これからも前向きに 名大社会長ブログ

経済活動を再開した日

今まで経済活動を怠っていたわけではない。
大した貢献はしていないが、少なからず毎日お金は使っていた。
それはすなわち経済活動。

しかし、僕の中の再開は一昨日の木曜日。
2ヶ月振りに飲みに出掛けた。
厳密にいえば65日ぶり。

それが僕の本当の経済活動となる。
飲みを共にしたのは朋友でもある株式会社サンコーの櫻山社長
65日前に飲んだのも彼。
なんと行ったお店も前と同じ。
65日前と同じコースを辿ったのだ。

友人がいないわけでも行動範囲が狭いわけでもないが、ワクワクしながらこの日を迎えた。
向かったのは住吉町の「桜びより」さん。

美味しいおばんざいを提供してくれる。
カウンター越しの大皿料理もしっかりと対策済み。

厨房はかなり暑いのだろう。
料理をする女将さんの背中には小型の扇風機が取り付けられていた。

家飲みもいいが、やはり外飲み。
それも気の置けない仲間とあれこれ語り合いながら飲むお酒は最高。

そこに美味しい料理が加われば何も言うことはない。
3月までは飲み歩く日々が普通だったが、久々にそんな日を迎えるとその有難さが身に染みる。
日常が日常であること、当たり前が当たり前であること。
改めて感謝しなければならない。

日本酒もスイスイと進み、心地よい酔いが体を覆う。
女将さん、ごちそうさまでした。
また、近々、お邪魔します。

そして、2軒目「BAR K-9」さん。
カウンターメインの正統派BAR。
オーナーの後藤さんにこだわりのハイボールを作ってもらう。

やはり家で自分で作るハイボールとは全く違う。
ウイスキーをブレンドしたハイボールは飲んだ瞬間と後味が異なり、これも格別。
知らないお客さんから話しかけられたりするのもこんなBARだからこそ。

ここでもいい時間を過ごすことができた。
ようやく経済活動もできた。
もっとすべきだという話もあるが、今回はここまで。
健全な時間で櫻山さんとも別れた。

こうして再開した活動だが、以前のような飲み方にはならないだろう。
どんちゃん騒ぎも、大人数の宴会もしばらく先。
回数も減るだろう。

それでも僕はオールドタイプ。
ニューノーマルが進むとはいえ、こんな時間を大切にしたいし、僕にとっては貴重な場。
久々に外飲みをして、改めて実感した。

この先、僕の財布も寂しくなる可能性はあるが、それでも経済活動は怠らない。
僕の責任として果たしていくつもり。
一昨日は楽しい時間をありがとうございました。

なんと、まあ~、ランニング日記2005

僕のブログのカテゴリーは現在8種類。
自分の中では均等に書いているつもりだが、実際はかなりの差がある。

このブログは「体を動かす」。
実に分かりやすいカテゴリー。
どこまでこのカテゴリーで書いているのか。

調べてみると前回は5月のランニング日記。
ということは1ヶ月、体を動かしたブログは書いていないことになる。

まあまあ、それが実情。
先月も会社はテレワーク。
僕は出勤していたものの、ジムに寄るわけでもない。
特にスポーツに励んだわけではない。
ゴルフなんて、もう忘れてしまった。

だから、「体を動かす」ブログを書いていないのは頷ける話。
怠惰な生活を送っていたともいえるが、そうでもないともいえる。
体重計には一切乗っていないので、体重が増えたかどうかはわからないが、
自宅で飲んだくれの生活を見れば大体の予測はつく。
ほとんど変わっていないはずだが・・・。
多分・・・。

それは何故か。
コンスタントに走っていたから。
5月初旬はGW休暇でもあり、継続的にに走った。
GW終了後も飲みに行かない生活は続いたので、週3~4回は走っていた。

その点では健康的。
ブログは書いていないが、体は動かしていた。
では、実際、5月に走った距離は・・・。
なんと114km。

驚いたことに2ヶ月連続でノルマをクリア。
大会もない、仲間との練習もない、
そんな時でもきっちりノルマを達成したのだ。
言い換えれば、それだけヒマだったのだろう。
いや、体を動かすことを課していたのだろう。

