これからも前向きに 名大社会長ブログ

映画「家(うち)へ帰ろう」

会社帰りにぶらりと映画館に寄る。
近くにあるミリオン座は玄人好みの作品を上映することが多い。
そんな劇場が会社の近くのあるのはとても喜ばしい。

この3月で今の場所から移転し新たな劇場としてオープンするが、
そこも大して変わらない距離なので嬉しい。
できればネット予約ができると有難いんだけど。
どうなるのかな?。

今年も日本映画が中心で観ようと思っていたが、2019年の第一発目はこれ。
とっても地味な洋画を選んでしまった。
これは普段それほど映画を観ない愚か者副本部長こと櫻山さんがベタ褒めしていたため。
つい引き寄せられてしまった。

本作はスペインとアルゼンチンの合作。
ということはスペイン語か?
当たり前ですね(笑)。
当然のことながら何を喋っているのか分からないのだけれど、
主人公の爺さんはある程度英語が話せるので、それはそれで凄い。

社会派ドラマなのかとイメージしながらも、何の知識もなく見始めた。
観ている途中に社会派ではないな、いや社会派かな?と思いながらも、
これはロードムービーじゃないかと感じたら案の定、ロードムービー。
当然のように解説されていた。
自分だけの発見ではなかった(笑)。

ネタバレしない程度に話をすると、主人公である88歳の爺さんが一人で旅に出て、
アルゼンチン・ブエノスアイレスからポーランドに向かう。
その過程で起きた出来事を描いている。

偏屈なただの老いぼれ爺さんである。
絶対、子供や孫からは嫌われている。

しかし、いずれ爺さんになる男どもはきっと思うはず。
この爺さんが羨ましいと・・・。
そして、男はスーツを着るべきだと・・・。
よしっ、いいスーツを仕立てようと・・・。
何だかステキなのだ。
そして、いくつになってもモテたいと思うのだ。

ただ映画の目的はそこではない。
もっと別のメッセージがある。
また、これがいい。
そこに余分な会話なんて必要ない。
お互いを想う気持ちさえあればいいのだ。

年明け第一弾としては相応しいステキな映画を観ることができた。

あっ、そうそう、看護婦役で登場するオルガ・ポラズさんという女優がとても魅力的。
それも主役の老いぼれ爺さんを羨ましいと思った大きな理由(笑)。

ユーチューバーが消滅する未来

確か日経新聞の書評欄で紹介されていたのだと思う。
著者の岡田氏はTVでちらっと見た程度で、どんな人物か知らないもよく知らない。
きっとある分野にモーレツに詳しいと思っていたくらい。

妄想が膨らみ、引き寄せられついつい購入してしまった。
それもkindle。
このような新書は電子版が相応しい。
そんなふうに勝手に感じたが、実際読み終えればそれは正しい。

これからの世界観はこのタブレットの中で作られていく。
このタブレットさえあれば、大体のことは用事が済む。
まあ、スマホでいいのか・・・。
インターネットに繋がればどんなことでも情報収集できる。
facebookもインスタも一体化。
本書も気になる点を線引きだけしておけば、その箇所をすぐあぶり出すことが可能。

僕が線を引いた箇所はこんなことが書かれていた。

価値観の変化は次の3つ
①第一印象至上主義
②考えるより探す
③中間はいらない

そして、主要メディアとして見方も完全に変わった。
岡田氏がこんなことも言われる。

ブログ、ツイッター、ユーチューブ。
この3種類のネットメディアが揃ったことで、メディアの需要はほぼ満たされたと言えます。
新聞、ラジオ、テレビという、
20世紀型オールドメディアが「終わった」というのは言い過ぎですが、
完全に古いものになってしまいました。

