これからも前向きに 名大社会長ブログ

ご近所さんとBBQ

ゴールデンウィークの正しい過ごし方。
家族と一緒にバーベキューである。
今日は仲の良い三家族が集まって、友人宅の庭でバーベキューを行った。当初は近くにある戸田川緑地公園で場所を押さえて行う予定であったが、場所取りは朝6時ぐらいに出向かないと確保できない事もあり、ご近所さんの好意に甘えて、その庭で行うことにしたのだ。
バーベキューの何がいいかと言えば、午前中から正々堂々とビールが飲める事である。
通常、休日に昼間からお酒を飲む事は決して悪い行為ではないと思うが、どうしても罪悪感が付きまとう。
それが一掃できるバーベキューはそれだけでも素晴らしい催しだ。
特に今回はお父さん連中がみんな酒好きで、普段も「R40戸田の会」と称して飲みに行く仲間であるので、それはそれは素晴らしいイベントとなる。
また、子供たちも同級生で仲が良いので、放っておいても全く問題がなく、奥さま連中も勝手に盛り上げってくれるので、何の気兼ねをする事もなく飲む事ができる。同時に家族サービスの意味合いも強いので、参加するみんなの満足度も高い。おかげで肝心な写真を撮るのをすっかりと忘れてしまい、気づいた時には既に何もない状態になっていた。
BBQ2
オープンな場でお互いの家族同士で話をすると、普段の生活の会話では決して出てこないだろう夫婦間の関係(いやらしい意味ではない)も暴露されることもあり、気がつくことも多い。
そこで、感じた事。
どこの家庭も奥さまの立場が強く、旦那衆は結構縮こまっていることが多いということ。しかし、それが家庭円満の秘訣であるなとみんなの笑顔を見ながら強く感じた。
午前10時からスタートしたバーベキューは、途中、公園で野球をする時間も挟みながら、暗くなった夜の7時に終了。
好天にも恵まれ、すっかり日焼けしてしまった。
家族と快適な時間を過ごし、男同士の友好も深め、美味しいビールも飲め、素晴らしい一日を過ごす事ができた。
ゴールデンウィークに感謝である。

教科書シリーズ第2弾 星野リゾートの教科書

このゴールデンウィーク中は、読書に大きな時間を当てようと心に決め過ごしている。
その中で読んだ1冊。教科書シリーズ第2弾(?)

星野リゾートの教科書 サービスと利益 両立の法則 星野リゾートの教科書 サービスと利益 両立の法則
(2010/04/15)
中沢 康彦

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星野リゾートの星野さんの経営スタイルは、講演に参加したことと「プロフェッショナル 仕事の流儀」や「カンブリア宮殿」などのメディアで目に触れ、度々学ぶことはあった。
よく言われていた事は、この本書にも書かれているように教科書通りに進めることが重要ということ。
教科書に書かれていることは正しく、教科書通りでうまくいかないとしたら、理解や取り組みが足りないと断言されている。
その星野さんの実践を事業の取り組みの中で起こったケースと参考にした教科書を絡めながら、戦略の有効性について書かれている。
事業の課題は様々なケースがあり、過去の経験が必ずしも参考になるわけではない。常に新しい課題、難題が向かってくる。
そんな時には、必ずその課題を解決へと導いてくれる教科書の存在があるようだ。その教科書の一部を実行するだけでなく、全てを忠実に理論どおりに実行する事が重要であり、それが「教科書通りに進める」と解釈した。
本書の中で紹介される教科書は30冊にも及び、それを読み解いて実践していくという星野さんの勉強熱心さと行動力には、その飄々とした表情からは想像しにくい経営者としての重たさを感じた。
この本書は、多くの事例が紹介してあるため、一つ一つの事例が簡潔にまとめられている。
「教科書通り」というのであれば、その道のりも一段一段階段を上るようなものであるから、かなりの時間を要しているはず。
欲を言えば、もっと深堀りした内容を拝見したかった。倍くらいのボリュームになっても構わないので・・・。
そうするともっと教科書っぽくなると思うのだが。
今回の教科書では
「売れるもマーケ当るもマーケ マーケティングの22の法則」
「ONE to ONE マーケティング」
「1分間エンパワーメント」
など、今すぐ読んで自分自身の教科書にしたい本もいくつか紹介されていた。
すぐにアマゾンかブックオフに向かわないといけない。
また、星野リゾートのサービスも体験しないといけない。
そう思ってこの夏休みはリゾナーレを予約し、教科書通りできているか確認する事にした。

