早朝ランニングをすると昼前にはモーレツに腹が減ります。
日銀前の歩道橋を歩きながら、「朝、走ったことだし、腹いっぱい食っても問題ないな、うんうん。」と自分を納得させ、桜通沿いにある四川料理「錦城」に行ってきました。
本店は中川区にあり、僕は学生時代からちょくちょく顔を出していたお店。顔馴染みじゃありませんが・・・。
名古屋で担々麺といえば錦城。コンビニでカップ麺も売られてたりします。
店に入り「すいませ~ん、担々麺セットくださ~い!」とお願いすると、瞬く間にお櫃と麻婆豆腐が出てきます。
ここはご飯が食べ放題。お替りをお願いするのはちょっと恥ずかしいけど、ここでは遠慮することなくたらふく食べることができます。
担々麺が運ばれる前に麻婆丼にしてまず一杯。辛さが体にになじんできた頃に担々麺が出てきます。
担々麺セット(780円)。
ここで他のメニューを頼んでいるお客さんを見たことがありません。
100人いれば100人とも担々麺セットを頼んでいるのではないでしょうか。そんなにお客さんは入れませんが・・・。
担々麺はご飯に合います。茶碗が小さいせいもありますが、調子が良ければ4~5杯はお替りできます(笑)。
この日は「これ以上食ったら太るわ~」と名古屋弁で呟きながら、3杯にしておきました。大食いの方はお櫃のお替りをしてもらいたいです。
そうは言っても、「昼から仕事できるかなあ~」と不安に思いながらオフィスに戻るのでした。
ごちそうさまでした。
2014年7月2日
食べ物のはなし 担々麺
2014年7月1日
福地氏の「私の履歴書」
昨日までの日本経済新聞「私の履歴書」は元アサヒビール社長の福地茂雄氏。興味深く1か月読ませて頂いた。
この「私の履歴書」には政治家、作家等文化人、研究者、役者など幅広い分野で活躍した方が登場する。僕の視野が狭いせいもあるだろうが、そんな中で企業経営者の半生が一番好きだ。
自分と重ね合わすことは到底できないが、その生き方や考え方から学ぶ点は多い。
そんな意味では福地氏が語られた1か月も十分参考になった。
飲料業界トップのリーダーというとバリバリの体育会系で強烈な個性の持ち主かとイメージしてしまうが、その前の社長瀬戸雄三氏同様、福地氏も温厚な印象だ。
もちろん営業畑を歩いて来て(名古屋もわずかだけ赴任された)、体力面や精神面で苦労された時代はあるのだろうが、写真や文章からそれをあまり感じさせない人間味溢れる姿が頭に浮かぶ。
福地氏が社長に就任する頃は、アサヒビールがトップの座を掴み、それをどう死守していこうかというハードな時期。
発泡酒への参入も会社の考えを覆すタフな仕事だったと思う。そのタフさを深刻な顔など見せず、普段と変わらない飄々とした表情で振る舞うのが真のリーダーの姿だろう。
無理はしているのだが、それを感じさせない自然体な態度を今回の「私の履歴書」から読み取ることができた。それは僕だけかな・・・(笑)。
最終回の昨日はご自身の病気のことも書かれていた。
その中には”「福地とNHKには休肝(刊)日なし」が自慢だったのに。”という一文が・・・。ということは福地氏は1年365日×何十年とずっとビールを飲んでいたのか。
ビール会社の鏡であるのは間違いないが、休肝日を設けていないことに敬服する。1か月に数回、休肝日を持とうとする僕はまだまだ甘ちゃんだ。休肝日なんて止めてしまおうか・・・。
そして、この一文にも感銘を受けた。
自分の置かれた立場でできることはしっかりやるということだ。会社には不要な人も職場も抱える余裕はない。仕事の面白さはやってみないと分からない。私は希望の勤務地や部署などを記す人事シートは常に「白紙」だった。
時代の違いはあるだろうが、今の若い世代にも知ってもらいたい。
福地氏は現在の仕事を完全リタイアされたら、晴描雨読(せいびょううどく)でのんびりしたいと言われる。そんな生き方も素敵だ。
ありがとうございました。
