これからも前向きに 名大社会長ブログ

ベトナム探訪記 その2

昨日は懇意にするクライアントのゴルフコンペ。
成績はいつもと変わらず。
58位・・・。
なんの商品も戴けず。
僕は業者の立場だから目立ってはいけない。

かといって周りの方に迷惑を掛けるわけにはいかない。
そのためには練習が必要。
ベトナムの3日目はそんなコンペのための練習ラウンド(笑)。

西川塾の仲間と一緒にラウンド。
こんな気の置けない仲間とのゴルフも楽しい。

終了後はこの海外研修の大きな目的でもある工場視察。
3年前に訪問したのはダイキョーオータさんのホーチミン工場。
この時のブログがこちら
塾生仲間の太田社長はホーチミン工場を軌道に乗せ、
今度はダナンに進出することに。

同規模の工場を新設することでオペレーションやノウハウは
そのまま生かし、売上を倍増する計画。
できるだけリスクを軽減するために居抜き工場を交渉。
人件費を含めコスト面での戦略もこの土地で展開するのは重要。
ダナンはリゾート地の顔だけではなく、工業の生産でも成長が期待できる。

太田さんがベトナム事情に精通していることもアドバンテージか・・・。
以前は英語中心だったが、最近はベトナム語も駆使して現地の地主と渡り合う。
格段にレベルはアップされている。

いい刺激と共にいい勉強。
名大社がどんな展開をするかはともかく、
その姿勢は学ばなければならない。
グローバルだろうがローカルだろうが、ビジネスに対しての情熱は変わらないものだ。

夜はダナンの中心部、現地の方が利用するベトナム料理店。

翌日も体を動かし、午後はしばしビーチで過ごす。

せっかくの施設。
モッタイナイ病が出てしまった。

毎日、ベトナム料理だが全く飽きない。
夜も塾生仲間とベトナム料理。
なんとインターコンチネンタルホテルまで出向く。
いやいや凄い施設。

写真は1枚のみの幻想的な風景。
こんなところに宿泊できる立派な大人になりたい。

そして、最終日は観光も・・・。
ダナンから約1時間、車に揺られ辿り着いたのが、
世界遺産であるミーソン遺跡。
2世紀末から17世紀まで栄えたチャンパ王国の遺跡。

宗教色の強い建物が並んでいるが、仏教だけでなく他の宗教の影響も受けている。
ベトナム戦争で建物が崩壊してしまったようだが、
それを守り抜こうという力強さはかすかながら感じることができた。

こういった遺跡の訪問は時間に余裕があるからできること。
最終日はノープラン状態だったが、こんな発見も有難い。

そして、ダナンの海岸沿いでパラセーリングも体験。
最終組で飛んだため、海から見るビル群の夜景が美しかった。

最後の夜もベトナム料理。
お昼に食べすぎ飲み過ぎでおつまみ程度しか頂けなかったが、
ここも美味しかった。

深夜12時過ぎのフライトで日本へ帰った。

西川塾仲間との4泊6日のベトナム研修旅行。
道中は堅い話からメチャ柔らかい話まですることができた。
外に出るとお互いの関係性が更に近くなる。
本音で何でも話し合えるのがいい。

みなさん、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。

今日から仕事も頑張ります(笑)

ベトナム探訪記 その1

ブログを一週間ほどお休みをした。
今日から復活させ、ハイペースで書いていきたいと思う。
西川塾メンバーとの先週火曜からの海外研修も昨日で終了。

今日から出社と言いたいところだが、
今日はクライアントのゴルフコンペなので、またまた不在。
決して遊んでいるわけではないことを理解いただきたい(笑)。

では、先週お邪魔したベトナムについて、何度かに分けブログで報告したい。
遊んでいないことが理解してもらえるはず。

5月29日8時にセントレアに集合しベトナムに旅立った。
向かったのは首都ハノイ。
ベトナムの人口は9555万人。
ハノイは約800万人でホーチミンに次ぐ規模。
ハノイ空港も賑わっていた。

