全国で盛り上がっているのが高校野球地方大会。
甲子園出場校も出始め、その奮闘ぶりも話題になっている。
「そんなに高校野球に興味あった?」と思う方も多いだろう。
まあ、気にはなっているが、その程度のことで熱烈なファンではない。
ところがこの夏は違う。
例年に比べ熱くなっている。
それはなぜか。
タイトルにもある星城高校。
自分の母校でもなければ、子供が通っているわけでもない。
特別な関わりはない。
しかし、この夏は星城高校をモーレツに応援する。
春の甲子園の優勝校 東邦高校を破り全国的にも注目を浴びた。
その後の4回戦でも強豪校の享栄高校を破った。
愛知私学4強の2校を破ったのである。
星城高校の注目度は更にアップし、そこから応援する人も増えただろう。
僕はそんなミーハーではない。
もっと明確な理由で応援している。
エースは石黒くん。
会ったことも見たこともない。
ニュースで知っただけ。
確かに彼の力に頼るところは多いはず。
だが、活躍している投手は彼だけではない。
二番手の水谷くんもなかなか凄い。
一昨日の5回戦は先発。
チームは10×0の5回コールドで勝利したが、彼は1本のヒットも許さなかった。
ノーヒットノーランリレー。
しっかりとチームの勝利に貢献。
僕は水谷くんを応援している。
いや、僕だけではない。
家族中で彼を応援している。
水谷くんは息子が少年野球時代の同級生。
息子は捕手。
小学校4年からずっとバッテリーを組んでいた。
チームはさほど強くはなかったが、当時からいい投手であるのは間違いなかった。
昔のブログを探っていたら、こんなのも出てきた。
「ちょっとうれしいGW前半」
完全試合もやっている。
当時の写真もアップしておこう。
息子は中学までで野球は辞めてしまったが、いいバッテリーだった。
もしもである。
星城高校が甲子園に進み、水谷くんのピッチングがスカウトの目に留まり、
もしプロ野球に入ったら・・・。
息子に冗談交じりに言ってみる。
「ミズケンがインタビューされたら、こんなこと言うんじゃないの?」
”僕の野球人生はリンとバッテリーを組んだところからスタートしました。”
あり得ないコメントだが、息子はまんざらじゃない顔をしていた。
そんな選手が活躍していることが嬉しいし誇らしい。
いよいよ今日は準々決勝。
ガンバレ!星城高校。
勝利を信じているぞ。
伏見に戻ってきました。
ようやく夏らしくなってきました。
それにしても今年は雨が多かったですね。
近くのお店であれば急に雨が降ってもそれほど困りません。
サクッと行ってサクッと帰ってくることもできるのです。
少し前、伏見にあんかけスパゲティで有名な「チャオ」さんがオープンしました。
そこらあたりにありそうでないのが「チャオ」。
これは行かねばなりません。
伏見インターシティB1の「スパゲティハウスチャオ錦通伏見交差点店」さんに行ってきました。
正式名称は長いんですね(笑)。
二人掛けのテーブルに案内されます。
「ご注文はあとでお伺いしますね?」
というお姉さんに対して、
「大丈夫です。バイキング、レギュラーでお願いします。」
とメニューを確認することなく一瞬で注文します。
人気食べ物ブロガーはなぜかここのバイキングが好きなのです。
たまにミラカンとか季節メニューを注文することはありますが、8割方がバイキング。
これがいいのです。
改めてメニューを眺めます。
そうか、ナスか、ゴーヤか、それも良かったかなと後悔の念が出かけますが、
それは押さえつけなければなりません。
「おまちどうさまでした!」
バイキング レギュラー 860円
赤ウインナー、目玉焼き、魚フライがいいのです。
魚フライを居酒屋や定食屋さんで注文することはまずありません。
しかし、こちらの魚フライはどうも食べたくなる。
僕にとっては一番美味しい魚フライといえるでしょう。
納得しながら食べていると隣のテーブルに3人組が座りました。
体格のいい男性が座っています。
「どうするかな?特盛があるぞ。これを頼もうかな・・・」
そんな会話をしています。
「いやいや止めといた方がいいですよ。あんかけスパって結構くどいからお腹にグッときますよ」
と心の中で呟きます。
「すいません、ミラカン特盛、サイズはジャンボ、トッピングでミートボール」
