気づけば金曜日。
「暑い!暑い!」と言っているだけであっという間に一週間が過ぎていく。
名大社では明日から15日までは夏季休暇に入る。
やらねばならないことが全然できていないような・・・。
まずは今日一日しっかりと過ごさねば・・・。
今週火曜は中部経済同友会の夏季セミナーに初めて参加。
3か月ほど前に先輩経営者から推薦を頂き、中部経済同友会に入会したのだ。
僕のような愚か者経営者が入会できるか不安だったが、意外とあっさりと承認された。
新入会員向けのセミナーもあったがスケジュールが全く合わず、
ようやく参加できたのがこの夏季セミナー。
「クールビズでお越しください。」
と案内に書かれていたので呑気にポロシャツで出席するが、さすがに浮いていた。
紹介いただいた先輩経営者からは
「山田さん、恥ずかしいよ~」と言われてしまった。
もっと場をわきまえないといけませんね(笑)。
何より会場のナゴヤキャッスルは冷房が効きすぎて寒かった。
中部地区の錚々たる企業が揃うこの会はテーマも重厚。
「大転換期を超えて日本が目指す道」。
モノづくりが盛んな東海地区がどんな未来を創っていくかのを基調講演と
パネルディスカッションを通し語ってもらった。
最小二乗法や猫関数を使ったディープラ―ニングの話はさっぱり理解できなかったが、
要はそれを上手く活用することで農業も製造業も劇的に変化する。
モノづくり日本の地位を取り戻すことは可能ということ。
なかなか自分事として捉えることのできない僕はまだまだ未熟。
現役官僚によるこれからの国家の在り方と個人の向かうべき方向も勉強になった。
僕らが思っている以上に若手の官僚は真剣にこれからの日本について考えている。
既得権ばかり気にするお偉い方ではなく、
もっとこの世代に任せてしまった方が国家の信頼は回復できるのではないか、
そんなふうに思ってしまった。
この日は夕方からクラブ愛知の納涼会が金シャチ横丁(義直ゾーン)で行われた。
なんやかんや言って金シャチ横丁は初めての利用。
こんなクラフトビールもあるんですね・・・。
「名古屋城金シャチ海鮮市場BEER&BBQ」が期間限定で開催されているが、
思ったほど知られていないんじゃないかな。
もしくはあまりにも暑くて客足が遠のいているのかな?
お邪魔した日は意外と涼しかったけど・・・。
火曜日以降もバタバタと。
一昨日は「名古屋ファミリービジネス研究会」のDay2。
こちらは時間があれば改めて報告したい。
昨日はこれ。
これは報告の必要はないな.
とてもいい会だったけどね(笑)。
高田くん、お疲れ様でした。
そして、今日はインターンシップ学生のプレゼンと会社の納涼会。
こちらも時間があれば改めて報告したい。
そんなこんなの1週間。
それでは休暇前の最終日、元気に行ってきます!
昨年気になっていたが見逃した作品。
今回、先日購入したTVをネットに繋げ、Amazonプライムで有料で観た。
時代はどんどん進歩していくね(笑)。
このポスターの二人が並ぶ写真はもっとも悲しいシーンと
いうことが観終わった後、分かった。
これだけじゃネタバレならないよね(笑)。
僕が黒澤清監督を初めて知ったのは大学時代。
「ドレミファ娘の血は騒ぐ」という映画が話題になった時。
元々はピンク映画だったのが、一般映画になったレアな作品。
洞口依子さんの映画デビューであり、
亡き伊丹十三監督が怪しい役で出演していた。
黒澤監督は自主映画上がりで僕ら映研連中の間では特別な存在だった。
その後もかなり異質な映画を撮り続けていた。
メジャーになり切れない感じがいいんじゃないのかな。
そんな意味ではこの映画も異質。
最初の5分でその映画の異質感を感じることができる。
タイトルクレジットのシーンは一般的な映画ではありえない。
インパクトのあるファーストシーン。
そして、途中までは予測不能。
どんな展開になるのかさっぱり分からない。
登場人物が本物なのか偽物なのか、なにが正しいのか正しくないのか、
観る者の想像力に委ねられる。
一見、リアルなストーリーと思わせながらも異次元の世界に導かれる。
これは社会派ドラマか、ミステリーか、
純愛ドラマなのか、それも迷わせる。
最後の最後で僕の結論は出たのだけれど・・・。
いいよね、こんな感じ・・・。
主役の長澤まさみさんは途中までは結構イヤな女。
感情も露にする。
でも、それも彼女の場合、魅力的だったり。
イヤな女役もよく似合うが、それが色っぽかったり。
あの感情の起伏も・・・。
そして、抱かれたい。
な~んて(笑)。
全編通し非現実な映画だが、もしかしたら間近に迫っている恐怖も感じる。
それは宇宙人のような侵略者じゃなく、もっと身近な存在で。
一体、黒澤監督は何を言いたかったのだろうか。
未だよく分からない。
シンプルに人間愛だろうか・・・。
人気食べ物ブロガーは再び旅に出ます。
仙台です。
人生3度目の訪問となります。
仙台の名物といえば牛タンですね。
駅前周辺には牛タン専門店があちこちに存在しています。
行列ができているお店も多数あります。
牛タンのお土産店も賑わっています。
さて、どこに行くべきでしょうか?
