これからも前向きに 名大社会長ブログ

映画「浜の朝日の嘘つきどもと」

映画を愛する人が喜びそうなストーリー。
嬉しくなったり、悲しくなったり・・・。
今年はなぜか映画を題材にした作品が多いように思う。

僕が観ただけでも
「のさりの島」「サマーフィルムにのって」「キネマの神様」
と最近は特に多い。

何か裏があるのだろうか?
僕を意識した映画製作をしているのだろうか?
勘ぐってしまうが、たまたまなのかもしれない。

本作は閉館になりかけの歴史ある映画館を救う話。
ありがちといえばありがちだが、
その佇まいというか、醸し出す映画館の匂いがすこぶるいい。

それは実在する映画館朝日座をそのまま使用しているのが理由かもしれない。
セットでは成し得ない”らしさ”を出すことで人の郷愁を誘う。
今、もぎりをやっている映画館なんてあるのだろうか。

35年前の学生時代を思い出してしまった。
僕は大学の4年間、名古屋駅の映画館でバイトをしていた。
今はミッドランドスクエアシネマと呼ばれている映画館。
当時、売り場でチケットを買い、入り口でチケットを半分切り取り半分をお客さんに渡す。
基本は今も一緒か・・・。

ただそれを1館1館で賄っている。
上映が始める前は忙しいが、映画が始まれば何もやることはなく、
(昔はほとんど自由席で、途中入場するお客さんもいたし)
ボーっと座っているだけ。
時給は恐ろしく安かったが、仕事は楽チンだった。

本作でそんなどうでもいいことを思いだした。
何しろ35年前の香りがしたから。
登場する映画館は地方の単館なので、そうはいっても名古屋駅のバイト先とは違う。
大須にあったピンク映画専門の映画館に近い。

しかし、ここで描かれているのはそんな過去の話ではない。
東日本大震災を乗り越え、コロナ禍にある現在進行形の福島県南相馬。
高畑充希演じる茂木莉子が恩師の希望を叶えるために、
あの手この手で映画館の存続に奮闘する。
イマドキっぽくクラファンを使ったり・・・。

ありがちな展開で斬新でもないが、どんどん映画に吸い込まれるし、愛おしく感じる。
カメラは莉子と支配人の2人を正面からずっと捉えている。
これがタナダユキ監督の特徴か。

恩師役の高校教師大久保佳代子との2ショットの長回しが多い。
それが自然の流れで日常に思えてくる。

あばずれ教師の大久保佳代子がはまり役でいい味を出している。
自身の代表作になるんじゃないか。
最後のセリフは想像できたけど。
ふわりとした映像と演出、思わず吹き出すシーンも多く娯楽性は高い。

しかし、その裏にあるメッセージは人間の本質を突く。
それを軽々しく口にする莉子。
そこに真のリアルがあるのかもしれない。
家族の絆も自然災害であっという間に崩れ去るのかと。
これから大切にしていかなきゃならないことも教えてくれる。

数年前まで全然かわいいと思わなかった高畑充希の魅力が溢れる。
これで好きになった。
彼女の持ち味が上手く引き出されている。

終わり方も含め好きな作品。
人をおちょくったタイトルもいい。
映画を観て初めて理解できると思うけど。

ハナリー島に行ってきた

今週火水は重要な仕事があったため久々の東京出張。
緊急事態宣言下のせいか新幹線は空いていた。
愛知県も東京ともコロナ感染者の数は変わらないので、
感染のリスクは少ないと思うがここは気をつけなければならない。
ワクチン接種は終わっているけどね。

オンラインでいいのではないかという見方もあるが、
たまには顔を突き合わせ仕事をせねばならない。

これでも僕は社外取締役の任務を与えられている。
株式会社パフの社外取締役。
時に冷静な経営視点も意見を求められ明確に答えねばならない。
今月は株主総会もある。

東京へ出張は5カ月ぶり。
せっかくであれば他のアポも入れ別の業務も行った。

そして、向かったのはパフではなくハナリー島。
ハナリー島といっても東京外れの無人島ではない。
沖縄の島でもない。

昨年社長を退いた釘崎会長がOPENしたフォークソング居酒屋

以前のブログでも紹介している。
7月にOPENしたのはいいが、東京は緊急事態宣言。
営業ができたとしてもアルコールの提供は控えねばならない。
OPENした途端、営業ができない苦しい状態。

