昨日は、東海地区のキャリアコンサルタントのグループであるMCC東海の定例勉強会に参加した。
これまでこの関係と言えば、CDA資格取得者による勉強会は頻繁に参加していたのだが、今回は同じキャリアカウンセラーでも別組織。
国家検定でもあるキャリアコンサルティング技能士の資格を有する方の勉強会だ。この技能士の1級資格取得者は、全国でまだ4名しかいないのだが、その内の2名はこの勉強会に所属されている。かなり敷居は高く、高尚な勉強会でもある。(事実、全国から問い合わせがあるらしい・・・。)
今回、僕はこの勉強会に講師として招かれたのだ。
講演内容は大学生の就職環境をテーマに、日頃感じている事を本音ベースで話すだけだが、頂いた時間は2時間。かなり長丁場となる講演だった。
大学や行政を中心に業務に従事される方を中心に話をさせて頂く事もあり、主観的な内容とはいえ、あまりいい加減なことは言えない。
実際のデータを活用しながらその数字的なギャップと、企業の採用環境の現状についてなど、実例を交えながら進めさせて頂いた。普段、採用企業側と接することのない方にとっては新鮮に映ったのかもしれない。2時間もの長時間ではあったが、寝てしまう方が皆無だったのは(笑)、それなりに話が伝わったのかもしれない。
我々の役割を少しでも理解頂き、現状を把握頂けたのなら、僕としても大変ありがたい。
僕の講演の後には、普段から懇意に頂く大学のキャリアセンターの方も講演された。
内容としては、どうしても僕と被る面は出てしまったが、学内の担当でしか感じ得ない学生の実態を披露頂けたのは勉強になった。
学生がいつまでもお客扱いである実態がその一つ。
ゆとり教育の影響もあるだろうが、昨今の学生は自分たちがお客だという意識が増しているという。キャリアセンターへの接し方も含め、自分たちがお客様という立場で臨んでくる学生が多いらしい。
授業料を払っているから当然だという解釈もあるだろうが、学ぶ側はそれではいけない。しかし、本来の授業とは縁のないキャリアセンターとそんな関係を作るケースが多いようだ。その点で問題はあるのだが、そんな学生が無事に内定を獲得し社会にデビューしたとして、問題が解決するわけではない。
入社してもお客様意識は続くようだ。それが「新くれない族」に発展する。
「新くれない族」とは、「ほめてくれない」「指導してくれない」「やりたい仕事をさせてくれない」といつまでもお客様意識を持つ若手。これが、結果的に早期退職や新型うつに繋がっていくようだ。
「働く」ということは自ら自立し稼ぐことを前提にした場合、その流れは当たり前。そのキャリアセンターの方は、現状に学生に留まらず、社会に出てからのそのような現象に危惧されていた。早い段階でお客さん扱いを止めていかないと・・・。
これは一つの例だが、この内容も含めて僕自身もいい勉強の機会であった。
今回の勉強会には30名程の方が参加されていたが、初めて会う方がほとんど。それでも同じ志を持つ方ばかりなので、お互いが打ち解けるのに時間はかからない。勉強会終了後の懇親会も大いに盛り上がった。
有り難いことに多くの方から感謝の言葉を頂いたが、僕自身が感謝すべき勉強会だった。
ありがとうございました!
