これからも前向きに 名大社会長ブログ

ドラマ「陸王」

1年4カ月前に小説「陸王」をブログに書いた。
その時の内容がこちら
TBS系日曜21時で放映する予測はズバリ正解だが、主役や時期の予測は見事に外れた。
小説の中身はかなり薄らいでいるが、
役所広司さんという選択は小説を読んだ時は全く思い浮かばなかったみたい。
もっと若い社長をイメージしていたかな・・・。

昨日、ドラマが終了した。
小説に負けず劣らず面白かった。
号泣したわけではないが、何度も目に涙を浮かべながら見ていた。
それは最終回だけでなく、毎回のように・・・。

単純明快なストーリーなので、ある程度展開は読める。
最終回の茂木選手が陸王を履くことも、優勝することも分かってはいる。
もちろん、小説も読んでるし・・・。
それでもその状況に一喜一憂しながら見てしまった。

マラソンのコースが豊橋というのもいい。
先週も仕事で行ったばかり。
駅前もばっちり映っていたし、知り合いはエキストラで出ていたはず。
それだけでも距離感はぐっと縮まり、より感動は高まる。
フルマラソンで一秒を争うレースはあり得ないと思うが、
そんな些細なことはどうでもいい。
僕は陸王を履いてもいい走りはできないが、
もっと真剣に走りたいと瞬間的に思ってしまった。

僕はこのドラマに自分をダブらせるわけではないが、
中小企業の社長が主役という点では勝手に感情移入してしまう。
役所さん演じる宮沢社長の苦渋の決断や迷いも理解できる。
会社や社員を想う気持ちも同様。
技術力も必要だが中小企業は結局のところ人だ。
人と人が繋がりあって、同じ目標に向かい切磋琢磨し一丸となって突き進む。
そのお手本のようなドラマだった。

大河ドラマも終了し、これで日曜の夜の楽しみが減った。
池井戸作品がドラマ化されるのはきっと一年後だろう。
そろそろ「半沢直樹パート2」になるような気がするのは僕だけ?(笑)。

出演者もみんなよかった。
初めて竹内涼真くんの出演作を見たが、なんて爽やかなんだろう。
こりゃあ、人気も出ますね。
松岡修造選手もはまり役。
アトランティスの2人も、陸上部監督もね。

楽しめた3か月間。
もう一度、小説「陸王」を読んでみるのもいいな。

クリスマスイブではあるけれど・・・

先日、業界の大先輩で普段からお付き合いのある方が急逝された。
会社で突然倒れられ、病院に搬送されたものの、そのまま帰らぬ人になった。
最初に聞いた時は、程度の低いいたずらかと思い、信じられなかった。
しかし、事実だった。
公になっていないの面もあるので、ここでは名前を伏せておくが、
多くの方はお分かりかと思う。

1か月前もお会いしたばかり。
2ヶ月に一度、うちのイベントに参加され、
その都度、いろんな情報交換をさせていただいた。

仕事の話もするが、その大半はどうでもいいようなくだらない話。
今となってはそのくだらない話も貴重な会話だ。
名古屋での生活も長く、リクルート時代には多くの伝説を残された。
そのあたりはジオコス伊藤社長が感謝を含めブログで触れられている。

頻繁にイベントに顔を出されていたので、うちのスタッフもよく知っていた。
facebookを通して、僕のブログと同様にスタッフブログにも数多くのコメントをくれた。
そのほとんどは辛辣なコメントだったが、少なからず愛情も含まれていた。
それが人間性を表していた。
なんやかんやで会社や若手のことを気遣ってくれていた。

そんな方がいきなり逝ってしまった。
会社では一部のメンバーしか話していなので、
このブログを通し知ることになるだろう。

僕のお付き合いの期間は短いが豪快な方だった。
そんな話をスタッフとすると決まって言われるのが、
「テツさんも気をつけてください。」

実際、スケールや生き様は比べ物にはならないが、
相手に与える不安要素は一緒なのかもしれない。
まるで自分を戒めるためのお手本。
自己反省を促してくれたのかもしれない。

