これからも前向きに 名大社会長ブログ

「次世代のファミリービジネスを作る会」は続く

一昨日の13日は「第7回 次世代のファミリービジネスを作る会」。
3月~5月はお休みしたが、同族企業の経営者を向けの勉強会を月1回開催している。
早いものでもう7回にもなった。

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今回、講師で招いたのは大三鋼機株式会社の相川社長。
創業68年の2代目社長。僕と相川社長の出会いのきっかけはこちら
僕が参加した勉強会の感想をブログに書いたことがご縁で懇意にさせて頂いている。
ブログも効果あるじゃないか(笑)。

約20歳年上の大先輩なのだが気さくで若々しく、
僕らのような若手の経営者の集まりにも頻繁に顔を出してもらっている。
それだけでも恐縮してしまうのだが、図に乗って講師を頼んでしまった。

タイトルは「なぜわが社は、なぜ再生出来たのか。(12年間で粗利益7倍、従業員8倍)」
先代が興した会社に入社し、親類関係ばかりの組織の中で悪戦苦闘しながら、
経営に関わっていくストーリーをドラマチックに語ってもらった。
オイルショックやバブル崩壊で何度も倒産の危機に合いながらも、
それを乗り越え、業界では圧倒的な利益率を誇る企業に成長させた。
相川社長は最悪時に「神風が吹いた」とその危機的状況を語られていたが、
それはキッチリとやるべきことをやられてた結果だろう。

そして、今は三代目となる専務(息子)と常務(娘婿)と共に会社を牽引している。
そこにはよくあるファミリービジネスにおける親子の軋轢はない。
得てして成功したトップはその座にすがりつきワンマンになりがちだが、
相川社長は謙虚に息子らと向き合う。

これは働く社員さんも同様で、社員旅行の場にはパートさんも参加させている。
それもその家族まで招いて・・・。
独身者にはその親御さんも受け付けたり、彼氏でも彼女でもOKだという。
そこまで徹底すれば、会社に対するロイヤリティは自ずと上がっていくわけだ。
成熟業界に関わらず、粗利益7倍、従業員8倍の実績は
ファミリーも非ファミリーも大切にする証といえる。
そのような尊敬すべき経営者が間近に存在することは僕にとってはありがたい限り。
本で経営を学ぶことも重要だが、リアルで話が伺えるほど有益な場はない。
これは参加したメンバーも同じ気持ちだろう。

懇親会も盛り上がった。
相川社長は謙遜して「こんな場はありがたい。」と言ってくれたが、
僕は「もっと他の場でもどんどん話すべきです!」と生意気な口を叩いてしまった。
それも相川社長の人柄だから向き合っていえること。
本当にありがとうございました。

とここまではよかった。

この場に参加する経営者は僕とほぼ同世代。気が合う仲間。
それはそれでいい。
いけないのは懇親会だけで終わらないことだ。
また、いつものように赤ら顔のN社長に誘われ、次の店に向かってしまった。
気づけば午前1時を回っていた。自宅に戻ったのは2時近く。
本来、このブログは昨日の朝にアップするはずだったが、そんなパワーはなかった。

いくらいいことを学んでも愚か者はなかなか治らない。
その二日酔い状態で瞬間的に反省はするのだが、
来月、また同じ過ちを繰り返すかもしれない。
それでも続く「次世代のファミリービジネスを作る会」。
8月もよろしくお願いします。

食べ物のはなし 番外編 三色丼

しばし円頓寺を離れます。
たまには遠出もしなければなりません。
東京・築地にお邪魔しました。
間もなく築地市場も移転です。
その前に行かなければならないというミーハー根性が顔を出してしまったのです。

ちょうどランチタイムの賑わった時間がよくなかったかもしれません。
信じられないくらいの人の数です。
外国人観光客も多いです。
「ここに混ざるとオレはただの観光客だと思われてしまうな・・・。」
ただの観光客のくせに偉そうなことを呟いてみます。

