これからも前向きに 名大社会長ブログ

期待してるぜ!インターン学生!

今週26日よりインターンシップの学生を4名受け入れた。期間は9月6日までの2週間。れっきとしたインターンシップである(笑)。
一昨年まではずっと2名であったが、徐々に増えていき今年は4名。結構、賑やか。会社で一番ヒマな僕は初日に1時間ほど挨拶と会社の説明。昨日はまるっと一日担当することとなった。
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昨日の内容は座学。「働くを知る」「業界を知る」「環境を知る」「営業の仕事を知る」のテーマに沿い、ワークを行った。
今年、参加してくれた学生はとても意識が高い。朝礼での挨拶も期待以上の話しぶりだったし、こちらの質問にもきっちり答えてくれる。将来の仕事はこれから考えていくわけだが、名大社へのインターンシップ目的は明確であり、その積極的な姿勢はヒシヒシと感じることができた。きっとこんな学生ばかりだったら、就職活動も楽しく充実したものになるんだろうな。
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毎年行ているワークだが、今年もなぜ就職するのか、どんな仕事をしたいのか、やりがいとは一体何かを真剣に議論。ぼんやり考えていることをもっと掘り下げて考えもらう経験をしてもらった。終了後のレポートを読むとそれも学生には随分と刺激になったようだ。
マジメな講習もしながらも学生の動向も伺っていく。今、PC、スマホを含めネットに接する時間は1日3~4時間。このインターンの慌ただしい期間でもそれくらいは利用しているという。
何となく予測はしていたものの、レアルで聞く話には少しばかり驚いた。他のメディアに比べれば圧倒的に多いわけだ。SNSも当たり前でfacebookの友達も500名くらい。一生懸命、社会でネットワークを広げてきたオジサンと一緒じゃないか・・・(笑)。やっぱ今どきだね・・・。
ゆとり世代と言われる彼らだが、その特徴をまざまざと感じることはない。若者の熱さは常に同じ。世代間ギャップはあるものの先入観にとらわれていることも多い。ゆとり世代が持たれるネガティブなイメージを吹き飛ばしてもらいたい。
そんなことで2週間を経験してもらうわけだが、今日、明日は営業同行。ガチガチの営業体験をしてもらい社会の厳しさも実感してもらいたい。ついでに足が攣るまで歩き回ってしんどい思いもしてもらいたい(笑)。
まだまだスタートしたばかりのインターンシップ、その行動を期待しているぞ!

もっと元気に!今週末は企業展&転職フェア

昨日、一昨日、名古屋市内は「第15回にっぽんど真ん中祭り」。計205チーム、23,000名の参加者が名古屋市内を個性溢れる衣装と躍動感に満ちた踊りで大いに盛り上げていたようだ。
僕も土曜日は名古屋駅周辺にいたわけだが、衣装に身をまとった若者も多く、熱気を感じていた。頑張っている若者の姿を見るだけでも清々しい気持ちになれる。
そんな気持ちはできるだけ継続させたい。このど真ん中祭りとうちのイベントとは何の関連性もないが(笑)、頑張る人を応援したい想いは同じ。僕らも全く異なるカタチではあるが、そんな場作りはしていきたい。
その一つとして開催するのが今週末のイベント。企業展&転職フェア。
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今回は企業展と転職フェアを併せると110社以上の企業に出展頂く。ここ最近では最も規模の大きいイベントとなる。そのうち新卒者を募集する企業は約90社。就職戦線後半期の現在でも多くの企業がするのだ。
先週も大学のキャリア担当の方との情報交換会が行われ、企業の採用担当者と本音ベースで議論する場が設けられた。この東海地区の大学でいえば、まだ内定率は50%ほどで活動中の学生は多い。
また、企業側も採用数の増加に伴い、募集を継続する会社も多いのが現状。お互いにチャンスは多く残っている。そんな場とも捉えてもらいたい。
中途市場においても新たな動きが出てきた。これまで中途採用にはあまり関心を示さなかった業界からの参加も出始めている。視野を広げて活動するにはいい時期ともいえるだろう。転職フェアには70社以上の企業にお越しいただく。
詳しくはこちら
<日時>2013年8月30日(金)31日(土)
     11:00~17:00
<会場>吹上ホール 第一ファッション展示場
    地下鉄桜通線「吹上」駅より徒歩5分

