これからも前向きに 名大社会長ブログ

あともう少し、ランニング日記1903

振り返ると昨年は結構走っていた。
2月も3月もノルマである100kmをクリア。
しっかりと頑張っていたのだ。

僕のようなポテンシャルのない者にはそれが単純に成績に反映する。
単純にそう思う。
昨年2月は熊本でフルマラソンを走ったため、距離を稼ぐことはできた。

昨年3月は名古屋シティマラソンと穂の国・豊橋ハーフマラソン。
今年3月も全く同じ。
昨年同様同じ大会に出場した。

雨と風。
コンディションの違いはあるにせよ、どちらの大会も昨年より大幅にタイムは落ちた。
年齢や体力など言い訳できる理由はいくらでも見つかる。
しかし、走った距離はごまかせない。

3月の結果は93.5km。
ノルマに届かず。
ハーフマラソンを2回も出ているというのに・・・。

まあ、これが当然、タイムにも影響してくる。
地道な努力が結果として証明される分かりやすいスポーツがマラソン。
同じ記録を出そうと思ったら、少なくとも昨年は上回らなければならない。
それができなきゃ、落ちるのは当然のこと。

3月の記録はコンディションのせいではなく、走った距離のせい。
すなわち努力不足ということ。
目標まであと6.5kmとはいえ、未達は未達。
この2~3月は経営者仲間の練習も一度も参加できなかった。
それも残念だった。

2つの大会を終えて共通するのは、後半バテバテだったこと。
体力面も大きいが、もう一つは体重もあるだろう。
少なくともあと3~4キロは落とさないと一定のペースで走ることはできない。
走り方から学ぶ必要もあるとは思うが、そんなことを体重計に乗るたびに思う。
体重を落とす努力をしていないんだけど・・・。

ライバルが全く走っていないのは何の影響も与えていない。
それも間違いなくいえる。

さて、この4月はGWにぎふ清流マラソンに出場する。
今シーズン最後の大会。
きっと暑い日になるだろう。
昨年もかなりキツかった。

それでも平成最後のマラソン大会。
ベストコンディションで臨みたい。
スケジュール的にノルマ達成は難しいけど…(笑)

食べ物のはなし 伏見シリーズ その85

新年度も始まりました。
この伏見シリーズも新たな気持ちで臨みたいところです。
となると、それに相応しいお店にお邪魔するのが人気食べ物ブロガー。

会社横の電気文化会館を抜けていきます。

そこから見える景色もあります。
ここは常にラーメン屋さんなのです。
しかし、気がつくとお店が変わっています。
なかなか定着することはありません。

3月にOPENした「ラーメン横綱」さんに行ってきました。

言わずと知れたチェーン店。
郊外店舗がメインかと思っていましたが、どうやら都心にも出店はしているようです。

実はOPEN2日目にお邪魔しました。
「あれっ?いつもの味と違うな・・・」
正直言って、あまり美味しさを感じることはありませんでした。
激混みとオペレーションが理由でしょうか・・・。

それからしばらくして再度訪問。
前回と同じような味であれば、二度とお邪魔しないつもりでした。
テキパキと働く女性スタッフに注文します。

味玉ラーメン 780円

どうやらネギはどこでも自由に使えることができます。
定期的な食べたくなる味に戻っていました。
ランチタイムはお値打ちなメニューもあります。

チャーハンセット +180円

あきらかにメニューの写真と違います。
味も・・・。
う~ん、どうなんでしょうか?。

値段だけみれば納得の価格。
しかし、それに甘んじる人気食べ物ブロガーではありません。
ラーメンを食べ進めていくと丼にはこんな文字が・・・。

「あれ?これじゃあ、ヨコデュナじゃないか・・・」
これが正解なのかと目を疑いました。
再度確認するのも人気ブロガーの仕事。
丼の文字はこのように変わっていました。