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ちょっと斜に構え、通りの反対側から眺めてみるのです。
反対側を歩いていると一軒のお寿司屋さんが目に入ってきました。
なんとなく地元の人や近くで働くビジネスマンがお客さんのような雰囲気を醸し出しています。

「オレはここで食べるべきなんだ。ドンドン!」
とお店の引き戸を開けました。「魚河岸三代目 千秋」さんです。

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お店の看板に出ていた三色丼を注文します。
「三色丼は炙りのイサキ、鯛、鮪とイサキ、鯛、鮪になりますが、どちらにしますか?」
と丁寧なお姉さんに聞かれました。
僕は全く他ごとを考えており、質問の意図を捉えていませんでした。
炙りかそうでないかを聞きたかったのです。

「鯛でお願いします。」
と僕はトンチンカンな答えをしたことを食事を終えた時に気づきました。
平静を装っていながらも明らかに僕に対する接客は変わったかと感じます。

微妙な空気を読んでか、元気な声が届いてきました。
「ヘイ!おまち!」
カウンターの中にいる大将が丼を出してくれたのです。

三色丼 1000円

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当たり前ですが鯛は入っています。イサキも鮪も入っています。
とても美味しく頂きました。
ちょっとカッコ悪かったので、食べ終えるとそそくさとお店を出ました。

午後にとある場所で同業者の先輩であるA社長と合流しました。
「山田くんさあ、築地で昼食べたの?」
「はい」
「俺さあ、築地市場に言って食べたんだけど、今凄いね?」
「何がですか?」
「うに丼がさあ、5000円もするんだぜ。」
「うわ~、高いですね?A社長はそれを頼んだんですか?」
「いや、それはないよ。3000円の丼で我慢したよ。山田くんもそれくらい?」
「あっ、そこまではいかないですが、近いもんですかね・・・。」

とんでもないウソをついてしまいました。
大人になるといろいろと面倒です。
築地がそれを教えてくれました。

ごちそうさまでした。

名大社の歴史を知るのだ。

現在、名大社は設立47年。
あと3年で50周年。僕が不祥事を起こしたり、更迭されなければ、
その50周年は僕の時代に迎えることになる。
(あくまでも順調に推移すればですが・・・)
これまでの歴史や実績を残す意味を含め、50周年には社史を発行したいと考えている。
しばらく先の話だが、そろそろ準備も始めなければならない。

僕が入社したのが1989年なので、設立20年の時期。
それ以降はずっとこの会社で仕事をし、時代と共にその変遷を経験しているので、
一定レベルのことは話ができる。
当然幹部ではないので、経営的な観点は難しいのだけれど。

僕が入社する以前の話はまた聞きで知っているだけ。
実際、どんな20年を過ごしてきたかはあまり知らない。
由緒正しい同族企業であれば、その文化や理念が脈々と引き継がれ記録も残っているだろうが、
名大社はそれがない。
売上や従業員数の推移はもちろん残されているが、どんな社風でどんな人物が活躍し、
何が強みでどんな点がダメダメだったのかは、ほとんど記録がない。
そのまま記録が残っていないのは、とても危うい。

会社の歴史を残していくことは後世にとっても必要なこと。
「古事記」があるから、日本の誕生や天皇の存在が明確になっているのと同じことだ。

先日、社史編纂にあたり、事前取材を古参の方にお願いした。
もうほとんど存在しない設立時の名大社を語れる方にヒアリングを実施したのだ。
詳しくは社史完成段階で披露したいが、
僕が知らない事実があちこちと焙り出され、驚きの連続。
サラリーマンから社長になった者の悲しい性かな・・・(笑)。

ご存知のように名大社の大元は大阪にある今は無き大有社。
設立当初、幹部は大阪から送り込まれ、プロパー社員は女性ばかりだったという。
今から50年近く前に女性ばかりの組織というのは先進的と言えなくもないが、
そんな単純な話ではない。
あちこちでトラブルもあったようだ。
次第に男性社員も増えていったようだが、大阪本社との溝は埋めがたく、
かなりの不満が鬱積していたという。
自分たちでやりたいことがほとんどできず、本社の言われるがまま。
送り込まれた経営陣も本社の顔色を窺うことが中心で活気ある組織とは無縁だったらしい。
その辺りは業績と連動しており、給与も待遇もパッとせず、離職者も多い職場だった。

