これからも前向きに 名大社会長ブログ

食べ物のはなし 伏見シリーズ その154

伏見シリーズがカツに侵されつつあります。
もしくはカレーに侵されつつあります。

「いかん、いかん、人気食べ物ブロガーとして新たな分野を開拓せねば・・・」
使命感とは裏腹に頭の中がカツとカレーに占領されて、
抗いながらも自分では制御できない状況に陥っています。

新しくできたラーメン屋さんも通好みの和食屋さんも紹介したいのですが、
体はあらぬ方向を目指し、パソコンを打つ指は勝手にキーボードを操作します。
う~ん、どうなっているんだ・・・。

会社から北に向かい長者町に入るあたりにある「しまなみ」さんに行ってきました。

店名だけ見れば美味しい魚を食べさせてくれる和食店のように思えます。
しかし、実際はうどん屋さん。
それもカレーうどんが自慢のうどん屋さんです。

自慢のカレーうどんが並びます。
メンチカツカレーうどん、エビカレーうどん、チーズうどん・・・。

いつもの人気食べ物ブロガーなら、
「さて、どうするかな?悩みどころだな?」
と時間を要しますが、この日が迷うことなく、なんのためらいもなく
「カツカレーうどんをお願いします!」
と選手宣誓に近い言葉で注文します。

こちらは前払いのセルフサービス。
多くのお客さんがお値打ちなセットメニューを注文しますが、ここは単品勝負。

カツカレーうどん 690円

セルフサービスのお店らしく値段はお値打ち。
揚げたてのカツが丼の中央で存在感を示しています。

「今日も結局カツカレーか・・・」
なんて分かり切ったセリフは吐くことなく、豪快に食べ始めます。
一般的にうどん屋さんのカレーうどんはどろっとした餡でオレンジ系よりもイエロー系。
そちらのカレーうどんもいいですが、こちらの類の方が好みです。

そして、しっかりと辛い。
程よい辛さが程よい汗を促します。
肝心のカツもこんな感じ。

勝手な感想ですが、ココ壱番屋のカツカレーのカツに似ています。
共感する方はいるでしょうか(笑)。
箸が進むうちに白飯が恋しくなりますが、ここは我慢。
カツカレーうどん単品でしっかりお腹は満たされます。

とても美味しく頂きました。
ごちそうさまでした。

そろそろカツカレーの呪縛から放たれる時でしょうか・・・。

映画「浅田家!」

僕の数少ない評判のコンテンツに嵐をモデルにしたキャリア論がある。
嵐が活動休止する12月で僕の「嵐キャリア論」も終了。
新たなネタを作らねばならない。

そんなことをボヤっと頭を巡らせながら、
本作の主役は嵐の中で誰が相応しいかと考えてみるとやはりニノ。
僕のキャリア論に通じるが彼しかいない。
改めて僕の理論の正しさが証明された(笑)。

そんな話はどうでもいい?
はい、失礼しました。
ここからはマジメに映画に向かいたい。

本作の舞台は三重県津市。
名大社が三重イベントで開催する場所。
ニノ扮する主役政志はちょいちょい近鉄に乗車し、
普段、同じ近鉄に乗る身としてはそれだけでも身近に感じる。

しかし、津市で使われる言葉は名古屋や岐阜とは全然異なる。
こちらの人から見れば単純に関西弁に感じるが実際は違うよう。
大阪人に「三重弁は関西弁だよね?」と聞くと、「一緒にするな!」と激高する。
どうやらプライドが傷つけられるようだ。
僕としてはどうでもいいが、やはり自分たちの言葉に相当なこだわりがあるのだろう。

いかん、いかん、またも横道に逸れた。
映画を語らねばならない。
ここで描かれることはほぼ実話。

それも実在する現役バリバリの写真家。
正直、歴史上の人物とは言い難い。
ちょっと変わってて、ちょっと成功してて、ちょっとホロっとさせる人物。
50年後、教科書に載るわけでもない。
家族を含め偉大さを感じない。

