これからも前向きに 名大社会長ブログ

AppleWatchを買ってしまった・・・。

自分に対してのご褒美として一年に1回、時計を購入している。
あくまでも懐に余裕があるのが前提なので毎年買えるわけではない。
パティックフィリップやフランクミューラーを買う財力があれば嬉しいが、
残念だがその力はない。

一昨年はMINASE、昨年はシチズン エコ・ドライブと
まあ、生活に支障をきたさない程度のもの(笑)。
それ以前に購入したIWCを含め、グルグルとローテーションさせている。
それにしてもエコ・ドライブは何もしなくても動き続けるし、
寸分の狂いもないので流石!
日本メーカー優秀です。

今年はどうしようか迷っていたが、ここは時代の波に乗ることにした。
実際、波に乗ってるかどうかは不明だが、買ったのはこれ。

最近、僕の周りでもはめている人が多い。
単純な性格なので、それを羨ましく思い、つい勢いに任せて買ってしまったのだ。
一応、ランナーなのでスポーツ仕様のベルト。
少し前に発売されたNikeスポーツバンド。

自慢しようと思い会社にしていったら、なんとタカイと全く同じ。
彼の方が随分前からしているので、僕が真似したことになる。
色違いと思っていたが、
完全な勘違いでいきなり「勘弁してください。」と指摘されてしまった(笑)。
まあまあ、そのうち変えるから・・・。

確かに便利。
今週火曜日に名城公園を経営者仲間とランニングしたのだが、
iPhoneと同期されているので、こんな感じで表示される。

僕は基本的に走る時にスマホは持たない。
できるだけ何も持ちたくないというシンプルな理由。

当たり前といえば当たり前かもしれないが、
この表示は僕にとっては新鮮で、なんだか走った感はある。
29度で11.02km。
よく頑張りました(笑)。

ただこの時計は慌ただしい。
メール、LINE、Messengerと送信がある度に時計が反応する。
時々、立てとか深呼吸しろとか、指示もある。
もちろん電話も鳴る。
瞬時に返信したい時はとても便利だが、四六時中、見られているような気になる。
どんな場所でも関係なく仕事をさせられている雰囲気にもなる。

まだ一週間も経っていない不慣れな状態なので、いい使い方もあるんだろうけど。
誰か有効的な使い方があれば教えてもらいたい。

支払いもこの時計があればOK。
便利な時代にもなった。
さて、これからどう使うかだが、しばらくは逆に使われる身となりそうだ。

すべての教育は「洗脳」である

最近のホリエモンの著書であれば、
「多動力」や「99%の会社はいらない」を選ぶのが妥当。
なぜ本書を選んだのか。
たまたま寄ったブックオフに売っていたから・・・。
それが理由(笑)。

彼に対する想いは様々。
共感できる面もあれば、相容れない面もある。
しかし、総じていえば嫌いではない。

これまでもいくつかの書評をエラそうに書いてきた。
なんやかんやで一年に1冊は読んでいる。
我が闘争 
本音で生きる

世の中に全く迎合しない。遠慮しない。本書もそう。
常に持論を堂々と述べている。
納得させられることは多い。

視点の高さに驚かされると同時に世間とのズレも感じる。
本書もそのオンパレードと言っていい。

L人材の定義は少し疑問を感じるが、国に対しての考えは頷ける面もある。
「国の権威」よりも「テクノロジーの利便性」の方が
生活においては存在感が大きく、それは日本で暮らすことも飛び越えてしまう。
実際、ローカルで仕事をする身でいえばそこに差別化を求めるわけだけど・・・。

学校教育についても疑問を持とうと思わなければ、世間一般は素通りする。
我慢することや継続することが美徳であるのは学校教育の影響といえるだろう。
実際、僕なんかは単純にそれを良しとみている。

その点、ホリエモンは真逆だ。
それが今の成長を抑える一つの要因とみなしている。
間違ってはいない。
成績も全体感を求める。
特殊な秀でた能力だけに満足するのではなく、総合力を求める。
それは一人の親として、ある意味、子供の成長を阻害しているのではないか。

そんな反省が本書を読むと芽生えてくる。
仕事の価値観も同様だが、
ホリエモンの理解し難い現実を僕らは分かった気分になっている。

それは強者ではなく弱者。
自分一人で生きられない、
考えることのできない人が山のようにいる。

そう思うと、ホリエモンは本質を突いていることが多い。

老後の不安に貯金のことを考える僕はまだ未熟だが、
この手の考え方を知っておくのは大切。

そんなことを思う本書だった。
このブログを読んでもよく分からないな・・・(笑)。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その27