「こっちの方が気持ちがストンとするな・・・」
さすが横綱です。

ただこのブログを書きながら入力しているのはyokoduna。
う~ん、微妙な感じ・・・。

どちらが正しいのでしょうか?
新年度初日には相応しいお店でした。
ごちそうさまでした。

仕事と心の流儀

丹羽宇一郎氏の著書は結構読んでいる。
拝聴した講演を含めこのブログでも4本書いている。
少し前の著書だと「危機を突破する力」

当時のブログを読むと理解できるが、基本的に丹羽氏の言われることはいつも同じ。
本書も目新しい内容ではなく、以前読んだ著書の内容に近い。

本来は作家ではなく経営者。
そんな方が本を書くと同じような中身になってしまうのはやむを得ない。
出口さんも同じだし・・・(笑)。

それでも構わない。
僕は丹羽氏は尊敬する経営者の一人だし、その堂々とした生き方は理想的な存在。
多分、同じようなことが書かれているだろうと予測しながら、つい購入してしまった。

ある意味、期待は裏切らなかった(笑)。
ただ自分の立場として勇気づけられるし、
大切にしなければならないのは何なのかを再認識させられる。
そして、本書は目線の高さも求められる。
それは僕らのような経営者やリーダーだけではない。
企業で働くすべてが対象になっているように思える。

読み進めながら、むしろ若手に社会での生き方、働き方、考え方を問うているとも感じた。
働き方改革が進む中で、辛い仕事とか、がむしゃらに頑張ることが減っているのが現状。
それで世の中が、企業が、大袈裟に言えば日本が上手く立ち回れればいい。
果たしてそんなに都合よくいくのだろうか。
時々、不安に陥る時がある。

それは僕が逆境の中で成長したんじゃないかという実感から言えること。
大きなお世話なのかもしれない。
そんな状況に陥れば、自分たちで立ち向かっていく力を見せていけばいいだけのこと。
意外としぶとさや忍耐力を持っているのかもしれない。

ただそれには基礎体力もいるし、それなりの経験も必要。
大きなお世話だがそんなことも考えてしまう。
そんな想いを丹羽氏はストレートに表現し、ハッパを掛けている。

読み手によっては年寄りのお節介と思ってしまうかもしれないが、
世の若手にも読んでもらいたい。
もちろん、うちのメンバーにも・・・。

これまでの作品と違うのはAIについて触れていたことかな。
丹羽氏らしいAIの捉え方だと思うけど・・・。

新たなる一年

今日から2019年度。新たな年度のスタート。
切りのいい4月1日、月曜日。
楽しみな一年。

桜も今週満開となるだろう。
昨日はまだまだだった。

間もなく新元号の発表もされる。
こちらも楽しみ。

楽しみといえば、今日から3名の仲間が名大社に加わる。
新卒2名、中途1名。いずれも女性。
2月に入社したイシグロ、クワヤマも女性。
これで名大社の男女比率は逆転し、完全に女性が上回る会社になった。

先週の社員総会で優秀社員表彰も行ったのだが、5部門のうち4名が女性の表彰。
男子営業が圧倒的に多いというのに・・・。
いつのまにか女性中心の会社になっていた。

3名の新人は平成最後の入社となる。
僕は平成元年入社。
すなわち平成最初の入社。
平成最初に入った者と平成最後に入った者が今日の朝、挨拶することになる。
それだけでも感慨深いと思うのは僕だけか(笑)。

この30年間は様々な出来事があったわけだが、この平成という時代も一区切り。
会社は今年で50周年を迎え、これも節目。
ひとつの時代が終わり、新しい時代が始まる。
それは元号や周年の記念的な話だけではなく、実際の事業においてもそう。

この4月から組織も一新し、新たな体制で臨む。
戸惑いや混乱も予測される。
しかし、挑戦しやすい環境ができたのも事実。
組織として個人としてどう向かっていくか、働く全員が試される年になりそうだ。

