伏見シリーズも100回を超えるとお店にも変化が生まれてきます。
このブログをキッカケに大繁盛するお店もあれば(ほんとに?)、
ひっそりと閉店するお店もあります。
伏見シリーズでも取り上げた「井手ちゃんぽん」さんが先日、前を通るともぬけの殻になっていました。
一時期は行列もでき話題のお店だったのですが、何があったのでしょうか。
飲食業は難しいビジネスですね。
新規事業で外食を・・・と考えたりしますが、素人は手を出さない方が賢明のようです。
気持ちを切り替え、伏見シリーズを継続させていきます。
会社から栄方面に向かい3~4分歩きます。
住吉町にある「サワデーすみ芳 栄店」さんに行ってきました。
気分を変えるにはタイ料理が最適です。
理由はわかりませんが、そんな気がします。
ご理解いただけますよね?
時々、トムヤンクンも飲みたく、いや食べたくなります。
タイカレーやパッタイもいいですね。
迷います。
何を注文しようか迷います。
まだ、この伏見シリーズの100回記念も続いています。
豪華な食事を見せなければなりません。
前回、前々回は天ぷらでした。
天ぷらといえば海老。
そう、海老は日本人にとってご馳走なのです。
メニューを指差し、「すいません。これをお願いします。」と注文します。
すらすら言う自信がないのです。
食べ物ブログの師匠のようにお店のスタッフに「はい?」と聞き返されるのは御免です。
そんな時は「え~っと」とも言わず、指を指すのみなのです。
プーニムパッポンカリーセット 1800円
この小難しいメニューをスラスラ言うのは至難の業です。
この謎のメニューは何かといえば、ソフトシェルクラブのカレー炒め卵。
アップするとこんな感じ。
そう、豪華に海老なんです。
海老は殻付きですが丸ごと食べられます。
(ソフトシェルクラブは蟹だろ!という声が聞こえてきますが、今回は海老なんです!)
このセットにはトムヤンクンも付いています。
もう完璧なタイ料理といえるでしょう。
ようやく日中も過ごしやすくなりましたが、
(そうでもないか・・・)
ほんのり汗をかくことも大事。
トムヤンクンを啜り、カレー炒め卵とじを食べ、ライスに移ります。
その繰り返し、ルーティンが大切なのです。
「なかなか。やるじゃないか・・・」
最後はデザートで締めます。
これで100回記念シリーズも終わりです。
来週からは質素倹約、みなさんに愛される伏見シリーズに戻っていきます。
多分・・・。
ごちそうさまでした。
ジャーナリストは過酷な職業。
命懸けで自分の仕事を全うしていく。
本作は実話。
女性記者メリー・コルビンの半生を描いているが、彼女は命懸けを完全に通り越している。
この映画の意味を考えるとジャーナリストの役割はその実務にあるだけでなく、
亡くなった後の影響力に大きな意味があるとも言える。
戦争の悲惨さを伝えるのは現役時代だけでなく、
その役割を全うした後に本当に語られるべきかも。
本作がまさに証明している。
僕はメリー・コルビンの存在をこの映画を通して知ったわけだが、
映画を観たからこそ彼女の表現したかったことを理解した。
実話を描くのは悲しいが、十分意味のあることでもある。
その主役メリー・コルビンは激しい人物。
正義感が強く、どんな危険な場所にも飛び込み、戦争に巻き込まれることも厭わない。
そのせいで片目を失くすことになるが・・・。