2014年6月30日
愚か者街道まっしぐらなのか・・・。
ここ最近の傾向として、日中の予定よりも夜の予定の方が先に埋まる。売れっ子の芸者さんでもないが、結構早い段階からスケジュールが埋まることも多かったり・・・。
大変ありがたい話だが、毎日はさすがに疲れるので週3~4回の予定が多い。
ところがである。今週は完璧。
なんと月曜から日曜まで7日間予定が入っている。厳密に言えば入りそうだ。毎日、どちらかの方と飲むことになる。
月曜は所属する団体の懇親会。なぜか錦3丁目に行く予定も。
火曜は以前大変お世話になった方との会食。
水曜は社内研修の後、講師と有志とでの懇親会
木曜からは東京出張。この日は事業パートナーの役員との宴席。
金曜はオンオフ師匠との飲み会(予定)。
土曜は研修。終了後、有志で懇親会(多分)。
日曜は研修の打ち上げ。全体での懇親会。
「一週間の歌」ができそうだ。宴席に出席しても大人しくウーロン茶をチビチビやっていればいいのだが、愚か者としてそんな行為ができない。
注がれたお酒はキチンと頂いてしまう。そして、さらに愚か者になってしまう。その繰り返しだ(笑)。
そのしわ寄せはどこに来るのか・・・。日中に忍び寄ってくる。間違いなくその疲れが午後の時間帯に体を襲い、とてつもない睡魔が体を優しく包んでいく。
予め謝っておきます。日中、寝てしまったらごめんなさい。決してサボろうとしているわけではないのです。ご理解くださいね。
ただの言い訳にしか聞こえないかもしれないが、今日から1週間はかなりハード。ウコンを飲んで体調を整え、それでも全力で臨むとしよう。
確か翌週の月曜も予定が入っていたっけ・・・。
それでも毎日、頑張ります!
2014年6月28日
林原家 同族経営への警鐘
林原家 同族経営への警鐘 (2014/05/16) 林原健 |
ボンクラ経営者の僕がいうには大変失礼でおこがましいとは思うが、著者は経営者として信じ難い。
それも日本経済新聞の「私の履歴書」にも登場した方。そんな方がこんな経営をしていたなんて許されるはずはない。
僕のような若輩者の戯言だと叱られるかもしれないが、それが本書を読んだ素直な感想。名経営者として相応しい時期が長いのももちろん理解はしているが・・・。
しかし、売上高も利益も決算書も見ることも関心もなく、会社経営を行っていたとは社長の役割を完全に放棄しているといえるのではないか。いくら研究畑であっても関係がない話だ。
粉飾決算の事実や取締役会を一切行わないのは、同族経営にはありがちな行為と本書には書かれているが、真面目に事業に取り組む同族経営者に対しては完全な侮辱だし、失礼な話だと思う。
過去の栄光も実績も会社を潰してしまっては何の意味もなさない。
メセナ活動や研究開発において評価されるべき点もあるかもしれないが、公共事業の無駄使いと同じで、会社に損害を与えていては活動自体が自分勝手な行動となる。それが許されるのであれば、誰だってやればいい。
私が会社にいる時間は午前11時半から午後2時半までの3時間と決めていた。技術開発のことを考える上で、一番いいのは夜中。
人によってそれぞれだろうが、みんな寝静まったときに瞑想するように考えると、昼間とは全然違う発想が得られるのだ。
こんなに短時間しか会社にいない社長も珍しいということで、メディアにはこのことが取り上げられたが、私にいわせれば、他の社長が「社長の仕事」をしていないだけだと思う。
著者はこんな一文を書いている。
僕には驕っているとしか読み取れなかったし、何の説得力も持たない文章にしか思えなかった。
会社の目の前の事を考え、四六時中、会社にいて懸命に働き、会社を存続させる。それだって十分立派な「社長の仕事」だ。僕はそう思う。
何だかボロクソな感想になってしまったが、本書を否定するものではない。今、ファミリービジネスを学ぶ者として、同族経営の大きな問題がここに隠されていると感じる。本書のケースは壮大すぎるのかもしれないが、参考になる点は多い。