それは僕も同じこと。
不安がないわけではないが、ワクワクした気持ちの方が上。
間違いなく素晴らしい一年になるはず。

出会いもあれば別れもある。
スタッフが増えたことでオフィススペースは手狭。
そのための昨日、改装を行った。
席数を増やしたことで、これまで活躍してくれたファミレステーブルとお別れすることに・・・。

稼働期間2年半と短い付き合いだった。
ミーティング、打合せの場として大活躍。
僕もここで仕事をしたり、休憩をしたり。
(人はそれを昼寝という・・・笑)
寂しさが残るがこればかりはやむを得ない。

少々殺風景なオフィスにはなってしまうが、新たなメンバーが華やいだ雰囲気を作ってくれるだろう。
そう期待したい。

そして、今期も全員で会社を盛り上げていく。
いい年度にしていきましょう。

社員総会と年度末懇親会

2018年度も昨日で終了。
実際は今日、朝から役職者が集まる幹部研修会が行われるので1日残ってはいるが、
業務自体は昨日で終えた。

前年度までの好調とは違い課題の残る一年だったといえるだろう。
これまでが順調すぎだった。
右肩上がりが当然だった。
だから仕方ない。
そう思えば気持ちもラクにはなるが、反省点が多いのも事実。

確かに売上は伸び、9期連続増収は継続している。
その点では非難されないが、目論見通り進捗しなかったのは僕の見込みが甘かったせい。

そんな中での社員総会を昨日行った。
人事や組織に関する考え方の共有から、18年度の振り返り、
19年度の取り組みについて話していく。

僕がパワポで資料を作成し、全従業員の前で話す機会はそうそうない。
機会が少ない場面ではあるが、役割としては必須だし責任を果たすべき場所。
資料を提示するだけでなく、自分の言葉で説明をしなければならない。
短期間でまとめすぎたのは反省点だが、僕の言いたいことは理解してもらえただろうか。

どうですかね?
あっ、まだまだ、スイマセン(笑)。

来週から始まる19年度。
名大社は50周年という節目。
大切なのはこれまでとこれから。
特にこれからはより大切。

となれば、この19年度の取り組みがより重要となる。
極端な言い方をすれば、その先、10年、20年の会社を占う。
多分、10年後、僕は第一線を退いている。
それを前提にすれば、この1~3年の取り組み如何で名大社の近い将来が決まってくる。

10年後は関係ない、今の経営だけ見ればいいという短期的な経営視点でいれば、何ら問題はない。
しかし、それではあまりに無責任。
何とか会社の将来の道筋を立て、僕は引退したい。

まだまだ先の話でしょ?
と言われるかもしれない。
確かにその通りだが、今からやっておかねばならない。
そこまでの危機感を伝えたわけではないが、それに近い話はさせてもらった。

終了後は雰囲気を変え、年度末懇親会を実施。
例年であればお店を貸し切って行うが、今年は敢えて社内。

そんな時も必要。
その催し含め、この距離感が会社のいいところ。

すっかり宴会部長として定着したトミタがいい感じに身内ネタを披露し盛り上げる。
人事評価に反映することはないが評価はしたい。
笑いあり、笑いあり、ほんの少しの感動で終えることができた。

こうして一年無事に過ごせたことは僕にとって安堵であり、喜ばしいこと。
それはほんの一瞬で、来週からは新年度が始まり緊張感が高まるが、この感じが何ともいえない。

今日は年度末の幹部研修会。
かなり激しくなる想定。
次年度をよりよい年にするために価値ある場としたい。
ピリピリとした最終日を迎えようじゃありませんか(笑)。

それでも無事に終わった一年。
みなさん、お疲れさまでした。
そして、ありがとうございました。

個人面談も重要ですね。

先週からスタートした年度末の個人面談。
以前は一人1時間で対応していたが、人も増え、とてもその時間を確保できなくなった。
今は一人あたり30分がいいところ。
そのため先週から今週はほとんど外出せず、社内で過ごしている。