こちらは会員制で昼間はカフェとして利用でき、
リモートワークの場所として利用するお客さんもあったり。
僕も一応プラチナ会員で年会費を支払い済み。
今回ようやくお邪魔することができた。

そういえば先週の日曜はこのように無観客LIVEを配信していた。

企画段階では翌日から解除される予定だったので、
「さらばコロナ、さらば緊急事態宣言!」というタイトルだったが、
残念だが、さらばはできなかった。

店内はこのようはスペース。

日中は仕事をするのもいい。
僕は打合せなど諸々の予定でお邪魔したわけだが、
オーナーであり店長でもある釘崎大統領が
(ここでは大統領の呼ぶことがルール)
せわしなく動いている。

料理なんて全くできない人だと思っていたが、意外や意外。

厨房でガチャガチャしてると思ったら、キーマカレーを提供してくれた。

意外や意外。
これが美味い。
単にレシピ通りに作っただけの代物だが、こんなに美味しくできるとは。
大統領を初めて尊敬してしまった。

食事後は先日のLIVEを観たり・・・。

そんなハナリー島をぜひ応援してもらいたい。
まだ会員になっていない方はまずは登録から

10月1日からは通常営業をする予定。
現在予約も受け付けている。

みんなでハナリー島へ行こう!

最後は声援だが、ハナリー島へ行ってきたという報告でした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その194

コロナが飲食店に影響を与え街が変わっていきます。
それだけではなく時代の変化と共に街の風景も変わっていきます。

会社から栄方面に向かいます。
以前、百貨店のあった丸栄は跡形もありません。
その向かいにあるのが栄町ビル。
一時期は栄を象徴するビルでしたが、その面影はありません。

営業時代はこのビルの公衆電話から営業電話を掛けまくっていました。
カウンターのみの安い飲食店もよく利用していました。
そのビルも間もなく解体。

飲食店は徐々に退店し、9月末ですべてのお店が閉店するようです。
飲食店街もこの通り。

残されたのは2店のみ。
貼り紙を凝視すると9月30日以降も営業しますと書いています。

「えっ、ほんと?ギリギリまで粘るの?」と思い、お店に入ります。
「スパゲティハウス チャオ 栄町ビル店」さんに行ってきました。

名古屋では有名なあんかけスパゲティのお店。
このブログでも錦通伏見交差点店で取り上げていますし、
中日ビルにあったお店も「食べ物のはなし哀愁編 あんかけスパ」と悲しいタイトルで書いています。

こちらのチャオグループ、どうやら老舗ビルが多く、
ビルが解体されると共に閉店するパターンが見られます。
名古屋の伝統と共に生きている証かもしれません。

以前のブログもそうですが、人気食べ物ブロガーはバイキングの注文がほとんど。
他のメニューに惹かれても、結局、選ぶのはいつも同じ。

メニューの横に置いてあるプレートを眺めます。

「やっぱり9月で閉店なんだ・・・」
感傷的になりながらも感謝祭の表示に目が移ります。
「すいません、ミラカン、レギュラー」
チャオファンであればもっともらしい注文の仕方ですね。

ミラカンが分からない不届きな方はいないと思いますが、ここは説明しておきましょう。
ミラネーズとカントリーを足したもの。
もうお分かりですよね?

ミラカンR 830円

ランチの100円引きは随分得した気分になります。
やはり一番人気はミラカンなんでしょう。
ここに粉チーズ、コショウ、タバスコをドバドバとかけて頂くのが通の食べ方。
赤ウインナーがあんかけとパスタに絡むと絶妙な味わい。

営業時代はレギュラーでは満足せずジャンボを頼んでいましたが、今はレギュラーで十分。
太麺がずっしりお腹に溜まり、夜まで空腹を感じることなく働くことができます。
サラリーマンの味方ですね。

こんなお店が無くなるのは寂しいですが、きっと違う場所に出店されるのでしょう。
懐かしさを感じたい方は28日までにぜひ!

