これからも前向きに 名大社会長ブログ

まだまだ続くみたいだぞ。

今週はやたら忙しい。
普段であれば夜は忙しく、日中はボーッとしている日々を過ごしているが、
今週は朝も昼も夜も予定がパンパンでメチャクチャ忙しい。
ビル地下のコンビニ弁当を買い、5分で平らげ仕事に臨む日もあった。
いかにも年度末の慌ただしさを象徴していた。

いつもボーッとしているんだから、
そんな時があってもいいだろうと思われる方もいるだろうが、
たまにだからこそ体がしんどかったりする。
そんな週に限って、夜も早々に帰ればいいものの、
ついつい誘惑に負けて遅くまで付き合ってしまうという悪循環。
自分の意志が弱いのは困りものと思いながらも、ストレス発散もできて悪くもなかったり・・・。
まあまあ、自業自得の時間を過ごしているわけだ(笑)。

そんな今週火曜日は僕が所属する経営塾、西川塾の今年度最後の例会が行われた。
木下事務局長体制、最後の例会。

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塾主である西川俊男氏が逝去されてからも塾生だけでこの2年間、真摯に学びの場を作ってきた。
特に今年度は各班ごと充実した研修会を実施。
僕も力不足ながら、副事務局長として事務局長をサポートしてきた。
塾生の一体感は高まり、お互いの自社の問題意識も共有でき、いい一年を過ごせたと思う。

先日の最後の例会も「人づくり」や「経営」をテーマに活発な議論も行われた。
この塾で僕は年上の部類に入るが、多くの刺激と学びを得ている。
そろそろ一線を退いてもいいのかなと思いながらも、
最近はうちのオフィスで例会を行うことも多くサボることはできない(笑)。
今週もそうだった。

真面目に学んだ後は有志で懇親会。
ここでも有意義な時間を過ごさせてもらう。

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僕が自分で注いでいるのは誰も相手をしてくれないわけではないぞ。
カメラマンの嫌がらせにすぎない(笑)。

4月からは新体制でこの西川塾が継続される。
僕は副事務局長の任期を満了。
次年度は一塾生として参加することになると思っていた。
新体制のアドバイザーを依頼され、意見を述べる役は引き受けたが、
あくまでもサポート側と思っていた。

ところがである。
新体制の発表を見ると、アドバイザーは事務局。
塾運営側の一人に名を連ねている。

前年度のアドバイザーは事務局ではなかったのに。
嵌められた・・・。

それだけではない。新たな班体制。
僕は日本一面倒くさい女と言われる班長の下に。
この日本一面倒くさい女と言われる女性は僕の元部下で現在は派遣会社の経営者の一人。
立場は立派で仕事も優秀なんだが、面倒でしょうがない。
これも嵌められた・・・。

なんだか問題ありありの新体制だが、西川塾はこれからも継続していく。
西川塾を知らない方はなんのことかさっぱり分からないと思うが、
適度に力を抜きながらこれからも学んでいきたい。

食べ物のはなし 肉そば

この日は前日の冷酒攻撃が響き二日酔いでした。
こんな日はかつ丼とか焼肉定食ではなく、麺類が食べたくなります。
たまたま師匠のブログを見ると「味噌煮込みうどん」を美味しそうに食べていました。

「よっし!今日はアツアツの味噌煮込みにするぞ!」
気持ちが高まってきます。
いい具合に二日酔いの影響が出て、少々、頭痛もしています。
「よしよし、これは効果てきめんになるぞ!」
舞台は整ってきました。

さて、肝心のお店が決まっていません。
どこにすべきか迷います。
この日は名古屋駅周辺をうろついていました。

有名店が頭に浮かびますが、同時に行列も頭に浮かびます。
穴場と思われるお店を目指しましたが、お休みでした。
「こんな日にオレはどうすればいいんだ・・・」。
先ほどの勢いは消え、人気食べ物ブロガーらしくない弱気な心が体を覆います。