果たして今月はどうだろう。
さすがに無理だろうね・・・。

つい先日、こんなものが送られてきた。

3月に出場する予定だった穂の国豊橋ハーフマラソン。
今年は参加予定のマラソン大会が全て中止になったが、
ここまでフォローがしっかりしている大会は少ない。

Tシャツを送るケースは多いと思うが、それだけではない。
クオカードとシューズチャーム、タオル。
そしてゼッケン。
ゼッケンなんて必要ないと思っていたが、よくよく考えればランナーの気持ちを押さえている。
ランナーの中には出場した大会のゼッケンを保管している人もいるはず。
(僕はすぐ捨ててしまうけど・・・汗)
その心遣いが嬉しかった。

大会運営が無くなったとはいえ、相当なコストがかかっているので、
ランナーは見返りを期待していない。
ここまで対応してくれると来年も応援したいと思うのが心情。
その地域で経済活動をしたいとも思うはず。

この大会の魅力を改めて感じた行為だった。
そう思うと走ることは大切だし、この気持ちも大事にしたい。

今月は何ともいえない月だが、ノルマに近づく走りはしたい。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その139

6月に入り、食べ物ブログはテイクアウトシリーズから通常のスタイルに戻します。
この自粛期間、テイクアウトの良さを理解しましたが、
これからは街に出て食事をすることに。
この日常がいかにありがたいかをコロナのおかげで知ることができました。

会社から伏見駅方面に向かい、電気文化会館の西側にある「三好乃」さんに行ってきました。

「えっ、ここってまだ登場してなかった?」
そんな声が聞こえるかもしれません。
伏見シリーズがすでに139回にもなり、登場するには遅すぎるのかもしれません。

大変失礼しました。
タイミングを逃していました。

正統派の洋食屋さんになります。
店舗は階段を上った2階。

このドアも正統派洋食屋さんを醸し出しています。
テーブルに並ぶ塩、ソース、からしも洋食屋さんらしさを感じます。

お昼のメニューも豊富にあります。
Aランチ、Bランチ、Cランチ。カレーの他にも洋食屋さんらしいランチが並んでいます。
何だか洋食屋さんを連発してますね。

ここは代表格となるAランチで勝負しましょう。
どんなお店でも一番オススメはCランチですとは言わないと思いますし・・・。
ちなみにCランチはミンチかつです。

Aランチ 940円

どうですか、この洋食屋さんを代表したよう魅せ方。
キャベツの千切りや横に並ぶポテトサラダもいかにも洋食屋さんです。
やはり連発しています。

アップにしてみましょう。

エビフライのぷりぷり感、ハンバーグのジューシーさ、
とんかつの歯ごたえが写真からも十分に伝わってきます。

どこから攻めるかは悩みどころですが、
人気食べ物ブロガーが最後に食べるのは決まっています。
最後はエビフライ。

幼少の頃からエビフライはごちそうでした。
好きなものを最後に取っておくタイプの人気食べ物ブロガーとしては、
エビフライで最後締めて至福の時間を終えることにするのです。

「さてさて、どうしようか・・・」
なんて悩みながら食べるのもシアワセですね。
赤だしを頂くのも随分と久しぶりのように感じます。

いいですね。
この50年以上続く定番の洋食ランチ。
時々は頂いて幸せを感じたいですね。

ごちそうさまでした。

今年の就活はどうなる?

