これからも前向きに 名大社会長ブログ

食べ物のはなし 伏見シリーズ その5

伏見に移転し一ケ月か経過。徐々にこの街並みにも慣れてきました。
新たにスタートした伏見シリーズもすこぶる評判がいいのですが、
「円頓寺シリーズと比較して、心を動かす情緒が感じられない。」
なんて声も聴こえたりします。

時代は移り変わっていくのです。
今、この瞬間を大切にしていくことが重要なのです。
批判の声は気にせず、自分の力を信じて邁進していくのみです。
力強くそう思いながら、どこのお店に行きべきか考えます。

肝心なことを忘れていたのに気づきました。
もしかしたら、情緒が感じられないと言われたことは、これが原因だったのかもしれません。
入居する名古屋広小路ビルヂング(三菱系だからビルヂングなんですね)には
1店舗だけ飲食店が入っています。

同じビルの仲間がお店を構えるのに、本来ならそこを真っ先に紹介すべきなのに、
抜け漏れていました。
きっとこれが情緒がない原因だったのです。

ビルの地下1階にある「インド・キッチン」さんに行ってきました。

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多分、このビルがオープンした時から入っているインド料理のお店です。
ランチは毎日変わり3種類あります。ナンは食べ放題です。

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コスパは高いと思われます。
火曜日のこの日はチキンドピアザ、シーフードミックス、ミックスベジタブルから選べます。
その中でも一番コスパの高そうなシーフードミックスを注文しました。

スタッフはもちろんインド人です。
本当にインド人かは分かりませんが、そちら方面の方であるのは間違いありません。
独特のイントネーションで「おまちどうさま~」と運ばれました。

Sランチ(日替わり)850円

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思ったよりも辛いです。
刺激があります。ナンが進みます。
ひたすらカレーにナンをつけ食べ続けます。
「お~、この辛さ、なかなか、いいぞ。」

当たり前ですが、ずっと同じ味です。
少しずつ飽きてきます。
ナンをお代わりしようかと思いましたが、さすがにもう一枚は多いです。
半分くらいがちょうどいいボリュームです。

少しばかり後悔しました。
「ここは一人で来る店じゃないな。グループで来た方がいいな。」
グループであればカレーもシェアできます。
いろんな味を楽しむことができます。
3人でナンを2枚お代わりすれば、いい感じでお腹がいっぱいになります。

人気食べ物ブロガーとして、また一つ賢くなったようです。
ごちそうさまでした。
次回は会社のメンバーと一緒に来ます。

島耕作も、楽じゃない

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僕は「課長 島耕作」は読んだことはない。
課長に限らず、部長も社長も会長も読んだことがない。
どこまでシリーズがあるかもよく知らない。

今から25年ほど前、映画「課長 島耕作」は観た。
トシちゃんが主役で監督が根岸吉太郎氏だったので期待したが、つまらなかった。
麻生祐未さんとの絡みのシーンが羨ましかったくらいで、
あとは何も覚えていない。

著者の弘兼憲史氏の講演も一度拝聴したが、正直、つまらなかった。
(スミマセン)
講演タイトルと内容が大きく違っていたのも問題だとは思う。
反対にその後のビリギャルの坪田さんの講演が期待以上に面白かったのでよかったけど。
それからしばらくして知り合いになれたのは自慢の一つですね(笑)。

ここまで書く批判ばかりしてる感じで著者の弘兼氏には嫌われてしまいそう。
迎合するわけではないが、ここはフォローしておきたい。
僕は島耕作を知らない分、
本書で客観視できることはビジネス上の成功体験者として参考にすることができる。
フィクションには違いないが、
事業を推進していく上で大切な要素が折り込まれているのは参考になる。
それは著者の企業人としての経験と取材や出会った経営者から吸収したものであろう。

