これからも前向きに 名大社会長ブログ

食べ物のはなし 伏見シリーズ その84

伏見シリーズが続きます。
それだけ忙しく会社からあまり出ない日々を過ごしている証です。
「社長元気で留守がいい!」
というモットーはどこへ行ってしまったのでしょうか?

春になれば遠出をする日々を迎えることができるのでしょうか?
季節的にはもう春・・・。
期待したいところですね。

伏見の高くて美味しいお店に通っていると思われがちな人気食べ物ブロガーですが、
普段は値打ちなお店を15分程で済まし、そそくさとオフィスに戻ることが多いのです。
意外と質素なのです。
この日もそんな日でした。

錦通を北上し、50メートルほど先のビルの地下にある「えんそばびぃわん」さんです。

以前は「えんそば錦二丁目店」として別の場所で店舗を構えていましたが、移転しました。
そのあたりは愚か者副本部長が詳しいのでしょう。
バッタリとお店で遭遇したこともありました。

少し急な階段を降り、お店に入ります。
自販機でメニューを選ぶのは以前と変わっていません。
他の店舗も同様です。

夏場はそばころかざるそばが定番ですが、まだまだその気分にはなりません。
多くの場合はかき揚げそばを注文しますが、それでは芸がありません。
ここは人気食べ物ブロガーとしてインスタ映えならぬブログ映えする写真をアップせねばなりません。

頭で写真をイメージしながら、あるボタンを押します。
チケットをカウンターで渡し、しばし待ちます。

店内はこんな感じ。

すっきりとしたデザインで好感度も上がります。
しかし、長居は禁物という雰囲気も漂わせています。
ただ夜は日本酒を中心に飲ませてくれるお蕎麦屋さんでもあるのです。

しばらくすると「お待たせしました!」という声が聞こえてきます。
サービスの天かすをまぶし、一味唐辛子をふりかけ彩りをよくします。

カレーそば 500円

この見事な写り、いかがでしょうか?
アクセントのネギもいい感じに映えています。
このカレーそばは通常のつゆにカレールーが掛かっています。
本格的なカレーそばとは違いますが、このつゆとルーが絶妙にマッチしいい塩梅になります。
グルっとかき混ぜ食べると違う風味も出てきます。

時間がないけど、ちょっとこだわりたいな・・・
と思った時には最適なメニューだといえます。
カレー丼のセットもありますが、さすがにカレーそばとカレー丼を注文する人はいないでしょう。

「えっ、写真はそれほど美しくない?」
そんな声は気にしません。
人気食べ物ブロガーの仕事はあくまでも美味しさを伝えること。
基本を忘れてはならないのです。
多分、美味しさは伝わったはずです。

ごちそうさまでした。

それでも楽しい!穂の国・豊橋ハーフマラソン

タイトルにあるように昨日は「穂の国・豊橋ハーフマラソン」。
経営者仲間と一緒に参加する大会で僕は2回目の参加。
昨年はこんな感じだった。

今思えば、昨年はしっかり走ることができていた。
シーズンの過ごし方の違いか、歳をとったことの体力不足かは分からないが、
一年違うだけで随分と結果は異なる。
そんな表現をしてしまうといかに昨日の出来の悪さを証明しているようだが、
言いたいことはそうではない(笑)。

しかし、結果だけみれば否定できないので、そこも含め報告しておこう。
昨年同様、仲間と合流し会場となる豊橋市陸上競技場へ。

開会式はこじんまりした感じだったが、親近感溢れ和やかに進められた。

豊橋市長から始まり、メインスポンサーであるSalaグループ神野社長、
金哲彦さん、増田明美さんと挨拶が続く。
僕が所属するチームが凄いのは、この方たちと当たり前に友達のように話す(笑)。
なんてところにいるんだ・・・。

この日は晴天。
3月後半としては少々寒い。
マラソンのコンディションとしては最高のはずだった。

はずだったというのはこれさえなければ最高ということ。
何かといえば風。
強烈な風がこの大会全体を襲っていた。

スタートし市街地を抜け住宅地を通り、堤防沿いを走るのがこの大会。
路面電車と並走するのもこの大会の魅力。
だが、場所が変わると強烈な風で身体が飛ばされそうになる。
特に向かい風や横殴りの風はツラかった。
堤防沿いの走りではもがいていた。