それが距離間を縮め、日常的な感動をもたらす。
主役の浅田政志も能力はあるが、まあまあ情けない。
あのシーンはフィクションだと思うが、堤防での逆プロポーズは男としてサイテー。
彼女の器の大きさがなければ成り立たない。

世の中はまんざら悪くない。
とてつもない大きな世界ではない分、全編通して愛らしい。
小さなグッとするシーンが繰り返される。

大きな感動が押し寄せるわけではない。
小さな感動がずっと続く。
映画が終わるのが惜しくなる作品。

エンドロールの最後の最後もステキだ。
出演する役者陣も気持ちいい。
その中でもお母さん役の風吹ジュンの程よい弾け具合がサイコー。
モデルの母親もあんなふうに実際撮影に臨んでいたんだと最後に思わせる。
あんなお母さんだったら、息子はすくすくと育つだろうし・・・。

やはり主役は松潤でもなく、相葉くんでもなく、リーダーでもない。
映画を観れば誰もが納得するんじゃないのかな。
本当はキャリアを絡ませた正統派映画評を書こうと思ったが、そうならず。

この秋に似合う作品ですね。

栄は元気であって欲しい!

今から35年前、僕は大学入学早々、映画研究会に入った。
確か5月には提携する女子大と一緒に自主映画の制作が始まり、
何故かその映画の主役に抜擢された。

チープな恋愛映画だったが、
(当時の先輩、すみません・・・)
その撮影が久屋大通公園で行われた。

当時、岐阜から出たばかりの田舎者の僕は、
その都会的に見えた公園に立っているだけ緊張。
学生が8mmカメラを回すだけだが、
ジロジロ見られ結構恥ずかしかった記憶も残っている。

酔った勢いで飛び込んだ噴水で叱られたのもいい思い出。
若気の至りです。
申し訳ありません。

名大社に就職し、毎日栄に通うようなった。
名古屋を代表する街といえば栄だった。
栄の中心である久屋大通公園も営業中に頻繁に歩いていた。

それが名古屋駅周辺が開発され、いつの間にか名古屋の中心は名駅。
オフィスもショッピングも名駅中心になった。

10年前、僕は20年間過ごした栄を裏切り、丸の内にオフィスを移した。
もちろんそれが原因ではないが、昔の栄の活気が失われていった。
丸栄もなくなり、中日ビルも建て替え。

昨日はそんな栄、久屋大通をブラブラ。
久々に中日ビルの前を通ったが、その姿は完全に消えていた。

それだけだと随分寂しい話だが、そうではない。

最近の名古屋の話題といえばここ。

久屋大通公園が完全に生まれ変わった。
正式名称は「ヒサヤオオドオリパーク」というのかな。
公園と商業施設が一体化された新たな街となった。

昨日、天気は良くなかったが、多くに人出で賑わっていた。
TV塔の中にはホテルもオープン。

この辺りがこの施設だよね。
宿泊予定はないが、面白い発想。

かつてのロサンゼルス広場もすっかり変わった。
他にもメキシコ広場とか南京広場とか呼び名があったが、残念ながら馴染みがない。

こんな感じで芝生広場になり、昔に比べ断然明るくなった。
街のど真ん中の憩いの場としてはいい。
サラリーマンのサボりの場にならなきゃいいけど(笑)。

今は話題性もあり、どこの飲食店も行列ができていた。
半年後が勝負かな。

地下街のセントラルパークは11月にリニューアルオープン。

こちらも少し前は静かだったが、再び元気を取り戻してくれるのを願うばかり。
夜も大きな水盤から映し出されるTV塔も美しく、
今までにはない華やかなスポットになりそう。

大学時に感じた都会のイメージを再び取り戻してもらいたい。
そして、より元気な街になって欲しい。

映画「Daughters(ドーターズ)」

秋に入り話題の日本映画が増えてきた。
「窮鼠はチーズの夢を見る」を観ようか迷ったが、選んだのは本作。
窮鼠~は評判は高く、観たい映画ではあるが、男同士よりは女同士の方がいい。

