これからも前向きに 名大社会長ブログ

映画「LIFE」

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ふと財布の中を開けると随分前に金券ショップで購入した映画のチケットが出てきた(何だか映画のワンシーンみたい・・・笑)。確認すれば期限は4月末まで。ヤバいと思い、観に行ったのがこの映画。
何度か予告編で知ってはいたものの、観る予定があったわけではない。スタローン、デニーロ共演の筋肉オッサン映画「リベンジマッチ」と迷ったが、高いテンションで過ごしたかったこともありこちらを選択した。
観終わった後は何とも不思議な気分だった。ただの恋愛映画のような気がしないわけでもないが、自分の中で気持ちがワクワクし、衝動的に外に飛び出したくなった(映画そのまんまじゃん・・・)。ジッとしていることがえらく苦痛に感じる。
空想のシーンは当然だが、全てのシーンが現実的にはあり得ない。しかし、大自然の中、平凡オッサンの主人公ウォルターが飛び回るシーンは美しくかつ羨ましいもの。弾けた思い切りの人生もいいじゃないかと思ってしまう。
メチャクチャ評判のいい映画にはならないかと思うが(失礼)、僕は爽快感が残る嬉しい作品だった。ちょっと仕事に疲れ、気分転換したい時には最適かも・・・。
最近、洋画に疎くなっており、この映画の主役ベン・スティラーも全然知らない存在。それだけではなく監督もやってるじゃないか・・・。観終わった後、ネットで調べ初めて知った。へ~、そうなんだ。無知は罪だな・・・。
全く関係ないが、タイトル「LIFE」はNHKのコント番組と一緒。木曜22時からの番組なのだが、塾から帰ってきた息子のお気に入りになってしまった。NHKがこんな番組やるんだ・・・というのが素直な感想だが、こちらも疲れた体には癒しになるのかもしれない。
ウッチャンが「はい、100万円!」というシーンで息子は腹を抱えて笑っている。そこまでも面白いかと思わないわけではないが、ウッチャンのセンスの良さは感じることができる。
映画もテレビも関係なく「LIFE」を楽しむことは必要。
まだまだ僕の「LIFE」も続く。さてさてどうなっていくのだろうか・・・。

許す力 大人の流儀4

許す力 大人の流儀4 許す力 大人の流儀4
(2014/03/10)
伊集院 静

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先日、久々に銀座で飲んだ。行ったのはスペインバルとノーチャージのBar。著者の生き方からするとおよそ銀座らしくない店。
僕は楽しく飲んだくれたわけだが、もし僕が伊集院氏と知り合いだったのなら、「お前、いい大人がそんな飲み方をするな!。銀座には銀座の流儀があるんだ。」とこっぴどく叱られただろう。
そして、許す力を求められる飲み方。まだまだ子供である。
このシリーズを読むと普通の人は銀座と鮨屋に行きたくなるはず。そして、静かに大将と語りながら、粋な飲み方をしたいはず。それが大人の流儀と思える。
しかし、僕は銀座で新宿のような飲み方をし、いや神田かな?(笑)、粋な姿も大人の男も魅せることはできなかった。それが人としての幅の狭さを醸し出しているようで、何とも切ない気持ちになる。シラフに戻ると・・・(笑)。50歳を迎える頃には、もう少し大人らしい飲み方を銀座でしたいものだ。
それはさておき、普段、この類の本は読まないのに、なぜかこのシリーズは手に取ってしまう。はっきり言って会社の経営には何の参考もならない。ビジネスに役立つ面は皆無に近いのではないだろうか(スミマセン・・・)。
しかし、僕が失くしてはいけないことがここにはたくさん書かれている。ビジネスには生きないとしても、一人の男として守っていかねばならないことが盛り込まれている。時にハッとさせられながら、自分を振り返ってみるのも大切だ。
そうでないと本当につまらない人間になってしまう。
大人の男になること。実際はともかくとして、そういった男を目指し、これからも過ごしていきたい。
そして、銀座で飲みたい。