「インビクタス」を観て思うこと

これまでのクリントイーストウッドの代表作といえば、
「ミステリックリバー」「硫黄島からの手紙」「グラントリノ」など、
少し重たく考えさせられる映画が多かった。
この作品はクリントイーストウッドらしくない(?)勇気付けられる映画であり、こんな元気な映画が撮れるのだと感心と同時に感動も覚えた。
”我が運命を決めるのは我なり”
”我が魂を征するのは我なり”
モーガンフリーマン扮するマンデラ大統領が、27年の投獄生活の中で自己を維持し続けた言葉だ。
その言葉に秘められた思いや重さが、ラグビー南アフリカ共和国代表をW杯の優勝へと導いていく。
人の動議付けは、実にシンプルなのかもしれない。
この映画の持つ意味は非常に深いと思う。
そして、改めて思う。
今、自分の置かれている立場なんて、この映画で描かれている世界と比べてみれば、実に小さいものだ。
毎日、ちっぽけな事で頭を悩ませていることが、情けなく感じる。
もっとスケールを大きく、心も広く、そして何事もひたむきにチャレンジしていく姿勢とその継続力が大切。
グッと自分に対する意識が向上した。
一冊の自己啓発本より、多くの「学び」があった映画であった。

マーケティングの重要性

今週はマーケティングに関し学ぶ事の多い週であった。
月曜日には、グロービスのセミナーに参加。タイトルは「想いを形に~伊右衛門誕生までの道のり~」。サントリーのマーケティング担当の沖中氏が受講生を前に講演された。
まず驚いた事はサントリーという会社の度量の大きさ。本来であれば外部に対してオープンにしないだろう事まで、ありのままに表現された事。商品に対する確固たる自信もあるだろうが、その潔い姿勢に感心した。
そして、話の内容も当然だが、沖中氏のプレゼン能力の高さにも感動。非常に面白かった。
一般的にマーケティング担当者は、商品の製造過程よりもプロモーションの手法に重きを置く話をされるケースが多いが、今回の開発段階でのこだわりやポジショニングについても大いに勉強になった。
そして、マーケッターとして最も重要な事は「人を動かせるかどうか」という事。
言葉を選び研ぎ澄ました上で、コミュニケーションを図ることが重要であり、それにより商品に対する想いや影響が大きくプラスに向かう。その仕事への真摯な取り組みと使命感には納得させられた。
どうしても竹筒型のペットボトルやCMばかりが注目されるが、それ以外の定性的なもの、定量的なものを含め大切な要素であり、大変参考になった。
その翌日の火曜日は、会社全体でのマーケティング勉強会。各方面で活躍されている講師を招いて、マーケティングのイロハから今後、企業にとって、個人にとって必要となる考え方を教えていただいた。今回のような研修は、名大社の社員にとっては初めてのケースということもあり、かなり刺激になったのではないか。これは継続的に実施していく研修のため全社員にとってスキルアップの場としたい。
また、自分自身についても以前学んだ知識は時間と共に頭から消え去っていることもあり、振り返りとしてもいい体験をさせて頂いた。
普段の生活の中では、どうしても目先に考えが行きがちになり、企業環境や競合ばかりが気になってしまう。
もっと視点を高くして、マクロ分析(PEST分析)からスタートさせ、KBF、KSFを考えること大切である。
当たり前を当たり前としながらも、どうして当たり前なのかを考えねばならないのだ。
我々はビジネスを行っている。
サントリーの沖中氏の言葉を借りれば「商売とは何ぞや!」を考え抜かなければならない。そう思うとこれからやらねばならない事は無数にあり、それだからこそ新しいニーズが生まれ、市場が形成されるのだろう。
今週はマーケティングの重要性を学んだ週であった。

