これからも前向きに 名大社会長ブログ

映画「とべない風船」

心温まる作品。
日本はやはりこういった作品で勝負していくべきだろう。

派手さはない。
過度な演出もない。
奇想天外なストーリー展開もない。
瀬戸内海の小さな島で淡々と日常が過ぎていく。

その島に住む人たちは昔ながらに近所付き合いを大切にし、お互い助け合い生きていく。
人生80年とするならば、その平凡な日々にシアワセを感じて一生を終えていく。
何も起きない平凡な生活は変化も乏しく物足りないのかもしれない。
しかし、意図せず変化は起き、時に人を狂わせる。
それも自然災害という自分たちの手では何ともならないこと。

本作は2018年に発生した西日本豪雨による土砂災害を題材に映画化。
実話ではなくフィクション。
フィクションだが、映画同様に被害に合った方や不幸な思いをしている方は存在する。

映画は目を背けることなく真摯に向かう。
それがとても悲しく映る。
大きな世界から見れば小さな事故だが、住民の少ない小さな島では大きな事故。

僕たちが何かに遭遇するとすれば、そちらがより現実的。
そこで未来に希望を失くす人もいる。
やぶれかぶれになる人もいる。
だからこそ助け合い手を差し伸べ生きていく。
決して他人を裏切ることなく前を向く。

やはり日本っぽい。
それが大切な行為だと思わせてくれる。

地味でこじんまりしているが、2023年の公開作品では印象的な1本となるだろう。
かなりおススメ。

主役の東出昌大もよかった。
彼は年々いい役者になっている気がする。
最初は全然だったけど。

そして三浦透子。
決して美人ではないが、
(すみません)
彼女がすこぶるいい。
自然体で親元に帰省した娘を演じている。
昨年末に公開された「そばかす」も評判がいいし、今年、大活躍をするのかな。
「そばかす」もどこかのタイミングで観ないと・・・。

タイトルにもなっているとべない風船。
映画の終盤にようやく意味がわかる。
黄色の風船である意味も分かる。
これには世代的ギャップがあるかも・・・。

とべない風船もいつかは飛んでいく。
やっはり飛んだ方がいいよね。

映画「非常宣言」

今年も韓国映画が日本国内を席巻しそう。
それを予感させるような作品。
とにかくてんこ盛り。

昨年観た「新感染 ファイナル・エクスプレス」の要素も
「空気殺人 TOXIC」の要素も取り込み、超娯楽作品に仕上げている。
ウイルス感染がテーマなのも皮肉っぽくていい。

この堂々とした姿が韓国映画の醍醐味ではないか。
とにかく遠慮は無用。
アメリカも日本も敵に回すのは怖くはない。
(あの日本の描き方はどうなの?)

では、自国ファーストか。
それも違う。
自国すら敵に回すことも恐れない。
政府であろうと国民であろうと非難する。
映画で描かれる姿は国民性を代弁しているとも思える。
その潔さはシンプルに唸る。

ハリウッド作品に正面からぶつかり、真剣に勝とうとしているのではないか。
そのために犠牲をいとわない。
映画の世界が正しければどんな国とも戦う。
それが迫力ある映像や演出に繋がり、観る者を感動させる。
その一貫性は素直に尊敬すべきだと思う。

僕が気づくのが遅かったのだろうか。
最近まで日本映画の方が格上と思っていた僕が愚か。
この迫力を作り出すのは簡単じゃない。
途中ダレることもなく、141分の長さを感じることもなかった。
このてんこ盛り状態に賛否はあると思うが、そこは確認してほしい。

昨年から韓国映画の鑑賞数が増えている分、俳優陣も少しずつ分かってきた。
ソン・ガンホやイ・ビョンホンはさすがにいうまでもない。
韓国を代表する俳優が共演とうたっているが、2人が絡むシーンは一切ない。
きっと撮影でも会ってはいない。
このあたりも巧みな演出か。

チーフパーサー役のキム・ソジンはどこかで見た女優さんと思っていたが、
昨年の傑作「モガディシュ 脱出までの14日間」にも登場していた。
全然違う役柄を見事に演じている。

