連日猛暑が続く。
休日の外出は億劫で、どうしても家で過ごすことが多い。
昨日もお昼に少しお酒を頂き、いい気分で家でまったり。
ゆっくり読書でもしようとしたが、つい男子ゴルフを観てしまった。
7人に銅メダルが贈られると思ったが、そんな甘くはない。
あんなふうにプレーオフをするんだね。
松山選手、残念。
観ている方も結構疲れるね。
今日から8月の仕事がスタート。
暑さに負けずにバリバリといきたいが、週末からは夏季休暇に入る。
名大社では7日~15日までが一斉の休み。
9連休に入る前にやるべきことをこなしていこう。
会社は今日から5日間、インターンシップ生を受け入れる。
7名の学生が参加し、営業同行、イベント運営、プレゼン資料作成&発表を行う。
僕は毎年初日の午前中が担当。
「何のために働くのか?」なんて哲学チックなテーマを中心に学ぶ場。
少しでも自分の将来に役に立てばいい。
今晩は西川塾。
1年半ほど活動を休止していたので、塾生と語り合うのも久しぶり。
コロナ禍における各社の取り組みの共有は楽しみ。
お互いいい刺激になればいい。
明日は桜花学園大学にお邪魔したり、FBAAの打合せだったり。
おかげさまで忙しい今週だが、社外の予定が多い。
まあ、そんなもんかな・・・。
そんな中、大切なイベントも開催。
木曜日は「ジモト発見&インターン」。
全学生を対象としたイベントを行い、これからの就職活動に役立ててもらう。
僕の出番はなし。
こういった企画に55歳のオッサンは関りは必要ない。
全てはメンバーに任せておけばいい。
金曜日のインターン生のプレゼン発表は総評を語るけどね。
ルーティーンを繰り返すより、毎日違う仕事に触れた方が個人的には楽しい。
そんな週となりそう。
それで夏休みに入るかと思いきや、やらねばならない大事な仕事も。
ニシダと一緒に先日まで行った授業の成績を付けなければならない。
それを集中できる土曜日に行う。
提出されたレポートが楽しみな反面、それを読み込みチェックする大変さも。
学生の成長を実感できるのは嬉しいことだけど。
こうして今週は暑く熱く過ぎていく。
しっかりとやるべき仕事を片付けて夏休みを迎えたいね。
金曜日は夏休みをもらいドライブに出掛けた。
家人を喜ばせるための家族サービス。
移動は車ではなくできれば公共の交通機関がいい。
運転をしたくないというわけではない。
車でなければ昼食時に飲めるという単純な理由。
しかし、その浅はかな考えはあっさりと却下され、運転手役を務めた。
向かった先は知多半島。
家人がどこかで見つけてきた「観光農園 花ひろば」。
初めてお邪魔した農園で、今の季節は夏の代表ひまわりが一面に咲く。
のどかさが残る受付を済ませ園内へ。
色とりどりの華やかな花がずらり。
これらはなんという花、植物か?
まあ、誰か教えてくれるだろう。
そして、一面に広がるひまわり。
平日ではあったが家族連れやカップルがひまわりを前に写真を撮っていた。
50歳過ぎの夫婦に一緒に撮る選択はなく、眺めて楽しむだけ。
もっとゆっくりと過ごしたかったが、暑さに耐えきれなかった。
ちなみにひまわりは一人3本まで摘んで持ち帰ることができる。
農園を出て、国道247号線に向かう。
海沿いの人気店でランチ。
ノンアルコールビールで我慢した。
いずれ人気食べ物ブロガーが紹介するだろう。
時間の余裕があったので、国道247号を師崎方面に走る。
漁港やリゾートマンションを横目に見ながらのドライブ。
たまにはいい。
内海は海水浴客で賑わっていると思ったが、人は少ない。
小野浦海水浴場も寂しい風景。
コロナの影響もあるだろうが、夏らしい光景が見れないのはせつない。
車を走らせながら、学生時代を思い出した。
毎年、新入生歓迎合宿で内海の民宿に泊まった。
一晩中、飲み明かし、下級生は生きては帰れなかった。
(実際は生きて帰っているが、分かりやすい比喩です・・・)
そこで鍛えられたことが、今でも生きているのかもしれない。
感傷的な気持ちになりながら(そうでもないか・・・)到着したのが野間大坊。
以前、シゲノが「知多半島通信」ブログで紹介したお寺。
不思議と御利益があるという。
シゲノと全く同じお砂踏みをしてしまった(笑)。
源頼朝の父、織田信長の息子と時代をまたいでご縁のあるお寺。
もっと歴史を学ばねばいけませんね。
国道247号を常滑方面に向かう。
街は静かだったが、常滑ボートには多くの車が止まっていた。
競艇人気は今もあるのか?