まだまだ残暑が厳しい日々が続くが、熱い気持ちで臨んでいきたい。

完璧な土曜日の過ごし方

昨日は慌ただしくも充実した一日。5時前に起床し、少年野球の合宿に出向く息子と嫁さんを集合場所まで見送りに。
帰宅後はランニング。途中、雨が降り出してきたため、予定の半分程度に切り上げて引き返す。自宅に戻った時、すでに雨は上がっていたがずぶ濡れ状態のため、すぐにシャワーを浴びる。
娘も早々に部活に出掛けたため、一人で新聞を読みながら朝食。一応、中日と日経に目を通す。野菜ジュースも飲み、ヨーグルトも食べる健康的な食事。
誰もいないので、滅多にやらない洗濯を試みる。やっぱりよくわからん・・・。当たり前の作業は難しい(笑)。
少しばかり休憩した後は、今日のゴルフに備え、打ちっ放しで練習。グダグダの汗をかく。成果は不明。近所のドラッグストアで買物をして午前中は終了。
そして、午後一番はキャリアカウンセラーの集まりCDAプラザの勉強会。約半年ぶり近い参加。普段、イベントで就職相談ブースでお世話になっているのに申し訳ない・・・。
今回は再就職支援行う大澤さんによる発表「キャリアについて思うこと~越境学習を中心に~」。
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キャリアカウンセラーとして何の貢献もしていない身としては難しい。それでも自己の経験と向き合いながら自分を観察し表現してみる。そんな振り返りは必要。
その勉強会を途中退席し(すいません)、次に向かったのは中部経営塾。同級生経営者であり朋友の櫻山さんが中心に活動する経営者向け勉強会。
今回の講師は同じく同級生の町丸義之氏。
ディズニーランドの最恐のトレーナーで、ディズニー関連の書籍で何度も取り上げられ、本人も書籍を出版する方。
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昨日もこれまでの経験を基にディズニーランドの人材育成を一般企業にどう生かすかを分かりやすく講演頂いた。企業はモチベーションは上げる努力をするのではなく下げないための政策を作らねばならない。それを定量的に誰にでも適用できるよう作らねばならない。
いい勉強になりました。ありがとうございました。
講演終了後は懇親会。多くの企業経営者が集まる会なのでこの場での情報交換も貴重。先輩経営者から大切な話も聞かせて頂いた。いろんな方と酒を酌み交わすうちに懇親会も終了。
いつもであれば何のためらいもなく二次会に参加するのだが、この日に限っては娘がひとりで留守番をしているため失礼した。少しは家のことも考えるのである(笑)。
そんなこんなで昨日の土曜日は終了。まるっと一日家族貢献をし(苦笑)、体力作りをし、勉強もした。これって素晴らしい一日の過ごし方じゃないか・・・。
そして今、朝5時。今日は朝一番からゴルフ。今日も完璧な一日を過ごす予定。それは終わってみないと分からないけど・・・(笑)。おいおい、えらい雨だぞ・・・。

ともに戦える「仲間」のつくり方

ともに戦える「仲間」のつくり方 ともに戦える「仲間」のつくり方
(2013/03/28)
南 壮一郎

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5月に開催された日本の人事部主催「HRカンファレンス」で参加したビズリーチ南社長の講演でいただいた本書。(何だか最近もらってばっかだ。)もっと早い段階で読むつもりだったがズルズルときてしまった。
素直な感想でいえば、相当無謀な計画と行動を若さと勢いで乗り越えたなという印象。今や我々の人材業界でも特異な存在として一定のポジションを築き、猛烈な成長力を示しているわけだから、僕の感想なんて弱者の遠吠えにしか聞こえないだろうけど・・・。
本書でビズリーチのビジネスモデルを少しでも吸収しようと思ったが、それは甘い考えだった。どんな事業ドメインでシェアを確保しているのかは一切わからない。
そんなノウハウを簡単に提供するわけないでしょと言われてしまえばそれまでで、それに期待している僕はつくづく甘い。本当に知りたければ会いに行け!(笑)。
本書はいわゆる創業物語で、企業の立ち上げから軌道に乗せるまでの期間の仕組み作りを克明に描いている。仲間の存在をクローズアップさせて。
多分、経験の長い経営者や幹部の方に響くことは少ないかと思うが、これから起業を志す若者やチーム作りに悩む若手リーダーには感動を覚えさせる書籍だと思う。
世の中にはいろんな経営者がいて、社員を奴隷のように扱うトップもいるだろうが、大半は社員を仲間や同志と捉え業務を進める人がほとんど。本書に書かれていることを過去の事例として振り返ることも多いのではなかろうか。
ただ凄いと思うのはリーマンショック後の業界がどん底時代にこの事業を作り上げたこと。事業の存続や売り上げの減少に悩ませている時期に新たな打ち手を出す力には感動と共に尊敬する。僕はそんなことはできないと思うし・・・。
南社長にいつかお会いする時があるとすれば、業界の先輩として恥ずかしくない態度で接したい(笑)。

