これからも前向きに 名大社会長ブログ

さらば!ピカデリー

昨日6月30日を持って、名古屋駅前にあるピカデリー1.2が閉館となった。
これは中日本興業が運営する映画館。
7月15日にはミッドランドシネマ2がシンフォニー豊田ビルにオープンするので、
それほど大した問題ではない。

このオープンの内覧会の招待状がなぜか僕に届いたので顔を出すつもり。
新しい映画館が誕生するわけだから喜ばしいはずだが、
その一方でちょっと寂しかったりもする。

僕がずっとお世話になってきた映画館の名称が消えてしまうのだ。
知ってる方も多いが(そうでもないかな)、
僕は学生時代、ずっと名古屋駅前にある映画館でアルバイトをしていた。
その頃、映画館の名称は全て異なっていた。
僕の所属はロキシー劇場。
他にはグランド劇場、アスター映劇、セントラル劇場、駅前シネマ、シネラマ名古屋、ピカデリーと、
どういった理由かはわからないが、いかにも映画館という名が跋扈していた。
流す映画には明確に意味があった。
その名前を聞くだけでワクワクする時代。

一番大きい映画館は1000名を超える客席数。
それも満席にしてしまうパワー。
昨日まで掲載された松岡氏の「私の履歴書」の全盛期まではいかないが、
特別感はあったと思う。
正月にはお酒が振る舞われ、酔っ払いながらバイトした時代。
それもいい思い出だった。

昨日で閉館となったピカデリーは、そうはいっても平成9年の開業だから僕の時代とは違うが、
そのノスタルジーは変わらない。
名古屋駅前も再開発され、映画館もシネコン一色になった。
それはそれで悪くないが、懐かしさと寂しさもあり、閉館前に顔を出した。

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映画館にはそれを記念してか、これまで上映された作品のポスターと多くのサイン色紙も飾られていた。
今でこそ再び劇場で映画を観るようになったが、
20代後半から40代にかけては映画館に出向くことは少なかった。
子供を連れていく以外は年に数本というレベルだった。
仕事が忙しく時間確保ができなかった理由もあるが、それも言い訳に過ぎない。
ビデオやDVDで済ませていた。

ここ数年は再び映画館い通うようになったわけだが、やはり映画は映画館で観るべき。
逆にDVDを借りることがすっかりなくなった。

僕の一定の価値観の形成は映画の影響によるところがあるといっていい。
生きていく上で大切な趣味でもある。
そんなこともあり、こんなブログを書いてしまった。

さらば!ピカデリー。
ありがとう!ピカデリー。

食べ物のはなし 円頓寺シリーズ その44

円頓寺に戻ってきました。
やっぱりこの界隈を歩くのは心が和みます。
「そろそろ暑くなってきたことだし、さっぱりしたメシが食いたいなあ~。」
なんて、思ったりしちゃいます。

国際センタ―ビルから円頓寺商店街を歩いていきます。
ホウボウさん前にランチメニューが掲げられています。

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「ほ~、そうか・・・。こんな手もあるじゃないか。」
とつぶやきながら、店内に入ります。

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古民家を改装したオシャレな飲食店です。
店内は改装され、カウンターとテーブル席。

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お母さんと娘さんらしき方、2人でお店を切り盛りしています。
そのほんわかした雰囲気が居心地の良さを醸し出します。

「すいません。Bランチをください。」と静かな声で注文します。
入店した時はカウンターでオジサンが一人で食べていましたが、
次第にお客さんが増えてきました。

な~んとなく小奇麗なオバちゃんグループ。
ちょっといけてるOLグループ。
多分カメラ女子。
そんな女性陣が続々とお店に入ってきます。
そのほとんどががBランチを注文します。

ちなみにAランチは牛すじカレーライスでした。
気持ちは分かるような気がします。
しばらくぼんやりと待っていると「おまちどうさまでした!」と運ばれてきました。

Bランチ(稚あゆの天ぷら) 850円

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揚げ物ですが健康的な感じがします。
アップにしても油濃さは感じません。