昔よりは落ち着いていると思うが、コストコやイオンに頼らず街に活気が出ると嬉しい。
なぜかこんな場所に辿り着いた。
晩酌のアテを買ったくらいかな。
こうして久々にぐるりと回った知多半島。
変わる風景と変わらぬ風景。
20代の頃は内海にも出没したし・・・。
たまにはこんな家族サービスもいいね。
監督は25歳の女性。
それも主演作もある立派な女優さん。
こんなカワイ子ちゃんがこんな映画を撮るのか・・・。
そんな表現をすると、ダイバーシティの時代では偏見と非難を浴びる。
それは時代の象徴ともいえるし、若い世代が活躍の場を広げる可能性でもある。
アイドルがブームに乗って自分勝手に作品を作るのではない。
才能ある者が豊かな表現力で時代を切り開く。
何の知識を持たずに本作を観れば、
中堅社会派監督が撮った作品と勘違いするだろう。
それだけ映画には落ち着きと貫禄がある。
細かな演出はとても初の長編作とは思えない。
最近は国内外問わず女性監督の活躍が目立ってきた。
映画界も徐々に変化している。
変化するといえば、映画の制作現場も変化がみられるようだ。
先日の日経新聞にも掲載されていたが、
制作現場の働く環境も改善されているという。
昔は働く時間は有無をいわさず、セクハラ、パワハラの横行が当然の職場。
しかし、それでは辞める人が後を絶たず、
現場に残るのはベテランだけになってしまった。
環境改善で若い才能を活かす場を作らなきゃいけない。
そんな記事が掲載されていた。
本作の小川紗良監督も改善された現場だからこそ、生まれた存在かもしれない。
それを考えると過酷さの必然性を言い訳に若いの才能の芽を摘んできたともいえる。
どんな業界でも改善が求められているわけね。
話が逸れた。
本作は実際、日本のどこかで起きていそうな話。
無縁であって身近な出来事。
こんな環境を作らないのが、僕は親の責任と思うが、
何らかの理由によりその責任を放棄してしまう人も存在する。
意外と身近に・・・。
映画から現実の辛さを味わうことはできるが、間接的でしかない。
ただここで大切なのは間接的な経験をいかに自分事に落とし込むか、
いかに当事者の立場として理解することができるか。
その点において、小川監督の演出は素晴らしい。
とても25歳の女性とは思えない。
おっと、また、非難を浴びそうな発言。
とても小さな作品であるのは間違いない。
残念ながらローカルな映画館でしか公開もされない。
しかし、僕らは一定量、そこに目を向ける必要がある。
世の中は決して楽しいことばかりじゃない。
勧善懲悪な世界ばかりではない。
小さな希望を抱きながら自分と向き合うことも大切。
それを感じた作品だった。
梅雨も明け、モーレツに暑くなってきました。
名古屋の夏も尋常ではありません。
ほとんど名古屋で過ごしているので比較しようがないですが、
この暑さでバテバテになってしまう人も多いのではないでしょうか。
そんな時は冷たくサッパリとした食べ物を体が欲します。
冷やし中華、ざるそば、ころうどん等、頭をグルグル回転させながら街を歩きます。
会社から東に向かい矢場町方面に進んでいきます。
昔ながらの佇まいのうどん屋さんを見つけしました。
たまに前を通っていますが、完全に見落としていたようです。
「一八本店」さんにお邪魔しました。
調べてみると「一八」という屋号はあちこちにあります。
系列店ではないでしょう。
イチかバチかで名付けられているのでしょうか。
店内に入ると懐かしさを感じます。
日めくりカレンダー、やかん、どデカいエアコン・・・。
一気に昭和に戻った感覚です。
メニューを眺めます。
昭和を感じさせる値段設定。
うどんは300円です。
老夫婦が経営されているのでしょう。
お爺さんがお茶を運び、お婆ちゃんが調理をするようです。
この日は冷たい食べ物と決めてました。
「え~っと、ざるうどんをお願いします。」
「ざるうどんですね。」
囁くような小さな声でお爺さんが答えました。
しばらくしてふらふらとお爺さんがお盆に乗せて運んできました。
ざるうどん 650円
見た瞬間に出た本音。
「すくな・・・」
写真ではあまり分からないかもしれないですが、かなり少量です。
ターゲットとする客層もお年寄りでしょうか。