まだやりたいことはあったと思う。
しかし、その一生に後悔はしていないとも思う。

今日はクリスマスイブ。
そして、有馬記念。
競馬で相当のお金をつぎ込んだという。
ご健在だったら、ちょっと面倒くさいウンチクを語りながら
どでかい勝負に出ていたのだろう。

いままでありがとうございました。
ご冥福をお祈りします。

あらためて感謝!名大社忘年会2017

昨日の新人コノシマのブログが忘年会ネタだったので、
あえて触れる必要がないと思ったが、やっぱり感じたことを書いておきたい。
主催者の代表が言うのも変な話だが、いい忘年会だった。
会場は昨年からお世話になっている「オキナワAサインバーKOZA」さん。

いつの頃からか会社の忘年会はその年入社した新人と
少し上の先輩が幹事を行うことになっている。
今年は4年目のコンドーをリーダーに新人3人がその担当。
僕はお店とお金とゲストだけを決め、あとは何も口出しをしない。
完全お任せ状態。
逆にそれがいいプレッシャーになるのか、かなり企画を考え込んで本番に臨む。

スタートはある程度予測はできたがブルゾンネタ。
本来であればもっとウケるはずだったが、ビミョーな空気が流れた(笑)。

それがいい意味で緊張感をなくさせたのかもしれない。
僕の乾杯の頃には場が和み、会場全体がいい雰囲気を醸し出していた。

名大社の忘年会はうちのメンバーと同数のゲストを招く。

クライアントを呼べればいいのだが、そうすると1000人規模になってしまうので、
媒体社、ブレーン、パートナーを招いている。
こうした方の協力があって会社は成り立っているわけなので、感謝も当然のこと。

クイズ大会であったり、新人の歌と演奏であったり、歓談の合間に企画が盛り込まれていく。

これは尾崎豊?

内定者の挨拶。

ワイン担当の師匠マッピー。

そして、段々と壊れていく。

あ~、やっぱりこんなふうになってしまったか・・・。
あれだけ内輪ウケだけは止めろといったのに、気づいた時には完全にそうなっていた。
それでもゲストを含め、大いに楽しむことができた。

これは幹事の頑張りもあるが、名大社メンバー全員の力でもあるだろう。
受付をサポートする若手、お酒を運ぶ中堅、ゲストをもてなすベテラン。
それぞれがおもてなしの気持ちを大切に、
それでも自分が楽しむことを忘れずに忘年会を盛り上げる。

その一体感が内輪ウケに収まらず、みんなで楽しむことができる。
自分で自分の会社を褒めるのはいかがかと思うが、
名大社はいい仲間に囲まれたいい会社だ。
ただの自己満足になっているかもしれないが、つくづくそう思う。
多くの方から、同じようなことを言ってもらえるので、あながち間違いではないはず(笑)。

忘年会の席で強くそれを感じることとなった。
会社を支えてくれる多くの方に改めて感謝したい。

気がつけば昨日で僕が社長に就任し丸8年。
8年という響きはとても長いが、その歳月はあっという間。
それでも結構な期間、トップをやらせてもらっているわけだ。
なんだか不思議な感覚(笑)。

今年も無事に終わろうとしている。
みんな笑顔で終わろうとしている。
それが何より。

来年もいい忘年会ができる会社を継続させていきましょう。
お疲れ様でした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その41

忘年会シーズンも佳境に入りました。
連日の宴会続きで胃も肝臓も相当くたびれています。
労わってあげないと悲鳴を上げそうです。

若い頃は毎日深夜でもへこたれませんでしたが、
50歳を超えると思うように体は動いてくれません。
あまり無理すると無様な姿を見せ、世間に迷惑を掛けます。
先日もそんな光景を見たような気がします。