創造と革新の必要性

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先週末は3日間の東京出張。金曜は先日のブログでちらっと触れた株式会社にんべんの高津社長による講演。
テーマは「老舗企業の社長に聞く、繁栄と永続の秘訣」。
にんべんは鰹節の老舗メーカー。創業が元禄12年(1699年)というから315年の歴史を有する企業となる。創業45年となる名大社の7倍の歴史。そう考えるとうちの会社なんてまだ子供みたいなもんだ(笑)。
恥ずかしい話だが、僕はこのにんべんという企業名を知らなかった。これまで全く接点がなかったわけではないと思う。多分、普段の生活の中で食していたこともあるはず。知らず知らずの間で使っていたのは間違いないだろう。気づかなかっただけのこと。
身近なことに関心を向けないと愚かになるだけだなと話を伺いながらも反省・・・。
今回の講演は14代当主。今はまだ克幸さんという名前で、まだ若い経営者。だが、いずれ伊兵衛の名を襲名し引き継ぐという。先祖代々当主は伊兵衛。これが企業の伝統。老舗企業には当主が名前を襲名するケースは多い。それが企業を背負う覚悟にもあたる。重みのある名前だ。
会社を存続させるのは伝統を守るだけでは成り立たない。創造と革新を繰り返す必要がある。それは家業と事業を明確にすることも必然だが、時代と共に変化することが求められる。
315年の歴史はいかに危機をチャンスに変えてきたかに過ぎない。にんべんの背景はその事業の継続性を示すロールモデルとして学ばせてもらった。鰹節やだしという日本の伝統文化を守りつつ、どう攻めに転じるのか。
上の写真にある「日本橋だし場」というだし専門店も新たな試みのひとつ。トライ&エラーを繰り返しつつ、マーケットを切り開いていく。
今回の講演はファミリー企業の永続の秘訣を学ぶだけでなく、マーケティングの勉強にもなった。
企業の歴史や文化は大切にしなければならない。しかし、それだけでは生き残りることはできない。創造と革新もワンセットにすることが繁栄し永続する企業の重要な要素なのだろう。
いい学びとなりました。ありがとうございました。

4月が本番!企業展PART3

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今年の就活戦線は今がピークと言っても過言ではないだろう。4月に入り多くの企業で選考試験を行い、笑う学生、泣く学生と明暗が分かれる時期でもある。
それは企業側も同じ。順調に採用活動が進む企業もあれば、そうでない企業も数多い。特に今年のように採用数が増えてくると昨年と比較して企業側の状況は大きく異なる。
また、新年度に入りようやく次年度の採用計画がまとまった企業も多い。そんな視点でみれば、新たな企業を知るチャンスといえるのがこの4月。
そこで明日、明後日に開催するのが企業展PART3
少し泣きかけている元気を失くした学生さんには是非、参加してもらいたい。きっとこれまでの就活では出会うことのなかった企業と巡り合えるはず。
これまでのんびりして一歩で遅れた学生さんも大歓迎。今の段階で焦る必要なない。ここから新たな発見をしていくだけのこと。
今回、参加頂く企業数は70社。70社の企業がこのイベントで学生さんとの出会いを待ち望んでいる。業種も多岐に亘っているので、就活の見直しを考えている方にもいい機会のはずだ。
また、就活内定プロデューサー田中ヒロユキ氏を始め、この時期に合わせた講演も開催していく。
16日(水)
10:15~10:55 複数内定をもらうライバルが実行している3つのこと
14:00~14:20 受かる「志望動機」とは?
16:30~16:50 面接への苦手意識を克服しよう!
17日(木)
10:15~10:55 確率8割で一次面接を通過する人は何をしているのか?
14:00~14:20 自己PRがうまくできない!というあなたへ
16:30~16:50 最終面接で大切なこととは?
そんな企業展の詳細や講演予約はこちら
<日時>企業展PART3
    2014年4月16日(水)・17日(木)
    11:00~17:00
<会場>ウインクあいち 8階
    名古屋駅より徒歩5分

スーツを着て外に出るには一番気持ちのいい季節。
ジモト就職を目指す学生さんを名大社は応援します!