50代半ばとはいえ、健康男子にはちょっと少ない量でした。
入店するお客さんは
「ざるうどんとかやくごはんを下さい」
「中華そばとかやくごはんね・・・」
必ずご飯をセットにしています。
かやくごはんはどこにも書いていません。
みなさん、分かっているんでしょうね・・・。
650円のざるうどんが急に高く思えてきました。
人気食べ物ブロガーとしてはせこいですが、正直な感想です。
「500円の天ぷらうどんにすべきだったかな」
そんなことを感じながらお店を出ました。
うどんは昔ながらの味。
長年愛されている理由はあります。
老夫婦には頑張ってもらいたいですし、お店を非難するつもりはありません。
もう少し熟考してから注文すべきでした。
ごちそうさまでした。
次回は冷たいうどんリベンジを果たします。
先日、タカイがこんなブログをアップした。
「職域接種が始まった!」
名大社のクライアントでもあるイワタツールさん、トライエンジニアリングさん 、
ユキ技研さん、日進機工さんと5社連合で7月8日より職域接種を始めた。
スタートさせるまでの準備もそうだが、実際、始まってからもかなりの苦労があったと思う。
僕は報告を聞くくらいで何も協力していない。
まずもってこうした機会を作り、実施したことに感謝。
本当にありがとうございます!
すでにほとんどのメンバーが第1回目のワクチン接種を完了。
僕は最終日に近い先週の土曜日に家族と守山区の日進機工さんに出向いた。
各社の受付を済ませ、しばらくその場で待機。
受付もミズタニが全日通して対応してくれた。
彼にも感謝ですね。
名大社からは社員とその家族、また関係の深い取引先が接種を受けた。
僕自身は先週頭に名古屋市からクーポン券が届いたが、接種となると随分先。
嫁さんや子供はさらに先のスケジュールとなる。
それを含め、この職域接種はありがたかった。
接種会場は受付会場から徒歩5分のユキ技研さん。
順番に並び接種を受ける。
その段取りも完璧。
効率性を重視する製造業の発想といい流れを作るためのサービス業の発想が相まって、
オペレーションも素晴らしかった。
ちなみに製造業が今回の4社で、サービス業がうちのことね・・・。
あっという間に接種完了。
しばらくは待機して状態をみる。
しっかりと時間を計りながら。
あと5分22秒。
偶然だが0522は僕の誕生日(笑)。
ほんと偶然です・・・。
最後は書類を渡し解散。
最初の待ち時間はやむを得ない。
あとはスムーズに進行し、何の問題もなく終了。
当日の夜はアルコールも我慢をして翌日を迎えた。
副反応が気になるところだが、ほぼなし。
左腕を上げると若干痛みはあるが生活には支障がない。
発熱や気分の悪さもない。
普段と変わらない1日を過ごすことができた。
当初は珍しくゴルフの予定を入れていたが、周りからの冷たい視線もあり日程を変更。
左腕に気を遣うので、むしろいいスコアが出たかもしれない。
まあ、それはないか・・・。
おかげでオリンピックを楽しむことができた。
水泳もスケボーも柔道もサッカーも卓球も素晴らしかった。
2回目の接種は8月下旬。
まだまだ緊張を強いられる日は続くが、一日も早く日常が戻るといいね。
改めてみなさんのご協力に感謝。
ありがとうございました。
この映画を観ながら思い出した作品があった。
4年前に観た「愚行録」。
ある部分が似ている。
そのある部分が主役の行動を過激なものにしていく。
そこだけが似ていて、あとは何も被らない。
「愚行録」は憂鬱になったと締めくくったが、本作はむしろ逆。
爽快な気分で映画を観終えることができた。
ポスターや予告編からは過激な復讐劇を想像させ、
残酷さが頭に焼き付きそうだがそうではない。
捉え方はマチマチだが、僕は爽やかな友情物語と受け止めた。
その見方も怪しいものだが・・・。
映画の内容に触れたいが、本作は何も情報を入れずに観た方が楽しめる。
作品の紹介や評論を読まないことをおススメしたい。
僕はそれを読んだ上で観ることを決めたのだが、
中身を知らない方が驚きと感動を覚えるだろう。
騙されたと思って、何も知識を入れず映画館に足を運んでもらいたい。
そんなことを書いたら、ブログであと何を言えばいいのか。