僕の前任の社長が就任した時に大きな舵を切り、会社は変化し始めた。
今と比べると社名が同じなだけで、中身は全く違う会社だったわけだ。
僕と前任社長とは性格も考え方も全く違うので、ここにも大きな変化がある。
それはまた改めるとして、創業時の事業や組織を継続していたなら、
とっくの昔に名大社はなくなっていた。
時代と共に変化してきたから、なんとか生き残っている。
そう思うと僕も頑張っているね(笑)。

歴史を振り返ることで見えてくることがある。
それは成功も失敗も含め、いえること。
僕が驚いている状態なら、若手はどれだけ驚けばいいのだろう。
きっと卒倒するな(笑)。
それも名大社なんだけどね。

僕自身も当時を深堀する必要がある。
それによって目に見えず大切にしている文化もあるはず。
OBの方が元気なうちに歴史を伺う場を持っていかねばならない。

カエルの楽園

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本書の帯には、「全国民に問う、衝撃の結末。」
「大衆社会の本質を衝いた寓話的『警世の書』」
なんて過激なことが書かれている。
事実そう。本書を読むとそう感じざるを得ない。

「平和とは何か。愚かなのは誰か。」
なんてことも書かれている。
確かに僕は愚か者だが、ここに書かれている次元ではない。
比べ物にならない小さな存在に過ぎない。
しかし、そんな小さな存在が大きな群れとなし動き始めたら、相当な愚かにはなる。
世の中そんなもんだ。

本書は人生の大先輩が
「山田さん、これは絶対読んでおいたほうがいいよ。」と薦めてくれた。
この類のベストセラーにはあまり興味を示さないので、
きっと薦められなかったら読むことはなかっただろう。
話題になっていることも知っていたが、手に取ることはなかったと思う。
結果、読んでみて良かった。
とてつもない恐ろしさが体を包んできたが、そう感じた。

三戒が何を示すのか、スチームボートがどこの存在なのかは容易に想像できる。
容易に想像できる分、恐ろしさは増す。
これは著者である百田氏の戦略にいとも簡単に乗るカタチだが仕方ない。
素直に受け止めるしかないだろう。

僕は政治的なことをブログに書くつもりはない。
会社に支持する政党があるわけでもない。
政治家と仲良くなって、なんらかのメリットを会社に享受できるのであれば別だが、
そんなものはない。また、期待もしていない。
あくまでもフラット。
しかし、個人としては考えなければならない。
どうしていくべきが正しい判断かを・・・。

今日は偶然にも参議院選挙投票日。
愛知県も何人もの方が立候補している。
中にはお会いした方もみえるが、そこもフラットに考えたい。
さて、どんな一日になるだろう。

あれっ、書評とはズレてしまったかな・・・(笑)。

職サークルシンポジウムに参加してきた。

7日(木)、8日(金)は東京出張。
名大社では昨日から転職フェアを開催中だが、
なぜかここ最近は必ずと言っていいほど、出張が重なってしまう。

昨日はふるさと就職応援ネットワーク(Fネット)の定期総会及び定例会。
早いもので8期を終え9期を迎える。
18卒新卒採用に向け、いろんな角度から話し合いを行った。

その前日の一昨日はパフさん主催の「職サークルシンポジウム」。
年1回開催される採用担当者向けのイベントで僕は時間のある限り参加している。
今回も豪華ラインナップのプログラムであった。
すべてを紹介すると1週間分のブログになるので、ここは端折って紹介させてもらう。
まずいきなり登場したのが寸劇。