一方で仕事のストレスを解消させるか如く、男に走る、酒に溺れる、ひたすら煙草を吸う。
人間は弱い。
正しく生きるだけは不可能なのだ。
その役を演じるロザムンド・パイクさんは見事。
完全にメリー・コルビン。
元々は美しい女優さんだが、それを微塵も感じさせない。
5年前の「ゴーン・ガール」は美しくも恐ろしい妻役だったが、本作は別の意味で恐ろしい。
恐ろしさを演じさせたら一番の女優さんなのかな?(笑)
「ゴーン・ガール」もほんと怖かった。
いわゆる怖い人ですね・・・。
社会派映画は僕らに多くのことを教えてくれる。
海外で起こる悲惨な出来事は瞬間瞬間、耳に入ってくるが点で伝わることがほとんど。
知識不足だけかもしれないが、点と点が繋がることは少ない。
映画は線として僕らに訴えかけてくれる。
こんな世の中にしてはいけないと・・・。
アメリカファーストの描き方がなくはないが、この事実を知り、世を問うことはかなり大切。
娯楽作品も好きだが、絶望的になるこの類の作品も好きだ。
いい映画は継続的に観るべき。
当たり前のことだが、そんなことを感じた。
一昨日はラグビーファンにとっては歴史的な一日。
世界ランキング2位のアイルランド代表を日本代表が破ったのだ。
これはラグビーファンだけでなく、僕のような素人でも嬉しい。
では、そんな試合をTVで応援していたのか。
いや全く・・・。
この日は半期に一度の幹部研修会でみっちり会社のセミナールームで話し合いをしていた。
ラグビー好きなメンバーには反感を買ったかと思うが、こればかりはね・・・。
とことんスポーツニュースで振り返ってもらいたい。
28日(土)は役職者11名が出席しての丸一日話し合いを行った。
例年午後から行っていたのだが、全然時間が足りないので前回から朝10時からの開催。
それでも結果的には時間が足りず、途中で打ち切らざるを得なかった。
この続きはまた別の機会に、よろしく!
例年は僕が最初に1時間程度話をして、その後は上半期の振り返りと下半期、
来期の取り組みについて話し合う。
チームの進捗状況、部下の成長度、各部門の課題点をあぶり出し、本音をぶつけ合う。
数年前までは僕が怒鳴ることもあったが、ここ最近はもっぱら聞き役に回ることに。
幹部メンバーが成長し、特に声を張り上げる必要もなくなったのが大きな理由。
ただ今年はもう一度、全体感を醸成するために、経営理念を再確認しベクトル合わせからスタート。
早いもので僕が名大社を任され、もう10年。
どん底状態から抜け出し、毎年成長を続けてこれたのはこの幹部会に出席しているメンバーのおかげ。
彼ら彼女らの仕事ぶりで会社は復活し、様々な取り組みができるようになった。
ずっと増収を続けてこれたのもここのメンバーが会社の中心となり、活躍してくれたからこそ。
もちろん役職定年を迎えたベテラン組の貢献度が高いことあるんだけど。
しかし、ここにきてこれまでのような成長曲線が描けなくなってきた。
今までが順調すぎたという見方もできるが、ここは再度危機感を持ち、
営業戦略と組織戦略を見直さなければならない。
そのため、今回の幹部研修会では時間の大半をそちらに費やした。
会計は組織に従い、組織は戦略に従い、戦略は環境に従う。
その言葉通り、環境を見据え、今後どんな戦略を実行し、
そのための組織作りをどうしていくかを各々の考えを聞きながら、議論を進めていった。