ごちそうさまでした。
貼り紙は昨年のことですね、きっと・・・。

ドラマ「アキラとあきら」

名古屋ファミリービジネス研究会でご一緒する尊敬すべき先輩経営者から勧められたドラマ。
Amazonプライムで第9話まで一気に観てしまった。
いやあ~、面白い。

先輩経営者が息子に観させた理由も理解できたし、同族経営に関わる者は観ておくべき作品。
池井戸潤作品は読んでいる方だが、原作は全く触れたことがない。
例によって舞台はメガバンクだが、
(当時は都市銀行ね)
そこに絡む人間模様が池井戸作品らしい。

2017年にWOWWOWで放映されドラマなので、ネタバレも構わないだろう。
映画コラムニストの仕事でもないし。

タイトル通り主役は二人のアキラ。
なぜカタカナとひらがなかは不明だが、
境遇の違う銀行の同期の彬(向井理)と瑛(斎藤工)が互いの背景を絡ませ物語は進む。

まずこの二人がいい。
向井理はこれまで育ちのいい優男のイメージしかなかったが、それを残しつつも見事に後継者を演じる。
大手海運会社の三代目だが、部下を叱責するシーン、先代を想い涙するシーンは印象深い。
一方、斎藤工は「孤狼の血LEVEL2」のヤクザだったり、インディードのCMであったり、
なんでも来いという感じだが、実直な銀行マンを演じきっている。

二人とも隙がない。
それはドラマがそうさせているせいもある。

池井戸作品のドラマといえば「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」が頭に浮かぶ。
どれも面白いドラマだったが地上波との違いなのか、こちらは硬派。
半沢直樹に見られるような大袈裟な演技や流行語になりそうなセリフなどエンターテイメント性は皆無。

楽しめるのは地上波ドラマだが、胸に突き刺さるのはむしろこちら。
より企業社会を描いている。
倒産、M&A、粉飾決算、事業承継、兄弟の葛藤、確執など、
実際に起こり得る様々な問題に正面から向き合っていく。

このドラマだけで同族企業の強みも弱みも学べる。
苦労も喜びも・・・。

一般的に同族企業は長男が会社を継ぐケースは多い。
親族外承継が増えているとはいえ、
●●家の長男だから会社を継ぐのは当たり前、そんな見方も多い。

決して間違っていないと思う。
ドラマではそれを宿命と呼んでいるが、生まれた瞬間から運命づけられることも多い。
それに対しての反発や受容は当事者しか理解しえない。

また、時代考証も素晴らしい。
90年代初めバブル世代の僕らが着ていたスーツはドラマと同じ。
現代に照らし合わせるとファッションの違和感があるが、当時はあんな感じだった。
昔はあれがカッコよかったんだよね(笑)。

このドラマを観て、今後、WOWWOW系のドラマにハマっていきそうな嫌な予感。
面白そうな社会派ドラマが並んでいる。
次は「しんがり」か・・・。
困った・・・。

ただこんな時間も大切にはしたい。
おススメしてくれたI社長、ありがとうございました。

Pマークの更新は続く

先週金曜日はプライバシーマークの現地審査。
プライバシーマーク(Pマーク)とは、
個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備している事業者等を評価し、それを認定する制度。
更新するには2年に一度審査が行われる。

例年は社内で実施だが、今回は緊急事態宣言のためオンラインでの審査。
それが先週金曜のこと。
僕は代表者として最初の20分程度、
事業や個人情報取り扱いの取組み、啓蒙等のヒアリングを受ける。
僕のヒアリングも5回目になるのかな?