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パフさん恒例の企画だが、過去見させてもらったのはいかにも昭和チックなほんわかした寸劇。
必ず「三丁目の夕日」のBGMが流れていたんじゃないのかな(笑)。
それが今回は180度異なり、シュールとも言えなくはないが、ズシリとくる。
そして、最後は感動を与えてくれた。
これまではパフの代表であり、愚か者名誉本部長という一部の方しか認識していない釘崎さん
(紹介長すぎ)の脚本だったが、今回は来年入社の内定者の作品。
学生にしてプロの脚本家だという。
舞台で演じる社員さんも表現力があり、見事な構成だった。
個人的には主役を演じる女子学生がよかった(笑)。

ただ今回参加の目的はこの寸劇ではなく(すいません)、人材研究所の曽和利光さんの基調講演であり、
採用学を執筆された横浜国立大学の服部先生のパネルディスカッション。
曽和さんの著書は以前ブログでも書かせてもらった。

僕らは僕らなりに新卒採用の現状を把握しているつもりだが、それだけでは片手落ち。
常に情報は吸収せねばならないし学ばねばならない。

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そんな点では大いに勉強させてもらった。
勉強といえば、採用担当者として自社の活動を話された大江戸温泉物語の小椋さんも
コガソフトウェアの高橋さんにも学ばせてもらった。
しくじり学園はパクらせてもらおうかな(笑)。

全体を通して感じたのは、これからの新卒採用をどうしていくべきかという問題提起。
ナビ、エントリーシートが当たり前になってきたことにより、
それを前提に採用プランを組み立てる。
それが採用担当者の思考や行動を鈍らせ、大切なものを見落としてしまっていることは多い。
同時に限界も見えていた。
自戒の念を含め、いい機会をいただいた。
参加された採用担当者の中には耳が痛い方もいたことだろう。

今回のシンポジウムを通して名大社がやれること、僕自身がやれることも改めて見えてきた。
会社でいえばパフさんが提供しているインターンシップ「100×10チャレンジ」を
名古屋版に変化させ18卒からは実施していく。
その理念を生かしつつ、ジモト採用というキーワードに繋げていきたい。

そして、僕自身はもっと中小企業のトップに働いかけることができるのではないだろうか。
現場で動いている社員さんはどんな方であれ会社の意向を反映させ活動を行う。
学生への接触頻度、自己開示力、効率化と非効率化。
特に中小企業の場合は、トップの考え次第でその在り方は変わる。
いい影響だけ出ればいいが、そうでないケースは多いだろう。
そこを踏まえれば、普段仕事をしていない(?)僕自身がやるべきこともありそうだ。
そんな感じで、感化されてしまった。

今日は雨の転職フェア。
その状況を眺めながら、やるべきことをじっくりと考えていきたい。

ありがとうございました。

忘れた頃に登場? ランニング日記1606

前月のランニング日記は月初に書いていることが多かった。
それが今日7日。七夕である。
結構、日にちが経っているんだ。
それだけでヤル気のなさが表れているかもしれない。
そう、6月は全然走れなかった。

東京のライバルは最早相手にならないのでどうでもいいが、
名古屋のライバルの状況もイマイチ掴めていない。
従って、僕の低迷した記録がどんな印象を与えるか分からないが、
ハイレベルなライバルから見れば、
(いや、それはライバルとは呼ばない)
次元の低い記録だろう。

6月に走った距離は50km。
目標の半分、5月よりマイナス16km。
まあ、かなり酷い記録であるのは間違いない。

僕のブログをよく読んでくれている方が
「ランニング日記って、意味なくない?」と言うのも納得できる話。
「だったら、もっと仕事のこと書けよ!」と言われてしまいそうな気もするが、
ここは報告を義務化しているキッチリしたマジメ人間として理解いただきたい。

なぜ走れなかったのか。
理由は単純。大体の予測通り。
飲み会が多かったからだ。
それも週末の飲み会も重なったため、距離を稼ぐはずの週末に走ることができなかった。
僕は朝型ランナーなので、前日の飲酒はかなり影響するのである。
二日酔いで走るのはさすがに危険。
僕が倒れてでもしたら全国30万人の読者が悲しんでしまう。
そうさせるわけにはいかない。
心を鬼にして走るのを我慢しなければならないのだ。
なんのこっちゃ(笑)。