暑い日が続きます。
ガッツリと食べたい気持ちにもなりますが、僕ももう51歳です。
決して若くはありません。
肉、肉、肉という選択ばかりは体が求めないようになってきました。

会社から栄方面に向かい住吉町に入ったところにある「冨士屋本店」さんに行ってきました。
伏見シリーズで扱うにはギリギリの場所かもしれません。
この落ち着いた佇まい。

20代、30代では魅力に感じないのかもしれません。
しかし、50歳を過ぎると体が自然と反応してくるのです。
吸い込まれるようにお店に入ります。

ランチメニューは魚ばかりです。
定番の鯖味噌定食から始まり、うな丼定食まで全6種類で、
唐揚げとかイカフライなんてものはありません。
焼くか煮るかの勝負なのです。

人気食べ物ブロガーは迷った末に焼魚定食の「かれいみりん」を選びました。
本当は「赤魚の醬油焼き」にしたかったのですが、
同席した伝説の日曜版ブロガーに先を越されました。
同じ品を頼んでもいいのですが、
ここは人気食べ物ブロガーとして違いを認識せねばならないのです。

しばらくするとそれぞれの定食は運ばれてきました。
焼魚定食(かれいみりん) 980円

これぞ日本の正しいザ・定食です。
小鉢があり、冷奴があり、煮物があり、ちょっとしたフルーツも添えられ、
大根おろしも可愛らしく置かれています。
白米にはしそふりかけもかけられ、名古屋人が好む赤味噌の味噌汁です。

かれいみりんもバランスよく姿勢正しく並べられています。
「お~、なかなか、やるじゃないか!」
自然と言葉が発せられます。

先週は馬鹿の一つ覚えのように「美味いっすね~」としか言っていなかったので、
久々のこの言葉の響きに体が震えます。
「おっ、いいぞ、この感じ。」と言って食べ続けます。
隣の伝説ブロガーの赤魚も迫力があり魅力的。
次回はこちらを注文することを心の中で誓いました。

食事を終え、ふとカウンターに並べられたプレートを眺めるとこんなことが・・・。

「おっ、プレモルが1杯80円、来月は知多ハイボールも1杯80円、
なかなか、やるじゃないか!」
こちらの冨士屋さんは今年で80周年。

名古屋でこれだけ続く居酒屋は他にどこがあるのでしょう。
大甚さんくらいでしょうか。
長年続くお店の歴史と1杯80円の出血大サービスに感動し、お店を出ました。

ごちそうさまでした。

絶対に夜、来るぞ~!!

氏真はどうなるの?

今、TVドラマで唯一観ているのが大河ドラマ「おんな城主 直虎」。
それなりに楽しませてもらっているが、
歴史ドラマというよりはメロドラマを観ている感じ。
また、時代が進むスピードがゆっくり。
どうでもいいと言っては失礼だが、
あまり本筋には関係ないストーリーが多く盛り込まれているような気がする。

歴史に詳しくないので叱られるかもしれないが、それが僕の素直な感想。
しかし、欠かさず観ているので魅力を感じているということ。
そこは誤解しないでもらいたい(笑)。
一年通してドラマを流すのは相当難しいことなんですね・・・。

そんな中で僕が惹かれるのは尾上松也氏演じる今川氏真。
あのダメさ加減が最高にいい。
このドラマで助演男優賞を与えるなら間違いなく彼だろう。

あの横柄なドラ息子的要素、頻繁に見せる頼りなさ、
そして芸事やお酒に逃げる弱さ。
すこぶる上手に描いていると思う。
彼の演技を見ているだけで今川家の衰退や家臣の離反が手に取るように理解できる。

直虎の今後よりも氏真の今後の方が気になって仕方がない。
それが僕のドラマに楽しみ方になっているのかもしれない。
これからの展開を知らないので、氏真がどこまで登場し続けるかは分からないが、
できればどんどん落ちていく姿を見せてもらいたい。

それはまるで凋落していくファミリービジネスをみているかのよう。
偉大な先代を継ぐ放蕩息子。
これは現代にも通じる話。
苦労知らずの後継者は環境の変化に戦略を打つこともできず流されていく。
歴史は角度を変え、多くのことを教えてくれる。
そんなことをこのドラマから感じてしまった。