大変なのはこのための準備を行うスタッフの面々。
まずはお疲れ様でした。
あとは無事に通ることを待つのみだね。

準備だけではない。
ルーティンな仕事として普段から体制を整え、各業者とも密なやりとり、書類関係もまとめる。
新たな運用ルールが決まれば遵守する体制も再度整備する。
地味だが、かなり気を遣う仕事。
改めて感謝!

このPマークを初めて取得したのは2004年。
17年の年月が経過している。
何を隠そう名大社が最初に取り組んだ時の企画推進担当は僕。
Pマーク取得のための準備と体制、運用を作ってきた。

きっかけは新卒サイト中心の会員登録がスタンダードになり、
個人情報の取り扱いやセキュリティに最善の注意を払う必要になったため。
今でこそ社内は当然の業務として進んでいるが、18年前は意識も薄かった。

紙文化で個人情報を含む書類は社内に散乱していたし、取得ルールも曖昧。
シュレッダーの存在すら知らなかった。
それは言い過ぎ(笑)。
とにかく一からすべて対応しなければならない。
そんな時期だった。

社内だけで完成させるのは無理で、コンサルに依頼し共に作ったのが最初の申請時。
個人情報保護方針の原形も僕が作った。
結構ハードだった。
コンサルの選定から実務まで中心的に動いてきたが、
元々そんな知識があるわけでもなく、学びながらやっていくしかなかった。

むしろ苦手な分野。
右脳よりも左脳を求められる一連の仕事は苦痛だったが、今思えばいい経験。
よくよく思い出すと、この頃重要な業務にことごとく関わってきた。

都合よく使われただけだが、営業し自分のチームを持ち、よくやれたと思う。
とんでもないミスを犯し、
(僕が犯したわけではないが・・・)
こっぴどく叱られたこともあった。

しかし、無事にPマークを取得したことで、むき出しの社内も奇麗になり、荒くれ者も静かになった。
当たり前にするまでは大変だが、当たり前になればあとは運用次第。
アップデートを繰り返していくだけ。
まあ、これも大変だけど。

代表者インタビューを受けるたびにPマーク取得の意味を問われるので、つい昔を思い出す。
今の事業を継続する限り、Pマークはついて回るだろう。
これからも更新は続くね。

まずはお疲れ様でした。

映画「アナザーラウンド」

呑気にインスタで「BARレモンハートと余市」の写真をアップし喜んでいたら、
ミセス日本グランプリ受賞の姐さんからお叱りに近いコメントが入った。

「そんなことやってないで、この映画を明日にでも観に行きなさい!」

全くのノーマーク。
言われなければ観ることはなかった。

鑑賞後に姐さんのお叱りの理由は読み取れた。
僕が登場人物に被る要素があり、まさに観るべき映画だと・・・。

それは主演のマッツ・ミケルセンに似ているわけではない。
彼は1965年生まれの同世代だが、デンマークを代表する人気実力派俳優。
とても二枚目である。

当然、そこではない。
映画を観れば120%納得してもらえるが、ネタバレしない程度に紹介しておこう。
主役を含め登場人物は高校教師。
生徒からの支持もなく冴えない日を過ごしている。

そんな時に、
「血中アルコール濃度を一定に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」
という哲学者の理論を知り、証明するために授業で実験することに。
その結果、授業は格段に盛り上がり生徒との関係性も良くなっていく。

その血中アルコール濃度は0.05%が適正らしいが、徐々に増えていき、やがて・・・。
なるほど、そういうことか。

僕も普段はごくごくつまらない人間。
それがアルコールが入ると想像力も豊かになりコミュニケーションもスムーズで能力はグーンと伸びる。
それを知っていたミセス日本グランプリの姐さんは「これ、アンタのことだよ」と教えてくれたのだ。
ここ、結構、大事ね(笑)。

