2月も下旬に入り、学生の就職活動も本格化してきた。
名大社としてもクライアントの採用支援の真っ最中。
息子も大学3年。
甥っ子2人も大学3年。
絶賛、就活中である。
一見、就活の現場は盛り上がっているように思えるが、必ずしもそうではない。
例年に比べ温度差は激しいと感じる。
早い学生は相当前から動き出し、昨年の夏には内定を獲得。
そんな学生は珍しくはない。
一方でまだほとんど活動していない学生も多い。
これは僕の印象だが、今年は活動量の少ない学生が例年よりも多いように思う。
理由はいくつか考えられる。
今の大学3年生は入学段階でコロナの影響をもろに受け、そもそも大学に行っていない。
圧倒的に横も縦も関係は希薄。
それは友達や先輩だけでなく、社会人との接点も含めいえること。
SNSでの情報は豊富にあるがリアルな情報は乏しい。
リアルの場の行動は消極的。
そして学生にとっては有利な条件ともいえる人手不足感。
就職環境は悪くはない。
これも危機感の欠如に繋がっているだろう。
そんな状況下での就職活動戦線のため、全般的には活動量は少ない。
現時点でインターンや説明会の参加者数は一部の企業を除き、苦戦しているのが実態。
1月末に開催された大学キャリアセンターとの交流会でも、
大学のキャリア担当者が学生の集まりが少ないことを嘆いていた。
1月に開催したジモト就職応援フェアでも多くの学生さんに参加してもらったが、
面談企業数は少なかったんじゃないかな。
以前参加した息子もすぐにお腹いっぱいになったし・・・。
一方で2月のONLINEジモト就職応援フェアはむしろ質問は多かった。
アンケートでは内定率は約20%。
これは例年より多い。
なかなか動きが読めないのが今年の学生じゃないかな。
僕もいろんな方に学生動向を聞かれるが、傾向が見出せないので返答に困ったり・・・。
何となく就活して何となく内定を確保。
そんな予測ができなくもない。
却って長期化するという読みも・・・。
来週27・28日は今シーズン最大のイベントジモト就職応援フェア。
詳しくはこちらから。
このイベント結果から就職戦線の先が読めるかも。
どうする就活生。
家康のように悩むだけでなく、要所要所の行動は大切にしてもらいたい。
これからの活動を期待しているぞ。
フィンランド映画って、初めて観たんじゃないかな。
本作はフィンランド・ロシア・エストニア・ドイツ合作だが、監督も主役もフィンランド人。
フィンランド作品といって問題ないだろう。
フィンランドから何をイメージできるか。
なかなか難しい。
サウナくらいしか思いつかない。
もしくは今はロシアが隣で緊張を強いられると思うくらい。
教養のなさが出てしまうな(汗)。
本作は女子学生がフィンランドからロシアへ寝台列車で向かう一人旅を描く。
明らかに時代が古いので、鑑賞後、時代背景を確認したら90年代半ば。
僕は80年代?と思いながら観ていたが、
セリフの中で映画タイタニックの話題が出たので、それで90年代と認識。
それにしてはかなり時代遅れ感を感じさせた。
当時の北欧やロシアはそれが普通か。
車はオンボロだし、列車の車掌らのサービスはすこぶる悪い。
そんな時代。
映画では女子学生が旅行を通し、自分を見つめ直し、人との出会いにより価値観が変化していく。
時代もちょうど移り変わる頃。
少しずつ解き放たれていく。
旅は人を成長させる。
映画を観て思い出した。
僕の場合は80年代後半だが、大学4年の冬に2週間ほど一人旅にでた。
青春18きっぷを購入し、鈍行列車で北海道まで向かった。
