これからも前向きに 名大社会長ブログ

食べ物のはなし 番外編 餃子三昧

人気食べ物ブロガーは月1回ほどのペースで出張します。
そのほとんどが東京です。
以前は顔を広げるためにあちこちに飛び回っていましたが、
最近はすっかり静かになってしまいました。

それではいけません。
7~8年前のようにもっと攻めなければなりません。
そして、美味しいお店も開拓しなければなりません。

数年前までは茅場町にもよくお邪魔をしていました。
この食べ物ブログでも紹介しているのです。

食べ物のはなし 番外編 B弁当

調べてみたら一軒だけでした。
大したことありませんね(笑)。

今回お邪魔したのはこちらのお店。

このビルに見覚えはありませんか?
あるわけないですよね。
こちらは1年前まで株式会社パフさんが入っていたビル。
僕が知る限り、1階にはあまり流行っていない居酒屋が入店していました。
知らないうちにお店が変わっていたようです。

新たに入店された「餃子房 CHINA DOLL」さんです。

こちらにはかなりの種類の餃子があります。
とても全種類は食べ切れません。

そんな時に好都合なのがミックス餃子定食です。
黒豚や海老、しそが混ざったお得な餃子なのです。

いいえ、違います。
そんな餃子はありません。
一人でボケとツッコミをしてみます。

実際はこちら。ミックス餃子定食 900円

スープ、ザーサイ、杏仁豆腐もセットになっています。
アップにしてみましょう。

黒豚餃子2個、しそ餃子1個、海老餃子1個、元祖餃子4個。
合計8個の餃子です。

しそ餃子、海老餃子は明らかに分かります。
分かりにくいのが黒豚餃子と元祖餃子の違い。

さて、どれが黒豚餃子でしょう?。
そうは言ってもここは絶対的な舌を持つ人気食べ物ブロガー。
一口食べただけで見分けてしまいます。

右上が黒豚餃子ですね。
パチパチと拍手が聞こえてきます。
「まあまあ落ち着いて・・・」
周りの方を制します。

この餃子だけでもかなりお腹は満たされます。
ご飯のお替りは自由ですが、その必要はないようです。
餃子もスープも美味しく頂きました。

元祖餃子は4個あるわけですから、その時点でどれが黒豚餃子かは分かりますよね。
絶対的な舌は全然関係ないようです。

ごちそうさまでした。

映画「スリー・ビルボード」

よほどブログネタに困っているのか、2日連続の映評ブログ。
引退後、映画コラムニストとして生活する計画なので、むしろ正しいか?。
今週はずっと映画ブログにしてみるかな(笑)。

本作は先日発表されたキネマ旬報ベストテンのナンバー1作品。
読者選出でもなんと1位。
日本映画も「万引き家族」が評論家、読者の両方ともトップだった。
邦画も洋画も一緒なんて結構珍しいことだろう。

僕はまだまだ映画コラムニストは失格かもしれない。
この作品のことは知らなかった。
名古屋で公開されたのも気づかなかった。
かなり話題作というのに・・・。
昨年の今頃、上映されていたんですね(汗)。

公開から一年経過した作品なので、多少のネタバレは許されるだろう。
普段は読者に気を遣い、映画の内容に触れないように書くので、
理解できないブログになっている。
あれはあれで苦悩しながら書いていることを理解して頂きたい。
そのあたりが一般の映画評論家と違う点。
時代の先を行き過ぎているのかな・・・。

この作品はいつの時代を描いているのだろうか。
未だに家電話が主流だし、車も古い年式ばかりだ。
しかし、セリフにはググるなんて出てくるから、きっと現代のはず。
登場人物も時代を感じさせる。
人間臭いといえば人間臭いが、大体はどうしようもない人物。
まとまな人間は数少ない。

時々、美しい女性やかわいい子供が現れるのでハッとさせられる。
その華やかさが違和感だが、却っていい演出に繋がっている。
主役を演じるフランシス・マクドーマンドは女性らしさなんて微塵も感じさせない。
一体どんな生き方をしてきたのか聞いてみたいが、興味が湧くわけではない。