僕が理想とした組織作りが必ずしも現場にフィットしているとは限らない。
どれが正解とはいえないし、正解なんて存在しないのかもしれない。
だが、見直す点は見直し、推し進める点は納得感を得ながらやっていくしかない。
わずかな時間で決め切ることはできなかったが、
お互いの会社や仕事に対する想いをぶつけ合えれたのは大きな成果。
少しずつ組織が大きくなることにより一つ一つの言葉が重要になり、
それを分かりやすく発信せねばならない。
課題は多いが、晴れやかな気持ちで今回の研修会を終えることができた。
懇親会では一転し仕事の話はほとんどせず、全体で盛り上がった。
お開き後はなぜかタカイと二人で名古屋駅まで歩き、立ち飲みBARでサシ飲み。
ここでは仕事の話しかしていないと思うが、結構な酔っ払いで話の中身は覚えていない(笑)。
その結果、こんなふうに・・・。
それはよしとして、今日で上半期は終了。
明日から下半期に入る。
やるべきことは明確。
この10月からも名大社全員の総合力で目標に向かい走っていきたい。
今週木・金は東京出張。
昨日は丸っと一日ふるさと就職応援ネットワーク(Fネット)の一日。
価値創造委員会、幹事会、例会と続く。
Fネットも新たな価値を見出さなければならない。
そんな一日。
一昨日の午前中は株式会社パフの株主総会。
昨年から僕は社外取締役を務めてるのでこの場には参加しなければならない。
厳かな雰囲気。
釘崎社長が定型通りの進行で話を進める。
異議なし、異議なし。
第一号議案も第二号議案も第三号議案もスムーズに進行。
会社の株主総会は僕が議長なので、全体を見渡す視点が必要だが、この社外取締役の場はいい。
本来は責任感が重く常に意識を持った行動が必要だが、ここはあまり関係ない。
経営陣をじっくり見て、株主もじっくりと見渡せばよい。
株式会社パフは社外株主も多い会社だが、この日は運よく(?)、持ち株会の株主ばかり。
ピリピリとした雰囲気はなく和気あいあいと進められた。
役員はすべて再任。
一番怪しかった僕も再任。
そして、ここで取締役の吉川がスピーチ。
急にその場は緊張感が漂ってきた。
A43枚にまとめてきた内容を発表。
本人も涙ぐんでいたが、出席する株主も涙ぐんでいた。
こんな株主総会なんてあるのか・・・。
1社くらいいいじゃないか。
その場はシャンシャンで終わり、こうして取締役連中は笑顔でその場を去った。
そして、その後の取締役会。
ここで正式に吉川の副社長就任が決定した。
詳しくは昨日の釘さん日記から・・・。
吉川は新卒プロパーで第一期生。
現場で無理難題を押し付けられ成長してきた。
僕に重なる面も多い。
その分、応援したい気持ちにもなる。
彼女の魅力は人情的な面とさばさばした面がシンクロするところ。
メチャクチャ頼りになるが放っておくこともできない。
それが人を引き寄せるのだろう。
そんな吉川が副社長に就任。
誠におめでとうございます。
僕は取締役として吉川さんに仕えていきます(笑)。
これからは”さん”付けで呼ばせてもらいます。
いくつかの業務を終え、夜は懇親会。
その場の主役も吉川さん。
まあまあ酔っ払っていた面はあるが、ボロボロに泣きながら自分を語っていた。
パフという会社がこれから新しくスタートする。
そんな意味合いもあるだろう。
僕が果たせることはさほど多くはないが、最大限力になれればと思う。
副社長誕生!
