これからも前向きに 名大社会長ブログ

中小企業サバイバル新時代

今週はそれほど多忙でもないのに、振り回されている週。大学生の就職活動のスタートを4年生の4月以降にしようという政府の要請を経団連が容認の方向であると新聞に大々的に取り上げられたからだ。
この報道により業界内はちょっとした騒ぎになった。既に15年卒向けの就職サイトやイベントの準備をしている同業他社も多く、混乱を招いた。
結論としてはまだはっきりしないモヤモヤ状態だが、我々としてはやれること、やるべきことを明確に打ち出し、企業、学生のサポートをしていくだけしかない。
どうあるべきかは個人的な見解となってしまうので、一定の方向性が定まった段階で述べたいとも思うが、懸念されるのは我々がお手伝いすることの多い中小企業の存在。時期がずれることでかなりの影響が出ることは必至。様子を窺いながら、対策も練らねばならない。
そんな中で久々に見たのが一昨日の「ガイアの夜明け」
「手を組んで生き残れ!~中小企業サバイバル新時代~」というタイトルで、中小企業が生き残っていくためのいくつかの取組みが放送されたのだ。
同じ中小企業として、またその支援をする者として共感も含めながら熱い眼差しで番組を観た。内容はWebで紹介されている通りなので割愛するが、中小企業でも技術力やアイデア次第で勝負できることはいくらでもあるということ。健全なM&Aやアライアンスによって、苦境に陥っていた企業が再生することも可能。
最後まで諦めず挑戦すれば、競争相手が大手であろうと海外であろうと戦っていくことはできる。僕が全く知らなかった企業のリアルな姿を見て大いに勇気づけられた。同時に自分の努力不足を痛感したのはツラいけど・・・。
今回の特集を見て、こういった企業を自分たちがもっとクローズアップさせ、学生や社会人に対し企業の魅力を訴求することはできないかとも感じた。もっと企業の事業領域に入り込み、理解し興味を持ってもらい、最終的には職業選択のキッカケとなる場を作ることができないかと・・・。
そうすれば中小企業の魅力がダイレクトに伝わり、波及効果も生まれてくるのではないかとも考える。これをモノづくりが強い愛知県で出来たら喜ぶ人も増えるだろう。仕事の裾野も広がるだろうし。
簡単ではないが不可能でもない。そんなことを仕事にできたら幸せだろうなあと思いながら。
その前にサバイバル新時代に自分たちが生き残っていかねばならないのだけれど・・・。

映画「かぞくのくに」

かぞくのくに [DVD] かぞくのくに [DVD]
(2013/03/22)
安藤サクラ、井浦新 他

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あり得ないようであり得て、遠い世界のようで身近なことなのかもしれない。
我々の住んでいる環境がいかに幸せで自由かを理解しようと思うと、そうでない世界と比較するのが一番。ものを考える自由を奪われるのはどれくらい辛いか想像はできないが、実際に思考停止の状態が幸せというのも恐ろしい。考える苦しさを頻繁に経験するが、それがいかに贅沢な悩みかはこの映画を通して知ることは可能。
この映画はそんなことを訴えたいわけではなく、もっと別の深さがあるのだが、そんな風な見方も一つだろう。これがただのフィクションではなく、監督自身の実体験を基に製作されているというから説得力も高い。
ほとばしる緊張感が淡々としたストーリーを引っ張り、冷静そうに装っている井浦新演じるソンホの瞬間的な感情や笑顔が存在としてのもの悲しさを強くさせる。一人静かに観るべき映画だろう。
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ハリーポッターを観ながら喜んでいる子供たちに見せたいが、まだ時期尚早で理解は遠い先になるだろう。そのあたりも興味を示してくれると嬉しいのだけれど・・・。
映画を観ながら気づいたこと。
晴れた日のシーンがほとんどない。ワンカットが長く出演者を追い続ける。これはドキュメンタリータッチに描くための意図的な演出なのかもしれないが、効果的に働いているように思う。出演者の配役もマッチしている。
宮崎美子はすっかりお母さん役がはまり役だ。それも不幸な環境にありながら気丈に明るく振る舞う役が多いように思う。映画「悪人」も同様。いい年の重ね方をされているのかな・・・。
このような社会派ドラマは感想も結構気を遣うが(笑)、いろいろ騒がしい今の状況だからこそ観ておくべき作品であるのは間違いない。

