これからも前向きに 名大社会長ブログ

初!中日クラウンズ

ゴールデンウィークは暇だとブログで書いたため、奇特な友人が気を遣って中日クラウンズのチケットを自宅まで届けてくれた。なんてありがたいことだろう。
その友情に甘えて、昨日は名古屋ゴルフ倶楽部和合コースまで予選ラウンドの観戦に出掛けた。
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最近でこそゴルフに興味は沸いてきているが、TVを観るわけでもなし、練習もあまり行くわけでもない。スコアは当然のことながら散々なもの。
そんな僕が歴史ある大会に行っていいものかとも思われるが、せっかくの機会は大切にしたい。もちろんギャラリーとしての観戦は初めて。
自宅から電車を乗り継ぎシャトルバスに乗り現地へ。
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コースではカメラは禁止のため、入口で歩きながら記念の一枚を撮影。
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コースは既に多くのギャラリーが所狭しと移動したり、自分のお気に入りの場所を確保しプレーを観戦していた。意外と夫婦やカップルでの来場が多い。
特にお目当ての選手があるわけでもないので、たまたま最初のコースでスタートされた高山忠洋、尾崎直道、塚田好宣プロの組について回ることにした。
予選ラウンドのせいもあるだろうかあまり緊張感はない。選手同士は談笑しながら、お互いのプレーをチェックしながらラウンドしている。
風が強い影響もあったと思うが、ロストボールがあったり、バンカーからバンカーへのショットがあったり、プロでもこんなミスをするんだとちょっと安心してしまった(笑)。それでも随所に唸るようなショットもありゴルフの醍醐味も味わうことができる。
予選ということもあるかもしれないが、シートを引いてビールを飲みながらまったりと観戦するギャラリーも多かった。まるでピクニックのように・・・。
僕は貧乏性丸出しであちこちに顔を出す行動。着いていった組のハーフ終了後は、18ホールの観客席に居座り、いろんな選手のプレーを観ることに。今日現在トップの松山英樹から青木功、藤田寛之、片山晋呉ら有名選手を拝むことができた。ただのミーハーだな・・・。
そのホールで偶然、クライアントの社長と遭遇。
仕事でこの大会に関わっている関係もあるが、1日に行われたプロ・アマ競技に参加されたとのこと。それも何と一緒にラウンドしたのが話題の新人 松山プロ。今大会では最も観客を呼ぶ。ギャラリーの多さにビビッてしまったようだ。しかし、滅多にないチャンス。
もし松山プロが優勝したら、「オレのおかげだ!」と言うんだろうな・・・(笑)。
初めてのゴルフ観戦。いい経験にはなったが、それでゴルフが上手くなるわけでもない。当たり前だけど・・・。
それにこの和合コース。とんでもなく難関に思える。グリーン上で何パット打てばいいんだろう。もし、このコースをお誘い頂いても、ホールアウトする気がしない(汗)。