一定量のアルコールならいいのだが、エスカレートしていくとただの愚か者になってしまう。
それも同じ。
まさに映画の中の連中に近い。

いや、そこまでは酷くないぞ。
僕より愚かでろくでもないヤツは、ここにもあそこにもいるじゃないか。
まあ、どんぐりの背比べだけど。

それでも誰も憎めないんだよね。
むしろ愛おしく感じちゃうんだよね。
それは僕が近い人物だからではなく、お酒を飲めない人も同じように感じるはず。

随分と肯定的に捉えているが、実際そう。
本作は第78回ゴールデングローブ賞にも、第93回アカデミー賞にもノミネートされている。
社会派映画として国際的な評価も高い。
ジャンルは間違っているかもしれないが(笑)。

本作はデンマーク作品。
言葉も文字もさっぱり分からないが、この国では16歳から飲酒が許される。
それだけで感動。
最近はヨーロッパ映画を観る機会も増え、
デンマーク映画も今年2本目(ある人質 生還までの398日)
知らない国の文化を味わえるのも映画のいいところ。

そして、万国共通なのはお酒がみんなを幸せにしてくれる。
お酒がみんなを不幸にすることもあるけど。

僕の周りの酒飲み連中は自分を振り返るつもりで観てもらいたい。
姐さん、ありがとうございました。

ほとんど評論になっていないな(汗)。

西川塾再開!講演会やります!

僕が関わっている経営塾の一つに西川塾がある。
ユニー創業者の故西川俊男氏が若手経営者育成を目的に創られた塾で僕は2013年から参加。
2015年に西川塾主が逝去されてからも塾生のみで活動していた。

それが昨年のコロナにより活動は休止。
この一年、動かなかった。
厳密にいえば近況を共有する懇親会は行われたが、研鑽を図るための活動はゼロ。
事務局に責任を押し付けるわけではないが、何もしないまま一年が過ぎた。
ようやく周りからの声掛けや事務局長がヤル気になり、8月より徐々に活動が再開。

一昨年までは塾主の記念日にあたる9月26日に特別例会として講演会を開催していた。
僕が副事務局長を務めた時は昨年逝去された大垣共立銀行の元頭取土屋嶢氏を招いたことも。
その時のブログがこちら

東海地区を盛り上げた方が亡くなるのは寂しいことだが、
現実として受け止めなければならない。

そんな歴史のある塾が再び動き始めた。
活動を記念して9月28日に講演会を開催する。

それがこちら。

西川塾の卒業生でもある共同ピーアール株式会社の谷鉄也社長が講演を行う。
僕が西川塾に入塾した理由は谷さんがキッカケでもある。
その活動を知りご縁を頂いた。

同じ経営者でも能力が違えばその後の在り方も違う。
谷さんは大手広告会社株式会社新東通信の社長に就任。
辣腕を振るうに留まらない。
上場企業でもある株式会社共同ピーアールを買収し2015年にトップに立たれた。
2019年には最高益を収めV字回復も果たした。

そんな方と懇意させてもらえるだけで光栄。
そんな谷さんに講演とトークセッションをお願いした。
なんとトークセッションは僕が担当。

あきらかに事務局の嫌がらせだが(笑)、ここは有難く引き受けることに。
運営にイチャモンつけてたしね・・・。
塾生仲間はいい企画と勝手に盛り上がっているが、寒くなっても責任は取らないからね。

それでも飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍する谷さんの話を聞けるチャンスは滅多にない。
コロナ禍で制限をしながらの講演会のため定員は40名。
どうやら緊急事態宣言期間になるので、食事は持ち帰ることになりそう。

<西川塾二期生会 講演会>
テーマ/西川塾主の教えと成長への挑戦~M&Aの流れ~
講師/共同ピーアール株式会社 代表取締役社長 谷鉄也氏
日時/2021年9月28日(火) 17:15~20:00(受付:17:00~)
場所/名古屋クラウンホテル(名古屋市中区栄1-8-33)
費用/5,000円(お弁当付き)

申込みのWebページもFAXもない。
あくまでも塾生経由で参加者を募る。
参加したい経営者の方は直接僕に連絡をください。

先着順になるので、希望される方はお早めに!