別の変な意味はなく単にビジュアルの問題。
女性好きな男としての選択。
それは表現がよくないか・・・汗。

窮鼠~は男同士の恋愛を描いているが、本作はそうではない。
ポスターを見る限り、そんな雰囲気を漂わせているが、そうではなく女同士の友情。
その描き方が何ともキュート。

こちらを選んでよかった。
もしかしたら窮鼠~も観るかもしれないけど。

ネタバレさせずに本作を紹介するのは難しい。
少しだけばらすとルームシェアする女性の一人が妊娠からシングルマザーになり、
もう一人がそれを支えるというありそうでなさそうな、
なさそうでありそうなストーリー。

単純な一行の紹介であればハートウォーミングな友情物語だが、そんな単純ではない。
それを求めるのは単純な男だけ。
女性ならではの葛藤があり、感情のコントロールに苦しむ生々しさがある。

頭の中で整理しようとしても整理できない。
気持ちを抑えようとしても抑えることができない。
到底単純な僕の頭では理解できない女性の真の姿を描いている。

セリフとは思えないごく普通の日常会話があると思えば、
とても20代の女性が発しないだろう詩的な表現が入り交じる。
それが少しずつ移り変わる季節と共に人としての成長と普遍を感じる。

シングルマザーとして自立できるか、
友人として寄り添うことができるか、
そこに優劣は存在しない。
お互いの関係はあくまでもフラット。

実際はそんな単純ではないが、
互いに目に見えない境界線を持つことで維持もできる。
それは夫婦関係でも同じ。

今日は単純の使用が多いな(笑)。

本作はCMを繋いだかのような映像が続く。
東京の都会も自然に溢れ、爽やかな印象を残す。
沖縄はなおさらだ。

そして、やたらと顔のアップが目立つ。
主役が美しい2人だがら許される。
これも映像美を意識した演出だろうか・・・。
作り手の感受性なのか、
若い女性をターゲットとした理由なのかは分からない。

ポップな映像と音楽、それとは対照的な苦悩。
それが正解とも受け取れるから不思議な映画。

そんな中で落ち着きを放つのが女医の大塚寧々。
彼女が柔らかさと優しさを醸し出し、女性たちを包む。
久しぶりにお見かけしたが、ステキな女優さんだ。

そして、僕はなぜか三吉彩花に惹かれる。
とびきりの美人ではない。
かなり嫌な表情を連発する。
でも、僕は彼女に惹かれる。
なんだろうな・・・。

僕が彼氏だったら母親は違ったかもしれない。
う~ん、これは映画を観ないとわかんないだろうな。

やっぱりねえ~。ランニング日記2009

朝RUNで何がいいかといえば季節をリアルに体感できること。
徐々に朝が遅くなる。
1か月前、5時は明るかったが、9月末は真っ暗だ。
5時半くらいにうっすら明るくなる。
外に出た瞬間、ムシっとした外気も涼しく感じるようになった。

朝がゆっくりであれば、さほど感じることはない。
これが朝、ランニングするメリット。
走るのは健康な体を作るだけではない。
健全な環境も与えてくれるのだ。

いいぞ!朝RUN!
これから朝RUN推進活動をしていくべきだろうか。
走りながらいつも頭を悩ます。
んなわけないか(笑)。

8月は奇跡的に目標を達成。
今シーズンは信じがたいが、既に3回も目標をクリアしている。
このまま突き進んでいけばランナーとしても一流になれる。
一流は大袈裟だしあり得ないが、
ヘタレ市民ランナーとしての立場は維持できる。

この9月も期待したいところ。
少しずつ走りやすい季節にもなってきた。
あのクソ暑い8月を乗り越えてきたのだから・・・。

では、結果はどうか。
9月のランニング距離は78km。
全く及ばなかった。

この9月は土日も予定が入りと思うようにスケジュールが組めなかったのが、その理由。
天気もあったし。
まあ、言い訳ですね・・・。

例年9月はナゴヤドームリレーマラソンがあり、会社として出場。
ここ数年はライバル会社パフと対決してきた。
それも今年は中止。

秋以降のマラソン大会もほとんどない。
盛り上がる場を作ることができない。
語るべきエピソードもない。

唯一といっていいのが、久々の東京出張で皇居を走ったこと。
1月に走って以来なので、8カ月ぶり。

天気は良くなかったが、朝だけ雨が止んだので、すきまを狙ってのRUN。
写真は加工し、明るくしてみた(笑)。
人は少ないながら、皇居RUNを楽しむ人の姿を見ることもできた。