起業家

起業家 起業家
(2013/04/12)
藤田 晋

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前作「渋谷ではたらく社長の告白」と本書とどちらが面白かったかと言えば、僕の場合、前作になる。
これは本書を否定しているのではなく、自分の置かれる環境の変化に左右されているものと思われる。あくまでも自分の中でそう感じるだけで正確かどうかは定かではない。
サラリーマンだった8年前と現在の自分の立場の差がそうさせているようにしか思えてならないのだ。藤田氏の修羅場のくぐり方と僕とでは雲泥の差があるが、少なくとも修羅場をくぐったという事実を背景にすると、以前より自分に与えるインパクトが薄らいでいる気がする。
もしかしたら世の中の出来事に不感症になったつまらない人間なのかも・・・(笑)。と言っても、大した経験はしてないけど。
本書を読むと経営者の苦悩がよく理解できる。メディアに登場するオモテの顔と社員にも見せないウラの顔。逆の方が正しいかな・・・。
特に著者のように頻繁にメディアに登場し何かと話題となる存在であれば、オモテとウラがよりはっきりする。信用力強化や資金調達での重要性は十分認識しているが、公開企業なんて余計な仕事ばかり増えるような気がしてならない。
上場したいと言ってもできないから問題ないが、上場企業のトップは周囲に振り回されるばかりでロクなことがないと思えてならない(魅力があるのも承知してますが・・・)。しかし、そこも含めて立ち向かうことこそが上場企業のトップの役割であり、藤田氏の存在価値なのだろう。
苦悩と戦いながらも、自分の信じることでやり抜く精神力と行動力には感服するし、結果として周囲に与えている影響力の大きさは人間力の表れだろう。僕よりも随分年下だが学ばなければならない面は多い(当たり前な話だ)。
アメーバピグなんて定着して随分経過していると思いがちだが、それほど歴史があるわけでもない。うちの娘なんてアメーバピグがない生活は考えられないと思うが、まだ最近のことだ。そう考えるだけでもこの分野のスピードは凄まじい。一人の天才が現れただけで、数年後には業界が一変してしまう。変化を知り、素早く対応することを常に心がけなければならない。
それにしてもアナリストの言う事はほんとアテにならない。藤田氏のアメーバ事業を酷評していたかと思えば、黒字化した途端、手のひらを返したような発言に・・・。一番、いい商売かな・・・(笑)。
本書を読んで一番感じたこと。
藤田氏は身を持って示している。諦めなければ、いつか願いは叶うと・・・。

そうそう、4月の目標達成は?

やっぱり4月の走った距離ついて報告しておかなければならない。気にしている方は3人くらいだが(笑)、そこはキチンとしなければ・・・。
月間目標100キロ対して、走った距離は88キロと未達成で終了。達成した翌月は必ず未達成という緊張感が持続しない営業マンのようだ。トホホ・・・。
100%言い訳だが、4月はスケジュール的に相当無理があった。出張も多く週末不在にしてることもあり、コンスタントに距離を重ねることができなかった。それでもGW休暇の前半は3日間連続で10キロを走り、達成率50%程度の低レベルな次元だけは避けることができた。
そんな4月だが、思い出に残るランニングも。以前のブログにも書いたが、初めて名古屋城周辺を走ったのだ。
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それもマラソンライバルであるパフ釘崎社長と共に・・・。これは気持ちのいいランニングであった。
気候的に4月はいい。前半は桜を眺めながら、後半は新緑を眺めながら、程よい汗をかき走る事ができる。そこに朝日を浴びれば最高に気持ちがいい(本当はしんどいけど・・・)。今思えば無理をしても走っておくべきだった。後悔するなら最初からやれ!
ちなみに読書量も4冊のまま。同様に未達成。
さて、5月はどうだろうか。
出場する大会もないなと思っていたら、あるじゃないか。何となく巻き込まれてしまった「就活を応援する大人たちの皇居5周駅伝大会」。前述の釘崎社長主催の駅伝大会だ。
Fネット(ふるさと就職応援ネットワーク)チームの一員として、皇居を走る事になる。そのためだけに東京に出向く。なんともまあ贅沢な話だが、元を取るために優勝を狙って頑張るしかない(笑)。
5キロを全速力で走るトレーニングをしようかなGW後半は・・・。