2012年6月18日
キャリアコンサルティング勉強会にて
2012年6月16日
映画「モテキ」
モテキ DVD通常版 (2012/03/23) 森山未來、長澤まさみ 他 |
とんでもなくデタラメな映画である。悪い意味ではなくいい意味で・・・。
ミュージックビデオを繋げて一本の映画にした感もなくはないし、従来の映画らしさは感じない。新しいスタイルへの挑戦ともいえる。演出は全く異なるが「嫌われ松子の一生」に近くもある。一見すると純粋な恋愛映画にも見えるが、単に下心ありあり超軽薄な男を描いているようでもある。
そこを含めて嫌悪感を感じず楽しめるのはいいだろう。
あらすじで言えば、4人の女性を恋愛対象としてというような表現をされているが、それは明らかに間違いで厳密に言えば2名のみ。オープニングの真木よう子と劇中の真木よう子との差はありすぎる。期待を持って観る者は残念に思うかもしれない。最初からの作戦かもしれないが・・・。
主役の森山未來については、つい最近まで全く意識していなかった。「ALWAYS 三丁目の夕日’64」の医者役で面白い役者と感じたのが初めてだと思う。
僕がこれまでの作品を知らないだけなのだが、その程度だった。しかし、この作品を観て物凄い達者な役者だと飲みこまれてしまった。オタクチックな表情も上手くこなせば、映画の中でのダンスも見事である。これ以上の適役はないのかもしれない。
これから日本映画も新しい世界に入っていくのかもしれない。いずれ映画館の中で観客がその映画に絡んでいくこともありえる。映画を観ながらスマホを触り参加していく。そんな時代が来るかも・・・。
小学生の息子と一緒に観るのは不適切だが、何も考えず楽しめる娯楽映画であった。
2012年6月14日
2013新卒採用中間総括について
昨日はHRプロ主催「HRサミット2012」の2日目。
朝9時過ぎから立て続けに講演・セミナーを5本連続拝聴した。一日に参加する回数としてはこれが限界。それ以上だときっと集中力が持たないだろう(苦笑)。
朝一番の講演は主催者のHRプロ代表 寺澤氏による講演。
タイトルは「混沌とした2013新卒採用の深層分析&2014大胆予測」という興味深いもの。細かなデータを基にロジックを形成し、納得感のある話を頂いた。
現在、我々が事業を展開する東海地区も大手企業の採用は終結しているものの、学生の内定率は一般的に公表されているほどの数字はなく、まだまだ継続しないと・・・というのが現状。
その認識は東海地区に限らず全国においても同様で、寺澤社長も短期間で終了したケースと長期化せざる得ない格差について言及されていた。
調査によると、4月末時点で旧帝大、早慶クラスの内定率は7割と言う。そのうち4割が複数内定とのこと。一方で、その他の私立大学は24%の内定率で学校層により大きな格差が生まれているというのだ。このあたりの話は、東京に来ないと聞けない内容。
東海地区と全てが当てはまるわけではないが、全体の傾向を把握するには有益な情報である。企業がターゲット大学を明確にしている理由から、このような差が生まれるようだ。
それは企業間でも同じことが言え、2ヶ月間、就職戦線が後ろ倒しになったことにより、結果的に学生は大手企業にエントリーが集中。それ以外の企業は伸び悩んでいる状況がある。
そのため、大手企業は予測したよりも短期間で採用活動が終了。逆に、それ以外の企業はまだまだ継続しなければならない状況だ。全く同じ事が東海地区にも言えるのではないだろうか。今の各企業の進捗状況を伺うと合致する面が多い。
大手企業に内定辞退が少なかった事も短期化の理由のようだ。学生のエントリー企業数が限定されたため、迷いが少なかったことが背景にある。
内定辞退が少ない事は喜ばしい事だが、逆を言えば、曖昧な志望のまま内定先を決めたことで、就業後のミスマッチにつながるのが不安材料として残るようだが・・・。
但し、内定辞退が少ない企業は一部の大手企業に限られ、採用数の多い企業や準大手、中堅は内定辞退に悩まされているのが現実。我々がお付き合いする地元の企業でも苦労されているケースはよく耳にする。
全てを解決する就職の在り方なんて存在しないだろうが、我々が提供するサービスにおいても課題が多いと言えるのだろう。
今年の一つの特徴としては、「ナビ離れ」があるようだ。
就職サイト一辺倒の活動方法には、僕自身も疑問を感じる。それは自社で就職サイトを展開している立場としても・・・。サイトだけを頼りに活動を行っては、必ずしも自分に合った会社に出会えるとは限らないと思う。
名大社の場合、掲載頂く企業がほとんど地元の中小企業であり、大半は無料掲載であり全国サイトとは一線を画している。
そのため大手企業が有利に働くことはあまりない。とはいえ、基本はお互いが顔を見せ、そこで理解することが重要であると考えるのならば、就職サイトはひとつのキッカケでしかない。「世の中にはこんな会社があるんだ!」と知らない会社に出会う場でしかない。そんな使い方だけで十分なのだ。
インターネットは確かに便利で、僕も普段の生活では欠かすことのできないツールであるが、僕や会社を知ってもらおうと思えば、顔を見せ合うしかない。そんな意味があるとすれば、「ナビ離れ」傾向はプラス面もあるだろう。
昨日の講演内容から考えれば、今後の就職活動の方法も変化してくることが予測される。我々、就職支援会社もこれまで通りのやり方では立ち行かなくなるのかもしれない。危機感を覚えると同時に、新しい価値を提供できるチャンスでもある。
地元企業の視線を大切にし、学生の置かれた環境を理解し、今後も事業に取り組んでいく。それは、これからも続く2013卒の新卒採用のサポートを含め実施すること。これから本格的に採用を行う企業も、諦めない頑張る学生も多いだろうから・・・。
何だか中間総括というよりは、自らの姿勢を示す内容になってしまった。
いずれにせよ、まだまだ中間総括でしかない。むしろ中小企業のクライアントが多い名大社としては、今がヤマだ。
客観情報を把握しながら、自分たちの本来の役割を全うしていきたい。
2012年6月13日
「ゆとり世代」について学ぶ
昨日は朝一番に朝刊のチェック。
中日新聞に僕が取材を受けた記事が掲載されていたからだ。思った以上に大きい扱いで驚いた。また、多くの方から「新聞見たよ!」との連絡も頂いた。
この地区ダントツの新聞社だけに反響は大きい。さすが~!
