ブックオフで思わず手にしてしまった本書。
こんな言い方は大変失礼かもしれないが、書店であれば買わなかったかもしれない。
著者の藤原氏が嫌いというわけではない。
むしろこれまで書かれてきたことや講演内容は尊敬に値する。
しかし、本書は僕にとっては不必要と感じていた。
サブタイトルにあるように「55歳までにやっておきたい55のこと」が
僕には関係ないと思われたのだ。
現在48歳。55歳まではあと7年。随分先の話。
だが、55のことを1~2年でやり切るのはムリだろう。
48歳のうちでも5~6個はやっておく必要があるかもしれない。
急にそんな風に思えて、手に取ってしまったようだ(苦笑)。
今の生活でいっぱいいっぱいの僕は老後のことはほとんど考えていない。
何歳で引退しようとは思ってはいるが、引退後の具体的な生き方なんて何のイメージもできていない。
もしかしたらそれは最大のリスクになるかもしれないと本書を読みながら思ってしまった。
元気ハツラツ状態で老後を迎える自信はないが、もしそうなった時、
果たして僕はどんな生活をしているだろうか。
付合ってくれる友人はいるだろうか、嫁さんや子供に見捨てられはしないだろうか、
あまり自信がない・・・(笑)。
今も多くの方と懇意にさせてもらっているが、その関係が続く保証もない。
地域でのコミュニティも嫁さん任せで近所に親しい方はほんの少し。
これは困ったぞ・・・と急に不安がつきまとってきた。
今、設立している愚か者本部は本部や支部といった県や市単位での構成(ヌヌッ)。
これではいざという時には遠すぎる。
もっと事細かなエリアで、名古屋市であれば区単位で作らなければ、
歳を取った時のコミュニティは成り立ちにくい。これは急がねばならない。
もっと近くの同志を集めなければならない。
何だかわけが分からなくなってきた(笑)。
言いたいことはそんなことではない。
会社をリタイアした後の30年をどう向き合っていくかを今を生きると同時に考えなければならない。
優先順位として後回しにはなってしまう。
しかし、少しずつ意識をしながら生活をしなければならない。
何を大切に守り、何を捨てていくのかを含めて・・・。しんみりしてしまうなあ~。
そんな事よりも大事なことを忘れていた。
肝心の「坂の上の雲」はまだ途中までしか読んでいないじゃないか。
それを知らずして「坂の上の坂」を語るのは早過ぎるというもの。
まだまだ先々を考えるレベルではないな・・・。
昨日はCDA(キャリアカウンセラー)の有志で組織するソルチェ名古屋のワークショップに参加。
一応、キャリアカウンセラー歴10年になる僕も(全く何もしてませんが・・・)
たまには勉強しなければならない。
半分、お付き合いで参加した勉強会だが(笑)、大変学びになる場であった。
テーマは「キャリアトランプを使った自己理解との深め方とアドラー心理学」。
何のこっちゃと思いがちだが、講師でありCDA仲間の鈴木明子先生(どっかで聞いたことある名前)は分かりやすく解説してくれた。
最近は「嫌われる勇気」を発端にアドラー人気が高まっているが、
キャリアカウンセリングとアドラーの理論は相性がいい。
要は「自己決定」をどうするかが大切だが、その導き方としてキャリアトランプの存在が有効的。
キャリアトランプの説明は面倒なので割愛するが(苦笑)、
カードを使ってライフスタイルにおける自己概念をあぶり出すもの。
実際のワークで僕が選んだカードは
「責任感がある」
「プラス思考」
「忍耐強い」
やっぱりこのようなカードを選んでしまうんだなあ~。
なるほど・・・。
自分たちは情報を提供する側なので、本来はクライエントに気づきを与えるのだが、
自分を見つめ直すにもちょうどいい。
そんなようなワークを行いながら、アドラーの心理学を盛り込んでいく。
「ほめる」より「勇気づける」ことが重要。
「ほめる」は依存的になってしまうが、「勇気づける」ことは自立的なることを支援する。
これは僕自身が毎日の会社生活の中で意識しなければならない。
3時間半の学びをここで簡単に説明するのも難しいので、これくらいで留めておくが、
これから社会に出る若手が自信を持って自分とどう向き合うがが
働くことにおいて大切になってくるはず。
そんなことを感じた今回の勉強会だった。
CDAでもありベストセラー作家でもある戸田智弘氏も最新刊の宣伝も含め紹介された。
著書をプレゼントされる抽選会は、残念ながら外れた。
(自分で買いなさい!)