松下幸之助歴史館へ行く

大阪出張した翌日の土曜日は時間に余裕があったので、門真市にある「松下幸之助歴史館」へ。
パナソニック本社に隣接されている。本社はその歴史と創業者の思いが伝わる桜並木。
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散り始めた桜としとしと降る雨がもの寂しさを感じさせた。
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歴史館の入口付近では松下幸之助氏の生い立ちとその年齢ごとの企業状況が分かる映像が流されていた。
僕は今年で47歳になるわけだが、その時にはもう1万人の従業員を抱えられていた。そして、ちょうどその倍の94歳の時に逝去された。
それが平成元年。僕がまさに社会人としてスタートした年になる。亡くなられて既に24年が経過したわけだ。パナソニックについて何か語れるわけでもなく、その立場にもないが月日が経つと企業は大きく変化していくことがよく分かる。
入館すると道の文字と共に
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自分には自分に与えられた道がある
広い時もある
せまい時もある
のぼりもあれば、くだりもある
思案にあまる時もあるだろう
しかし 心を定め
希望をもって歩むならば
必ず道はひらけてくる
深い喜びもそこから生まれてくる

深い言葉だ。
館内はその時々に発売された製品が芸術品のように並べられている。家電が贅沢品であることを十分に思わせてくれる。
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ここでは松下氏の直接の言葉が聞けるコーナーがいくつも用意されている。経営を語る、人生を語る、人づくりを語るなど珠玉の名言が映像と共に楽しむこと、いや学ぶことができる。
時間さえあれば一日居ても退屈しないだろうし、これだけ経営の勉強をできる場所もないだろう。半人前の僕が言うのはおこがましいが、すべての経営者はこの歴史館を訪れるべきだと思う。
そして、パナソニックへの入社を希望する学生も必ず見ておくべきだ。Webだけで知識を蓄えるのではなく、肌で感じてもらいたい。
来館者が少なかったせいもあるが、いくつかのコーナーは独占で僕の気が向くまま使わせてもらった。「人生を語る」という映像のコーナーで「悩むのも仕事」を本人が直接語られていた。経営者の最も大切な仕事は悩むことであるとメッセージを送られていた。
涙が出そうになった。ちっぽけな悩みばかりで右往左往する自分も何だか認められたような気がして嬉しかった。素晴らしい時間を送らせてもらった。
1時間も拝観すれば十分だと思っていたが、結果的に時間は全然足らず、後ろ髪を引かれながら歴史館を後にした。半日でも足りないくらい。
しかも、これが無料。地元の方は一度や二度は入館されているのだろうか。もし、されていないとしたら勿体ない話だ。

そういえば、3月の目標達成は?!

そうそう、そういえば3月の実績について報告をするのを忘れていた。
僕の目標達成を気にしている人はせいぜい3人くらいなので(笑)、特に報告する必要もないのだが、ここは義務として捉え書き留めておく。
何かといえば3月の走った距離である。結果的に107kmのランニング。何とか月間目標100kmをクリアすることができた。そんな事を気にする人はやはり3人だろう。
3月は名古屋シティマラソンがあったこともあり、順調に距離を伸ばす事ができた。寒さも和らぎ日も長くなったことで、朝の重い気分も解消することもできた。
走り終えた爽快感たっぷりの汗は美しいのだ。嫁さんが汗まみれのシャツを指でつまんで嫌そうな表情で洗濯するのが全く理解できないけど・・・。
月末は桜を眺めながらのランニングで心も晴れやかになってきた。年間通して最も気持ちのいい季節なのかもしれない。
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次に参加する大会が決まっていないので、モチベーションを維持するのは今後難しくなってはいくだろうが、「継続は力なり」の言葉を信じ続けていければいい。
目標といえばもう一つ。
月間5冊の読書。こちらは惜しい結果に終わる。言い訳がましくいえば、4月1日で5冊を読了。ギリギリでアウト。マラソンに例えれば、制限時間を超えたほんの少し後にゴールして、記録なしの状態。タイムもなければ完走賞ももらえない。この1日が人生においては致命的だ。大げさだけど・・・。
ちょっともったいない3月であった。
4月のランニング距離は今のところ5kmと厳しい状況だが、勝負はこれから。月末にまだ間に合いそうな大会もあるので申し込もうか・・・。
そう考えながら、雨も上がったことだし、これから走ってこようかな。