迷います。
しかし、肝心なことを思い出しました。
仙台に行ったらお邪魔しなければならないお店があるのです。
仙台駅近くのショッピングビルアエルの1階にある
「ヴァサラロード」さんに行ってきました。
ここはスープカレーのお店。
いや正式にはスープカリィですね(笑)。
こちらには顔を出さないといけないのです。
この「ヴァサラロード」さんは仙台市内に3店舗ある人気店。
親会社は「ふるさと就職応援ネットワーク」にも加盟している人材コンサル会社のエムジョイさん。
別会社のスープカリィ屋さんを経営され絶好調。
社長の菅原さんには出張の際、すっかりお世話になっていました。
まずは生ビールを頼み心を整えます。
「さて、どうするかな?」
メニューを眺めます。
定番はチキンレッグですが、牛タンを食べたい気持ちも残っています。
「すいません、これをお願いします。スープはベーシックで辛さは3、ライスは普通で・・・」
「ありがとうございます!」
こちらの一皿ずつ丁寧に作り、食材も地産地消。
菅原社長のこだわりを感じることができます。
とろとろ牛タンとプレミア舞茸 1800円
「お~、こうくるか、なかなかやるじゃないか」
いつものセリフが出てきます。
アップにするとこんな感じ。
牛タンもドーンと投入されています。
牛タンやシャキシャキの野菜はお酒の肴としても最適。
そんな感じもします。
ライスをスープに浸し一緒に食べます。
これが正統派な食べ方。
じわりじわりと汗もかいていきます。
いつの間にか人間火力発電所になってしまいます。
これは病みつきになる味ですね。
夏はカレーが似合いますが、このスープカリィは一年中似合います。
とても美味しかったです。
牛タンもこれで満足です。
ごちそうさまでした。
来週はどこに向かうのでしょうか?
何を今さらと思われるかもしれない。
最近、第3弾「下町ロケット ゴースト」が
出版されたタイミングで第2弾の本書を読み終えた。
下町ロケットのことをブログに書いたのは6年前。
当時のブログを読み返しても相当感動したことがわかる。
また、立て続けに「空飛ぶタイヤ」を観て、その感動に引きずられたのも読もうと思った理由。
やはり単純な性格だ。
この「ガウディ計画」はすでにドラマ化され、それも観ているので
原作も今さらな感じだがつい読んでしまった。
いつものパターンなら原作を読んでドラマや映画を観るというのに・・・。
通常、小説を読む場合はその登場人物が勝手に頭の中でイメージされていくのだが、
ドラマを観た後に原作を読むとドラマの登場人物がそのまま頭の中にイメージされる。
サヤマ製作所の椎名社長は小泉孝太郎が頭に浮かぶし、
貴船教授は世良公則が、一村教授は今田耕司が頭に浮かぶ。
不思議なもので上手く操られている感じだ。
それにしても今思えばこのキャスティングは凄い。
普通のドラマなら考えにくい配役。
世良公則の悪役なんて想像しにくいが、このドラマでははまり役。
そんな点でもこのドラマは面白かった。
最近、友人との会話ではTBSの一連の池井戸作品と
7月からスタートしたテレビ朝日の「ハゲタカ」が話題になる。
テレビ朝日はTBSドラマをかなり気にして対抗意識を持っているのではないかと・・・。
真相は不明だが、そんなことをネタにしながら酒を飲むのも悪くはない。
あまり固い話ばかりじゃいけないのだ(笑)。
そんな意味ではたまにはTVドラマも観なきゃいけない。
話題を原作に戻そう。
池井戸作品は中小企業が大企業に立ち向かうケースが多い。
本作の場合はいつも暗躍する銀行はほとんど登場しないが、
常に会社はギリギリの状態。
生きるか死ぬかの選択を迫られている。
そんなシーンを読むたびに自分の恵まれた立場に安堵しながらも、
危機感を持ってみたり。
そして最後には勇気づけられたり。
本作のラストもドラマで分かっていても、その結末に向かうと共にハラハラドキドキする。