沿道で声援してくれる方々が吹き飛ばされそうになるのをみると却って心配してしまったり・・・。
それが原因ではないが、思うような走りはできず。
あくまでも言い訳に過ぎないが、昨年より5分ほど遅くゴール。

ネットタイム2時間2分36秒。
2時間切りは当然と思っていたが、残念な結果に終わった。
まあ、これが実力ですね・・・。

終了後は集合場所に戻りシャワーを浴び、懇親会。
いつものように焼肉。

疲れをビール、ハイボールで癒すことになった。
なんとその場所に金哲彦さんが駆け付けてくれた。

マラソン界で知らない方がいない方と飲めるのは光栄。
大河ドラマ「いだてん」でも金さんがマラソン指導をされている。
ブログアップの許可も頂いた。
走り方から直々に教えてもらわねばなりませんね(笑)。

不甲斐ない成績であったが、仲間と一緒に走り、お酒を酌み交わすのは実に楽しい。
素晴らしい設営に感謝!。
来月は今シーズン最後となる「ぎふ清流マラソン」。
多分、変わり映えする走りはできないと思うが、この大会も楽しみたい。

お疲れ様でした。

「最高の人材」が入社する採用の絶対ルール

3月1日に採用活動が解禁となり、会社説明会を開催する企業は多い。
中には思うように学生を集客できず、頭を悩ませる採用担当者も多いはず。
すでにエントリーシートの受付を始め選考を開始した企業もあるだろう。

いやいや、ディスコさんの調査によれば3月1日時点での内定率は13.9%。
すでに多くの企業が内定を提示しているのが実態。
売り手市場が継続する中で焦るのは採用担当者ばかりなのかもしれない。

担当者の中には従来の採用手法に縛られ、「採用の常識」を信じきった方も多いはず。
今の現状に戸惑いながら・・・。

そんな方には参考になる1冊。
それだけではない。
順調に母集団形成ができている企業(その表現も良くないね…)の担当者も
これから採用活動を行う担当者も読むべき一冊だろう。

それは僕が著者の釘崎さん(株式会社パフ社長)や伊達さん(株式会社ビジネスリサーチラボ社長)と
懇意にさせてもらっているのが理由ではない。
ほんの少しだけそんな理由はあるかもしれないが(笑)、
ここに書かれていることに激しく共感するからだ。

エントリーシートのあり方や志望動機の必要性も含め一見大事なツールに思えるが、
本当にそこまで重要なのかと疑問になることは多い。
そこにキッパリ、ハッキリと言及している。

それは学生の味方になることを意味しているのではなく、
双方にとって本当のメリットを提示しているのだ。
就職関連の書籍は学生のテクニックや企業側のハウツーを示したものが多い。
それはそれで意味はあるが、それでは偏った見方になるのではないか。

本書は採用担当者向けに書かれてはいるが、双方の立場を公平に捉えている。
その点でも好感が持てる。
本来はどちらが偉いわけでもなく対等でなければならない。

そして、釘崎さんはこんなカッコいいことも言う。
「内定者フォローは『未来の人材』に対しての投資」
普段、呑気にギターを弾いているオジサンとはとても思えない(笑)。

本書を読んだからといって最高の人材が採用できるとは限らない。
実践するも最初から上手くいかないことはあるだろう。
しかし、その一つ一つの工程を積み上げることで確実に採用力は向上するはずだ。

それは採用支援をする我々にもいえること。
これはうちのメンバーの必読書にもなるだろう。
全従業員分を購入するかな・・・。

それはともかくとして、新しい常識を僕らはしっかりと理解しておかなければならない。

6種類の名刺を持つ男

僕の名刺入れには6種類の名刺が入っている。
すべて自分の名前の入った名刺。
半年前までは2種類のみだった。
両方とも会社の名刺で、FBAAの資格が入ったものとそうでないもの。