これからを期待している。
先日のスタッフブログでタカイが本書を取り上げていたので、さっそく読んでみた。
その時のブログがこちら。
哲学者タカイほどの表現はできないし、
今さら紹介する必要があるのかという気もするが敢えて取り上げる。
僕も同様、かなりショックを受けた。
時代はリアルにここまで来ているのかと・・・。
まだまだ日本人感覚として残ってる要素はあると思う。
それは何かといえば中国。
中国人の爆買いや日本での行動を見ているとまだまだ自分たちの方が一歩先を進んでいると錯覚している人は多いのではないだろうか。
残念ながら僕もその一人。
しかし、それは完全に時代遅れで、僕たちは中国や中国人にもう追いつけないのではないか。
本書に書かれている行動やビジネスモデルを見れば、まさにそう。
僕らがデジタルを駆使しているのはまだまだビフォアデジタル。
ここに書かれているアフターデジタルではない。
その違いについては本書で確認いただければと思うが、僕の日々の生活も完全にビフォアデジタル。
それでもまだ進んでいる方かもしれない。
例えば、コンビニで買い物をする。
余程お店が空いていて、小銭がジャラジャラと入っている時は別だが、
それ以外で現金を使うことはない。
スマホかアップルウォッチで決済する。
仕方ないことだが、混んでるコンビニでお札を出して小銭を財布から探し、
ガチャガチャやっている姿を見てしまうと、「もっと早くして」と思ってしまう。
大きなお世話だが、こっちの方が簡単だし、早いじゃんと思ってしまう。
上から目線だったら、ごめんなさい。
行為はただのキャッシュレスに過ぎない。
映画館でも当日券を購入するために窓口に並ぶのも今の生活ではあり得ない。
それがお年寄りなら仕方のないことだとは思うが、若い人や僕らの同世代が並んでいるのを見ると「予約してQRコードが便利でおトクじゃん」と思ってしまう。
これだってビフォアデジタルだし・・・。
セキュリティもあるだろうが、そこはまた別の問題と思ったり・・・。
日本の場合、悪い意味でインフラが整っているので、そこへの利便性が遅れているのだろう。
しかし、気づいた時にもう手遅れということもある。
それは普段の生活や自分の行動ではなく、事業についてもそうだ。
エラそうに自分の行動を語っても、これからの事業を考えた場合、全然時代についていけていない。
我々の事業の環境変化は早い。
2~3年前に先端だったものが、あっという間に古くなることも十分いえる。
今でも大手同業他社と比較すれば自社が遅れているのは事実。
どこまで資本を投下できるかも限界はある。
その中で考えていかねばならない。
危機感を持つことは重要だが、絶望感を持つわけにはいかない。
本書でもすべてを理解しているわけではない。
僕のリテラシーが足りない面も多い。
そこも含めアフターデジタルをしっかりと理解しイメージしないといけない。
少なくとも老害にならないようにしないとね(笑)。
伏見シリーズも無事に100回を超えることができました。
当初、100回記念のお店はニムラが紹介したお店の予定でした。
喜んでいたニムラはブツブツ言っていましたが、こればかりは仕方がありません。
気を取り直して前へ進んでいきましょう。
前に進む・・・。
一体前はどこになるんでしょうか。
名大社の住所は栄2丁目。
となれば前は栄1丁目。
伏見駅から南西の方に向かい、栄小学校を越えたところにある「山葵」さんに行ってきました。
周りに飲食店はありません。
ぽつんと一軒だけ構えるお店ですが、却ってそれがいい雰囲気を醸し出しているのでしょう。
そば居酒屋と名乗っていますから夜が中心で日本酒も多数揃っています。
しかし、お邪魔したのはお昼。
この伏見シリーズはまだしばらくはランチで攻めていきます。
いずれ夜に舞台を移す時もくるでしょう。
日替わりランチもありますが、101回というまだ記念祭りの最中です。
豪勢にいかねばなりません。
「すみません、そば膳をください!」
と気合を入れて注文します。
カウンターの後ろを眺めるとずらりとボトルが並んでいたり。
キープは焼酎なんですね。
そうこうするうちに膳が運ばれてきました。
そば膳 1280円
正統派の天ざるです。
ご飯がセットされているので、そば膳なんでしょう。
きっと・・・。
天ぷらも豪華。
海老もキスもあります。
天つゆも塩もあります。
そういえば100回も天ぷらでしたね。
やはり天ぷらは庶民にとってはご馳走なんです。
ざるそばはこんな感じ。
コシもありそば好きはたまらないでしょう。
こう並ぶとご飯を食べる順番が悩みどころ。
そばを食べご飯を食べるのか、天ぷらと一緒にご飯を食べ、その後にそばを食べるのか、
そばを最初に全部食べてしまうのか、