今週で今期も終わるため、社員総会や幹部研修会の準備もあり、
普段はボーっとしている僕も慌ただしい期間。
ただこの季節だからこそ、感じ取ることもあり、とても大切な時期でもある。
一年を振り返るには重要なのだ。

この個人面談では今期を振り返り、成長した点や反省点を語ってもらう。
それを踏まえた上で来期の体制を伝える。
来期は組織を一新することもあり、考え方を理解してもらうことも重要。

全員の前で一斉に話をすれば簡単なのだが、一人ひとり正面向いて話すことに意味がある。
受け止め方や感じ方は立場により異なる。

褒められる者もいれば、叱責を受ける者もいる。
達成感を味わう者もいれば、反省しきりの者もいる。
同じような内容でも伝わり方は全員異なる。

顔色を窺うのも僕の大きな仕事。
その顔色で会社への関わり方ややりがい、不満も垣間見えてくる。
この面談は評価ではないため、意外と素直に自分を表現したり・・・。

僕も一人の人間。
時には感情的になることもある。
想いが100%通じないかもしれない。
新たな組織に反発することだってあるだろう。
それをトップダウンで抑えつけるのではなく、理解を促す言葉を持たねばならない。
つくづく難しいと思う。

簡単なのは何も変えないこと、
今のままの状態で来期を迎えること。
多分、それも悪くない。
次年度を今期通りこなすだけなら悪くない。

しかし、求めるところはそこじゃない。
レベル感は正直異なるが、全員に対して変化を求めなければならない。

そんな時間を過ごすうちに昨日はタイミングがずれ、一人飲みをしてしまった(笑)。

その個人面談も今日が最後。
お互いにとって有意義な時間にしていきたい。

そんなに飲んでないので、酒臭くはないはずですよ(笑)。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その84

伏見シリーズが続きます。
それだけ忙しく会社からあまり出ない日々を過ごしている証です。
「社長元気で留守がいい!」
というモットーはどこへ行ってしまったのでしょうか?

春になれば遠出をする日々を迎えることができるのでしょうか?
季節的にはもう春・・・。
期待したいところですね。

伏見の高くて美味しいお店に通っていると思われがちな人気食べ物ブロガーですが、
普段は値打ちなお店を15分程で済まし、そそくさとオフィスに戻ることが多いのです。
意外と質素なのです。
この日もそんな日でした。

錦通を北上し、50メートルほど先のビルの地下にある「えんそばびぃわん」さんです。

以前は「えんそば錦二丁目店」として別の場所で店舗を構えていましたが、移転しました。
そのあたりは愚か者副本部長が詳しいのでしょう。
バッタリとお店で遭遇したこともありました。

少し急な階段を降り、お店に入ります。
自販機でメニューを選ぶのは以前と変わっていません。
他の店舗も同様です。

夏場はそばころかざるそばが定番ですが、まだまだその気分にはなりません。
多くの場合はかき揚げそばを注文しますが、それでは芸がありません。
ここは人気食べ物ブロガーとしてインスタ映えならぬブログ映えする写真をアップせねばなりません。

頭で写真をイメージしながら、あるボタンを押します。
チケットをカウンターで渡し、しばし待ちます。

店内はこんな感じ。

すっきりとしたデザインで好感度も上がります。
しかし、長居は禁物という雰囲気も漂わせています。
ただ夜は日本酒を中心に飲ませてくれるお蕎麦屋さんでもあるのです。

しばらくすると「お待たせしました!」という声が聞こえてきます。
サービスの天かすをまぶし、一味唐辛子をふりかけ彩りをよくします。

カレーそば 500円

この見事な写り、いかがでしょうか?
アクセントのネギもいい感じに映えています。
このカレーそばは通常のつゆにカレールーが掛かっています。
本格的なカレーそばとは違いますが、このつゆとルーが絶妙にマッチしいい塩梅になります。
グルっとかき混ぜ食べると違う風味も出てきます。