今頃何を言ってるんだ・・・と思われるかもしれない。
6月に入り、就活生の状況も日に日に変化しているだろうが、
今年ほど分かりずらい年はない。

そもそも僕自身があまり理解できていない。
就職支援会社のトップが情けないことを言っていると思われるだろうが、
それはあくまでも個人の話。
会社全体の話ではない。
僕の実感値が今年はあまりにもなさすぎるのだ。

そもそも学生との接点が少ない。
例年であれば、大学での講演もあれば、自社の採用選考もある。
当然主催するイベントもある。
今年はそれがほとんどなくなり、直接感じる場がない。
日報だったり、営業や学生広報の声だったり、ブレーンからの情報だったりがほとんど。
それを自分なりにまとめ、感じる点はあるが漠然としているのも事実。

選考もWeb面接が中心となり、これまでの正しさは多くの場で失った。
感情面で訴求することが難しくなり、いかに言語化し論理的に伝えるかが重視されると、
採用担当も学生も見極めが難しくなるだろう。
採用環境でいえば明らかに学生は不利になるが、企業選びに関しては学生優位ともいえる。
移動時間や交通費も要らないわけだし・・・。

そんなことを思いながら、ネットを漁ると就活に関しての情報が出るわ、出るわ。
YouTubでもどれだけの人が活躍しているのだろう。
そこで発見したのがしゅんダイアリーという学生ユーチューバー。
人材研究所の曽和さんを相手に面接をしていた。
その彼はNewsPicksのレギュラー番組「OFFRECO.」にも出演していた。
これが面白かった。

平成ノブシコブシの吉村崇氏と産業医の大室正志氏がゲストを招き、飲みながら語り合うという番組。
今回のタイトルが「就活2020虎の巻」。

人材業界とはほぼ無縁の方が集まっての話は、
(リンモチ出身の麻野氏は違うが)
普段僕らが会話する目線とは異なり、かなり新鮮。
ある種、僕たちにバイアスが掛かっていると思えてしまう。
業界の常識は本当は常識でないのかも・・・。

それは大企業を選ぶか、スタートアップを選ぶかもそうだし、
人気だがおススメしない業界もそう。
登場するゲストがスタートアップ企業の経営者ということもあり、見ている世界は一般的ではない。

これを就活生は見るべきだと思うが、安定志向の学生は戸惑うだろう。
もうそろそろ、安定志向も止めたほうがいいかもしれないけどね。

ここで語られたことは僕にとっても役に立った。
来月からスタートする大学のキャリアの授業でも参考にすべき点は多い。
より多くの目線は取り込まねばならないね。

で、結局、今年の就活はどうなる?
内定率はデータ上は高いが、実際はそんなに甘くはない。
この2か月が勝負だろう。
そして、その後も活動は継続していくだろう。
それは学生も企業も・・・。

お互いチャンスは多いと思うけどね。
名大社としても後半期に入るこれからも積極的にサポートしていく。
それは学生も企業も・・・。

果たすべき役割は例年以上に多い。
と、自社に都合よくまとめてしまった(笑)。

起業家の勇気

「ネット興亡期」トークLIVEを視聴した後、すぐ本書を手に取った。
本書の主役である宇野康秀氏は僕が憧れる経営者の一人。
尊敬するというより憧れるという言葉の方が適切だろう。

僕が30歳を過ぎたころ、業界内でインテリジェンスという会社が評判になっていた。
東京の方はもう少し早いだろうね(笑)。
当時、経済誌や業界紙を漁りながら、この会社のことを探っていた。

経営者である宇野氏は頻繁に登場し、その取り組みを語っていた。
颯爽とスーツを着こなし、見ての通りのイケメン。
名古屋の平凡な営業マンとの差を感じながら、大きな刺激を受けていた。

それでも僕は会社ではデキる営業で、生意気にも会社のスピードの遅さに不満を感じていた。
真剣にインテリジェンスに転職しようとも考えていた。
当時、副社長だった鎌田さんから結局、合否の返事はもらっていないんだけど(笑)。

その後、いろんな展開があり、ネット事業の責任者を任されたり、
あらゆる事業に絡まされ、紆余曲折を経て今の立場になったわけだが、
僕にとってはカッコいいと思う経営者だった。

ただ最近はあまり気にすることなく、今に至り、この番組で久しぶりに拝見することになった。
活躍は間接的に知っているものの、どん底から抜け出し、現在に至る背景は知らない。
そのあたりの壮絶さを理解したいと思い、本書を読んだ。

どんな優秀な人でも、悩み苦しみ、絶望を味わい、抜け殻のようになり、
酒で誤魔化す日を送る。
最終的にそこから抜け出す力があるかどうかで、
そのマイナス面はすべて過去の話で落ち着くわけだが、その過程は想像を超える。