人気食べ物ブロガーと言われてもまだ作法は熟知していないようです。
蕎麦通の方、ぜひ、お教えください。
そんなことを考えているうちにすべて平らげてしまいました。
入店時が12時前だったので待つことなく座れましたが、お店をできた時は外に行列ができていました。
離れた場所でも人気あるお店はみなさん知っているんですね。
ごちそうさまでした。
次回は夜お邪魔したいですね。
3連休が終了し、今日から仕事再開。
先週の3連休はイベントで出勤だったため、段々と曜日の感覚が分からなくなる。
今日は火曜日だよね?(笑)。
今週、通常業務は4日間だが、土曜日は半期に一度の幹部研修会。
9月末で上半期が終了するので、その振り返りと下半期に向けた取り組み、
また、来期以降の取り組みについて話し合う。
従来は午後からの実施だったが、前回から丸一日となった。
さぞかし評判は悪いと思うが(笑)、半年に1回なので我慢してね・・・。
今週はその幹部研修会に向けて準備したいところだが、ほとんど会社にいない。
今日はジモト就職フェア。
まだまだ就職活動を頑張る20卒予定の学生向けイベント。
売り手市場でもまだまだ活動を継続する学生は多い。
頑張る学生も、また採用活動を続ける企業もサポートしていきたい。
そんな日だが、今日は午後から高山へ移動。
明日行われるセミナーの講演のために前入りするのだ。
当日、何らかのトラブルで遅刻するわけにもいかないしね・・・。
本来であれば早め出発し高山の町並みを歩きたいが、そんな余裕はなさそう。
到着は夜。食事をするだけになりそう。
誰か付き合ってくれないかな?
出張先では時間があれば朝RUNをするようにしている。
今回もランニングシューズ持参で走る気満々だった。
しかし、あえなく断念。
何故かスーツケースが開かない。
どこかで暗証番号がズレてしまったのが、開かないのだ。
大きなスーツケースにするわけにもいかず、今回は諦めることに・・・。
いい季節なのにね。
今日、明日は高山で、明後日からは東京。
明後日は朝一番で株式会社パフの株主総会。
僕は筆頭株主でも少数株主でもないが、取締役なので出席せねばならない。
株主総会終了後も役員会だの共同プロジェクトだの立て続けに予定が入っている。
この日のことは改めてブログで書きたい。
かなりビッグなニュースもあるので・・・。
毎年9月26日は西川塾の特別例会だが、今回は出席できない。
塾生のみなさん、申し訳ありません。
この日はそのまま宿泊。
翌日金曜日はふるさと就職応援ネットワーク(Fネット)の例会。
僕は委員会、幹事会、例会と午前中からぶっ通しでの参加。
いかん、あれこれと役回りがあるが、全然準備できていない。
まあ、こちらは何とかなるだろう。
例会終了後は懇親会もあり、のんびりしたいが翌日の幹部研修会のためとんぼ返り。
そんなわけで会社にほとんどいない一週間。
おかげさまでこの3連休であれこれ頭を使う時間が多かった(笑)。
あとは電車の移動時間をどう有効的に使うかだ。
ワイドビューひだがもっと静かだと仕事もはかどるんだけど・・・。
かなり忙しい一週間とはなるが、それも有難いことと捉え、いい時間を過ごしていきたい。
三谷監督は好きな監督である。
本人のタレント性も好きだ。
その辺の芸人よりも面白く、宣伝で登場する時も完全に番組を食ってしまうこともある。
本音なのか建前なのか、おとぼけなのか真面目なのか全く分からないところもいい。
しかし、前作「ギャラクシー街道」は観る気にならなかった。
本当は面白いのかもしれないが、その前評判の悪さと意味不明の設定で僕の足は遠のいた。
一部では三谷は終わったという声も聞かれたようだが、大河ドラマ「真田丸」で復活。
このドラマはテンポもよく惹き込まれていった。
草刈正雄氏が再注目されたのもこのドラマじゃないだろうか。
これが本作にも繋がっているのかな。
ドラマも映画もその弾けかたはいい。
彼も三谷組の一人なんだろうか。
調べてないから分からないけど・・・。
と前置きが長くなったが、本作はどうか。
素直に楽しめる映画。
笑いのポイントは人により異なるかと思うが、
僕は重要な場面でもどうでもいい場面でも結構笑っていた。
さりげないシーンで笑いを取ることができるのはセンスのよさ。
やはり天才じゃないかと思ってしまう。
絶対にあり得ない世界だし、場合によってはあちらこちらからお叱りを受けそうな感じもするが、
皮肉るだけでなくほのぼのとシアワセを感じされることで丸く収めてしまう巧みさも流石だとは思う。
ここまで書くと絶賛状態だが、果たしてどうだろう。
三谷監督の過去の作品とは大差ない。
ナンバー1とは言えないかも・・・。
でも、面白いっす。
この時代背景はいつなんだろう?