ミナミの夜

一昨日は東京、昨日は大阪への出張。
このブログは宿泊しているホテルで書いていることになる。この2日間でも多くの気づきをいただいたが、公表できないこともあり、ノーテンキな内容だけ報告(笑)。
大阪といえば、道頓堀、心斎橋、ミナミの街である。
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このドギツイ看板が並ぶのがいかにも大阪を象徴している。センスがいいかどうかはともかく自己主張がはっきりしてるのは気持ちいい。
昨晩は大阪ということで粉もの。粉ものの代表はお好み焼き。
ブレーンの方に美味しいお店に連れて行っていただいた。トマトお好み焼きで有名な「京ちゃばな」。お店もオシャレで大阪弁丸出しのオバちゃんが出てくるわけではない。
こんな前菜を頂き、
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お酒もワインを頂く。
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お好み焼きだって何だか品がある。
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かなり気を遣っていただいたのかな・・・。ありがとうございます。
このお店を出た後はなんばの方面に向かう。金曜の夜ということもあり、かなりの賑わい。
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名古屋だと錦、住吉、名駅とそれぞれ夜の役割があるような気がするが、ここは全て混じり合っている。混沌とした状態。
あちらこちら彷徨っているうちに深夜1時を過ぎていた。一体何をやっていたんだろうか・・・(笑)。
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そして、最後は大阪名物「神座ラーメン」。
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ちょっと前に東京でも食べたが気にしない。〆のラーメンの誘惑に勝つことはできず、翌日のことも考えず完食。こうしてミナミの夜は過ぎていった。
仕事を通して、いろんな街と出会うことができるのも貴重。ただ飲んでるだけじゃないかというご批判もあるかもしれないが、きっとどこかで役に立つのでは・・・(笑)。
ありがとうございました!

東へ、西へ

今日は会社に顔を出した後、東京へ出張。
午後から複数のパートナー会社にお邪魔し、トップと情報交換をさせてもらう。いずれも首都圏で先端の採用支援を行っている企業。お互いにとってメリットある話ができればいいのだが、こちらばかりいい情報を得ることとなりそうだ(笑)。
夜には同業者の役員と会食。そこでも今後のビジネスモデルを含め、酒を酌み交わしながら本音ベースで話をさせてもらう。
我々の業界でも一番問題意識が高いのも先端のサービスも東京であり、全ての情報はここから発信されるといっていい。
どうしても名古屋だけに留まっていると井の中の蛙状態で、自分たちのやり方が正解だと誤解してしまうのだ。
海外を見る視点も必要だが、まずは東京で行われている現実を認識しなければならないし、ローカルエリアにも引き込まなければならない。田舎者らしく東京に出ることにワクワクしながら、目をパチクリさせながら耳を傾けていく。
今回の出張はそれだけではない。
一泊した後、大阪へ向かう。名古屋を素通りし、会社も自宅も寄らず、大阪に向かうのだ。できれば朝はゆっくりしたいのだが、朝8時過ぎののぞみで目的地へ。
大阪で午前中、午後と2つの用事をこなす。共に初めてお邪魔する場所なので、迷ってしまわないか不安だし、心斎橋に近いので誘惑に負けてしまわないかも心配。
きっと夜には煌びやかな大阪の街を徘徊することになりそうなので、日中はグッと我慢をして業務を遂行したいと思う。
まるで全国を飛び回る商社マンのような数日を過ごすわけだが、こういった仕事も楽しみ。有益な情報やアイデアを持ち帰り、今後の仕事に役立てたい。余計なものは持ち帰らないようにして・・・(笑)。
それにしてもプラスEX。
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これはとても便利。最近使い始めたのだが、新幹線に乗るのに手放せなくなってしまった。