「うお~っ、どんなけ頼むねん」
いつもは使うことのない関西弁が思わず出てしまいました。
僕が食べ終わる頃、そのスパゲティが運ばれました。
さりげなく隣を見ます。
とんでもないあんかけスパゲティです。
頼んだオジサンはほぼ同世代。
どう見てもドヤ顔です。
敗北感を感じた瞬間でした。
ごちそうさまでした。
次回はチャレンジすべきでしょうか。
昨日までの3日間はずっとイベント。
金曜、土曜は名古屋で転職フェア。
日曜は岐阜で転職フェア&ジモト就職フェア。
かなり力を入れた企画だったが、誰もスタッフブログで紹介することはなかった。
旅行や趣味や自分の仕事のブログもいいけど、ちょっとは宣伝しようよ(笑)。
僕がわけの分からないブログばかり書いているので、変に感化されてしまったのかな。
今日のウサミがようやくイベントに触れているけど・・・。
それでもブログで宣伝していない割には多くの方に来場頂いた。
宣伝していたらもっと増えていただろう(笑)。
上の写真にもあるように名古屋での転職フェアはdoda転職フェアと丸被り。
多くの方から「わざと一緒にしたのか?」と聞かれたがそんなことは一切ない。
偶然が重なっただけのこと。
いい意味でライバル関係を築き、お互いのイベントがプラスになればいい。
それは僕よりも運営スタッフが意識し、声掛けも積極的に行っていた。
そのあたりはクライアントの評価も高く、心強さも感じることとなった。
たまにはそんな緊張感を持たせることもいいのだろう。
そして、日曜日の岐阜イベント。
15名ほどのメンバーが朝の準備から頑張ってくれた。
僕は何の役割もないので、いつもの通りのルーティン。
蒸し暑い中、8kmランニングし、
(ほんとは10km走らなきゃいけないんだけど・・・)
サンデーモーニングを見て、選挙へ。
関心が高かった割には投票率は伸びなかったようですね。
そして、岐阜の会場へ顔を出しに行く。
会場は岐阜市文化センター。
柳ヶ瀬から徒歩5分程度の場所のため、イベント前に商店街をブラブラ。
シャッター街として寂しい状態であったが、最近は随分と元気を取り戻しているようだ。
昨日も「SUNDAY BULDING MARKET」が行われ、多くの人が賑わっていた。
僕が高校時代に通っていた映画館ロイヤル劇場はあえてこんな路線に向かっている。
地元岐阜が盛り上がってくれることを期待したい。
岐阜会場でも来場者はあちこちのブースを回り、いいきっかけ作りをしていた。
参加頂いた企業も積極的にPRをしていた。
お互いにとっていいご縁ができればなによりだ。
こうして3日連続のイベントは終了したが、
今週23.24日は20卒学生向けの「ジモト就職フェア」が開催される。
振休や夏休みもあり全メンバーが揃うことのない今週だが、イベントはまだまだ続いていく。
昨日まではお疲れ様でした。
そして、今週も頑張っていきましょう。
これがロバート・レッドフォードの引退作品だという。
僕より30歳年上で間もなく83歳。
これまで現役でバリバリ演じていたこと自体、素晴らしいこと。
ポール・ニューマンとのコンビの「明日に向かって撃て」とか「スティング」が有名だが、
僕が個人的に好きなのは「ナチュラル」。
いつ観たのかも覚えていないが、グランドを回る姿が印象的だった。
確か沢木耕太郎が長嶋一茂のことを書いた「彼らの流儀」もこの作品だったはず。
単なる二枚目でなく好感度も高い俳優だと思う。
監督作品の「リバーランズ・スルー・イット」も「クイズショウ」も好きな映画。
ここ最近の出演作を観ていないが、引退作品となれば観なければならない。
特別なファンじゃないけどね(笑)。
原題は「The Old Man & the Gun」。
そのまんまでいいと思うが、邦題はロバートレッドフォードへの愛情の証かな。
やはり好感度は高い。
僕の映画コラムニストとしての特徴は作品のことはさっぱり分からないが、
それでも観たくなるという不思議なもの。
多分・・・(笑)。
今回もそんな感じで伝えたいがそれは難しい。
「老いぼれ銀行強盗のシアワセな話」
と一行にまとめてしまえばそれまで。
それで十分だと思うが、そんなわけにはいかない。
ではどう伝えればいいのか。
忠実に描く1980年代初頭のアメリカと人間の葛藤、年齢は関係ない純粋な愛、