ステキな女優・・・。
ステキついでにいえば国土交通省大臣役のチョン・ドヨンもいい。
ようやくこの手の女優さんを覚えられるようになってきた(笑)。

そうそう、本作を観た日に中部国際空港でも爆破予告で緊急着陸する事件が起きた。
娘がここから旅行に出掛ける予定だったが欠航になってしまった。
何事もなく安心したが、映画を観た後だったので、ゾッとした。

機内も密室だし、何か起きたら逃げようもない・・・。
爆破予告も本作も犯人の動機は理解できない。
でもそれが実態ということか。

本作はスマホやSNSを上手く活用している。
いい使われ方も悪い使われ方も両方。
映画は映画の中だけで終わって欲しい。
そんなことを感じた作品だった。

ゆるい職場

著者の古屋さんとは2年ほど前にあるセミナーのパネルディスカッションでご一緒したことがあった。
頭の切れる優秀な方というのが第一印象。
その時は高校生のキャリアについてのディスカッションだったが、
様々なデータやご自身の調査からその現状について語られていた。

僕との共通点は同じ岐阜県出身ということ。
それしかないが、勝手に親しみを覚えていた。
きっとこんな若者がこれからの社会を作っていくと思っていた。
最近では中日新聞にもコラムを書かれている。

そうそう、名大社のニシダも毎月、中日新聞でコラムを書いている。
好評で今年も継続するらしい。
二人ともキャリアに対してのコラムだが、一人でも多くの方に読んでもらいたい。

若者の働き方に造詣の深い古屋さんが最近出されたのが本書。
僕自身が何となく感じていた面はあるが、
想像を超えた内容も多く、興味深く読ませてもらった。

今は間違いなく働きやすい時代になっている。
それは僕が若かった頃との比較ではない。
そんな過去はとうに参考にならない。
10年前と比較しても相当働きやすくなっている。

僕より上の世代からすれば、20代前半も20代後半も同じに映るかもしれない。
実際は大きく異なる。
環境が価値観を作るわけではないが、環境が後押しをしている面も少なからずある。
働き方も変わり、考え方も変わり、本書に書かれている状況に繋がる。

古屋さんは2015年に施行された「若者雇用促進法」がひとつのキッカケだという。
それにより2016年卒の学生からは厳しい目で企業の職場環境をチェックし、
それに伴い企業側も改善を行うようになったと。

そうなると定量的な側面が目立ち、互いにそこばかり目が行きがちなる。
肝心な定性面は置いてきぼりをくらったり、社内体制がおぼつかなかったり・・・。
特にスパルタで育ってきた50代なんて、もうそこに合わすのは難しい。
頭で理解している僕でもきっとそうなる。

そんな背景があるのは事実。
しかし、そこがクリアできれば解決できる問題でもない。
若者の多様化は僕らが思っている以上に進んでいる。

僕も学生に教える立場にあるが、
(一応ね)
仮に同じ大学の学生だとしても相当開きはあると感じる。

以前であれば大学ごとでレベル感(学力だけでなく意識や考え方)が近しい面はあったがそうではない。
そこも大きく二極化している。
成長意欲あたりが分かりやすいか。

成長意欲の高い学生は学生時代から多くの経験の中で、自分にとって理想とする働き方を描く。
もっともっと企業で活躍したい、多くを吸収したい。
そんな優秀な連中も多い。

それを許さないのが今の社会。
「ゆるい職場」に繋がる。
古屋氏によれば会社は好きだけど、離職する若者は多いという。
「不満」があって辞めるのではなく「不安」で辞めるのだ。

本書にはこのあたりのことが詳しく書かれており、納得せざるを得なかった。
他にも若者の特性やその中での育成方法も言及しているので、ぜひ、読んでもらいたい。

組織を束ねる経営者、マネージャーもそうだが、
僕らのような人材ビジネスを行う事業者は知っておいた方がいい。

それも理由のひとつになるが、
僕が会長を務める「ふるさと就職応援ネットワーク」の例会で古屋さんに講演頂く。
今からとても楽しみ。
少なくともFネット加盟会社のトップは課題図書だね。

いい勉強になりました。
ありがとうございました。

食べ物のはなし 特別編 Modern Oriental Course

特別編のタイトルからして、普段とは少し違う横文字。
たまにはおめかしをして出掛けたいものです。
といっても高級レストランは似合いません。

何事もほどほどがいいのです。
その方が読者の好感度も上がりますし、参考にもして頂けます。
ケチ臭いわけではありません。

今回はミッドランドスクエアの裏にある三井ガーデンホテル名古屋プレミア。
18階のThe Living Room with SKY BARに行ってきました。
お願いしたのはもちろん窓側席。