しかし、そんな女性も母親である。
自分の行動を嘆き、お上に対して恐れることなく抗議する。
その姿がすこぶるカッコいい。
その冷めた表情も・・・。
昔観た映画でも女性がカッコいい作品があったけど、なんだったかな?
「グロリア」もそうだけど、思い出せない。

憎しみ合う関係でも状況が一変することで互いの距離感も近づいていく。
人の感情なんてそんなもの。

本作は久々にAmazonプライムで鑑賞。
一時期ハマった気もするが最近はあまり観ていなかったり・・・。
Amazonの都合のいいお客になりそうだ(笑)。

ネタバレと言いながら、いつものように何も分からない映評ブログになってしまったが、
本作品はやはり観るべき。
憎しみの中のも愛を感じることができるのだから・・・。

映画「ファースト・マン」

「ラ・ラ・ランド」の監督と主演が再びタッグを組んだことが
やたら話題になっているが、それほど重要なことか?
と思うのは僕だけだろうか。

そもそも「ラ・ラ・ランド」を観ていないことが問題なのか。
近々、Amazonプライムで観ることにするかな。
評判もいいし・・・。
本作とはきっと対照的な作品なんだろう。

そう、今回は「ファースト・マン」。
僕の今年のルーティンとして映画を年間30本観ることがある。
それとは別に歴史を学ぶという目標も掲げている。
そんな意味では本作は都合がいい。
それを理由に映画を観たわけではないが、願ったり叶ったり。
そんな大層な話でもないか(笑)。

僕が知っている世界はアームストロング船長が人類で初めて月面着陸をしたということだけ。
その背景にある葛藤やアメリカの技術力なんて考えたこともなかった。
よく画像で見る月面着陸の姿だけで理解しているつもりだが、それは何も理解していないとの同じ。
乗務員仲間や家族の存在、命を懸けて臨む意義、そんなことを映画を観て初めて知った。
こういった一つ一つの積み重ねが歴史を作っていくのだが、
どうしても「1969年アポロ11号月面着陸」という点で押さえることしかできない。
それでは歴史を学ぶとはいえないわけだ。
それを痛感しただけでも観た価値はあった。

それにしても50年前の技術はその当時からすれば先端だが、今を知る者は恐ろしくて仕方ない。
今の時代にあの技術をそのまま持ってきたら、チャレンジすることはないんじゃないのかな。
そこも含め歴史を切り開くのは大変。
無責任にそんなことを感じながら観ていた。

本作はドアップが続いたり、やたら映像が揺れまくったり、
急に静寂なシーンとなったり、映画館がドルビーアトモスだったこともあり、結構疲れる。
伝記映画ではあるが、人間ドラマでもある。

隣に座っていた若い女性は
(もちろん知らない人です)
映画の後半はずっと泣いていた。
泣いていた姿を見たわけではないが、すすり泣き状態がこちらまで伝わってきた。

アームストロング船長扮するライアン・ゴズリングの感情を抑えた演技が
より涙を誘ったのかもしれない。
上に立つ者はどんな時でも感情に流されてはいけないと教えられているようだった。

しかし、一人の人間であることには変わらない。
それがラストシーンに繋がるのかな。
奥さん役のクレア・フォイもとても良かったですね。

僕は4DX経験はあるがドルビーアトモスは初めて。
この作品が相応しいかどうかは分からないが、迫力が増すのは事実。
時々、そんな上映に付き合うのもいい。
できれば疲れていない時がいいけどね。

社員の心が社長から離れるとき

このタイトルは世の中の社長には耳が痛いのか?。
これをどう捉えるかで大きく変わってくると思う。
全然平気と捉えるか、もしかしたらヤバいかもと捉えるかで・・・。

僕はもしかしたらヤバいかもと思ってしまう。
実際はそうじゃないと願っていたいし、そうならない行動もしているつもり。
しかし、それはあくまでもつもり。

本当のことは自分では分からない。
ただ僕が思うのは、全然平気と思っている方がヤバいはず。
そんな都合よくはいかないし、そんな点も社員はしっかりと見抜いている。

これが今月の日経トップリーダーの特集。

危機を察して、あえて読まない経営者もいるかもしれない(笑)。
世の中知らない方がシアワセなことは山ほどある。
それも一つの方法かもしれないが、その時点で公私混同している。