そして、ロバート・レッドフォードの生き様だろう。
僕はそんなふうに感じた。
はっきりいえば、愚か者ではなくろくでなしの話。
愚か者は少し違うからね(笑)。
そのろくでなしが幸せ過ぎるから映画はハッピーエンドで終わる。
しかし、それは偏った見方。
場合によっては救いようにない酷い終わり方ともいえる。
だが、ほとんどの人はこれでよかったと思うんじゃないかな。
ヒロインというか老いぼれ銀行強盗の相手役がシシー・スペイセク。
映画を観ながら「誰だっけ?」とずっと思いだそうとしていたが、最後まで出てこなかった。
改めて調べてみると、そう、彼女。
80年代から90年代にかけて結構観たように思う。
決して美人ではないが独特の雰囲気があり、本作の2人の関係性もとてもよかった。
こんな生き方をして、死ねるのがいいんだろうね。
映画の中に出てくる「楽をして生きるのではなく、楽しく生きる」。
そんなふうに人生を終えれればいい。
老いぼれになった時にでも自分にこだわって生きられたらどれだけ幸せだろうか。
そんなことを思わせてくれる作品だった。
一昨日は3年目を迎えた名古屋ファミリービジネス研究会のDay1。
嬉しいことに定員となる20名の方に申し込みを頂きスタートすることができた。
まずは申し込み頂いた方に感謝。
また、リピーターの方が多いのはこの会の特徴。
1~3回すべて参加の奇特な方から(笑)、2~3回の連続参加、1回3回の飛び参加と有難いケースが多い。
それだけ満足度が高かったのと今回への期待がうかがえる。
今回は内容も見直し、時間も3時間から5時間と伸ばし、新たな体制でスタート。
これが新たな事務局メンバー。
山ちゃん、西やん、チェリーさん、鶴ちゃん。
この4人でDay1まで様々な準備。
5時間の長時間をずっと学び続けるのはしんどいが、集中力を切らすことはなかった。
いいスタートが切れた。
全6回の共通として、最初の30分程度は僕がアイスブレイクをしファミリービジネスについて語る時間。
昨年までは15分だったが今回から時間が伸びたこともあり、持ち時間が30分へと拡大。
昨年は15分といっても大体は時間オーバーし講師に迷惑を掛けたが、
今年は30分だから大丈夫だろうと思い話し始めたが、気づいたら1時間が経過していた。
いきなり30分オーバー。
なんか最近、ダメなオヤジのパターンになってきた。
そのパターンとは話の長いオヤジのこと。
いるよね。身の回りに。
クドクドと話すオヤジが・・・。
どうやら僕はそっちの方向に向かいつつある。
以前は講演でも60分、90分の持ち時間をキッチリと終えるのが自慢だったが、最近は全然終わらない。
終わらないわけにはいかないので、最後の方はまくしたてるように喋り、相当端折ることが多い。
今週の保護者向けセミナーでも、担当の方から「最後は結構飛ばしましたね。」と言われてしまった。
こんなことを書くとダメ講師とのレッテルを貼られそうなので、ここは自ら否定しておこう。
最初にいい空気を掴み、引き寄せ、流れを作るのでそうなってしまう。
かなり盛り上げているのだ。
そこは理解して欲しい。
いかん、いかん、そんなことをブログで書きたいわけではない。
それでも講師に迷惑を掛けました。
西やん、すみません。
Day1のスタートは西やんの関係性の強化と決まっている。
この回もグループでのワークを交えながら、社内の関係性、
ファミリーの関係性について注意すべきポイントが十分理解できた。
参加者同士の距離間も一気に縮まった。
アンケートの満足度も高かった。
そして、必ずセットになっている懇親会。
ここも初回の定番トラットリア ゴリアテさん。
貸し切りで腹を割り語り合う場を作ってもらった。
この会のルールの一つとして、守秘義務がある。
お互いの会社のことを披露するため、その内部の話を外に漏らすのは厳禁。
それがお互いの信頼関係を生み、仲間意識も芽生える。
楽しい時間だったせいか、写真は取り忘れた。
最後はなぜか名古屋ナモ締め。
これはいつまでやっていこうかな・・・。
僕の話が長いとか、それでもOKとか、どうでもいい事ばかり書いたので、
肝心な中身は軽くしか触れられなかった。
また、次回以降、この会の魅力について書いていきたい(笑)。
半年間よろしくお願いします。