やはり単純な性格だ。
やっぱ池井戸作品は中小企業の味方ですね。
どうやらこの秋から「下町ロケット」が再びドラマ化される。
ドラマが始まる前に第3弾も読んでおかねばならない。
この秋はいろんな意味で忙しくなりそう。
忙しいながらも楽しい夜を過ごしていきたい。
昨日、一昨日は仙台への出張。
前回、仙台にお邪魔したのは7年前。
東日本大震災が起きた年だった。
その時に書いたブログがこちら。
月日の流れるのは早い。
まだ震災の爪痕は残っているとはいえ、
仙台駅前は見違えように華やかになり活気も溢れていた。
それはそれで頼もしさを感じる。
今回の仙台訪問はあるミッションを果たすため。
「ふるさと就職応援ネットワーク」の会長兼会員拡大委員長の初めての仕事。
目的地は仙台ではなく山形なのだが、
仙台の株式会社エムジョイ菅原社長と共に行動するため、まずは仙台入りしたのだ。
今回のミッションは概ね成功したが、
まだはっきりしたことは言えないので、具体的な内容は伏せておく。
しかし、素晴らしい出会いであったのは間違いない。
いい仕事ができたといっていいだろう(笑)。
山形でランチを共にし、菅原社長に仙台市街地まで送ってもらう。
飛行機の時間まではしばしフリータイム。
わずかな時間であったが、仙台の名所を回ることにした。
向かったのは瑞鳳殿。
伊達政宗公の霊屋だが、存在を初めて知った。
一般的に独眼竜政宗と言われているが、復元された容貌像は両目がパッチリ。
身長は159cmというから小柄だが、当時では平均的な身長だったらしい。
ベンチはなぜかカメヤマローソク。
圧倒的なシェアなわけね(笑)。
グググッと石段を駆けあがる。
江戸時代の建築だからか豪華絢爛。
昭和6年に国宝に指定されたが、戦災で焼失。
これは再建されたもの。知らない歴史が多すぎますね。
仙台の観光スポットをこのようなバスが周遊する。
その名も「るーぷる仙台」。
仙台駅前から1時間15分を掛けて市街地を一周する。
なんと運転手さんがガイドを務め、走りながら周辺施設を解説する。
僕は仙台城跡で降りたのみ。
ここは仙台市内を一望できる。
そじて有名な伊達政宗像。
もっと余裕があればゆっくりできたし、大崎八幡宮や宮城県美術館も行けただろうが、
あくまでも出張なので・・・。
国分町も行きたかったな(笑)。
前日、御馳走になったお寿司は抜群に美味しかったけど。
全国にはまだまだ特徴的な人材サービス会社が多数存在する。
そこでネットワークを築き、新たなサービスが生まれる可能性も高い。
そのキッカケを作るのも僕の役割。
これからもいろんなエリアでいろんな出会いがあるといいですね。
お疲れ様でした。
この9月より南山大学経済学部でキャリアの授業を担当することになった。
就職ガイダンスや単発の授業を務めたことはあったが、
1クオーター15回のクラスは初めて。
授業の進め方も出席の取り方、レポートの管理方法もよく分からない。
担当の先生から教えてもらうがいまいちイメージが湧かない。
自分自身、その世界から遠ざかっているのも原因の一つ。
そんな時有難いのが仲間や懇意にさせている大学関係者の存在。
僕の陳腐な疑問にも親切に答えてくれるし、無理なお願いも聞いていただける。
キャリアの講座を受け持つ先生の知り合いもいたので、
いくつかの講義も見学させてもらった。
テキストも提供してくれたり・・・。
そんなリアルな場面を見せて頂くとこんな僕でも徐々にイメージが湧いてくる。
どんなことを教えるべきか、語るべきか、おぼろげに浮かんでくる。
既にシラバスは提出してあるんだけどね(笑)。
先日、南山大学にお邪魔した時も前年まで担当された教授から丁寧にその特徴をご教授頂いた。
大学の教授というのは上から目線でツンケンしている方が多いと思ったが、
(昔のイメージのままですね・・・笑)
そんなことは全くなかった。