厳密には公私混同とは言わないが、自分をさらけ出すことができない者は
公私混同と言えるのではなかろうか?
それは単なる僕の持論。
大体のことにおいて社長の耳にはいいいことしか入ってこない。

きっとそれは僕も同じ。
壁を作れば作るほど、耳障りのいいことにか入ってこないと思うのだ。
気づいた時には裸の王様になってしまう。
もしくは組織が機能不全に陥ってしまう。

カルロス・ゴーン氏もそれに近かったのではないだろうか。
心が離れていなければ厳しい提言もあっただろう。
組織が膠着化してしまうのはトップの責任だし、それを生み出しているのもトップ。
気づいた時には手遅れになるケースも・・・。

だからこそ、僕はヤバいと思いながら仕事をする。
本当にそれがいいことかどうかは分からないけど。

この特集には一見目を疑うようなデータや事例が載っている。
池井戸作品のようなフィクションかと勘違いもしてしまう。
しかし、これば紛れもなく真実。
すべてが中小企業であり、そのほとんどが同族企業だ。

中小企業や同族企業のイメージがいつまでも低いのは、経営的不安よりもこちらにあるのかもしれない。
社長の言動は最も重要。
僕も迂闊なことを言ってしまう失言は多いが(苦笑)、それでも言葉は選んでいる。

「部下は機械だと思え」
「代わりはいくらでもいる」
「文句があるなら辞めろ」
なんてことはどんな状況であっては言ってはならない。
それは当事者だけでなく、周りのヤル気も失くす。

アンケート結果にそんなことが書かれているのは実際にそんな言葉が横行している証。
僕もレベルは低いが、それ以上にレベルの低い経営者が多いということ。
来期に向け新たな戦略を考えていくと同時に人としての基本を忘れてはいけない。
社長が偉いわけでもなく、ただの一人の人間なのだから・・・。

国家と教養

以前の著書「国家の品格」が出版された当時、前社長が
日本人としての誇りを大切にすべきと勧めていた。
言われるがままに読み、自分に欠落している点を感じた。

欠落した点は少しは減ったと思うが、まだまだ多いのは事実。
人は歳をとるから教養が身につくわけでもなく、
深い思想や学びがなければ身につくわけではない。

それは単に知識をつけることではない。
残念ながらまだ知識方面に向かう自分がいるのは成長していない証。
それは知識を否定しているのではなく、それを情緒や形に一体化すること。
それができなければ意味はない。

反省が得意なだけの人間にはなってはいけないと反省する。
それこそ猿になってしまう。
もししたら本書は僕に警鐘を鳴らしているのかもしれない。

当たり前の話だが本書を読んでも教養は身につかない。
必要性を迫るに留まる。
ここでそのマニュアルが書いてあるようであれば、前進ではなく後退。
求められるのはそんなことではないのだ。

僕は基本的に嗅覚で生きている。
ただそれが効果的なのは「食べ物ブログ」の世界だけで
現実の世界ではまだまだ活かされている場が少ない。

それは何故か。
教養が足りないからだ。
そのためにはもっと歴史を学ばなければならない。
本能を制御する力を感じ取ることが必要なのだ。
そういう考えとしては今年の自分の課題は間違っていなかった。

そして、一流の映画を見る、一流の音楽を聴く、一流の芝居を見る、
一流の本を読む、自分の世界を作ること。
もっと読書、文化、芸術を親しむことが大切。

それがリーダーにも求められる事だろう。
教養のないリーダーはいずれ判断も誤るのだ。
国内、国外の歴史が繰り返すように一つの判断が成功に導くし、大きな失敗へとも繋がる。

改めて教養の重要性を認識させられた一冊だった。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その79

会社より南方面、分かりやすく言えば広小路通りより南は大体のお店を制覇しました。
といっても8割くらいでしょうか。
まだまだ北方面、分かりやすく言えば錦通りより北は未開拓のお店が多いエリア。