そんなふうに感じている日々を過ごしているものの、
こうキッパリと言われると狭間に立つ人間としてはたじろいでしまう。
確かにテレビは目的の番組以外見なくなってるし、年末年始もあまり魅力を感じなかった。
新聞もある意味、強制的に読んでいるようなものだ。
親和性でいえば、僕もネットやSNSの方が高い。
このブログに費やす時間も多いし・・・(笑)。

50歳過ぎたオッサンがそんな状態であれば、今の若い連中はもっと加速度的に進むはず。
会社の若手もユーチューブしか見ないというし、高校生の息子も同じようなもの。

大手スーパーが商店街を潰したように、今度は大手ネット通販が流通を壊す。
それが不思議じゃない時代。
ユーチューバーがもてはやされる時代もあっという間に終わる。

その中で僕たちはどう立ち振る舞っていくかを考えなければならないが、
より人間らしくあればそれは可能なんじゃないかとも思う。
中途半端じゃダメなんだろうけど・・・。

分かりやすく考えさせてくれる良書でした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その76

ようやく伏見に戻ってきました。
今年も伏見シリーズは健在。
引き続きどうぞよろしくお願いします。

年末年始は暴飲暴食で過ごした方は多いことでしょう。
ご多分に漏れず人気食べ物ブロガーも飲み食いに明け暮れた日々を過ごしていました。
牛肉もお寿司も少しも興味はありません。
ビールも日本酒もワインもウイスキーも興味はありません。

十分堪能しました。
2~3日は魅力を感じることはありません。
まだまだ健全な人気食べ物ブロガーなのです。

それでも腹は減ります。
大晦日の井之頭さんも事あるごとに言っていました。
「あ~、腹が減った・・・。」
急いで伏見のお店を探します。

お肉や脂っこい食べ物は要りません。
ラーメン好きですがそれも要りません。
シンプルとすっきりと腹を満たしたいのです。

会社から南に向かい本町通沿いのある「本町ひもの食堂」さんに行ってきました。

こちらは昨年4月にオープンした比較的新しいお店で干物の専門店。
以前は確かカフェが入っていた場所でした。
そんな面影はありません。

魚が並び勢いを感じさせます。

さて、何を注文するかな?。
じっとメニューを眺めます。

普段は庶民派を気どった人気食べ物ブロガーです。
さばやあじ、さんまで迷うところですが、正月は贅沢三昧でした。
そのクセがつい出てしまいます。

「うん、そうだね、縞ほっけ開き定食だね。」
一番高い定食を注文してしまいました。
「お待たせしました。ご飯、味噌汁はお替り自由です。」
「何を言ってるんだ。美食家はお替りなんて必要ないんだぞ。」
心の中で呟きます。

縞ほっけ開き定食 1450円

このほっけのサイズはいかがでしょうか?。
ご飯と味噌汁を並べてもほぼ同じサイズです。
こちらのご飯はかまど炊きの自慢の白米。
井之頭さんであれば泣いて喜ぶはず。

ワシワシと食べ始めます。
干物であるにも関わらず肉厚。
ほどよい塩加減にご飯が進みます。

ほっけを半分くらい食べたあたりでご飯がなくなります。
このほっけのサイズでご飯一杯で済まそうとすること自体が間違いです。
ほいほいとかまど炊きご飯が置かれた場所に向かいます。
ついでに味噌汁と漬物もお替りします。

美食家風の人気食べ物ブロガーはあっという間に消え去り、
従来のただの卑しいブロガーに戻ります。
「う~ん、今日もお腹いっぱい。あ~、美味かった。ご馳走様でした。」

井之頭さんと同じでお腹一杯でお店を出たのでした。
人気食べ物ブロガーは今年も頑張ります。

ドラマ「琥珀の夢」

昨年10月に放映されたドラマをようやく観ることができた。
ドラマ自体、録画することが最近はなかったが、どうしても観たかった。
これは伊集院静氏の原作で昨年のこの時期にブログでも紹介している。