学生の目的意識から過去8年の受講数、レポートの内容まで情報提供頂けた。
それも親切丁寧に・・・。
そして、頂いたのがこちら。
先生の専門は経済学なので、この分野は補完的な役割だと思うが、
このように著書まで出されてしまった。
そして、後任となる僕に参考図書として提供して頂けた。
とても嬉しいことであり、ご縁でもある。
ありがとうございます。
僕のような中小企業の社長が大学の授業を任される時代になったのは驚きでもあるが、
時代の流れでもあるのだろう。
もちろんキャリアカウンセラーの資格を取得していることも要因の一つだが、
柔軟な時代にもなったということ。
きっと僕が学ぶべきことも多い。
ただ今不安なのは、授業が始まってからのこと。
僕は勝手に30名ほどのクラスをイメージしていたが、話を聞くと80~100名が受講するという。
レポートを読むだけで一日が終わってしまうではないか。
これでは夜、飲みに行けなくなってしまうではないか。
その不安が僕の全身を襲うことになった。
それはともかく、これも僕の新たなチャレンジ。
この8月中に頭の中を先生モードに切り替えておくかな(笑)。
先月は猛暑が続いた。
名古屋でも39.5℃を記録し、外に出るだけでもフラフラになりそう。
平日の通勤時は名古屋駅から会社まで20分歩くのだが、
出社した段階ですでに汗だく。
それだけでも体力を消耗してしまうが、
アスリートはそれでめげてはいけない。
アスリートではないけど・・・。
ルーティンであるランニングは継続するのだ。
ただ長距離のRUNは危険。
走れそうな気持ちでもあえてセーブする必要はある。
そんな7月だったので、週末の10kmRUNを行ったのは1回のみ。
あとはちょこまかちょこまか走るのみ。
この7月は出張が多く、東京、北海道、福岡、九州へ出掛けた。
その土地を知るには自分の目で確かめるのが一番。
出張時にはできるだけランニングシューズを持参し、
宿泊した朝に走るようにしている。
それを健全に行えれば、結構な距離を稼ぐこともできる。
しかし、これも甘くはない。
大体、前日に会食の予定が入っており、二次会、三次会へと流れることが多い。
となると、翌朝のランニングは危険。
二日酔いで走るのは体に悪いはず。
結局、走ったのは北海道の札幌のみ。
ポツポツと雨が降ってきたので、それほど距離は走れず。
それでも札幌大通り公園やススキノ市街地を走るのは楽しかった。
そう思うと少なくとも博多、中洲は走っておくべきだった。
残念・・・。
そんな7月の走行距離は72km。
「おっ、意外と頑張ってるじゃないか!」
とライバルの声が聞こえるような気がする。
長距離RUNができなかった割に、また、これだけ暑かった割には走っている。
所属するランナーチームのトレーニングも都合がつかず1度も参加できなかった。
まあ、ちょこまかちょこまか走っていたわけですね。
できればもう少し距離は行きたかったけど・・・。
さて、この8月はどうなるだろうか。
今日から仙台、山形への出張もある。
ランニングシューズは持参する予定。
もちろん、仕事・・・。
どこまで伸ばせるかは不明だが、暑さに負けずコンスタントに走っていきたい。
先々週は北海道、先週は九州でした。
全国の名物を紹介する食べ物ブロガーです。
このままあちこちを回り続けてもいいですが、地元に戻ることも必要です。
人気食べ物ブロガーの仕事も重要ですが、
会社の仕事もたまにはしなければならないのです。
それにしても名古屋は暑いです。
伏見あたりの大通りはアスファルトの照り返しも強く40度を超えていそうです。
そして、今日から8月です。
夏真っ盛りです。
そう、夏らしいものを食べたい気持ちが沸々と沸いてきます。
それもできれば名古屋、いや、愛知を代表する名物がいいでしょう。
そうなれば自ずと絞られます。
「CoCo壱番屋 中区広小路本町店」さんに行ってきました。
えっ、ココイチ?