ところが急に肩書が増え、気づけば名刺入れがパンパンの状態。
いろんな役職があちらこちらから降ってきた。
断りもせずにフンフンと頷いているうちにそんな状況になってしまった。

代表も年数が経つといろんな役回りが回ってくるという。
まさにそんな状態。
別に自慢したいわけではないが、こんな状況も長続きはしないと思うので、
ここは敢えてひけらかしておこう(笑)。
6種類のうち、2種類は会社。
以前はキャリアコンサルタントの名刺もあったが、今は代表取締役の名刺のみ。

せっかくなので、その他の名刺を左から順に紹介しておこう。
まずは会社ですね。

その隣が株式会社パフ取締役。
東京の採用コンサルティングの会社で、昨年9月に社外取締役に就任。
大した働きもしていないので、名刺を渡す機会もほとんどない。
誰かもらってください(笑)。

赤いのがふるさと就職応援ネットワーク会長。
全国各地域のHR事業者が集まった団体。
昨年7月に会長になってしまった。
ちょくちょく渡す機会がある。

その隣が大学の後援会長の名刺。
自己紹介する機会が結構あるので、依頼して作ってもらった。

そして所属するロータリーの名刺。
これは今年の7月から副幹事という役割となる。
随分先の話なので、「まだ必要ないんじゃないですか?」
と事務局に戻そうとしたが、近々、勉強会や地区会の機会があり必要になるという。
これが一番予測不能で戦々恐々としている。

最後はマークのない会社の名刺。
使用頻度は圧倒的に会社の名刺が高いので、他の名刺を持ち歩かなくてもさほど影響がない。
しかし、持ち歩いていない、気が緩んだ時に他の名刺を求められてしまう。
まあまあ厄介なのだ(笑)。

そんなわけでしばらくは6種類の名刺を持つ男。

有効活用をしなければならない。
まずはトラブルに巻き込まれた時に渡す名刺を決めておこう。
会社じゃなくて・・・。
さて、どこにしようかな(笑)。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その83

たまにはいつもと違う雰囲気を味わいたい時があります。
急に肉をガッツリと食べたい時もあります。
そんな店はないだろうか?。

80回を超える伏見シリーズを提供する人気食べ物ブロガーでも頭を悩ませます。
思い出しました。
30代の営業時代にちょくちょくお邪魔していたお店。

御園座の南の三蔵通沿いにある「ヤミーバーベキュー 」さんに行ってきました。
お邪魔するのは15年振りくらい。
すっかりシステムも忘れています。
それでも健全にお店が経営されているのが嬉しいですね。
この類のお店を継続させるのは簡単ではないと思いますが、
オープンして18年も繁盛するのは地域に根差している証でしょう。

こちらはまずカウンターでオーダーし、その中からボードに並ぶ料理を選ぶシステム。

昔からそうだったかは覚えていません。
いきなりカウンターで「どうされますか?」と外国人スタッフに聞かれます。
明らかに動揺する人気食べ物ブロガーがいます。

メニューを見ても全く分かりません。
「え~っと、ヤミースペシャルをお願いします。」
一番目立つ表示がしてあるメニューを安易に選んでしまいました。

「ベジタブルは4種類選べます。どちらにしますか?」
「そんなに要らないよ」
と思いつつもそのメニューを選んでいるので、指示に従います。

どれを選んだかは写真で判断してください。
お肉は骨付きカルビ、ビーフ、チキンと3種類です。
「ガッツリ食べたいと言ったけど、そんなには要らないな・・・」
と呟いてもそれを選んだのは僕です。
責任は取らねばなりません。

ヤミースペシャル 1180円

紙のプレート、プラスチックのフォーク、紙コップのお水。
1000円以上のメニューとは思えません。
しかし、これが繁盛している理由かもしれません。
一人の女性客を含めお店は繁盛しています。

このプレートを広げてみるとお肉が満載です。
「なかなか、やるじゃないか。」
久しぶりに定番のセリフを吐いてしまいました。

味付けはハワイアン仕様。
28年前に旅行でいったハワイを思い出します。
「こんな料理食べたっけ?」
何を食べたかを覚えていなければ、どんな味だったかも覚えていません。