原作はサントリーの創業者鳥井信治郎氏を実名で描いているが、このドラマはすべて仮名。
なぜかな?。
原作から相当なフィクションにしてしまったからか・・・。
上下巻ある長編小説を2時間にまとめ、かなり端折っていたこともあるけど。
ニッカ創業者の竹鶴政孝氏は松亀正行という役名だし、
そんな名前を付ける方が大変だと思うけど(笑)。

僕はこのドラマを正月休みに観たのだが、時期的には正解。
グッと仕事へのモチベーションは上がった。
何事も諦めてはならない。
常に夢を抱かなきゃならない。
新たな山にチャレンジしなきゃらならない。
経営者として大切なことを改めて教えてもらった。

論理は大切である。
戦略はもっと大切である。
それ以上に大切なのは情熱。
ひたむきに向かう姿勢。

戦略や論理を越えた先にあるもの。
それが結果的に日本を代表する企業になっているのだ。
多大な演出があるにせよ勇気づけられるドラマだった。

最近でいえばドラマで観たのは「西郷どん」と「下町ロケット」。
大河ドラマはここ数年観るようにしているが民放ものは「下町ロケット」らの池井戸潤シリーズくらい。
これはただのオジサンの趣味かもしれないが、
もっと硬派なドラマを放送して欲しいと思う。

それにしても「下町ロケット」はちょっとインチキだったな(笑)。
原作を読んだ者として12月のあの終わり方はなかった。
上手い具合に正月に引っ張って・・・。

硬派なドラマは恋愛シーンなんて一切要らない。
100%ビジネスを描くドラマを流して欲しい。
そんな人って意外と多くないのかな・・・。

となると本作のように日経が音頭を取るべきだろう。
シナジーも生むと思うし。
池井戸氏が描く世界以外のドラマをこれからも観てみたい。

今年の仕事も「今日からスタート」

「今日からスタート」とは今は亡き西川塾塾主西川俊男氏が大切にしていた言葉。
どんないいことや辛いことがあったとしても、気持ちを切り替えて臨んでいこうということ。

年末年始の10連休を終え、名大社では今日が仕事始め。
清々しい気持ちで今日を迎え、一年をスタートさせたい。
全員で今日からスタートだ。

休みボケなんて一切許されない。
ロケットスタートで今日から仕事をしていく。
全員が切り替えできていることを想像するとワクワクする(笑)。

10日間あった休みだが、一体、どんな過ごし方をしたのだろうか。
そんな話をしている余裕があるかは分からない。
昨年までであれば午前中かけて全体朝礼を行っていたが、今朝は10時まで。
業務がかなり立て込んでいることもあり、
早々に全体朝礼を終え、速やかに通常業務に移っていく。

そんなこともあるので、僕のことだけでも報告しておく。
長いようであっという間の10連休。
特に旅行したわけでも遠出したわけでもない。
自宅から半径10キロ以内で過ごしたのがほとんど。
できるだけ会社から気持ちを離し考えようとしていたが、
それはできず、結構悶々とした時間も多かった。
元旦のブログにも書いたが、これが松下幸之助翁の言われる経営者の役割にもなるのだろう。

何をやっていたかといえば、毎晩のようにお酒を飲んでいた(笑)。
それは否定できない。
それでも5冊の本を読み、7日間はランニングもした。
頭にも体にも汗をかいた。

知り合いが本を出版することになり、その書評も頼まれた。
ブログでいい加減なことを書くのは得意だが、真面目に書こうとすると案外難しい(笑)。

そして、何年かに一度読むのがこれ。

その時々で気づくことや感じることが異なる。
すぐに忘れてしまうせいもあるが、いつ読んでも新鮮な気持ちにもなる。
ドラッカーや松下幸之助の考えもふんだんに盛り込まれているので、自分の中にも落とし込みやすい。