眺めはこんな感じです。
もう少し違う角度だともっといい景色だったかもしれません。

なぜ、こちらを選んだのか?
お邪魔したのはお正月。
お正月に営業しているレストランは少なく選択肢は絞られてきます。
たまにはホテルでの食事もいいでしょう。

まずはスパークリングワインで乾杯。

アミューズ
チーズと栗のブリュレ。
なかなかやるじゃないか。

前菜
カリフラワームースとホタテ、甘海老のタルタル。
なかなかやるじゃないか。

スープ
白菜のポタージュ。
なかなかやるじゃないか。

魚料理
鱈のヴァプール マッシュルームコンソメ 白醤油のアクセント
なかなかやるじゃないか。

ここで白ワインを注文します。
飲みやすい日本産にしました。

肉料理
デュカパン粉を纏った渥美うまみ豚の炭火焼 冬根菜のミジョテ ジュ ド ポー
なかなかやるじゃないか。

そして、デザート
パティシエ特製デザート

なかなかやるじゃないか。

この日は家人の誕生日でした。
久しぶりに娘と息子を交えた家族でのお祝いです。
ここでゴマを擦っておけば平穏な一年になるのは間違いありません。
新年はスタートが肝心なのです。

バケットのお替りも頂きましたが、このようなコースではお腹は満たされません。
まだまだ食欲は尽きないようです。
中華にするか迷いましたが、二次会はホテルから近い焼肉屋さんにしました。

どこも混んでいますね。
3軒ほど電話をしましたが満席でした。
これで子供たちも満腹。
太っ腹な父親をアピールできました。

なかなかやるじゃないか。
そんな言葉しか出ない日もあります。

ごちそうさまでした。

名大社らしくなってきたぞ

今年の年始はどこも賑わっていたよう。
行動制限もなくなり出掛ける人も多くなった。
正月は名古屋駅周辺もかなりの人出だった。

街に活気が出るのは喜ばしいこと。
まだまだ気をつける必要はあるが、外出できる環境はいい。
これから多くのイベントが開催されるだろう。

その点では名大社も同じ。
いろんなサービスを手掛けているが、強みはなんといってもイベント。
それが堂々と開催できるのはありがたい。

1月から3月までは繁忙期でもあり、イベントが目白押し。
今月もいくつかのイベントを行う。
たまにはイベントの宣伝しておこう。

転職フェア
<日時>2023年1月13日(金)・14日(土)
    11:00~17:00
<会場>名古屋国際会議場

数年ぶりに豊橋でも開催。
転職フェア<豊橋会場>
<日時>2023年1月15日(日)
    13:00~17:00
<会場>穂の国とよはし芸術劇場PLAT(アートスペース)

中途市場も活況で、参加頂く企業数もコロナ前に戻ってきた。
詳しくはこちら

転職フェアは今回からデザインを一新。
TVCMも新しいバージョン。

あちこちでCMも見てもらえるだろう。

そして、月末は学生向けイベントを連続開催。

ジモト就職応援フェア
<日時>2023年1月28日(土)
    11:00~17:00
<会場>ウインクあいち

詳しくはこちら

翌日は名古屋中小企業投資育成さんとのコラボイベント。
ミライ発見就職フェア
<日時>2023年1月29日(日)
    12:00~17:00
<会場>ウインクあいち

詳しくはこちら

今年の就職戦線も売り手市場。
最近は学生の動きが鈍いといわれるが、このあたりから本格的な活動をして欲しい。
ようやく名大社らしくイベントを大々的に手掛けられる。
イベントはオワコンだと言われることもあった。
確かに全盛期と比較すれば規模感は小さいのは事実。