会社は誰のものか・・・。

昨晩は10年以上お付き合いある方との会食。少し前に会社の役員を退任された案内を頂いたのが、そのきっかけとなる。
北垣
その方は東海地区で初となるガーデンウェディングを立ち上げられ、その後、起業。ブライダル事業を中心に積極的に展開された創業社長で業界内では有名な方。
当時から営業担当として採用のお手伝いをさせて頂いたわけだが、そんな方と2人で飲めるのは本当にありがたいこと。それだけでも感謝すべきだが、昨日は貴重な話を数多く伺うことができた。
昨年、その創業された会社は業界最大手の会社にM&Aされたわけだが、その背景には凄まじいドラマがあった。ご本人は40億あった個人保証もなくなりハッピーリタイアと仰られるが、心中を察するに複雑な想いであることは間違いない。会社は順調に伸び、社長を信頼する従業員を数多く抱えられてきたわけだから・・・。
ここでは多くの事を語れないが、私腹を肥やした役員に対して解任を迫った結果、その役員が自分の子飼いの役員を味方につけ、社長を逆に解任するというドラマのようなとんでもないことが起きたのだ。その後、その方は取締役として残るものの、会社は大手の傘下となり、組織も大きく変わらざる得ない状況に・・・。この3月にその取締役も辞任された。
しばらくはのんびりされるということだが、僕はいずれ復活されると強く思う。その手腕を世の中が見過ごすわけではないし、僕自身も期待したい。
こうした話を伺いながら思うのは、会社は一体誰のものかということ。その方はワンマン経営を避けるため、経営のリスクヘッジをするために、権限委譲をしたわけだが、結果的に自分の望む方向とは別の道に進んでしまった。それが信頼できる人であっても、持った権力ではき違えてしまうこともあるだろう。会社が大きくなればなるほど、その可能性は高い。だが、そこには懸命に働く従業員もいる。
中小企業が圧倒的に同族経営が多いのもそれが理由なのかもしれない。会社は一体誰のものになるのだろうか。当然経営者の持ち物ではない。社会の公器であるというのはよく言われること。しかし、その理想を関わる方全てが全うするのは難しい。
そんなことを考える機会を頂いた昨日に感謝。本当にありがとうございました。
「世の中は金だ。金が悲劇を生む」。
これはドラマ「ハゲタカ」で必ず出でくる言葉だが、そうならないようにしなければならない。

ちょっとうれしいGW前半

何の予定もないと言っていたGW休暇だが、それなりに慌ただしく時間は過ぎていく。
その理由の一つが息子の少年野球。一昨日から愛知県の大会がスタートし、第1回戦が行われたため応援に出掛けたのだ。
以前にも書いたが息子の所属チームは強くない。いや、はっきりいって弱い。ただ最近はかなりいい試合もするようになってきたので、少しは期待できるようになってきたが・・・。
初戦の相手は見るからに強豪。こちらのチームとの身長差は10センチくらいありそうで、バッティングも鋭い。またしても1回戦負けかと味方はみな思っていたのではないだろうか。相変わらず打てないし・・・。
しかし、これまでとは明らかに違うのはミス、エラーがなくなったこと。外野を抜けるような当たりでもポジショニングがよく、しっかりとキャッチ。
少ないチャンスをものにして、何と先制し1点を獲得。その後、1点を取られるものの接戦は続く。そして、5回の裏の守備。何てことはないセンターフライを落球してしまう。その後もランナーを許し、ノーアウト3塁1塁のピンチ。
これまでであればこの段階で勝負は決まっていた。ズルズルと何点か取られ、結局大差で負けることが多かった。しかし、一昨日は違った。
相手チームはスクイズを仕掛けてくる。そのスクイズを外した後、3塁ランナーを挟み見事にアウト。その後もピンチも凌ぎ0点に抑えたのだ。
試合は1対1のドロー。延長戦の時間もないため、くじ引きで勝敗を決める。運よく勝利を呼び寄せた。相手チームからしてみれば、まさかの敗戦じゃなかっただろうか・・・。
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勢いがつくとチームは強い。昨日の2回戦はこれまでに見たことのない展開。みんな引き締まっている。
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なんと6対0の完勝。それも、驚くことなかれ、一人のランナーも許さない完全試合。試合が終わった後に教えてもらい気づいただけだが、見事な試合だった。
チームとしての一体感が増し(特に昨日の両チームの差はこれ)、緊張感が溢れる試合運び。エースも試合を重ねるごとにコントロールも良くなり、スピードも増している(息子は「オレのリードがいい」と言うが関係ないだろう)。
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昨日も塁に出ても、得点を取っても総監督の罵声が飛んでいたが、選手たちは生き生きとプレーをしていた。何事も積み重ねだ。
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初めての2回戦突破。一昨日の手に汗握る試合に比べれば昨日は面白みに欠けたが、ドラゴンズのゲームを観ているよりも余程盛り上がる(笑)。
ちょっとうれしいGW前半。
3回戦の相手は優勝候補を破った強豪らしいが、それも楽しみ。5月4日はどんな試合をしてくれるだろうか。