大切なのはイメージなんです。
しかし、このちょっと濃い味付けがハワイっぽくていいのです。
思わずビールが飲みたくなります。
野菜類も充実しているので、バランスもいいのではないでしょうか?。

ごちそうさまでした。
たまにはランチにビールを飲みたいですね。

映画「運び屋」

クリントイーストウッドはどこまで進化を続けるのか?。
それは最新の映像技術を駆使することでも、斬新な演出をすることでもない。
本作は実にオーソドックスな作品。

でも、僕は唸ってしまう。
クリントイーストウッドの進化に唸ってしまうのだ。

これをネタバレをせずに語れという方が難しい。
僕はこの作品をどう語ればいいのか・・・。
そんなくだらない悩みをこの監督は僕にもたらせてくる。
だったら観なければいいのに、僕は公開初日の午前中に鑑賞した。

映画の主役(本人)は90歳の役。
実際のクリントイーストウッドは88歳。
実話を基に作られた映画だが、
これは自分自身に対しての自戒を込めた作品ではないだろうか。

そう考えるのは僕だけかもしれないが、そんなふうに思ってしまった。
理由のひとつが自分も本作の主役であるアール・ストーンと
同じような人生を歩みそうな気がするからだ。
自分勝手な行動を反省しつつも、外面を気にして見栄を張り、
周りに利用されながらもうまく利用していく。
駆け引きも巧みだ。

老いだけが自分の無力さに繋がっていく。
ブザマな愛情表現も切なく笑いも誘う。
僕はなぜか自分をオーバーラップさせながら映画と一体化していった。

決して許されることではない。
犯罪であるのも事実。
そして、ただのワガママ爺の話だ。

しかし、誰もがこのアールの存在に惹き込まれ、
愛すべき爺さんに頷いて映画を終えることになる。
これは全て計算されているのであろうか。
やはりクリントイーストウッドは進化しているのだ。

昨年の「15時17分、パリ行き」
2年前の「ハドソン川の奇跡」
4年前の「アメリカン・スナイパー」
1~2年ごとに映画を撮るパワーはどこから生まれるのだろう。
次の作品は90歳になった時か・・・。

経営者にしても映画監督にしてもピークを過ぎれば下降線をたどる。
通常であれば遅くとも70代でピークを過ぎるはず。
この監督はまだピークを迎えないのか。
この先も期待してしまうのは間違っているのだろうか。

とある普通の一日

たまたまfacebookに仕事をしている写真をアップすると、
「働いてる?」とか、「働いているふり?」というコメントをもらう。
どうやら勘違いをされているみたい。

僕が普段仕事をせず、遊んでいると思われているようだ。
なぜこのような誤解が生まれたか、皆目見当がつかないが、
ここは働いている姿を知ってもらう必要もある。

とある一日の行動を報告しておこう。
それは今週火曜日のこと。

朝7時に名古屋観光ホテルへ。
2ヶ月に1度開催される母校OBの経営者が集まる朝会。

ここでは朝食を頂きながら情報交換を行い、ゲストの講演を拝聴する。

終了後、9時前に出社。
30分ほど書類に判を押したり、雑務をこなし外出。
10時からウインクあいちで開催されるクライアントの会社説明会に参加。

ここで僕の役割は就活のプロとしての基調講演。
「地元でイケてるシューカツをするために大切なこと」というタイトルで35分、きっかりと喋る。
70分の内容を35分に凝縮するため2倍速。
例年であれば、その後の説明会もお付き合いするのだが、この日は一旦失礼する。

タクシーで某大学へと向かう。
あえて某という必要もないけどね(笑)。
ここでは大学の教室を借り、自社の会社説明会。
採用担当のコノシマと某大学出身の内定者を交え説明会を行った。
なんと知り合いの息子さんが参加していた。
世の中狭いね・・・。