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この周辺の野菜の多さが女性をターゲットにしている感じもします。
「お~、そうくるか。オレは負けないよ。」
妙な対抗意識を持ちながら食べ始めます。
食べながら率直に感じたりします。

「稚あゆはごはんのおかずになるのか?お酒なら進むと思うけど・・・。」
不謹慎な想像をしながら食べ続けます。
しかし、野菜と稚あゆはどうもご飯のおかずにはならないのです。
ご飯の量はしっかりとあります。
バランスよく食べているつもりですが、どうみてもご飯が余りそうです。

「こりゃヤバいな。どう配分すればいいんだ。」
人気食べ物ブロガーが食事を残すことはご法度です。
どんな状況であっても完食することがポリシーです。
おかずが足りないからご飯を残しましたなんて、
電車の踏切が開かないから遅刻しましたと言ってるようなものです。

少しずつ味噌汁を飲みながら、ご飯を噛みしめるまでです。
「おっ、そうか。これも健康にいいんだ。」
自分本位の納得をしてみます。
何とか何も残さず食べ切ることができました。
50歳を超えても食欲が落ちないのは少々困りものです。

しかし、人気食べ物ブロガーはそうでなければなりません。
ごちそうさまでした。
来週も頑張ります。

「採用学」を読む

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著者の服部泰宏氏の講演は何度か伺ったことがある。
また、ご本人にもどさくさに紛れて一度ご挨拶をさせて頂いたこともある。
きっと本人は記憶にないと思う。

とても真面目に書かれた本書だが、服部氏はまるでジャニーズにいそうな雰囲気を持つ。
大学の准教授とは思えないタレントっぽさを持つ顔立ちだが、
本人はそんなことを言われても嫌な気分になるだけかもしれない。
ただのやっかみですね。失礼しました。

この手の類の書籍をいわゆる学者と呼ばれる方が執筆するのは珍しいのではないだろうか。
一般的には人事コンサルや就職ジャーナリスト(そんな職種あるか?笑)が
クライアントの実態やリサーチを基に書かれるケースが多い。

だが、これはもう学問。
あとがきで著者は
「組織と人が初めて出会う『採用』という場面において、両者の良い出会いと、
お互いの発展を阻害する問題を明らかにし、その解決の方法を科学的に解き明かすこと。
そのことを通じて、『採用』という観点から、
『採用』にできる範囲の中で、より良き社会の実現に貢献すること」

と研究の目的を語っている。

一度、読んだだけでは理解できない。
じっくり考え込まないと理解できない。
僕のような大学でほとんど勉強しなかった者は付いていくのに大変。
本書の内容も同様。
それだからこそ価値があるし、学問として成立するのだろう。
主観的に捉えがちな採用論を客観的に論拠を示している点は研究者としての立場が窺える。
僕らの世界とは似て異なるものだと感じてしまった。

しかし、共感する点や学ぶべき点は多い。
まだまだ経験則や感覚で語る採用論に対して科学的な根拠に必要性を述べている。

著者の考える採用力とは
採用力=有形・無形の採用リソース(資源)の豊富さ×採用デザイン力(採用設計力・オペレーション力)

この方程式だけ見ても???が並ぶだけだろう。
本書を読めば「な~るほど!」と理解できるので、
関心のある方は是非、読んでもらいたい。

僕はこの業界に入って28年目を迎える。
その間でも採用手法やツールは大きく変化している。
本質は変わらないにしても時代の変化と共に求められるものは双方に変わってくる。
双方とは企業側も求職者側も・・・。
面倒なことにお互いに人が関与するのでロジックだけでは解決できない。
肝心要な部分で感情が表に立つ。
それはそれで悪くないと思う。
だがらいつまでたってもアナログ要素が重要だと思うし。

最近の事例で書かれていた三幸製菓やサイバーエージェントの採用手法も面白い。
通り一遍ではなく今後そんなやり方も増えていくだろう。
それによって多くの母集団の中でかき消された存在にもチャンスが広がってくるのではないかな。
僕自身ももっと学ぶ必要があるし、会社のメンバーも本書から学び取ってもらいたい。

この服部泰宏氏は7月7日に開催されるパフさん主催の
職サークルシンポジウム「真・採用論 採用力の向上は、社会を救う」にも登壇される。
今でも申し込みを受け付けているので、興味のある方は予約してはどうだろうか。

あれっ、書評のつもりがイベントの宣伝になってしまったぞ。
変なつもりはないのに・・・。
僕もこのイベントは楽しみにしているし、
今度こそ服部氏にしっかりと挨拶をして名前を憶えてもらえるようにしたい。

引越します!!