しかし、ここでしか伝わらない魅力も多い。
これをWebと絡ませながら提供していく。
常に改善を求められるが、それにより新しい価値も提供できる。

名大社は今年もいろんなタイプのイベントを開催。
僕自身の役割は何もないが(汗)、この場で出会いを創造する。

これからも期待してもらいたいね。

映画「ブルー・バイユー」

一人、書斎で観ててよかった。
映画が終了した時、ボロボロ泣いていた。
もし、リビングルームで家族にその姿を見られたら恥ずかしい思いをした。

映画を観て涙をこぼすことはある。
しかし、ここまでボロボロと泣いたのは久々。
親子の辛いシーン、
それも小さな子供を使い涙を誘う常套手段としても普段はこんなことはない。
ストーリーは想定の範囲内。

それに引っ張られるなんて、相当愚かと感じるが、言い訳すればこれが本作の持つ力。
主人公の置かれた状況に感情移入し、見事なまでに僕の心を持っていかれた。
同じ感情を抱く人はき多いはず。
そうですよね?
映画を観たみなさん!

本作は昨年公開されたアメリカ映画。
公開時は気づかなかった。
映画評論仲間が2022年の優秀作に選んだので、最近、Amazonプライムで観たに過ぎない。
鑑賞後、映画館で観ておくべきだったと後悔。
多分、もっと号泣していただろう。

韓国系アメリカ人のジャスティン・チョンが監督・脚本・主演を務める。
全く知らなかった。
アメリカの移民政策に翻弄される家族を描いた人間ドラマ。
2年前に「ミナリ」という移民一家を描いた映画があったが近くて遠い。
「ミナリ」は移民した家族が理不尽な中で奮闘する姿だったが、
本作は誤った養子縁組が招いた不幸。

いずれにせよアメリカの移民政策は多くの問題があったようだ。
映画はフィクションだが、実際、ここに描かれる世界は実在するんじゃないか。

その置かれた境遇に自己責任は存在しない。
表現を変えれば被害者でしかない。
しかし、無責任な連中は加害者として受け止め、そんな対応をし続ける。
ほんとバカはバカだ。
自由の国は自由ではなく、やり場のない怒りを抑え込み、笑顔に変えて懸命に生きる。
とてもせつない。

その流れがあったからこそ、観終わる段階で僕はボロボロと泣いてしまったのだろう。
描かれた世界はほんの小さな世界。
大国アメリカからすれば大した問題ではない。
しかし、ジャスティン・チョンは見逃すことなくメスを入れる。
いやいや、恐れ入りました。

お涙頂戴の悲劇を描くだけでなく、観る者に問いを投げかけ終わるのもさすが。
僕はボロボロだったけどね。

映画「THE FIRST SLAM DUNK」

原作漫画もアニメも一切見たことはない。
「あきらめたらそこで試合終了だよ」
という名言はあちこちで耳にしているが、
誰が発した言葉かも知らない。

その程度の知識しか持ち合わせていないので、本作を観る予定はなかった。
しかし、あちこちで絶賛の声を耳にする。
元々のファンだけでなく、僕と同じようなタイプも高い評価をしている。
中には観ないヤツはろくでなしのような扱いをする者も・・・。

それは言い過ぎだが、もう25年以上前に連載が終了した作品を推す声が圧倒的。
息子の眼差しも冷たかった。
これは映画コラムニストとして外すわけにはいかない。
流行を追うわけではないが、
時代を代表する作品を見逃すわけにはいかない。

2023年の初鑑賞映画が本作となった。
アニメ映画には間違いないが、上手くCGを融合させている。
時折、実写を観ているような錯覚にも陥る。
ドリブルやパス、ゴール、選手がぶつかり合う音が
効果的に反映され臨場感が伝わってくる。

実際、原作は様々な人間模様を描いているんだろうが、
本作では湘北高校と山王工業高校との試合を中心にそれぞれの置かれた環境を描く。
僕はそこから一人ひとりの想いを想像するしかない。

詳しく描けば描くほど、試合の緊張感はなくなるだろう。
かといって試合だけを描くのであれば、バスケに向かう背景が分からない。
ファンはどんな捉え方をするか分からないが、
僕なんかはそれだけでも十分楽しめた。

ただ楓と花道の過去はほとんど描かれていないため、彼らのワケは掴むことができず。
これは映画の責任にしてはいけないのかもね。

映画を観た後に原作漫画を読む。
それもこれからの楽しみ方かもしれない。
一般的にチームスポーツを描くドラマは男同士の友情が勝利へと結びつくケースが多いと思う。
しかし、映画を観る限り、このメンバーは仲が悪い。
それぞれが自己中心的に動き回る。