飲んだ翌日に体に効く食べ物といえば、そうです、味噌煮込みうどんです。
名古屋名物は二日酔いのも効果的です。
一味唐辛子を思い切りぶっかけ、
汗をかきながら食べると前日のお酒は一気に吹き飛びます。
「今夜も絶好調だぜ!」と思わず叫びたくなります。

間もなくオープンする御園座の西にある「五城」さんに行ってきました。
いつもであればお店の外観を写しますが、それでは芸がありません。
忘年会シーズンだからこそ勝負をするのです。
「何を勝負するの?」と問われると答えに窮しますが、とにかく仕掛けるのみです。

今回は湯飲みと楊枝入れで勝負してみました。

「ご注文は?」
「もちろん、味噌煮込みうどん定食です!」
ときっぱりとお願いします。

味噌煮込み定食 900円

グツグツと写真から音が聞こえてきそうです。
「これだけでは美味さが伝わらないな。彩りもよくないな。」
人気食べ物ブロガー復活に想いを馳せます。
「これでどうだ!」

インスタ映えするような写真を撮ってみます。
実に見事。
この機転を仕事にも活かしていければ、もっと素晴らしい会社になるでしょう。

名古屋らしい味噌煮込みをずるずると頂くと
本来の目的である二日酔い飛ばしを簡単に実現できます。
うんうんと頷く読者の顔が目に浮かびます。

しかし、この日は二日酔いでもなければ、前日忘年会でもありませんでした。
珍しく休肝日でした。
「いいんだ、いいんだ。オレはみんなのために味噌煮込みうどんを食べているんだ。」
無理やり、自分自身を納得させます。

次回は二日酔いの翌日に行かねばなりません。
今日は名大社の忘年会です。
もしかしたら、明日、お邪魔するかもしれません。

ごちそうさまでした。

ここからスタートしていこう

17日(日)は「みん就×ふるさと就職応援フォーラム2019」が東京の浅草で開催された。
地域の就職情報会社が加盟する「ふるさと就職応援ネットワーク」の共同事業で3年目となるイベント。

全国から70社の企業が集結し、名大社からも7社の地元企業に参加いただいた。
対象となるのはUターン就職を志す首都圏学生。
まだまだ就職をイメージできない低学年の学生から、
そろそろ真剣に考える3年生まで多くの学生が参加してくれた。

まずは「若手社員によるリアルトーク」。
日本一暑苦しい男と噂される株式会社キャリアフラッグの熊澤社長のファシリで
軽快にディスカッションが進行。
終了後、各ブースでの面談がスタートした。

業界研究やインターンシップ情報など、
ここで入手する情報は就職活動の準備において大いに役に立つ。
そろそろ志望する業界や職種を決めていく学生には貴重な時間となっただろう。
やはり企業を知るには人と接するのが一番。
ネットで情報を入手するのも大切だが、ナマの声を聞き、
肌感覚で企業を感じることも企業選びにおいては重要。
そんな経験を繰り返しながら少しずつ興味や理解を深めてもらいたい。

自社のイベントであれば僕は大した役割もなく会場で立ち会っているだけだが、
(ボーッとしているだけという話もあるけど)
今回は異なる。
地域の就職情報会社の代表として学生の相談に乗る立場。
久々に名古屋のカリスマキャリアカウンセラーの登場である(笑)。

僕のブースにも愛知県、岐阜県出身の学生が相談に来てくれた。
Uターン就職を考えているものの、企業規模や仕事のスケールを考えると
首都圏の企業の方が魅力的に感じている学生が多いようだ。
僕は肯定も否定もせず、現状について答え、
学生の価値観がどちらにあるのかを求めていった。
正しい答えは自分で導き出すべきで、こちらはあくまでも問いかけ、客観情報を提供する。
それでもいいきっかけにはなったと思う。
次回は名古屋のイベントで会いましょう~。

中にはUターンではない学生の相談もあった。
東京六大学で野球をやり、当初はプロを目指せるくらいの活躍をしていたものの、
段々成績が落ちてきた学生。
能力の限界を感じ、今は社会人野球も諦め一般的な就職を目指そうと思っているが、
どうすればいいのか悩んでいる。