社長は少しバカがいい。

社長は少しバカがいい。~乱世を生き抜くリーダーの鉄則 社長は少しバカがいい。~乱世を生き抜くリーダーの鉄則
(2013/01/25)
鈴木喬

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タイトルに騙されて買った一冊(笑)。
少しでも気休めや自分の自信にもなるかと思ったら、全くそんなことはない。少しもバカじゃない。そんな欠片も感じない。
副題にある「乱世を生き抜くリーダーの鉄則」はごもっともだと思うが、上手く販売戦略に乗せられてしまったようだ。
この一文だけ読むとと、本書を非難しているように思われるが、決してそんなことはない。経営者としてあるべき姿を豪快に映し出していることは間違いなく、激動の時代を乗り越えるためのヒントがいくつも書かれている。
著者の鈴木会長は現在77歳。僕よりも30歳ちょっと先輩になる。本書からそんな年齢は微塵も感じさせない。すこぶる元気でアグレッシブに行動するイメージしか残らない。
表紙の笑顔とは裏腹に厳しい表情も頭に浮かぶ。社長の覚悟とはなんぞやと説き、僕を含めた軟弱経営者に”喝”を入れられている気がした。
エステーは生活日用品のメーカーで成熟したマーケットを戦う企業。一般的な男性は企業名は知っていても、商品の具体的な特徴まではあまり関心がないのではないか。差異が見出しにくい業界ともいえるだろう。
しかし、我々には多くのインパクトも与えている。商品名を歌うだけの「消臭力」のCMでも話題をさらったし・・・(このCMの背景には東日本大震災が関連しているとは知らなかったけど。)これが経営の神髄でもあるようだ。
鈴木会長はあっさりと勉強することを否定している。社長に必要なのは「運」と「勘」と「度胸」で、勉強は身体に悪いと・・・。どこかで聞いたことがるようなフレーズだが、結局はそんな人ほど、多くの勉強をしている。
座学ではないかもしれないが、実践では人の何倍も勉強しているはずだし、それが説得力を生み出しているのだ。
僕はその両面とももっと勉強しなければならない。最近、ちょっとサボってないか?(笑)
あとがきにはこんな強気な発言もされている。チーフ・イノベーターの存在として、「ジョブズが亡くなってしまった。もうこの世には俺しかいない」と。
ちょっと言い過ぎじゃないか。そんな発言であきれ顔されるのも、お見通しのようだけど。
あり得ない話だけど、僕が本を出したらどんなタイトルをつけるだろうか。
「社長はかなりバカでもいい。」
ただのパクリだな・・・。

さあ4月。新年度の始まりです!

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本日から新年度がスタート。
昨年の4月1日は蕾だった桜も今年はほぼ満開。天気も良さそうで年度初めはこうでなくちゃいけない。気持ちいいスタートがきれるとこの一年間がとても期待できるものになる。
会社では新卒男子が入社し、名大社男子となる。本日が社会人デビュー。
先週のメールのやりとりで「先輩が唸ってしまうような挨拶をしてくれ!」とハッパをかけておいた。どんな挨拶をしてくれるだろうか。楽しみである。
僕らは楽しみでも本人は不安が多いと思う。それがいい。将来に対する希望を持つと同時に不安を持つ。新たな一歩は必ず不安がつきまとうものだ。
もちろん周りはバックアップするが、その不安は自分で乗り越えていくしかない。今の気持ちを大切にして、これからの社会人生活を充実させてもらいたい。
そして、今年は娘が高校へ入学。息子は最後の小学生生活を迎える。こちらも楽しみだ。新しい友達との多くの出会いがあるだろう。これまでにはない貴重な経験もしていくだろう。ボンヤリとする時間はない。思いきり楽しんでもらいたい。
会社として新部署を立ち上げ、組織間の異動も行い、新たな体制でこの1年をスタートする。新人が入社するとはいえ家族のような会社だがら顔触れが変わるわけではない。
しかし、直属の上司が変わり、机の位置が変わるだけでも新鮮さや刺激は生まれるはず。これまでの仕事に安住することなく、どんどんチャレンジしてもらいたい。もちろん自分も含めて。
気持ちを切り替えるために、ちょっと肌寒くても本日からスーツは春物。それも新調したスーツでスタートしよう。
さあ、4月。期待を胸に一年を過ごしていこう!