先週の新しいお店はグッドでした。
人気食べ物ブロガーとしては調子に乗ることなくチャレンジするまでです。

長者町繊維街を北に向かいます。
しばらくすると見えてきたお店がこちら。

東京ではあちらこちらにある「ゆで太郎」さん。
最近、名古屋でもオープンしこの周辺に2店舗を構えています。
とてもリーズナブルです。

「たまには行ってみるかな?」
とお店に入ろうとした瞬間、ある思いが頭をよぎりました。

こちらの場所は同業他社D社のすぐそば。
D社の社員さんのことはほとんど知っています。
万が一店内で見つかると
「名大社の社長って意外とセコイな。いや、会社って大丈夫か?」
と思われる可能性があります。
きっと笑顔で挨拶しても心の中ではそう思っているでしょう。

思いとどまり体の向きを左に90度を変えます。
通りを挟んだ隣にある「ぎんぶた」さんに入りました。

ここは昨年の夏にオープンしたお店。
以前は何があったかは覚えていません(笑)。
ランチは6種類ほどあり全て700円です。

「ここだったらセコイとは思われないな・・・」
丼物が中心ですが注文したのはこれ。

豚バラ肉のつけ蕎麦 700円

どうやら頭の中は蕎麦で占領されていたようです。
「この蕎麦にご飯なんて合わないんじゃないか。」
と思いながら食べ始めるとこれが普通に食べれます。

生たまごをつけダレに投入します。
しばしかき混ぜそこに蕎麦を絡ませ食べるのです。
なんとこれが立派なおかずに変身。
蕎麦好きには叱られるかもしれません。

しかし、ここはやきとん屋さん。
お許しいただきたく。
人気食べ物ブロガーが許しを請う必要はありませんが・・・。

まだまだ未知の世界が多いことを改めて発見しました。
ごちそうさまでした。
次はそうはいっても「ゆで太郎」さんですかね(笑)。

25年

昨日は記念となる一日。
建国記念日、父親の三回忌。
そして、結婚記念日。
結婚して早や25年。

ということは銀婚式というわけだ。

僕をよく知る人であれば、
「奥さん、よく頑張ったね!よく我慢したね!」
と褒め称えるだろう。
否定するつもりはない。
客観的にみればそう思うのが当たり前。

かといって、何が酷いことをしてきたわけではない。
お金を使い込んだわけでも、DVをしたわけではない。
至って健全で温厚な生活を送ってきた。

しかし、夫としてどうか、父親としてどうかと問われると全く自信はない。
家庭人としてはあまり機能していなかったのも事実。
ここ10年近くは社長業が忙しいと毎晩のように飲みに行き家を空けていたし、
サラリーマン時代も忙しい毎日だった。

今でこそ「働き方改革」で残業時間も制限されているが、
当時は時間なんて関係なく働いていた。
休みも家で仕事をしていた時も多かった。
最低限の家族サービスはしてきたが、最低限だった。

家のことは全部任せてきた。
家事も子育ても近所付き合いも家内任せ。
年に1~2回に勢いで作る料理もキッチンを汚すばかりだった。
(でもセンスはあると思う・・・笑)
できたことは生活面で不自由させないことくらい。
瞬間的に給与が半分になり大変な時期はあったけど。

おかげさまで二人の子供もすくすくと育ち親を困らせることはない。
身体も丈夫だ。
これも家内のおかげだろう。

「何か欲しい?」
と聞いたが、先月の誕生日祝いで買ったピアスで十分だという。
旦那に関心がないと思うが、プレゼントも期待していないようだ。

昨日は父親の三回忌でもあった。
会食の場で施主として挨拶。
父親の功績を支えた母親に感謝すると共に自分を支えてくれた家内にも感謝の言葉を述べた。

何事もないように時間は過ぎていった(笑)。
感動はなく、クスリと笑う程度。
それが健全でいい。

銀婚式は「磨けば光るいぶし銀のような奥深い美しさ」
と例えられることもあるようだが、そんな大袈裟なものでもなく。
光らなくても奥深くなくても普通の銀でいい。
普段の生活に存在する銀でいい。

