・。
いうまでもなく木村大作氏の季節感たっぷりの風景は見事。

そんなブログを書いたところで映画のWebサイトを見てみた。
黒澤映画へのオマージュ。
案外間違いではないかもしれない。

なんだ、なんだ映画を観る感性は見事じゃないか・・・。
自らを褒め称えブログを終わりたい。

本作の主役は絶対に自らを称えないけどね(笑)。

意外とまあまあ、ランニング日記1810

めっきり朝晩が冷え込んできた。
少し前まで朝はTシャツ一枚でもOKだったが、今はとてもムリ。
羽織るものは必要となる。

朝RUNする時も寒かったりする。
「ちょっと寒いなあ~」と思いつつ、走り出すと次第に体が慣れてきて、
走り終えることは汗をかき心地よくなる。
終了時は結構気持ちがいい。
ランニングするには一番いい時期といえるのではないか。

そんな季節である。
しかし、そんな季節はわずかで、あっという間に寒くなる。
意外とランニングシーズンは短い。
そんな10月だった。

では、この10月はどうだったか。
特別なことは全くない。
皇居を走ったわけでもなければ、出張先を走ったわけでもない。
ランニングチームで名城公園を1回、ガチで走っただけで、
あとは一人で黙々と走っただけ。

それでは距離は伸びていないだろうと自分でも思う。
しかし、計算してみると意外と走っている。

10月のランニング距離は82.5km。
目標には及ばないが、まあまあ走っているのだ。
忙しかった割には週2~3回のランニングを繰り返してきた。

健康診断の結果が促進させたのも理由のひとつ。
たかだかこの程度の距離で身体の質は変わらないが、気休めにはなっている。

その気休めといえば、なぜか東京のライバルも急にランニングを再開。
あれだけサボっていたにも関わらず、週2~3回は走るという。
いつまで続くかはシラッと静観するしかないが、見ものではある。
仕方ないので期待してやろう。

本来であれば今月あたりから大会に申し込み、
徐々に準備を始めるわけだが直近の大会はない。
一番早いのは12月の安城シティマラソン10km。
程よい練習しかならない。

今のところ年明けの予定もなく、
3月の名古屋シティマラソンと穂の国豊橋マラソン。
あとは今週、チャリティー枠で申し込んだ4月のぎふ清流マラソンだ。
いずれもハーフの大会。

随分先の大会ばかり。
モチベーションを上げるためにも年末年始の大会に申し込んだ方がいいかも。
となると地獄の美濃加茂か・・・。

この11月も自分の気持ちを高ぶらせるには苦労するとは思うが、
走るにはいい季節。
コンスタントに距離を稼いでいきたい。

明日の営業は午前中で終了します!

名大社では明日の午後から一泊二日の社員研修旅行。
従って、午後からは会社全体として休みを頂くことにした。
誠に申し訳ありませんが、明日は午前中のみの営業となりますので、
どうぞよろしくお願いします。

名大社ではこの時期に社員旅行を実施。
昨年は宮崎、鹿児島へ二泊三日の旅行。
これは完全にお遊びの旅行。
台風直撃で3日目の予定をすべてキャンセルして帰ってきたのも、今思えばいい思い出。

毎年、お遊びモードではいけない。
隔年で研修と称し、近場に一泊二日の旅行をしている。
一昨年は滋賀県近江のヴォーリズ記念館にお邪魔した。
その時の様子はこちら
至って真面目である。

明日、向かう先は豊橋。
医療法人さわらび会が運営する「福祉村」にお邪魔し、施設の見学とディスカッションを行う。
以前、西川塾で訪問し、その時から会社でも一度訪れたいと思っていた場所。
その時の様子はこちら
COOで統括本部長である山本左近氏は元F1ドライバーで僕の塾生仲間。

先日は南山大学でもゲストスピーカーとして登壇してもらった。
その施設を見学させてもらい、彼の話を伺う予定になっている。

予定になってはいるが、なんと先週金曜日、
その左近さんが来年の参議院選挙に出馬することが発表された。
当然、ドタバタである。
本当に時間を取ってもらえるか少々心配(笑)。

順調に彼が当選し実績を上げれば将来総理大臣になる可能性もある。
総理大臣が友達なんて、すごいこと。
みんなに自慢できるなあ~と今からくだらない妄想をしてしまう(笑)。

施設見学後は蒲郡にある三谷温泉平野屋さんへ。
平野屋さんは蒲郡の老舗旅館で、代表の平野さんは僕の経営塾の仲間。
ご縁を頂き今回宿泊させてもらうことにした。

こちらではお堅い話は抜きにして、全員で日頃の疲れを癒す。
そして、飲んで騒ぐ。
日本の正しい宴会を行う予定。

温泉を楽しみ、翌日10時には一旦解散。
希望者は別の場所へミカン狩りとBBQに出向く。
そんな2日間を過ごす予定。

これが研修か?と思われるかもしれないが、立派な研修。
やむを得ず参加できないメンバーもいるが、基本は全員参加。
みんなで学びながら楽しむことも大切。

そんなわけで、明日、12時には会社を閉めます。
ご理解の程、どうぞよろしくお願いします。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その68