少し前に「オフィス移転を考える」というブログを書いた。
それほど日にちは経っていないが、正式に移転が決まった。

来る10月29(土)30(日)日に中区伏見に引越します!!

そんな重要な日だが、どうやら僕はいないらしい。
社長元気で留守がいい・・・なのか(笑)。
場所は地下鉄「伏見駅」より徒歩3分。名古屋広小路ビル16階。
気になる方はググって調べて頂きたい。

今のビルよりちょっと古いがデカさは倍以上。
アクセスも断然よくなる。
右を向けば栄、左を向けば名古屋駅なのだ。大袈裟な表現だけど・・・。
ちなみにオフィススペースは倍弱、家賃は倍以上。
細かいことは内緒だが、大きな投資になることは間違いない。

先日も下見に行ってきた。
窓から見える風景はこんな感じ。
TV塔がバッチリ。夜はどんな景色だろうか・・・。

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これからオフィスのレイアウトやエントランス、新規什器などを決めていかねばならない。
今、使用している什器も十分使えるが、思い切って一新したいとも思う。
きっとモッタイナイお化けが出て、そこまでの判断はできないような気がするけど・・・。
いろんな妄想が頭の中を駆け巡る。

セミナールームは40名くらいは収容できるようになるので、
ちょっとしたイベントは自社内で開催することができる。
関係者を招いてのパーティーもできる。
(そんなことするのかな?)

面談室も増やすので求職者のスケジュール調整も図りやすい。
オフィス内は思い切ってフリーアドレスにしたいが、これはできるのかな。
やると決めてしまったらやるしかないので、
賛成しないメンバーも合わせるしかない。

バーカウンターを作って、飲みながら仕事をするのもいいかもしれない。
昼寝用のソファーを置くのもいい。
いかん、いかん、妄想が駆け巡っている。

退社後の行動も変わる。
円頓寺が遠くなるのは寂しいが、新たなスポットを開拓することも楽しみ。
伏見界隈の馴染みのお店を作らなければならない。
時々は円頓寺にも顔を出し、その関係性は大切にもしたけど。
普段、滅多に行くことのない住吉町あたりにも出没しそうだ。
あのあたりの事情がさっぱり分からないので、
開拓のし甲斐があるかもしれない。
20代の頃は住吉町のBARにもよく行っていたので、
懐かしさも手伝い通ってしまうかもしれない。
なんだ、夜の事ばかり考えているじゃないか・・・。

仕事のことばっかだと息も詰まるしね(笑)。
こういった前向きは仕事はワクワクする。
明るい未来を考えるのは楽しい。
いずれ見積金額を見て恐ろしくなるだろうし、
実際のかかった費用を見て愕然とするかもしれない。

後悔だけはしないようにしたい。
ちょくちょくこのブログでも進捗状況は報告したいと思う。
まずは引越します!という報告。

今のうちに丸の内へ遊びに来てくださいね。

大学でもラジオでも喋った一日

本当は昨日のブログでアップするはずだったが、叶わなかった。
理由は簡単。
深夜1時ごろまで飲んでいたので、翌朝にブログを書くパワーがなかったのだ。

なので、一日遅れで22日の出来事を報告。
ブログに絶対取り上げねばならないわけではないが、
パフ釘崎社長から命令されたら逆らうことができない。
一昨日の行動をルポすることにしよう。

この日は午後から岐阜県にある国立大学へ。
(それだけで特定できるじゃないか・・・笑)
就職活動リスタートガイダンスということで大学4年生に向けて講演を行った。

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売り手市場を反映し、順調に就職活動を進める学生は多い。
大手就職情報会社のアンケートでは6月1日時点で内定率が50%を超えるという。
それが実態かどうかはともかく既に就活を終える学生も多い。