ここまで実績を出せば日本を代表する経営者とはいつでも会うことが可能。
それはやはり「課長 島耕作」の原作者であることが重要で、
スポ根マンガや少女マンガじゃ難しいだろう。
(具体的な作品名が何一つ浮かばない・・・)
社会的立場は大いに利用すべきなのだ。

本書では島耕作の人物像ではなく実際の経営者について著者の視点から展開されている。
柳井正氏、澤田秀雄氏、新浪剛史氏など今の日本を牽引するリーダーも描いている。
この切り口も面白い。個人的にはここが一番勉強になったかな(笑)。

とはいえ、弘兼氏の生き方にも興味深い。
漫画家という職業柄もあるだろうが、一般的なビジネスマンと生活スタイルは180度異なる。
ある意味、それを真似ることは困難。
あえて真似ようとも思わない。

しかし、それがそこから生まれる素晴らしい作品は
僕のような凡人にはイメージできるものではない。
それを40年も続けるなんて、その持続力は相当なもの。
企業人は企業に所属しているからこそ持続できている面もあるわけだし・・・。

ちょっと余裕ができたのなら、
「課長 島耕作」からのそのシリーズを読んでもいいのかもしれない。

そんなことを思ってしまった。

京都、京都、大阪、忘年会

昨日は「古事記を学ぶ集い」で京都に出掛けた。
京都の名経営者の一人である人見社長案内の下、石清水八幡宮や

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磐船神社岩窟めぐり。

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そして、駈馬神事で有名な藤森神社へ参拝。

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いかに自分が歴史に無知であるかを痛感。
何気なくお参りする神社やお寺をもっと知ることが日本人としては重要だと改めて理解した。

最後は月桂冠のコラボ店「月の蔵人」で懇親会を行い、有意義で楽しい時間を過ごさせてもらった。
いい感じで酔っ払う。

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人見社長、ありがとうございました。

そして、今日から再び京都。
明日も京都。明後日は大阪である。
昨日も学びだが、今日からも遊びではない(笑)。
この忙しい師走、のほほ~んとしているわけにはいかないのだ。

京都は同志社大学へ、大阪は関西大学へと出掛ける。
どちらの大学もU・Iターン向けの就職セミナーが開催され、
愛知県代表の就職支援会社として学生さんの相談に乗ることになっている。
両校とも僕は初めてお邪魔する。
昨年までは別のスタッフが担当していたが、今年は僕に役割が回ってきた。
理由は単純。
会社の中で一番ヒマそうだから・・・。
大学担当のスタッフも他の業務で忙しく対応することができない。
この12月は僕もかなり忙しいので、本当はそんな余裕はないはずなんだけど・・・。

「じゃあ、U・Iターンセミナーは、ヤマちゃん、よろしくお願いします。」
「オレ、12月はスケジュール、パンパンなんだけど」
「スケジュールパンパンって、それって夜だけで、昼間はガラ空きじゃないの?
行ってくださいよ。」
「うっ・・・、わかりました。」
そんな会話があったかどうかはともかく月火水は関西に出張。

現在、僕のスケジュールはグーグルカレンダーで社内共有しているので、
誰でも確認することができる。
夜は色に染まっていてカレンダーもパンパンだが、昼間は何もないのが丸わかり。
う~ん、よかれと思って全社共有にしたけど、あまりよろしくないね・・・(笑)

でも、頑張ってきますよ。
先週から始まった個人面談の合間を縫って、京都で学生さんのサポートをきっちりやってきます。
彼ら彼女らの将来を確かなものにしてきます。
そして、京都の夜も楽しんできます。

大阪の翌日の木曜は名大社の忘年会。
昨年までは丸の内の「CAVERN」さんでお世話になっていたが、今年からお店を変えた。
規模も拡大し、60名ほどの参加者で盛り上げる予定。
その盛り上がった模様はきっとスタッフブログで報告してくれるだろう。

翌金曜日はトーマツイノベーションさんで講演の仕事。
とっても珍しい組み合わせの講演のため、改めてブログで書きたい。
気になる方はトーマツイノベーションのセミナー情報を見てもらいたい。
ビックリしますよ。
こちらからどうぞ!。

そんなわけで今週もハードな一週間。
それでも元気に行ってきます!