東京や北海道に下宿する友人のアパートの転がり込む日も送ったが、基本は一人で過ごした。
携帯もネットもない時代。
連絡手段は公衆電話しかなかった。
当時の彼女は恋愛禁止の家庭。
内緒で付き合っていたので、電話もできず。
確か手紙を書いていたんじゃないのかな。
そう思うと90年代のロシアと80年代の日本は近いのかも・・・。
泊まる場所もなく、交番で安いホテルを聞いた覚えも。
まあ、僕もそんな経験で少しは価値観が形成されていったのかな。
本作は寝台列車を通したロードムービー。
とても暗かった女子学生の表情が次第に明るくなっていく。
やはり旅に出ろということか。
本作を観て、一人でぼんやりと旅行がしたくなった。
地味な作品だが、映画館は混んでいた。
2021年カンヌ国際映画祭のコンペティション部グランプリ受賞の影響もあるだろうが、
みんな僕と同じで一人旅を求めているわけね。
そんなことを感じた映画だった。
昨年、見逃した作品をNetflixで鑑賞。
今月、発売された2022年キネマ旬報ベストテンでは6位、
読者選出では5位を獲得。
評論家も愛好家も好んだ1本となる。
それに感化されたわけじゃないが、評価が正しいと思う面白さ。
ハケンアニメというタイトルからして原作を知らない人は派遣社員が絡む映画と思うだろう。
主演は吉岡里帆なので、余計にそう感じる人が多いはず。
彼女がアニメの監督とは事前情報を入手しなきゃ誰も思わない。
ここでいうハケンは覇権を獲ることを指す。
同時刻に放送される2本のアニメ番組のどちらが高い視聴率を獲得できるのか。
その覇権争いのこと。
映画でこんな設定は新鮮。
それにも増して新しいと感じたのが、覇権争いの比較の仕方。
SNSの拡散は今の時代を反映し、分かりやすく伝える。
単にスマホで情報をアップするだけでなく、その影響度を映像に絡ませながら臨場感を醸し出す。
こんな手法も今までの映画にはなかった。
ただ、どうやら覇権アニメという言葉はその世界では一般的のよう。
話題の「すずめの戸締り」も「かがみの孤城」も観ない僕には未知の世界。
アニメの制作現場も未知の世界。
あれが正しい現場の描き方だろうか。
あんなふうに作品が制作されるシーンは勉強になった。
一人ひとりの役割がひとつの作品のクオリティを上げる。
この現場感も本作の魅力。
覇権争いをする2本のアニメを全編通して観たいと思う人は意外と多かったり。
もしかしてアニメファンは全員そう?
描かれるタッチもファンの気持ちを揺り動かすのかな?
多くのスタッフがしがらみを抱えながら絡み合い、
テクノロジーと感性を駆使して作り上げるアニメはやはり日本の誇るべき文化。
日本映画が世界で勝てる数少ない分野。
「THE FIRST SLAM DUNK」は映画で完全に負けている韓国でも大ヒットだし・・・。
アニメの魅力を実写で伝えるなんて何とも憎い。
僕のように普段アニメを観ない輩がこれをキッカケに吸い込まれていく可能性もあるから。
姑息ではなく計算し尽くされた作品。
そんなことを思ったり・・・。
そして、エンドロールが終わってからの誰もが喜びそうなカット。
あれはチャップリンなのかな。
今月は正統派路線が続きます。
一時期はラーメンとかカレーとか一本勝負的なランチが多かったですが、
最近はきっちりしています。
何がきっちりしているかといえば、ご飯と味噌汁がセットの定食なのです。
驚くことでもありませんが、意外とその路線は少なかったりします。
伏見周辺で働くビジネスマンには満足のいく食事をしてもらい、
栄養のバランスもとって頂きたいと切に願うのです。