さて、10月。
季節としても最もいい時期だが、どこまで走れるだろうか。
4回目の目標達成を目指し、コツコツと積み上げていきたい。

下半期スタート!

今日から2020年度下半期がスタートする。
上半期はコロナウイルスの影響で翻弄され、やりたいことはやれず、
やるべきこともやれずに終わった。

これだけ達成感のない悶々とした期は初めてのこと。
リーマンショックの時のように時期が立てばいい経験だったといえるだろうか・・・。
いずれにせよ気持ちを切り替え、この半年間を臨んでいきたい。

早速、今日と明日はフィードバック面談。
上半期の評価を含めた面談をほぼ全員に実施。
丸っと2日間はこの仕事。
他の予定は一切入れず、終日、このフィードバック面談に充てる。
一人30分だが、終了したらフラフラになっているだろうな(笑)

そして、来週からは新たな試みも。
すでに人材紹介事業本部はテレワークに入っているが、
来週は営業本部もクロスメディア本部もテレワーク。
ごくごく一部のメンバーは出社するが、全社的に行う。

来週は朝礼も半期に一度の幹部研修会もオンラインで実施。
朝礼は一方的に喋るだけなので問題はないが、
幹部研修会はどんな展開になるかは見もの。

意外とサクサク進行するかもしれないし、
お互い理解しあうべきことが中途半端な状態で終わる可能性もある。

昨日も責任者ミーティングで詳細を握り合ったが、
実際やってみないと分からない。
楽しみ半分、不安半分。
大半は下半期の取り組みについて語り合う場なので、密な時間にしたい。

僕の場合、来客含め社内での予定が埋まっているのでほとんど出社だが、
一日は完全に在宅にさせてもらう。
我々のクラスの企業だとテレワークの導入は賛否両論。

営業もクライアントとの対応はまだまだ対面がほとんど。
オンラインでの営業行為も増えているが、対面を臨むクライアントも多い。
いろんな実験を繰り返しながら、自社に合う方法を探っていくしかないのだろう。

この下期の事業計画も日々変化している。
計画していたイベントを中止にするケースもあれば、
新たな企画を急きょ立ち上げ一斉に仕掛けるケースもある。
今風にいえばアジャイル。

事業に対するこだわりも必要だが、一方でこだわりを捨てる必要も。
コロナ禍の環境では、こだわりを捨てることを優先させることも・・・。
よりスピード感を持たねばならない。

朝令暮改というより朝令朝改になるかもしれない。
社内的な反発も出るだろうが、今、一番いい方法を選択し続ける。
失敗や後悔が生じた場合は素直に謝ります。

withコロナで落ち着きつつあるともいえるが、
我々の業界にとって厳しい時期は続く。
その中でも諦めることなく真摯な姿勢で向かっていく。

一人一人にそんな姿勢が必要。
2020年度が終わった段階で少しでも笑顔でいられるように。
下半期、今日から気持ちを新たに臨んでいきましょう。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その153

どうやら「日乃屋カレー」さんは好みが分かれるようですね。
数々の賞を受賞しているとはいえ、誰もが大好きというわけではありません。
日本の国民食としてカレーライスが代表選手なのは間違いないですが、
地域によっても好みのバラツキはあるようです。

では、それを確かめるべき行動をしなければなりません。
それもカツ繋がりで・・・。
人気食べ物ブロガーの行動がいよいよ怪しくなってきましたが、
これも役割と認識し使命感に燃えるだけです。