そんなチームは勝てずに終わる・・・。
となるはずが、そんな点に頼らないのがいい。
仲が悪いが故にお互いの強みを冷静に判断する。
そのあたりが湿っぽくなくていい。
お涙頂戴に持っていかないところが、むしろ爽やかな感動を生む。

漫画が流行っていた頃、すでに大人の50代後半のオジサンも十分楽しめることができた。
描く世界は世代を選ばないんだろうね。

そして、何より完成度の高さ。
日本がどんな世界で勝負をしていくか、
また、強さを発揮できるか、改めて認識することができた。

こんな作品なら海外と戦えるんだろうね。

食べ物のはなし 番外編 上野界隈

2023年の食べ物ブログもどうぞよろしくお願いします。
年明け第一弾は景気よく明るい気持ちで臨みましょう。
正月らしく賑やかな雰囲気を醸し出したいですね。

そうなるとお江戸。
それも渋谷とか新宿とか騒々しさではなく大人の品格を持った街にすべき。
上野に行ってきました。
銀座ではじゃないんですね・・・。

まず向かったのはど真ん中にある「昇龍」さん。

11:30過ぎにお邪魔しましたが既に待ち客が数名。
迷わなければすんなり入れたかもしれません。
そのあたりはまだ田舎者。

こちらは1957年創業の餃子屋さんですが、他にも人気メニューはあります。
隣もその隣も炒飯を注文していました。

今回は年明け第一弾。
午前中であろうとビールは欠かせません。
サッポロ赤星 570円

そうなると、メンマ・ザーサイ(半盛り) 450円

これが思ったよりも量が多い。
これだけでお腹は満たされそう。
しかし、メインを食べずしてお店を出るわけにはいきません。

餃子 530円

写真では分かりずらいかもしれませんが、かなりデカいです。
通常の2倍以上のサイズ。
すっかり満足してしまいました。

寒空の下、お客さんが並んでいます。
長居しないのも人気食べ物ブロガーのマナー。
次に向かいます。

上野界隈は立ち飲みの有名店も多く悩みましたが、座って飲めるお店にしました。
ガヤガヤしてても落ち着いて飲みたいのです。

2軒目は「やきとり 上野文楽 」さん。
こちらも創業60年を超える老舗。

やっぱりサッポロ黒ラベル 580円

そして、もも(350円)とハツ(250円)。

ももは鳥取大山鶏。
たれと塩の選択は正解でした。
このあたりは人気ブロガーの嗅覚。
あとで名物のみそにんにくを頼めば良かったと後悔しますが・・・。

ぼんやりと物事を考えながらしばし時間を過ごします。
お隣さんはバイスサワーを飲んでました。
この界隈では飲むべきなんでしょうか。

お昼ど真ん中の時間帯ですが、だれも後ろめたさもなく堂々と飲む姿は好感が持てます。
飲んでいない人が不健全に思えてなりません。

しばらく街を散策。
初めての場所にもお邪魔しました。
これは改めてブログを書きます。

そして3軒目。
本当は愚か者副本部長に教えて頂いた蕎麦屋さんに行くつもりでした。
あいやき(鴨肉とねぎ)をつまみにしながら、ぬる燗を頂く。
そしてもりそばで〆る。
そんな粋な飲み方をする予定でした。
しかし、残念なことにお休み。