迷いが解消されることもあれば、自分のダメさ加減も痛感できる。
本当は毎年正月に読んだ方がいい。
求められる本質は変わらない。

個人的な今年の目標も明確になった。
それを実行できれば会社もよくなるはずだ。
この新鮮な想いを一年間維持していきたい。
いい一年にしていきましょう。

映画「シュガー・ラッシュ オンライン」

正月に紹介するのに相応しい映画。
こういったディズニー作品は家族で観るのが定番だと思うが、僕はひとりで映画館へ。
案の定、オジサンが一人で観ているのは僕ぐらいで大体は家族連れか若いカップルだった。
10年前ならきっと子供と一緒に来て感動していたんじゃないのかな。

では、何故この作品を一人で観たのか?。
いつもfacebookで映評をしている友人ヤブさんがベタ褒めしていたから。
他にも知り合いの大人が褒めていたので、
(ここでは大人というのが肝心・・・笑)
観ることにした。

でなければまずこの類の映画を観ることはなかった。
で、どうだったか?

結論としては観たことは正解。
人の話は素直に聞くもの。

ディズニー=子供向けと短絡的な物の見方では肝心なことを見落としてしまう。
先入観を捨てる時も必要。
そんな意味では大人も子供も楽しめる映画。

子供向きでいえば単純に映像の美しさとその迫力あるシーン、
そして、ディズニーのプリンセスが総出演ということだろう。
大人の見方は全く別次元じゃないかな。

さすがに小学生がgoogle、amazon、facebookってあまり理解できないと思うし。
ましてやeBayなんて、その存在すら分からないはず。

しかし、大人的観点でいえば、オフラインで活躍していたラルフとヴァネロペが、
(これ主役のゲームのキャラクターね。)
オンラインの世界へ飛び込み、戸惑いながらもその世界で存在価値を見い出していく。
その展開が面白い。

見方を変えればかなり皮肉的要素もあるかとは思うが、
それをエンターテイメントに仕上げてしまうのは流石。
オジサンが一人で観るのも悪くないわけだ。
これだけインターネットの中の世界を分かりやすく伝える方法もない。

僕はディズニー映画を久しぶりに観たし、海外のアニメ自体、久しぶり。
これをアニメと呼ぶこと自体、失礼にあたるのかも。
その映像の美しさとリアル感は僕が見てきたアニメを凌駕している。
その時点で時代遅れになっているということ。
自分のレベルや先端のクオリティを知れただけでも見た価値はあったと思う。

唯一、感じたのはエンドロールの長さ。
なかなか映画が終わらない。
どこで登場したかさっぱり分からない吹替役の松たか子や大島優子の存在を知れたのはいいが、
少々、長すぎと感じ、だれてしまった。
それでも観た甲斐はあった。

ご紹介頂き、ありがとうございました。
映画コラムニストとしては視野がまだまだ狭いですな(笑)。

それでも楽しい! ランニング日記1812

昨年12月のランニングは大晦日に5kmを走って、一年を締めくくった。
走り終えて安堵した。
「最後の月は目標達成したぞ!」

僕の計算では大晦日の5kmRUNでちょうど100kmを超えた。
久々の目標達成だった。
終わりよければすべてよし。
1月のブログも書くのが楽しみになっていた。

改めてランニング距離を計算。
「あれっ、おかしいなあ~。」
どうも計算が合わない。
何度計算しても100kmには届かない。

どこかで勘違いをしていたようだ・・・。
何回か計算した結果は同じ。

92.5km。
これが正解であり、12月のランニング距離。
従って目標未達成。
う~ん、人生は上手くいかない。
って、ただの計算間違い、勘違いじゃないか・・・。

そんな12月だったが、ランニングとしては楽しく走れた1ヶ月だった。
ランニングチームで雨の日に名城公園を走ったり、
大学の友人と安城シティマラソンに出場したり・・・。
ちょっとしたイベントだった。