1億、2億で悩む僕なんて人間が小さすぎると思わざるを得ない。
最後に見せる涙は嬉し涙か、悔し涙か。
その涙で、その人の価値が理解できたり・・・。
果たして僕はどっちの涙を流すのだろう。

一見クールそうに見える宇野氏だが、実際はかなり人間っぽいところがあるようだ。
本書の中で、サイバーエージェントの藤田社長は宇野氏をこんな風に評している。

「生半可でない粘り強さ、持続的な構想力、冷めない情熱。
起業家の総合力をチャートにするとすべてがマックス。
弱点は優しすぎるところ」

本書で初めて知ったが、宇野氏の実兄も優しすぎる性格ゆえ、最後は自ら命を絶った。
人にとって優しさは重要だが、最後の最後には斬り捨てるべきものなのかもしれない。
本書の主旨とは異なるが、そんなことも感じた。

宇野氏の生き方はハードワークそのもの。
寝る時間を惜しみ仕事をした若い時代が今を支えている面もあるだろう。
多分、今もその気持ちはきっとどこかにあるのだろうが、
それを言い切れない点は辛いところかな(笑)。

欲を言えば、本書ではもっと宇野氏を掘り下げて欲しかった。
そこまで自己開示を許さなかったのかもしれないが、
ここ最近の活躍ももっと知りたかった。

一度でいいから直接お会いする機会があると嬉しい。
僕のかすかな記憶では大学時代にお会いしてるのかもしれないけど・・・。
西川りゅうじんさんだったかもしれないな(笑)。

改めて背負うことの重圧に涙しそうになった。
もっと多くの経営者の経験を学ぶべきだね。

「ネット興亡記」トークLIVEにて・・・

平日の朝は新聞を読みながら、NHKのニュースを見て、
その後テレビ愛知「モーニングサテライト」に移るのが日課。
食事をしながら新聞を読みながらなので、あまり頭には入ってこない。
家人からすれば、カッコつけやがってぐらいしか思っていないだろう(笑)。

最近、「モーニングサテライト」で取り上げられているのが「ネット興亡記」。
藤森慎吾氏扮する新聞記者の視点でネットバブルの崩壊やライブドア事件等を描いたドラマ。
僕は番組内で紹介される一部を観ただけで、肝心なドラマは観ていない。
この際、「Paravi」を契約するか。
と思ったりするが、誰かに叱られそうだな・・・。

僕はかけ離れた世界ではあるが、同じ時代を生きてきた。
ここに登場する人物も以前より関心を持つ方ばかり。

今回、そのドラマ化にあたり特別イベントが組まれ、
USEN-NEXT HOLDINGSの宇野康秀氏とCyberAgentの藤田晋氏とのトークLIVEが企画された。
この対談は見逃すわけにはいかない。

宇野氏はインテリジェンス(現パーソルキャリア)の創業者で藤田氏は元部下。
業界内では有名な話で、2人の著書は僕も読んでいた。
インテリジェンスが名古屋支社を立ち上げた時、僕は営業担当で多くの仕事もさせてもらった。
その仕事を頂く背景には、ちょっとしたことはあったのだが、ここでは割愛。
もし、僕が違う判断をしていたら僕の人生も大きく変わっていたはず。
なんだか意味深(笑)。

この対談をワクワクしながら視聴したのだが、前半は僕が想像していた内容とは違った。
壮絶なビジネスの浮き沈みを語るかと思っていたが、そうではなくネットの未来を語る場。
それはそれで参考になったが、せっかくなのでこの2人の突っ込んだ関係性を知りたかった。
しかし、それは僕の勝手な思い込み。

途中、藤森氏もセッションに加わりメディアの今後を語っていたが、
藤森氏も随所に頭の良さを感じさせる発言をしていた。
オリエンタルラジオはただのお笑いコンビではないことがこのやり取りからも理解できた。

