これからも前向きに 名大社会長ブログ

メディア・ベンチャーズ

最近、定期購読を始めた「事業構想」。
今回の特集はメディア・ベンチャーズと称し、
既存メディア、新興メディアの現状と未来の姿を描いている。

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僕はこれでもその業界の人間になる。
端くれの端くれだが、自社メディアを持ち、多くのメディアを利用し、情報を発信している。
そこで感じることでもあるのだが、このメディアも時代と共に大きく変化してきている。

当然のように伸び悩み市場から消えつつあるメディアもあれば、
時代の寵児となり隆盛を極めようとするメディアもある。
しかし、それも一瞬で消え去る可能性は持っているんだけど・・・。怖い時代だ。
しがみついてでも生き残らないといけません(苦笑)。

現在、市場規模は12兆円(2012年)。
従来型のメディアとネットを中心とした新たなメディアが逆転しつつある状況。
メディア構成が一気に変わることはないが、気づかないうちに構造が変わっているのだ。
我々が属する広告業界も顕著である。

愚かな40代後半の僕が最先端を睨んでいくのは正直、ムリ。
しかし、時代についていくことは可能。常に新興メディアの強みを理解する柔軟さは持っていたいと思う。

そんな意味でも今回の特集は学ぶ点は多かった。
紙メディアでも十分生きられることができるし、そこでしか生まれない価値もある。
全てがネットに吸収されてしまうわけではない。
しかし、世の中には頭のいい奴が沢山いて、そんな連中が既存メディアの在り方を大きく変えてしまう。
恥ずかしながら今回の特集を読むまでは「Gunosy」のことも「gumi」のことも知らなかった。
中学生の息子は「Gunosy」を知っているというのに・・・。

今の生活に必須かといえばそうでもない。なくても支障をきたすことはない。
だが、あればより便利。生活がより効率的になる。
けれども効率的なことばかりで本当にいいのかとも思う。
非効率で時間が掛かることも人の生活には必要なんじゃないかとも思ったりもする。
便利と引き換えに大切なものを失くすこともある。
そんなことを考えると今のメディアの価値も変わってくるのかもしれない。

ブログを書いているうちに本来書こうと思っていたことと違う方向に向かっているような気もするが
(いつもという話もあります・・・笑)、そんなことを感じてしまった。

うちの会社はモノを作る企業ではない。商品を流通させる企業でもない。
となると、このメディアを通して情報を発信し、それに見合う価値を提供していくしかない。
やはりメディアとは切り離すことができない。
そんな中でも人間らしい温かい価値をメディアとして提供していきたい。

結局、よく分からないブログになってしまったような・・・。

日本一幸せな従業員をつくる!

今週火曜日は改めて従業員満足度を高める必要性を感じた一日だった。
午後は大塚商会さんの参加し、講演会に出席。
前ホテルアソシア名古屋ターミナル社長柴田秋雄氏の話を伺った。

このホテルの再生をまとめた映画の上映会も時々開催されているが、
僕はタイミングが合わず、まだ観ていない状態。かなり感動的だという。
機会があれば是非、鑑賞したいが、今回の講演も感動する内容だった。

8億の債務超過を抱えるホテルの再生物語であったが、
そこで繰り広げられたのは従業員に対する愛情と信頼。
経営戦略もあるが、人への想いが再生の全てといっていいだろう。
いかに従業員を信用して仕事を任せていく。
それが主体的な行動に変わり、ひとつひとつのサービスも向上していく。

会社の掲げている理念は「日本一幸せな従業員をつくる」こと。
それを徹底し、ES(従業員満足度)を高めることが結果的にCS(顧客満足度)を高めることに繋がる。

これは最近、僕が常に思っていること。
今のうちの会社としてどう高めるのか。
また、それをどうクライアントにも伝えていくのかが重要なテーマでもある。

特に中小企業の場合はESを高めることが会社の魅力を伝えることに直結する。
自らがその存在になっていくのが僕の理想でもある。
その点で言えば、今回の柴田氏の講演は腹落ちすると同時に共感と尊敬の念を抱くもの。
会社も家族も一緒なのだ。
まだまだ僕はそれを実践できていない要素は多いけど(苦笑)。

この日は夕方から西川塾の班会議。
塾主の考えやアドバイスを伺いながら、塾生の会社の課題を共有していく。
ここでも話題となったのは人材育成の話。
社員を家族とみなし、どんどん仕事を任せ、現有の社員をピカピカの存在していく。