きっと氏真はしばらくしたら自害でもするのだろうと勝手に想像していたが、
調べてみるとそうではない。
意外としぶとく最後の最後まで生き延びる。
ドラマからにじみ出るひ弱さとは随分違うみたい。
大河ドラマでどこまで追いかけていくかは知らないけど・・・。

やはり歴史は知っておかないといけませんね。
まあ、あと5か月を楽しんでいければいい。

個人的にいえば山口紗弥加さんがいいですね。
あんな女性がそばにいてくれたら、どれだけ癒されるだろう。
な~んて・・・(笑)

このキャップで成果が上がるのか

今週納品された名大社キャップ。
社員用に作った帽子だが、外部からの評価も高く、
「自分の分も欲しい」という声があちこちから届く。

一昨日の金曜日は「ふるさと就職応援ネットワーク(Fネット)」の例会が
名大社で行われたわけだが、そこでも話題が集中(笑)。
懇親会の場でも注目を集めた。

そして社員用の帽子を東京のある方が被り、そのまま持って帰ってしまった。
業界では有名なこの方。

誰も抵抗するとができず、自分のものにしてしまった。
それだけでも人気のほどが窺えるだろう。

このFネットの例会では日中熱い議論が繰り広げられたが、翌日は有志でゴルフコンペ。
僕も下手くそながら幹事役として参加。

僕の名大社キャップデビューとなった。
暑い一日なのでこのようなメッシュの帽子はありがたい。

気持ちよくラウンドすることができた。
期待をするのはそれだけでない。
会社をアピールするだけではなく、きっとこの帽子に存在するご利益。
僕に何かいいことをもたらしてくれるだろうという期待感。

単純に嬉しいのは格段にスコアがよくなる。
そんなこと。
帽子一つ変えてスコアがよくなるなら誰しもがチャレンジするだろうが、甘くはない。
現実はいつもとさほど変わらない。

しかし、この名大社キャップが幸運を持たらせてくれたようだ。
遥かにレベルの高い諸先輩を抑え、なんと準優勝。

ハンディに恵まれたにすぎないが、これもこの名大社キャップのおかげ。
さすが、ダイキョーオータさん。
ちょとここでも回し者(笑)。

もしかしたら来月のコンペもこれを被れば優勝するかもしれない。
また、マラソン大会でも被って走れば新記録が出るかもしれない。
成績の悪い営業マンが被って営業すればグングン成績が上がるかもしれない。
錦三丁目でもモテるかもしれない(笑)。
そんなことを期待してしまう。
これでメンバーの動機付けもできたかな・・・。

結果的に会社の業績が伸びれば何も言うことはないだろう。
実際はそんな都合のいい話はないと思うが、
この名大社キャップを有効活用していきたい。

こっちで喋り、あっちで話を聞いた一週間

今週は人の話を聞くことの多い一週間。
火曜日は大学OB経済人の集まりクラブ愛知の朝食例会。
7時に集合し朝食を頂き、講師の話を聞く。
今回は弁理士の富澤正氏。

大学の後輩だが僕と違って優秀で、著書もありあちこちで講演活動も行う。
知的財産について幅広く教えてもらった。
知っているようで知らない商標権や著作権について分かりやすくかつ愉快に解説。
自社の行うべき課題も少しばかり見えた。

その日の夜は西川塾の班研修会。
今回は我が村上班の発表で、テーマは「しくじり先生」。
これは班会議の際、僕がテキトーに提案したアイデアが採用され、当日の事例発表となった。
発表はオーディション(?)の末、選ばれた3名。
僕もその一人。

社長就任までの20年間の中で、酒でしくじり辛い思いをした経験を話させてもらった。
この件に関しては今後話す機会はないであろう。

聞けた方はとても貴重。
どうしても聞きたい方は個別対応します(笑)。

他の2人の話は僕よりももっと過酷で誰にでもできる経験ではない。
(まあ、僕もだけど・・・)
いい勉強になった。
第一人者は失敗から学び這い上がっていくんですね。

水曜日はクライアントの65周年記念パーティー。
基調講演は元国税庁長官 大竹健一郎氏。
テーマは「超高齢化社会に向かう日本経済の行方」とちょっとカタめの内容。
労働力人口が減少していく中、国、企業、そして地域が
どんな取り組みをしていくべきなのかを語って頂いた。
僕はどうしても直近のことばかり考えてしまうが、
もっと長期、そしてマクロで物事を考えないといけない。
キーワードはベトナム・・・。