作品の紹介も評論も読むなといいながら、映画コラムニストとしてブログをまとめなければならない。
困った・・・。
どうでもいい話だけしておこう。
本作は今年のアカデミー賞で、5部門にノミネートされ脚本賞を受賞。
巧みな構成が脚本賞に値したのだと思う。
メチャクチャ斬新というわけではない。
世にはもっと難解で脚本賞に相応しい作品もあるが、
エンターテイメント性において感じることもできる。
主演女優賞にもノミネートされたキャリー・マリガンはこの作品で初めて知った。
最近の海外の女優さんはほとんど分からないので、大体は初めて・・・。
彼女の豹変ぶりも素晴らしい。
素の可愛らしい女性から異常な世界へ自らを誘うその表情。
本性でもあり演技でもあるその演技は時に人を辛くさせる。
こちらの感情移入を巧みにコントロールする。
きっと何を言っているのか伝わらないので、やはり映画館に足を運んでください(笑)。
ずっと日本の女優さんに似ていると思っていたが、香里奈さんに似ていないか?
そう感じたの僕だけ?
最近、見ないけど何をやっているんだろうか?
名古屋市出身だし、頑張ってほしいけどね。
なんとか作品の内容に触れることなくブログを終えれそう。
「プロミシング・ヤング・ウーマン」とは明るい未来を約束された女性のこと。
日本語訳をタイトルにするわけにはいかない。
僕の好感度は高かったけど・・・。
今日はオリンピック開会式。
なんやかんや言いながらも日本選手が活躍すると素直に嬉しい。
久保のゴールも痺れたしね。
一般的に昨日から4連休の会社は多い。
名大社もそう。
でも、僕はそうはいかない。
結構仕事の予定が入っている。
昨日の午前中は桜花学園大学に訪問。
所属するRCが提唱する新たなクラブの認証式の打ち合わせ。
いつの間にかガッツリと巻き込まれている。
まあ、これはこれで楽しめる仕事ではあるけど。
午後には誰もいない会社に出社。
先月から担当する南山大学の授業を行うため。
一緒に行うニシダとランチをしながら打ち合わせした後、授業を迎えた。
昨日が全14回の最後の授業。
約130名の学生にしては多くの授業の一つかもしれないが、
非常勤講師の僕らとしてはこの日でもって役割が終了。
ホッとすると同時に寂しかったりもする。
そんな想いをこめて100分を喋り切った。
教えるというよりは考えさせる時間が多いのがこの授業。
授業中は一方的に話すことが多いが、
毎回提出されるレポートを読みながら学生とコミュニケーションを図る。
先月のブログにも書いたが、昨年までと比較しても真面目な学生が多い。
僕とニシダの話を真剣に聴く姿はそのレポートから手に取るように分かった。
その分、こちらも懸命になるんだけれど。
最後は自分ブランディングの重要さ伝え終了。
といってもこれで終わりではない。
学生は試験に相当する振り返りシートを提出しなければならない。
それをチェックし、成績をつけてようやく終了。
まだ仕事は残っているが、大方は昨日で終わった。
今回もニシダにはかなり苦労を掛けた。
スライドを作るのも出欠のチェックするのも彼女。
僕の数倍は時間を費やしている。
改めて感謝せねばならないね。
ご協力頂いた大学OBのゲスト講師のみなさんにも。
パナホーム知多の酒井さん、
海洋堂の後藤さん、
名古屋証券取引所の岡本さん、中西さん、
そして、名大社のヤスダくん、ありがとうございました。
ニシダとヤスダは上司部下の関係だが、
その掛け合いも含め学生にいい刺激を与えてくれた。
彼の語った言葉がいい響きを与えた。
他の外部講師の方々も個性を発揮し、後輩である学生にいい気づきを与えてくれた。
その献身的な対応には改めて感謝。
僕らはこれから活躍する若者を育てることが役割。
「正解のない問いに向き合う」ことの重要さが少しでも伝わっていれば有難いが、
毎回のレポートを読む限り、伝わっているんじゃないかな。
「変化に対応できる人材を目指すこと」に貢献できたはす。
それは僕ではなく、ニシダやゲスト講師の力量が大きいとは思うが・・・。
昨年も同じようなブログを書いているが、
僕らのオンライン授業のスキルも向上し、より伝わったはず。
少しでも「自己とキャリアの形成」に活かしてもらいたい。