彷徨っているうちに大名古屋ビルヂングの前に辿り着きました。
オープンしてちょうど一年が経過。
話題になったお店も落ち着いているはずです。

「ここはちょっと気分を変えてみるか。」
人気食べ物ブロガーは臨機応変に対応せねばなりません。
あっさりと最初の意志を捨て、新たな目標を見つけるのです。

いつもは行列ができている人気ラーメン店は
まだ時間が早いこともあり、並んでいません。
地下1階にある「けいすけ」さんに入りました。

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正式名称は「ニュー オールド スタイル 肉そば けいすけ 大名古屋ビルヂング店」。
長くてとても言えません。

自販機を眺めます。
「よっし!ここは贅沢にスペシャルにするか!」
とお札を入れた瞬間に戸惑います。
「えっ、1100円・・・」
ラーメンに1000円以上を払うのはためらいます。
急に弱気になり、慌てて隣のボタンを押してしまいました。

肉そば醤油 味玉入り 880円

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肉そばというだけあって、丼に叉焼が敷き詰められています。
「これが二日酔いに効くというのか?」
注文した自分に自問自答します。
しかし、食べ始めるとそんなことはすっかり忘れます。
その迫力を体で感じながら食べ続けます。

「スペシャルじゃなくても十分じゃないか・・・」
自虐的に自分を慰め、お店を出ます。

ごちそうさまでした。
気づいた時には二日酔いは消えていました。

私たちは何をする人ぞ

このブログに掲載されている僕のプロフィール写真は約5年前に撮影された。
個人的にはこの時から全く歳を取っていないと思うし、
雰囲気も変わっていない。
少しずつ髪の量は減っていると自覚するが、それを気づく人も少ないはず。
若さを維持したまま。
結構頑張っているのだ。

そんなことを自己主張しても世間は許してくれるものではない。
50歳は50歳として写さなけりゃいけない。
定期的に現状の姿を出さねばならない。
くだらない写真はこのブログでもアップはしているけど(笑)。

それが理由ではないが、今回、印刷物もリニューアルするタイミングで
いろんなパターンを撮影してもらった。
普段はくだけた格好ばかりだが、
ここはできる経営者風にスーツも着こなし、人を幸せにする笑顔。

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そんな写真を連発で撮ってもらった。
次いでではないが、うちのメンバーもどっかで使うだろうといろんなパターンで撮影してもらった。
本人許可は取っていないが、面白そうな写真をドカーンと公開(笑)。

オクダは宮迫?恋ダンス?

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シゲノはかわい子ぶってるの?

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なんでニムラは外で撮影してるの?

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トミタはお笑いタレントを目指しているとしか思えない・・・。

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ニシダもちょっと違うぞ・・・。

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コンドーは違う世界に進むようだ。

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ウサミはアイドルでも目指すのか?

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オゼキは何を目指すのか?

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コジカは正しいポーズをしているの?

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オグラは小学生か?

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他にもいろいろあるようだが、とりあえずここまで。
一体、何に使用されるかは分からないが、これで会社のイメージがアップするのか?
名大社で働きたいと思う人が増えるのか?
かなり心配になってきた。

まあ、これでも優秀な名大社社員ということだけは理解してもらいたい。
はい、簡単な人物紹介でした(笑)。

名を汚してしまったか。名古屋シティマラソン

昨日は2年ぶりの名古屋シティマラソン。
ニュースでは日本人女子の活躍が話題になっていた。
Jリーグでは同級生のカズもゴールを決め、同世代に勇気と感動を与えてくれた。
名古屋は天気も良く、絶好のマラソン日和。
何もかも上手くいくはずだった。
いくはずだった・・・。

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史上最多の出場者となる大会は朝早くからナゴヤドーム周辺を賑やかにしていた。
フルマラソンのゴールとなるドーム内は静かな雰囲気を醸し出し緊張感を与えていた。

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今回、僕は大学の先輩とハーフマラソンに出場。

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先輩に会社のTシャツを着させているわけではない。
参加賞として配られた名古屋シティマラソンのロゴの入ったTシャツ。
全く同じ色なので、名大社のTシャツは目立たない。
それでもこの日は仕事扱いとし、
会社の広報活動の一環として名大社Tシャツを身にまとい出場。

