これからも前向きに 名大社会長ブログ

大統領とハリウッド

先月、「バイス」を鑑賞し映画評論仲間と語り合ったが、その際に感じたのは自分の考えの浅さ。
アメリカの政治問題とオーバーラップさせながら観ている仲間に対して、
表面的にしか捉えていない。
また、知識も圧倒的に足りず、外国の政治情勢についても低次元だった。

大統領が登場する他の作品も話題になっていた。
そんな後に知ったのが本書。
たまたま日経新聞の書評欄で紹介されていたので、早速手に取った。

翻訳ではなく著者は大学の法学部の教授。
映画評論家ではない。
それも同志社大学の学長を務めた偉い方。
そんな方が映画を題材に本を著されること自体、興味深い。
映画コラムニストを自称する僕はその時点でタジタジになってしまう。

年代別に大統領とハリウッド映画の関係性が描かれているが、
それを読むだけでも歴史の勉強となる。
過去、観たことのある映画も結構紹介されている。
かなり忘れている面も多いが、
それを自分なりに繋げイメージすると民主党と共和党の特徴や、
その時々の政治的背景が何となく浮かび上がってくる。
そんなカッコいいものでもないな(笑)。

それにしてもハリウッドでは大統領を何らかの形で登場させる映画が多い。
それは実在する大統領も架空の大統領も・・・。
僕が印象に残っている「JFK」「J・エドガー」
「アルゴ」「ペンタゴン・ペーパーズ」などなど。

ニクソン大統領のようにボロクソに叩かれる大統領も少なくない。
大体は厳しく描かれている。
そう考えるとさすが自由の国。
寛容なんだろうか・・・。

それに比べて日本映画はどうか?
昭和初期まではともかく戦後の首相が描かれる映画は少ない。
戦後はほとんどないんじゃないか。
それは架空の存在も含めて。

僕が記憶があるのは「シン・ゴジラ」で
首相役の大杉漣氏が大した決断もできず、あっさりと事故死してしまうくらい。
存在感がある映画を観たことがない。

それは歴史が長い日本と短いアメリカとの差があるのかもしれない。
アメリカが1000年前の映画を作ろうとしてもそれは無理。
西部劇でも19世紀だ。
日本は古事記の時代から描ける。

しかし、そこが理由じゃないだろう。
不寛容な国であり、
映画にするほどスペクタクルな事件がないのが理由かもしれない。
本書を読みながらどうでもいいことを考えてしまった。

それだけハリウッドが際立っているのか。
本書を読んで新たな発見をした気がする。
これで映画を観ることの正当化もできた。
何事も勉強ですね(笑)。

食べ物のはなし 番外編 皿台湾

人気食べ物ブロガーの住まいは中川区。
詳しい住所は教えられません(笑)。
かれこれ25年ほど住んでいますが、まだまだ知らないエリアは多いのです。

名古屋市16区のうち中川区は4番目の広さ。
会社が構える中区の3倍以上あります。
因みに一番大きいのは港区。
想像すれば大きさは理解いただけるでしょう。

その中川区にも名店と呼ばれるお店は多数あります。
伏見シリーズを離れ、たまにはそんな名店にも行きたいものです。
中川区八剱町にある「人生餃子」さんに行ってきました。

こちらの名物は皿台湾。
お店の前にも看板が堂々と出ています。

どうやら行列ができることが前提のようです。

この日も早い時間にお邪魔しましたが、すでに2~3組が待っていました。
順番を待つ席にもこんな張り紙が貼ってあります。

単純な人気食べ物ブロガーはベスト3を制覇したくなります。

「お待たせしました。こちらへどうぞ!」
カウンター席に案内されます。
メニューを眺める必要もなく、オーダーするものは決まっています。

「え~っと、チャーハン、皿台湾にチャーシュー1枚トッピング、
担々麺、そして餃子をお願いします。」
頭の中で何度もつぶやいていたので、スラスラと注文することができました。

皿台湾 730円 +チャーシュー1枚 150円

たんたんめん 750円

餃子 280円

なんといってもここは皿台湾です。
言い換えれば汁なし台湾ラーメンですが、台湾焼きそばともいえます。
辛さも6段階で選べますが、ここは普通を選択します。
それでも結構辛いのが特徴。
チャーシューのトッピングも正解でした。