それが終わると急いで再びウインクあいちへ。
講師を務めたクライアントの人事部長はじめ担当の方と昼食。
採用事情について情報交換。

そして、午後もこのクライアントの会社説明会。
午後も午前同様100名の学生が参加。
午前と全く同じスライドだが、話す内容なかなり異なる。

なぜだろうか?。
そのあたりの理由は自分でも分からない。
その時に感じていることが違うのかな?(笑)
この回は講演終了後も説明会の様子をしばらく窺った。

会社に戻ったのは16時前。
そこから日報をチェックしたり、簡単な打ち合わせをしたりと普段のルーティーン。
あっという間に外出する時間。

17時半前に次の場所へ。
向かったのは八事にある料亭八勝館。
こちらで所属するRCの夜間例会IDM。

お酒を酌み交わしながら、今後の方針について語り合う。
こうして一日が過ぎていった。

どうですか、かなり働いているでしょ?
分刻みのスケジュールでしょ?
えっ、たまたま忙しい日だっただけ?
いえいえ、ごく普通の一日ですよ。

ほろ酔いで通勤で利用する近鉄名古屋駅に到着。
名大社が柱巻きをジャックしていた。

あっ、そうそう、今日は名古屋で転職フェア。
明日は三重で転職フェア。
詳しくはこちら

これで少しは誤解が解けたと思う。
今日も一日、仕事。
ちゃんと働きますよ。

右脳思考

僕はずっと右脳に頼って生きてきた。
多分、30代半ばまでは右脳頼みの仕事や生活をしてきた。
会社での役割が増え責任が重くなってきた時に自分の説得力のなさに気づき始めた。
特に上司にはケチョンケチョンに言われたと思う。

「論理が破綻している・・・」
そんな罵声を浴びて、ようやくヤバいと思い始めた。
そこから結構勉強し始めた。
グロービスの「クリティカルシンキング」に通い、論理的に考える力を一から鍛えた。
優秀なレベルには届かないが、一応は論理的に説明をしたり、考えたりすることもできるようになった。

これで万全!と思ったが、世の中そんな単純ではない。
論理的に正しくても相手側が共感するかといえば、そうではない。
力でねじ伏せることはできてもその想いは違った。
まさに本書に書かれていることである。

また、論理的に正しくてもビジネスで成功する、売上が格段に伸びることでもなかった。
世の中そんなに甘くはないのだ。
それに気づいたからではないが、
もっと感覚を大切にしよう、もっと自由な発想を持とうとも思った。
それは間違いではないと思う。

論理的ばかりであるとつまらないし、息も詰まる。
もちろん感や勘だけではリスクがあるので、一方でその思考は必要。

右脳だけでは危険。
それでは以前の僕と変わらないということ。
ただの思いつきで喋る愚か者でしかない。

どううまく使いこなすか、使い分けるか・・・。
本書はそれを分かりやすく著してある。

やっぱり、そうなのか・・・。
僕が思っていたことはあながち間違いではない。
右脳→左脳→右脳。
この順番が正しいというわけだ。

きっとこれだけでは分からないだろう。
だから本書を読む必要もある。
結局は両方鍛えなきゃならない。

しかし、ロジカルシンキングを鍛えるための本やスクールはあっても、
感や勘を鍛えるところはあまりない。
マッピーくらいかな・・・(笑)。
となると本能の赴くままだけでなく、自分で意図的に使わねばならない。

①観察する
②感じ取る
③勘を働かせる

この3つをグルグル回さないと・・・。
これからのリーダーや経営者にはより「右脳思考」が求められる。

求められるものが多すぎて、困ってしまうな。
う~む。
右脳を鍛えるために映画でも観に行くかな・・・。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その82

先週はエラそうなことを言いながらも会社から徒歩1分のお店でした。
今回は気の向くまま、ぶらりと歩きます。
広小路通りを名古屋駅方面に向かいます。
ヒルトンホテルを越えた先にある「ロイヤルガーデンカフェ名古屋」さんに行ってきました。