「経営の教科書」から学んだこと

経営の教科書―社長が押さえておくべき30の基礎科目 経営の教科書―社長が押さえておくべき30の基礎科目
(2009/12/11)
新 将命

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日本経済新聞の書籍広告によくある、その評判の声から手に取った著書。ベタなタイトルは、単に売り上げアップを狙ったものかとも思ったが、そのタイトル通り、僕にとって確かに教科書的な存在となった。
著者のプロフィールを拝見すると、外資系の企業のトップを渡り歩いていることもあり、より効率性やロジックを重んじる経営手法やノウハウを著したビジネス書と予測したが、実に日本人的な経営の考えの持ち主であることが理解できた。
そして、大切なのは原理原則。
いくら時代が変化しても、経営の本質は変わらないのだろう。
率先垂範であり、大義であり、倫理観であり、顧客満足であり、経営者の行うべきことは、どんな企業でも基本的には同じということ。
その中でも「変化し続ける」ことの重要性は、文章を変えながらも、何度も表現されていた。
自分の中で最も意識し続けなければならない事のひとつだ。
この著書の中で、今すぐにでも自分ができそうな(やらなきゃいけない)ことをいくつか紹介したい。
死守すべき時間は”予約”しておく
・本を読む(一日最低1時間)
・週末あるいは平日の仕事のあとにジムで汗を流す
・経営者の勉強会やセミナーに顔を出して充電を図る(月に最低2回)
・プライベートの海外旅行に行く(年に最低1回)
強靭さを保つ5つの方法
1.「夢」を描く
2.「失敗」という言葉を追放する
3.勝海舟「氷川清話」を心と支えにする
4.命まではとられないと考える
5.環境を変える
きっとホンモノを得ようとすれば、何度も読まなければならないだろう。
また、迷った時にもヒントが隠されているだろう。
だから、「教科書」なのかもしれない。

丸の内を歩く その2

丸の内に移転して1ヶ月。
社内でプレゼン資料を作成する作業を行うものの、行き詰まってしまったため、気分転換に外に出た。
向かった先は円頓寺。会社から徒歩で7~8分。名古屋駅に近い昔ながらの商店街である。
平日の日中に伺ったため、人が少ないのはやむを得ない。
しかし、予想よりはるかに少ない人出には、正直、寂しさを覚えた。
円頓寺1
円頓寺4
かつては栄、大須と並ぶ名古屋の三大繁華街だったという。それは100年も前の話なので、全く比較をするレベルではないだろうが、独身時代、今の嫁さんとのデートでしばしば訪れた場所でもある。その当時も結構人は溢れていた。
今でも営業を続ける洋食屋はね海老」も以前と同じ構えではあるが、かつてのような元気さがないように思えてくる。
そう考えると大須の活況さとの違いはどこにあるのだろうかと思ってしまう。今や大須は歴史とファッションと異国情緒を融合させ、若者にとって面白い街に変化している。明らかにターゲットを若者に置いて、店舗の誘致から機会の提供を行っているのだろう。
地域の方の危機感とおおらかさがうまく結びついて成功したのかもしれない。勝手な見方だが・・・。
円頓寺の商店街を歩くと「スペイン食堂」のような中を覗いてしまいたくなる様な店もあれば、昔ながらの酒屋や衣料品店もある。250円のビックリするような弁当屋もある。ところどころに神社、寺院もある。
そんな感じは大須と同じように思えるが、街ぐるみの一体感はあまり感じる事ができなかった。
それでも新しい発見しようと歩いていくと、誘惑の看板が・・・。「ちょっとよってく。円頓寺銀座街」
円頓寺3
思わずその文字に導かれてその通りに入っていくが、ここも寂しい状況であった。
もしかしたら夜の世界は異なるのかもしれないが、多分、ほとんど営業していないと思わせる雰囲気であった。
(退社後、寄ろうと思ったのに・・・)
むしろ円頓寺の本通りより、一歩中には入った路地裏の通りの方が、こだわりがあるようなカフェや工房があり、自らの存在感を強調しているように思えた。
このような誰もがその存在を理解する歴史ある街がシャッター通りにならず、人の流れを戻す要因はどこにあるのだろうか。
歩いて10分で名古屋駅という事が、プラス要因にもマイナス要因にも働くこともあるだろうし、世代交代がどう行われるかも重要だろう。
どちらにしても「ちょっと帰りに一杯」と気軽に顔を出せ、オバちゃんが笑顔で迎えてくれるような店に行ってみたい。
そんな街であってくれるととても喜ばしいと思う。
そのためには、もっともっと街を歩かないとね。
円頓寺2
頑張れ~!!