なぜ皇居ランナーの大半が年収700万以上なのか

なぜ皇居ランナーの大半が年収700万以上なのか (メディアファクトリー新書) なぜ皇居ランナーの大半が年収700万以上なのか (メディアファクトリー新書)
(2014/02/27)
山口 拓朗

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東京出張の際、何となく軽めの本がいいなあ~と東京駅の書店で手に取った本書。読書中の書籍が思うように進まない時には気分転換にいいかも・・・。
このタイトルに興味を持ち、全く内容を確認しないまま購入してしまったが、タイトルに触れる内容はほんの少しだけ。もっと科学的な根拠も含め書かれているかと勝手に想像したが、大半はマラソンの素晴らしさを綴った本だった。
その分、自らの動機や実体験にオーバーラップさせながら読んでしまった。今、継続的に走っているランナーは多かれ少なかれ本書の内容に当てはまることは多いだろう。
僕も最初はダイエット目的だったような気もするし・・・。結果的に体重は全然減らないので、その効果は疑わしいが、体重が増えないだけでもいいのかもしれない。もし、走っていなければ、恐ろしい事になっているはず。目も当てられない無様は姿を晒していたと思う(笑)。
本書ではランニングで養われる9つのビジネス能力を紹介している。
1.主体性 2.自己マネジメント能力 3.タイムマネジメント能力 4.高いセルフイメージ 5.高い目標達成能力 6.逆境を克服する力 7.発想力 8.集中力 9.人間関係を良好にする能力。
残念ながら僕は9つの能力を満たしていない(涙)。いくつかは該当するかもしれないが、程遠い能力ばかり。まだまだランナーのレベルではないということか・・・。
それはさておき、本書はマラソンPRにはもってこい。マラソンをやれば人生バラ色とも感じられる。きっとそんなはずはないのだが、どうしようかと迷っている方については最適な書籍かもしれない(笑)。

東京のライバルと皇居ラン

昨日から東京に入り、日曜日までみっちりとファミリービジネスについて学ぶ。昨日は300年以上の歴史を有する老舗企業(株)にんべんの高津社長の話を伺った。
詳しいことはまた改めて報告するので、今日はどさくさまぎれに撮った写真のみ。
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みっちりとファミリービジネスに学ぶと言っても、それだけではない。貧乏性の卑しさ全開でその前後もパンパンに予定を入れてしまった(笑)。
昨晩も当然のように飲み会の予定を入れた。あっさりと帰るつもりが2軒目も行き、最後の〆はラーメン。つけ麺で有名なつじ田。
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最初のお店の〆で蕎麦を頂いたにも関わらず、またまた食べてしまった。つい一昨日も同じことをしたような・・・(苦笑)。どうして人間はこんなに愚かなんだろうと酔った頭で考えたけど答えは出ず・・・。
そして今朝は東京のライバル パフ釘崎社長と皇居ラン。
東銀座のホテルを6:30過ぎに出て、皇居に向かう。爽やかな天候で二日酔いも吹き飛んでしまう。
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釘崎さんとは竹橋公園で待ち合わせし、皇居を一周。桜もまだ残っており、いい時期に走ることができた。
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桜田門あたりで記念撮影。
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土曜日の朝でも結構ランナーは多い。僕たちもゆっくりとしたペースで気持ちよく走ることができた。
今日はこの後、終日研修。しっかりと学んでおきたい。途中で眠くなってしまうかかなり不安であるけれど・・・。
<おまけ>
今朝のランニングは1時間ちょっと。皇居からホテルへは茅場町経由で戻ってきた。途中立ち寄ったのが釘崎さんが夜な夜な通う伝説の店「のろ」。う~ん、何も言えない(笑)。
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新人歓迎会2014