住吉町の中心部にある「カレーのチャンピオン 栄プリンセス店」さんに行ってきました。

カレーのチャンピオンは「金沢カレー」の元祖と言われています。
先日も日経トップリーダーで3代目社長のオンラインの講演を拝聴しました。
その歴史は長く創業は1961年。
規模的には「ゴーゴーカレー」の方が大きいですが、歴史が古いのは圧倒的に”チャンカレ”。
地元ではそう呼ばれているようです。

それにしても「ゴーゴーカレー」に流れる店内のBGMは凄いですね。
お店を出るともう頭の中はゴーゴーカレー、ゴーゴーカレーと渦巻いています。
巧みな戦略なんでしょうか。

チャンカレは一時期売上を落とし低迷した時期もありましたが、
3代目の南社長が組織を立て直し見事な戦略で復活を果たしました。
一般的にファミリービジネスは3代目が会社を潰すといわれますが、
新たな方針で会社に輝きをもたらすのも3代目なんですね。

いけません。
随分と話が横道にずれました。
これでは人気食べ物ブロガーではなくただのファミリービジネスアドバイザー。
本来の仕事に戻りましょう。

チャンカレの代表的なメニューもカツカレー。
やはり定番を注文せねばなりません。

Lカツカレー 760円

ランチタイムは少しだけお値打ちのようです。
ココイチのカツカレーは少しだけカツにルーがかかっています。
日乃屋カレーは全面的にルーに埋まっています。
こちらはその真反対。
全面的にカツがクローズアップされ、ルーの上に浮いています。

そして横にはキャベツ。
そしてソース。
これも金沢カレーの正しい姿です。

これを発案した南社長のお爺ちゃんは先駆者ですね。
宗次さんも尊敬しているのでしょうか。
またまた話が逸れました。

真っ赤な福神漬けはこんな感じです。

これもお店の特徴ですね。
あれこれ書いているうちに食べ物ブログの文字量の限界に近づいてきました。

コクと深みのあるルーは先週の「日乃屋カレー」に近いかもしれません。
こちらもドロッとしたルー。
好みはきっと分かれるでしょう。
キャベツがいいアクセントになっていました。

来週はカツにこだわるのか、カレーの流れで攻めるのか、
それとも全く違う方向に向かうのか。
飽くなき旅は続きそうです。

ごちそうさまでした。

釘崎社長、お疲れ様でした!

先週の金曜日は株式会社パフの株主総会。
僕は社外取締役として3度目の出席。
名大社の株主総会は身内だけだが、
パフは社外の株主が多いのできっちりとした準備で開催される。

社員持ち株会もあるため社員はオンラインで参加。
なんだかイマドキ(笑)。

今年は特別といえば特別だが、株主総会自体は例年通り。
議案は全て可決され、釘崎社長、吉川副社長、そして僕の取締役の続投も決まった。
なんたって前期は過去最高の売上、利益だから文句のつけようがない。

そして、肝心なのはここから。
取締役会で次の社長を決めることに。
以前から釘崎さんは公言していたが、この取締役会で社長の釘崎さんは会長へ、
副社長の吉川さんが社長への就任が決まった。

吉川新社長、おめでとうございます!
僕と同じ新卒プロパーでの社長就任。
それも社歴も20年とほぼ同じ。
新生パフに期待しています!!

彼女のことは「吉川副社長、応援しているぞ!」でお祝いしているので、別の機会に・・・。
今日は主役は釘崎さん。
今回の取締役会で釘崎さんの会長就任も正式に決まった。

こちらもおめでとうございます!
描いたシナリオ通りに後継者が決まり、理想的な引継ぎになった。
肩の荷が下りたとは思うが、本人はまだ実感はないみたい。

毎日書かれていたブログもこの日が最終回となった。
「釘さん、社長辞めるってよ」
ふざけたタイトルだが、釘崎さんらしいといえば釘崎さんらしい。
清々しささえ感じた。

パフを起業し、ここまで成長させ、プロパーの後継者を育て上げた実績に改めて敬意を表したい。
起業までの道のりは先日までのブログで紹介されているが、
起業してからの道のりも簡単には語りつくせないだろう。