同族経営で悩まれている方も、是非、読むべきだろう。
いい勉強にはなりました。ありがとうございました。
自分がそんな存在にならないためにも・・・(笑)。
2014年6月27日
激震じゃない株主総会
昨日は全国的に株主総会が多かった一日。
僕も会社で株を購入している企業の株主総会に出掛けた。
株主の一人として、参謀を引き連れとある提案をするために・・・。
(ホントに? ウソウソ)
意外と株主総会は交通の便の悪い場所で行われたりする。企業の意図もあったりして・・・。
意気揚々と会場に向かったのだが、会場はニュースで伝えられるような緊張感はなく、何となく和気あいあいとしたのんびりした雰囲気。
しかし、1000名以上入るホールはドラマハゲタカの「激震!株主総会」を思わせるスケール感。議長席をはじめ役員席が舞台上にズラッと並んでいた。開会前はその企業の映像が継続的に流れ、順調な業績がPRされていた。
そして、スタートした株主総会。多分、増収増益で株価も高くなっている企業の総会はこんなもんだろう。ピーンと張りつめた硬い雰囲気は全く感じることはなかった。
圧倒的に個人株主の参加が多いこともあり、株主からの質問も私的な内容が多く、企業の本質を突くような質問は聞くことはなかった。ちょっと残念。
僕も手を挙げて「誇りで飯が食えますか?誇りで業績が上がりますか?」と言おうかとも思ったが、しっかりと業績が上がっているのでそんな必要もなく、「アラン、TOBだ!」と会場を去ることもなかった。何のこっちゃ・・・。
今回参加したのは、どんな株主総会が行われているかが目的であり、その中身についてはあまり関心がなかったり・・・。
同じような進行でも議長の発言の仕方によって、総会全体のムードは大きく変わることは理解できた。
そして、頂いたお土産。
これを楽しみにしている株主も多いと思うが、僕は・・・。みんなで分けましょう~(笑)。
全く激震じゃない株主総会。今年は順調な業績を報告する企業が多いので、平和に終了した株主総会が多いんじゃないだろうか・・・。
あまり内容のないブログになってしまった(汗)。
2014年6月26日
社長になるまでのことのオマケ
1ヶ月に書いた「社長になるまでのこと」ブログは会う方、会う方、いろんな感想を言って頂けた。
「山田さん、あのブログ、良かったよ。」
「ありがとうございます。ということは他のブログは全然ダメということですね?」
「あっ、いやっ、そうゆうことじゃなくて、あっ、いや、その~(汗)、お先に失礼・・・」
とそんな感じ。でも、感想を頂けるのは嬉しいこと。
あの流れでは書くことができなかったが、つまらない事実だけど僕にとっては重要なことをオマケとして紹介したい。
社長に就任する前のしばらくの期間、僕は副社長として仕事をしていた。(対外的には8か月程度だったが、実際はほんの短い期間だった。)
役員(取締役)の時は社員兼務のため、会社を退職する手続きは取っていなかった。副社長になる段階で一旦、会社を退職することとなった。情けないが、そんなルールも知らなかった。
総務担当から「哲ちゃん、一旦、会社を辞めてもらうことになるからよろしくね。」と言われ、何の戸惑いもなく「わかりました。」と答えたと思う。
そして、手続き上ではあるが、僕は会社を辞め、改めて副社長に就任した。退職金の額も全然知らなかった。
その総務担当から「退職金は○○円になるからね。よろしくね。」と言われ、「そんな額しかないんですか?」とその少なさに聞き直してしまった。
そうすると総務担当は嬉しそうに「哲ちゃん、あと数か月勤めていれば、勤続20年で金額もかなり増えたのに、残念だったね。」と満面の笑顔で答えてくれた。
「え~、もっと早く言ってよ~。」とどこかのCMみたいに抵抗するものの、規則は変わるわけもなく、僕は20年弱の会社員生活を終えた。