辞めないのも勇気だよ。ドラマ「ハゲタカ」

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先日の丙午同級生社長 櫻山さんのブログにあったようにドラマ「ハゲタカ」の鑑賞会を有志で行うことになった。
5月11日を皮切りに全4回のスケジュールでドラマを観ながら、ファイナンスや企業の存在価値、存続についてディスカッションするかなり真面目な企画。
当初は楽しく観て、飲んで騒いでというお気楽な企画だったが、ビジネススクール仲間の吉原さんとも打合わせをするうちにどんどん難解でハードルの高い内容に移行してしまった。ちょっとヤバいな・・・(笑)。
その打合わせ中に櫻山さんが持参したのが、ハゲタカのDVD。
試写をしながら段取りをしていたわけだが、そのDVDを観ているうちに無性に欲しくなってきた。ドラマをご覧になった方ならご存知の「大木流経営論」もオマケでついてきたり、未公開シーン集もセットされお得感もあるこのDVD。子供が友達が遊んでいるゲームを欲しがるのと全く同じ状態。親にねだったりすることはないが(笑)、愚かにも勢いでそのDVDを購入してしまった。もう何度も観ているというのに・・・。
僕はこのドラマをいろんな状況の中で見てきた。2007年の放送だから6年も前の話だが、その間、いろんな出来事があった。
自分は仕事ができると調子こいてた時期。役員を降格になり、一人で飛び込み営業をしていた時期。前社長から会社を引き継ぎ覚悟を決めた時期。
その時々で多くのことを教えてくれた。励ましであったり、勇気であったり、または反面教師であったりと・・・。
西野屋、サンデートイズ、大空電機の社長の立振る舞いを見るだけでも、トップのあるべき姿を考えさせられる。想いが詰まったドラマなのだ。
買ってしまうのも仕方ないか・・・(笑)
そんな「ハゲタカ」の鑑賞会が間もなく開催される。詳細の案内は櫻山さん、吉原さんと人任せだが(笑)、参加されたい方はご連絡を!
昨日は第1・2話を観たので、今日は第3話を観ようかな・・・。ブログタイトルのセリフもいいな。

オー!ベルデニック

なんと大宮アルディージャがJリーグ記録となる連続18試合無敗を成し遂げた。
きっと同業者であるパフのTさんは大喜びをしているだろうが、僕はその記録自体にあまり関心はない。そもそもアルディージャというチームも詳しくない。常に降格争いをしているんじゃないかと(サポーターには大変失礼ですね・・・。スイマセン)思ってたくらい。
だが、今回ブログとして取り上げたのはその記録を作った背景にズデンコ・ベルデニック監督の存在があるからだ。
僕のようなサッカーに関して中途半端な知識しか持たない者でも、その存在はしるところ。オシムの前にジェフ市原を率いて、降格争い常連のチームを立て直したことも有名。そして、我が名古屋グランパスも一時期率いていた。もう10年も前の話。
僕はベルデニック氏がグランパスの監督だった時代に直接サインを頂いたことがある。
それはグランパスファン感謝デーに参加した時で、まだ娘が幼稚園と時だった。今となっては不思議で仕方ないが、その当時、娘はグランパスのファンで試合を観戦したり、ファン感謝デーも一緒に行ったりした。
ファン感謝デーでは選手やコーチ陣との交流の場もあり、その際にベルデニック監督のサインを娘のノートに書いてもらったのだ。知的で優しい学者のようなおじさんで、親しげにサインをしてくれた記憶がある。
監督の期間は短かったが、僕は決して嫌いではなかった。少なくともその前後の監督よりは好きだった。そして、イケメンFWヴァスティッチも好きな選手で珍しく背番号の入ったTシャツも持っていた。
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(この写真はベルデニック時代じゃないかも・・・)
この18試合無敗の件があったため、娘にベルデニックのサインのありかを聞くと既に処分したとのこと。なんて勿体ないことを・・・。う~ん、残念。
昨日のグランパスはサンフレッチェを相手にドロー。勝てた試合じゃないかな・・・。今は監督ピクシーを応援するが、そんなベルデニック時代もグランパスの歴史。
この勢いでアルディージャが優勝されても困るが、サインを頂いた者としてはこの連続18試合無敗もそんな悪い気はしない。