久々にキャリアを学んだ一日。
天気のいい3連休の初日だが、こんな過ごし方も悪くはない(笑)。
先月からスタートした「社員と飲もう強化月間」。
これはあくまでも個人の話で、僕が会社のメンバーを順番に飲みに連れて歩くことをいう。
忘年会や納涼会など全員参加の懇親会も重要だが、個別の飲みの場も僕にとっては重要な場。
サシ飲みもあれば2名を引き連れ飲む場もあり、
メンバーによってスタイルはマチマチだが、少数で飲むことには変わりない。
若手メンバーも普段は行かないちょっといいお店に連れ出し、あれこれと飲みながら語る。
「そんな付き合いはイヤだ!」という声は今のところ届いていない。
(僕の下に届いていないだけかも・・・苦笑)。
自分の中ではサシ飲みも複数飲みも意図を持ってやっている。
誰とどんな話をしようかと一応は考えてながら。
大体はグチャグチャになってしまうけど・・・。
それでもオン、オフを含めあれこれと楽しい会話が続く(かな?)。
「オンばっかじゃないですか・・・」と悲痛な叫びも聞こえそうだが、
そんなことは飲んでいるので忘れてしまった(笑)。
ベテラン連中は面倒なので、名店「かみその」でひとまとめにドン!(笑)。
今年も残すところ、1ヶ月少々となり、無事に一年が過ごせそうだ。
その労いを込めて飲んでいるのが今のタイミング。
「結局、飲みたいだけでしょ?」と言われれば身も蓋もないが、
こういったコミュニケーションのあり方も会社には必要というのが僕の考え。
会社の中だけでは窺うことのできない姿を見ることができる。
「名大社スタッフブログ」を始めたこともプラスに働く。
元々、距離感の近い会社だが、それがより近くなったのではないだろうか。
そうはいっても、この「社員と飲もう強化月間」、
これから誘うメンバーもいるので、今月では終わらない。
パズルをあてはめるような12月になりそうだ(苦笑)。
ただこんな時間を過ごせることは本当にありがたいこと。
ある程度の余裕がなければできない。感謝しかないですね。
さあ、来週は誰だ?
気持ちよく飲んでいきましょう~!
名古屋駅のミヤコ地下街にあるインドカレー専門店「タンドゥール」に行ってきました。
この地下街を歩く度に僕は昭和に匂いを感じてしまいます。
ミヤコ地下街の由来となった都ホテルはもうありませんし、
(多分、そうじゃないかという推測。間違っていたら、ごめんなさい。)
華やいだ雰囲気もあまりありません。
それが昭和を感じさせるのかもしれません。
このタンドゥールに初めて行ったのは大学時代。今から27~28年前のことです。
当時は豊田ビルにお店がありました。
その豊田ビルがミッドランドスクエアに立て直すタイミングでお店が移転しました。
(多分、そのはずです・・・)
学生時代、僕は豊田ビルにあった映画館でバイトをしており、
この界隈のことは比較的よく知っていました。
はっきりした記憶はありませんが、タンドゥールのカレーは600円だったと思います。
その頃の600円の食事は貧乏学生だった僕にとっては贅沢極まりない。
寿がきやの大盛ラーメンか、名鉄名古屋駅構内にあるお好み焼きデラックスか、
ラーメン亭のチャーハンばかり食べていました。
300円くらいでお腹いっぱいになりました。
そのためバイト先の目と鼻の先にあるカレー専門店に滅多に行くことはできませんでした。
何だかどうでもいいことばかり書いていますね(笑)。
インドカレーとご飯 ¥750
カレーとご飯を分けて出てくるだけで高級感が漂います。
「お~、これだ、これだ。」とつぶやきながら、カレーをご飯にかけます。
少しずつルーをかけるなんて、セコいことはしません。
男らしくお皿の中央にイッキにかけるのです。
「そうだ、そうだ、この味だ。」と言いながら食べますが、
今から20数年前の味なんて、何も覚えていません。