いろんな話を伺ってはいるが、その笑顔の奥にある苦労は並大抵ではない。
少し気持ちは楽になっただろうから、ぶっちゃけ話も聞いてみたい。

僕は経営者になり、多くの人と出会い影響を受けてきた。
その中でも一番影響を受けたのが釘崎さん。

酔っ払って何も覚えていないことも多いが、そんな時も至って真面目に話をしている。
人のプライバシーを気にせずバンバン写真をSNSにアップするが、誰も責めることはない。
何かと理由をつけてLIVEを行い、参加しない方が悪いように思わせる。
マラソンで勝手にムチャなハンディをつけ、勝った勝ったと喜ぶ。
50周年記念懇親会では訳の分からないお祝いの挨拶で周囲を驚かす。

その魅力や感謝を上げればキリがないが、
仕事上でも欠かせない方で最も頼りにしている方。
パフの社外取締役の打診を受けた時は正直嬉しかったし、
その時は人物として認めてもらえたような気もした。

釘崎さんを通じて出会った方も多い。
それも大物ばかり・・・。
個人だけでなく、パフと名大社もいいパートナーとなった。
僕ができたことは少ないが、してもらったことは数知れず。

金曜の夜は「釘さん社長引退記念ライブ」。

基本はネット生配信だが、300名限定でお客さんも入れた。
実際は10名程度だったが、僕はその席から演奏を聴いた。
感動のあまり号泣する予定が、予想以上にミスに笑ってしまった。
それでも多くの方から温かいメッセージが送られ、引退するには十分なイベント。

最後には新社長から花束贈呈。
納得のいく最終日だったのではないだろうか。

「釘さん日記」が終わり、朝のルーティンの仕事がなくなるのは寂しい。
しばらくは喪失感に苛まれるだろう。
どうしてくれるんだ・・・。

とはいえ、23年間の社長業、お疲れ様でした。
また、ありがとうございました!

感謝を述べてブログを終了したい。

明日、普通に打ち合わせだけどね(笑)。

また逢う日まで、ホテルナゴヤキャッスル

名古屋地区では話題になっているニュース。
名古屋城近くにあるホテルナゴヤキャッスルが9月30日をもって休館に入る。
老朽化に伴い建て替えを行う。

先日の中日新聞にも堂々と一面に記事が掲載されていた。
名古屋の格式のある名門ホテル。

それだけであればと特にブログで書くまでもないが、
個人としてもキャッスルには大変お世話になったので、アップしたい。
(贔屓にしてる人たちはこのホテルをキャッスルとだけ呼ぶ・・・笑)

僕との接点といえば、結婚式が始まり。
僕が結婚したのが27歳。
当時はホテルで結婚式を行うのがトレンド。
その中でもキャッスルはグレードが高かった。

僕は名大社の平社員。
将来を約束されているわけでもない普通のサラリーマン。
明らかに身分不相応の式であったのは間違いない。

今でも覚えているが、僕はそぐわない結婚式の中で、
「必ずこの式場に相応しい男になってやる!」と誓っていた。
そうはいっても結婚式以降、お世話になることはほとんどなく、
たまに何かのイベントに参加するくらいだった。

頻繁にお世話になるようになったのが10年前。
社長に就任し、地元のロータリークラブに入会。
その例会場がキャッスルだった。

例会は毎週行われるため、週1回はキャッスルにお邪魔していた。
10年前は車も所有しておらず、
僕はキャッスルまで当時オフィスのあった丸の内から徒歩で通った。

大体20分。
必ず名古屋城を眺めていた。
帰りは大体の場合ロータリー仲間が高級車で会社まで送ってくれた(笑)。
それも今となってはいい思い出かな・・・。

そう過ごしているうちにホテルの方とも親しくなり、
親と一緒に地下の「西の丸」で食事をしたり、
年度末は最上階の「クラウン」で会社の懇親会を行ったり・・・。

最上階から眺める名古屋城は格別だった。
地下の「柳城」での食事会も多かった。
もしかしたら相応しい男になったので、このような場を作れたのかもしれない。

他にも西川塾の入会のきっかけもキャッスルだったし、
最近では中部経済同友会の講演会も参加。
ランナー仲間とはキャッスルのジムを借りて、名古屋城を周辺を走ったり・・・。