昨日は今年入社の新人歓迎会。伏見のXHENLONGさんで早い時間から行った(昨日はノー残業デー)。幹事は3年目名大社女子。
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超シンプルな挨拶のあと、飲み会はスタート。各世代がバラバラにあちこちでいろんな話題で盛り上げる。
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美味しい中華を頂きながら(最近、中華ばっかりだな・・・)、アルコールもどんどん摂取される。
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こんな風に全員が集まって楽しくワイワイ騒げるのは本当にシアワセ。
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普段のストレスがここで解消されるかどうかはわからないが、みんなで笑いあい語らいあえる時間は大切だ。そんなことを思っているうちに歓迎会がどんどん怪しい方向へ。
喋る必要のない男子がみんなの前で語り始め、
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勝負をする必要のない場所で男の意地を見せ、
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女子のジャケットを着て喜ぶ奴が現れ、
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本来目指していた新人と既存メンバーとの親睦がわけわからなくなってきた。うちの会社は大丈夫だろうか?(笑)
新たな仲間のステキな挨拶もあったのだが、そんな写真は撮り忘れ、どうでもいい写真しか僕のスマホには残っていなかった。
落ち着いて静かに食事を楽しむはずのお店にはご迷惑をお掛けしたが、予約の段階で「大騒ぎしますよ。他のお客さんにも迷惑になりますよ。それでもいいですね!」とお願いしていたから、まあ許してもらえるだろう(苦笑)。昨日はお世話になりました。
楽しい時間はあっという間に終了し、お開き。
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二次会はあちこちに別れ(?)、メンバーたちは消えていった。僕はそれには関与しない(笑)。新人たちが会社に呆れなければいいけど・・・。大丈夫かな・・・。
ほとんど内容のないブログになってしまったが(あっ、いつもです)、飲み会に参加するのは残業などどくだらないことは言わない会社を作っていかねばならない。
さあ、今週もあと2日、今日も懸命に仕事に励んでいこう!

映画「謝罪の王様」

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何も予定のない休日に中学生となった息子と観た映画。もっと高尚な映画にするべきだったか・・・(笑)。息子はどこまで映画を理解しているかはわからないが、ゲラゲラ笑いながら観ていた。
何も考えず鑑賞するには最適の映画といえるだろう。
この作品は脚本家宮藤官九郎と主役阿部サダヲの魅力につきる。自分たちのやりたいことを勝手にやっていたら映画になってしまったという気さえする。
昔の巨匠が観たら映画を冒涜していると怒り出してしまうのではないかとさえ思ってしまう。その微妙な軽さがまったりとした休日にはマッチするのかもしれない。
それにしてもこの作品には日本映画やドラマで活躍する俳優陣が実にバカバカしい配役で登場する。遊び心があるといえばそれまでだが、きっと自分のキャリアには役立たないはずだ(笑)。それは貶していっているのではなく、何かを魅力に感じて参加しているという褒め言葉。
この作品における岡田将生の軽薄さ加減も抜群だった。彼は端正な二枚目でもっと硬派路線だけでも通用すると思うが、あの手の役をやらせたら天才じゃないかとさえ思ってしまう。
とストーリーとは関係ない内容ばかりとなってしまった。いつものことだけど・・・。
謝罪する場はできるだけないほうがいい。しかし、現実問題として起きてしまうこともある。そんな場面でいかに真摯で向き合えるかが大切。この映画はそのことを教えてくれるわけではない(笑)。
だが、その態度次第で相手の捉え方が180度変わってくる。なんか先週、うちの新人にそんな話をしたような気もするな・・・。
映画とは関係なく、すみません。