その誠実さには好感が持てたし、そんなもがいている姿こそ応援したくなる。
そんな場合、僕はその状態が正しいこと思い切って言う。
迷うことがいいことなんだと伝える。
彼のような経験をした学生がどこの企業も最も欲しい人材であるだろう。
これからの可能性と決断の大切さの話をさせてもらった。

たまには学生相談に乗るのもいい。
逆にそうしないと僕自身も鈍ってしまう。
先日は東京会場であったが、今週金曜22日は大阪会場でのイベント。
詳細はこちら

僕は別の予定で出席できないが、関西地区の学生さんはぜひ、参加してもらいたい。
僕のブログで関西の学生に響くのは難しいとは思うけど・・・(笑)。

おめでとう!パフ20周年!

一昨日はパートナー企業でもある株式会社パフさんの20周年記念式典。
とても楽しみにしていたイベント。

僕が代表に就任した2010年からのお付き合いで、
少なからず釘崎社長や社員さんには影響を受けている。
いや、少なからずではないな。
僕は事業を行う上で、かなり影響を受けているといっていい。
このブログも「釘さん日記」をパクっている面もあるし・・・。
正面切って言うことはないが、企業としても個人としても尊敬している。

そんなパフさんだが、式典も独特。
なんとこの式典は紅白歌合戦がメインで僕も出演者のひとり。
そのリハーサルがあるため僕は開場の3時間前に会場入りさせられた(笑)。

でも、頂いた冊子にはこんなステキなことが書かれているので、まあ、よしとしよう。

紅白歌合戦は宴会の余興ぐらいに考えていたが、
そのリハーサルの状況を見て大きな衝撃を受けると共にビビり始めた。

「これって、プロじゃないの?」と思ってしまうほどの演奏と歌。

自分のためにこの企画を組んだと思われる釘崎社長も力の入れようは半端ない。

僕は「ふるさと就職応援ネットワーク」のメンバーとして
AKBのヘビーローテーションを踊ることになっていたが、
振り付けはYouTubeを何度か見た程度でとても踊れるレベルではなかった。

急に危機感が芽生え、その直後から楽屋で猛練習を開始。
メインボーカルのひとり、エムジョイの宍戸さんに指導をしてもらい、
ヘトヘトになりながら何とか本番に間に合わせた。
全力で踊ると汗だくになり、かなり疲れることがよくわかった。
そんなことはどうでもいい。

式典スタート。
釘崎さんらしい挨拶の後は祝辞。

そして、紅白歌合戦と続いていく。
司会は生え抜きの吉川さんと田代さん。

この好対照なスタイル(笑)。
審査員まで揃えている。

ポンタさん、ご無沙汰です。

吉本さんも元気そう。

審査委員長はキングレコードの専務。
いやいや、凄いですね。

白組トップバッターはキーカンパニーの下薗社長。
なんと娘も登壇させ、票を稼ぐという姑息な手段(笑)。

紅組トップバッターは我らFURUSATO47。

動画がアップされていたが、あまりにも恥ずかしいので、
ポンタさんが撮影した写真を拝借。
予想以上にウケたんじゃないかな・・・。

プロ級の方は写真は省き、パフパフシスターズ。
かわいい・・・。
歌詞もとても良かった。

真心30´s。

そして紅組のとりは、山と鼓と葉と素敵な仲間たち。

これを披露したかったんだ・・・。
接戦の末、優勝は紅組。

えっ、出来レース?(笑)。

歌合戦後の公会堂トークnightはちょっと微妙だったが(笑)、
堅苦しさはなく温かい素晴らしい式典だった。

名大社は2年後、50周年を控えている。
この式典を参考にしようと思っていたが、全く参考にはならなかったけど・・・。

その後は場所を変え、懇親会。

最初にJリーグチェアマンの村井さんからのビデオメッセージ。
これは感動もの。
笑いながらもウルっとしてしまった。

こちらも楽しい時間で瞬く間に過ぎていった。

そして、飲みすぎてしまった。
2次会は乾杯の挨拶は覚えているものの、
(結構、いいことを言ったはず・・・)
その後はほとんど覚えていない。
そして、最後の最後に大失態を演じてしまった。