その反対にそんな学生を横目に見ながら焦る学生がいるのも実情。
今回の講演はどちらかといえばそんな学生が対象。
しかし、その学生の能力が劣っているわけではない。
たまたま運が悪かったり、やり方は間違っていたりするのがほとんど。
僕の役割はそんな学生に対して勇気づけるのとこれからのやり方をアドバイスすること。
参加した学生は少なかったが、少しでも伝わったのなら嬉しい。

終了後は急いで会社に戻り次の準備へ。
この日は東京から大物ゲストが来名されたのだ。
その大物とは株式会社パフの釘崎社長。

「あ~、なんだ・・・」
とため息をついた方もいるかもしれないが大物であることは変わりない。
伏見にある名古屋メシを食べさせる居酒屋で待ち合わせ。
釘崎さんは内定者の皐月さんと石上さんを連れてやって来た。
そこに株式会社ジオコスの伊藤社長とニューフェイスの徳永さんも合流することに。
なぜそうなったかは釘崎さんのブログを読んでもらえれば理由は分かる。
僕が説明するまでのことはない(笑)。

そこでビールやハイボールを飲み、ちょっといい気分になって次の場所へ。
ジオコスさんのラジオ番組「就活中ing」に出演させてもらうのだ。
お酒を飲んでラジオ出演なんてなんとも不謹慎だが、その方がきっと面白いことが言えるはず。

そもそも今回の主役はパフさんの内定者と名大社のユキモト。
僕や釘崎さんは裏方的な存在のはずだった・・・。
しかし、釘崎さんが饒舌に喋るので僕もそれにつられベラベラと喋ってしまった。
ちなみに番組は1時間の生放送。
酔った勢いで大爆笑、拍手喝采の面白い話をする予定だったが、
意外にも真面目なことを喋ってしまった。
う~ん、反省。
飲んで参加した意味がない(笑)。

うちのユキモトの話も良かったが、パフさんの内定者の話にも感心させられた。
学生であれだけ堂々と話すことができれば社会人としても期待できるだろう。
「あえて、パフ」なんだ・・・。

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番組終了後は2次会。
またまた飲み始めた。これも楽しい時間を過ごさせてもらった。
人材育成から経営の話まで多岐に亘る。

嬉しそうに釘崎さんは女性陣と写真に写っているが、喋っていたのはオジサンとばかり。
気づけば深夜1時ごろになっていた。

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大学でもスタジオでも居酒屋でも喋った一日。
これもいい時間の過ごし方。
みなさん、お疲れ様でした。

食べ物のはなし 番外編 しょうゆかつ丼

番外編が続きます。
ちょっくら馬篭まで足を運びました。

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馬篭は何度かお邪魔したことはありますが、いつだったかはあまり記憶にありません。
社員旅行の途中に寄り、酔っていたことが原因かと思われます。
まだまだケツが青い頃だったんですね。

馬篭は長野県かと思われがちですが、岐阜県中津川市になります。
中津川市といえば、そう、この「食べ物のはなし」ブログの発祥の地。
ブログの師匠が生まれ育ち、今は事業を営んでいる地であるのです。

「食べ物のはなし」に登場するお店を「食べ物のはなし」でも登場させなければなりません。
意味不明な表現になっていますが、弟子として役目を果たさねばならないのです。
国道19号沿いの馬篭に向かう交差点にある「五万石」さんにお邪魔しました。

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こちらの名物はしょうゆかつ丼。

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お店にはまいう~の石塚さんのサイン色紙も飾られています。
しょうゆかつ丼のほかにも、味噌かつ丼、ソースかつ丼、玉子とじかつ丼と並びます。
しかし、ここは迷うことなく断固としてしょうゆかつ丼。

「すいません、しょうゆかつ丼を二つください!!一つは飛騨美濃けんとんで!!」
力強く、テーブルを叩きながら注文します。
この日は珍しく同行者がいました。
全く同じ品では芸がないので、ひとつはランクを上げてみたのです。