初日はTMV(トヨタ・ハノイ)さんの視察。
現地働く手塚さんの計らいでまずは工場見学。

TMVはトヨタ自動車が70%出資し、
ベトナム20%、シンガポール10%と国との合弁企業。
トヨタ戦略でいえば、今後ベトナムは爆発的に車需要が増える。

関税など国の政策に左右されるものの、その需要は高い。
道路の渋滞も課題のひとつであるが、大きなビジネスチャンスが新興国にはある。
ベトナム国民にとって車は贅沢品。
平均給与3万くらいに対して車は1台150万。
そう簡単に手が出るものではない。

しかし、ベンツの2~3倍の値段がするレクサスが飛ぶように売れるという。
富裕層が跋扈しているのもベトナムの特徴。
そんな話を交えながら、
現在のベトナムの経済事情とトヨタの販売戦略を学ばせてもらった。

僕がPEST分析のPを重要視することは少ないが、
グローバル企業においてその動向を読むことがとても重要。
国の政策がコロッと変わってしまえば、
今までのやり方も180度変えなきゃいけない。
それを敏感に対処していく姿からトヨタの真の強さを感じさせてもらった。

夜は手塚さんファミリーや堀資材チームを交え、
トヨタディーラーが経営するベトナム料理店で会食。

僕はノー天気に食事を楽しませてもらう。

翌日はハノイ市内の名所を巡る。
最初に訪れたのはホーチミン廟。
が、しかし、平日にも関わらず凄い行列。
学校の社会見学も重なっていたと思うが、
そこに辿り着くのに2時間以上はかかりそう。
あっさりと諦め、ハノイ大教会 (セント ジョセフ教会)を中心に市内を回る。

仏教国のベトナムだが、フランスの植民地時代も長かったことから、
幻想的であり厳粛な教会がハノイの街にうまく調和している。

それにしてもハノイも暑い。
できれば短パンで街を歩きたい。

昼は地ビールでクールダウン。

午後にハノイと別れを告げ、次の訪問先ダナンへ。
ダナンはベトナムの第3の都市。
ホーチミン、ハノイに比べれば圧倒的に小さな街だが、
その成長ぶりは驚くほど。
海岸沿いは新しいホテルがどんどん建てられていく。

3年前にお邪魔した時と風景が変わっていた。
僕らの宿泊先はハイアットリージェンシーダナン。

プライベートビーチも優雅。
なんともありがたい。

こうしてベトナムの2日はあっという間に終了。

続く・・・。

無事にイベントを終え、旅立つ予定です。

先週火曜日に52歳の誕生日を迎えた。
多くの方にメッセージを頂いた。
また、会社の新人歓迎会の場では
翌日誕生日のホリグチさんと一緒にサプライズでお祝いをしてもらった。
素直に嬉しいものである。

ケーキには「愚か者社長 おめでとう」と書かれている。
ホリグチさんには「ダンディおじさん おめでとう」の文字。
この違いは何か・・・。
まあ、いいか、そんなこと(笑)。
みんな、ありがとう!

そして、金曜日は一年に1回の株主総会。
解任動議は発せられることもなく無事に終了(笑)。
新たな役員体制でこれから会社の経営を担っていくことにもなった。
株主の皆さん、ありがとうございました。

早いもので社長として9年目を迎えた。
あっという間なような気もするし、随分長いこと任されているような気もする。
こんな出来事もそう遠くはない過去なんだけど・・・。

社長になるまでのこと その1
社長になるまでのこと その2

そして、今日はディスコさんとの共催イベント「ジモト就職フェア×キャリタス就活フォーラム」

こちらは5年目。
毎年の恒例行事となった。
今年は昨年よりも少し時期を早めての開催。
約150社の企業に参画頂く。

大学キャリアセンター担当者との名刺交換会もイベント開始前に行い、
交流をはかってもらう。
昨年から実施しているが、なかなか評判もいい。
参加大学も昨年より増え、より関係性が高まりそう。

超売り手市場の中、どれだけの学生さんが参加してくれるか
ドキドキ状態ではあるが、いい一日になることを願うばかりだ。

勝手にこのイベントが成功し、無事に終えることを想定しよう。
そうならないと安心して旅立つことができない。

何かといえば、明日から僕はベトナムに向かう。
29日から6月3日まで。
西川塾のメンバーと共に学びにハノイとダナンへ。
トヨタ自動車さんのハノイ拠点の視察と
ダイキョーオータさんの新工場の見学がメイン。
少しは観光やゴルフがあるという噂だがどうだろうか・・・(笑)。

そんなわけで5日間、日本を離れる。
帰ってくるのは、日曜の朝、成田空港。
その間、このブログもお休みさせてもらう。
改めてベトナム探訪記にて報告したい。

今朝は8時に全体朝礼。
それでは今日も元気に行ってきます!