えっ、もしかして伏見シリーズもネタ切れ?
そんなことを思った方がいるかもしれません。
何を仰っているんですか?。
これだけクオリティの高いカレーチェーン店は全国探してもありません。
それに普通のカレーを注文するわけではありません。
ジーっとメニューを眺め確認します。
「すいません、期間限定メニューのスパイスカレー ザ・チキベジをください。
辛さは普通、量は300で・・・」
と正しい方法で注文をします。
スパイスカレー THEチキベジ 890円
見た目はココ壱番屋のカレーライスとは思えません。
にんにくとスパイスが効いた夏のカレーなのです。
とHPには書いています。
しかし、注文時は紹介文を見落としていました。
にんにくが入っているのは食べて気づきました。
「お~、いいぞ、このパンチ感。男の夏カレーって感じじゃないか!」
ますます食欲が湧いてきます。
結構辛いのですが、そこに設置してあるとび辛スパイスをふりかけます。
汗をかきながら食べるのが夏らしさの証明です。
「いいぞ、いいぞ、気分は人間火力発電所だ!」
人気ブロガーらしい言葉も発します。
食べ終わる頃、大切なことを思い出しました。
この日の午後は重要なお客様と重要な打ち合わせが入っていました。
にんにくの匂いが大丈夫だろうか、
汗だくで濡れたシャツで大丈夫だろうか、
急に不安が襲ってきました。
それでも美味しく頂きました。
このメニューは8月末までの限定です。
ごちそうさまでした。
いつか観よう観ようと思い、
ずっとAmazonプライムのウオッチリストに放り込んでいた。
全5話でざっと5時間あるわけだから、そう易々と時間が作れるわけではない。
時間が流れ、先に映画「空飛ぶタイヤ」を観てしまった。
ブログでも書いた通り面白い作品だったが、
あの長い原作を2時間にまとめるのはかなり難しかったように思う。
そうなると気持ちはドラマの方に傾いてくる。
観る時間を確保せねばならない。
最近はお陰様なのか出張が重なり、その移動中に観ることができた。
ドラマ版は2009年WOWWOWで放映された約10年前の作品。
結論から言えば、この作品を映像化するには最低5時間は必要になるということ。
映画では赤松家の家庭内のことやホープ自動車沢田さんの奥さん、
ホープ銀行伊崎さんの婚約者のことは省かれていた。
そりゃ、省かなきゃ物語は進んでいかない(笑)。
ぐいぐい惹き込まれ、時に喜んだり、時に同じように怒ったり、
時に涙を流しそうになったり、なかなかの感動ものだった。
新幹線の中で思わず声を上げそうになったのはヤバかったけど・・・。
主役の赤松徳郎演ずる仲村トオルは「ビーバップハイスクール」の雰囲気が
未だに残っていると感じたが、中小企業のもがく熱血社長を気持ちよく演じていた。
映画の奥さん役は深キョン、ドラマは戸田菜穂。
この2人は同じ設定でも全く異なるキャラクター。
深キョンは温かく見守る奥さんだったのに対し、
戸田さんは一緒に喜んだり嘆いたりする役。
どちらかを選べと言われたら相当悩む。
2人ともとてもいい奥さんだった。
僕も自分も同じ環境なら乗り越えられる気がする(笑)。
原作も映画もドラマも結果は同じで、
(当たり前か・・・)
ホープ自動車が制裁を受けながらもギリギリ生き残るかたちで終了する。
そこで描かれるのは大企業の身勝手な論理。
不正や自己保身を社会正義として捉えてしまう。
この作品は実話を基に作られている分、余計に面倒臭い。
僕らが知らないだけで、また、このような大事件にならないだけで、
同じようなことはあちこちで起きているのだろう。
必ず立ち上がる人がいるからまだ最悪な事態にはならないけど。
常に自分の在り方に対し、問い続ける能力は持っていたい。
そこがなくなってしまったら、存在価値はないのと同じだ。
映画もドラマもホープ自動車の狩野常務の描き方が象徴的。
映画の岸部一徳さんはいかにも悪だったが、
ドラマの國村隼さんは常に冷静で正論をはく常識人。
素直に話を聞けば正しいことを言っているように思える。
その違いが両作品の醍醐味だと思うが、ドラマの方が実在に近いと勝手に解釈してしまう。
僕も単なる中小企業のオヤジだ。
いつ何時同じような立場に立たされるかは分からない。
その時にどれだけブレずに自分を保つことができるか。
この手の作品を観るとそれを改めて認識するし、勇気づけられる。
もっとこんなドラマが増えればいいと思うが、対象者が限られてくるのかな?