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そんな6月だったが、珍しいことに3回もゴルフに行った。
前半ハーフのスコアを見れば、これは行けるぞ!と思ったり、
最終までの数ホールまでのスコアをみれば次回期待できるぞ!
と思ったこともあったが、結果はいつもの通りのまま。
成長のないラウンドだった。
いいの、いいの、走る代わりに回って体を鍛えているんだから・・・。
と自分に言い聞かせてみる。

さて、今月はどんな1か月になるか。
現時点でわずか15km。
自信がない日々が続く。
また、暑い日も続くので、モチベーションは上がらないが、それなりには頑張っていきたい。

食べ物のはなし 円頓寺シリーズ その45

ありがたいことに飲み会が続きます。
おかげで二日酔いの日も増えてきます。
人気食べ物ブロガーとして対処法かいくつかあります。

味噌煮込みうどんに一味唐辛子をドバッとかけて汗をかきながら食べます。
一発で二日酔いが解消されます。
また、激辛担々麺を一気に食べ切る。これもかなり効きます。
この2つのパターンを繰り返してきましたが、別の策も練らねばならません。

この暑さで味噌煮込みうどんや担々麺では大汗をかき過ぎ、
会社に戻って来た時にメンバーに怪しまれます。
「あの食べ物ブロガー社長は一体外で何をやっているのか。
サウナで遊んでいるんじゃないのか。」
なんて思われていないかと冷や冷やします。

円頓寺に向かいながら、二日酔いに効く新たな食べ物が思い浮かびました。
辛いカレーです。

「はあ~、そんなもんか・・・。」
と落胆の声が聞こえてきそうです。
「そんなん誰でも知ってるぞ・・・」
と言われそうです。
それでも新しい対処法なのです。普通のカレーではダメなのです。
二日酔いに効く辛いカレーを求めるのです。

円頓寺に向かう五條橋沿いにある「blanka」さんへ行ってきました。

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こちらは小洒落たカフェでギャラリーも併設されています。

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食べ物シリーズに詳しい読者はこんなふうを思うかもしれません。
「はっは~ん、人気食べ物ブロガーも行く店がなくなってきたな。」
決してそんなことはありません。
女性客しかいないオシャレなお店に無理やりお邪魔するのではありません。
あくまでも目的を追求するために訪れるのです。

「すいません。カレーランチをください。」
目的を理解してもらうために力強く注文します。
最初にサラダが出てきます。

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これで少し胃を落ち着けます。
間もなく届く辛いカレーに体を慣れさせておくのです。
「おまちどうさまです。」とカレーが運ばれてきました。

タイ風グリーンカレー 830円

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「お~、これこれ。これで二日酔いも解消だ。」
と心の中で呟きながら、ダイナミックにカレーをかけます。
ご飯とカレーを絡ませ食べ始めます。

「なかなかマイルドじゃないか。お~、美味いぞ。」
自分でも想定しないコメントがつい出てしまいます。
どんどん食べていきます。
程よい辛さが体を包んでいきます。
ほんのわずかな汗をかきます。
日常生活にある汗です。
目的を達成するための汗ではありません。

「いかん、いかん、これでは読者に勘違いされてしまう。」
少しばかり冷や汗が出てきました。
このカレーランチにはデザートも付いてきます。
誤解されそうなので写真を撮るのは止めにしました。
たまにはこんな日もあります。

なぜか子連れの奥様が多いお店でした。
小さいお子様を持つ親御さんにはよさげなお店です。
二日酔い解消の目的は達成できませんでしたが、これもいい経験です。

ごちそうさまでした。

ネタが多い一週間

「山田さん、今日のこと、ブログに書いてくださいよ。」
と何度となく言われた先週。
ネタがなくて悶絶してしまいそうな時もあれば、
ネタがありすぎて取り上げるのに困ってしまう時も稀にある。
詳細を書いていくと激しく長文になってしまうので、
写真をメインに一週間を振り返ってみたい。