「おまちどうさま!」
と二つの丼が運ばれてきます。
明らかにランクが違うのは一目瞭然です。

しょうゆかつ丼 900円

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しょうゆかつ丼(飛騨美濃けんとん) 1200円

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「お~、こうくるか、なかなかやるじゃないか・・・。」
見た目はあまり変わらないかもしれません。
シェアしながら食べてみると豚の種類の違いに気づきます。
飛騨美濃けんとんの方が歯ごたえがある中にも柔らかさを感じるのです。
そばつゆをベースにしたしょうゆダレはカツにマッチし、食が進みます。

「お~、これはいいぞ、さすが、師匠推薦の店、なかなかやるじゃないか。」
と言葉が自然と出てしまいます。
しかし、食べながらあることに気づきました。

「飛騨美濃けんとんって、おかしくないか?飛騨けんとん、美濃けんとんならわかるけど・・・。
だったら、岐阜けんとんにすべきじゃないのか?」
岐阜県出身の人気食べ物ブロガーは素朴な疑問を抱いてしまいます。

問いだ出すべきか考えましたが、ここは師匠の顔に免じて止めることにしました。
ランクの違いはどんぶりの豪華さの違いでもありました。

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会計を済ませ、向かった先は師匠の運営するお肉屋さんです。
中津川市に来たのであれば、表敬訪問しないわけにはいきません。
一部、怪しげな行動を強要されましたが、無事、挨拶をすませました。

飛騨牛コロッケで十分だろうと思いましたが、
見栄を張ってこんなものを買ってしまいました。
こちらも美味しく頂きました。

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ごちそうさまでした。
次に中津川市にお邪魔するのはいつになるでしょうか。
楽しみにしています。

意志あるところに、道は開ける

本来、水曜日は「食べ物のはなし」を書くのが決まりになっているが、
今日は予定を変更したい。
「食べ物」ブログのファンの皆さま、申し訳ありません。
ネタがないわけではなく、少しでもお知らせするのを早くした方がいいと思い、
急きょ変更。理由はブログの通りです。

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昨日は岐阜市にある「みんなの森 ぎふメディアコスモス」へ。
初めてお邪魔したがとても綺麗でお洒落な施設。
岐阜にもこんな施設が存在するんだと出身者として嬉しくなってしまった。

目的は「世界ALSデー記念トークセッション 意志あるところに、道は開ける」
というイベントに参加するため。
このイベントはビリギャルの原作者である坪田信貴氏のブログを読んで知り、
スケジュールが開いていたので申し込んだ。

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FC岐阜前社長である恩田聖敬氏の講演がメインとなるイベントで、
坪田さんと岐阜県で一番話が上手いG-net代表理事の秋元さんがトークを行う。
ご存知の方も多いと思うが、恩田氏はALS(筋委縮性側索硬化症)を発症され、
昨年、FC岐阜の社長を辞任された。
通常であればその後の生活は治療に費やすのが普通だと思うが、
恩田氏は力のある限りALSと向き合い、活動し続けるという。
オフィシャルサイトも立ち上げ、新会社の設立もおこなう積極さ。
そのパワーはどこからくるのだろうか。

そんな点も気になっていたが、恩田氏の講演でその理由も明確となった。
講演といっても直接話をするわけではない。
録音した音声をスライドと共に流している。

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本人が直接話をする時は秘書の方が、口の動きを見て翻訳する。
流しだされたスライドや本人の表情に悲痛なものは一切なく、むしろユーモアが溢れている。
恩田氏の明日に向かう懸命さは清々しいくらい。

本人が言われているようにALSを発症しようが、自分が自分であることは変わりないという。
動けない、喋れない、食べれない、呼吸できない。
克服しなければこの症状が進む。僕だったら絶望的となり、自暴自棄になってしまうだろう。
恩田氏がそんな時期がなかったわけではないと思うが、
今は前を向き、それも楽しく生きようとしている。
その姿を見ているだけで、熱いものを感じるし、自分がもっと頑張らねばと勇気を与えてくれる。
彼の行動が与える影響は大きい。
それもポジティブになれる面での影響が大きい。