まずはDay1、お疲れ様でした。
たまには伏見を離れます。
外の空気を吸う必要もあるのです。
東京・日比谷にやってきました。
日比谷にお邪魔するのは初めてといっていいでしょう。
夜の街も散策しましたが、下町っぽいお店も多くイメージとは随分と異なりました。
なかなかいい雰囲気。
次回は夜に突撃したいですね。
ホテルレム日比谷にある「Cafe & Meal MUJI」さんに行ってきました。
行ってきましたと言っても、こちらはホテル内のレストラン。
特に選んだわけではありません。
ちょうどお邪魔した日がリニューアルオープン当日。
無印良品さんのお店自体初めてでした。
メニューは3種類。
和定食と洋定食ともうひとつ。
普段なら和定食で、朝から大盛ご飯バッチリという感じですが、
そろそろそんなワンパターンからも脱せねばなりません。
オープンなキッチンカウンターを眺めながら、ここは元気よく注文します。
「ベジタブルセットをください!」
瞬間的にスタッフさんが「こんなオッサンがベジタブルセット?」
と怪訝な顔をしましたが、これまた瞬間的に笑顔に戻り、
「かしこまりました!」と明るく答えてくれました。
オープンしたてのお店でオープンしたばかりの時間。
明らかにオペレーションはいまひとつ。
和定食一つ提供するにも時間が掛かっています。
ようやくベジタブルセットを受け取りカウンターに陣取ります。
ベジタブルセット 1500円
どうです。
このインスタ映えな感じ。
それがやりたかっただけじゃないか。
と思われるかもしれませんが、瞬間的に健康志向の人間に生まれ変わったのです。
あとはフルーツと牛乳。
牛乳を外で飲むのは何年振りでしょうか。
早速、サラダを頂きます。
「あれっ、何も味がないぞ・・・」
瞬間的に不安な気持ちになりましたが、こんなものかと思い食べ続けます。
しかし、やはりここはちょっと違うような気がします。
「すいません、これにはドレッシングがあるんですか?」
と勇気を振り絞って聞きます。
「えっ、ドレッシング掛かっていませんか?」
「いえ、なにも・・・」
「すいません、いますぐ対応します。」
サラダは運ばれ、ドレッシングがかかった状態で戻ってきました。
「やっぱり、こっちのほうがいいじゃないか・・・」
慣れないことをすると小さな事件は起きるものです。
この日は瞬間的な出来事が多かったですね。
東京での朝食はベジタブルセット。
それだけで都会人になった気がします
お腹もいっぱいになりました。
たまにはこんな朝食もオシャレですね。
ごちそうさまでした。
次回どうなるかはわかりません(笑)。
先週末の土日はFBAAファミリービジネスアドバイザー講座へオブザーバーとして参加。
僕がこの講座に通ったのが5年前。
今期はすでに7期生。20名の方が参加されていた。
詳細は守秘義務もあり話すことはできないが、ケースの発表や自己紹介を伺う限り、
意識が高く多様な経験をされた方が多かった。
今更ながら懇親会に参加できなかったのは残念。
トータル6日間の講座であることは変わらないが、内容は常にアップデート。
(この単語を使ってみたかった…笑)
土曜日は終日参加させてもらったが、僕の時代には全くないプログラム。
そのひとつが2011年に倒産した株式会社林原のケース。
お兄ちゃんが書いた「林原家 同族経営への警鐘」と
弟が書いた「破綻」を題材にディスカッションを行う。
「林原家 同族経営の警鐘」は僕がこの講座に通ってる時に読んだので、
印象も強く当時のブログに厳しいことを書いている。
「破綻」は読んでいないが、このディスカッションを聞くと読むに値する。
どこかのタイミングで読んでみたい。
今回の受講生の多くはファミリービジネスの当事者。
経営者の方もいれば、これから継ぐ方もいる。
そうなると課題図書に対しての捉え方は異なる。
名大社はノンファミリー企業であり、僕も息子を入れないと宣言しているので、感じ方は違う。
それぞれの発表を伺うだけで、各々の会社の課題感も分かりいい勉強。
より知識として深まったのはジェノグラム(家系図)の存在。
この林原のケースも責任を擦り付け合う兄と弟だけに問題があるわけではなく、
父親、母親、祖父母が与える影響も大きい。
考え方や価値観は勝手に育つものではなく、その背景も重要だから・・・。