もしかしたら味も変わっているかもしれません。実にいい加減なもんです。
「美味い。これはインドカレーだな。」くらいのことしか言えません。
こちらは甘口、中辛、辛口の3種類。
中辛でも後からジワーッと汗がにじみ出てきます。
辛口だと汗も大量です。きっとダイエット効果もあるでしょう。
この手のカレーはたまに食べたくなりますが、
カレーもそろそろおしまいにしようかなと思う11月の秋の空です。
ごちそうさまでした。
さて、次はなににしようかな・・・。
先日のFBAAの総会では元花王株式会社取締役の中川俊一氏の講演。
テーマは「創業者の経営理念の伝承と熟成及びWayマネジメントのあり方~花王の事例から~」
誰もが知る花王の120年継承される理念について興味深く話された。
花王の前身となる「長瀬商店」の創業は1887年。
なんと岐阜県出身者である長瀬富郎氏が高級化粧石けんの製造からスタートさせた。
すでにその時に現在の花王Wayの原点となる理念は形作られていた。
「天祐は常に道を正して待つべし」
その後、時代の変遷と共に具体化されたり、表現が変わったりと進化はしているが、
基本理念は変わらない。
今やファミリービジネスとはいえない存在のグローバル企業花王だが、
その創業の理念は脈々と続いている事となる。
120年を超える歴史の中で全てが順調であったわけではない。戦後、経営危機を迎えた時期もある。
創業者の理念を大切にしながらも、所有と経営を分離させ、同族経営から脱皮させている。
分離した経営状況でも創業家をリスペクトする文化は残り、その時々に社史を編纂している。
今回紹介された分だけ見ても、7回の社史を作られているという。
これだけでも感動しまうのだが、直近に作成された花王120年史がお金の投入の仕方といいまた壮大だ。
それだけ歴史を大切にしている企業といえる。
それをどの時代の経営者も軽んじることなく敬う姿は、日本企業の理想ではないだろうか。
壁に何となく掲げてある経営理念とは大きく異なり、
全従業員にも浸透させる取り組みも話を伺うだけで企業の重さを感じてしまう。
会社が国内に留まらず海外にも展開する中でその理念を伝えるのは難易度が高い。
訳せる言葉は英語化し、訳しにくい言葉は日本語そのままで浸透させるのも素晴らしいこと。
年間数億円を投じ維持している花王ミュージアム・資料館の存在も驚くばかり。
今回の話を伺って、改めて自社でも社史を作るべきと認識した。
花王の例でいえば、一度、作っておしまいというわけではなく、
その都度その都度、作成することでより歴史を学び全社に浸透させていく。
名大社でいえば創業50年が節目となるだろう。
あと5年後じゃないか・・・。
絵空事ではなく、具体的に進める算段をしなければならない。
僕の仕事も増えそうだ(笑)。
ブログでは伝わらない面も多いかとは思うが、今回も勉強になりました。
ありがとうございました。
2週続けてのハーフマラソン。実に健康的だ。
毎週こんな生活だったら、きっと強靭な肉体が出来あがるだろう(笑)。
今回は静岡県磐田市。街はジュビロ磐田一色。
地域の一体感を感じる。
さすがに磐田駅もシャトルバスを待つ人たちで溢れかえっていた。
磐田市に来るのもヤマハスタジアムに来るのも初めて。
こんなスタジアムでサッカー観戦もしてみたい。
到着時間からあまり余裕がなく、ストレッチもおろそかにバタバタとスタートラインへ向かう。
先週のいびがわマラソンに比べ、アップダウンは少なく走りやすいコース。
(それでも多少はあったけど・・・)
今回は安定的な走りをしようと1キロ5分30秒と決めてスタート。
気候もちょうどよく快適なRUN。
沿道での声援も嬉しい。
園児や女子高生や若い女性にはハイタッチ。それ以外の方は軽くお辞儀だけして、走り抜けていく。
途中、ジュビロ磐田の選手ともハイタッチをしたが、誰も分からなかった(スイマセン)。