懇親会を中座して別会場へ。
マーケッター 理央周氏が開催する「マーケティングアイズビジネスライブ2017」に参加。
最近、マーケティングを専門としたセミナーに参加する機会は減った。
この類も継続的に参加し、考える機会を持たないとすぐ頭の中が鈍ってしまう。
当たり前に考えて戦略を描かねばならないこともつい直感的になってしまう。
併せ持つ感覚が必要だと思うが、右も左も鍛えないと脳は老化するばかり。

AIDMAとかAISASとかやってきたけど、今はこんなふうなんだ。
こちらもいい学びとなった。
夜は飲んでばかりいると思われているが、ちゃんと勉強もしている(笑)。

昨日は午後から社内でパートナーとなるシンクタンクとのセッション。
営業を集めてミーティング手法について学ぶ。
どれだけ気づきがあったのかな?

他にも加盟する団体の卓話があったりと人の話を伺う機会がほんと多かった。

さて、今日はどんな一日か。
今日は「ふるさと就職応援ネットワーク」の7月総会。
毎年この時期は東京ではなく全国各地の加盟会社で開催される。
今年は名古屋。
そう、名大社に全国の就職支援会社の代表が集まる。

日中はマジメな会合を行うが、夜は名古屋ナイトを堪能してもらわなければならない。
接待役を仰せつかるということ。
さて、豪傑会長を満足させることはできるのか(笑)。
翌日はゴルフコンペだし・・・。

どんな一日になるかは不明だが、今週も充実した一週間になりそう。
では、今日も元気に行ってきます。
(なんか久しぶりの表現・・・笑)

食べ物のはなし 特別編 築地

今回は伏見シリーズを離れます。
お江戸です。
たまには遠くに出張せねばなりません。
東京は美味しいものが集まるようです。
特に築地には全国から美味しい魚が集まります。

今回はなんと愚か者本部の総責任者名誉本部長にご招待を頂きました。
この食べ物ブログもめげずに続けるといいことがあるようです。
築地駅からすぐの場所にある「鮨 竹若 別館」にお邪魔しました。
場所を特定されると困るので写真はありません。

いや、単に取り忘れただけです(笑)。

カウンターに座ると名誉本部長は馴れた姿で声を掛けます。
「じゃあ、大将、頼むよ!」
「へい!かしこまりました。」
江戸っ子らしく威勢のいい返事です。

ビールで乾杯した後、次から次へと美味しい魚が出されます。
大将からひとつひとつ丁寧な説明がありましたが、ここでは省きます。
写真をみて、どんな魚か、どんな味かを想像してください。

お酒は日本酒に移ります。
まずは浦霞。

名誉本部長も少しいい気分になってきたようです。

そして、どんどん季節の魚が提供されます。

「美味いっすね~。」
「美味いだろ。」
「ほんと美味いっす!」
「ほんと美味いだろ。」
会話も弾みます。

大将の手さばきも流石です。

見ているだけでほれぼれします。
食べるのと喋るのに夢中であまり見てはいませんが・・・。

お酒もどんどん進みます。

「美味いっすね~。」
「美味いだろ!」
会話もさらに盛り上がります。
たまに仕事の話もしたりします。
どうM&Aするとか・・・。

まぐろのレアステーキ。

そして感動的なウニのなんとか。

かき混ぜると下からウニがニコニコと表れます。

「いやあ~、美味いっすね。」
「お~、美味いだろ。」

ようやく握りが登場します。

そろそろ読者から叱られそうです。
「ちょっと、お前ら、贅沢すぎやしないか!」
そんな気持ちを配慮して、ここは一枚に写真をまとめました。

いやいや、どれも絶品です。

そして最後は芋焼酎のロックで〆ます。

すっかりいい気分になってしまいました。

気になる会計ですが、わかりません。

名誉本部長が「大将、おあいそ!」と声を掛け、おもむろに財布を取り出します。
札束を広げ、1枚2枚3枚4枚と数えながら相当な枚数を渡します。
多分、銀座なら20万くらいはするのでしょうか。

こんな機会を年1回くらい設けてもらえると張り切って東京に出張します。

名古屋でのお返しはどうしましょうか・・・。
味噌煮込みうどん、手羽先、あんかけスパゲティ・・・。
フルラインナップで納得してくれるでしょう。

ごちそうさまでした。
またの機会を楽しみにしています。

さあ、これで名古屋を駆け巡る!