体が勝手にビールを求めます。
しかし、残念ながらこの日は車。
飲酒運転は以ての外です。
ここはグッと我慢の人気食べ物ブロガーです。

隣には若い女性が一人で食べています。
皿台湾とチャーハンを汗を掻きながら食べています。
かなりのボリュームですが、ペロリと平らげていました。

これは病みつきになる味。
自ら名物と名乗るのも納得できます。
担々麺や餃子も美味しいです。
やはりビールが飲みたくなりますね。
常に待ち客がいるので食べ終えたらそそくさと退するのも人気食べ物ブロガーのマナー。

ごちそうさまでした。
次回は歩いていきたいですね。
無理だけど(笑)。

さあ、仕事、仕事

10連休を終えて、今日から仕事。
今朝は月初の幹部会議からスタートするので、いきなり緊張感を強いられる。
休み明けでボーっとしているヤツがいたら容赦はしないぞ(笑)。
メンバー全員が体も頭もリフレッシュして、万全の体制で仕事に臨むことを期待したい。

そんな今週は僕自身もほぼスケジュールが固められている。
やるべきことが満載。
まずは個人面談のオンパレード。
新たな人事評価制度では、僕はメンバー全員の目標を聞くことになっている。
スケジュール通りに進むか多少の不安はあるものの、その意気込みを感じる時間となりそう。
それが今日と明日。

木曜からは東京へ出張。
一つは僕が社外取締役を務める株式会社パフの役員会。
ついこの前も釘崎社長や役員と情報交換をしたような気もするが(笑)、
この場ではより現実的な数字の話となっていくのだろう。
今期もあとわずかのパフ。
どうやら目標通りに進捗しているようなので、期待できますね。
美味しいものも食べられるかな(笑)。

そして、翌日金曜日は「ふるさと就職応援ネットワーク」の幹事会、委員会、例会と続く。
僕は会長としても委員会メンバーとしても全てに関わっているので、丸々一日拘束される。
話し合うテーマも目白押し。
ゲストスピーカーの話や懇親会は楽しみだけど・・・。
泊りたい気持ちを抑え、最終ののぞみで帰ることになるだろう。

本来なら今週はそれで終了だが、土曜日は岐阜県関市での講演。
僕の生まれ育った岐阜市の隣町。
むしろ距離的にはこちらの方が近い。
そこで高校生の保護者向けに話をさせてもらう。

昨年も同時期に話をさせてもらったが、
2年連続でオファーを頂けるのは評判は悪くなかった証。
多分、そう(笑)。
少しでもお役に立てれば嬉しい限り。

日曜日は自分が保護者的な立場で振る舞う場もあったり・・・。
いきなりトップスピードの週にはなるが、それくらいの方が健康的。

令和の時代もいい仕事をしていくには最初が肝心。
みなさん、頑張っていきましょう。

次世代につなぐファミリービジネス論

GW休暇も後半に入り、そろそろ頭も通常状態に戻さねばならない。
インプットも大切だが、同時にアウトプットもせねばならない。
そんなわけで今日はマジメなブログ。

4月24日に参加した「日経トップリーダー プラチナフォーラム2019」の備忘録も含めて・・・。

毎年、このフォーラムには参加し経営の勉強をさせてもらっている。
当日は講演やディスカッションが5本組まれていた。
正直なところ、参考になったものとそうでないものがはっきりした。
ぬぬぬ・・・。

「串カツ田中の成功戦略とリーダーシップ」は場当たり的な経営の中で掴んだ成功体験を
更に上昇させていくストーリーは面白かった。
最初は勢いよく始めるのが肝心で、余計なことをあれこれ考えてもいけないようだ(笑)。

僕がこのフォーラムで一番楽しみにしていたのが、星野リゾート代表 星野佳路氏の講演。
ブログタイトルにある通り「次世代につなぐファミリービジネス論」。

日経トップリーダーでも連載を書かれているし、
僕が事務局を務める「名古屋ファミリービジネス研究会」でも
星野氏の取り組みをネタとして使わせてもらうこともしばしば。
7月以降開催する「第3回名古屋ファミリービジネス研究会」でも参考にさせてもらえそうだ。

創業105年を迎え4代目経営者となる星野氏は各方面で同族企業は継承した方がいいといわれる。
それはご自身の経験もあるが、その歴史を辿っても納得感は強い。
日本の企業の利益の半分はファミリービジネスがはじき出している現実もある。