ちゃんと就業規則や賃金規定はチェックしないといけませんね(笑)。
そのわずかな退職金も自社株を購入するために全て使ってしまったので手元に残ったのは一銭もないんだけれど・・・。
今も総務担当のTさんの笑顔が忘れられない。
「え~、もっと早く言ってよ~。」と今でも言いたい(笑)。くだらないが僕には重要なオマケでした。
2014年6月25日
食べ物のはなし 長崎ちゃんぽん
シリーズ化を求める声が殺到した「食べ物のはなし」。殺到といっても一件だけですが(笑)、今回は第2弾。
国際センタービルの裏手にある中華料理店「香楽」に行ってきました。
当たり前ですが、ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」のお店とは関係ありません。
ランチタイム時は食欲旺盛なサラリーマンでいっぱいになります。日替わりランチはチャーハンや天津飯などのご飯ものと麺類がセットとなり、かなりのボリュームです。間違いなく午後の仕事には支障をきたします(笑)。
そこで僕が注文したのは長崎ちゃんぽん(700円)。
嬉しいことに4月以降も値段は変わりません。
麺類にはご飯をセットにしたいところですが、その必要はありません。この長崎ちゃんぽんだけでも相当のボリュームです。野菜もたっぷり。豚肉もチャーシューメン並みに入っています。エビやキクラゲも入っています。
この長崎ちゃんぽんはかなりの人気で、多くの人が注文します。僕も以前、隣の人が美味しそうに食べているのを見て、「ふむふむ、これは今度、頼まないといかんな・・・」と思わずつぶやいてしまいました。
そして、2回に1回は長崎ちゃんぽんを注文するようになってしまいました。
途中まで食べて、そこにお酢とラー油を投入します。味がまろやかになると共に程よく辛くなります。
「う~ん、これは中々いけるぞ!」。そんな楽しみ方ができるのはお得ですね。
お店の外に出ると円頓寺につながる商店街が視界に入ってきます。
このゆったりした雰囲気を、時間がある時は物思いにふけながらブラブラと歩きます。何とも好きな空間です。
お近くにお越しの際は、ぜひ!
ごちそうさまでした。
2014年6月23日
ハゲタカ会in名古屋
あの伝説のハゲタカ鑑賞会から一年(笑)。昨日は大幅にグレードアップして「第1回ハゲタカ会in名古屋」が開催された。
会場は名大社を利用したものの、僕はほとんど機能せず、吉原さん、鈴木さんのグロービスメンバーに頼ることとなった。
今回のメインはドラマハゲタカで監修を担当された森生明氏。現在はグロービスでファイナンス系の講師を含め、内外で活躍されている。
僕は初めてお目にかかったが、実に気さくな方でハゲタカの決して表には出ない面まで話をして頂いた。名著「大木流経営論」のかなりの割合はこの森生氏が書かれているし・・・(笑)。
会の冒頭で僕は幹事という立場で挨拶をさせてもらったが、あとはほとんど機能せず(笑)、森生氏の話を伺うのみ。
3時間近いハゲタカ会はあっという間に終了。これまでのように映像を観ることは一切なかったが、実に濃密な時間を過ごさせてもらった。
ブログでは披露できない内容も多く、その話は感心するばかり。
ドラマがどう構成されていったのか、ドラマ制作陣はどんな想いでこの作品を作ってきたのか、出演者は打ち上げでどんな会話をしていたのか、サンデートイズで入札した190億円のお金はどこに流れたのか、等々、へ~、ほ~、と頷くばかりだった。ファイナンスの勉強もさせて頂いた。
また、森生氏の歩んできたキャリアから生き方まで学ばせてもらった。
自分の運命は自分で決める、自己完結性が重要なわけでですね。いやあ、本当に勉強になりました。
ありがとうございました!
最後は全員で記念撮影。
参加者の笑顔がこの会の充実度を物語っている。この後は懇親会へと続くわけだが、こちらも大いに盛り上がった。
素晴らしい日曜日を過ごさせてもらった。感謝!