この大会は仮装でも表彰されるという。思い思いの姿のランナーが走っていく。
僕の目の前にはスーツ姿の蟹の被り物をしたランナーが手を振りながら走っていた。
僕は後ろを走りながら、どんな人だろうとずっと考えていた。
「カニ缶のメーカーの営業マンかな・・・」
とありきたりな事しか思い浮かばず、しばらくするうちにそのランナーはずっと先に行ってしまった。
こうゆう選手って、みんな速いですね。
12km付近でメロンが振る舞われた。
一口食べ「美味い!これは劇的に美味い!」と思わず水曜日みたいなことを呟いてしまった。
あまりの美味さにもう一つ取ろうとすると、僕の手からするっと滑って地面へ。
「ああ~、しまった。」と落ちたメロンを拾おうとすると
スタッフの方が「大丈夫ですよ。」と温かい言葉をかけてくれた。
「もうひとついいですか?」
「えっ、あっ、どうぞ。」
僕は遠慮することなく、もう一つメロンをつまみ「う~ん、美味い」と言いながら食べてしまった。
多分、このメロンは一人一個。
僕の後ろを走っていた友人I君がこの場所に着いた時には一個のメロンも残っていなかった。
僕が余分に食べてしまったのだ。一個は落としたし・・・。
ごめんなさい(苦笑)。
そんなこんなでハーフを走りきることができた。
自分としては久々に気持ちいいRUNだった。
タイムはネットで1時間55分。計ったように1キロ5分30秒だった。
今の段階では上出来としよう。
磐田駅前の蕎麦屋さんで乾杯。
ジュビロ磐田には早々にJ1に戻ってきてもらいたい。
気持ちいい一日だった。お疲れさまでした。
ふるさと就職応援ネットワークの幹事会が、一昨日、岡山で開催された。
尊敬する先輩経営者ジオコスの伊藤社長がゲストで招かれ、全体としても有意義な情報交換ができた。
本来の目的はこの幹事会だが、合間を縫って倉敷に足を運んだ。
倉敷に出掛けるのは28年ぶり。大学生の時。
当時、付き合っていた彼女と一緒に来た。懐かしい~。青春じゃないか(笑)。
主に美観地区を散策する。
まずはメインとなる倉敷川沿いではなく、今でも住まいのある街道を歩く。
どこかで通ったような感覚。高山?馬篭?そんな雰囲気を持った町並。
時代背景は変わらないから当然か(笑)。
アイビースクエアの前には楽天イーグルスのバスが・・・。
キャンプを張っているという。駅にも歓迎の旗があちこちに上がられていた。
その理由はこれにあるのだろう。中までは入らず(苦笑)。
人力車や川舟を眺めながら、心を和ませる。
リタイアした後に嫁さんと一緒に訪れるのもいいかも・・・。
付き合ってくれないかもしれないが・・・。
小学生や中学生の修学旅行だろうか。あちこちにその姿が見受けられた。
秋らしい景色も素晴らしい。
せっかくなので大原美術館に入館。
美術に関して全く知識は持ち合わせていない。
時々、名古屋で開催られる特別展示会に行く程度。
まだまだ良さも分からないボンクラ状態だが、こんな機会も貴重。
しかし、驚いた。有名な名画がこんなにもこの美術館に展示されているのか・・・。
ゴーギャンやモディリアー二、モネの有名な作品もここの美術館が所有している。
ウォーホルまでも展示されていた。
個人的にはコッテの「セゴビアの夕景」かな。美しい。
最初、入館料1300円は高いなと感じた自分が愚かでならない(苦笑)。
昼食は川沿いにあるお店で鯛茶漬けを堪能。
地ビールまで飲んでしまった。う~ん、シアワセ。
時間の関係でそんなにのんびりはできなかったが、国内にはまだまだ行くべき場所がたくさんある。
仕事の流ればかりなのは少々寂しいが、このような機会も大切にしていきたい。
お疲れさまでした。
著者の野村進氏の本を読むのは17年ぶりか。
どんな理由で読んだのかは全く記憶にないが、