出張帰りの正しい過ごし方

ここ最近、出張が多い。
せっかくなら出張先でゆっくりして、もっと言えば、
とことん飲んで宿泊するのが理想だが、とんぼ返りがほとんど。

たまの宿泊は優しい仲間が夜遅くまで付き合ってくれるのだが、
そうじゃない時は飲み会を中座して帰ることが多い。
後ろ髪を引かれながら新幹線に乗る。
それでもいい感じで酔っているので、そのまま大人しくしていればいいのだが、
飲み足らず新幹線にお酒を持ち込んでしまう。

居酒屋のぞみに乗車するわけだ。
余裕があれば地下のショップであれこれ考え購入するが、
それは稀で売店で慌ただしくお酒とつまみを買い乗り込む。
あまり納得がいかない。

そこで最近覚えたのがワゴンサービス。
これがとてもいいことにようやく気づいた。

これまではたまにコーヒーを買うくらいだったが、
ここはお酒を買うのにワゴンサービスを利用すべき。
そもそも新幹線に乗車する段階でほろ酔い状態。
ビールは飲み飽きている。
となると、飲みたいのはワインかウイスキー、ハイボール。
時々、チューハイ。
そんな感じだ。

ハイボールやチューハイの場合は缶から直接飲むのではなく、
氷の入ったグラスで飲みたい。
それがワゴンサービスでは可能なのだ。
えっ、気づくの遅すぎ?。

分かってる人は何百年も前から知っているだろう。
それを僕は最近知った。

こんな状態で飲むと至福の時間。
居酒屋のぞみからBarのぞみに移行していく。
これなら後ろ髪を引かれながら帰ることもなくなりそう。
そんな大袈裟ではないが、より有意義に時間を過ごせるのは間違いない。

既に酔っているので、真面目に読書する気にはなれない。
そんな時に役立つのはkindle fire。
ここにダウンロードしたマンガを読む。
最近は石ノ森章太郎の日本の歴史だったりレモンハートだったり。
また、ダウンロードしたビデオも・・・。

普段であれば見ることのない「昼のセント酒」あたりを飲みながら見る。
「バカな奴だなあ~」とほざきながら、自分が一番バカなような気がする(笑)。
それもいい時間だったり・・・。

これが帰りの新幹線の正しい過ごし方。
しかし、100%満足とはいかない。
ワゴンサービスがなかなか来ないことも多い。
買う気のない時は何度も何度も横を過ぎていくのに肝心な時は全然来ない。
待ちきれずに呼びたくなってしまう。

できれば隣の席がいない方が落ち着くけど、それは贅沢っていうものか・・・。
そのうち飲み過ぎて、乗り過ごす時が来そうな気がするけど・・・。

出張帰りも楽しめるものだ。

食べ物のはなし 番外編 みそかつライス

先週の日曜日は岐阜でイベントでした。
イベント会場は岐阜市文化センター。
徒歩数分で柳ヶ瀬商店街になります。
かつては岐阜を代表する繁華街でした。

中学生の頃、この柳ケ瀬に映画を観に行くのが何よりの贅沢でした。
マックのハンバーガーを初めてここで食べた時の衝撃は今でも忘れません。
その当時、映画館も行列ができ、、あちこちにあるお店も賑わっていました。
憧れの存在であったのは間違いありません。

高校、大学時代も頻繁に顔を出しましたし、
営業時代もこのあたりのクライアントとのお付き合いもありました。
徐々に寂れてしまい、今や昔の面影はありません。

と思っていましたが、そうでもないようです。
お邪魔したのは第3日曜日。
毎月第3日曜日は「サンデービルチングマーケット」といって出店が多数出店し、
手作りの雑貨を販売しています。