パフのみなさん、大変申し訳ありませんでした。
これに懲りずにこれからもお付き合いください(笑)。

いろいろありましたが、20周年、本当におめでとうございます!
今後ともよろしくお願いします。

新しいCMは名大社のブランディングになるのか

昨日は終日、東京某所でCMの撮影。

名大社では2年に1回程度、転職フェアのCMを作り替えている。
名大社が優れたブランド力を維持しているとは思わないが、
定期的に発信するものを変化させていかないとすぐに陳腐化してしまう。

今、流している「地元のために働くのじゃ~!」という
戦国武将のCMも観る人にとっては飽きてしまったのかもしれない。
飽きるほど流していないという話もあるけど・・・(笑)。

これまで撮影は名古屋で行うことがほとんどだったが、
今回は制作会社の関係で東京で撮影することになった。
あくまでも地元で働くことがテーマであるのは変わらないけど。
このCMは交通広告やWeb媒体も連動するので、同時にスチール写真の撮影も行う。

ナショナルブランドのような有名タレントを使えるわけではない。
息子はガッキーが出演するなら見学に行くと言っていたが、あり得ない話。
残念ながらそこまでの予算投下はムリ。
そもそも出てくれない(笑)。

では、実際、どんなCMなのか・・・。
それは来年3月のお楽しみとして、撮影に立ち会った一部を紹介しよう。

これだけ見たところではさっぱり分からないはず。
言えるのは出演者がやたらめったらおり、相当数のパターンがあるということ。
もしかしたら、僕もどさくさに紛れて出演しているかもしれない。

名は売れていないが、達者な役者さんが多数登場。
結局、僕が立ち会った時間内には撮影は終わらなかったので、
僕自身も楽しみにしておきたい。

出演者はほぼ全員スーツで登場するのだが、ここでちょっとしたハプニングが・・・。
ハプニングというほどでもないが、僕にとっては違和感を感じることもあった。
スーツやネクタイは出演者の自前。
各自持ち寄って着こなすことがある。

普段、役者をしている方なのでスーツを着ることはめったにないようだ。
驚いたことに持参したスーツやネクタイが時代錯誤甚だしいケースもあった。
さすがにそれで撮影に臨まれても困るので、僕のネクタイを貸し出しした。
少なくとも僕のネクタイはCMに登場するわけですね(笑)。
いずれにしてもこれがブランディングになるのかな・・・。

そんな過ごし方をした金曜日。
東京2日目の今日はパートナーであるパフさんの20周年記念式典及び祝賀会
社長の釘崎さんは大先輩でもあるが僕のマラソンのライバル。
最近は僕が圧倒するケースが多い(笑)。

その腹いせかどうか分からないが、
僕は紅白歌合戦でAKB48のヘビロテを強制的に踊らされる。
朝から呼び出され練習をさせられるようだ。
昨晩はYouTubeで少し練習もしたが全く覚えられない。
まあ、何とかなるだろう。

その前にせっかく東京に来たので、皇居でも走ってこようと思う。
それでは、今日も元気にいってきます!