社長は営業すべきかどうか・・・。

一昨日は株式会社武蔵野の小山昇社長の講演に参加。小山氏の著書はこのブログでも紹介したことはあったし、CDは何度も拝聴した。
社長の心構えや行動について厳しい言葉を頂きながら、学ばせてもらった。今回の講演でも共感する面は多かった。自分の未熟さは棚に上げて、中小企業のトップとしてやらなばならないことも十分理解した。
しかし、それが全てではない。僕が少し疑問に思う点もいくつかあった。
小山氏は社長自ら営業しろと強く言われる。大局的な意味では大賛成で、トップが営業することにより会社が伸びるのも事実。
それは単に売上の話だけではない。会社の信用度であったり、考え方であったり、働く魅力であったりと様々。このブログは何ら売上貢献もしていないし、会社の信用度が増しているわけでもないが、僕としてはこれも営業のひとつと捉えている。
(バカバカしいと仰られる方が多いのも覚悟の上です・・・。)
都合よく言えば、外でいろんな人と飲むのも同じと言える。行動の全てが営業と言っていいと思う。だから小山氏の言葉に異論はない。
ただ小山氏は社長がどんどん飛び込み営業をしろと言われる。それで成果が上がれば、社員もやらざるを得ない環境となるし、結果として会社も伸びる。社員はサボれないというわけだ。
確かにそうだ。だが、本当にそれでいいのかとも思う。飛び込みが嫌だと言っているわけではない。実際、20年間ずっと営業はしてきたわけだから、抵抗もない。いざとなればそれくらいの覚悟はある。
しかし、それは働く者にとって本当にいいことであろうかと思う。
社員のモチベーションのひとつに社長という存在はあるはず。最終ゴールが社長とは言わないが、トップを目指し、仕事を頑張ることも必要。
魅力のないトップは魅力のない会社となり、その先の人生を会社に賭けていくことができるだろうか。トップの仕事が魅力的に映らなければ、会社に夢も描けないのではないだろうか。
社長がガンガン飛び込み営業をしている会社の社員はそれを見てどう感じるだろう。僕が社員だったら「そんなことしないで下さい。」と思うだろうし、きっとうちのメンバーも同様に感じるだろう。
これも勝手な解釈で都合よく言えば、「社長はそんな営業しないで下さい。僕たちがやります。」と言ってくれるだろう。今のメンバーの仕事ぶりや発言を見れば自信を持って言えることだし、誇りにも感じることだ。そこには規模の大小は関係ない。
だからこそ僕の責任は重いわけだし、本来課さねばならない自分自身の仕事がある。それは何かと言われるとブログが終わりそうにないので(笑)、簡単には言えないけど・・・。
若輩者の戯言と思われるかもしれない。まだ本当の経営を分かっていないと言われるのかもしれない。それでも僕は理想を描いていくことを止めてはいけない。それが仲間の理想につながると信じて・・・。
一昨日の講演を伺いながら、生意気にもそんなことを感じてしまった。

フルマラソンに向けて その15

一昨日の世界陸上フルマラソンに出場した中本選手の走りには感動。あと一歩のところでメダルは届かなかったが、体格の全く違うアフリカ選手との互角の争いは少なからず僕に勇気を与えてくれた。
それが理由ではないが、今日から定期的にフルマラソンブログを書く。
最初は「続・フルマラソンに向けて その1」とか
「フルマラソンに向けてⅡ その1」というタイトルにしようかとも思ったが、実際、フルマラソンは一度も経験していない。
「フルマラソンに向けて 最終回」を書いたものの「まさかの富士山マラソン」で結局走らず仕舞い。続もⅡもあり得ない。最終回を14とすると今回は15。そんなところだ。
7月は捻挫の関係でかなりサボってしまい、月間目標の100kmも遠のくばかり。8月も出足は鈍かったが、ここにきて危機感が芽生えてきた。
東京のライバルが月間150キロRUNを宣言したのだ。当初は「フフ~ン」と冷めた視線で様子を見ていたのだが、これが本物。毎日、走っている。16日時点で90キロ。この週末も走ったようなので、既に100キロを超えているはず。これはヤバい。優秀な経営者は有言実行だ。
そんなこともあり、先週の夏休みはほぼ毎日のランニング。
ちなみに8月からは
8日(木) 28分56秒
10日(土) 28分43秒
12日(月) 28分40秒
13日(火) 54分40秒
15日(木) 54分23秒
16日(金) 28分42秒
17日(土) 28分33秒
18日(日) 55分09秒
この8日間でほぼ55km。このままでは目標の100kmも厳しい。それだけでなくスピードも全然遅い。朝5時台6時台のランニングとはいえ、この連日の猛暑、10kmで汗だくヘロヘロ状態。体力不足を痛感する。
恥ずかしい面もあるが、これからはオープンにしていく。
つい先日頂いた同級生経営者であり発明家の永谷さんの著書「絶対に達成する技術
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ここにも目標を達成する秘訣が書かれている。
それは自分の目標を「見える化すること」。そして「行動を振り返ること」「情報共有すること」etc・・・。ライバルと開示し合うことも重要のようだ。
そんなわけで2週に一度はフルマラソンブログ。ターゲットは12月15日の袋井市クラウンメロンマラソン
このシリーズは今年で終わらせたいな(笑)。