但し、ファミリービジネスは問題が多いのも事実。
ノンファミリーの上場企業と比較をした場合、
経営は一流かオレ流、経営の中心はMBAかMPO(ママパパ)、
お金を頼る時は投資家か親戚、いざという時に頼るのはコンサルか地元の氏神、
こんな違いがあるという。
さすがにこれには笑ってしまったが、
ローカルで零細なファミリービジネスであれば不思議ではない。
よりリアルに近いのかもしれない。

星野氏の表現は一見、ファミリービジネスを卑下したかのように思えるが、決してそうではない。
そこには大きな使命感があり、そこへの期待もある。
名大社はノンファミリー企業で僕は「中継ぎ」の経営者に過ぎない。
そんな話はよくしている。

それに対して星野氏は「ファミリービジネスは駅伝」であると言われる。
確かに仰る通り。
タスキを繋ぎ続けるのがファミリービジネスになるのだろう。
中継ぎも永遠に繋げなければならないのだけれど・・・。

どの側にせよ、次に繋げるのが大きな責任。
そんな中で言われるのが、誰に継ぐのかより、誰から継ぐのかということ。
僕もファミリービジネスアドバイザーとして多くの事例は見ているが、
ここが問題なのはよく分かる。

「ボンクラ息子問題」より「ガンコ親父問題」。
こちらが圧倒的。
そうならないための方法も教えてもらったが、それは次回の研究会で共有したい。
ファミリービジネスであれ、ノンファミリーであれ、事業承継は最重要課題。

今回の講演はファミリービジネスアドバイザーとして学んだ面が多いが、
僕自身の問題としても認識しないといけない。

いい学びとなりました。

映画「きっと、うまくいく」

誰かが言った。
「映画コラムニストを名乗る山田さん、『きっと、うまくいく』はどうでしたか?」
「あ~、インド映画ね。観ていないよ。」
「はっ、マジですか?映画コラムニスト失格ですね。」
「えっ、そうなの?」
「あの映画を観ずして映画コラムニストを語るなんて許しません。」

会話の内容が正しいかはともかく、誰かは強い口調で僕に言い放った。
それ以降、ずっと気になっていたが、機会がなかなか訪れなかった。

そんなさ中のゴールデンウイーク。
立場としては話題の「アベンジャーズ エンドゲーム」を観るべき。
周りの評判もいい。

しかし、映画コラムニストを名乗る僕はこのシリーズを一作も観ていない。
今さら最終章だけ観て、エラそうに語るわけにはいかない。
それこそ、その名が地に落ちてしまう。

ということはまず「きっと、うまくいく」を観ておくことが必要。
Amazonプライムをチェックすると本作はGW期間は100円で観ることが可能。
それはたまたま。
値段の安さが理由ではなく、映画コラムニストのプライドに賭けて本作を観ることにした。

5年ほどの前の作品と思っていたが、インドで公開されたのは10年前。
それなりのお国事情を反映させていたと想像できる。
それも含め大ヒット作品。

いや、しかし、誰かが言っていた通り。
このインド映画を観ていないのは、映画コラムニストとしての仕事を放棄しているのと同じ。
観ておくべき一本であると同時にインド映画の楽観性を示しているようなもの。

昨年観た「パッドマン 5億人の女性を救った男」の原点となるような作品。
170分という約3時間の長編作品だが、その長さは一切感じない。
クスっとした笑いとホロっとした感動と共に映画は小気味よく動いていく。
まさに躍動している。
ド派手なアクションやSFXの演出ではない。
僕らが最も大切にしなければならないことを躍動的に描いてる。

いやあ~、面白かった。
もっと早い時期に観ておくべきだった。
誰かさん、ありがとうございました。

映画は人をシアワセにしなければならない。
そのお手本のような作品だった。

ぎふ清流も走ったぞ、ランニング日記1904

令和に入り2日目。
昨日一昨日の天気はイマイチだったが、先月はランニング日和が続いた。
4月はランナーにとって一番いい季節ではないだろうか。

僕はぎふ清流マラソンに向け積極的なトレーニングをしているかと思いきや、
いつも通りのグダグダな練習。
それでも空いた時間を見つけてはそれなりに頑張っていた。

まずは4月のランニング距離を報告しておこう。
81.5km。
結局、今シーズンは一度も目標を達成することなく終えることになった。

それは素直にタイムに反映される。
3月の名古屋シティマラソンも穂の国豊橋ハーフマラソンも前年より悪かった。
その流れからすれば、先月のぎふ清流マラソンも同様の結果となるのが当たり前。