徐々に意識は変わっていくのか

今日から2泊3日で東京出張。
仕事なのかそうでないのかよく分からないが基本的には仕事の3日間。
ちなみに今日は新CMの撮影が行われる。
一体、どんな展開になるのだろう(笑)。
余裕があれば明日のブログでも紹介したい。

昨日で個人面談も終了し、ひと段落。
僕の年内の仕事は終えたと思いたいが、それは許してもらえなさそう。
ギリギリまで働かないとね。

そんな今週は2度も学生の前で話す機会をもらった。
毎年の恒例行事と言っていいが、同じ週に重なったのは初めてじゃないかな。

月曜日は三重県にある大学の1年生を対象に「キャリア基礎」の授業。

「雇用と求人情勢」という固いタイトルで仕事の適性や
求められる人物像について90分ほど講義を行う。
できるだけ柔らかい内容にしているつもりだが、手応えはいま一つ。
関心を引き寄せる巧みさがないのだろうが、
まだ1年生にとっては先の話過ぎてピンとこないのだろう。

自分事と思えていない分、のめり込み度は高いとはいえない。
もっと工夫をした方がいいのか、大学の授業はこんな感じと開き直った方がいいのか。
実際、僕も大学時代はほとんど聞いてなかったような気もするし・・・(苦笑)。

昨日は名古屋市郊外の大学で3年生を中心にしたキャリアガイダンス。

「地元中小企業の魅力と探し方」をテーマに講演。
かれこれ10年位同じようなテーマでずっと話をさせてもらっている。
よく飽きずに依頼を頂けるものだ(笑)。
感謝ですね。

こちらは現実感があるのか参加学生は前のめりで話を聞いてくれる。
熱心にメモを取る学生も多い。
そんな雰囲気に包まれると話す側の熱も入ってしまう。
置かれる立場で話を聞く姿勢は随分変わる。

徐々に意識が高まり、自分事として捉えていくわけだ。
どのタイミングで意識するのがいいのかは人それぞれ。
正解はないと思う。

世の中を知る意味で早い段階から将来に向けて考える機会を与えることはいいと思うが、
すべて就職に結びつける必要はない。
あくまでも自分に向かうキッカケ。
同じ週に学年の異なる学生に話をさせてもらうと僕自身が学生の実態を把握することができる。
それだけでも価値があるのかも・・・。

今年は例年にもましていろんなところで話す機会を頂いた。
慣れというのは怖いもので講演によってはぶっつけ本番。
ほとんど準備もせず現場に向かうものもあった。
手を抜いているのではなく、頭の整理ができいている状態だと思って頂きたい(笑)。
プロ講師でもないのにそんな機会を頂けるのはありがたいこと。
年内はあと1本の講演を残すのみ。

僕の講演への意識も少しは変わったのかな。
いい効果が表れたならいいんだけどね。

俺の時短

今月の日経トップリーダーの特集は「俺の時短~時間を制する社長は経営を制する~」。

ライザップを始め数社の社長の時短術を紹介している。
紹介されるくらいだから、その時間の使い方は効率的また有効的。
優先順位を明確にし、捨てるべきは捨て、一切時間を掛けないことも多い。

HISの澤田社長はメールチェックもしないという。
それは本人の分身となるような秘書がいるからできることであり、
一般的な社長であればそれは無理。
appleウオッチをしてメールが来るたびにおたおたする自分の姿を見られたら、
きっと笑い者にされるだろう(笑)。

ライザップの瀬戸社長はあえて社長の机も椅子も持たない。
空いている場所に座り、もしくは常に社内を移動し、いろんな社員とコミュニケーションを図る。
そういえば、僕も昨年のオフィス移転時は自分の場所をなくし、空いた場所に座ることしていた。
ところが、いつの間にか社員増え、空いた場所すらなくなってしまった。
今やオフィスの端っこでポツポツと仕事をしている。
やっぱり社員とのコミュニケーションが減ってしまった。

それは反省。
それだけが理由ではないが、今月末にオフィスを一部改装することにした。
今のままだと僕の居場所もないが、来年入社する新人の席もない。
一年で移転するわけにもいかない。
あれこれ工夫をして席を増やすことにした。

まあ、そんなことはよしとして、仕事のできる社長は限られた時間と格闘している。
そして、自分の時間を確保し、未来を創造している。
それはとても重要なこと。

社長の大きな仕事は会社の未来設計。
そのためのじっくりと考える時間は確保せねばならない。
僕のように「あ~、忙しい、忙しい~」と大した中身もないのに
無駄に動き回っているのは実に勿体ない。