いい季節なのに・・・。ランニング日記1611

11月はランナーにとってはとてもいい季節である。
まずは暑くも寒くもなく走りやすい。
そして、多くのマラソン大会が開催されモチベーションも自ずと上がる。

このエリアでいえば代表的なのがいびがわマラソン。
僕も一昨年までは必ずと言っていいほど参加してた。
雨でドタキャンした年もあったけど・・・。

今年も何人かの友人から
「山田さん、今年はいびがわは出ないんですか?現地で会いましょうよ。」
なんて、言われたりした。
僕が最も出場したい大会の一つだが、昨年に引き続き参加はしなかった。
今や大人気の大会なので、申込みに遅れると既に締切という事態。
今年もあっという間に締め切られたと思うが、
そもそもそれを忘れていたというのが大きな理由。

そして、11月は週末に何かと予定が入り、
思うようにスケジュール調整ができなかったというのも大きい。
これも言い訳に過ぎないが、
ランナーにとって最高の季節に何ひとつエントリーすることなく時間が過ぎていった。

じゃあ、その分、地道に走っていたのか。
残念ながら、それはない。
目標が決まらないと気持ちは高まらない。
出場する大会が目の前にないとテンションは上がらないものだ。

休日も思うように走れなかった。
前日が飲み会だったり、天候が悪かったりと不運も重なったのだ。
そんな状況なので、今月の報告はいつもにも増して恥ずかしい。
ただ3人のライバルが気にしているので報告しないわけにはいかない。

11月のランニング距離は67km。
この時期はせめて目標の80%は捉えたいところだが、まあ情けない距離だ。
「今に始まったことじゃないぞ!」と笑われそうであるが・・・。

そんな11月ではあるが、沖縄に研修旅行に出掛けたこともあり那覇周辺を走ってみた。

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11月初旬の那覇はまだ半袖でも十分なので、
たっぷりと汗をかくことにはなるが、それでも気持ちよくランニングできた。

そして、この12月。11月の挽回ができるのか。
全く自信がない。
自慢じゃないが夜の予定がパンパン。
朝型ランナーとしてはかなり厳しい月になりそう。
それでも大学時代の仲間と安城マラソンには参加する。
10kmしか走らないけど・・・。

2016年の目標達成はたった1回という底辺を彷徨う状態になりそうだ。
そろそろランニング日記も潮時かな(笑)。

菊池桃子さんのはなし

今週月曜日は富士ゼロックスさんの「New Value Circus 2016」というイベントに参加。
といっても僕は時間の関係で、ある講演に参加しただけ。
講演タイトルは「女性が輝く社会の実現に向けて」 。
昨今、話題の女性活躍推進法の影響もあるだろうが満席だった。

僕自身もその分野に興味がないわけではないが、今回参加した目的は別。
もっとミーハー的なもの。
講師が菊池桃子さんだったのだ。
僕らの世代では絶対的なアイドル。
僕は特別ファンでもなかったが、高校から大学にかけては大人気で圧倒的な可愛さ。
確か映画「パンツの穴」も観たんじゃないかな・・・。
そのアイドルの名前に惹かれ不純な動機で参加したのだった。

僕は講演が始まり、すぐに後悔。
座った席が前から1/3程度の場所で本人の姿が見えずらい。
前の席のオッサンが座高が高い上に頭がデカく、その姿で本人が隠れてしまうのだ。
前の予定なんてすっ飛ばし、最前列に座るための時間を確保すればよかった。

しかし、そのデカい頭の横から垣間見える菊池桃子さんはすこぶるかわいい。
とても嫁さんと同級生とは思えない(笑)。
時々、「うふふっ」というアイドルっぽい笑い声を出しながら、話を進めていく。
僕は講演を聞く場合、大体の場合はスライドを見たり、メモを取っている。
講演者の声のトーンや話し方は勉強になるので注意をしているが、
講演者をじっと見つめることはない。