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練習不足とはいえ気合は入っていた。
そしてスタート。

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一定のペースで走ろうと決め、1km5分30秒で走ることにした。
10kmのタイムは55分ちょうど。
計算通りのタイム。
このままのペースで走り、最後にスパートを駆ければ、
ピーク時は難しいとしても1時間55分程度で走れる。
そんな計算だった。

しかし、現実は甘くなく、12~13kmあたりから徐々にペースが遅れ始め、
目標タイムを維持できなくなってきた。
15km付近で立て続けに友人とすれ違い、
少し元気は出たがあとが続かず、遅れを取り戻すことはできない。
キツイ。ツラい。
過去4回参加した名古屋シティマラソンでは一番苦しい。

知らない人から「名古屋の名物、名大社、ガンバレ!」
と追い抜かれる時に声を掛けられ「ウスッ!」と返事するものの、
スピードは出ず、ズルズルと・・・。
他にも同様な声を掛けられた。

きっと「何をやってるんだ、名大社。しっかりしろ!」
と言いたかったのだと思う。
いかん、これでは会社の宣伝のつもりが名前を汚してしまう。

そんな思いを感じつつ、ヘロヘロになりながらも何とかゴール。
タイムはネットで2時間1分32秒。
これまでの本大会では一番遅いタイム。
大体は1時間51分で遅い時でも1時間55分。
初の2時間オーバー。
トホホ・・・。

しかし、これが現実。そして実力。
のん気に楽しく走ればいいが、
会社のTシャツを着ている以上、そんなわけにはいかない。
反省・・・。
このまま終わるわけにはいかない。

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先輩との打ち上げでそんな話はしていないが、
来年は気持ちを入れ替えて臨むことにしたい。

出場されたみなさん、お疲れ様でした。

春に散る

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沢木耕太郎氏のノンフィクションはほとんど読んでると言っていい。
一方で、ちょくちょく書いている小説は一度も読んだことがない。
正直なところ、それほど魅力に感じない。

しかし、本書は出版された瞬間に盲目的に購入してしまった。
大きな理由はボクシングを物語のベースにしているから。
僕はボクシングに精通しているわけでも、好きなスポーツでもない。
たまたまTVでやってれば興味深く観るが、その程度のこと。
しかし、ボクシングというワードに惹かれ、買ってしまった。

沢木氏の代表作は数多い。
その中で僕が好きな作品は「敗れざる者たち」「一瞬の夏」「コホーネス<肝っ玉>」。
「深夜特急」もメチャクチャ好きだが、
スポーツノンフィクションは圧倒的にボクシングになる。
特に「一瞬の夏」の興奮度はたまらない。

その興奮を体が勝手に求めたのだろう。
上下巻でトータル846ページの長い作品だが、僕はもっと長くてもいいと感じた。
世界チャンピオンへの道のりをもっとゆっくり描いてもよかったのではないか。
その後の世界をもっと引っ張ってもいいのではないかと・・・。

読み終えて感じたこと。
沢木氏はこの小説を書きたくて仕方なかったのではないか。
僕の勝手な読み方でしかないが、著者がこれまで取材してきたスポーツの分野や
人の生き方をひとまとめにしてしまった小説。
集大成だろう。
そんな感じがしてならない。

取材対象者をオーバーラップさせながら、
ペンを走らせていたのではなかろうかと思う。
それが読み手に興奮を与えれば何も言うことはない。
僕も上手く乗せられた一人。
ちょっとした感動と興奮を与えてくれた。

小説を読むこと自体少ない。読むにしてもビジネス小説がほとんど。
ほとんどというより100%だろう。
何年振りか分からないくらいのビジネスもの以外の小説を読んだ。
たまには気分転換に読むのもいいかも。
別世界にいかないとつまらない人間になってしまう。

次回作を期待したい。
すぐには書かないだろうけど(笑)。

清宮克幸氏の講演

昨日は愚か者副本部長である株式会社サンコーの櫻山社長にお誘い頂き、
清宮克幸氏の講演に参加。

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清宮氏といえば、息子さんが春の甲子園出場で話題になっている。
本人も自虐的に自己紹介されていた(笑)。