「何者」を読む

何者 何者
(2012/11/30)
朝井 リョウ

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多分、今より20年以上自分が若ければ、全く違う感じ方をしただろう。置かれる環境の違いがあるとはいえ、誰もが通る道であるような気もするし・・・。
46歳のオッサンの共感度と22歳の共感度は同じ人物であっても、歩んできた人生で変化していく。それがいいのかどうかはわからないけど。
だからかもしれない。
僕は今の仕事上の立場から、就職活動をテーマにした本書を手に取ったのだが、読みながら想うのは現役の学生のことではなく、自分の就職活動のこと。携帯電話もSNSもないバブル期の自分の就職活動時期とオーバーラップさせながら、読み進めていた。
そして、思い出したこともあった。僕は広告会社を目指し、就職活動をしていた。基本は名古屋地区だったが、時々、東京の会社の選考も受けていた。
ある時、宿泊先も決めず泊まりかけで東京に出掛けた。右も左もわからず知り合いもほとんどいなかったが、何とでもなると思いながら。
偶然、同じ広告会社を受けた隣に座った学生と意気投合して、その晩は彼の下宿先にお世話になることになった。一緒に銭湯に行き、ビールを飲みながら、自分たちの将来について真剣に語り合った(今思えば恥ずかしいくらいの甘い考えの話だったように思う)。
お互いその広告会社とは縁がなく、二度と会う機会もなかったが、継続的に手紙でお互いの状況を報告をした(時代を感じるな・・・)。あの時、食べたギョウザが妙に旨かったような気がする。
そんな事を本書を読みながら思い出した。好きとか嫌いとか、この会社がカッコいいとか、青春チックな時間だった。
全然今の立場に相応しい読み方をしていないじゃないか・・・。
今年入社した新人にも、現役の学生にも、本書を薦められた。きっと今の学生の気持ちを理解して欲しいという願いがあったのだろうが、ちょっと違う方向へ行ってしまったようだ。でも、感じてるからね。ご心配なく・・・(笑)。
直木賞も受賞した本書は、今の学生よりもむしろ僕世代もしくはもっと上の世代が読むべきなのかもしれない。twitterもやらず、今の就活環境を知らない方は全く理解できないと思うが、時折溢れ出す感情は今の若者を正直に映しているだろう。
いつまでたっても「今どきの若いのは・・・」なのだが、その状況は知っておくべきかもしれない。