リッチモンドホテル名古屋納屋橋の1階といった方が早いですね。
たまにはカフェで食事をするものいいでしょう。
店内はカフェらしいこんな雰囲気。

お邪魔したのはランチ時の忙しい時間でした。
最初に案内されたのが大きなテーブル。
周りには多くのお客さんが座っています。

腰を下ろし、フーっと息をつくと近くの席から声を掛けられます。
「あの~、人気食べ物ブロガーの山田さんじゃないですか?」
「は、はい、そうですが・・・」

知り合いかと思いましたが、全然分かりません。
「昔、●●に住んでいた××です。覚えていませんか?」
その名前を聞いて思い出しました。
以前、住んでいたコーポのご近所さんでした。

「いやあ~、山田さんのご活躍は知ってまして・・・」
かれこれ15年振りくらいかと思います。
顔も名前も忘れていても仕方ありません。
そんなことを言って頂けるなんでありがたい限りです。

「人気食べ物ブロガーとして有名になって良かった・・・」
心の中で呟きます。

そんな会話をするうちに他のテーブルが空き、移動することになりました。
最初はお値打ちな日替わりランチを注文するつもりでしたが、
なんとなく見られてる感もあります。
「エヘン、メインディッシュランチをお願いします!」
つい見栄を張ってしまいました。

メインディッシュランチ 1400円

この日はハンバーグでした。
スープやライスも付いてきます。
メインというだけあって、ジューシーなボリュームあるハンバーグ。
美味しく頂くことができました。

ゼットドリンクはカプチーノ。
ここも見栄を張って攻めてみました。
プラス100円になります。

ちょっとしたことですが、こんな偶然な再会もステキです。
ごちそうさまでした。
人気食べ物ブロガーとして更に精進しますよ。

映画「グリーンブック」

この作品はアカデミー賞を受賞する前から観ようと思っていた。
作品賞を含め脚本賞、助演男優賞を受賞した作品なので、日本でも大きな話題に。
いろんな場で作品について語られているのを目にすることが多くなった。

僕はそれをできるだけ観ないようにしていたわけだが、
この状態で映画を観たとなるとただのミーハーかと思われてしまうだろう。
そこは断固として否定したい。

洋画にはそれほど詳しくはないが、その内容に気持ちが傾き、
随分前から観ようと思っていたのだ。
僕の周りでも絶賛する声も多い。
それに影響されたわけじゃないことは敢えて声を大にして言いたい。

本作をネタバレせずに語るのは難しい。
黒人ピアニストとイタリア系白人運転手という関係は明かしておこう。
実際、映画を観る人は100%知ってるはず・・・。

そもそもタイトルの「グリーンブック」という存在を知らなかった。
映画を観て初めて知った。
グリーンは緑ではなく、グリーンさんという人の名前。
黒人が安心して旅行に行けるガイドブックの存在。
それくらいのネタバレは許されるだろう。

失礼な言い方をすれば、この2人の単純な巡業の映画。
そのほとんどは車中やホテルで語られている。
何気ないシーンの連続である。

しかし、そこがたまらなく愛おしい。
言葉に表さない互いを想う気持ちや深まる友情がとても愛おしい。
黒人差別を題材にした社会派ドラマのジャンルに入るのだろうが、それもどうでもいい。
心が温かくなり、時にドキドキし、時にうるっとし、時に腹が立てばそれでいい。
シンプルに映画にのめり込み、それを楽しめばいい。
そんなことを思わせてくれる映画。
だからハッピーエンドなんだ。

そして思う。
ケンタッキー・フライド・チキンも食べたくなるし、
(誰かさんも言っていたな・・・笑)
カティサークも飲みたくなる。

カティサークって、そんな美味しいお酒だったけ?。
今度、頼んでみよ。
もちろん、ストレートで・・・。

僕は日本人で日本国内に住んでいる。
それはそれで幸せなこと。
映画の世界とは無縁。

でも、本作を観ると自分たちの限られた世界では分からないことが魅力的だとも思う。
それは舞台となる1960年代だけでなく現代もそう。
多様だからこそ実感できる幸せもある。
それを思わせてくれるのがこの作品。

今年も外国映画は素晴らしい作品が多そうだ。