それぞれネットでのメディアを持ち、今後さらに競争は激化していく。
競合はネットのみではなく既存のメディアも含めて。
話を聞く限り、既存のメディアが一番危ういと感じさせる。
コロナが更に加速させそうだ。

僕は宇野氏が藤田氏に対し遠慮しているように感じた。
藤田氏は「宇野さん」と呼び、宇野氏は「藤田社長」と呼んでいた。
僕が宇野氏の立場なら、フジタ~と呼び捨てにしてしまうだろう。
この微妙な関係性に何か裏があるのではと勝手に妄想が膨らんだ。
それとも宇野氏の性格だろうか・・・。

面白おかしく視聴した1時間30分。
ブログでは内容の公開は控えておこう。
すいません・・・。

思わず笑ってしまったこと。

記者の「これまでの苦労で支えになったことは?」という真っ当な質問に対し、
藤田氏は「何もない。耐えるしかない」と期待を裏切った回答。
一方で宇野氏は「本気で支えてくれた仲間」と理想的な答え。
この空気を読んだ絶妙なやりとり。
それを感じたのは僕だけだろうか。

観終わった後に早速、宇野氏を描いた新刊本を購入。
その波乱万丈の人生を学びたい。
ドラマ「ネット興亡記」は宇野氏が締めるようだし・・・。

経営者の生き方、考え方は常に何かを与えてくれる。
人の振り見て我が振り直せと感じたトークLIVEだった。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その138

伏見シリーズの昨日のお弁当も好評でした。
と勝手に解釈しています。
いや、本当に好評でした。

しかし、それで満足する人気食べ物ブロガーではありません。
飽くなき探求心が常に体を突き動かします。
伏見界隈を歩く度に、その嗅覚と抜群の臭覚で次から次へとお店を見つけ出すのです。
(それって、同じじゃね?)
昨日、お邪魔した「御園丸正」に向かう途中に発見しました。

今回紹介するのはこちら。

御園座の裏手にある「たわし」さんです。
美味しい蕎麦を食べさせてくれる和食のお店。

ちょっとした場をセッティングする場合、利用させてもらいます。
ついつい日本酒を飲み過ぎてしまうのは美味しい料理のせいでしょうか。
ずっと夜のみの営業と思っていましたが、
コロナの影響か昼間はお弁当を提供しています。

お惣菜も並んでいますが、これはお酒のあてになってしまうでしょう(笑)。
昨日と違い、こちらは単品勝負。
一種類のみのお弁当。

こだわりの大将が一人で切り盛りしているのでしょう。
こだわりの料理人的な接客で購入し、会社に持ち帰りました。

だし巻きのり弁当 500円

税込みなのが嬉しいですね。
因みに昨日は税別です・・・。

昨日に引き続き鯖が登場しますが、あくまでも主役はだし巻き玉子。
だし巻きの位置を変えて撮ってみましょう。
色具合、分厚さ、上品さとしたたかさを感じる存在感。

いかがですか?
大将が丁寧にフライパンをとんとんと叩く姿が思い浮かびます。

海苔の上にデーンと構える鯖とちくわの存在が小さく感じます。
それは2日続けての鯖とちくわのせいでしょうか。
いやいや、このコンビネーションも悪くありません。

日本の正しいお弁当という雰囲気を醸し出しています。
実際にだし巻きはほんのりと甘く、鯖はほんのりとしょっぱく、
ちくわはほんのりと味気ない嬉しい食べごたえでした。
こんなお弁当なら毎日いけそうです。
伏見は魅力的な街だと改めて感心しました。

日本人として嬉しくなるお弁当ですね。
とっても美味しく頂きました。

来週からは6月。
そろそろ従来のシリーズに戻そうかと思いますが、いかがでしょうか?