今回もその路線で進み、食べ物ブロガーとしての好感度を上げていくのです。
その打算的な姿勢も好感度に繋がっていくでしょう。
三蔵通りを名古屋方面に向かい、伏見通を越えた場所にある「ぶるーべりー 」さんに行ってきました。
こちらは「ハンバーグのおいしい洋食屋さん」と自ら名乗るようにハンバーグが自慢のお店。
SNSでも頻繁にアップされる人気店なので、
もっと早い段階で紹介した方がよかったかもしれません。
ランチメニューはハンバーグの他に唐揚げもとんかつもカレーもありますが、
圧倒的にハンバーグが人気です。
隣のオジサンも隣のオバサン、失礼、女性もハンバーグを注文していました。
ふんわりハンバーグランチ 950円
かなりボリュームのあるハンバーグ。
箸で割るとジュワーッと肉汁が溢れ出ます。
そんな写真があればいいですが、そこは想像してください。
野菜をふんだんに使った醤油ベースのソースが食べやすくしてくれます。
隣のオジサンははっきり言って老人でした。
それでも美味しそうに食べる姿が全てを表しているでしょう。
ハンバーグを味わっていると時折聞こえるのが、
「ランチビールひとつ」
というスタッフさんの声。
メニューを確認するとあるじゃないですか。
運ばれるビールを眺めるとそれなりのサイズ。
飲みごたえがありそうです。
不届きなビジネスマンが、いや、羨ましいビジネスマンが美味しそうに飲んでいます。
次回は一緒に注文してもいいですね。
お店を出る時にはかなりの行列が・・・。
みなさん、ハンバーグを注文するのでしょうか。
ごちそうさまでした。
まずは著者の天明茂先生にお詫びしたい。
本書はわざわざ天明先生にご来社頂き、直々に頂戴したが、
会社の書棚に置きっぱなしだった。
誠に申し訳ありません。
読まなきゃと思いつつ放置状態。
先祖を大切にするのは当然だが、関係ある方も大切にしなきゃいけない。
ファミリービジネスを学ぶ上で「家系図」は重要。
名古屋ファミリービジネス研究会でも必ずジェノグラム(家系図)の作成は研究会の中で実施する。
そこから見えてくることも多い。
本書を読むことでより理解が深まる。
それは家族の歴史や先祖の存在だけではなく家系の価値観そのもの。
家系を知ることでそのファミリーの人間性まで把握することができる。
10年近く前に僕も自分自身で家系図を作った。
父親、母親、祖母、祖父の流れを描いてみるとそこに宿る使命のようなものが見えてくる。
よきにつけ悪しきにつけ親の影響は受ける。
表現は酷いが、虐待を受けた子は親になっても虐待するケースは多い。
借金癖がある親からは借金癖の子が育つ。
もちろん全部ではないし、偏った見方もある。
しかし、それが多いのも事実。
いいものは受け継ぎ、悪いものは断ち切る。
これも家系図から判断できるということ。
天明先生は実体験を晒しながら、多くの分析を行い何が重要なのかを語る。
結論としては本書のタイトルになるんだけど・・・。
長く続く企業は「家を継ぐ」「先祖を祀る」「親孝行」の3つを実行しているという。
これは同族企業を基本にしているが、それには限らない。
人として生きる上で誰しもが大切にすること。
僕なんかも普段の生活で忘れがちになるが、意識はしている。
親孝行しているのか!と問い詰められると答えに窮するが、
何も親に頻繁に会うことだけが親孝行ではない。
どんな生き方を示せるかが親孝行にもなるはず。
僕はそれを亡くなった父親から学んだ。
常に周りから信頼される存在もきっと遺伝するはず。
継ぐことができると思う。