04/26のツイートまとめ

happytetsu

ただ今、自社の会社説明会を開催中。みんなマジメだ。でも大人しい。
04-26 16:11

会社にあった泡盛

もうすぐ事務所を移転して1ヵ月となる。
その移転のため、会社を片付けしている時の話。面白いようにいろんな物が発見された。
新卒サイトオープン時のノベルティの時計(10年前位のもの)、
贈り物のソックス(いつかは不明)、賞味期限の切れた高級日本酒(5年前くらい、ウ~ン)などなど。
そんな中から見つかったのが、泡盛の一升瓶が6本。
多分、慰安旅行で沖縄に行った際、購入し、そのまま放置してあったのだろう。(とてももったいない話だ。)
製造から既に4年ほどの歳月が経過しているが、泡盛は古ければ古いほど「古酒」とされ、価値も高いので、十分にいけるものと勝手に解釈し、酒好きの社員と分け合った。
その泡盛がこの「カリー春雨」
春雨カリー2
沖縄は毎年のように旅行に出向き、泡盛もお土産として購入する事もあり、好きなお酒の一つではあるが、このカリー春雨は飲んだ事がなかった。
持ち帰った後、自宅で味わってみた。
とても甘く、泡盛特有のキツイ香りも少なく、とてもまろやかで美味しい。
シークワーサーで割っても、結構イケる。
楽天あたりで調べてみると、かなりいい値段で販売されていた。
会社の冷暗所(?)で長い間眠っていたのが、この移転のタイミングで発見されたのだ。
もし、今回の移転がなければ、誰も気づかないままの存在になっていただろう。
そう思うと、自分自身は会社の隅々まで、もっと知らなくてはならない。
(ちょっと意味は違うかな。)
ただ、夜の楽しみが増えたことは素直に嬉しい。

04/25のツイートまとめ

happytetsu

たまにはキャリアカウンセラーの活動も・・・。大切な事です。http://meidaisha.blog29.fc2.com/blog-entry-41.html
04-25 17:28

先週は野球、今日はサッカーの試合。息子はどっちが好きなのだろう。友達とじゃれあってれば、いいようだ。結局、キーパーで2失点。
04-25 13:23

キャリアカウンセラーの勉強会にて

昨日、CDA(キャリアカウンセラー)の勉強会に参加した。
CDAの有志で組織するCDAプラザが月1回開催する定例の勉強会だ。
CDAのスキルアップを目的にテーマごとの発表やロープレを行う。
今回のテーマは「障害者雇用とカウンセリング」と「学生就職相談の振り返り」。
「障害者雇用とカウンセリング」では、実際に企業で障害者の採用担当も行う事務局のOさんが、現在の法律を踏まえた上での様々な企業の取り組みについて講演された。
間接的にいろんな方から障害者採用について伺う機会もあるが、本音ベースでその実態を伺う事はあまり多くない。
雇用率1.8%をクリアしているかどうかも含め、各企業の抱える課題は多い。
国が掲げる政策も浸透しつつあり、企業側もCSRやコンプライアンス遵守で、年々その取り組みは向上しているものの、その職域や受け入れ体制については一筋縄ではいかない問題もあり、理想だけでは片付かないのが現実だ。
企業側の論理が働くのも当然だとも思う。
いろんなことを考えさせられる大変勉強になった講演であった。
その後、学生との就職相談の振り返りを行った。
このCDAプラザのメンバーに、当社の企業展での就職相談をお願いしている事もあり、昨年10月からこの4月までの結果の報告と共に、今後、学生に対しどんな関わり方をしていくべきかの議論が行われた。
キャリアカウンセラーは、傾聴することが基本である。しかし、企業展のようなイベントの場で、限られた時間内で学生の悩みを全て聞き出し、その上で気づきを与えるには限界がある。
どうしてもアドバイスが中心になってしまい、本人が自ら答えを出すという段階の前にカウンセラー側がそれに近いものを提供してしまうケースも多い。また、明らかに明確な答えを要求してくる学生も多い。
最近の若者の傾向もあるのだろうが、「○」か「×」か、「大丈夫」か「大丈夫でない」のかを教えて欲しいと相談に来る学生も多い。答えを提示するのが、カウンセラーの仕事ではないが、あいまいな表現では相手にもやもや感が残ってしまう。
どんな接し方をすべきなのか、どこまで関わっていくのかの議論は、白熱し時間内では終えることができなかった。しかし、こういった真剣な議論の一つ一つが我々キャリアカウンセラーのスキル向上に繋がってくるものと思う。そして、学生に対してもよりよい場の提供となるだろう。
キャリアカウンセラーの社会的使命を再認識した日であった。
勉強会終了後に行われた懇親会でも、同じような議論が繰り返された。
個人的には、酒を酌み交わしながらの仕事の話や真面目な議論は大好きである。酒の場に仕事や小難しい話を持ち込むことを嫌う方も多いが、僕としては大歓迎。
(ただ飲みたいだけじゃないかという話もあるが、否定はしない・・・)
そんな意味でも、昨日は充実した一日であった。