現在はラグビートップリーグヤマハ発動機ジュビロの監督。
前期も2位の成績を収められている。
今回の講演テーマはW杯に向けラグビーの普及ではなく(当たり前か・・・)、
組織とリーダーシップ。
数ある競技の中でラグビーは必然のスポーツで、一番ビジネスに近いという。
ここで培った経験を基に組織論やリーダーシップを語るケースは多いようだ。

そういえば、僕は10年前、清宮氏の著書を読んでいた。

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幹部時代に勉強していたわけですね。
内容はすっかり忘れてしまったし、
てっきりブックオフに売りさばいたかと思っていたが、本棚に残っていた(笑)。
当時とは違う捉え方をするかもしれないので、再読の必要もあるかも・・・。

ラグビー界の方であれば清宮氏の実績は説明するまでもない。
一緒に講演に参加した櫻山さんは現役の清宮氏の活躍ぶりを知っているようだし、
監督としての経歴も抜群。
早稲田大、サントリー、今のヤマハでの実績を見れば、何もいうことはない。
今回の講演ではそれぞれの監督時代のエピソードを余すことなく話してくれた。
この話が感動的で何度も涙が出そうになってしまった。

ラグビーファンにとっては周知の事実かもしれないが、
初めて聞く僕は、もっとゆっくりと一つひとつを伺いたい気分。
具体的なことは割愛するが、問題を起こした選手が最後の最後で活躍した早稲田大学優勝のこと、
サントリー佐治社長の男前っぷりのこと、
ヤマハチーム解体の危機からの復活劇のことまで、感動ストーリーのオンパレード。
そこにはリーダーとしての立振る舞いや選手を思う気持ち、
奮い立たせる言葉など、学ぶべき点も多く含まれていた。

最後に語られたのがイラクで殉職した奥克彦氏とのやりとり。
その生き様が今の清宮氏に与えている影響は大きい。
「ノーブレス・オブリージュ」という言葉。
これが印象に残り、頭から離れなかった。
たまに聞いたりするが、これまでは深く考えたこともなかった。

帰宅しググってみると、分かりにくく解説されているが(笑)、
なるほど大きな意味があると解釈した。
ここに清宮氏の使命感もあると・・・。

かいつまんで書くと中味のない内容になってしまったが、
ラグビーの面白さを知れたのとリーダーの役割を再認識できたのは僕にとってはありがたい。
松岡修三氏とのやりとりも面白かったし・・・。

ありがとうございました。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その15

今週末は名古屋シティマラソンです。
少しでも体を軽くして大会に臨みたいところですが、一向にその気配はありません。
日頃の暴飲暴食がたたって、むしろ体重が増えてるような気もします。
食事制限や糖質ダイエットを行おうとたまに頭の中をよぎりますが、
そんな行動に出たことは一度もありません。
きっと、そんな気はまるでないのでしょう。

しかし、痩せたい気持ちだけは持っているのです。
そんな中途半端な状態でランチに出掛けました。
お昼の定番といえばラーメン。
どうしても食べたくなる気持ちは抑えることができません。

錦通を長者町に入る角にある「ラーメン HAMASAKU」さんに行ってきました。

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こちらはラーメン専門店です。
一番のおススメは、え~っと、何でしょうか?
よく知りません。

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メニューをじっと眺めます。
「濃厚担々麺か、魅力的だなあ~」と本能のまま体が求めます。
「煮卵か、チャーシューか、魅力的だなあ~」
と本能をコントロールをすることはとても難しいのです。
「いかん、いかん、少しでも体に負担の少ないラーメンにせねば・・・」
ここは本能に立ち向かいます。
一番、軽そうなものを注文します。

「すいません、塩ラーメンの葱で、あとご飯は少なめでお願いします。」
こちらはライスは無料でお替り自由です。
そんな誘惑には負けないのです。

イマドキのお姉ちゃんが厨房に通します。
「オーダー入ります。葱塩ラーメンと小ライス頂きました。」
そうか、ご飯少なめは小ライスなんだとその時初めて気がつきました。