今回、名大社のTシャツを一新。
調子に乗って帽子も新調した。

昨日、届けてもらった。

今までは名大社のコーポレートカラーのブルーを基調とし、
「名古屋の名物 名大社」というベタなTシャツ。
それはそれでインパクトのあるいいTシャツなので、継続して着用していく。

しかし、全員が喜んで着るかといえば多少疑問。
あまりにもインパクトが強いため、引いてしまうメンバーがいたり・・・。
そこで今回は会社のイメージアップを考えたデザイン。
分かりにくいかもしれないが、名大社らしいメッセージも盛り込んでいる。

こちらがオモテ。

こちらがウラ。

袖には「POINT SKYWARD」のロゴが・・・。

今回、Tシャツと帽子を作ってくれたダイキョーオータ株式会社さんのブランド名。
元々は名古屋の帽子製造卸の企業で現在はオリジナル帽子を各方面に提供している。
今やベトナム・ホーチミンにも工場を設立して積極的な展開。
社長の太田さんと懇意にしていることもあり、帽子とTシャツを作ってもらった。

小ロットで高品質、そしてお値打ちに製作をしてくれるので、
興味のある方はこちらのHPから・・・
ちょっと回し者になってみた。
うちはHPも作らせてもらっているし・・・(笑)。

Tシャツは当然のことながら、帽子も社員全員分、用意をしてもらった。

漢字で名大社という帽子でも良かったのだが、それではちょっと宗教的。
ゴルフのキャップをイメージしていたらこんなデザインになった。
これなら正々堂々と被ることができるだろう。
こちらにもスポンサー的にオータさんのブランド名を入れる。

昨日、社内にいるメンバーを捕まえ記念撮影。

こんなふうに着こなす。
これでこれからの行動は万全。
9月に予定しているアクトスリレーマラソンもこれで臨む。
ライバルなんて一蹴だ。

ゴルフコンペではこの帽子を被り参戦。
もちろん、マラソンでも使用できる。
このデザインならちょっと出かける時も被っていけるだろう。
BBQでも散歩でも注目を浴びるはず。

なにげに名大社をアピールできれば一石二鳥。
余分はないので、差し上げることはできません。
ダイキョーオータさんに注文してね(笑)。

まずは今週末開催されるFネットのゴルフコンペでの使用ですね。
いずれにしても、これからTシャツと共に名古屋を駆け巡ることになるだろう。

世界の経営学から見たイノベーション創出への視座

勢いで書いてしまおう。
楠木氏と並んで面白かったのが、早稲田大学大学院の入山章栄准教授の講演。
会場内を無尽に動き回るパワフルな講演。
1日9組ある講演スケジュールで時間も厳格なはずなのに平気で10分延長された(笑)。
しかし、誰も文句は言わない。
もっと話を聞きたいと思う人がほとんどではなかっただろうか。

僕は入山氏を知っているような知らないような状態だったのだが、
4年前に著書をブログに書いていた。
こんなことを書いていたのだが、まったく覚えていない。
これでは優秀な経営者になれるわけがないですね・・・。
悲しくなります(笑)。

今回のテーマはブログタイトルにあるとおりだが、
キーワードは「イノベーション」。
入山氏に言わせればイノベーションとは知と知の組み合わせ。
それも今ある既存の知と別の場にある既存の知の組み合わせ。
全く新しいことはないという。

新たな組み合わせでイノベーションが起きるに過ぎず、
「新結合」がイノベーションとなる。
イメージでは世の中に存在しないものを編み出す感覚だが、
そんなことはあり得ないらしい。

そして、そこで必要になるのが「知の探索」と「「知の深化」。
この両利きの経営ができるかどうかでその企業がイノベーションを起こせるかが決まる。
一般的には「知の探索」を追求すべきなのに、
失敗や経過する時間を恐れ「知の深化」にシフトし、イノベーションが進まないことが多い。
言葉だけでは分かりにくいが、その状況を想像すると何となく分かるかもしれない。

入山氏はAppleがイノベーションを起こし続けた理由を、
ジョブズが数多くの失敗をしたからだという。
一時的に話題になったものの数多い失敗作が結果として今のAppleの存在を作っている。
そう考えると今のAppleは失敗作を出していない。
もしかしたらこの先不安なのかもしれない(笑)。

そして、企業がイノベーションを起こすために必要となる3点を挙げている。
まず個人に対して成功、失敗の人事評価を外す。

2つ目は組織として人材の多様化を進める。
ここでは人材の多様化が目的ではなく、あくまでも手段。
それはバラバラな知見や価値観を取り入れることが知と知の新たな組み合わせ。