たまたまかもしれませんがとても賑わっています。
そんな光景を見ていると嬉しくなってきます。
安心したせいか、急に腹が減ってきます。

「あ~、腹が減った・・・。」
ここは急いで食べ物屋さんを探さねばなりません。
過去の嗅覚を頼りに北や西に向かいます。

そして、一軒のお店の前に立ち止まりました。
「よしっ!今日はここにしよう!」
力強く頷きます。
満席であったため、ほんの少しだけ待つこととなりました。
高島屋岐阜店の南側にある「一楽」さんに行ってきました。

こちらは元祖みそかつのお店。
迷うことなくみそかつライスを注文しました。

こちらはカウンター13席のみの小さなお店。
とても狭いスペースなので、一人通るのがやっとのことです。
少し太ったオジサンが後ろを通ると必ずぶつかります。
それが親近感が湧きいいのかもしれません。

みそかつライス 850円

今回は一発勝負。
みそかつのみの写真です。
ご飯の写真は必要ないでしょう。

ちなみにお替わりもできるようです。
味噌汁は別注文。
あくまでもみそかつライスなのです。
からしをお皿の端にべったりと付けます。
みそカツにからしを乗せながら頂きます。

「お~、いいぞ、いいぞ、これが岐阜のみそかつなんだ!」
少しばかり感動を覚えます。
名古屋のみそかつに慣れた体には岐阜のみそかつはとても新鮮。
同時に懐かしさも感じます。

「そうなんだ、オレはこんなみそかつを食べたかったんだ・・・」
あっさりとした味噌ダレは上手くかつに絡み、くどさは全くありません。
ほんのりとした甘さはご飯との相性もよく、いくらでもご飯が進みます。
あっという間にみそかつライスは消費されてしまいました。

まだまだお客さんが待っています。
混んでいる時はサッとお店を出るのが人気食べ物ブロガーとしてのマナーです。
ごちそうさまでした。
たまには岐阜で食事もするべきですね。

募集開始!第2回名古屋ファミリービジネス研究会

第1回名古屋ファミリービジネス研究会を開催したのが昨年10月から今年3月まで。
おかげさまを持って、好評のうちに終了することができた。

ブログで紹介したのが、こんな感じ。
□ 「名古屋ファミリービジネス研究会」が始まりました。
□ いい人間関係はいい議論を生む
□ 満足度高くてよかったね!NFB!

そうか、ブログで取り上げたのは3回だけだったか(笑)。

全6回開催したのだが、全て高い満足度で終了することができた。
ご参加いただいたみなさん、改めてありがとうございました。

終了後、幹事で集まり反省会を行った。
「せっかく好評なんだから、続けてやっていきましょう~!」
と全員一致で継続することが決定。
調子に乗ったわけではないが、
この7月から「第2回名古屋ファミリービジネス研究会」を開催します!

ご興味のある同族企業の経営者もしくは後継者、または経営幹部のみなさん、ぜひ、ご参加ください。
と今回は大きく宣伝モード。

内容は前回とほぼ同じ。
講師陣も全く一緒。
全会のコーディネーターで僕は最新事例を含め少しだけ変化を加えるつもり。
評価が高いので、変更する必要は今はない。

以下の通りで開催します。
<スケジュールとテーマ>
第1回 7月11日(水)ファミリービジネスの理解、関係性の強化
第2回 8月8日(水)ファミリービジネスの理解、関係性の強化
第3回 9月12日(水)非同族企業幹部の育成、家訓・家憲
第4回 10月24日(水)同族企業のための財務戦略
第5回 11月14日(水)中小同族企業の採用と育成
第6回 12月12日(水)中小同族企業のブランディング
いずれも15:00~18:00

詳細とお申し込みはこちらから・・・

参考までに、前回参加いただいた方のコメントを載せておこう。

●6回すべて参加することができ、それぞれの回で学びや発見があり大変刺激を受けました。
どうもありがとうございました。
(株式会社アローエム 代表取締役社長 河村史子様)

●講師の方の話も、メンバーとのコミュニケーションもよく学びの多い会でした。
できれば継続して参加したいです。
(川畑工業株式会社 代表取締役 西薫貴様)

●この会に参加してファミリービジネスに誇りが持てました。
社長である兄とも腹を割って本音で話し合い、会社の未来に希望を持つことができました。
(山田自動車工業株式会社 専務 山田耕治様)

どうですか?
なかなかいい評価でしょ?