塩ラーメン(葱) 780円

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とても健康的な感じです。
スープもあっさり、ネギはシャキシャキで軽く、
体に重くのしかかることはありません。
さっぱりと美味しくいただきました。

しかし、結果的には炭水化物×炭水化物です。
体は軽くなりようはありません。
「ここはシンプルにかけラーメンにしときゃよかったな・・・」
でも、そんな姿を誰かに見られたら、名大社の社長はセコイと思われるな。
それに人気食べ物ブロガーとしても失格だな。
自分を正当化させる理由を探します。

結局、こんなことを毎日繰り返してるようです。
ごちそうさまでした。
名古屋シティマラソンはそこそこ頑張ります(笑)。

映画「愚行録」

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言い方は悪いが、とても気分の悪い映画である。
登場人物もまともな人間はほとんどいない。
ごくごく少数。

映画が進行していくうちに嫌悪感も増してくる。
それでもグイグイ引き込まれるから不思議だ。
嫌な気分にさせられながらもその人物に共感する面もあるから不思議だ。
人としての愚かさを描きながら、同時にその愚かさが誰もが存在する
弱さとして体に染み込むことを監督は計算に入れているのかもしれない。

映画の評論なんか読むと2017年の最高傑作とか、
予想できない衝撃的作品など、高評価も多い。
そう思う方も多いだろう。
僕も20代で周りとの人間関係が希薄な時代はそう感じていたのかもしれない。
それが家庭を持ち家族の平和を思い、生活のバランスをとるようになってからは、
この作品を最高傑作と評するのは難しい。
もっとまともな方向に進みたいし、まともな作品を選びたい。

本作品を観ると、つくづく育ってきた家系や環境が、
その後の人生において大きな影響を与えることがよくわかる。
その影響がこの作品の中で大きな影響を与えているのだろう。
むっ、変な表現(笑)。

登場人物が各々嫌な人間に映っていく。
その笑顔の裏にある本当の顔。
語ることで、また、語らないことで見える本質的なエゴ。
この映画では普通のこととして出演者に役割を与えている。
それが実に残酷だと言えるのではないか。

それを上手く演技するのが2人の主役。
主人公の妻夫木聡くんと妹役の満島ひかりさん。
この2人の重くせつない演技によって、この映画を嫌悪感へと導く。

こんなことばかり書くと配給会社に叱られる。
悪口を言うなと怒鳴られそうだ。
言っておくが、これは批判でも悪口でもない。
僕なりの正当な評価であり、むしろ褒め言葉(笑)。
それは理解してもらいたい。

この映画のキーマンとして殺される主婦役がある。
この女優が松本若菜さん。
表面的に美しく優しい、そしてしたたかな悪女を上手く演じている。
どっかで見覚えのある女優・・・。

映画を観ながらずっと考えていたが全然思いつかない。
エンドロールで、フッと思い出した。
そうだ。あの子だ。

10年前の「仮面ライダー電王」に出ていた。
当時、幼稚園の息子と毎週観ていた。
仮面ライダー役は今を時めく佐藤健くん。
そのお姉さん役をコミカルに演じていた。
随分と久しぶりに観た。
厳しい業界の中で生き残っていてよかった。
映画を観終わった後、そんなどうでもいいことが頭の中をよぎった。

「仕掛けられた3度の衝撃。あなたの日常が壊される。」
このキャッチコピーは観る者次第だが、憂鬱になるのは事実である。

「熔ける」を読む

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単行本は買うつもりがなかった。
もったいないと感じたから・・・。
今回、文庫本が出版されたので読むことにした。

セコいと思われるかもしれないが、僕なりに本選びをしている。
何でもかんでもむやみやたらに買えばいいというものではない。

カジノで子会社から借り入れた総額106億円を使い切ってしまった真実は
スキャンダラスで面白いんだけど、もったいないと感じたのだ。

なぜ、もったいないと感じたのか。
単純にくだらない内容と想像したから・・・。
それでも読む価値はあると思う。
これも一人の経営者の姿であり、その辺のフィクションよりは相当刺激的。