そんな昨日は東京へ出張。
午前中に横浜のクライアントにお邪魔し、午後からはHRプロ主催の「HRサミット2012」に参加した。日本最大級の人事フォーラムと銘打って、様々なセミナーが開催されている。
僕が昨日出席したセミナーだけでも4つ。楠木建氏による特別講演「戦略ストーリーを創る~経営人材の条件~」や常見陽平氏の「新卒採用に明るい未来予想図」など参加し、学びの場を頂いた。今後、事業を推進していく上にも役に立つ事は多いだろう。
本日のブログはその中の一つ「ゆとり世代の採用・育成はここを変える!」を簡単に紹介。
旭化成アミダスの三橋氏が、ゆとり世代の特徴を明確にした上で、企業の抱える課題や活かし方について講演された。
ゆとり世代の特徴は僕らの抱いているイメージと大きくは変わらない。成長意欲は高いが、安定志向であるとか、自分らしさにこだわり、競争意識が低いとか、効率重視、無駄なことはしたくないなど・・・。
今の新卒採用対象者はまさにその世代。何かとマイナスイメージで伝えられるケースが多いが、それは時代背景や育ってきた環境や制度に原因があり、その世代の若者に責任はない。過去20年間の出来事を振り返れば、繋がっていく話なのだ。
大学におけるキャリア教育の定義もあいまいで、現在のキャリア教育の在り方にも課題は多いという。
教員の理解や意識のバラツキ、今のままでいいという自己肯定感の過剰な醸成、就活テクニック・スキルの徹底指導がそれに当てはまるようだ。大学側も懸命な取組みをしているはずだが、先々の働く事を考えた場合、空回りしていることも多い。
そして、採用する企業側も抱える課題は多いようだ。エントリーシートを始め学生に要求することが難しかったり、志望動機を過度に評価したりと・・・。
採用の現場にいながら、僕が普段感じている事も多かった。
ゆとり世代を活かすのに、僕らバブル世代の果たすべき役割も多いという。今の40代が成功体験が少なく自信も失くしているため、ゆとり世代に対して「仕事観」や「キャリア観」を植えつけられていないと言うのだ。
そんな見方もあったんだ。今の若い世代の事を言う前に、自分たちがもっと夢のある社会を創っていかねばならないと反省もさせられた。頑張ろう!バブル世代。
本日はここまでにして、明日は2013新卒採用の現状について伺った話を書こうと思う。
では・・・。
2012年6月11日
「ソーシャルメディア活用セミナー」を開催!
珍しく合同説明会以外のイベントの告知。
たまにはこれまでにやった事のない企画も立てなければならないのだ。
今回、普段から懇意にさせて頂いているマーケティングコンサルタントの松林博文氏とソーシャルメディアのコンサルを手掛ける株式会社メンバーズの遠藤氏と共同でタイトル通りのセミナーを開催する。
これまで名古屋でも個人向けのfacebook活用セミナーは数多く開催されているが、企業向け、それも採用担当者向けのセミナーの開催は珍しいのではないだろうか。
名大社のホームページや企業向けメルマガ、そしてfacebookイベントページで告知をしているので、既に申し込みも頂いてはいるが、ここは改めてブログで紹介したい!