ごちそうさまでした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その137

人気食べ物ブロガーはただ食べ歩いたり、
ただテイクアウトを利用するだけではありません。
情報収集にも事欠きません。

同時に情報発信も懸命に行っています。
時間をみつけてはインスタグラムでせっせと伏見のお店を紹介しているのです。

その際は#伏見ランチ、#●●、#人気食べ物ブロガーなんて書いたりしてます。
そんなことをすると当然、他の投稿が気になります。
#伏見ランチでチェックすると様々なお店が美しい写真と共に紹介されています。

伏見は名古屋だけではありません。
京都の伏見もあります。
いいなあ~、ここに行こう!と思うお店が京都だったりします。
そうそう、人気食べ物ブロガーは開拓のために懸命に情報収集しているのです。

検索するといい具合のお弁当がアップされていました。
それはボリュームたっぷりのお肉料理でも彩り鮮やかなヘルシーな料理でもありません。
「よしっ、ここにいくぞ!」
固い決意の下、足を運びます。

伏見を代表する御園座を眺めながら信号を待ち、青信号になった瞬間に走り出します。
御園座の裏手にある「御園丸正」さんに行ってきました。

こちらは昭和元年創業の歴史のあるお店。
お惣菜やお弁当がずらりと並びます。
2種類の魚が乗る自慢ののり弁当か日替わり弁当か迷いましたが、
パカーンと僕のハートを射止めた弁当を買い、会社に戻ってきました。

さば塩焼弁当 500円

な~んだ、ただの鯖好きと値段で選んだな・・・。
そんなふうに思う方は多いでしょう。
ご飯の上のさば、ちくわ天、煮卵、おひたしを一旦、別の席に移動します。

そこには一面に敷き詰められたシラス。
素晴らしく均等に並んでいます。
これだけでも十分に成立する弁当です。

そこに味の染みた鯖があればもう完璧です。
もうそれは最高のごちそうです。
存在感のないちくわ天も、それなりの輝きを示す煮卵も生きてきます。

54歳になった体はこんな弁当に喜びを覚えます。
「うん、うん、いいぞ、いいぞ。」
無意識のうちに言葉が出てしまいます。

これは定期的に食べたいですね。
やはり情報収集は大切。

ごちそうさまでした。

さあ、これからだ!

昨日はテレビ愛知「サンデージャーナル」に出演。
収録は土曜日で編集され日曜日に放送。

レギュラー陣はリモートでコメンテーターのみのスタジオ。
僕は頑張って結構喋ったが、かなりカット。
まだまだ狙いに則した話ができていないんだろうね(汗)。

その点、ご一緒した中京大学客員教授の内田さんは的を得ている。
毎日のように地元の番組に出演されていることもあるが、さすが的確なコメント。
短く話すのがポイントとのこと。
久々に一緒に仕事ができ嬉しかったのと同時に、豊富な知識とその謙虚さに改めて尊敬。

それにしてもこの番組は2度目だが、レギュラーの石原良純さんとはお会いできない。
サインでももらおうと思っているのに(笑)。
多少、会社の宣伝にもなったのでよかったのかな・・。

それはともかく、この5月は随分と大人しくしていた月。
イベントは都合3回中止になったし、在宅勤務を継続するも業務も低調。
このままでは沈む一方になってしまう。

それでは会社の存在価値もなくなる。
地元企業としてやるべきことをやらねばならない。
厳しい状況は続くとしても積極的に仕掛けていく。

先週金曜(22日、僕の誕生日ね・・・笑)に中日新聞にこんな記事が掲載された。

地元トップの広告会社新東通信さんと漫画制作のトレンド・プロさんの3社で「リクコミ」を提供。
オンラインでもオフラインでもマンガで企業の魅力を伝える企画。
文字や写真、動画だけではない手法で採用支援を行っていく。
まずはこれ。

また、新たな取り組みとして高卒採用のサポートも行う。
7月に「JOBエール2021」という高卒採用向け合同説明会を開催する。
コロナの影響で雇用環境は激変。
今まで超売り手市場だった高卒採用も今後様変わりするだろう。
進学を諦める高校生も出るだろう。

従来のルールを遵守しながら、
名大社として高校生、企業、双方にとって価値のあるイベントを提供していく。
先週の高校生インターンシップもその一環。
僕自身も高校へ訪問し協力体制をとっていく。

また、この7月は他にも新たな企画を計画。
「オンライン転職フェア」を初開催。
新卒向けのWeb合同説明会はあちこちで見られるが、
中途向けのWeb合同説明会はまだ世の中にはないと思う。
(多分、そのはず・・・)