一時期よりは話題性はないものの著者の井高氏は大王製紙の御曹司。
同族企業の3代目だ。
僕とは2歳しか年齢は違わない。
血筋や学歴は雲泥の差があるが、同世代。
環境は違うとはいえ同じ時代を生きてきた。
世代的価値観が合致してもおかしくはない。

しかし、残念ながら共感する面はまるでなかった。
だったら読まなければいいのだが、
反面教師の意味でも読んでおくべきと体が勝手に反応したのだ。

106億を賭博で使ってしまうなんて僕にはできることではない。
そんな勇気を持ち合わせていない。
しかし、可能性はゼロではない。
少なからず高揚感も味わいたい気持ちもあるだろう。
だが、それを楽しみたい勇気はない。

著者は言う。
「バクチをやる人間は、結局のところ皆バクチに向いていない。」のだろう。
皮肉なことに、「バクチをやらない人間ほどバクチに向いている」のである。

それが本当かどうかはわからない。
僕はギャンブルをやらないので、もしかしたら向いているのかもしれない。
どうでもいい話だが・・・。

井高氏には再生してもらいたいと思う。
井高氏を擁護する声もある。
きっと周りからは好かれる人物なんだろう。

しかし、こうも思う。
経営者として成功しても、華麗なる交遊関係があるにしても、
こんなふうになってはいけない。
間違いなく失格者。
それは間違いない。こうなってはいけない。

名岐ダービー

本来ならJ1で実現して欲しかったが、昨年の体たらくでは仕方ない。
昨日は名古屋グランパスエイトとFC岐阜の名岐ダービー。
何かと話題が多いゲーム。

風間監督と大木監督が同じ中学の同級生だとか、
風間監督の次男がFC岐阜のFWだとか、
この2チームは意外と関係性が深いことも・・・(笑)。

僕はグランパスファンだが、この試合は結構ビミョー。
少なからずFC岐阜も応援している。
僕は岐阜で生まれ育ち愛着もある。
FC岐阜が危機的な状況の時はスポンサーに名乗り出ようかと思ったこともある。
半分冗談だけど・・・。
だから、圧倒的に名古屋を応援したというより、
7割方応援したといった方がいいかもしれない。

珍しいことに昨日はJ2にも関わらずNHKで生放送。
解説は以前両チームに所属していた岐阜県出身の森山泰行氏。
素人感覚だが、多くの評論家がいる中、適切な解説をされると思う。

前節の結果から名古屋が有利に試合を進めると思っていた。
ところが試合が始まると圧倒的に岐阜ペース。
速い、速い。

昨年、こんなサッカーをやってたっけ?
(といっても、全然知らないんだけど・・・)
監督も選手も変わりチームも大きく変わったようだ。
名古屋も知らない選手ばかりで、
(それでファンといえるのか・・・笑)
チームは激変したんだけど、岐阜のインパクトの方が強く感じた。
息子クンも大卒新人もスピード感ある積極的なプレーで興奮した。

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(グランパス公式ページより借用)

岐阜が先制した後、名古屋が追いつきドローで試合は終わったが、見応えある試合だった。
あくまでも素人感覚です(笑)。
比較は難しいが、昨年の名古屋よりいいじゃないだろうか。
監督が一人変わるだけでチームは大きく変わる。
ある意味、会社と同じかもしれない。

今の状況でJ1に上がれるほど甘い世界ではないと思うが、健闘を祈りたい。
多分、誰も期待していないと思うが、
名古屋と岐阜が同時にJ1に昇格したら、これほど嬉しいことはない。
可能性はゼロとはいえないと思うし・・・。

それにしてもJ2はピークを過ぎたベテランや
J1では出場機会に恵まれなかった選手が再生する場かもしれない。
それはレベルの低い場所で自分の居場所を探すということではなく、
自分自身の能力を信じて鍛え輝き続ける場。

昨日のゲームでもそんなことを感じた。
ここから日本代表が生まれてもおかしくない。

今年はこれまでとは違った形でJリーグが楽しめる。
DAZNも入会すべきかな・・・(笑)。