それが今回はずっと講演者ばかり眺めていた。
すぐにデカい頭で隠れてしまうが、顔を横に向けながら追っかけていた。
全く年齢を感じさせない。ほんと可愛らしい・・・。

いや、違う。
こんなことを書きたかったわけではない。
目的は菊池桃子さんだが、彼女の講演内容をブログに書こうと思ったのだ。

彼女のお子さんは20歳と15歳。ほぼうちと同じ。
15歳の娘さんは生まれながらにして身体に障害がある方。
彼女は子育てから雇用政策やキャリア形成に興味を持ち、40歳から大学院に通い始めた。
多くのことを学びながら問題意識を持ち続け、NPOを含め活動を始めた。
今や一億総活躍国民会議の民間議員としてあちこちで広報活動をされている。
ただ可愛いだけではないわけですね(笑)。

僕も全然知らなかったが、ジェンダーギャップ指数というものがあり
日本は145か国中111位(H28年)という低い順位。
男女格差において健康、教育は上位に位置するのだが、
政治や働くことでの経済参加ではすこぶる順位が低い。
まだまだ女性蔑視をする政治家が多いのもこの表れだろう。

「昭和脳」の持ち主がその傾向になるというが、僕もその傾向がなくはない。
菊池さんの話を聞きながら反省することにもなった。
こんな方が推進役を買ってくれるのであれば、
僕のような愚かな「昭和脳」の持ち主も感化されて効果的かもしれない。

浅はかな目的で参加した講演であったが、いい学びとなった。
ありがとうございました。

映画「続・深夜食堂」

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わざわざ映画館まで足を運ぶ必要があるのだろうか・・・とつい思ってしまう。
短編ドラマはネットでも観れたりするからだ。
しかし、より映画を感じようとすれば、わざわざ足を運ぶ必要もある。

派手なアクションがあるわけではない。
壮大なロケーションが行われているわけではない。
製作費にしてもそれほど膨大ではないはず。
それでもわざわざ足を運ぶ。
そう、映画を感じる必要があるのだ。

豚汁がグツグツと煮立つ音、生姜焼きがジュージュー焼かれる音。
匂いはわからない。
だが、感じることはできる。
それも人の温かさや優しさが伝わってくる。

僕は朝型人間なので深夜は得意ではない。
厳密にいえば昔は得意だったが、
40代以降早起きを心掛けるようになり、すっかり夜は弱くなった。
夜遅くまで飲んでいるとたまに寝ていたりする。
それはちょっと恥ずかしいけど、それが実態。

だから深夜12時から朝7時ごろまで営業する「深夜食堂」は僕には合わない。
しかし、この作品を観てしまうとこの「深夜食堂」に行きたくなってしまう。
熱燗をチビチビやりながら、ちょっとツマミを摘み、最後に豚汁定食で〆る。
全くをもって体にはよくないが、そんな夜を過ごしてみたい。

不破万作さんあたりにちょっと絡まれながら、それを軽くかわしながら飲んでみたい。
小林薫さん扮するマスターに「また、来なよ。」と言われながら、店を出たい。
ひとりでしみじみとボソボソ独り言を呟きながら飲むのが正しい方法かな?
とそんなふうに思ってしまう。

前作でもこの作品の温かさについてブログでも触れたが今回も同様。
ひたすら温かい。
人っていいなと思わせてくれる。
東京も悪くないなと思わせてくれる。

前回の映画ブログで池松壮亮さんのことを書いたが、
なんとこの作品にも重要な役柄で出演されていた。
今年、一体、何本の映画に出演しているのか。
僕が観ただけでも4本も出ているぞ。
う~ん、なかなか、やるじゃないか(笑)。