そんなわけで、7月よりファミリービジネスを盛り上げる会を作っていきます。
みなさま、楽しく飲みましょう。
いや、楽しく学んでいきましょう。

忙しいことはいいことだよね

昨日まで3日間連続でイベントを開催。
18、19日は名古屋会場での転職フェア。
昨日20日は岐阜会場でのジモト就職フェア&転職フェア。

天候の心配はあったが、
ふたを開けてみればイベントに影響するような雨は降らなかった。
日頃の行いの良さが天気も味方してくれたのであろう。
僕ではなくて名大社メンバーの・・・(笑)。

慌ただしく過ごした3日間ではあるが、
僕が終日会場にいたのは一昨日の土曜日くらい。
初日はイベント開始前に会場入りし、クライアントへ挨拶。
イベントがスタートして30分も立たないうちに会場を出た。

せっかくなら乃木坂46のライブの様子を見たかったのだけど、残念(笑)。
先週2度目となる東京出張へ。
品川プリンスホテルで行われた「企業と大学との就職セミナー」に出席。
北は北海道から南は沖縄まで全国私立大学の
キャリアセンターの担当者が集まっての総会及び懇親会。
通称「全就研」への参加は僕も何年か振り。

一つは名大社の代表として関係性を高めること、
もう一つはFネットの存在をアピールすること。
それを目的に参加したのだ。

ゲストは増田明美氏。
彼女の解説はユニークで面白いので、その講演も期待していた。
しかし、90分の持ち時間のうち、半分くらいはどうでもいいような話。
(スミマセン)
今の彼女の取り巻く環境の話で面白く感じた人も多いと思うが、僕は正直関心を示さず。
残りの半分は現役時代の波瀾万丈を語ってもらったが、こちらはすこぶる面白かった。
全編そんな話でもいいと思ったのは僕だけだろうか・・・。
いずれにせよ彼女はサービス精神旺盛。
懇親会の席でもツーショットで気軽に写真を撮らせていた。
僕も行こうか動き始めた矢先に終了してしまった。

懇親会は大学との交流。
面識ある方から初対面の方まで多数。
いろんな情報交換をさせてもらったが、
顔と名前を一致させるのは難しいだろう。
お互い様ですね。
21卒の就職環境の話を全くでなかった(笑)。

終了後、Fネットのメンバーと軽く飲んで、真面目に帰宅。
大雨が降る直前に帰宅しラッキー。

2日目は会場でじっと過ごす。
僕以外のメンバーは役割があるため忙しく動き回っているが、
僕はなんの役割もない。
控室を出たり入ったり、各ブースを覗いたり覗かなかったりするくらい。
今回から運営スタッフはiPadminiで情報提供。

運営面も少しずつ変化している。

そして、3日目の昨日は岐阜開催。

岐阜でのイベントも定番化され、年2回は開催していく予定。
昨日も多くの方に来場頂いた。
この日も僕は役割はなく、会場をグルグル回ることくらい。

特にトラブルもなく無事にイベントを終了することができた。
3日間連続で参加頂いたクライアントもあり、大いに感謝。
また、ずっと会場で頑張ってくれた名大社のスタッフにも感謝。
来場頂いた方に対してもね・・・。

忙しいのはいいことだよね。
お疲れ様でした。
ステキなキッカケとなることを期待しています。

映画「孤狼の血」

前回の映評ブログに続き、白石監督作品。
本作も「うつ映画」かと思ったが、
「凶悪」「日本一悪い奴ら」に比べれば救いようがあった(笑)。

それでも終始、ブルーな気持ちになる映画であるのは間違いない。
きっとこの監督の魅力はそこにあり、
そこを徹底的につぶしていくのが彼の得意技なんだろう。

本作はフィクションだが、警察の暗部を描いている。
白石監督は警察に敵対心でも抱いているのだろうかと心配になる。
なにかイヤな過去でもあるのかな?(笑)。

本作は東映の配給。
スタートは当然のように荒波に東映のロゴマークが登場する。
それは見慣れたシーン。
しかし、今回はそれがやたら古臭く感じた。

後から思ったのだが、それは東映の仁侠映画へのオマージュではないだろうか。
映画の舞台は広島の架空都市。
「仁義なき戦い」の延長線上とも捉えることは可能。
登場人物の広島弁を聞くうちにそんな心境になってきた。