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坪田氏の愛情の深さも感じることができた。
人は3つで評価されるらしい。
doing(行動)、having(所有)、being(存在)と3つだが、
どうしてもdoingやhavingでの評価が中心となってしまう。
本来、人の存在価値を認めるbeingが重要なのだが、
親でも知らず知らずのうちにdoingやhavingを基準においてしまう。
これは僕自身も反省。
家庭でもオフィスでも同様のことはいえる。
成績で評価することも必要だが、それだけでは肝心な点が見えてこない。
坪田氏は巧みな表現で恩田氏にダブらせながら語っていた。
これもいい勉強になった。

恩田氏は新会社を設立し、これまでの経験や知識を発信し社会に役立てたいという。
また、ALSや他の難病患者のために医療や福祉サービスの改善を行うという。
その志には感銘を受ける。
タイトルにあるように「意志あるところに、道は開ける」を自らが実践されるわけだ。

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新会社設立のためにクラウドファンディングを使い協力者を求めているのが、まさに今。
大したことはできないが、僕も少しばかり協力はさせてもらう。

そのクラウドファンディングの受付期間が今月26日までとなる。
詳しくはこちら

僕が偉そうに何かを言う立場ではないが、
こういった取り組みがあるということだけは知ってもらいたい。

昨日は貴重な機会を頂き、ありがとうございました。

選ばない面接術

突如としてブログネタに困ることがある。
何を書けばいいか全く浮かばない時がある。
そんな時は読んだ書籍の「書評ブログ」としてちょくちょくアップしていた。
状況によっては随分前に読んだ本をアップしたこともあった。

しかし、今はない。
継続して読書はしているものの、ここ最近は何故か進みが遅い。
あっちの本に手を出し、こっちの本にを手を出し、
中途半端にしか進んでいないため「書評ブログ」が書けない。

何が言いたいのか。
ネタがないと言いたい。

そんな状況の中、やや焦りを抱えながら、
毎月送られてくる「日経トップリーダー」を読んでいた。
「お~、これでいいじゃないか・・・。」とホッとした気持ちになった。

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と、前フリが長くなったが、今日のブログは「選ばない面接術」。
「日経トップリーダー」の読者は主に中小企業の経営者。
記事も全般的にそんな経営者向けに書かれている。

この特集に書かれていることは目新しいことはない。
うちの会社では普通に実施している内容だ。
(商売的に当たり前の話か・・・笑)。

しかし、この特集を読んで、ハッとさせられる経営者は多いだろう。
クライアントでも担当の話を聞く限りできていない会社も少なからずある。
担当者は頭を抱えていても、意外とトップは自分の落ち度に気づいていない。

それはどんなことか。
至って単純な話。
中小企業なのに志望動機を求めすぎ。
学生を見極めようとしすぎ。
採用してやるオーラを出し過ぎ。
など、分かる人には分かるが、分からない人には全く理解できないことが書かれている。

この特集で少しでも感じてくれたのなら、一定の効果は見込めるだろう。
6月も半ばを過ぎ、採用戦線も明暗がはっきりしてきた。
昨年の反省から立て直した企業もあるだろう。
諦め状態の企業も存在するだろう。
大手サイトのアンケートでは既に内定率は50%を上回っているが、
実際はそこまではいっていないと思う。
名大社の大学担当の報告を聞く限り、そんな感じがする。

採用を継続する企業にはまだチャンスもあるし、
第一希望に縁のなかった学生もまだまだ可能性は十分。
6月30日に開催される名大社とディスコさんとのコラボイベントは130社程の企業が参加するし・・・。
(来週あたり、名大社スタッフブログで誰かが書くだろう。)
お互いにやれることは沢山あるはず。

おかげさまで名大社は内定辞退者は一人もないまま(今のところ・・・)、採用活動を終了しそう。
それは若手のスタッフの頑張りによる面が強いが、そのノウハウは僕も提供できる。
完璧な手法なんて存在しないが、ある程度の成功へ導く方法は語れるんじゃないかな。
ビジネスでやってるわけだし・・・(笑)。

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それでもこの特集で書かれていた孔子の「九思」には感心させられた。
どこかの場所で使わせてもらおう(笑)。