実際どうだったのか。
いつもならマラソンの翌日にそのブログを書くのだが、
今回はサボってしまったのでその報告もしておこう。

過去3回、ぎふ清流マラソンには出場しているが、いずれもメチャ暑い日。
30度近い気温だった。
そのため記録はすべて2時間オーバー。
一度も2時間の壁を破るをことのできない大会だった。
今回もあまり期待せずに参加。
2時間1~2分でゴールできればと臨んだ。

当日は爽やかな晴天。

気温もそれほど高くはない。
Qちゃんがいつものように挨拶。

本当に彼女は素晴らしい。
小出監督が亡くなったばかりだが、
辛い表情を見せることなく18キロ時点で全ランナーとハイタッチ。
彼女がずっと愛される理由でもあるだろう。

僕もレース前は余裕の表情。

いつもなら使用前、使用後と明らかに異なるが、この日は違った。
一定のペースが終盤になっても落ちない。
思ったほど疲れや体の痛みが出ない。
走りやすい天候だったこともあるが、ラスト2キロくらいはむしろペースを上げることができた。
もしかしたらこれは2時間切れるかも、と期待しながら走った。
最後の最後にわざわざ川内選手とハイタッチに向かったのがロスだったが、
結果的にはネットで1時間59分58秒という記録。

わずか2秒だが2時間を切った。
エセランナーとしてこの2時間を切るか切らないかは天国と地獄のような差。
今回は特に期待していなかっただけ喜びも大きかった。

こうして今シーズンの、平成のマラソンは終了。
今後、大会に出場するのは秋以降になるだろう。
今月以降、走り続けるモチベーションを維持するのは難しいが、
いくら達成できなくても月間目標は下げることなく、そこに向かってランニングを継続したい。

筋肉痛も収まったし天気もいいし、今日は走ってきます!

食べ物のはなし 特別編 築地

令和の時代に入りました。
記念すべきスタートは新たな時代の考察をしたいところですが、今日は水曜日。
全国30万人の食べ物ブログファンがこのブログを待ち望んでいます。

ファンを裏切ることはできません。
いつもと変わらずルーティンをこなすのが人気食べ物ブロガーの役目。
新時代を歓迎しながらも粛々と仕事を進めて参ります。

しかし、特別感を演出する必要はあります。
また、ゴールデンウイーク真っ只中です。
旅行気分も味わいたいものです。

訪れたのはここ。

東京、築地です。
市場は移転したものの東京を象徴する場であるのは間違いありません。
外国人観光客もひしめき合っています。

むしろ日本人は圧倒的な少数派。
これもいいポジションと言えるのかもしれません。
築地にお邪魔したのなら新鮮な魚を食べなければなりません。

そう、鮨を食べよう。

気持ちを高めながら歩きます。
場内には有名なチェーン店を含めお寿司屋さんがひしめき合っています。
その中で人気食べ物ブロガーが選んだのはこちら。

「築地寿司清 新館」さんにお邪魔しました。
並びに本店がありましたが、既にそちらは満席。
新館の方がオープンする時間が遅いため、スムーズに入ることができました。

美しいカウンターと活気のある職人に期待感が高まります。

「へい、いらっしゃい。飲み物はどうされますか?」
いつもなら迷わずビールか日本酒を注文します。
しかし、この日は我慢。
グッと気持ちを抑えお茶をお願いしランチメニューを注文します。

和(なごみ) 1620円

一貫一貫丁寧に握ってくれます。まずは赤身から・・・。

「外は雨が降っていましたか?」
「パラパラかな?」
「お客さんはどちらからお越しですか?」
「名古屋です。」

たわいもない会話が続きます。
若い職人もどんな切り返しをすべきか考えてるようです。
ここは人生の先輩としてキッカケを作らねばなりません。

「実は娘がこちらの名古屋のお店でバイトさせてもらってるんです。」
「ミッドランドスクエア店ですか?」
「そうなんですよ。」
「店長さんにもお世話になってるんですよ。」
僕が名古屋のお店にお邪魔し挨拶したのは1回のみですが、ここは常連ぶってみます。