それは中小企業の方が取り組みやすく、仕事のヤリガイも生まれやすい。
塾生同士が互いにディスカッションしながら共通認識が生まれるのが班会議では重要。

面と向かって「従業員が一番だ!みんなありがとう~!」と言うのは恥ずかしい(笑)。
照れくさくてできないのが現実。

しかし、大切なのは言葉。こちらの想いを言葉にして伝えなければならない。
それは褒めることも叱ることも励ますことも全て。
任せながら、どうやってコミュニケーションを取っていくのか。
これは簡単そうで難しい。

そんなことを思いながら過ごした火曜日。
結局、会社を支えているのはトップではなく、そこに働く仲間。従業員の存在である。

トップで会社は変わるのかもしれないが、変えるの一人ひとりのメンバーだ。
そこはしっかりと認識しておかねばならない。

何だか今週は内向きなブログばかり書いてきた気がする。
まあ、たまには許してくれるだろう(笑)。

創業三〇〇年の長寿企業はなぜ栄え続けるのか

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てっきりファミリービジネスの特徴を捉えた作品かと思っていた。
間違ってはいないが正解でもない。
グロービスらしい視点で長寿企業を分析した良書。

これまで僕が読んできたこの類の本は、ファミリービジネスのメリットを
これからのファミリービジネスにも生かしていこうという視点で書かれている。
あくまでも同族経営向けにメッセージを発信しているケースがほとんど。

本書の場合、それがないわけではないが、ファミリービジネスやそれよりも
もっと広義な歴史ある企業を題材として、全ての企業を対象に書かれている。
これから経営者を目指す方がターゲットかな・・・。

グロービスらしいのは、その題材を5FやPPMなど経営戦略のフレームワークを押さえた上で
企業の強さを訴求している点。
視点を変えれば表現の仕方も変わってくるわけだ。
ファミリーの要素はあるにせよ、基本はビジネスが中心。
一貫した見方はぶれていない。

本書には日本型サスティナブル企業という表現が多用されている。
それは古くて新しい日本型の企業経営を実践し続けてきた企業のこと。
横文字に弱い僕は何度も確かめながら、読み進めてきた。
もっと勉強せねばいけませんね(苦笑)。

しかし、そういった企業が伝統を守りながらも革新を続け、今も繁栄を続けている。
それは身の丈の経営であり、価値観、理念の伝承であり、コア能力を活かすこと。
取材対象は創業300年以上かつ年商50億円以上の限られた企業になるが、
いずれも共通する点であるようだ。

ファミリービジネスを学ぶ一人として参考になったのは当然だが、
未熟な経営者としても学ぶ点は多かった。
自社が生き残っていくために何を大切にしていくべきかを叩き込むのもそうだが、
理想とすべき企業像も学ぶことができた。

事業存続とコミュニティ存続の共存価値で継続を重視するCCV経営(コミュニティ共存価値)という考え方は、最も共感するところであり、今後、我々が目指すべき方向でもあると痛感。
地域での関係性を強くしていくためには欠かせない要素になってくるだろうと・・・。

ここには実例として多数の企業が登場するが、東海地区の企業が多い。
岡谷鋼機、ミツカン、柿安本店、ブラザー工業、松坂屋など、地元の老舗企業が名を連ねる。
そのことも嬉しいのだが、何より嬉しいのは本書を著したのが僕の知り合いであるということ。

友人と言ってしまうとおこがましいが、そんな存在が本書を仕上げていることは喜ばしいことだ。
「デラベンチャーズ」以来かな・・・。

来週27日にはグロービス名古屋校にて出版記念セミナーも開催される。
こちらも楽しみだ。
あれっ、宣伝になってしまったか・・・(笑)

食べ物のはなし カツカレー

会社の近くにある喫茶バロンに行ってきました。
2度目の登場で、前回は鉄板イタリアンでした。
相変わらずこのスパゲティを食べることは多いですが、今回は違います。

男らしくガッツリいきたい気持ちがいっぱいなのです。

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しかし、メニューを眺めると迷ってしまいます。
こちらは喫茶店でも食事メニューが充実していて、味も手抜きではありません。

ですが、ここは男らしくしなければなりません。
「カツカレーください!」と力いっぱい言い切ります。
そう、男はカツなんです。カツを食べる必要があるんです。ドンドン!