今の幸せや自分の成り立ちも先祖の苦労や努力があってこそ。
そこを忘れてはいけないし、感謝し続けなきゃいけない。
自分の力で築き上げたなんて愚かなことを思わないこと。
本書を読みながらその大切さを改めて感じた。
僕が作った家系図はまだ中途半端。
専門家の方にお願いするのも方法だが、自分で戸籍謄本を取り寄せ作ってみるのもいい。
叔父さんが元気なうちに教えてもらったり、檀家に確認しようかと・・・。
そんなことを考えたり。
それがきっと自分の役割なんだろうね。
どこかで時間を作らないと。
天明先生に書いて頂いたことを大切にしたいですね。
改めてありがとうございました。
久しぶりにソフィーマルソーを観た。
彼女を初めてしたのは中学生の頃。
「ラ・ブーム」にときめいた。
もう40年以上も昔の話。
同級生なので今56歳。
なんと愚か者副本部長とは生年月日が同じ。
まあ、どうでもいいことだけど(笑)。
この10年くらいは名前も出なかったと思うが、何をやっていたのだろうか。
調べてみると継続的に映画には出演している。
日本に届いていないだけで、フランスでは今も第一線で活躍しているよう。
相変わらずの美しさだしスタイルもいい。
いい年齢の重ね方をしていた。
本作はほぼソフィーマルソーが出ずっぱり。
彼女中心に撮られた映画であるのは間違いない。
しかし、さすがにこの年齢だとアイドル映画とはいかない。
人の尊厳に関わるのが本作のテーマ。
85歳の父親が脳卒中で倒れ自由が利かなくなったことで起きる親子の葛藤を描く。
ソフィーマルソーは娘役で実年齢に近いと思われる。
日本とフランスのお国柄の違いはあるだろう。
しかし、死に対する考え方はさほど変わらない。
僕が父親の立場であれば同じ選択する可能性は高い。
自分の体が思い通りにならない。
人に迷惑を掛ける。
であれば安楽死を望む。
個人的には共感できる。
身内はそれを素直に受け入れられるだろうか。
様々な思いが巡る。
日本ではその選択肢はないが、高齢化社会になればなるほど同様の問題も起きる。
誰にでもいずれ死は訪れるわけだし・・・。
本来、僕の立場であれば子供であるソフィーマルソー側から捉える問題だが、
なぜか父親側として受け止めていた。
自分自身の死生観が何とはなしに反映したのかもしれない。
全て感情のまま表現する父親。
感情を押し殺しながらも時に抑えきれなくなる娘。
自分を制御できるかも年齢と共に変わっていく。
安楽死を選んだ父親がふと呟いた言葉。
これも現代社会の象徴。
選択肢を広げるためには一定の財力は必要。
悲劇を描くわけでも、社会問題を描くわけでもない。
事実を受け止めるだけだが、いろんな視点が入り交ざる。
すべてうまくいきますように。
そう願うのは誰しも同じだろう。
あまりにも心地いい音楽に序盤はついウトウトしてしまった。
次第に馴染み深い音楽とモリコーネの語りに吸い込まれて、
気づいた時にはうっすらと涙を浮かべていた。
映画コラムニストとか映画ファンとかエラそうにいいながらも、
音楽がここまで映画に影響を及ぼすとは思っていなかった。
映画音楽が作品に寄り添い一体化する。
音楽が映画に乗っかるのではなく、歩調を合わせ共に前に進む。
映画を盛り上げるだけの存在でないことがようやく理解できた。
ちと、遅いね。
本作は映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネを追いかけたドキュメンタリー。
インタビューと彼が手掛けた作品をシンクロさせながら、時代の変遷とともにその人生を映す。