頂いたのはこちら。

毎年、ロータリーから届く結婚祝い。
そして娘にお願いして、内緒で買ってきてもらったケーキ。

少しばかりの感謝の気持ち。

いつもありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いします。

ステキな夜は続く

昨日、一昨日もドタバタとした時間を過ごした。
金曜日は午後からパネルディスカッションのパネラーとして登壇。

人事評価制度の取り組みについて、
株式会社あしたのチームのセミナーでパネラーとして喋らせてもらった。
普段はファシリを行うことが多いが、パネラーとして参加するのは珍しい。
ついつい余計なを話し、その逆で肝心なことは話さず終わってしまった(笑)。

夕方からは東京。
仕事をこなした後、向かったのは神保町にあるライブハウス「楽屋」。
ライブハウスといっても食事も美味しいライブレストラン。
そのライブレストランで行われた「山と川と海と空」のLIVEの参加したのだ。

正式名称は違ったかな・・・。
確か「山と鼓と葉」だったと思う。

株式会社パフの釘崎社長を筆頭にほぼ身内で固められたグループ。
ただの趣味の世界と思うかもしれないが、それがすこぶる達人ぞろい。
バイオリンもチェロもトランペットも本格的。
素人の僕にはプロとの違いが分からない。

新人アクネさんもソロで歌っていた。
小さなライブハウスだが、その分、一体感も醸成される。
みんなで盛り上がる楽しい会であった。

リーダーの釘崎さんはピアノも弾いてみたり・・・。
多分、どこかで間違っただろうが、こっちもよく分からない。
パフ社外取締役として、そこは目をつむろう。

東京に泊まり、昨日の午前中は釘崎さんと打ち合わせ。

ここでは明かせないが、2社にとってプラスの話ができたはず。
その件はいずれ・・・。

東京は雪だったので新幹線は30分程度遅れたが、無事に帰ることができた。

そして、夜は研修講師で活躍する有冬典子さんの出版記念講演会&パーティー。
つい先日、「リーダーシップに出会う瞬間」という著書を出版。
これはおススメ。
すでにAmazonでは1位になっているとのこと。

そのお祝い会が開かれ僕も出席。

発売前に作品について僕も書評を書かせてもらった。
その書評はどこで読めるのかな?。

美しい女性が沢山参加されていた。
みんな何かが赤色だった(笑)。

こうして金曜、土曜とステキな夜が続いた。
僕は飲むために参加しているような気もするが、こういった時間が心地いい。
そこに十分な価値もある。

ステキな夜をありがとうございました。

「キネマ旬報」変わった?

僕は名大社を引退したら映画コラムニストとして生計を立てていこうと考えている。
実際はあり得ない話だが、それが叶えば理想。

このブログでもちょくちょく映画評論をして、
業界からのオファーを待っているが、一向にその気配はない。
そもそも作品の内容に触れずに終える映評が多いので、評論なんていえないのかもしれない。
しかし、僕個人としては真剣に書いている。

そして、僕のセンスのバロメーターとして対象としているのがキネマ旬報ベストテン。
つい先日、2018年のベストテンが発表された。

それが今年は例年とちょっと異なる。
昨年前までは1月中旬あたりにマスコミに披露されていたが、今年はそれがなかった。
HPを確認しても1位しか発表されておらず、2位以下は10日に発表するという。
雑誌は2月5日の発売なので、雑誌を確認しなければ順位は分からない。

それは何か意図があることか。
販売部数を伸ばすための戦術か。
そんなことを考えてしまった。

そんな僕も例年であれば順位を確認してからこの特別号を買うのだが、
今年は特別号を見てその順位を初めて知った。

順位は以下の通り。

日本映画
1.万引き家族
2.菊とギロチン
3.きみの鳥はうたえる
4.寝ても覚めても
5.孤狼の血
6.鈴木家の嘘
7.斬、
8.友罪
9.日日是好日
10.教誨師