主役のマスターは言葉数が多いわけではない。
気の利いたことや特別なアドバイスをするわけではない。
じっくりと話を聞き、気持ちのこもった食事を出すだけ。
ボソッと相手に気づきを与える言葉を発するだけ。
それがメンターとして大きな役割を果たしている。
相手はそれで十分安心する。

勝手な見方でしかないが、会社においても同じなのかもしれない。
いい人間関係や信頼関係を築くにはそれほど多くの言葉は必要としない。
特に困ったり悩んだりする時はそうなんだろう。
安心できる場さえ提供できていれば、それで悩みは解決の方向に向かう。

なんでも仕事に結びつけるのはよくないが、そんなことを思ってしまった。
となると、部下との関係性に悩んでいる上司は観るべき映画なのかもしれない。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その4

伏見シリーズがスタートしはや3回。
こんな声が聞こえてきました。

「へっ、伏見に移転して偉そうにしやがって。
円頓寺シリーズは600~700円ばかりだったのに、こっちにきたら1000円以上じゃねえか。
いつからそんなに偉くなったんだ!」

これは誤解だと思うのです。
シリーズが始まり、仲間にご一緒させてもらっただけのことです。
いつも1000円以上のランチを食べているわけではありません。

ここは男らしくキッパリと否定したいところです。
どうしたらいいものかを悩みながら三蔵通を歩きます。
伏見通りの手前にこんな看板を見つけました。

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このままだと世間の声に伏見シリーズは潰されてしまう。
なんとかしなければならない。
すがる気持ちを抑えつつ「男前パスタ」さんに入りました。

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いかにも男前メニューが並んでいます。
看板メニューである「男前ハンバーグプレート」は
あんかけスパ、ハンバーグ、ライス、サラダと超ストレート。
男前になるにはこれで勝負かとためらいましたが、
50歳にしてテカテカの男前になるわけにはなりません。

グッと堪えランチプレートを自販機で購入します。
こちらはライスの代わりにスープのセットです。
パスタの量は「男前ハンバーグプレート」より多く感じます。
実際は経験値が浅いためよく分かりません。
まわりをキョロキョロながめながら待ちます。
しばらくすると「お待ちどうさま」と運ばれてきました。

ハンバーグランチプレート 950円

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これでもかなりのボリュームです。
ハンバーグの自己主張はパスタ屋さんとは思えないほどです。
あんかけはどうでしょうか?
チャオやヨコイとは明らかに違います。
男前な感じです。
ここは力強く食べるのみです。

「この手のあんかけもなかなかいいじゃないか・・・。」
とひとり呟きます。
ライスはなくて正解でした。

キョロキョロした時にこんなポスターが目に入ってきました。

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男前KINGか・・・。
カズは食べたことがあるのかな?
と一瞬思いましたが、ただのKING違いです。

カラアゲ・ハンバーグ・目玉焼き・パスタ・ライス・サラダ。
これは一体どうなるのだろうか。
たじろいでしまいます。
この先ご縁があるかどうかも予測できません。
本当に困った時には男前の力を借りる必要がありそうです。

さらにパワーアップした男前極(2000円)もあります。
流石にこれでは体が持ちません。
どんな男前になるのか見たいものです。
そんなことを考えているうちに、なぜこの店を選んだかは忘れてしまいました。

ごちそうさまでした。
また、来週もよろしくお願いします。

創業家の価値

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写真は最近の日経ビジネスと日経トップリーダー。
共に「創業家」に対して特集が組まれている。
僕がファミリービジネスアドバイザーの端くれなので、
目に留まりやすくなっているのかもしれないが、
このような特集を組まれることが多いように感じる。

日経トップリーダーはどちらかと言えば経営者の視点、
日経ビジネスは企業姿勢の視点が書かれているのが両誌の特徴。
同じ日経であっても切り口が違うので、比較しながら読んでみても面白い。