火曜、水曜は名大社がスポンサーを務める@FM「明日へのグッジョブ」の収録。
火曜はクライアント、水曜は僕とオガワが出演。

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写真だけ見ると遊んでいるように思えるが、そうではない(笑)。
みなさん、聞いてくださいね。

火曜の夜は「西川塾石黒班研修会」。

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講師にアタックス代表の丸山弘明氏を招き講演をいただいた。
テーマは「「京セラフィロソフィとアメーバ経営」。

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丸山氏の経験や考えも交え、有意義な90分。
副事務局長として謝辞だけ務めさせてもらった。
これだけでもネタとして書きたい。

水曜の夕方は名古屋にある国立大学での講演。

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就活を継続する4年生に向け、
勇気づける意味と今後の活動方法について話をさせてもらった。
学生の顔を見ながら、全く問題ないことが理解できた。
これまではたまたまやり方が間違っていただけのこと。
写真を見ればどこかは一目瞭然(笑)。

そして、木曜日はディスコさんとの共催イベント
「企業展×キャリタス就活フォーラム」を開催。

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4月、5月の合同説明会の学生来場が芳しくなかったので不安もあったが、
いざ、蓋を開けてみるとびっくり。
126社の企業に参加頂いたことも大きいが、1130名の学生さんが来てくれた。

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会場内も賑わい双方にとって満足のいくイベントを提供できた。
夜はディスコ役員と会食。
記念の一枚。

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土曜日はアスクネットさんの主催するキャリア教育基礎講座に講師として呼ばれた。

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「何もしない社長が語る、就職、人材育成、組織とは・・・」
という何ともふざけたタイトルで講演。
その後、安城学園高校の地頭先生とのパネルディスカッション。
教師歴30年の方の話には重みがある。
企業と学校の取り組みについて語り合った。
立場、環境は違えども、お互い共通する部分が多く価値観も近かったのは良かったと思う。
僕に対するクレームも今は届いていないようだ(笑)。

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こんなグラフィックレコーディングも同時進行だったり・・・。
この内容だけでも、いいブログが書けるんだけど。
最後に関係者での懇親会。こちらも楽しかった。

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それ以外にも来年入社の内定者との懇親会があったり、
業界団体の代表との交流会があったりとてんこ盛りだった。
特に夜は忙しかった。

時間的に余裕があり、もうちょっと散らばっていれば一つひとつを詳しく紹介できるのだが・・・。
すいません。

ただ、こんな毎日を過ごせるのはとてもシアワセなこと。
恵まれた環境で仕事ができているということ。
そのことには感謝しなければならない。

映画「日本で一番悪い奴ら」

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映画絡みのブログが続く(笑)。
とても実話とは思えないメチャクチャな世界。
相当デフォルメしているとは思うが、これが警察の実態だとすれば許されるものではない。
組織ぐるみで否定するのもうなづける話だ。
権力に溺れる姿は傍から見れば滑稽だが、本人からすれば何の狂いもないのだろう。
2月に観た「ブラック・スキャンダル」のFBI役も同じ。

そう思うと単純に映画を楽しめばいい。
その点、主役である綾野剛氏演じる諸星刑事の様変わりぶりは実に面白い。
真っ直ぐな柔道選手から徐々に性格までも変わっていく過程だけでも映画を観る価値はある。
あまり書いてしまうとネタバレになるので控えておくけど。

綾野剛氏の演技は賛否両論あるが、僕は個人的には天才じゃないかと思えてしまう。
その驕った姿、ラリッた姿も含め見事。
その関係に詳しいわけでもないが、もっとも注目すべき俳優の一人ではないだろうか。
「64 ロクヨン」の佐藤浩市氏とは180度異なる刑事役を演じ切っている。
ロクヨンの綾野氏も良かったけどね。