今まさにこの時代と思うが、ここで使われるのは全てガラケー。
スマホを使用する人は一人と出てこない。
7~8年前が時代設定なのだろうか。
まあ、どうでもいいのかもしれないが・・・。
僕が三谷監督が流石だと感じるのは女優さんの使い方。
まあまあ、これまでのイメージをぶち壊す使い方をされている。
吉田羊さんがあんな淫らな役なんてないだろうし、石田ゆり子さんもあんな軽い役はないだろう。
有働由美子アナはエンディングまで分からなかった。
木村佳乃さんや小池栄子さんは何となく想像できるが、まさか大統領とは(笑)。
予備知識を入れずに観て正解だった。
男性陣はお馴染みなので特に触れる必要はないだろう。
記憶のなくなる前の首相も良かったけどね・・・。
映画は人を幸せにしなければならない。
と僕はつくづく思っている。
その通りの映画だった。
一昨日の水曜日は「第3回名古屋ファミリービジネス研究会Day3」。
早いものでもう3ヶ月が経過しようとしている。
回を重ねることに参加者同士の関係性がよくなっていることが如実に分かる。
やはり腹を割って話をすることでお互いの信頼関係が築かれていく。
各回のテーマで学び、自社の経営に活かすことを目的にしているが、
異業種の方がしがらみがない中で本音を語り合える関係性もいい。
これがこの会の持ち味であることを主催者の立場でありながらつくづく感じる。
それだけでも存在価値があると信じたい(笑)。
Day3のテーマは「効果的な事業承継と株価対策」。
講師は事務局メンバーの一人である税理士法人鶴田会計代表の鶴田幸久氏。
鶴田さんは僕よりも9歳も若いが、その経歴はさすが。
25歳で税理士試験に合格し、31歳で独立開業。
13期目となる現在は従業員60名近い税理士法人でこの地区でもトップクラスの実績。
士業の方は自分で全てこなす個人事業主的な面が多いが、鶴田さんは完全な事業家。
これだけ順調に拡大している会計事務所も少ないだろう。
そのあたりについてもしっかりと教えてもらわねばならないかも・・・。
今回のテーマは相続や事業承継、自社株の評価などの株価対策。
いずれもやれねばならないと思いつつ、手つかずになっている場合が多い。
僕自身は2年半前に父親を亡くし相続の経験は一応しているが、
自分が相続する側になると途端にトーンダウンし、何も手を付けられていないのが現状。
僕は事務局でありながら、今回のテーマを自分事として捉えていた。
実際、会社の事業承継も株価対策も少しは考えようとしているが、まだ未来の話。
そんな考えなので、何の手も打っていないのが正直なところ。
安心するわけではないが僕と同世代の経営者は何もやっていないケースが多い。
だからこそ、今すぐにでも調べたり数字をはじき出し必要もある。
同じテーブルで情報共有した方の中には株価対策やその売却、
子供への贈与もしっかりと行われている方もあった。
先月、先々月は関係性や理念がテーマだったが、今回はカネ、カネ、カネ。
一番シビアな問題のため、一喜一憂する方も多かった。
僕もテーブルでの議論に加わりながら、自分の準備不足を感じていた。
まだまだ先のことを思っていてもいずれその現実に直面する。
うちはファミリービジネスではないので相続問題は軽い方だが、別の問題が発生する。
やはり今のうちから対策を講じておけなばならない。
まずは決算書のバランスシートとにらめっこしながら自社の株価を把握しておこう。
純資産価額方式も類似業種比準方式の両方を睨みながら・・・。
類似業種比準方式だとどの企業もモデルにすればいいのかな?