カツカレー(¥800)

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とても喫茶店のカツカレーとは思えません。
カツもこの分厚さ。ピンボケではありません。
湯気が邪魔して、ボケてしまったのです。

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「そうそう、これだ。これが男のカツカレーだ!」と頷きながら、ダイナミックに頬張ります。
「うん、これはいい。」
師匠のように2切れ食いにチャレンジしようかとも思いましたが、
まだまだ未熟者の身、時期尚早と考え止めにしました。

メニューを見直し、ちょっと考えてみました。
普通のカレーライスは550円。このカツカレーは800円。
となると、ロースカツ1枚は250円になります。

ちなみにロースカツ定食は750円。
500円分がご飯と赤だしとサラダの計算になります。
カツカレーにもサラダはついています。

「う~ん・・・。」
頭の中でいろんなシュミレーションをします。
「やっぱりカツカレーが一番、コスパが高いな。」と大いに納得しました。

ごちそうさまでした。
午後からも仕事が頑張れそうな予感がした一日でした。
次はどんなカレーが待っているんだろうか。

リーダーとしてどう向き合っていくのか

先週末、比較的時間があったので、ビジネス誌を集中的に読んだ。

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この2誌の特集に共通点が特にあるわけでもないが、
僕自身は会社と自分の事をオーバーラップさせながら読んでいた。

自分自身のリーダーシップの在り方について、よく考えることがある。
今のやり方が間違っていないかと考えるのだ。
以前の会社は完全なトップダウン経営だった。

僕の代に代わり徐々にボトムアップ型に移行し、今や完全なボトムアップ。
方向性やビジョンは示すものの、ほとんど現場任せといっていい。
時々、自分は仕事をしていないんじゃないかとジレンマに陥ることもある。

しかし、主体的な組織を作り、任された側が責任感を持って仕事に臨んだ方が
ヤリガイも生まれるだろうし、達成感も味わえるだろう。
うちのようなちっぽけな組織でもそのことは言えるし、
それで会社が上手く機能すれば何もいうことはない。
でも、それが正しいリーダーシップなのかと考えることも多い。

最近では若手と飲みに行っても、愚痴の聞き役に回り、
「デスクの言うことをよく聞いてやれば大丈夫~。心配するな。」と励ます程度。
熱いリーダー像から遠ざかっていて、サボっているような気がしないわけでもない(苦笑)。

だが、都合のいい解釈をすれば今回の「日経トップリーダー」の特集はそれを肯定するものだ。

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いかに社内に分身をつくるかで、今後の会社の成長は変わってくる。
リーダーシップを共有することが、新しいリーダーを育てる。
特に平常時においては積極的にそうすべきだ。

グロービスの堀代表が言われるように「何もしないリーダー」が理想なのかもしれない。
いざという時に責任を持って判断を下していけばいい。
僕がリーダーとしての資質があるかどうかは今でも疑問だが(笑)、
周りのメンバーを信じて仕事を任せることが大きな使命でもある。

一人ひとりが高い意識で全員社長経営となれば、強い組織は維持されるのだ。
更迭や急死がない限り(ないことを願いたい・・・笑)、当面、僕が会社を任されていくだろうが、
この繰り返しが次の経営者を養成していくことに繋がるのだろう。

それは「東洋経済」の特集を読んでも感じた事だった。

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本特集は同族企業の存続について書かれたもので、
僕はファミリービジネスアドバイザーとして勉強のつもりで読んだのだが、
どのようにして会社を引き継いでいくかも考えさせられた。

僕の最大の役割としては会社を潰さず、健全な状態でバトンタッチをすること。
そのためには会社の資産価値も企業価値も万全ににておかねばならない。
生え抜きの社員がトップを任せて欲しいという環境を作ることが重要な仕事。

そのために努力をし成長させるわけだが、それがプラスばかりとは言い切れない。
会社の価値が上がり過ぎれば、引き継ぐ者が株式を含め負担が大きくなり個人の領域を超えてしまう。
オーナーと経営は別々という考え方もあるだろうが、
中小企業の場合は一体型の方が上手くいくであろう。
まだまだ先の問題ではあるが、僕自身も事業継承は常に睨んでおかねばならない。
(火だるま状態でのバトンタッチはしないつもりです・・・。)

と、この2誌を読みながら、しんみりと考えてしまった。

では、その他に社長の仕事は何なのか?
その答えも無限にあると思うのだが、自分を正当化させるために言えば、
今週は今日から金曜まで毎日、夜の予定が入っている。
う~む、多忙。それが社長の仕事?