両誌ともにいえることだが、ここで問われるのは創業家の価値。
理想は優秀な経営者が継承される創業家だろうが、現実は甘くない。
企業規模が大きくなりパブリックになればなるほど、
創業家以外のトップが経営を任されるのは当然のこと。

それが中小企業であっても創業者がいきなり倒れたりしたら、
非同族の幹部が登板することも大いにあり得る。
あちこちで話題になっている大戸屋さんの場合はその最たる例。
結局、お互いのコミュニケーション不足により、
誤解を生み、修復不可能な状況に追い込まれていく。
本業と関係ないところで企業ブランドに傷がつき、
業績が悪化するのは勿体ない話。

僕の立場としては同族企業の良さを伝えていく必要があるのだが、
こんな話ばかり出ると同族企業に対してのイメージは下がる一方。
しかし、先週土曜日、名大社で開催した「FBAAフェロー会(研究会)」
(ファミリービジネスアドバイザーの勉強会のこと)では
改めて同族企業の強さや素晴らしさを感じることができた。

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創業383年の老舗企業の方に話をしてもらったのだが、
企業が何を大切にし続けるかで会社の価値は維持される。
それはある意味、長寿の秘訣であり、
創業家の価値とも言えるのではないかと思うのだ。

詳細は省くが、ここで感じたことは同席した仲間も同じだろう。
このような企業ばかりであれば、今、巷を騒がしているネガティブな話は生まれないはず。
象徴的な言葉もあったが、本人に叱られるといけないのでここでは止めておく(笑)。

名大社の場合、創業家不在といってもいい。
企業の成り立ちを考えればそうなるだろう。
それが事業を運営していく上で支障になる場合もあれば、逆の場合もある。
現段階では、逆の場合として上手く機能しているわけだが、それが続く保証はない。
いつかすがりつきたい時が訪れるかもしれない。
これから自分たちが歴史を作る強い覚悟で臨んでいくしかない。

いずれにせよ、創業家を敬わない企業は上手くいかないようだ。
雑誌を読み、研究会を通し、そんなことを感じてしまった。

中小企業のための長期インターン活用戦略

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正式なタイトルは
『事業拡大を実現する中小企業のための「長期インターン」活用戦略』
とかなり長い。
多分、ビリギャルの著者坪田さんを意識したんじゃないのかな(笑)。
多分・・・。

著者の佐藤均氏は名古屋に本社を構える株式会社丸八テント商会の社長。
親しい間柄ではないが、何度かご一緒させて頂いた。
出会った場所は本書にも登場するGnetさんのイベント。
Gnetさんとは岐阜のNPO団体で長期インターンシップのプログラムを提供している。
また、新卒採用の事業も手掛けられており、悪く言えば競合。
しかし、お互いにそんな意識はなく、
昨年も国のUIJターンの事業でパートナーとして仕事をさせてもらった。

本書ではGnetさんも含めた長期インターンの学生を上手く活用することで、
会社がいい刺激を受け成長する過程を描いている。
一般的にインターンシップと言えば、学生のための就業経験であったり、
最近だと1DAY、2DAYの採用目的とするケースが多い。

ここではそれを遥かに突き抜け、インターン学生を会社の戦略として扱い、
新規事業の立ち上げから実行まで活かしている。
それがうまく機能するとグッドサイクルが回り、会社にとってもインターン生にとっても有益となる。
まさに帯に書いてある「ローコストでイノベーションを起こす究極の人材活用戦略」だ。

では、ここに登場する学生はずば抜けて優秀か。
たしかに優秀ではある。
僕も話をさせてもらった経験もある。
しかし、どこにも存在しないようなずば抜けた優秀さではない。
しっかりと目的を持ち、信頼され任され、ゴールに向かって努力した結果、成長したまでのこと。
だと思う。
最初からずば抜けて優秀だったのなら、すみません(笑)。