モリコーネが手掛けた映画音楽は500本以上という。
「ニュー・シネマ・パラダイス」のように映画を思い浮かべた瞬間に
音楽が頭の中を流れるような作品もあれば、超マイナーな作品まで多数。
70年代あたりのイタリア映画は前衛的な作品も多そうだし。
そこにモリコーネの音楽を重ね合わせるとよりインパクトの強い映画になるわけだ。
若かかりしクリントイーストウッドが主演したマカロニウエスタンも音楽が作品を押し上げている。
セルジオ・レオーネにしてもクエンティン・タランティーノにしても、
モリコーネの主張を100%受け入れるのは信頼と実力の証か。
そう考えるとキューブリックは勿体なかったね。
諦めなかったら、どんな「時計じかけのオレンジ」になっていたのだろうか。
僕が一番映画を観ていた時代は80年代から90年代。
(今年という話もありますが)
音楽を聞くだけで作品が分かる映画がこんなにも多いとは・・・。
過去観た作品を違う視点で愉しむのもいいかもしれない。
調べてみたらAmazonmusicでも聴けるし、感傷的になってみるかな。
今年に入ってわずか1ヶ月半だが、上映時間3時間級の作品が多い。
今年の傾向だったりして・・・。
じっくりと映画に時間を割く。
最高に贅沢な時間を味わう。
「映画が恋した音楽家」
まさにその通りでいいタイトル。
こんな贅沢を多くの人に味わってもらいたい。
なぜか与えられた課題図書。
久々に問題解決系の書籍を読んだ。
最近、頭を使うことがめっきり減っているので、
たまにはこうしたジャンルで刺激を与えた方がいい。
18年前に通ったグロービスの「クリティカルシンキング」を思い出した。
当時は論理的思考力のかけらもなかったが、
この授業のおかげで人並みに考えをまとめられるようになった。
しかし、それは常に訓練して維持できること。
脳みそも使い続けなけりゃ、あっという間に退化する。
今はそんな状況かもしれない(汗)。
当時、問題解決を山ほどやったが、今も基本は変わらない。
本書に書かれていることも近い面はある。
しかし、それは近い面に過ぎず、ここで求められるのはそんな事だけではない。
「深さ」「広さ」「構造」「時間」の視点で解像度を上げろということ。
クリティカルシンキングの場合はwhat→where→why→houや
why?why?why?を繰り返し、考え抜くことが必要だったが、
解像度を上げるにはそれだけではない。
サーベイやデータ分析も大切だが、
手を動かす、体を動かす、何よりも行動することが重要だという。
情報を集め思考するだけでは足りない。
人と話をする、インタビューする、体験する。
それにより深くなったり、広くなったり・・・。
本当はそれをきれいに分けて考えるとより整理ができるが、ここは感覚的に収めておこう。
ここはふわっとした解像度状態のブログでいい。
解像度が高いブログだと本書を読む必要がなくなってしまうし・・・。
最近、話題のChatGPTを使うと更に脳みそが退化するが、もはや時代の必然。
これは効率的なツールとして、いい活用をする。
同時に時間を掛けて長期の視点を持つ。
これだけ情報が溢れ、なんでも手に入りそうだが、実際は何も手に入らない。
それは自分自身の解像度がイマイチなのか・・・。
そんなグダグダな状態から脱するためにも「あるべき姿」を意識しながら行動していきたいね。
「新!焼肉定食」が気になりながらも、
2週続けて同じお店を紹介するわけには行きません。
新規開拓は続けてこそ価値があるのです。
全国の新米営業マンのみなさん、分かってますか?