ここ最近の伏見シリーズは麺特集。
ラーメンかパスタがほとんどでした。
それはそれで美味しいですが、たまには白飯が食べたくなります。

つい先日も「孤独のグルメ Season7」をAmazonプライムで見ました。
井之頭さんは美味しそうに白飯を食べます。
1杯で終えることはありません。
必ずお替りします。
さらにお替りすることもあります。
それであのスマートな体型を保つことなんてあり得ません。

ドラマだとは分かっています。
巧みな演出だと分かっています。
しかし、しかしです。

あの風景を眺めると同じようなシーンを演じてみたくなってしまうのです。
人気食べ物ブロガーのモデルの一人は井之頭さんなんです。

会社から伏見駅の方に向かった
ダイヤパレス伏見にある「山葵野」さんに行ってきました。

このビルには飲み屋さんが集結してますが、様々なジャンルのいいお店が多いです。
ついつい寄ってしまいます。
向かいのお肉屋さんは行ったことはないですが・・・。

今回は麺ではなく正統派の定食で勝負します。
日替わりランチもありますが、ここは豚肉で勝負です。
井之頭さんは豚カツを食べていたのです。

「すいません、豚しょうが焼きをください。」
オーダーが通ると職人気質の大将がフライパンを振ります。
カウンターからはその巧みなフライパン捌きがわずかに見ることができます。
それだけでも美味しさが伝わってきます。

豚しょうが焼きランチ 900円

アップにしてみます。

ちょっと焦げているような感じがしますが、そうではありません。
少し濃い目ではありますが、食欲が増してきます。
白飯とぴったり合うのです。
そして、この白飯がすこぶる美味いのです。
味噌汁も出汁がきき、大将のこだわりを感じます。

「あ~、こうゆう定食が食べたかったんだ・・・」
ベタなセリフを吐いてしまいます。
白飯をお替りしたい気持ちが人気食べ物ブロガーを苦しめます。
健康診断で糖質は少しばかり落とした方がいいと判明したのです。

「あ~、井之頭さんになりたい。」
心の中で呟き、一杯の白飯を食べ終えたのでした。

ごちそうさまでした。

採用クライシス 仁義なき新卒争奪戦

久々に東洋経済を購入。
最近はもっぱら楽天マガジンでパラパラ読む程度で買うのは久しぶり。
先週の特集が「採用クライシス 就活ルール廃止の衝撃」なので、
手に取って熟読するしかない。

それにしても最近はこの話題が多すぎる。
それほど大騒ぎしなくてもいいのではと思いながらも世間の関心はここに向かう。
とてつもなく悪いことをしているようにも聞こえるし、
本来あるべき姿だと正論にも聞こえる。

きっと答えなんて出ない。
出たとしても過去を調べればわかる通りどんなやり方でも形骸化する。
それが日本の就職事情だとも思う。

「山田さんはどう思いますか?」
と聞かれることもある。
皆さんが期待する素晴らしい答えを持ち合わせてはいない。
理想と現実が渦巻く世界で生きる側としては理想を大切にしながらも
自分たちがやれることで正論を組み立て推し進めるのみ。
そんなところだ。

この特集も確かに真実だが、これがすべてかと言われるとそれも困る。
世間はすっかり20卒向け、もしくは21卒向けに関心が向いているが、
名大社は先週の金曜日に19卒向けの合同説明会を実施した。

本誌では中小企業は絶望的なことを書いているがそうではない。
確かに多数の学生が来場するわけではない。
中小企業の採用が厳しいのも事実。
それでも130名ほどの学生が来場し、
懸命に企業を回り熱心に話を聞いている。
現場ではまだまだ熱い就職戦線が繰り広げられているのだ。

それを一括りにルールの撤廃ですべてが変わってしまうというのは
全体感が足りないように思え仕方がない。
それは東洋経済を批判するものではなく、
今の取り上げられるニュース全般に対してそう思うのだ。
今、懸命に就職活動をする学生や採用活動をする企業を見てもらいたい。
おちこぼれではない。
その姿も美しい。

企業VS学生 本音バトル

これだけ読むと誰も幸せになれない気がする。
そうではないはずだ。
就職活動の時期はいいことよりも辛いことの方が多いのも事実。
しかし、学生はこの経験を通し大人になり社会に巣立って行く。

本来はお互いが高め合う場のはず。
もっとプラスのことも書いていいのではないか。
それだけが表に出ると益々就職に対して後ろ向きの学生が多くなる。
大人の役割は明るい未来を提示することもひとつのはず。
今回の特集を読みながら、そんなことを考えてしまった。

ブログでも書いているがこの秋から大学2~3年生にキャリアの授業を担当している。
教えてることの一つにどんな就職活動時期になろうと一喜一憂しない自分作りがある。
どんな状況でも社会に飛び立つ準備ができていれば就活の時期は関係ない。
それはテクニックを教えるのでもなく、
就職活動の準備を早く行うことでもない。

どう自分らしく生きるかをしっかりと考えさせれば
あまり時期にこだわることはない。
当然不安はつきまとうし、迷い悩むことは多い。
その経験は早くて悪いわけではない。

全員が理想の姿になるわけではないが、
少しでもそんな学生が増えれば時期に振り回されることはないだろう。
そう期待したい。

と、ちょっとカッコいいことを書いてしまったが、
僕らの採用支援の事業としてはあの手この手を考えねばならない。
メインである中小企業のクライアントのためにも・・・。