「だから一度、本店にも顔を出しておきたくてね。」
「ありがとうございます!」
「あっ、私は4年間名古屋にいたんですよ。」
隣の職人が会話に割り込み、一気に話が盛り上がっていきます。

こんな演出が新しい時代の人気食べ物ブロガーには求められるようです。

全てのネタを美味しく頂きます。
ここで見栄を張ることも忘れてはいけません。
「とり貝をください。」

その日のおススメをしっかりキャッチすることも新時代には求められます。
特別感のある食べ物ブログになりました。
このお店を選んだ理由も理解いただけたことでしょう。

ごちそうさまでした。

あっ、そうそう。
どこかの東京の社長が築地の寿司屋に連れてってくれると言いながら、
全然連れてってくれません。
もうそろそろなんでしょうか。
ゴールデンウイーク明けに期待したいですね。

平成に、感謝

今日で平成という時代が終わる。
新聞やテレビでは連日のように特集を組み、この30年を綴っている。
いろんな捉え方があると思う。

バブルがはじけ、ITバブルに踊らされ、リーマンショックが訪れ、東日本大震災が襲った。
どちらかといえば暗い話題の方が多かった時代かもしれない。
しかし、天皇陛下の行動やお考えを知る限り、とてもいい時代だったようにも思える。
これだけ平和な時代もなかったはず。
まずは感謝しなければならない。

そして、何よりこの平成という時代は僕の仕事人生を作ってきた。
平成元年に大学を卒業して名大社に入社。
それと同時に実家を離れた。

先日、実家からの見た風景は30年前とさほど変わらないが、
この30年で多くの経験をさせてもらった。

入社当初はバブルのど真ん中。
仕事も大してできないくせに結構派手な生活を送っていた。
2年目にはダブルのスーツも着ていた。
そんな浮ついた時代は瞬く間に去り、厳しい時代が続いた。

会社も大きく変わっていた。
3名いた同期は気づけば僕一人になり、それだけでなく先輩、後輩も多くは入れ替わっていった。
それが不思議でない会社だった。

そんな中でも少なからずの野望と希望を抱いていた。
細かいことを語るとブログが終わりそうにないので省く。

結婚もし子供も2人生まれた。
父親としては役立たずだったが、
子供たちは誰にも迷惑を掛けず健やかに育ってくれた。
豪邸とはいえないが書斎もある一軒家を持つことができた。

こんな生活が維持できるのも安定した仕事と収入があったからこそ。
その仕事はかなり浮き沈みがあった。
活躍を絶賛された時期もどん底を味わった時期もあった。
会社の行く末が危ぶまれる経験もさせてもらった。

気づけば一つの会社を任されるポジションになっていた。
そこそこの借金とそこそこの貯蓄。
本当に安定してきたのは最近のことだと思うが、この経験はすべて平成の時代にさせてもらった。

多くの方がこの平成の時代に様々な経験をされていると思う。
嬉しいこと辛いこと、楽しいこと悲しいことがあっただろう。
この平成を振り返れば、まぎれもなく想像以上の経験をさせてもらった。
何事にも代えがたい経験をさせてもらった。

家族や会社、そして付き合ってくれる仲間や友人、
全てがかけがえのない財産となった。
今、こうして毎日何の不自由もなく生活できるのも僕を支えてくれる方のおかげ。
つくづく恵まれた幸せな人生を歩んでると思う。
出来すぎといってもおかしくない。
それが、この平成だった。

この現実を受け止めながら今日も一日が過ぎていく。
改めて平成という時代に感謝。

ありがとうございました。

10連休をどう過ごすか

名大社は今日から10連休。
世間と同様、大型連休となる。
この連休を利用して海外旅行に行く方も多いだろう。

海外とは行かないまでも、ど~んと国内を旅行する方も多いだろう。
経営者仲間には家族で楽しむ方もいて・・・。
デキる経営者はしっかりと家族サービスにあてるんですね。
そう考えると・・・。うむ。