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企業広報に活かす!人材採用に活かす!
ソーシャルメディア活用セミナー
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日時/2012年7月5日(木) 14:00~16:30
会場/ウインクあいち10階 1008会議室
<セミナー内容>
*ソーシャルメディアの現状
*企業はいかにソーシャルメディアを活用すべきか
・ソーシャルメディアによって変容する購買行動
・facebookの最新活用事例(米国・日本)
*ソーシャルリクルーティングの現状と成果事例について
・採用に活かすにはリクルーティングよりもマッチング重視!
*効果の上がるfacebookページの作成の仕方
<こんな担当者にオススメ!>
・これからフェイスブックページを立ち上げようとしている企業担当者
・フェイスブックページを立ち上げたが運用体制で悩んでいる企業担当者
・ソーシャルメディアを人材採用に活用しようと考えている企業担当者
詳細情報や参加申し込みはこちらから!
同様にfacebookイベントページからも受け付けています。
それはこちら!
かなり期待できるセミナーである。興味のある方は是非、ご参加頂きたい!
ちなみに有料(一人4,000円税込)となるので、ご注意下さい。
定員も会場の関係で決まっています・・・。お早めに!
どうぞよろしくお願いします!
と宣伝させてもらいました。
2012年6月10日
またまた参加!アスバシCFC
昨日の午前中は降ったり止んだり。
楽しみにしていた息子の運動会は延期。予備日は平日となるため、参加することができない。残念!
来年は小学校最後の運動会となるので何とか晴れてもらいたい。
そんな昨日は前週に引き続き、アスバシ教育基金のイベント「アスバシCFCキックオフ」に参加した。
元々は予定になかったが、人を巻き込む力においては、今や名古屋でも右に出る者がいない(?)代表の毛受さんに「時間があれば顔を出してほしい。」と誘われ参加。
学生主体のイベントなので、気軽な気持ちで参加を決めると役割は何とゲストパネラー。中京大学総合政策部の教授である羅氏とのパネルディスカッションが組まれていた。
テーマは「大学と社会・企業がつながる教育のあり方とは?」 。
大学と企業の間にある大きな壁をこじ開け、お互いが学生教育に力を注ぐ環境を作るにはどうすればいいのかという議論をすることになっていた。それを当日知るという僕も何ともノー天気な参加の仕方だった。反省・・・。
イベントには50名近い学生と社会人が参加。
一部としてパネルディスカッション。
二部として先週計画したテーマを学生がプレゼン。
その後テーブル毎で学生のテーマについて議論を深めた。
一部で行われたパネルディスカッションで、羅教授はこれまでの大学内での取組みを理論立てて、自分の想いを込めながら話をされた。内容も深く説得力もある。
一方、僕はほとんど主観で感じたままを話すだけ。発信する言葉の重みの違いに参加者は戸惑ってしまったかもしれないが、そこはご容赦頂きたい(笑)。
羅教授のような大学の先生ばかりであれば、学生らが社会に飛び立つ環境がより整備される。隣の席で話を伺いながら使命感を感じた。
二部は学生が主役。
学生らの懸命なプレゼンの姿を見るだけでこちらも元気が出る。学生の行動指針については、改善の余地が見られるプレゼンはあったものの、その取組み姿勢だけでも評価すべきだし、素晴らしいこと。失敗しても構わないので、ひたすら真っ直ぐ突き進んでもらいたい。
イベント終了後は、またまた懇親会。ここでも僕を巻き込む方が現れた。それはそれでありがたい事と受け止めたい。
残念な気持ちでスタートした土曜日だったが、一日を終えてみれば有意義な土曜日。