さてさて、今年のゴールデンウィークは・・・。

昨日の夜はドラマ「ハゲタカ」上映会に向けた打ち合わせ&懇親会。かなりハードルの高い上映会になりそうだが、新たな気づきも得られる予感。美味いお酒も飲めたいい時間であった。
そして、明日から名大社はGW休暇。昨年はカレンダーのこともあり9連休だったが、今年は暦通り。
3連休のあと、3日出勤し4連休に入る。中途半端といえばそれまでだが、社員は誰もブツブツ言っているようには思えなかったので、これで問題ないのかもしれない。ブツブツの声が僕まで届かなかっただけかもしれないが・・・。
何かとバタバタするGW期間なので、予定を全く入れずにここまできた。
するとどうだろう。全く予定がない。遊びの予定も仕事の予定もない。こんな時こそ、家族サービスをしようと思うのだが、娘は部活や友達との遊び、息子は少年野球三昧、嫁はそのお供と見事に予定が詰まっている。
気がつけば自分だけ何もない状態なのだ。こんなことなら仲間と一緒にマラソン大会にでも出ればよかったが、当然、エントリー受付は終了しているので、それも無理。どうやら寂しいゴールデンウィークになりそうだ。誰か遊んでくれないかな・・・(笑)。
何もないなら思い切ってストイックな生活を通してみようか。
この4月は通常月に比べかなり暴飲暴食を繰り返した(いつもでしょとツッコミもあるかもしれないけど)。深夜のラーメン、カレーうどん、お好み焼き、果しないアルコールと続いていた。
久々に体重計に乗ったらビックリするほどの体重になっていた。ランニングも今月は50km弱と目標にはほど遠く、昨朝走った時も全然スピードも出なかった。おまけに財布の中味も随分寂しくなった。
だから、いい機会なのかもしれない。まずはこの3日間で50km走り(これは難しい)、規則正しい食生活を全うし、できるだけ酒量を減らす。いや、できるだけ飲まない。今の生活でも体調は絶好調だが、拷問に近いストイックな生活を送れば、さらに健康体になれるのかもしれない。
ストイックついでに読書量も増やし、知識も身に付けたい。どうにもつまらない休暇の過ごし方だが、たまにはそれもいいだろう。急なお誘いがあれば、いとも簡単にこの意志は崩れると思うけど。
天気もよさそうだし、たまにはウッドデッキで日光を浴びながら、まったりと贅沢な時間を過ごすとしよう。

西川塾スタート!

先週より西川塾二期生会がスタートした。
西川塾とはユニーの創業者で元社長の西川俊男氏が塾主として僕らのような若手経営者に真の経営を伝える私塾。稲盛氏の盛和塾に近いのかもしれない。
西川塾主は御年86歳。普通であれば、とうに現役を引退され余生を楽しむ生活をされていると思うのだがそうではなく、ほとばしる情熱を我々に対して向けてくださる。
命を懸けて伝えるという西川塾主の言葉は本当に重い。毎回、ご本人から直接薫陶を受けるこんなありがたい機会はない。
元々、この西川塾は昨年の秋に行われた東海経営者フォーラムで知り、偶然知り合いの経営者が塾生だったため紹介してもらったのだ。
昨年末、塾主の面接を受け、今年1月からオブザーバーとして参加。この3ヶ月間でも薮中三十二元外務事務次官の講演など貴重な経験もできた。
この4月から晴れて正式な塾生となった。一応、誰からも拒否されなかったわけだ(笑)。塾生は2代目、3代目の経営者が多く、僕のような同族でもなく起業でもない経営者は稀有な存在。そのせいか塾主からも何かと声を掛けて頂け、逆に恐縮してしまう。とても嬉しいことだけど・・・。
研修テーマは「人生の三感王」「経営の三感王」。
月2回が公式行事となり例会と班会議に参加する。例会は塾主講義としての経営哲学(三感王)や時事問題を学ぶ。班会議は3つの班に分かれ、自らの会社の事業計画に基づく現在の状況を各方面の視点から議論しあう。
経験値、業種、規模、年齢もバラバラではあるが同じ志を持つ同志として議論を戦わすことができるのは幸せなこと。僕は初回から自分の班に出席できず、メイキャップすることになってしまうがこの活動も楽しみ。自分の無能力ぶりが露呈されてしまうことに危機感を持つが、多くのことを吸収したい。たまには自らも発信もして・・・(笑)。
第1回目の先週は総会と共に塾主講話。西川塾主の戦時中の経験から家業を引継ぎ、その後、起業し経営に関わる話までを伺った。
今も混沌とした時代ではあるが、戦時中はまさに生きるか死ぬかの時代。自分の親から戦時中の話を聞く機会はあるが、起業家の方から伺う機会はめったに訪れない。その当時、どんな気持ちでどんな考えで生き抜いたかを直接知ることができるのだ。それだけでも自分の大きな財産になる。
公式行事以外にも研修旅行やオープンセミナーも開催されるようだ。
今年は経営リテラシーを向上させるのが個人的な目標のひとつ。これまでのような見よう見まねの経営ではなく、真の経営者として実力を磨いていきたい。そのために時間を調整し、この西川塾で学んでいく。
もちろん一番大切なのは実践だけど・・・。