気づいた時には生活に欠かせない場所になっていた。
しかし、時代の流れ。
いろんな議論はあったようだが建て替えが決まり、この9月で休館。
ロータリーの例会場も7月から名古屋観光ホテルに移った。

僕が最後にお邪魔したのは9月15日。

ロビーにはその歴史が綴られていた。
休館の15日前にお邪魔できたのはよかった。
宿泊したのは新婚初夜しかないが、
(なんかイヤらしい言い方・・・)
美味しい食事は数知れず。
今思えばとてもありがたい機会を作ってもらった。

建て替え後は更に高級になるという。
そうなるとお邪魔できる立場ではないかもしれない。

でも、きっと待っててくれるはず。
また逢う日まで。

これまでありがとうございました。

評価は難しいけれど・・・。

名大社ではこの9月で上半期が終了。
僕が会社を任されて丸10年。
現在11年目に入っているわけだが、これだけ業績の落ち込みは初めてのこと。

コロナの影響が大きいとはいえ、その責任は重い。
ステークホルダーが厳しい会社なら更迭されてもおかしくはない。
仮にもしそうなったとしてもそれに従うしかない。
何かのせいにするのは簡単だが、それは単なる言い訳。
潔しとはしない。
社会の評価として受け止めるべきだろう。

その上半期もあと数日。
各部門とも今月可能な限り追い込む仕事。
下半期に向けて準備する仕事。
それぞれが慌ただしくする今週。

一昨日は21卒学生向けの「ジモト就職フェア」。

9月下旬にも関わらず多くの学生が参加してくれた。
この時期に就活生が数多く参加することで今年の就職環境が理解できる。
少しでもいいキッカケができるのを祈るばかりだ。

半期の締めの仕事としてやらなければならないのは上半期の評価。
今期より人事評価制度を見直し、より「名大社モデル」に沿った流れで評価を組み立てている。
一人ひとりがセルフマネジメントシートを記入し、
それに基づいて各部門の責任者が集まり一人ひとりを評価する。

昨年までは上司がチェックし意見は集約するものの、
最終的には僕の判断に委ねられていたが、今年はより客観性を持たせることになった。
言っておくが僕が不公平な評価をしたわけでも、好き嫌いで決めたわけでもない。
あくまでも納得感を持った対応はしている。

しかし、それでもやはり片手落ちだろう。
評価者が多ければいいという問題ではないが、各部門からいろんな視点が入ることで、
見えていないいい部分、見えていない悪い部分も見出すことができる。
それを取り組むなら、じっくり時間を掛けかつ集中的に行った方がいい。

責任者は僕を含め6名になるが、僕以外は忙しいメンバーなので都合を合わすことは難しい。
そのため無理をいって、シルバーウィークに出勤してもらった。
来客も電話もなければ、あれこれ声を掛けられることもない。
2日間集中して行うことができた。

いろんな角度から人をみるものの、大きく評価が分かれることはない。
微調整はあるにせよ、意見が大きく分かれることもない。
但し、人によってかける時間はマチマチ。
すんなり20分で終わる者もあれば、1時間以上要する者もいる。
それは今後の仕事への期待や役割も含めて話をするので、議論も熱くなる。

それほどハードな仕事ではないと思っていたが、一日を終えるとドッと疲れも出る。
それでもこうして集まり議論する必要性も感じた。
役員はともかく休日返上で集まってくれたメンバーには感謝。
もちろん役員もだけど(笑)。

後は上手くまとめてもらい、来週に僕が一人ひとりに対してフィードバック面談を行う。
結構これもハードになると思うが・・・。

人の評価は難しいし、どこまでいっても完璧はないが、今の企業の取り組みとしては必要なこと。
今後も少しでもメンバーが期待感の持てる制度を作っていきたい。
まずは来週だけどね・・・。