大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した「コリアン世界の旅」以来。
多分、30代前半は沢木耕太郎にはまっていたので、
その影響でノンフィクションを読み漁っていた頃だろう。
内容はすっかり忘れてしまったが、かなり熱心に読んだ気がする。
その頃、ブログを書いていたのなら、どんな感想だったかは理解できただろうに(笑)。
本書では5つの老舗企業の復活劇が取り上げられている。
老舗も老舗、創業から100年~200年の歴史を有する企業を取材し、その変遷を描いているのだ。
ファミリービジネスであるのは間違いないが、
本書はそこばかりをクローズアップするのではなく、時代と共に変化していく事業への取り組み、
具体的には技術革新や事業ドメインの変更にスポットを当てている。
それも廃業や倒産の危機を迎える中、経営者、
従業員の結束力で乗り越えた汗と涙の努力(チープな表現だな・・・笑)が中心。
これまで僕が読んできたファミリービジネスとは取り上げ方が異なるが、
生き残るための共通点は同じだ。
「伝統」を守りながら、どう「変化」「革新」していくか・・・。
老舗という言葉に胡坐をかいてれば、気づいた時には手遅れになっているケースがほとんど。
それは今も昔も変わらない。
ここに登場する企業はいずれも中小企業。
僕の無知さもあるが、1社もその存在を知らなかった。
日本国内にはいかにそんな企業が多いことか・・・。
業務用ロープのメーカーと言われてもピンと来る方はほとんどいないはず。
技術革新の最重要ポイントはどこで、シュリンクするマーケットで、
どう事業拡大を行えばいいかと言われても、何のこっちゃという感じ。
しかし、その分野に真摯に向き合い、改良に改良を重ねる。
その結果、200年続く企業になっていく。そんな世界が国内のあちこちで繰り広げられている。
なんと素晴らしいことか。
ファミリービジネスの強さもあるが、事業に対する執念は学ぶべきこと。
創業45年の名大社も時代と共に変化してはいるが、まだまだ甘ちゃんですね(笑)。
著者は老舗企業には共通の価値観があるという。
仕事観は当然のことながら、技術観、倫理観も含まれるようだ。
これは成長著しいアジアには乏しい考えだとも言及している。
日本に老舗が多いという所以でもあるだろう。
そんな企業をロールモデルにしながら、僕たちは学び続けなければならない。
キーマカレーを食べに東京・霞が関までやってきました。
「お~、凄いじゃないか!」と思われた方はいないと思います。
そんなはずはありません。
たまたま霞が関にお邪魔した時にお店があっただけのことです。
いつもの丸の内界隈から一気に飛び出し、霞が関なのです。
霞が関ビルディングにあるクライアントに表敬訪問した後、
エレベーターの1階を降りるとそこは地下1階でした。
東京は不思議です(笑)。
地下1階は飲食街です。立派なお店が並んでいます。
「昼食まで時間があるけどどうしようか?」と悩んでいると
スバゲッチ500円という看板が目に飛び込んできました。
「こんなインテリジェントビルにも格安ランチの店があるのか。丸の内よりお値打ちじゃないか。」
と好奇心をくすぐられます。
店の中を覗くといろんなメニューが分かりやすく掲げられています。
そこにはキーマカレーという文字が・・・。
カレーネタに困っていたこともあり(何のこっちゃ・・・笑)、
これは食わねばと、まだランチで混みあう前の「ミスターハングリー」へ入りました。
迷うことなく「キーマカレーをください!」と注文します。
すぐに小さなキャベツの酢漬け(?)が出されました。
隣のお客さんと覗きこんでみると小さい皿のキャベツと少し大きいキャベツの皿が並べられています。
なんだなんだとメニューを確認するとキャベツ別盛り70円とあるじゃないですか。