機会があれば、リアルの場でも会いましょう。
これからを楽しみにしています。
先月、SQUETのオンライン講演会で一橋ビジネススクールの楠木健教授の講演を拝聴。
やたら面白く、その流れで本書をポチっとしてしまった。
彼は作家で大学の先生だが、喋り手としても上手い。
そしてとても痛快。
その低音の声も魅力的だ。
あの声でオチャラけた話をされるとなぜか高尚になる。
不思議だ。
4年前に参加したイベントも刺激的な内容だった。
こんな先生ばかりなら授業も面白いだろう。
本書のタイトルだけでは中身を想像するのは難しい。
変に勘ぐるよりも素直に受け取った方が納得感は強い。
分かりやすくいえば映画「バックトゥザフューチャー」みたいなもの。
いや、違う、全然的確な表現じゃない。
未来ではなく過去が重要といっているだけのこと。
楠木氏の解説では、
逆・タイムマシン経営論が、「新聞雑誌は寝かせて読め」を標榜するのは、
新聞や雑誌の記事が、一定の期間を置いてみると、
良書に勝るとも劣らぬスローメディアへと変質するからです。
といっている。
特に本書で取り上げられていたのが、日経ビジネス。
刺激的な特集タイトルが賑わせる。
●●革命、●●は消える、●●時代の終焉など、未来に対して脅しとも受け取れる内容に
僕らは危機感を覚え、時代遅れにならないように焦る。
10年後消えると言われてたものが消えたかといえばそうではなく、
実際はその当時より伸びてる場合もある。
それが真実かどうかは昔の記事を読み返してみると判明する。
だから著者は寝かせて読めという。
日本でも「人口増が諸悪の根源」といわれた時代があった。
しかし、今は「人口減少が諸悪の根源」的な要素が強く、
あちこちのニュースで取り上げられている。
増えても減っても諸悪の根源ということ。
今の議論が20年後本当に当てはまるかはわからない。
そんなことが僕らの周りには多く、振り回され将来への悲観や楽観を繰り返す。
歴史をじっくりと眺めることと自分で判断を下す思考力を身に付けることは必要。
常に振り回される身としては肝に銘じなければならない。
著者はそれを「激動期トラップ」と面白おかしく表現する。
他にも「飛び道具トラップ」とか「遠近歪曲トラップ」とか・・・。
シリコンバレー礼賛のイメージもそう。
シリコンバレーでベンチャー企業が続々と誕生し、
世界の先端を走っているように思うが、全てではない。
当然、消えていく企業も多いし、そこを拠点としないと世界の先端を走れないわけでもない。
しかし、数々の記事を読むと勝手に信じてしまう。
「遠近歪曲トラップ」に陥るわけだ。
そして、「テンゼロ・オジサン」にならないようにも気をつけないと・・・。
「●●3.0」から「●●4.0」に移ったなどというが、その決定的な違いは何か、
さらにその先はあり得るのか、変化の本質を論理的に考えることも必要。
言葉だけで踊らされていないか。
僕も「テンゼロ・オジサン」の一人かもね(汗)。
そんなことも含め。本書は逆・タイムマシンに乗れというのだ。
ドイツの文学者、シュレーゲルがこんな言葉を残している。
「歴史は後ろ向きの預言者である」と・・・。
「今こそ激動期!」と無責任に振り回されないようにするのも大切。
確実に前に進むにしても、一旦立ち止まり、過去を振り返る作業もね。
僕は「シナジー・オジサン」にならないように気をつけます。
伏見周辺にもラーメン屋は数多く存在します。
この伏見シリーズで取り上げたお店も多数。
どこのラーメン屋さんを紹介したのか確認しようと思い、
ブログ内で検索を掛けてみました。
「ラーメン」でヒットしたのは124件。
まあまあ、ラーメンを題材に沢山のブログを書いていますね。
紹介するのは諦めました。
興味のある方はあれこれ検索してください。
しかし、共通していえるのは男性的なお店が多いということ。
女性が一人で入れるお店は少ないようです。
もしくは行っていないだけかもしれません。
それは人気食べ物ブロガーとして片手落ち。
しっかりとフォローする必要もあります。
会社から東に向かった栄スカイル9階にある
「クリーミーTonkotsuラーメン 麺家 神明 」さんに行ってきました。
どうですか?