そして、出張した高山でもランニング。
昨日のブログでも書いたように前日は結構な酔っ払いで、
少々お酒が残っていたが、それでも朝、高山市街地を気持ちよくRUN。

よくTVに登場する中橋や誰もいない古い町並み。

白鷺が佇む宮川。
観光地で、いや、出張先でゆっくりと街を眺めながら走れるのもシアワセなこと。
寒い朝でもいい汗をかき、アルコールは自然と消えていった。

午後には高山の陣屋を見学。

高山の江戸時代はこんな感じだったんだ・・・。

いかん、いかん、観光ブログになってしまった。
これはランニングブログ。
そのことを書かねばならない。

結局、2018年は2回の目標達成のみ。
前年のゼロと比較すればましだが、相変わらず低迷。
それでもコンスタントに走れるのはいい。
きっと3人のライバルも喜んでいるはず(笑)。

さて、この1月はどうか。
昨年は地獄の美濃加茂ハーフに出場したが、今年はなし。
地道に走るしかない。
この冬休みもできるだけ走り、いい一年にしていきたい。

健康な体はランニングから・・・。
今年も頑張ります。

食べ物のはなし 特別編 高山その2

新年の食べ物ブログもどうぞよろしくお願いします。
先週からの続きです・・・。

 

ほろ酔い気分でふらふらと高山市街を歩きます。
平日の夜はとても静かです。

それでも賑わっている界隈もあります。
3年前にできた「でこなる横丁」に顔を出します。

こちらにはカウンターのみの小さなお店が並びます。
その中にあるおでん屋さんに入りました。
おでんやお酒を注文すると女将さんが話しかけてきます。

「お客さんは観光ですか?」
「名古屋から仕事で来たんですよ。高山の旅館にインターンシップをさせてもらっているんです。」
「へ~、そうなんですか?。そんなことをやられている会社なんですか?」
「名大社って知っています?」
「もちろん知ってますよ。就職のことをやっている会社ですよね。」

なんだか急に嬉しくなってきました。
酔いもいい感じで回っています。
「ボクは人気食べ物ブロガーなんですが、実は名大社の社長でもあるんですよ。」
「え~、すご~い!!」
そんな感じでどんどん話が盛り上がってきます。

しばらくすると常連さんらしい2人組のお客さんが入ってきました。
「まいど!」
「いらっしゃいませ!」
「あちらのお客さん、名大社の社長さんなんですよ!」
「え~っ、すごい、家庭教師やっている会社だよね?」
と男性客が言います。

「残念ですが違います。」
「何言ってんの?転職フェアとかやってる会社ですよね?」
女性客が言います。
「正解です!」
そんな感じで会話が弾み、すっかり仲良くなってしまいました。

「私、高山で甚五郎らーめんというお店をやっているんです。」
「あっ、聞いたことあります。明日、行きますよ!」
酔いに任せて口を滑らしてしまいました。
「本当に?」
「エヘン、ボクは約束を守る男なのです。」

そんなわけで、
翌日、高山駅白山口近くにある「甚五郎らーめん」さんに行ってきました。

「こんにちは!」
「あら、本当に来て頂いて、ありがとうございます。」
こちらは高山らーめんの人気店。
12時ごろは行列ができるので早い時間にお邪魔しました。

メニューはシンプルです。

その自信が伝わってきます。

「よし、チャーシュー麺でお願いします。」
「もしよかったら食べてください。」
なんとチャーシューをサービスで出してくれます。
「お~、これじゃあ、チャーシュー祭りじゃないか・・・」

チャーシュー麺 900円

この香りとすっきりとしながらもコクのあるスープ、そして縮れた麺、
軟らかなチャーシュー、どれも絶品です。
とても美味しく頂きました。

「今日はわざわざありがとうございました。300円ではないですけどね。」
どうやら酔っ払って300円で食べさせてくれと言ったようです。
酔うとどうにもくだらない人気食べ物ブロガーです。