うん、これはキャリアのクラスにも使えるかも。
その他にもファミリービジネスならではの面白い事例を聞くことができた。
面白いと言っては失礼で本人にとっては大変で最重要課題。
一番、頭を悩ませるところ。
そんな話を伺う度に、自分なんてまだまだラクしてるなと思ってしまう。
特に最近、疲れを感じやるせない面もあったので、大いに反省せねばならない。
今回、この講座に改めて参加したのにはいくつかの理由がある。
理由のひとつが明日から始まる「第3回名古屋ファミリービジネス研究会」の存在。
僕はコーディネーターとして、
毎回、最初の20~30分はファミリービジネスのことを解説しなければならない。
そろそろネタもアップデートさせないといけない。
そのヒントを探るためにこの会にも参加させてもらった。
どうすべきか迷っていたが、2日間の講座を通し、自分なりに落としどころが掴めてきた。
やはりこれですね。
西川理事長の話を伺いながら、理解してもらうべきポイントが見えてきた。
実際、当日の気分で話の中身が変わってしまう可能性はあるが、
ちょっとこの辺りを掘ってみようという自分なりのアイデアも浮かんだ。
まずは明日、賛同を得られるかどうかだけど・・・。
いい学びをありがとうございました。
明日から名古屋でも生かしていきます。
なんとこの映画は東京で鑑賞。
名古屋でも上映されているが全然予定が合わず、わざわざ東京まで出てきて観ることに・・・。
それだけどうしても観たかった作品。
わざわざというのは冗談だが、東京出張の際、夜の時間帯でタイミングが合った。
初めて有楽町の劇場で観たのだが、館内は満員。
話題性の高さをリアルに感じた。
果たして名古屋でも同じだろうか・・・。
この作品を語るのは、ある意味難しい。
称賛すれば国から睨まれるだろうし、批判すれば勇気がないといわれるだろう。
会社を守る立場としてはその評価は難しいが(笑)、この作品に関わった東京新聞は褒めるべき。
すなわち中日新聞を褒めるべきだろう。
取材者の立場が否定的に捉えられる可能性をいい具合でぶっ飛ばしている。
また、映像空間は明らかにおかしい。
官僚の職場があんなに暗いなんてさすがにない。
ブラックな職場ではあるだろうが、映画で描かれる職場は異常としか言いようがない。
同様に暗いが、まだ新聞社の職場の方が健全。
あのコントラストが作品にいい緊張感を与えていたのは間違いない。
主役の二人がクローズアップされる姿は観る者を揺さぶる。
その演技に引っ張られる点は多い。
それにしても松坂桃李くんはいい役者になったと思う。
昨年の「虎狼の血」も良かったが、演技が深くなっているように感じる。
新聞記者役のシム・ウンギョンさんはこの映画で初めて知った。
なぜ、韓国人女優?
最初は違和感があったが、その背景を知るとある程度の納得感は出る。
批評を読むとこの危険な記者役を引き受ける事務所がなかったというが本当だろうか。
確かに国家の闇に切り込んだ作品。
かなり勇気のいる制作サイド。
しかし、アメリカではこの類の作品がバンバンと作られ、超一流の俳優が演じているのも事実。
やってやれないことはない。
と思っても、そう簡単ではないのかな・・・。
この映画に答えはない。
「問い」で終わる。
と僕は考える。
それでいいのだと思う。
観る側に答えを求めているのだ。
こんな作品が満員なのが嬉しかった。
今年に入って日本映画を観たのは5本目。
かなりショボい状態だが、観るべき映画に出会えたのは良かった。
最近、週末を東京で過ごすことが多い。
遊びに来ているのではない。
仕事であったり、学びであったり、何らかの役割であったりする。
結構、時間に追われているのだ。
昨日は午後に東京入り。
名大社とパフで進める新たなプロジェクトのミーティング。
とりとめのない話が続くような気もするが、着実にお互いの想いが一致しつつある。
ゲストを招いてのゴチャゴチャな打ち合わせも刺激的で吸収する面が多い。
夕方からはパフの役員会。
新年度がスタートし、新たに導入した評価制度や賞与のルールのついて話し合う。
そのあたりは名大社の考え方とはまるで違う。
それはどちらが正しいということではなく、お互いに辿ってきた歴史や文化の違い。