いかにも女性が好みそうな店名、
いかにも女性が好みそうな店構え。
これも人気食べ物ブロガーの仕事です。
ランチメニューも女性が選びやすいようにSTEPが表記されています。
200g、300g、500gという数字の表記はありません。
「え~っと、ステップ1は5で、ステップ2は普通で、ステップ3はBで・・・」
と正しく注文します。
みなさんも同じ頼み方でしょうか?
選べるランチセット(しょうがラーメン、から揚げセット) 815円
こちらのウリはクリーミーとんこつですが、これはやはり女性向き。
健康男子は堂々としょうがラーメンです。
しょうがラーメンを食べるのは初めてじゃないでしょうか。
ツーンとくる生姜の香りが食欲をそそります。
ラーメンを啜り、ご飯を2口食べ、
ラーメンの後に唐揚げを一口つまみ、そしてご飯を頂く。
それを繰り返すと美しく全てが消費されます。
ふと、周りを眺めるとやはり女性が多く、
クリーミー系を程よいゆっくりなリズムに乗り、食べています。
慌てる必要はありません。
なるほど、それが大切なわけか。
スピード勝負の男性は注意しないと・・・。
新たな知識を入れることができました。
ごちそうさまでした。
先週火曜日は「第5回名古屋ファミリービジネス研究会」。
5年目となる名古屋ファミリービジネス研究会がスタートした。
昨年はコロナの影響で単発セミナーに移行したが、おかげさまで5年目を迎えることができた。
まずはこれまで開催できたことに感謝。
改めてご参加頂いた方、充実の講師陣にお礼をいいたい。
ありがとうございます。
今回もリピーターの方半数、新たな方半数と理想的なカタチで始めることができた。
落ち着いた雰囲気と緊張感漂う雰囲気が混ざり合いいい空気を生む。
お互いの信頼関係を醸成するには理想的な構成。
勝手にそう思っている。
自分に都合がいいね。
今年はコンテンツも見直した。
学びを自社に活かすために例年よりも課題を増やし発表の場も設けた。
間違いなくハードルは上がった。
最終的にそれが喜ばれるかは不明だが、
少しでも各社の未来にプラスを与えたい。
投げ出さないでくださいね(笑)。
Day1はいつものように僕の挨拶からスタート。
参加者も順番にテーマを持って自己紹介。
アピール好きが多いので、放っておけばずっと喋る。
強制的に2分で区切った。
それでも当初の予定より時間オーバー。
やっぱり僕が喋りすぎたか・・・。
今回の研究会のテーマは中小企業(ファミリービジネス)のブランディング。
ずっと事務局を一緒に行う株式会社サンコー櫻山社長が初回。
これまでは最終回が多かったが、今年は見方を変えてスタート時。
昨年出版した「ブランディングは中小企業を救う!」も増刷され絶好調。
今回も分かりやすくブランディングについて語ってもらった。
有難いことに終了後のアンケートは全員が5(満足)。
テーブルごとのワークも活発。
若い後継者の積極的な参加が増えたのもよかった。
宿題も多いが、少しでも役に立てば嬉しい。
研究会終了後は懇親会。
事前に抗原検査を行ったこともあり、全員が安心して参加。
この場ではお互いの悩みを共有したりと関係性を深めた。
最後は何故か名古屋ナモ締め。
1年半以上振りの披露のため、すっかり忘れていた。
まあ、何とかまとまったけど・・・。
こうして初回の名古屋ファミリービジネス研究会はいい流れで終了。
濃密な学びとお互いの信頼関係を提供できたんじゃないかな。
いい滑り出しだと自画自賛。
次回も楽しみ。
今年もお互いにとって有意義な場にしていきましょう。