みなさん、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
2012年6月9日
ベンチマークツアーin未来工業
昨日は岐阜にある未来工業株式会社に伺い、創業者である山田相談役の講演を拝聴し、工場見学をさせて頂いた。
特徴ある経営スタイルでTV番組にも多く取り上げられる同社。僕も「カンブリア宮殿」も見たし、山田相談役の講演会にも参加したこともある。営業時代は飛び込みでプロモートした企業だ。(箸にも棒にもかからなかったが・・・)
今回の企画を立てたのは愛媛にあるパートナー企業のコンベックス。参加者は四国を始め、福島、金沢など全国各地から集まった。このユニークな経営を自分の目で確かめたい意志の表れだろう。
数々のメディアで紹介されているため、あえてここで披露する必要もないが、その仕組み作りや意識付けの醸成は徹底している。経営理念でもある「常に考える」はあらゆるところに掲出されている。
エントランスにも
食堂にも
工場にも
掲示板にも
事務所内や階段も含め、ありとあらゆるところ。
昨日の数時間の滞在でしかないが、完全に頭の中に擦り込まれてしまった。この掲示だけでもかなり勉強になった。社員に対し何か重要なことを伝えようとすれば、これくらい徹底しないと頭に入らない。
そして、社員の提案やアイデアも至るところで活かされている。
どんな提案でも500円支給され、一番多く提出する社員は年間250件ほどという。
それは肝心の自社商品も同様。国内シェアの8割を占める製品も社員の創意工夫から生み出されているのだ。
コスト意識もここまで徹底されれば、自ずと社員もそれ相当の行動となる。
業種業態は違えども、参考になる点は多かった。
原点にあるのは山田相談役の「社員を喜ばすためには何をすればいいのか」にある。年間休日約140日、残業禁止、3年間の産休制度、定年70歳、作業服自由など、これも基を辿れば社員を喜ばすことを考え、「ヤル気」を引き出すことに繋がっている。
僕が社内でいろんな事を手掛けているつもりでも、ここまで見せつけられると、子供のママゴトに過ぎないのがよく分かる。日本各地からだけでなく、海外から見学者が訪れる理由もそこにあるわけだ。
今回の企画を提供してくれたコンベックスの遠藤社長に感謝!
このような企画を名大社で考えるのもいいな。
常に考えよ!
2012年6月8日
アペリティフの夜
昨日は「アペリティフの日」のオープニングパーティに出席させて頂いた。
誰がどう見ても柄ではないが、このイベントを企画するのが普段からお世話になっているドーマンアイシーの池戸社長ということもあり、いそいそと出掛けたのだ。
この「アペリティフの日in名古屋」は、昨日から6月末までの期間、名古屋~新栄を中心としたイタリアンやフレンチの飲食店81店舗が参加し、食べ歩きをしようという企画。
お得なチケットをコンビニで購入し、参加店舗で使用する。ちょっとオシャレにそれでも気軽にシャンパンやワインを飲みながら前菜や食事を楽しむというもの。やっぱり僕には似合わない気がしてならない・・・。
昨年からスタートしたキャンペーンだが、今年は前年の倍以上の店舗が参加し、大いに盛り上がることになるだろう。
そのオープニングパーティがこれなのだ。
いやあ~、すごい人。感度抜群オーラを醸し出している人が多い。
そんな中で、僕はなぜかVIPルーム。
緊張するじゃないですか!
名古屋の経済を支える方やテレビでよく見るタレントさんがワインを会話を楽しんでいる。
場違い感たっぷり・・・。
会場では前菜がずらりと並び、シェフが自慢の料理を語り、気の利くスタッフが美味しいワインを教えてくれる。
とてもじゃないが覚えきれず悲しい面もあるが、こういった時間が過ごせるのはとても幸せなこと。
「アペリティフの日」、素晴らしいじゃないですか!