息子の入学式

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今日は息子の中学校の入学式。これから大きく成長することを期待して、制服はかなりデカいサイズを注文。制服に着せられている状態が当分の間、続くだろう。それはそれでいい。
肉体的にも精神的にも、そして人間的にも成長するのがこの中学の時期。一日一日を前を向き真っ直ぐ過ごしてもらいたい。
最近は入学式に父親が出るケースも多いという。子供の成長を自分の目で確かめ、一緒に感動のシーンを体験するのもいいだろう。
しかし、僕は普段通り仕事をする。息子の入学式には出席しない。特に大きなこだわりがあるわけでもないが、僕の役割は別と考える。
それが理由の一つで、もう一つは娘の入学式も卒業式も一切出ていないので、どちらかに出るのは不平等。どうでもいいことかもしれないが、そこには自分なりのルール。(ほんとどうでもいいね・・・笑)
今や中学生にスマホは当たり前の時代になった。息子にも小学校卒業のタイミングでスマホを持たせた。使い方次第で賢くもなれば、バカにもなる。便利なツールであるのは間違いないが、人として大事なものを見失う可能性もある。
そのためには一定のルールを持たなければならない。最初に決めたルールは夜9時以降、使用しないこと。自分の部屋に持ち込まないこと。まずはここからスタートし、今後、どんな使い方をするかで新たなルールを作っていく必要はある。
何事においても小学校の頃は、何か間違いが起きればその都度、叱ればよかった。それが正しいのか正しくないのか、その場で教えればよかった。
中学生になった今はそれでは足りない。予め何が良くて何がダメなのかを決めなくてはならない。規則で縛ることが全て正解ではないだろうが、世の中は規則で成り立っている。
規則がある以上、どんな解釈や正論があってもダメなものはダメ。改善を求めるのであればその主張をし理に叶った具体案を出せばいい。ただ従うだけでなく考えて意見をいえばいい。
偉そうに言って、あんたできてるの?と問われればきっとできていない。子供にそれを求めるのは酷じゃないの?と言われればそうかもしれない。しかし、そこも含め親の責任だと考える。
すっかり何のブログかわからなくなってきたが(苦笑)、今日は息子の入学式。天気もよく素晴らしい一日になりそうだ。
入学おめでとう。思い切り中学生活を満喫しなさい。それが君の仕事だ。
(最後は伊集院静調になってしまった・・・)

イマドキの大学生

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職業柄、今どきの大学生の動向はある程度掴んでいるつもり。あと2年もすれば大学生となる娘の生活ぶりを眺めていても大よそ想像はつく(会話は依然としてないけれど・・・苦笑)。
しかし、そうは言っても実際は無知なことも多く、昨日の中日新聞サンデー版や先週発売の東洋経済はかなり勉強になった。
東洋経済は東大生にフォーカスを当てているので、名古屋の田舎者とのギャップは感じずにいられないが(笑)、これが現実の大学生の考え方となると我々の想像を遥かに超える。
先週はうちの会社を志望してくれる学生さんとも面接を行ったが、そのひたむきで真面目な大学生活は僕らの頃と比べようがない。その目的意識の高さに感心せずにはいられない。
東大現役学生の起業家の話などはこちらが教えてもらうことの方が多そうだ。年齢と経験が上回るくらいで、あとは何一つ敵うものはないのではと思ってしまう。言い過ぎかな・・・(笑)。それだけ優秀な学生が多い。
全般的なデータで見れば、堅実な考え方をする学生も多いようだ。大きな夢を語るよりも現状維持することが夢や目標に近い。
驚いたことに自宅から通う学生は月に17,000円を貯金(繰り越し含む)をしているという。学生時代、サイフの中身が数百円の立場からすれば何もいうことはできない。
それは生まれた時から日本が不況で低迷した時代しか経験していないことも影響しているだろうが、その堅実性は自分たちの比ではない。逆にそれが「さとり世代」と呼ばれる原因でもあると思うが、マイナス要素でもなんでもない。
しかし、一般的にみると今の学生の評価は高いとは言えない。その差は一体なにがあるのだろうか。大人たちが自分を棚に上げて作ってきた若者への理想にすぎないのではないか。
自戒も含め、彼らは僕らよりよっぽど優秀だ。何が足りないといえば、きっと感情のぶつけ合いが足りないのではないか。「最近1年間で友人とけんか」で「全くしていない」と「あまりない」の割合が72.5%。
これはもっと低い数字でもいいのではないか。もっと感情面を押し出したリアルなぶつかり合いがもっとあってもいいのではないか。そんなふうに今回の記事を読みながら感じてしまった。
今の就活生の大手志向の傾向だったり、大学生の暮らしぶりだったり、安定性を求めすぎる傾向に僕らはもっと社会の素晴らしさ、いい意味での大変さを伝えていかなければならない。
大学生の統計やアンケート結果を見て、改めてそう感じたのであった。