食べ物のはなし 伏見シリーズ その193

9月に入り少しは秋を感じるようになってきました。
朝5時に目覚め、外に出ると暗いのも徐々に秋に向かっている証ですね。
最近は春と秋があっという間に終わってしまいますが・・・。

秋らしい食べ物を味わいたいですが、まだまだ日中は暑い日が続きます。
見方を変えれば、今のうちに夏の季節にしか食べられない食事をしておくべきでしょう。
会社から住吉町方面に向かいます。
担々麺が人気のお店に行ってきました。

「錦城 住吉店」さんです。
丸の内時代に「食べ物のはなし 担々麺」で桜通店を紹介したことがありました。

同じメニューでは芸がありません。
ここはひとひねりが求められます。
担々麺好きとしてこちらの名物を食べたくなりますが、ここは仕事優先。
あくまでも人気食べ物ブロガーの役割を果たすのです。

メニューを眺めます。
「すいません、Aセットで冷やし担々麺でお願いします。」
担々麺にご飯は合いますが、冷やし担々麺にご飯が合うかは微妙です。

しかし、そこは安心してください。
Aセットには水餃子、漬物がついてくるのです。
ご飯のおかずはこちらで攻めましょう。

Aセット 1000円(税込み)

ランチメニューは店舗によって多少異なるようです。
確か本店も桜通店も麻婆豆腐がついていました。
ご飯にはベストマッチングでいくらでも食べられてしまいます。
こちらはご飯のお替りはできるのでしょうか?
聞いてお替りをしないのも変なので、聞きませんでした。

冷やし担々麺はこんな感じ。

こういうのがインスタ映えというのでしょうか。
本質で勝負する身としては映えるかどうかは二の次。
ひき肉をかき混ぜ、一気に啜るのみです。
大切なのは写真を気にするあまり食べ物の旬を逃すこと。
冷たいものは冷たいうちに、周りを気にすることなくズルズルとかきこみます。

サッパリとした辛さが体を覆います。
冷たいけど、汗をかく。
汗をかくけど、冷たい。
サウナの後の水風呂に近い感覚でしょうか。

おっ、サウナーだな・・・。

こんな感じ方ができる季節も終わりに近づきます。
次回、お邪魔する時は熱くて汗をかくとごくに当たり前な食事となりそうです。

ごちそうさまでした。

外飲みできないからね・・・。

やむを得ない話だが、ここ最近は外で飲んでいない。
直近はいつだったか?

調べてみると8月5日。
2、3ヵ月、外で飲んでいないと思ったが、1か月前だった。
当然だが、まん延防止等重点措置、緊急事態宣言の対象になってからは一度も行っていない。

それだけではない。
4月以降も飲みに行った回数は過去に比べると激減。
数えることができるのではないか。

飲みの席のコミュニケーションを得意とし、
どさくさ紛れに重要な決定を強みにしていた身としては能力の発揮を閉ざされた。
活躍の場を失い存在価値のない日々を過ごしている。
ちょっと言いすぎかな?

そんな状況のため、その分、家飲みが増えた。
いや、生活のルーティンとなった。
何でも食べます!何でも飲みます!を強みとする身としてはどんなお酒も喜んで頂くのが、
(こんな強みしかないの?)
最近は日本酒を飲む機会が多い。