3つ目は情報を得るための人脈作り。
強い結びつきでなく弱い結びつきを広めていく。
その方が知の探索に繋がりやすい。

なるほど・・・。

現状の会社の課題と一致する。
僕は少し前まで純粋培養の組織を作ることを心掛けてきた。
新卒採用を基本とし会社へのロイヤリティを上げる。
それが大切なことだと考えていた。
ある意味、正しいと思う。
価値観のぶれない一体感のある組織は作りやすくなる。

しかし、イノベーションが起こりにくいのも事実。
知と知の組み合わせ。
冒頭に書いたように別の場にある既存の知が足りないことに気づく。
社内を見渡しても既存の知だけでなく、別の場の知の必要性を強く感じる。

それを入山氏が判りやすく説明してくれた。
いやいや、学ぶ面が多かったし、これからの組織作りにおいて大いに参考になった。
具体的な戦略はこれから考えるにしてもいいヒントを頂いた。

ありがとうございました。

優れた経営者の条件とは

昨日に引き続き「IT Japan」から。
一番、面白かった一橋大学大学院教授 楠木建氏の講演。
数年前にも一度話は伺ったことはあるが、
格段に腕は上がったような感じ。
聴く者が何に響き、笑いを取るポイントも理解されているよう。
(エラそうにすいません・・・)

今回のテーマは「優れた経営者の条件:戦略ストーリーを創るセンス」。
楠木氏の著書は何冊か読んではいるが、代表作「ストーリーとしての競争戦略」は未読。
それが却って今回の講演は新鮮で良かったのかもしれない。

楠木氏曰く「担当」を持たないのが経営者だという。
担当者と経営者は分けるべき。
担当者はスキルが必要となるが、経営者はセンスが必要。
センスはともかく、今や何の担当もない僕はある意味正解なのかもしれない(笑)。
と勝手に納得。

優れた経営者の条件を6つ挙げられていた。

その1.分析よりも綜合
その2.「何をしないか」を決断できる
その3.思考が直列
その4.抽象と具体の往復運動
その5.インサイドアウト
その6.良し悪しよりも好き嫌い

このワードだけ並んでもピンとこないかもしれないが、
僕としては納得感が強かった。
すべて解説するわけにはいかないので、かいつまんで説明したい。

その2の「何をしないか」を決断できる。
意思決定で何が大事かといえばBetterではなくDifferent。
どちらかがいいということが言えないモノサシに対してはっきりとした違いを明確にする。
以前のDELLの戦略しかり、
pigeonの生後18か月以上はやらないという「何をしないか」をはっきりさせる。
経営者はどうしても「あれもやろう」「こっちもチャンスだ」と思いがちだが、
戦略的意思決定で何をしないかを決める。
それは現場主導では決めることができず、決めることができるのはセンスのある経営者のみ。
その勇気と決断がセンスに繋がるのであろう。

その3の思考が直列も面白い。
例えでいえばラケットスポーツ。
テニス<卓球<バトミントン
だという。
何のこっちゃ?だと思う。
これは「飛び道具」「必殺技」がないということ。

テニスであれば強烈なサーブを持っていれば、それは必殺技。
それだけで選手は勝負できる。
一方でバトミントンはそれがない。
ゲームの流れを読んで落としどころを決めていく。

従ってプレーの解説も長くなる。
テニスであれば「●●選手の200キロのサーブで得点を決めた。」と簡潔に終わるが、
バトミントンの場合、「●●選手のサーブはあのあたりを狙い、
次の返しはここにポイントを置き、かくかくしかじかで最後にスマッシュを足元に狙った。」
と長くなる。
それが違い。
時間的な奥行きと広がりが大切になり、今はバトミントン型の時代だという。
「飛び道具」「必殺技」がない中で戦略を描かなければならない。

こんな説明で理解してもらえるかな?
きっと分かんないよね(笑)。
まあ、聴いた人の特典ということで・・・。

そんな話をいくつか聴くことができ、これからの経営にかなり参考になった。
また、自分のできていることとそうでないことも明確になった。

楠木氏ご本人は自分の講演や著書は評判が悪いと言っていたが、
決してそうじゃない。
本人も分かって言っておられるのだろう。

最後の最後は好き嫌いなんだろうけど・・・。

いい勉強になりました。
この勢いで入山氏の講演も書いてみようかなあ~。