こんな表現をするとボンクラ社長に象徴になってしまうので少しは否定はするが、
完全否定はできない(苦笑)。
朝5時過ぎに起きてるなんて何の自慢にもならない。
起きてるだけでは何の意味もない。

驚いたことにできる社長は夜の時間の使い方も上手い。
僕も負けず劣らず夜のお付き合いは多いのだが、終わってからに大きな差がある。
僕は帰宅すればバタンキューだが、ここに登場する社長は違う。
この時間から筋トレしたり読書に費やしている。
その積み重ねが気づいた時には大きな差になっているのだろう。
トホホ・・・。

特集の最後には「四つの時間泥棒を退治せよ」として、それぞれの対策が書かれている。
そのひとつに、「休日は自宅でゴロ寝が正解」と項目がある。
貧乏性の僕はどうしてもそれができない。
自宅でゆっくり過ごすことで疲れをいやし、仕事の生産性を高めることを目的にしているが、
どうしてもゴロ寝は自分が許さない。
きっと墜ちていくようで怖いのだろう。
しかし、それが明日への活力になるのであれば、やってみる必要もあるのかも。
そう若くもないし、以前よりは体力は落ちているのだから・・・。

それが全てではないが、時間に対する意識は常に持つことが必要。
そろそろ秘書でも雇おうかな。

な~んて、ウソです・・・。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その40

食べ物ブログの読者からこんなコメントを頂きました。
「なんだか迷走気味ですね。スランプですか?」
熱烈なファンはこのブログの良し悪しを見抜くようです。
確かに先週は自分が納得する作品ではありませんでした。

いや、先週に限らずここ最近はあまり納得いく作品を手掛けていません。
本当にスランプに陥ってしまったのかもしれません。
写真のせいにした時もありましたが、単なる言い訳でしょう。

そんなことを考えながら、住吉町方面に歩きます。
ふと見上げると名古屋では有名なお店の前です。

ここは原点に返らなければなりません。
迷うことなく「ヨコイ 住吉本店」さんに入りました。
店内にはサイン色紙が飾られています。

「どうだ!」と言わんばかりに人気店であることを表現しています。

東京に出張した際、出会ったオネエチャンとの会話が思い出されます。
「あんかけスパゲティって、知っとる?」
「え~っ、知らない。何それ?」
「名古屋の名物だで、今度、食べてみやあ~。」
「え~、食べた~い。連れてって~。」
名古屋人なら必ずと言っていいほど、そんな会話をするはずです。

そうです。
原点に返るのです。

「ご注文はどうしましょうか?」
「え~っと、そうですね。サンジェルマンでお願いします。」
しばらくしてサンジェルマンを注文したことを後悔します。
「やっぱり、オレはスランプなのか・・・」

ここはミラカンかバイキングにすべきでした。
あんかけスパ日本代表的な面もありますし、写真映えも違います。
インスタ名人はそんな選択はしません。
「しまった・・・。人気食べ物ブロガーとして、失格じゃないか。」
今さら、変更するわけにはいきません。

ポテトサラダを眺めながら、動揺を隠せない状態が続きます。
「お待たせしました。サンジェルマンです。」

サンジェルマン 850円

いろんな角度を試しましたが、ベストアングルが分かりません。
「この写真で美味しさや雰囲気が伝わるだろうか・・・」
スパゲティにオムレツが乗ってるだけと思われているかもしれません。

しかし、ただのオムレツ、いや卵焼きではありません。
小エビ・グリンピース・オニオン・ピーマン・マッシュルームが
シンクロし絶妙は味わいを出しているのです。
それにあんかけを絡ませると絶品になるのです。
ビールも飲みたくもなるのです。

「いいんだ、いいんだ、まずは自分が満足することが大事なんだ。
今日はサンジェルマンの気分なんだ。」
自分に言い聞かせます。

ごちそうさまでした。
しばらくスランプは続くかもしれません。