外国映画
1.スリー・ビルボード
2.ペンタゴン・ペーパーズ/最高秘密文書
3.シェイプ・オブ・ウオーター
4.ファントム・スレッド
5.ボヘミアン・ラプソディ
6.15時17分、パリ行き

7.顔たち、ところどころ
8.1987、ある闘いの真実
9.ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ
10.判決、ふたつの希望

太字は僕も観た作品。
昨年は映画館で30本の映画を観たが、ベストテンに入っているのはたったの6本。
そのほとんどが観ていない映画。
作品名さえ知らない作品が多い。
これでは映画コラムニストとして商いをするのは無理。

上位に食い込まないだろうが結構面白かった「祈りの幕が下りる時」や
「コーヒーが冷めないうちに」は1点すら入っていない。
僕の感性が先端すぎるのか、センスがないのか(笑)。

このベストテンのうち名古屋で公開されていない作品も多い。
いや、気づいていないだけか?。
まだまだ観るべき映画を観ていないのが実態。

今年はまだ3本。
もっと映画コラムニストとして腕をもっと磨かねば・・・
と改めて思うのであった。

たまにはね・・・

年末年始も遠出はせず、年明けも結構休日出勤が続いた。
たまには夫婦二人で出掛けようと思い、昨日は休みをもらい遠出をした。

京都にしようか迷ったが、今回は伊勢神宮。
もう20年以上、お邪魔していないんじゃないか・・・。
記憶がないくらいである。
それでは日本人として失格。
皇室の祖神として特別な存在の神宮を参拝することにした。

伊勢神宮に行くのであれば、その周辺も伺っておきべき。
そんな時、ありがたいのが信頼できる友人の存在。
そのジャンルに造詣が深い愚か者本部副本部長の櫻山さんにいくつか場所を教えてもらった。
そんな時は全く愚か者ではない。
尊敬すべき存在なのだ。
親切にありがとうございました。

まず向かったのは夫婦岩と二見興玉神社。

こちらは伊勢参りをする前に心と体を浄化すべきのようだ。
夫婦円満のお守りが売っていたがそれは買わず、商売繁盛のお守りを購入。
心配はあるんだけど(笑)。

その後は腹ごしらえ。
こちらも櫻山さんのおススメのお店。
伊勢神宮・外宮の近くにある「ちとせ」さん。

こちらで肉伊勢うどんを頂いた。
真っ黒のつゆが有名な伊勢うどんだが、全然くどさはない。
もっちりして美味しい。
こちらは地元の食堂のようなお店でカレーライスやかつ丼もメニューに並んでいた。
食べ物ブログではないのでこれくらいにしておこう。

そして、ようやく伊勢神宮へ。
時間の関係上、外宮には行かず内宮へ。
近くまで行っていたのに。
古いしきたりは外宮から参拝するらしいんだけど・・・。

2月にも入り、伊勢神宮の参拝も落ち着いているかと思ったが考えが甘かった。
駐車場は満車。20分ほど待って入ることができた。

宇治橋を渡り皇大神宮へ向かう。

アマテラスオオミカミが祀られている。
かなり忘れているが古事記を勉強しておいてよかった(笑)。
この空間に立っているだけで心が洗われるような気がする。

こんな木々に歴史の重みを感じたり・・・。
いくつかの宮社を参拝し、おはらい町通りへ。

とても平日とは思えない賑わい。
これが土日なら混み合い方も相当なもの。
休みをとって正解だった。
向かったのはおかげ横丁。

こちらも若いカップル、おばちゃんグループらで溢れていた。
最初はおかげ横丁でお寿司でも食べようと思っていたが、その考えも甘かった。
もしそうしていたらかなりの時間待つことになっただろう。

有名な豚捨でコロッケ、若松屋のチーズはんぺんと立ち食い。
そして、伊勢に来たなら寄らねばならない赤福と定番の行動。

奇をてらうことなくオーソドックスな行動が夫婦円満の秘訣かな・・・。
せっかくの平日休みを充実した時間で過ごすことができた。

お土産のビールも買ってきたことだし。
たまには平日の家族サービスも必要。

これでしばらくは安泰な日々を過ごせるだろう(笑)。