僕は単純なバイオレンスには興味はない。
無意味に殺し合う映画も好きではない。
だけど、なぜかこの類の映画は観てしまう。
大きく捉えれば同じジャンルであるから、
暴力映画が嫌いは人には理解されないはず。

本作でもグロテスクなシーンはいくつもアップされるので目を覆いたくなる。
それでもつい惹き込まれてしまう。
それは変態的な趣味があるわけではなく、
その裏側にある人間関係に引っ張られるから。
北野武映画に近いといえば少しは理解してもらえるかな?(笑)

この映画もやくざ映画に相応しい役者がオンパレードに出演している。
石橋蓮司さんや伊吹吾郎さんの親分は欠かせない。
最近、ピエール瀧はすっかりはまり役。
白石作品には欠かせない役者ではなかろうか。

そんな点でいえば、九十九一もそう。
(ツクモハジメ、覚えている人いるかな?)
端役ではあるが、本作でも「凶悪」でも印象を残していた。

九十九一といえば僕が中学生の時に「お笑いスター誕生」でグランプリを獲得した。
その当時、彼は岐阜放送の深夜のラジオ番組で喋っていた。
僕は受験生で勉強しながら聞いていたが、メチャクチャ面白かった。
多分、勉強は頭に入っていなかったと思う。
彼がグランプリを獲得し岐阜放送の番組を辞めることとなり、
最終回で泣きながら話しているのをオンエアで聞いていた。
嬉しいようで悲しかったことを今でも覚えている。
いかん、全然違う方向に向かってしまった・・・。

この作品は役所広司と松坂桃李のためにあるといっていい。
この2人の関係性で映画が構成される。
それに周りの連中が上手く絡んでいく。
どんどん壊れていく姿もたまらない。
それは誰かは映画を観てもらえればと思う。

しばらく白石作品からは目が離せない。
そんなことを感じさせた映画だった。

リーダーシップ・トランジション

昨日のブログがまあまあ好評だったので、続きを・・・(笑)。
2日目の朝一番に受講したのが、
富士ゼロックス総合教育研究所による「リーダーシップ・トランジション」。
ということは何の工夫もないブログタイトル。
まあ、そんな手抜き感はどうでもいい。
中身が大切。

それにしても最近話題のゼロックスさんですが、いろんな事業に取り組まれているんですね。
定期的に「人材開発白書」を発刊し、人材開発における様々な問題を調査・研究されている。
今回のテーマも上場企業の役員を中心としたリーダーを対象に調査した結果から作られている。

面白いのは自由回答コメントを整理統合した上で、
それを類似性で分類し、背後にある共通要因を導き出した点。
そこを基準に内容を作りこんでいるので、論理的であり説得力がある。

その前に”トランジション”って、なんだと思われる方もあるだろう。
トランジションとは移行することで、メンバーは現場リーダーに移行し、
経営リーダーに移行していかなければならない。
それは単に右肩上がり的に線を描くのではなく、S字曲線として描かれていく。

イメージするのは難しいかもしれないが、
簡潔に言えば簡単に現場リーダーから経営リーダーにはなれないということ。
現場リーダーと経営リーダーでは求められことは明らかに異なる。
現場リーダーは課長クラス、経営リーダーは事業部長、役員クラスを指すので、異なるのは当然。

名大社においても課長クラスの現場リーダーは揃っているのだが、
次の経営リーダーを育成していくのがもっかの課題。
そもそも僕が経営リーダーとして相応しいかどうかの大問題はあるが、ここではあえて触れない。
大事なのはその先のこと。
大事なことを僕は自分の存在を棚に上げて取り組まねばならないのだ(笑)。

調査によれば、企業内で一目置かれる経営リーダーには3種類の行動変化がみられるという。
・積極的依存(自分一人で頑張ろうとしない)
・選択的対応(隅々まで関わろうとしない)
・新たな人脈形成(業務遂行以外の関係者で築く)

この3点が重要。

この講演ではセルフチェックを行ったのだが、僕はまずまずの評点だった。
自分に甘い採点をしている可能性は大だが、それほど自分の対応は悪くない。
まあ、これでも8年は経営者をやってるわけだから、
ある程度の点数を取らない方がおかしい。