ここは一致させる必要はなく、お互いに合うやり方をすればいい。
しっぽりと懇親会を行い、金曜日の夜を終えた。
今週は毎日のように講演があり、また賞与支給のための個人面談があり、かなりくたびれた。
そのため、昨日の夜もそれほど遅くなることなく、お開きとなった。
東京も雨が続いていたようだが、今朝は曇天。
雨が降りそうな気配はない。
そんな時こそ走らなければならない。
朝6時に九段下のホテルを出発。
ぐるりと皇居を一周。
その時間帯でもランナーは多い。
なぜかオレンジのTシャツを着たオジサンが常に僕の前を走っている。
僕の方が若干速いのだが、写真を撮っている間に抜かれてしまう。
まあ、競争しているわけではないのでいいんだけど・・・。
久々に走ったが、以前より立っている警官の数が多いように感じた。
皇居は交差点もなくノンストップで1周5キロを走れることが魅力の一つだが、
この日は通行止めのエリアもあり、部分的に渋滞をしていた。
ただこうして東京のど真ん中を走れるのは嬉しい。
明日も走りたいが、天気予報を見る限り難しそうだ。
今日、明日はファミリービジネスアドバイザーとしてのお勉強。
現在開講されている資格認定プログラムにオブザーバーとして出席させてもらう。
来週から「第3回名古屋ファミリービジネス研究会」が始まるので、新たな情報もインプットしたい。
世間は3連休だが、どうやら僕は関係ないようだ。
明後日は大学の授業もあるし・・・。
嫁さんには「ちゃんと休みなさい」と叱られるので、何とかしたいんだけどね(笑)。
いつもより遅めのブログアップだが、今日も元気に行ってきます!
今週も会社にいる時間が少ない。
結構、喋る仕事が多く、不在がち。
月曜と今日は大学の授業。
一昨日は高山で旅館・ホテル担当者向けの人材採用セミナー。
昨日は三重大学での就職ガイダンス。
最近、90分の持ち時間だと足りない状態。
60分の講演は時間きっちり終えることができるのに、
90分だとタイムマネジメントがまずいのか、
最初にどうでもいい話をし過ぎるのか、
最後の方は時間が足りず、端折ってしまうことが多い。
昨日も一昨日もオーバーして申し訳ありませんでした。
つい熱が入ってしまうのかな(笑)。
そんな今週だが、一昨日は高山に伺う前に朝の会でインプット。
クラブ愛知という経営者を中心とした大学OBの7月例会に出席。
僕は副会長という立場もあり、忙しくとも時間を調整し参加している。
毎回ゲストを招いて講演を行ってもらうのだが、
今回は株式会社東京カンテイゼネラルマネージャーの有馬義之氏。
年間50回以上、不動産セミナーで講師を務める業界のプロ。
一応、大学の後輩にあたる。
僕より圧倒的に貫禄はあると思う・・・。
いつもの例会は何気なく拝聴しているが、今回はグイグイ惹き込まれた。
タイトルは「ビックデータで読む解く東海地区の不動産市場の動向」。
僕に直接関係あるとは思えない。
あるとすれば父親から譲り受けた岐阜の田舎の土地くらい。
有馬さんの話を聞く限り、地方に関してはマイナスしかなく、早く手放した方がいいとのこと。
危機感は募る。
先祖代々の土地を守るべきか、一日でも早く売却すべきか、難しい問題・・・。
それだけでも考えさせられた。
一方で大都市圏の土地はまだまだ価値が上がるらしい。
名古屋もそのひとつ。
それも首都圏より遅れて土地が上がるということでなく、瞬間的に上がっていくということ。
東京が上がった一年後に名古屋が上がるというのは昭和の時代。
ネットでの情報が当たり前の今、すぐさま反映される。
名古屋も一括りにするのではなく、細かく分ける必要がある。
それにより住宅地、商業地の傾向がより明らかになる。
僕の住まい周辺はさほど魅力はないようだ。うむ。
今後は名古屋市でも「コンパクトシティ・プラス・ネットワーク」が始動し、
不動産の二極化、選別化が進むという。
拠点市街地に該当すればより住みやすい環境になるだろうが、
郊外市街地からも外れていくと何かと不便になるかも。
どちらにしても僕の資産形成には一切関係ないが、こうした状況を知る事だけでも意味はある。
勉強になりました。
リタイヤして金銭的に余裕があれば、この伏見や円頓寺界隈にマンションでも持ちたいな。
老後も楽しい毎日が送れるだろう。
単なる夢物語かな(笑)。