リアルの転職フェアと同時にオンラインのイベントを仕掛けていく。
どんなやり方をするかはネタばらしになってしまうので、
もう少し先に紹介するが趣向を凝らしたイベントになる。
既にご検討頂いているクライアントもあるので、あとは開催に向け着々と準備していく。

他にもニムラがネーミングした「採用メンテ」なんていう企画もある。
予想以上に爆発したりして・・・。
どの企画も僕はあまり役に立ちそうにないが、できるだけバックアップはする(笑)。

今週で5月も終了。
6月からすべてが以前のように戻るわけではない。
会社として何を変え、何を変えないか。
それを考えながら、新たな分野にもチャレンジしていく。

さあ、これから。
全員の力で新たな可能性を追求していきましょう。

とっても静かな54歳

ロビン・ウィリアムズが主演の映画「ガープの世界」でこんなセリフがあった。
T.S.ガープという名前のT.S.はどんな意味かという質問に「とってもさみしいガープ」と答えるセリフ。
映画ではTerrible Sadとのことだが、見事な日本語訳だと当時思った。

他にもT.S.を「とってもシャイ」とか、「とってもセクシー」とか、
映画の中でロビン・ウィリアムズは答えていた。
もう30年以上前に観た映画だが、そんな記憶だけは残っている。

それがどうした!と言われると返答のしようがないが、昨日は僕の54歳の誕生日。
とっても静かな誕生日。

家族でもいつもと変わらない夕食。
特別なことはない。
お祝いの言葉もない。
でも、娘がケーキを買ってきてくれた。

それはそれで嬉しい。

そして、多くの仲間がお祝いの言葉を掛けてくれた。
温かいメッセージや励ましの言葉を頂いた。
本当にありがとうございます。

コロナの影響をもろに受ける中で気持ちが塞ぎごむこともあるが、
仲間の声に勇気づけられるのは確か。
「負けてたまるか!」「まだまだこれからだ!」という気持ちにもなる。

本来であればパーッと飲みに行き大騒ぎしたいが、それはしばらくの我慢。
昨日もしんみり飲んだくらい。

そんな昨日だが、会社としては初めての試みも。
「マイチャレンジインターンシップ」として20日より高校生のインターシップを行ったのだ。
来週改めてPRさせてもらうが、この夏、高校生向けのイベントを開催する。
これは一般社団法人アスバシさんの協力を得て行う企画で、
自分たちも高校生の実態を知る必要もあり、インターンシップを受け入れることになった。

愛知県の高校は5月中は休校。
高校生も時間があるので、オンラインで対応し参加。
昨日が参加した3名のプレゼンだった。
なんと一人は島根県の高校2年生で、彼はSNSを通しこの企画を知り参加していた。

その意欲だけでもあっぱれだが、3人のプレゼンは素晴らしかった。
正直なところ、僕は彼らのプレゼンを期待していなかった。
所詮、高校生と甘く見ていたが、彼らの問題意識やリサーチ力には驚いた。

自ら参加する意欲的な姿勢は元々持ち合わせているだろうが、
うちのメンバーが多く聞いているのにも関わらず、物怖じしない態度も感心してしまった。
名大社の弱点を遠慮せず突いてくる度胸も素晴らしい。

終了後、参加したメンバーに聞いてみたが、みな同じような意見。
こちらがいい学びをもらった。
新たなイベント運営のヒントももらったといえる。

3人の高校生諸君、アスバシの毛受さん、肥田さん、ありがとうございました。
こんな誕生日の迎え方もいいもの。

今日、僕は一日、ほぼ仕事。
午前中はTV愛知「サンデージャーナル」の収録。
ヒマな人は明日、15時から観てください(笑)。
午後は大学の評議員会。
珍しくネクタイを締める一日。
高校生に負けないようにしっかりと表現しないといけない。

とってもハードな54歳となりそうだが、一日一日を大切に、
そして前向きに過ごしていきたい。
これからもどうぞよろしくお願いします。