ひょっとしてあそこ?(笑)。
企業のIRを知ることはそんな学びにも繋がっていくんだな・・・。
今回の研究会では、早速、子供への相続や会社の株価算出を行うという参加者もあり、
いい問題意識の提起にもなった。
鶴田さん、いい機会をありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。
終了後はいつものように懇親会。
この場でもいい時間を共有できた。
つい調子に乗って二次会へも行ってしまったけど・・・。
これで名古屋ファミリービジネス研究会の前半戦が終了。
残り3回も盛り上がる会にしていきたい。
みなさん、よろしくお願いします。
3か月前にこんなブログを書いた。
小説「ノーサイド・ゲーム」。
なんだがブログ通りの結果になってしまった。
それはドラマの結末ではない。
僕のドラマの見方が・・・。
まんまとTBS×池井戸潤の戦略に引っ掛かってしまった単純な視聴者。
そんな感じ。
そのブログに書いたように僕はラグビーはよく知らない。
ルールも曖昧。
サッカーの方が面白いと思っている。
しかし、ドラマを見るにつれ、ルールも理解してきたし、観るべきポイントも分かってきた。
20年間、ラグビーをやってきた方がこのドラマのラグビーの描き方は正しいと話された。
そりゃ、元日本代表のキャプテンが役者として出演するのだから、本物。
スポーツを描くドラマはその演出が難しいと思うが、本作においては合格点。
素直に興奮したし、
強靭な肉体を持つ役者陣もサマになっていたしね。
このドラマは単なるスポ根ではない。
池井戸作品だから、ビジネスドラマ。
それも左遷された(飛ばされた)社員が復活する道のりを描いたドラマ。
まさにそのまま。
もっと原作とは異なると予想したが、道を外すことなく正当派のサラリーマン復活ドラマ。
結末も想定通り。
何の裏切りもなかった。
それが爽快なんだけど・・・。
僕は密かに思っていた。
小説の黒幕は元上司の脇坂部長。
正直、僕はドラマの脇坂部長役の石川禅さんは知らない役者。
端役扱いだと思っていた。
そのためドラマでは上川隆也さん演じる滝川常務が悪役のまま終わると思っていた。
しかし、それは考えすぎ。
原作通りにドラマは進行した。
もっと素直にならなきゃいけませんね(笑)。
それにしても今どき、あんな会議室はあるのかな?
映画「七つの会議」でも感じたことだが、
真っ赤な絨毯(違った?)が敷かれた重厚な会議室は今も存在するのだろうか。
あんな無駄なスペースで会議するなんて・・・。
日産自動車はありそうな気がするけど・・・。
すみません。
言い過ぎました(笑)。
これも池井戸作品らしい演出。
会議の場で難敵を祭り上げる。
実際はそんなこともないとは思うし・・・。
あり得ない配役もこのドラマの見どころ。
一番は冨永会長役の橋幸夫さんだろう。
このインパクトは忘れられない。
西郷輝彦さんなんて可愛いものだ。
あとは舟木一夫さんが出れば完璧(笑)。
そして、ステキだったのはアストロズマネージャー役の笹本玲奈さん。
メガネ女子いいね~。
喜怒哀楽を前面に出す表情も愛らしい。
調べてみたら元宝塚。
全然知らんかった。
最終回も書斎のパソコン前に陣取り感動しながら観終えた。
ストレートすぎるドラマ。
カラオケで「馬と鹿」と歌えるようになりたいと思ったのは僕だけだろうか。
今週からは普段通りの生活に戻ります。