会社が10連休ということは僕も10連休ということになる。
もしかしたら会社が恋しくなり顔を出すことがあるかもしれないが、基本的には休み。

では、僕はどう過ごすか。
海外旅行にも国内旅行にも行かない。
混雑するし割高だし・・・。

そういえば昨日の勉強会でこんな事を言われていた。
今年のGWは海外旅行の需要が高い。
消費意欲も強い。
その反動が夏にくるのではないか。

このGWにお金を使いすぎ、夏は財布の紐が堅くなるのではないかと・・・。
特にヨーロッパの人気が高いとお金も相当に使うだろう。
そうか、となると夏がお値打ちか?。
それも睨んでおこう(笑)。

それはさておき、一体、この10日間をどう過ごそうか・・・。
ボチボチと予定は入っている。
ぎふ清流マラソン、ゴルフ2回、飲み会、親孝行、もしかして登山。
全てが単発、そしてほとんどが体を駆使するもの。

ゴルフなんてこの半年以上一度もラウンドしたことがないのに、
GWはなんと2回も予定が入ってしまった。
ただ、これだけではGWの予定は埋まらない。
あとはひたすらインプットするのみ。

読書と映画。
映画コラムニストとしての腕も磨かなきゃいけないが、それよりも大事なのは脳を鍛えること。
体を鍛えることも大切だが、脳も鍛えないといけない。
特に最近は自分の思考能力が落ちているようにも感じる。
少しでもカバーしなきゃいけない。

傍から見ればつまらない長期休暇の使い方だろう。
百も承知だが、誰にも邪魔されない時間は意外と少ない。
ある意味、贅沢なこと。
そんな時間を使っていきたい。

肝心なことを忘れていた。
庭の草むしり。
これをやらないとそもそも家にいさせてもらえない。

求められるのはやっぱり体力のようだ。
身体6割、脳4割の配分で鍛える10連休としたい。

みなさん、いい休暇にしていきましょう。

新人歓迎会2019

スタッフブログでシゲノもミズタニも軽く触れたものの、
別の話題を書いているのでここはトップとしての責任を・・・。
一昨日に開催された新人歓迎会の報告をしておこう。

日中は全社的な研修。

これから会社としても本格的に取り組んでいくエンゲージメントを学ぶ。
課題図書も参加者全員が事前に読み終えており、意識の高さを感じることもできた。
グループでの発言も予想以上にレベルが高く、そこは素直に感心してしまったり・・・。
これから会社としてもキッチリと睨んでいきたい。

この日の夜は4月に入社したメンバーの歓迎会。
会社近くのパーティースペースを借り切って開催することに。
こんな感じでずらっ~と縦長。

奥の方のメンバーとは一言も会話を交わさなかった(笑)。
今回の幹事は体育会系の3年目ヤマグチと2年目イサジ。

ちょっと上の先輩が仕切ることが名大社での習わし。
僕の乾杯でスタート。
特に何もなくご歓談が続く。

まあ、これだけで終わってもいいのだけれど、
やはり幹事としてはそれなりに盛り上げるのが使命。
絵を描いてリレーする伝言ゲームが始まった。
その詳細については割愛。
意外と盛り上がったので幹事を褒めておこう。
よくやった!!

上位のチームが呼ばれたのだが、それがほとんど罰ゲームに近い。

これより危うい写真もあるが、これで留めておこう。
歓迎会も終盤に入り、ようやく新人の紹介。

中途入社のシバサキ。
旅行会社で営業してました。ガンバリマス!

新卒のオノ。
これからよろしくお願いします!

同じく新卒のオギウエ。
早く仕事を覚えていきます!

そんな挨拶をしたかはともかくそれぞれが明るく頼もしく挨拶。
入社して3週間ちょっとだが、すっかり馴染んでいるようだ。

ご覧のとおり、名大社の新人はすべて女性。
2月に入社したクワヤマもイシグロも女性のため、気づけば女性中心の会社になった。
まあ、社内が華やかなのはいいことかな?

こうして毎年新人が入社してくる環境は会社としてもいい循環。
先輩は先輩として何も言わなくとも自覚が芽生え、先輩らしい行動をする。
僕がつべこべ言うことなんて何もない。
一人ひとりが自分の立場を意識して、社内も社外も精一杯取り組んでいけばいい。
こういった瞬間が僕にとっても嬉しい時間。

明日で平成の仕事も終了。
時間が経つのは本当に早い。

昨日から僕は東京で、このブログもホテルで書いている。
今日は僕が取締役を務めるP社でいくつかの打ち合わせ。

GWまで残り2日、新人もベテランもいい時間を過ごしていきましょう。