6月にもこんなブログを書いた。
「休日には・・・、あっ、平日もか。」
いろんな日本酒を飲むうちに、なんでもござれの身でも好みが分かるようになった。

7月以降に飲んだ日本酒を時系列に並べてみよう。
これはパフのO氏が勧めていたな。

熱海合宿で気に入った地酒。

高千代は好きだ。

漢字かひらがなか横文字で特徴があるという。
こちらのスパークリングは栓を開けた時に噴き出し、半分くらい流出。

家人と娘に大笑いされた。
扱い方を間違えたわけね。
1杯あたりメチャ高価格。

たまには鶴齢も。

風の森は最近のお気に入り。

津市にお邪魔したので津駅の酒屋で。

楽器も好きなんだよね。

はいはい、お好みのお酒、たかちよSPARK。

そして、クライアントの井上電設さんに頂いた60周年記念の純米吟醸。

関谷醸造さんですね。

最近、子供が出掛けると飲んだくれのオヤジにお土産を買ってきてくれる。
娘の滋賀県三連発。

なかなか、やるじゃないか。

そして、京都から息子が帰省する際に買ってきてくれた。

一番高いのを選んだという。
ほんとかどうかはともかく、なかなややるじゃないか。

そして、たかちよ。横文字バージョン。

前回の噴き出したスパークリングのリベンジのつもりで買ったが、スパークリングではなかった。

最後は岡崎を代表する二兎。甘いし辛い。

これが7月から昨日までに頂いた日本酒。

まあまあ贅沢な生活をしているが、外飲みに比べればね。
今は錫の酒器で頂いているが、来月あたりからは燗酒も登場するかもね。
そうなると四合瓶でなく一升瓶の純米酒が主流になりそうだけど。

秋の夜長を日本酒で楽しんでみますかね。

君はサウナーになれるのか

最近、深夜番組の「サ道2021」にハマっている。
学習のために「孤独のグルメ」をに録画して、その流れでついで録画したのがきっかけ。
井之頭さんよりこちらの方が面白かったり・・・。
前々回の荒川良々もどうでもいいところでゲラゲラと笑ってしまった。

僕はこれまでサウナが好きでも嫌いでもなかった。
ジムに通っていた時には必ず入っていたし、
たまにお邪魔するスーパー銭湯でも入っていた。

しかし、「サ道」のように何度も入り水風呂にじっくり浸かるわけではない。
すぐに限界を感じサウナを出て、ちょっと冷たいシャワーを浴びる程度。
水風呂は到底無理。

だが、番組を観ているとサウナ、水風呂、休憩を繰り返し、ととのう状態に持っていく。
所謂、後光が射し、「ととのった・・・」と呟く状態へ。
頭がパカ〜ンと開くような感覚になるみたい。

何とも気持ちよさそう。
サウナ好きの友人なんかはそんな状態になるという。
名大社でもコンドーくんというサウナ好きがいて、何度もブログに書いている。
わざわざサウナの聖地「サウナしきじ」に行ってきたと。

わざわざ静岡まで・・・。
バカじゃないかと密かに思っていたが、そんなサウナ好きが身近にもいた。
なんとうちの娘。
最近、やたらとサウナにハマり、毎週欠かさずあちこちのサウナに通っている。

バカじゃないかと思っていた、静岡の「サウナしきじ」もわざわざ行ってきた。
サウナだけのために。
身内を「バカじゃないか」というわけにはいかない。

撤回します。
コンドーくん、ごめんね。
どうやら「サ道」も観ているようだし・・・。

その娘が最近よく行くのが中川区の「キャナルリゾート」。

名古屋では有数のサウナ施設。
家人も行ったことがあるという。

負けてはいられない。
TVや子供に感化されるのはいかがなものだが、先日、初めて行ってみた。

ラブホテルを思わせる印象はあるが、結構、豪華な施設。
そこで気を引き締めサウナ―らしい入り方をしてみた。

原田泰造を見習い、体をキレイに洗い、高温フィンランドサウナへ。
こちらには塩サウナもあるが、欲を出してはいけない。
まずはしっかりとフィンランドサウナを堪能すること。
10分近く我慢し大汗をかき、そこから炭酸水風呂へ。

いつもなら瞬間で出てしまうが、しばし我慢。
残念ながら原田泰造のようにはいかないが、今までよりは耐えることができた。
しばらく外のベッドに横たわり、またサウナへ・・・。

それを繰り返したいところだが、キャナルリゾートは施設が充実している。
温泉に入ったり、アカスリをやってもらったり、岩盤浴へ行ったり。
サウナも3度入ったが、ととのうまではいかなかった。

まずは慣れることから始めないとね。
それでもサウナーの気持ちが少しは理解できた。
こうして頭がパカ~ンと開くような感覚を求めていくんだろうな。

僕はサウナーになれるのか。
娘に教えを請わなきゃいけないかも。