僕が関心がなかっただけかもしれないが、この名古屋地区にこれだけのイタリアン、フレンチの店があることを初めて知った。一覧のマップももらったが、当然のように知らないお店ばかり。
会社周辺にも結構参加店舗が多いので、この機会に新しいお店を開拓するのもいい。名大社男子はその辺の焼き鳥屋で十分なので、名大社女子を引き連れ行くとしよう。(偉そうに・・・)
今月も飲みに忙しい月になりそうだ。
そして合言葉は、そう、「アぺしよ!」
少しは宣伝になったかな・・・。
2012年6月6日
今シーズンを振り返る
マラソンのシーズンがいつがスタートでいつが終了かははっきりしないが、僕の中では、この6月がシーズンの終了となる。
今月3日は10キロの大会に参加する予定だったが、家庭の事情でキャンセルしたため、今シーズン最後の大会は不参加で終わってしまったが・・・。
いい機会なので、今シーズンを振り返ってみたいと思う。参加したのはハーフ4回、10キロ2回の計6回。
いきなり総括だが、悲しく残念な年、力不足を露呈した一年だった。スタートは10月の木曽三川公園で開催された10.5キロの大会。これは肩ひじ張ることのない練習のような大会。タイムも54分と少々遅めだが気にすることはなかった。
その後がいけなかった。11月のいびがわマラソン、1月のみのかも日本昭和村ハーフマラソンは毎年参加している大会。コースも全く同じなので、1年間で自分の実力がどこまで伸びたか、もしくは落ちたかが明確になる。過去2年はこの2つの大会でわずかであるが、タイムを縮めてきた。
しかし、今シーズンはいずれもタイムは前年を下回った。成長が止まっただけではなく衰退したのだ。3月の名古屋シティマラソンも平坦で走りやすいコースにも関わらず、1時間55分という平凡なタイム。挙句に先月のぎふ清流マラソンは、初めて2時間をオーバーしてしまったのだ。
最初にハーフマラソンに挑戦したのが4年前。その時でさえ2時間を何とか切ったのに、先月は2時間を切ることができず。デビュー時より衰えてしまった。この4年間が全く無駄だったのではと情けない気持ちになってしまう。全て前年割れと言っていい。
企業でいえば、景気がそれほど悪くないのにその状態だと、経営者としては失格とみなされているのと同じだ。
練習を続けなければ、タイムは更に悪くなっているはずだが、同じように繰り返してきた現状の練習が通用しなくなってきたのだ。タイムが証明しているので、何の言い訳もできない。練習方法を見直すか、練習量を増やさない限り、この限界から乗り越えることは無理。
やっぱりマラソンは分かりやすいスポーツだ。全てが自分次第で、ライバルは自分でしかないのだ。
う~ん、辛いスポーツだ。それでもきっと来シーズンもやり続けるのだろうなあ。
会社についても、代表に就任してこの6月から3年目となる。こちらもキツイからと言って途中で辞めるわけにはいかない。やはりマラソンと経営は似ているのだろうか・・・。
走り続けるしかないのだな・・・。
2012年6月4日
さあ、ブラジルへ!
久しぶりのサッカーネタである。
以前はサッカーに関してのブログをもう少し書いていたように思うが、ここ最近はさっぱり・・・。
一番の原因は我がグランパスがふがいない試合を続けるからだ。
頼むぞ、ピクシー。全然、盛り上がれないじゃないか。日本代表も誰も呼ばれてないし・・・。
今回は日本代表。昨日のオマーン戦は久々に気持ちのいい試合だった。欲をいえば、もう1~2点欲しかったくらい。得点のチャンスも多かったし・・・。戦術面の評論は玄人の方に任せるとして、僕は素人らしく単純明快に感想を書くだけ。
20代前半の選手が引っ張る日本代表だが、チームはあくまでも組織的で日本人らしさ溢れる一体感がある。個々のパフォーマンスは発揮されるものの独善的なプレーはない。若者特有の自分勝手な動きが全く見られないのは、逆にこの世代の特徴なのだろうか。
一昨日のイベントといい、そんな風に思ってしまう。その中でも自己主張はしていないわけではないので、バランス感覚が相当優れているのだろう。
昨日の試合は前半がNHKBS、後半の途中からメ~テレ(テレビ朝日)で観戦した。
同じ試合でも解説が違うだけで随分と試合の雰囲気が変わってしまう。NHKは長谷川健太、宮本恒靖と理論派の解説。一方でメ~テレ(テレビ朝日)はセルジオ越後、松木安太郎と直感的というか感情面が先に立つ。特に松木氏はそう思わせる。
どちらが正しいわけではないので、好みで選べばいいのだろうが、こんなにも盛り上がり方が変わってしまうのは、両方見ることによって感じるところ。これもきっとサッカーの楽しみ方の一つ。
僕は試合を集中して観たい時はNHKだし、はじけたい時はメ~テレかな・・・。
と、どうでもいいことを感じながらの観戦であった。
それにしても最終予選の初戦を快勝で終えるのは、今後の戦い方についてもプラスの面が大きい。勢いが更にチームを強くするし。
それでもキャプテンの長谷部誠は冷静だ。彼の試合後のインタビューは、他の選手より一歩、視点が高いように思える。常に客観的に判断する姿勢で臨み、受け答えしている。キャプテンらしいキャプテンだ。日本代表が頼もしく思えるのも彼の存在があるからだろう。
いやあ~、良かった。
これからも昨日のような試合を見続けたい。最速でブラジル行きを決めてもらいたい。
頼んだぞ!日本代表!