逆境に手を合わす。

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日本経済新聞の広告を見て、勢いで購読を決めてしまった「日経トップリーダー」。稲盛社長学特集”逆境に手を合わせなさい”のキャッチコピーに上手く乗せられてしまった(笑)。
以前から気になってはいた雑誌だが、そのままにしていた。そのキャッチが背中を押したというわけか・・・。
約15年くらい「日経ビジネス」を定期購読していたが、一昨年に止めてしまった。僕の時間の使い方が下手くそなのが原因だが、あまり読むことなく積まれていくことに嫁さんが激怒してしまった。廃品回収の品が増えるだけでは嫁が怒るのも当然(苦笑)。
この雑誌は明確にターゲットを決めている。タイトルには”攻めるオーナー経営者のための”と表現されているが、対象となるのは中小企業の経営者。
僕のようなハナタレ経営者を含め、そこにフォーカスしている。記事は日経BP社が発行する他の雑誌と似た点はあるにせよ切り口は明快。
実に上手い販売戦略だな・・・(笑)。
8月号は稲盛氏の特集の他(どこかで聞いたことがある内容・・・笑)、名もない(失礼、僕が知らないだけ)中小企業の取り組むが披露されている。
その存在もブランドも知らないわけだが、その戦略や努力によって新たな市場を開拓している。日本国内には200万以上の企業が存在するわけだから、自分の知らない世界で切磋琢磨されてるのは当たり前のこと。
そのことを知るだけでも井の中の蛙にならなくて済む。もう少しボリュームがあれば理想的だが、久しぶりにビジネス誌を定期購読することで自分の視野も広げていきたい。
ここで経営スキルを上げたいなどおこがましいことは言うつもりはない。知るだけでは何もならない。上がれば嬉しいけど・・・(苦笑)。
稲盛氏は逆境に手を合わせろと言われる。確かにそう思う。
社長就任前は逆境だらけだった気もするが、最近は全く経験していないような・・・。これも努力不足ということか・・・。

4DXを体験したのだ!

夏休み真っ最中の昨日。息子と二人きりということもあり、午後から近所の中川コロナに出掛けた。ここは映画館の他、ボウリング場、カラオケ、ゲームセンター、スーパー銭湯などヒマな人たちが過ごせるレジャー施設が揃っている(笑)。
本来の目的は映画「風立ちぬ」と一緒に観ること。しかし、何故か風向きが変わり「パシフィック・シム」を観ることになってしまった。この映画はこの劇場では3D+4DXで上映される。
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4DXとは映画の臨場感をより出すために座席が動き、風があちこちから吹き、時折水しぶきが降りかかってくる。ユニバーサルスタジオのアトラクションのようなものだ。
(まだまだ全国にあるわけではないようですね。)
その分、値段も高い。通常料金よりプラス1300円。正価であれば大人で3000円を超える。かなり贅沢だ。それでもお盆ということもあり(?)、息子と一緒に観ることとした。
映画は全く落ち着かない。3Dさえ慌ただしいのに座席が映画のシーンに合わせ動き、衝撃も入る。のんびり観る余裕は全くない。
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140分の上映時間、かなり疲れることとなった。それも超激しい映画「パシフィック・シム」。あり得ない世界をあり得そうな雰囲気で描き、手に汗握る展開。楽しく観ることができた。
ゴジラ世代をオマージュしながらも壮絶なバトルはかなりくたびれた。眠気を襲うことは寸分たりともなかった。3年に1回くらいこの4DX+3Dで観ることもいいだろう。かなり刺激にもなるし・・・。今時、映画はどんなことでも描けるんだと痛感してしまった。
映画の後は、スーパー銭湯。名物「健美効炉」で息子とまったりと時間を過ごす。僕は読書。息子は施設内のマンガを読みながら時間は過ぎていく。健美効炉とは「滞在型」遠赤火窯サウナでジワ~ッと体が熱くなる。汗をダラダラ流しながら濡れた指でページをめくっていく。そんな読書もいい。その後は温泉でゆったり・・・。
夏休みのヒマな男同士の過ごし方。息子は4DXにかなり満足した様子。これも重要な家族サービスですな・・・。