今日も明日も明後日も頑張っていきます!
昨日は京都で過ごした一日。
夏休みをもらい、日頃の感謝と罪滅ぼしとゴマすりのために奥さまを接待したのだ。
たまにはサービスをして家庭円満を保つことも必要。
暑い一日だったので結構疲れたけど・・・。
僕は一昨日の木曜日に京都入り。
経営塾の那古野塾が京都で研修を年1回行う。
下鴨神社に向かい参加者全員でご祈祷し、みたらし祭りに参加。
初めての参加だったがいい経験をさせてもらった。
その後、鴨川沿いの川床で懇親会が行われ、
終了後名古屋に戻るのだが、僕はそのまま京都に残り宿泊。
翌日、奥さんと京都駅で待ち合わせし散策することに。
向かったのは京都御苑。
あれだけ外国人観光客の多い京都なのにここは静か。
暑さのせいもあるだろうが、ほとんど人を見かけない。
時間帯と広大な土地も理由だと思うが、ちょっと拍子抜け。
前を通った京都迎賓館が予約なしで入館できたので、ガイドツアーに参加。
ここは海外からの賓客を招き日本の伝統や文化を贅沢に余すことなく伝える施設。
そのためセキュリティもガチガチ。
地下の受付ルートは空港並みのセキュリティチェックが行われる。
荷物は全てコインロッカー。
スマホ(携帯電話)の所有は許される。
録音、動画撮影も禁止。
カメラ撮影はOKだが、フラッシュは厳禁。
そのあたりはかなり厳しく説明された。
他にも厳格なルールが徹底され、
ガイドツアーのグループには必ず警備員が同行し監視する。
ひとつひとつ説明したいが、ブログの主旨とズレるのでここでは割愛。
ただもの凄いこだわりと日本の伝統技術が注がれているは十分理解できた。
正面玄関
聚楽の間
夕映えの間
藤の間
桐の間
庭園
約1時間近くガイドさんの話を解説を聞き、
日本の文化の奥深さを改めてすることになった。
館内は涼しいこともあり、奥さんも十分満足していたよう。
そして、昼食。
3週間ほど前に予約した京料理店で豆腐懐石を楽しんだ。
ビール、日本酒、ハイボールを飲みすっかりいい気分になり、
そのまま昼寝したい気持ちだったが、それは許されずそのまま世界遺産 二条城へ。
こちらは圧倒的な外国人比率。
そして、蒸し風呂のような暑さ。
あっという間にアルコールは飛んでしまった。
こちらも広い施設のため、かなり歩いたことになる。
あとは市内をブラブラして名古屋に戻った。
その日の歩数は19,521歩。距離は14.80km。
相当の体力を消耗。
それだけ家族サービスを徹底したといえるだろう。
京都は名古屋から新幹線で35分。
思った以上に近い。
その割には知らないことはまだまだ多い。
こうしてちょくちょくお邪魔することでより日本文化を知ることもできる。
そして、何より奥さん孝行をすることで、家庭円満にもなる。
これでしばらくは何をやっても許してくれるだろう。
かなり暑い一日だったが、十分堪能できた。
お疲れ様でした。
とこっそり自分に言ってみる(笑)。