結局、自分の行動を正当化させたいだけなのか・・・。
その答えは出せないままです。
すみません(苦笑)。

日本映画史110年

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映画評論家の肩書を持つ著者からすれば、
僕のようにブログでデタラメな映評をする存在は許せないだろう(苦笑)。
作品をメッタ切りにするわけではないので、それほど怒られることはないだろうが、
にわか映画ファンの存在は厄介なのかもしれない。
決して映画の価値を下げたいわけではないので、許して頂きたい。

本書は映画が活動写真と呼ばれていた1900年前後から現在までの栄枯盛衰の歴史を詳細に著している。
普段、ビジネス書ばかり読んでいるとまずお目にかかれない抒情的とか、耽美主義とか、
ヌーベルバーグとか、そんな言葉がふんだんに登場する。
たまにはそんな文字も読まないと偏った人になってしまう点からすれば、
こういった書籍を読むことも必要。

むしろ日本映画ファンとしては知っておきたい情報が満載だ。
懐かしい映画監督も数多く登場し、やみくもに観ていた学生時代を思い出させてくれた。

僕が大学時代の1980年代は日本映画の低迷期。
その当時はそんな意識もなく、公開されていた数多くの作品も観たが、
同時に名画座あたりで小津安二郎や溝口健二あたりもカッコつけて観ていた。
「このローアングルがいい」なんて言いながらも、本当は理解していなかったと思う(笑)。
きっと今観れば別の視点で感じるだろうが、青臭い学生時代は観ることに満足していたんだな。

本書では僕が知識として持ち合わせていない歴史が時代ごとに解説されており、まさに教科書的な存在。
時代のトレンドを学ぶ上でも大いに参考になった。
流行ろうがそうでなかろうが製作される映画は常に時代を描いている。

50年前に評価されなかった映画が今、絶賛されたり、
30年前に大ヒットした映画が見向きもされなかったりと評価自体も時代と共に移り変わるようだ。
名監督を否定して新たなスタイルを築いた監督がまた名監督と呼ばれたり・・・。
不変である作品も多いようだけど。

そういえば老後の楽しみとしてVHSで録画していた映画はどこへいってしまったのだろう。
ビデオテープがあってもビデオデッキはない。
フィルムが残っていても、そのうちフィルムを流す映写機は消えてしまうのだろう。

ノスタルジックになるわけではないが、日本映画も変貌を重ねていく。
いつの時代も楽しみにはしていたいけど・・・。

中途社員のパフォーマンスを上げろ!

昨日は名大社のセミナールームで研修を実施。

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「結果を出すアスリートのメンタルトレーニングを活用して、
中途社員のパフォーマンスを最大化する方法」
というとてつもなく長いタイトル(笑)の研修。
名大社のクライアント22名に出席頂いた。

ジモトシゴトにこだわる我々として、中途社員の活用は企業にとっても肝になる。
中途社員の定着をはかり、パフォーマンスが上がれば、
企業としての業績もチーム力も向上する。

一般的に新入社員研修はどこの企業も力を入れ、
また研修会社も充実したプログラムを用意している。
それに比べ、中途入社組に対しての研修は少ない。

即戦力とみなされ、研修もごく簡単に済まされることが多い。
実際、中途社員の立場に立てば、戸惑いも多いはず。
結局、上手く組織に馴染めなかったり、
パフォーマンスを発揮する機会を得ないまま離職するケースも少なくない。

名大社としては中途採用支援も重要なビジネスであり、採用した後の状況も気になるところ。
せっかくうちの企画を通して採用されたのであれば、活躍して欲しいのだ。
そんな想いから今回の研修を組み立てた。

コンテンツ協力とその講師には働きごこち研究所代表の藤野さん。
何度も打ち合わせを重ね、この日を迎えることとなった。

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最初は緊張感が漂っていたが、藤野さんの軽妙な語り口と分かりやすい解説で
徐々に会場内は笑顔に包まれていく。

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心を整える重要性を中心に社員のモチベーション、パフォーマンスの上げ方、
ESが向上することで採用力もアップすることなど、3時間半の研修はテンコ盛り状態(笑)。
一方的に話を聞くだけでなく、グループワークをしながら参加者のいろんな考え方も吸収していく。
こういった企業同士のコミュニケーションもお互いにとって有意義ではないだろうか。
最後に提出頂いたアンケートもすこぶる評価が高かった。
(藤野さん、お疲れ様でした!)

今後はこういった機会を継続的に提供し、中途社員の定着やパフォーマンス向上、
そして、組織の活性化のお手伝いが出来ていくといい。

次回の開催は11月13日(木)
只今、申し込み受付中!
興味のある経営者やご担当者は是非、参加してもらいたい。

と最後は会社の宣伝になってしまったが(笑)、こういった研修も見て欲しいなあ~。
どうぞよろしくお願いします。

食べ物のはなし 牛すじカレー

会社から100メートルほど北にある「A.Bloom」に行ってきました。

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ここはカフェです。
40代後半のオジサンが一人に行くにはどうかと思ってしまいますが、
意外と同じようなオジサン客は多いので、あまり気にしません。