よ~し、大盤振る舞いだ!と気合を入れ、
「すいませ~ん、キャベツの別盛りもくださ~い。」と再び注文します。
キーマカレー¥500+キャベツ別盛り¥70
カレーライスと思われた方は申し訳ありません。ここはスパゲッチしかありません。
スパゲッティではなくスパゲッチなのです。
どうして?と思いましたが、調べる気にもならず、そのまま食べることにします。
見た目ほどは辛くはないので、タバスコを少々振りかけます。
「う~ん、これはいい」と頷きながら、食べ続けます。
口の中がカレー色に染まった時にキャベツを食べ、スッキリさせます。
リズムよく繰り返すとより美味しく食べられます。そんな気がします。
メニューを改めて見てみるとナポリタンの他にイタリアンがあります。
イタリアンの中味を細かく見ると「塩味」と書いています。
「え~っ、イタリアンって、ケチャップソースじゃないの?。え~、気になるなあ~。」
と他のお客さんが注文するのを待っていましたが、誰も注文しません。
「これは困った。どうしようか。思い切って追加で注文するか。」と本気で考えましたが、
前日の夜、〆に担々麺を食べたことを思い出し、踏み止まりました。
後でHPで確認しましたが、やっぱり気になります。
「イタリアンって塩味なのか・・・」
今度、どうやって霞が関に行く用事を作ろうかと真剣に悩んでしまいます。
ごちそうさまでした。
来週からは地元に戻ります。
11月8日のいびがわマラソンでスマホが破損した。
電源は入るのの操作は何もできない。電話はかかってきても取ることはできない。
それだけでも不便なことは多い。
早速、昨日、近くのauショップに行き、機種変更のお願いをした。
一層のこと、新機種の買い換えようかと思ったが、かなり割高になるため、
保険が効く同じモデルの機種変更にした。
ポイントと保険で一切追加料金は掛からない。
ここまではOK。
しかし、いつも電話を切り替える時にしているデータの移行をお願いすると
できないという。
それも、あっさりと「壊れてるので何ともできません。」と冷たく言われてしまった。
最近、電話をする機会はめっきり減った。
スマホ利用の場合、facebookやLINE(あんまり使ってないかな・・)、
Gmailなど機種依存しないケースがほとんど。
webやクラウド対応のため、データのバックアップは関係ない。
しかし、肝心な電話番号は機種に依存した状態で外部にデータは保存していないはず。
ということは・・・。
「え~っ、電話番号は全て消えてしまったの??」と愕然としてしまう。
会う人、会う人に「ちょっと電話してみて!」とお願いし、登録しなければならない。
とてつもなく面倒な作業。
かなり落ち込んだ状態だったが、もう一度、考えてみる。
本当にどこかにバックアップされていないか・・・。
会社のGmailをよ~く確認してみると個人の電話番号も入っているじゃないか。
「ふ~っ、よかった。救われた。」
完璧な状態ではないし、ショートメールの履歴は消えてしまうが、それは些細な問題。
重要な情報が残っていて救われた。
それにしてもこんなに簡単に壊れてしまうのか・・・。
カッコつけてカバーをしていないのも問題だが、ちょっとした破損で全ての情報は消え去ってしまう。
ちょっと軽く考えていたな。大いに反省。
これがそのスマホ。代用機で撮影した写真。
ここ数日は代用機を使用することになる。
リスクを考え、アプリのダウンロードもしないし、アホみたいに写真の撮影もしない。
わずかな日程だが不便な日々を送ることになるだろう。
それだけ生活がスマホに依存してしまっている恐怖はあるが、これが現実。
その割にはITリテラシーがついてきていない。困ったもんだ。
というわけで数日間は意味のないfacebookの投稿はなくなる。
逆に迷惑を掛けないことになるから喜ばれるかも・・・(苦笑)。