ブラブラしながら入ったのがこちら。
「もつ焼き おとんば」さん。

体が急にもつ焼きを欲したのです。
それに相応しい飲み物を注文します。

ホッピー黒セット 450円

1回で終わりことはなく、中焼酎も追加注文。

おまかせ刺し三点盛り 580円

上タン刺し、霜降りネック刺し、ハムのこころ(自家製はつハム)、はつ刺しなどが並びます。
どこが三点なんでしょうか。
嬉しい限りです。

もつ焼きも一本90円。

ついつい食べてしまいます。

そうなると飲みたくなるのが上野らしく下町ハイボール 380円

どうやら「謎のエキス」が入っっているようです。

普段の疲れをいやすにはこんな時間も必要。
自由気ままに誰にも邪魔されず至福の時を過ごす。
そんな一人飲みを贅沢に過ごさせて頂きました。

三軒ハシゴして5000円強。
コスパも素晴らしいですね。

今年もいい年になりそうです。
ごちそうさまでした。
食べ物ブログも引き続きよろしくお願いします。

ついに達成!ランニング日記2212

新年早々、嬉しい報告をしておこう。
月間100kmRUNを目標を掲げて約10年。
過去一度も達成することができなかった。

ようやく2022年に完全に達成することができた。
ヤッター!!
まずは自分を褒めてあげよう。
パチパチ。

この1年の記録を振り返ってみると
1月 112km
2月  119km
3月  122km
4月  110km
5月  106km
6月  100km
7月  107km
8月  100km
9月  102km
10月 103km
11月 103km
12月 107km
計   1291km

先月が107kmで、1ヶ月も目標を下回ることなく走ることができた。
タイムを早くするとか、走り方を気をつけるとか、そんな調整ごとは一切なし。
とにかく月100km走ることだけを考え取り組んだ。
前半に比べ後半はギリギリのクリアも多いが、まあそれもよし。
何事もやればできるもんですね。

一年を通して一番日の短い12月は朝は暗くて寒い。
どうしてもネガティブになりがち。
朝起きると「今日は止めとこうか・・・」という気持ちになる日も多い。

それを自らを奮い立たせ、
(そんな大袈裟じゃないが)
白い息を吐きながら走り始める。
そんな日が続いた。

順調に距離を稼ぎ、楽勝気分になった時に名古屋では積雪。
24日は起床時は雪が降っていなかったが、準備をして外に出るとすでに積もっていた。

こんな日があるとやはり走れる日は走らなきゃいけない。
計算通りにはいかないのだ。

この季節は走っていくと段々日が昇ってくる。
体も少しずつ温かくなり気持ちもよくなる。

こんな景色を眺めながら走れるのが継続する理由かもしれない。
寒くて辛い時期ではあるが、なにかしらいいこともある。

さて、2023年はどうするか。
現状維持で進めたい。
欲を出してもいけない。
このペースが健康的にもいいように感じる。

目標完全達成、おめでとうございます!
今年も連続達成を目指し頑張ります!

映画「ラーゲリより愛を込めて」

年末年始の鑑賞に相応しい映画。
多くの方が泣くのは間違いないし、きっとその涙は美しい。
僕らは主人公山本旗男の言動だけでなく、
その言動に影響を受けた人から涙をもらうことになる。

これが日本人の正しさとも考えてしまう。
そんな作品だった。

本作をこき下ろす人は少ない。
仮にこき下ろしてしまうとなんと冷めた人物と軽蔑の眼差しを送られる。
相当の覚悟が必要。
本作に向き合うには人としての倫理観が求められるが、
そもそも感動的な伝記ドラマを不道徳な人は観ない。

結果、好循環が回り映画の評価も高くなる。
上手く構成された作品だと思う。
それは穿った表現ではなく素直にそう感じる。
この事実を多くの方が知った方がいい。
勇気づけられることは多い。

不道徳な人は観なくていいが、絶望を感じている人やヤル気がでない人、
自信のない人は観た方がいい。
前に進む第一歩にはなるはず。
といっても僕のブログ読者には不道徳な人、
絶望的な人、ヤル気がでない人、自信のない人はいないか(笑)。

回りくどく書いたが、本作は正統派日本映画。
それもノンフィクション作品のため説得力を持つ。
この作品が訴えたいことはいくつもあるだろう。

本作の制作とロシアによるウクライナ侵攻の時期は重ならないと思う。
ましてや過去最大の防衛費なんて被るはずもない。
しかし、そんな時期に公開される偶然性には大きな意味があるはず。

それは単に反戦を訴えるのではない。
一人ひとりがどう感じ取れるかということ。
どんな状況でも諦めない生き方ができるかどうか。
自分の使命を果たせるかどうか。
本当に守るべきはなにか。
それを胸に刻む必要もある。
このタイミングで公開される偶然性を大切にしなきゃいけない。
そんなことを感じたり・・・。

本作の出来や内容をこのブログで改めて触れる必要はない。
多くの人が評論している。
年末年始に相応しい老若男女が観た方がいいだろうね。

強いて難を上げれば北川景子がキレイすぎ。
戦時中、戦後、あんなにキレイな姿はいかがだろうか。
見惚れてしまうじゃないか(笑)。