清々しい朝

今朝はどんよりとした天気で、若干、昨日のお酒が残ってはいるが、僕にとっては清々しい。
本日でもって今期は終了。無事に一年間を終えることができた。慌ただしく騒々しくあっという間に過ぎていった期間だったが、貴重な時間であった。
昨日は今期最後の研修会として役職者全員が出席して、この一年を振り返り、次年度の目標について共有した。いい一年だったとしても喜んでいるばかりではない。
何ができて何ができなかったかは把握しておかなければならない。メンバーによっては、時に罵倒されることもある。全員の前での公開処刑のようなものだ(笑)。
健全な組織を作っていくためにはそういった行為も必要。それを全体で共有することで、一人の問題とせず、会社全体の問題として認識する。
反面教師として捉える者もいれば、リーダーの在り方を客観的に捉える者もいる。自分の課題と照らし合わせ、より組織としての高みを目指さねばならない。
「そもそもオマエがたいしたことないじゃん!」と言われそうだが、そこは実力とは関係なく言い切らないといけない。役割ですね。
そんなこんなで午後の時間は瞬く間に過ぎていった。結局、議論したいテーマまで時間が足らず、次回に持越しもありながら・・・。
研修会終了後は雰囲気を変え宴会。気持ちよく酔っぱらうことができた。
景気回復が騒がれ、何となく気持ちが浮つきつつあるが、逆に僕は4月以降に危機感を持っている。
代表を引き継いだ3年前はどん底状態だったが、むしろその時の方が楽観的だったかもしれない。これ以上、悪くならないという開き直りもあったのも理由の一つだろう。今期のように順調に終えたからこそ、来期に危機意識が芽生えている。
業界を取り巻く環境も変わりつつある。
テンプスタッフがインテリジェンスを買収し、更に業界の寡占化が進んでいくと考えられる。政府が雇用対策に相当な予算を注ぎ込む。これが我々にとってコンペティターとなることも考えられる。新卒でいえば就職環境そのものが変化する可能性もある。
そんな中で戦い、自分たちのポジションをエッジを利かせながら確立していかねばならない。簡単ではない。しかし、やらなければ淘汰されるだけの分かりやすい話。
考えなければならないことは山ほどあるが、それでも本日は清々しい朝。
この一年に感謝しながら、明日から始まる一年に前向きに踏み出していきたい。

三周年

昨年一昨年も同じことを書いているので新鮮味は全然ないが、本日でこの丸の内に移転して丸3年。そして、その時からスタートした僕のブログも同様で丸3年となった。
あっという間とも言えるし、よく持ったとも言える。人によっては3年も経営者としてやれるとは予想していなかっただろう。いい意味で裏切ったわけですね・・・。バンザイ!
この3年で何か変化があったかと考えてみるとそんな大した変化はない。
事業としてはこの間に障がい者向けやエンジニア向けのイベントを立ち上げたり、人材紹介に手をつけたり、名古屋市さんや名古屋証券取引所さんとのコラボの企画を組んだりと新たな試みを実行し慌ただしく過ごしてきたわけだが、周辺環境としては何ら変わらない。
強いていえば、窓から眺める風景が少し変わったくらい。正面のビルの看板が以前は玉善さんだったが、今はスガキヤさんに変わった。
kesiki131
sugaki13
眩しいくらいの赤い看板。うちの会社に向かって宣伝されているような気がしてならない(笑)。
それはさて置き、僕のブログも本日から4年目を迎えるわけだ。
全く変わり映えしない内容だが、ほんの少しの変化はあるのだ。誰も気づいてくれないので自分で言うしかないが、ブログの月間本数が一年前より2本程度増えているのだ。
毎日ブログを書かれる先輩諸氏からは「アホくさ」としか思われないかもしれないが、この2本程度が案外辛かったりする。
年間通してみると40本以上余分に書いている。今のペースで換算しても2か月分にあたる。その時間はもっと有効的に使うべきだとお叱りを受けるかもしれないが、地道な努力を分かってもらいたい(笑)。誰も気づいてくれないので、自分でアピールするしかないのは悲しいけれど・・・。
それでもいろんな感想を頂けるのはうれしい。つい最近でいえば娘に向かって書いた親バカブログ。仕事の内容よりも反響が大きいのはいかがなものかという気もするが、それはまだ実力が伴っていないと証として捉えねばならない。もっと精進しなければ・・・。
もっと他に精進すべきことがあるだろ!と叱られそうだが、そこも含めこれからも地道にやっていきます。
今後ともどうぞよろしくお願いします!