映画「少年H」

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8月に観るには最適の映画といえるだろう。できれば子供と一緒に観るべきだったと鑑賞後、少し後悔。どんな感じ方をするかはわからないが、わからないなりに意味はあると思う。
妹尾少年を演じた吉岡君も良かった。もっと演技が上手になると味のある役者になるんじゃないかな。
お父さん役の水谷豊さんも肩の力が抜けてもメッセージ性の強い演技。「青春の殺人者」や「熱中時代」の頃の熱さも良かったけど、不器用な生き方をする大人の姿も格好いい。ちなみに「相棒」は観てません(笑)。
確か原作を読んだのは15年以上前。いつか映画化されるだろうなと思っていたが、随分と時間がかかったな。商業的な問題なのか「永遠の0」あたりが注目されたのが後押ししたのかは全く知らないが、本来はもっと早い段階で映画化されても良かっただろう。「ALLWAYS 三丁目の夕日」シリーズのFX技術が加速要因になったと思うのは僕だけだろうか・・・。
ただ思うのは原作の上下巻を2時間強にまとめてしまうのはかなり強引だったかもしれない。もっと詳細に訴えなければならない面が端折られ気がしてならない。その点が残念。
思い切って3時間ぐらいの超大作にしてもよかったと自分勝手に思う。それでも観るべき作品であるのは間違いないけど・・・。
テーマがテーマだけに観客はお年寄りの方がほとんど。ただ涙を誘うのではなく、笑いもありリラックスさせる雰囲気は、より客観視させる意味でも大切だ。と同時に若者も観ないと・・・。
未だに本棚に並んでいる少年H。
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そのころ読んだ本はほとんどBOOKOFFに売ってしまったのだが、なぜ残っているのかな。それも意味があることかもしれない。
と相変わらず、作品の詳細についてはほとんど触れていません。すいません・・・(笑)。

ネットのバカ

ネットのバカ (新潮新書) ネットのバカ (新潮新書)
(2013/07/13)
中川 淳一郎

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僕がブログを書く理由、facebookを頻繁に見る理由、twitterをほとんど見ない理由、2ちゃんねるを全く見ない理由、その答えが本書に全て書かれている気がする。
読みながら、「そうだ、そうだ」と頷き納得する場面が多かった。単細胞の僕がネットに踊らされていると言ってもおかしくない解釈はできるけど・・・(笑)。
インターネットが当たり前になり、ネット広告が既存の広告媒体の売上を越えてしまった現在、その影響力は無視することができない。僕の生活においても、今や新聞を読む時間やテレビを見る時間よりもネットと接触する時間が多くもなっている。だが、利用しながらもこんな使い方をしてはダメだと自問自答することは少ないないし、無駄な時間を過ごしてしまったと後悔することもある。
それは全ての時間に言えることだが、最近、そこに費やす時間を当てはめてみれば当然。スマホはもちろんのことノートPCもタブレットも常に身近にあるのだから・・・。
もっと切り離した生活ができるようにならないと一人の大人として成長できないと思いながらも、できていないのは何とも恥ずかしい。
僕のブログの影響力は皆無に近い(笑)。それでも表現には気を遣う。拙い表現しができていない現実はあるが、それでも第三者を意識して書いているつもり。
会社の評判を落としてはいけないという責任もあるが、軽はずみな発言で炎上させてもいけないという心配りもある。誰も見ていないから気にするなとの声もあるかもしれないが、ネットの怖さは理解しているつもり。本書を読んで改めてそれを痛感することとなった。
ここでも書かれているが、ネットは万能ではあるが、リアルは越えられない。リアルに勝るものはない。ネットをビジネスの中心に据える著者でもほぼ毎日飲みに行っている。そこがやはり重要というわけだ。
そして、本書の最後のフレーズは全て。それを腹に落としただけでもいいかもしれない。