映画を観終わった後はどんよりと体を包んでいた。
それは警察の醜態に呆れたわけでも、映画が重かったわけでもない。
どちらかといえば娯楽映画に近いが、体はどんよりしていたのだ。
理由はやはり人が堕ちていく姿に引き込まれるものがあったのだろう。

結局、悪い事をすれば人はダメになるということ。
どんな世界であっても正しいことを正しく行わないといつかは痛い目に合う。
権力に溺れるというのもそういうことだ。
知らず知らずに自分自身もそうなっている可能性はある。
全てを自分事として捉える意味はこんな点にもあるのかもしれない。
本作品にそんなメッセージが込められていたわけではないだろうが、
僕の印象はそんな感じだった。
みなさん、気をつけましょうね(笑)。

そうそう、この映画には名大社の新人ヤマゾエがエキストラで出演している。
本人もブログに書いている通り警官役。
出演シーンを見逃してしまったかと思っていた終盤、ばっちり映っていた。
演技らしいこともやっていた。
「お~、なかなかやるじゃないか・・・」
と思うと同時に羨ましさも感じた。
あんな現場に立ち会ってみたいと・・・。

色んなことを教えてくれた映画。
閉館前のピカデリーで観れたのもいい思い出になるだろう。

映画はいいね。「私の履歴書」

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昨日に続き映画ネタである。
先月までの日経新聞「私の履歴書」は元東宝社長の松岡功氏。
少し前のブログにも取り上げたので、今回が2回目。
ブログネタに困っているわけではない。
興味深く読んだ一か月だったので、その内容に触れてみたくなったのだ。
松岡氏が東宝に入社したのは映画全盛期。その後、斜陽時代を乗り越え今に至っている。

日本映画は僕が大切にしたい分野であり、少なからずその動向に関心を示す。
昨日のブログでも書いたように映画館の在り方も時代と共に変化している。

今思えば不効率な象徴として、チケット販売窓口と劇場入り口のモギリの存在がある。
僕がアルバイトしていた学生時代は一つの映画館に隣接しているのが一般的。
忙しいのは映画の始まる少し前の時間帯だけで、あとは暇な時間帯だった。
上映中にお客さんの入場はあったが、映画の途中に入ってくる人はごくまれ。
今の時代なら入場できないであろう。

おおらかと言えばそれまでだが、そのためにずっと人を配置していた。
僕は忙しいわずかな時間を終えるとずっと小説を読んでいたと思う。
チケット窓口はお金を取り扱うので、正社員が配置されていたが、
仕事のボリュームは僕とさほど変わらない。
お金の計算はあるとはいえ、それほど忙しくはない。

シネコンになり人件費の圧縮をするのは当然と言えるし、
1000名を超える席数の映画館も不効率。
年に数回の満席ぐらいなら、シネコンで複数の劇場で流した方がいいだろう。

昔は(30年前の学生時代)、邦画はまず2本立てだった。
洋画もこの地区は2本立てだった。
一度映画館に入ると4時間は拘束された。
気軽の映画を観る頃ではなかったのかもしれない。

それが時代を見誤り、映画の低迷に繋がったのだとも感じる。
その後、単発放映となり、シネコンが増えたことで観客動員数が戻って来た。
そこも含め映画をどうマーケティングするかで市場そのものが変わってしまうのだろう。

現在、映画会社の中で東宝が一人勝ちしているのも、松岡氏の「私の履歴書」を読めばよく分かる。
古い価値観では乗り切るのは難しいのだ。
時には不動産業やタレント排出企業にもならなければならない。
それが結果としていい作品を残す手段となる。
必要以上に映画に拘らなかった松岡氏だからこそ、
乗る越えられる難局があったのだろう。

それにしても蛙の子は蛙である。
世の中のファミリービジネスが今でも大部分を占めるのは今回の連載だけでも十分理解できる。

いずれ松岡修造氏も東宝に入るのだろうか。
多分、それはないだろうが、彼の持つ才能は本人の努力以外にも存在する。
そのパフォーマンスを含め血もあるのだろう。

映画を振り返るにも企業経営を知るにも今回の「私の履歴書」は勉強になった。