時間がないけど、ちょっとこだわりたいな・・・
と思った時には最適なメニューだといえます。
カレー丼のセットもありますが、さすがにカレーそばとカレー丼を注文する人はいないでしょう。

「えっ、写真はそれほど美しくない?」
そんな声は気にしません。
人気食べ物ブロガーの仕事はあくまでも美味しさを伝えること。
基本を忘れてはならないのです。
多分、美味しさは伝わったはずです。

ごちそうさまでした。

それでも楽しい!穂の国・豊橋ハーフマラソン

タイトルにあるように昨日は「穂の国・豊橋ハーフマラソン」。
経営者仲間と一緒に参加する大会で僕は2回目の参加。
昨年はこんな感じだった。

今思えば、昨年はしっかり走ることができていた。
シーズンの過ごし方の違いか、歳をとったことの体力不足かは分からないが、
一年違うだけで随分と結果は異なる。
そんな表現をしてしまうといかに昨日の出来の悪さを証明しているようだが、
言いたいことはそうではない(笑)。

しかし、結果だけみれば否定できないので、そこも含め報告しておこう。
昨年同様、仲間と合流し会場となる豊橋市陸上競技場へ。

開会式はこじんまりした感じだったが、親近感溢れ和やかに進められた。

豊橋市長から始まり、メインスポンサーであるSalaグループ神野社長、
金哲彦さん、増田明美さんと挨拶が続く。
僕が所属するチームが凄いのは、この方たちと当たり前に友達のように話す(笑)。
なんてところにいるんだ・・・。

この日は晴天。
3月後半としては少々寒い。
マラソンのコンディションとしては最高のはずだった。

はずだったというのはこれさえなければ最高ということ。
何かといえば風。
強烈な風がこの大会全体を襲っていた。

スタートし市街地を抜け住宅地を通り、堤防沿いを走るのがこの大会。
路面電車と並走するのもこの大会の魅力。
だが、場所が変わると強烈な風で身体が飛ばされそうになる。
特に向かい風や横殴りの風はツラかった。
堤防沿いの走りではもがいていた。

沿道で声援してくれる方々が吹き飛ばされそうになるのをみると却って心配してしまったり・・・。
それが原因ではないが、思うような走りはできず。
あくまでも言い訳に過ぎないが、昨年より5分ほど遅くゴール。

ネットタイム2時間2分36秒。
2時間切りは当然と思っていたが、残念な結果に終わった。
まあ、これが実力ですね・・・。

終了後は集合場所に戻りシャワーを浴び、懇親会。
いつものように焼肉。

疲れをビール、ハイボールで癒すことになった。
なんとその場所に金哲彦さんが駆け付けてくれた。

マラソン界で知らない方がいない方と飲めるのは光栄。
大河ドラマ「いだてん」でも金さんがマラソン指導をされている。
ブログアップの許可も頂いた。
走り方から直々に教えてもらわねばなりませんね(笑)。

不甲斐ない成績であったが、仲間と一緒に走り、お酒を酌み交わすのは実に楽しい。
素晴らしい設営に感謝!。
来月は今シーズン最後となる「ぎふ清流マラソン」。
多分、変わり映えする走りはできないと思うが、この大会も楽しみたい。

お疲れ様でした。

「最高の人材」が入社する採用の絶対ルール

3月1日に採用活動が解禁となり、会社説明会を開催する企業は多い。
中には思うように学生を集客できず、頭を悩ませる採用担当者も多いはず。
すでにエントリーシートの受付を始め選考を開始した企業もあるだろう。

いやいや、ディスコさんの調査によれば3月1日時点での内定率は13.9%。
すでに多くの企業が内定を提示しているのが実態。
売り手市場が継続する中で焦るのは採用担当者ばかりなのかもしれない。

担当者の中には従来の採用手法に縛られ、「採用の常識」を信じきった方も多いはず。
今の現状に戸惑いながら・・・。

そんな方には参考になる1冊。
それだけではない。
順調に母集団形成ができている企業(その表現も良くないね…)の担当者も
これから採用活動を行う担当者も読むべき一冊だろう。