2014年6月22日
資本主義の終焉と歴史の危機
資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書) (2014/03/14) 水野 和夫 |
本書を読むと将来に対して絶望的な気持ちになるのと同時に、では、一体会社をどんな方向に向かわせればいいのかと悩んでしまう。
僕は基本的に規模を追うことは求めていない。企業を成長させることは経営者の義務には違いないが、売上拡大のみを追求していくとここに書かれている世界へと自ら迷い込んでしまうようだし・・・。
資本主義の中で生きていくことを否定するつもりもないし、その中で淘汰される現実があるとすれば甘んじて受け入れなければならない。ハゲタカのいう資本の論理というヤツだ。
(おっ、今日はハゲタカ会in名古屋だぞ・・・)
だからこそ何のための会社なのか、会社をどうしたいのか、社員をどうしたいのかを真剣に問い続けなければならない。それが僕に求められる一番大きな要素。ボンクラ経営者は脳ミソのメモリー量が少ないので、困ってしまうけど・・・。
先行きを予測するには歴史を振り返る必要がある。16世紀以降の資本主義の在り方が、ヨーロッパや日本、アメリカを経て、これからの中国に繋がっていく。分かりやすい世界ではあるが恐ろしい世界でもある。
そして、資本の後始末をするのが国家という見方も説得力がある。
バブルが崩壊すると、国家は資本の後始末をさせられる。資産価格の上昇で巨額の富を得た企業や人間が、バブルが弾けると公的資金で救われます。その公的資金は税という形で国民にしわ寄せがいきますから、今や資本が主人で、国家が使用人のような関係です。
僕らのような中小企業は自己責任しかあり得ないわけだが、僕はその方が潔くていい。責任の所在ははっきりしないといけない。誰も責任を取らない世界は勘弁してほしいと思う。
「禁欲」と「強欲」はコインの裏表。
常にそこを意識していかねばならないだろう。う~ん、愚か者には難しいかもしれないが・・・。
2014年6月20日
経営者のためのM&Aセミナー
17日(火)に日本M&Aセンターが主催するセミナーに参加させてもらった。タイトルにあるようにズバリ「経営者のためのM&Aセミナー」。
関心が高いテーマなのか会場となる名古屋マリオットアソシアホテルには300名ほどの経営者らしき方が多数出席。ラフな格好をしていた僕は一番らしくなかった。中味もそうだけど・・・(笑)。
僕自身、会社の売却を考えているわけでもなければ、買収を考えているわけでもない。
(もし、売却を考えていたら、こんなブログは書きません・・・)。
しかし、この変化の激しい時代にはいつ何が起きるかはわからない。この分野の知識もある程度は必要となる。
そんな想いで参加させてもらったのだ。そこには同じ考えの経営塾の仲間の姿も・・・。みんな考えることは一緒なわけね。
第一部では実際に会社を譲渡した経営者のM&Aの実体験を語ってもらった。
今、学んでいるファミリービジネスでもいえることだが、経営者の最大の悩みは後継者への継承。同族であれ社員であれ、その存在がはっきりしていれば問題は少ないが、一番のネックは後継者がいないということ。
中堅中小企業においては全体の66%が後継者不在という。かなり大きな数字だ。将来への不安が事業を譲渡するのも大きな理由だが、後継者不足の問題はかなり深刻だ。
はて、名大社はどうなんだろう・・・。まあ、僕でも何とななるんだから、大丈夫だろう、きっと・・・(笑)。
第二部の講演も含め、M&Aが将来バラ色的要素は主催者のさせる技だと思うが(笑)、実際は甘くない。トップの実績を誇る日本M&Aセンターでさえ成功の裏には3倍の失敗があるという。
異なる文化の会社が一緒になるということは如何に難しいか。それもお互い感情的にならず、友好的な関係を築くのは相当難易度は高いだろう。
だからといって、何もせず見ているだけでは経営から逃げていると思われても仕方がない。意識だけでは常に持っておかないと・・・。
ドラマや小説だけの世界と思っていたM&Aは意外と近い世界なのかもしれない。