ブログのネタ不足なんて言わずに本業のネタが書かなきゃいけないね。
反省・・・。

映画「64 ロクヨン 後編」

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観終わった後、かなりくたびれた。
それだけ映画に集中していたのと親子の絆が辛い場面でしか理解できなかったのが大きい。
この映画の評価は分かれると思う。
傑作か駄作かということではない。
ハッピーエンドの映画かそうでない映画かということ。

僕は多分圧倒的に少ないハッピーエンドに一票を投じる。
それは最後の最後に感じただけで、観る者によって感じ方は異なる。
それでいいと思う。

映画は思いもよらない展開へと進んでいく。
まだ観ていない方のためにストーリーに関しては一切触れないようにしたいが、
お互いのエゴがぶつかり合うのが前編、後編通していえること。
それが問題をややこやしくさせる。

客観的な行動を描きながらも、結局のところ主観が勝り問題を大きくする。
それは被害者も加害者も同様。
理屈では分かっていてもその通りにはならない。
それが本作品見どころともいえる。
正義だけでは問題解決は難しく、そこには倫理が伴うことが必要。
この面倒な人間関係を第三者的に捉えるとそんなふうに思ってしまう。

前編でのブログでも書いたが、僕は原作を読んでいない。
以前ドラマ化もされたようだが、それも観ていない。
比較して観ると原作者や監督、脚本家が最も言いたいことが理解できるのかもしれない。
原作を読む時間はないかもしれないけど、ドラマは一度観てみようかな。
とても興味はそそられる。

相変わらず主役の佐藤浩市氏は熱い。
論理と感情を併せ持つ。
場合によっては組織にはとても面倒な存在。
しかし、それが人間らしくていい。
また、そうじゃなきゃいけないとも思う。

一点だけ腑に落ちなかったこと。
ネタバレになるので詳細は書かないが、親子関係に対する疑問。
親が子供を想う気持ちは基本、共通だと思う。
しかし、子供を殺める犯罪者も同様なのだろうか。
そのあたりのことは僕には分からない。
他人だから関係ないとはいえないんじゃないかな。
人間性じゃないかとも思ってしまう・・・。

僕と同世代の俳優陣がどっぷりといい演技をするのは嬉しい。
日本映画を支える貴重な存在。
時代背景を見れば当然といえるが、その存在感を今後も出し続けてもらいたい。

いい意味で前編、後編に付き合わされた。
それには満足していると言っていい。

イチローおめでとう!!

舛添知事の辞任はどうでもいい。
どうでもよくはないが、ブログで取り上げたいとは思わない。

それよりも、なんといってもイチロー選手である。
愛知県民の一人としてだけでなく(岐阜出身者だけど・・・)、
一人の日本人として誇りに思う。

イチロー選手、おめでとうございます!

選手としてのプレーは当然のことだが、彼の哲学者と言うべき発言は感動すると共に尊敬。
失礼な話だが、ピートローズ氏のコメントが人間の小ささを感じてしまう。
もっと寛容性をもって、受け入れればいいのに・・・。
同様な考えの方は多いと思うけど。
日本人とアメリカ人との違いかな・・・。

『小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道』
『しっかりと準備もしていないのに、目標を語る資格はない。』 

僕よりも年下のイチローが達観した言葉を発している。
シンプルだけど本質。
こんな言葉に励まされたり、危機感を覚えた人も多いだろう。
一流選手が語る言葉には重みがあるし、説得力も半端ない。
そういった人しか語ってはいけない言葉・・・。

僕らは同じ愛知県ということでメリットは多い。
ニュースにも登場していた少年野球の「イチロー杯」には息子も出場していた。
早々に敗退したので本人と握手する機会はなかったがいい経験。

イチローが通っていたバッティングセンターに行ったのもいい思い出。

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この写真を探すのにかなりの時間を要してしまった(笑)。
(4年前の写真)

明後日のCBC「サンデーモーニング」の張本氏のコメントも楽しみ。
フライング気味にNHKのニュースで取り上げられていたけど・・・。

日米通算4257安打オメデトウ!
次はメジャー通算3000本安打ですね。
期待は膨らみます!