それは僕が著者の釘崎さん(株式会社パフ社長)や伊達さん(株式会社ビジネスリサーチラボ社長)と
懇意にさせてもらっているのが理由ではない。
ほんの少しだけそんな理由はあるかもしれないが(笑)、
ここに書かれていることに激しく共感するからだ。

エントリーシートのあり方や志望動機の必要性も含め一見大事なツールに思えるが、
本当にそこまで重要なのかと疑問になることは多い。
そこにキッパリ、ハッキリと言及している。

それは学生の味方になることを意味しているのではなく、
双方にとって本当のメリットを提示しているのだ。
就職関連の書籍は学生のテクニックや企業側のハウツーを示したものが多い。
それはそれで意味はあるが、それでは偏った見方になるのではないか。

本書は採用担当者向けに書かれてはいるが、双方の立場を公平に捉えている。
その点でも好感が持てる。
本来はどちらが偉いわけでもなく対等でなければならない。

そして、釘崎さんはこんなカッコいいことも言う。
「内定者フォローは『未来の人材』に対しての投資」
普段、呑気にギターを弾いているオジサンとはとても思えない(笑)。

本書を読んだからといって最高の人材が採用できるとは限らない。
実践するも最初から上手くいかないことはあるだろう。
しかし、その一つ一つの工程を積み上げることで確実に採用力は向上するはずだ。

それは採用支援をする我々にもいえること。
これはうちのメンバーの必読書にもなるだろう。
全従業員分を購入するかな・・・。

それはともかくとして、新しい常識を僕らはしっかりと理解しておかなければならない。

6種類の名刺を持つ男

僕の名刺入れには6種類の名刺が入っている。
すべて自分の名前の入った名刺。
半年前までは2種類のみだった。
両方とも会社の名刺で、FBAAの資格が入ったものとそうでないもの。

ところが急に肩書が増え、気づけば名刺入れがパンパンの状態。
いろんな役職があちらこちらから降ってきた。
断りもせずにフンフンと頷いているうちにそんな状況になってしまった。

代表も年数が経つといろんな役回りが回ってくるという。
まさにそんな状態。
別に自慢したいわけではないが、こんな状況も長続きはしないと思うので、
ここは敢えてひけらかしておこう(笑)。
6種類のうち、2種類は会社。
以前はキャリアコンサルタントの名刺もあったが、今は代表取締役の名刺のみ。

せっかくなので、その他の名刺を左から順に紹介しておこう。
まずは会社ですね。

その隣が株式会社パフ取締役。
東京の採用コンサルティングの会社で、昨年9月に社外取締役に就任。
大した働きもしていないので、名刺を渡す機会もほとんどない。
誰かもらってください(笑)。

赤いのがふるさと就職応援ネットワーク会長。
全国各地域のHR事業者が集まった団体。
昨年7月に会長になってしまった。
ちょくちょく渡す機会がある。

その隣が大学の後援会長の名刺。
自己紹介する機会が結構あるので、依頼して作ってもらった。

そして所属するロータリーの名刺。
これは今年の7月から副幹事という役割となる。
随分先の話なので、「まだ必要ないんじゃないですか?」
と事務局に戻そうとしたが、近々、勉強会や地区会の機会があり必要になるという。
これが一番予測不能で戦々恐々としている。

最後はマークのない会社の名刺。
使用頻度は圧倒的に会社の名刺が高いので、他の名刺を持ち歩かなくてもさほど影響がない。
しかし、持ち歩いていない、気が緩んだ時に他の名刺を求められてしまう。
まあまあ厄介なのだ(笑)。

そんなわけでしばらくは6種類の名刺を持つ男。

有効活用をしなければならない。
まずはトラブルに巻き込まれた時に渡す名刺を決めておこう。
会社じゃなくて・・・。
さて、どこにしようかな(笑)。