そうさせるために何が一番重要かといえば、トップの意識。
タイトルにも”中小企業のため”と明記してあるように、
あくまでも中小企業がカネもヒトも限界ある中で展開する方法が書かれている。
そして、最終的には人材採用にも生きてくる。
やり方次第では本当に競合になってしまうが(笑)、企業にとっては有効的な話。

名大社的には大学との関係性の中で実施する2週間インターンシップと
現在新たなサービスとして行っている「THE CREATIVE CHALLENGE」しかないが、
この手法もいい方法だと随分と参考になった。
自社でも取り組んでみてもいいかもしれない。
と、浅はかな頭でストーリーを描いてしまった。
考えてみてもいいな・・・。

「長期インターン」がプロジェクトでうまくいく秘訣はこれらしい。
①トップが明確なビジョンを持つ。
②プロジェクトリーダーを決める。
③「多様性」×「やる気」のある人材。
④過去の成功体験をリセットする
⑤プロジェクトに関わるのは学生だけ。

簡単そうだが、ここまで思い切った判断を下すのは相当難しい。
判断くらいはサクッと下せるので一度検討してもいいのかな。

それにしても本書の存在でGnetさんはいいPRになっただろう。
その点だけでもかなり羨ましい(笑)。

父母教育懇談会で喋ってみる

明日の土曜は慌ただしい一日。
いくつか重要な予定がある。
その一つが「秋季全国父母教育懇談会」なるもの。
母校で後援会主催のイベントが開催され、プログラムのひとつに就職講演会がある。
メインが「企業採用担当者・内定学生によるパネルディスカッション」。

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そのコーディネーターを任されたのだ。
(裏方なのに扱いはやたらデカい・・・笑)
2012年の60周年記念祭でも同様の役割を依頼された。
その時はあまりにも好き勝手に進行したため、
二度と呼ばれないかと思っていたが再び任されることとなった(笑)。
その時のブログがこちら
当時のことはもう忘れてしまったのかな・・・。

今回も企業採用担当者2名と学生3名、キャリア支援課の課長とディスカッションを行う。
今週21日(月)にお邪魔し、全体の流れを打合せしてきた。
全国から1000名の親御さんが参加されるという。
大きな講義棟だけでは収まらないので、他の教室も用意し中継で流す。
テーマが就職活動のため大学3年生の親御さんが中心のようだ。

僕としてはパネラーからより本音を引き出し、
少しでも実態を理解してもらい親御さんに参考にしてもらうことが大きな役割。
通り一遍の話で終わらないようにするのが腕の見せ所というわけだ。
できるだけ脱線しないように進行していきたい。

打合せでは採用担当者と参加学生の事前アンケートを見ながら、
質問の摺合せをしたのだが、参加する学生3名がすこぶる優秀。
いや、優秀すぎる。
よくぞここまで集めましたね!と感心してしまうほど。

多分、学生の回答は問題ないだろう。
逆に心配なのが、参加している親御さんがどう受け止めるかだ。
これが就職活動の常識と認識してしまうと間違いなく勘違いする。
妥当性を認めつつ、客観情報も提供しないと誤った解釈にも結び付きそうだ。

百戦錬磨の企業採用担当者が修復をしてくれるんじゃないかとは思うので、
僕はタイムマネジメントをしながら、あらぬ方向に進まないよう舵取りに心掛けたい。
僕があらぬ方向に進む可能性が高いのがやや心配(笑)。
前日のお酒は抑え気味にしたい・・・。

この「秋季全国父母教育懇談会」はどうやらうちの嫁さんも参加するようだ。
参加者に提供されるデパ地下のお弁当が目的のようだが、
嫁さんの前で喋るのはかなりやりづらい。
「家ではダメ亭主なくせに、エラそうしやがって!」と絶対感じるだろう。
上手く封じ込める策を練らねばならないな・・・。

終了後はインターンシップイベントやファミリービジネス関連の予定が続く。
明日はタイトなスケジュールになってくる。
まずはコーディネーターの役割をきっちりこなすことを考えていきたい。