少し新規契約したくらいで満足せず、継続することが重要です。
そうして一人前の営業に育っていくんですよ。
伏見駅に連結する名古屋インターシティにやってきました。
こちらの地下には人気店が並びます。
「シェンロン(XHENLONG)」は11:30時点で既に行列ができています。
「スパゲティハウスチャオ錦通伏見交差点店」はあんかけスパの有名店。
両店も以前、ブログで紹介しました。
気になる方は店名にリンクが貼られているので、ご確認を・・・。
やはり食べ物ブログの効果でしょうか。
どちらもお店も人気なのは嬉しいですね。
今回お邪魔したのはその並びにある「魚や よいち 伏見店」さんです。
こちらも3年前は違うお店でした・・・。
店内に入るとカウンター席に案内され、初めてなので日替わりランチを注文しました。
目の前には日本酒の四合瓶が並んでいます。
「作は最近、飲んでないなあ~。町田酒造って、どんな酒?」
なんてブツブツ呟いていると運ばれてきました。
日替わりランチ 900円
他には刺し盛り定食や海鮮丼、極上卵サーモンユッケ丼など魚メニューが書かれています。
魚やというくらいですから、当然、ウリは魚。
しかし、この日のメインはみそかつでした。
新鮮な鰹とサーモンもついてきます。
これでいいのです。
気分的に肉も魚も食べたい日だったのです。
ややこじつけのような気もしますが、そんな日は誰にでもあるでしょう。
両方味わえるなんて、とってもお得。
それだけで満足感を覚えます。
美味しく頂き、あっという間に平らげてしまいました。
ご飯のお替りも無料なので瞬間的に迷いましたが、3か月後には57歳になる大人。
グッと堪えました。
夜は日本酒も数多く提供してくれるようです。
伏見界隈には魚と日本酒を楽しませてくれる競合店が多いです。
しのぎを削って勝ち残ってもらいたいですね。
ブログ効果が夜の部も続くことを祈っています。
ごちそうさまでした。
こちらの作品は試写会で鑑賞。
映画コラムニストが本格的な仕事になってきたぞ(笑)。
この寒い冬、3時間を超える超大作を観るのはしんどい。
理由は一つ。
トイレが近くなり、3時間を超える時間に耐えられるかどうか・・・。
結果、杞憂に終わった。
映画にのめり込み、その世界に入っていけばその近さも忘れる。
昨年の「RRR」と同じエンターテインメントの世界。
そっちの心配を見事に忘れさせてくれた。
そして大切なのはブログの書き方。
本作は酔っ払って書かなきゃいけない。
だから僕は今、お酒を飲みながらブログを書いている。
ふざけるな!と憤る方もいるだろうが、それは映画を観てから言って欲しい。
飲んで書くのが正解だと理解してもらえるはず。
自分勝手かな・・・。
まあ、それも映画と一緒だから問題ないか。
描かれるのは1920年代から30年代。
映画が娯楽の頂点。
誰しもがその世界に憧れる。
当然のように主役たちは華やかな世界に浸りきる。
一方でサイレントからトーキーへと移る時代。
ちょうど今の世界も同様。
ネット中心から更にもう一歩進んだ世界。
昨日のスターは過去の存在でしかない。
めくるめく移り変わり。
その中で生き残れる者はわずか。
過去のスキルは今の世界では通用しない。
100年前も今も何ら変わらないのか・・・。
ただ、いっておこう。
1923年も2023年も映画は最高の娯楽。
そこは変わらない。
100年前も今も映画館に足を運ぶことが一番の贅沢。
昔は唯一の夢を見れる空間だが、
今は唯一誰にも邪魔されない空間。
映画はどんな時代でも最高の娯楽なんだ・・・。
デイミアン・チャゼル監督は百も承知でそれを作っているはず。
そうでなければ1950年代を超えたトロンも、
ターミネーターも、アバターも出すわけはない。
映画界の栄枯盛衰を描きながらも、その世界を賞賛。
20年代、30年代が今に繋がっているわけだ。
そんな観方も「バビロン」の楽しみ方かもしれない。
僕はブラットピットのファンでもなく全作品を観ているわけもない。
しかし、本作が一番いい演技をしている…と思う。
堕ちていくスターを見事に演じ、その表情は絶妙。
(あっ、ネタバレかも・・・)
そして、同じく堕ちていく成り上がりマーゴット・ロビー。
彼女も泣けるくらい見事。
エロさも勢いもダメさ加減も素晴らしい。
そして全員が完璧な酔っ払い。
そんな華やかで虚構な世界を表現するのは飲まざるを得ない。
だから、飲んで書いている。
華やかなまま人生は終わらない。
華やかなまま世界も終わらない。
しかし、夢を見るのは大切。
その気持ちを抱きつつ、映画を感じれるといいね。
以上、酔っ払いブログでした。