「ごちそうさまでした。高山の出張の時はまた来ますね!」
こんな出会いもまたステキです。

高山駅の山車も温かく見守ってくれます。

ありがとうございました。

謹賀新年2019

新年のスタートはランニングから。
これも毎年の恒例行事。大切なルーティーン。
こうして新しい年を迎えられることに感謝ですね。

初日の出を浴びながらのランニングは気持ちがいい。
きっと今年もいい年になるだろう。

今年は珍しく会社の年賀状を張り付けてみた。
名大社は今年で50周年を迎える。

大阪に本社を構えていた大有社の子会社として設立された広告代理店。
その大有社が倒産して20年ほどが経つ。
各地域にあった子会社で現存しているのは東京と名古屋のみ。

なによりも存続してきたことに意味はある。
それも少しずつ業態を変えながら生き残ってきた。
やはり変化が重要ということ。

さらに変化が求められる今年。
飛躍できるか、現状維持が、停滞していくのか。
僕の責任は重い。

松下幸之助翁は50年前に言われていた。
責任が重く苦労の多いところにこそ自分の存在の意義を見出し、仕事のしがい、
生きがいを感じることが大切。
気を休まる間もない日々の中に生きがいを見出し、自分を励まし発奮させなければならないと・・・。

経営者に求められることはどんな時代でも変わらない。

変化することとしないこと。
攻めることと守ること。
その両方を意識しながら、この一年を過ごしていく。
全員の力で会社を伸ばしていく。

新年あけましておめでとうございます。
50年を迎える名大社をどうぞよろしくお願いします。

年末なので、いつも通り今年を振り返ってみる

2018年もあと今日と明日を残すのみ。
毎年年末にその年の振り返りを行っている。
ブログでは会社ではなく個人のこと。

これも恒例行事。
こうしてブログに残しておくと、その年年でどんな状況であったがすぐ分かるのがいい。
興味のない方はどうでもいいだろうが、今年一年を振り返りたい。
本当は3ヶ月に一度は見直すと今よりは成長するとは思うのだけれど・・・。

ブログは月21本×12ヶ月=252本と毎月ノルマ通り書くことができた。
相変わらずの玉石混淆状態。
いや、ほとんど石ばかりかもそれないが、それでも続けることができた。

大きな要因としては一度も体調を崩すことなく、
元気に健やかに安定した毎日を過ごせたことにある。
そんな意味ではこの頑丈な体とそれを支えてくれた家庭に感謝。

僕は2018年に以下の5つの個人目標を立てた。

・新たな領域にチャレンジする
・くどくする。同じことを何度も言う
・対話を増やす。承認欲求にも答える
・異業種を学ぶ
・ルーティンを大事にする

かなりアバウトな目標だが、それぞれ詳細も書いている。
ただここではかなり長くなってしまうので、解釈と結果を残しておきたい。

 

・新たな領域にチャレンジする
⇒ここでは会社の価値、自分の価値を上げるためのチャレンジを示していた。
大きなことで言えば南山大学の非常勤講師の仕事。
これは完全に新たな領域。
自分が大学の先生をやるなんて少し前までは全く考えていなかったが、
ひょんなことから貴重な機会を頂いた。
2ヶ月強とはいえ週2回の授業は大変だったが、自分にとってもいい経験となった。
一緒にやってくれたニシダとサポート頂いたゲストには改めて感謝。

他には、ふるさと就職応援ネットワーク(Fネット)の会長、
株式会社パフの社外取締役就任もそう。
同業界の仕事だが、新たな領域であることは変わらない。
まだ戸惑うこともあるが自分にとっては有難い場でもある。

チャレンジするだけでなく実績を残さねばならないけど・・・。
それ以外にも大学の後援会長やロータリーの役割も同じようなことが言えるかもしれない。

ここで僕がこの一年で感じたことを話しておきたい。

僕自身、大した能力は持ち合わせてはいない。
それは謙遜ではなく、自分自身に感じること。
そのために僕の中では日々のルーティーンが必要。
そのことは下の項目で・・・。