全部自分でやりたいとか、どんなことでも関与したいとか、業界内の人としか付き合わない、
そんな経営者は結構多いだろうが、それでは経営リーダーとしてはよろしくないということ。
大いに頷ける話だが、頑なにそれを続ける方も多いと思う。
僕はそこに関しては何のこだわりもないんだけど・・・。

会社の体制として、そんな方向にもっていかねばならないのは事実。
現場リーダーが経営リーダーになるための行動を促していかねばならない。
簡単なことではないが、徐々にシフトしていく仕組みを作らないといけない。

ここでも言われたのが決断。
そして、一皮むけること、修羅場経験・・・。
それが重要。

こうなったら一人ずつ修羅場を経験させる必要があるのかな(笑)。
そんなことも半分真面目に考えたりしてしまう。
いずれにせよ、リーダーの存在が会社の行く末を決める。
各部門のリーダーがより上に立つリーダーへ移行することが求められる。
それが僕自身の最大の仕事かも・・・。
積極的依存や選択的対応をしながらね。

僕は戦略人事になる!

昨日、一昨日は東京で開催された「HRカンファレンス」に参加。
HRプロさんや日本の人事部さんのこれらの人事系イベントは
都合がつく限り極力参加している。

数年前までは採用事業のネタを見つけるために参加していたが、ここ最近は違う。
もちろん採用ビジネスに直結するサービスを探しているが、
組織や人事について自社に活かすことを考えての参加が増えた。

そんな意味では今回の講演も大変に役に立つ内容だった。
この講演を通し、自分自身の新たな役割も見えてきた。
特にサイバーエージェントの曽山氏と
早稲田大学ビジネススクール入山准教授のセッションは多くの気づきがあった。
このお二方の講演は以前も伺ったことはあるが、その度に学びがある。
すぐ忘れてしまう自分の未熟さは否定しないが、
今後の自社の政策に活かしていくつもり。
マジメに・・・。

この会のテーマは
『「新規事業を創出する人材」「イノベーションを起こす組織」はどうすれば生まれるのか 』
僕自身がもっとも関心のあるテーマ。

名大社を先行きを考えていくと新規事業やイノベーションは外すことはできない。
新規事業を生み出し、イノベーションを創出しなければ会社は生き残っていけない。
それを僕が声高々に「新規事業を作れ!イノベーションを起こせ!」
とほざいたところで生まれるものではない。

そのための仕掛けや仕組みが必要。
うまく仕組化することで、メンバーがその気にならなければ生まれようがない。
自発的な行動は重要だが、それを待っているだけでは前には進まない。
そんな点では、サイバーエージェントのしかけは参考になった。

詳細は省くが、イノベーションを成功させるポイントは3つ。
1.変化の習慣 
2.経営の率先垂範 
3.敗者復活の事例

サイバーエージェントで展開される「あした会議」では
新規事業の提案などが毎回20~30案出るという。
その中で選ばれた案が事業化されていくわけだが、
そこにも相当な仕組みが作られている。
常にチャレンジできる体制がある。
そして、何よりも決断経験することが人材を育成し、成長へと変化していく。

サイバーエージェントのような会社でも新規事業が成功する確率は50%。
新会社も5年で半分は潰れるようだ。
潰した者は敗者になるわけだが、その敗者を労い、
次の事業へ向かわせる制度が再チャレンジを生み、組織も活性化する。
そうでなければ恥ずかしくて会社に残ることもできない。

営業利益の●%を新規事業に回すということもわかりやすい。
これは名大社でも決断することができそう。
あらかじめルールを決めてしまえば、そこに余計なリスクを考える必要はない。
制度としてチャレンジできる体制を整えてしまえばいい。
そんなことも含め、事業の活かし方のポイントを吸収できた。

これも大きな領域でいえば人事の仕事。
入山准教授は人事の「戦略化」が必要という。
大きな組織であれば人事部を新たに構成し、
CHOなんて作ってしまえばいいのかもしれないが、
中小企業はそんなわけにはいかない。

となるとそれはやはりトップの仕事。
そう、僕の役割。

これからの僕の仕事は戦略人事。
人事面からどう戦略を立てるかを考えていかねばならない。
また、役割が増えたかも・・・。
こんなことを優先できるのも有難いんだけどね(笑)。