ただ僕が名大社の社長というラベルがいい具合に循環し、
知らず知らずのうちにチャレンジするチャンスを頂く。
どの領域も自分で売り込んだのではなく、周りから要請されたもの。
それはそのラベルに対しての少なからずの信頼感であっただろう。
だとすれば、今後、僕はそのラベルを本当のレベルの変えていくことが求められる。
そんな時期に達してきたのだ。
今後の成果が重要だが、一つ目の目標はクリアしたといえる。

 

・くどくする。同じことを何度も言う
⇒これは1回話しただけでは伝わらない。
何度でも繰り返し言わなければ伝わらないので、くどくなろうという意志を示している。
実際どうだったか?
現実はまだ足りない。

僕が理解されているだろうと思っていても、そうではないケースは多い。
それは相手が悪いのではなく、自分自身が足りない。
もっと何度も何度もメッセージを発せねばならない。
言葉は重要。
もっとくどくならないといけない。

 

・対話を増やす。承認欲求にも答える
⇒こちらもまだまだといえるだろう。
「社長にランチをたかる会」は継続しているものの、どこまで対話しているかは疑問。
若手勉強会だけでなくN4との勉強会もやると書いたが、一度も実現していない。
若手の方だけでいっぱいいっぱいだった。
承認欲求にも答えていないだろう。
反省・・・。

 

・異業種を学ぶ
⇒ここはやれたところとそうでないところと混在。
今のスケジュールでいえばこれ以上、自分が手を広げれない。
経営者としての実質的な学びを目的とした目標だが、時間的限界があったのも事実。
すでに加盟している団体(西川塾、壺中の会、ロータリー、クラブ愛知、那古野塾)以外の
活動を求めたわけだが簡単ではない。

ただ今年は中部経済同友会にも入会。
名だたる企業のトップの方が並ぶ中で場違い感を感じるもののこれも学ぶ場。
来年はもう少し機会を増やしていきたい。

自分たちが企画した「名古屋ファミリービジネス研究会」も異業種を学ぶ場だった。
いい関係性もできたし、勉強させてもらうことも多かった。

 

・ルーティンを大事にする
⇒これは毎年の自分に与えたノルマをどうこなしていくか。
一つ目の振り返りで書いたように自分の能力を上げていくにはルーティンが必要だと考えている。
言い換えれば自分への危機感の表れだが、
いい意味でそれを自分の健全な行動として捉え、興味、関心事項へと持ち込んでいく。

ブログは目標クリア。
読書は50冊の目標に対して63冊。
ここにはこれまで読むことがなかった漫画も含まれているので微妙。
漫画とはマンガ日本の歴史、昭和天皇物語やレモンハートだったり・・・。
息抜きに読むのも必要(笑)。

映画は映画館鑑賞が30本目標で30本。
ぴったし作品数。
マラソン月100km目標のクリアは2回のみ。
もしかしたらこの2日間で3回になるかもしれない(笑)。

ジム週1回は行くことができなかった。
通常の日記は当たり前だが毎日クリア。
ルーティンもある程度はこなせるようになってきたが、
もっと高いレベルに押し上げないといけない。

 

これが個人目標の結果報告。
来年の同時期に改めて自分で読むとどう感じるのだろうか。
その時の状況により感じ方も違ってくる。

この2018年は相変わらず飲んだくれてもいたが、大忙しの一年だった。
もっと余裕を持つべきといつも考えるのだが、
僕のような貧乏性にはそんな時間の方が充実している。
しいていえば家族サービスがゼロに等しいが、
これはあまり求められてなさそうなので・・・(笑)。

2018年のブログは今日で終了。
一年間、お付き合い頂き、ありがとうございました。

2019年も元旦からぶっ飛ばしていきますので、引き続きお付き合いくださいませ。
よい年をお迎えください。