こちらは雑誌が充実しており、どんなジャンルの雑誌も一通り揃っているような気がします。
気がするというのは、僕はマンガ喫茶にも行きませんし、
喫茶店も頻繁に行くわけではないので、比較対象がなく、そんな曖昧な表現しかできません。

僕はこのお店ではファッション誌を読んじゃったりします。
「Gainer」や「MEN’S NON-NO」など、普段購入することのない雑誌を読んで、
その気になったりします。
「ふん、ふん、この秋はこう攻めるか。グレースーツだな。」と独り言を呟きながら、
勝手にイメージしています。

他にはグルメ本が置いてあったりするので、名古屋のお店を研究したりもします。
どこに行っても仕事熱心なのです(笑)。そんなことが許されるお店なのです。

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普段は日替わりランチを注文することがほとんどです。
ご飯の大盛りが無料ですし、ドリンクもサービスで付きます。
しかし、この日は何といってもカレーです。

牛すじカレーランチ(¥800)

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シンプルでありながら、コクのあるカレーです。
さらりと食べてしまうことができるので、時間がない時には最適です。
「うん、うん、そうだ、そうだ。」と頷いているうちに完食してしまいました。

今度はガッツリとしたカレーを食べたいなと思い、雑誌を読みながら、
アイスコーヒーを飲み、まったりとした時間を過ごします。
混んでいる時は、あまりまったりするのも迷惑なので、雑誌もパラパラめくり、失礼します。

ごちそうさまでした。

映画「るろうに剣心 伝説の最期編」

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上手く戦略に乗せられてシリーズ最終作を観てしまった。
2作目にあんな終わり方をされたら観るしかないだろう(笑)。
連ドラの次回にとっておきのシーンを期待させるやり方と一緒だ。

ちょっとズルい。
それでも150分もの長時間を飽きさせず観させる演出は
アクションオンパレードとはいえ、簡単ではない。
そんな意味では大友監督にあっぱれだ。

僕は原作は一切読んでいない。多分、これからも読むことはないだろう。
人気作の原作を映画化するのは、小説であろうがマンガであろうが難しいし、
映画が原作を超える評価を得ることはほとんどない。
この作品もレビューを読む限り、同じことがいえる。
がっかりしている原作のファンも多いようだ。

しかし、原作を知らない僕は単純に楽しむことができた。
ところどころ「おやっ?」と思うシーンがないわけではないが、
それを上回る迫力と殺陣は素直に面白い。

そして、ちょっと憎らしいのは師匠役の福山雅治。
「天は二物を与えず」というが、あのことわざはウソだな。
どう見てもカッコいい。役者のそれだけなら許せるが、ミュージシャンとしての才能も高い。
世の中は絶対に公平ではない。

どうでもいいことだが、映画を観てそんなことを考えてしまった。

最新のCG技術を駆使すれば、アクションシーンも容易に撮れるのだろうが、
それらしい剣術を習得する力は凄い。
40代にして、あんな動きはできないだろう。江口洋介も同じだけど・・・。

と直接映画とは関係ないところばかり感心している。
その方がネタバレすることもなく、ブログを読む方にとっては良心的だとは思うが、
何の参考にもならないのもちょっと問題(苦笑)。

これからも時代劇が映画化されることは多いだろうが、
これ以上の殺陣のシーンを演出するのはどうすればいいのだろうか。
既に人間の限界を超えたスピード。刀がどんな動きをしているかもよく分からない。
自分が武士でも一瞬で斬られるな。当たり前か・・・。

台風が目前の昨日、息子と観た映画。思ったよりも空いていた。
連休の最後、中学生と観るには最適かもしれない。

台風直前!あざいお市マラソン

昨日は滋賀県長浜市で開催されたあざいお市マラソン。
あざいお市というのは市の名称ではなく、浅井長政の奥方お市のこと。
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の時代。娘である茶々は只今、出演中。
あまり好きになれないけど、ドラマでは憎まれ役なんでしょうね(笑)。

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この大会は2年ぶりに出場。今シーズン初めてのハーフマラソンだ。
台風19号が目の前に迫っており、当日の天候も危ぶまれたが杞憂に終わり、曇天の天候。

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マラソンにはこの方が都合がいい。この時期の晴天はまだ暑い。
ハーフマラソンでは相当の体力を消耗し、ゴールの手前でフラフラになってしまう。
それでなくとも今回は明らかに練習不足。正直なところ、全く自信のない大会であった。

大学時代の友人と車で乗りこみ、駐車場からはバスで移動。

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手作り感いっぱいの運営は最近の商業的な運営に比べ、ほんわかしていて温かい。
地域の方の懸命さがこちらにも伝わってくる。

今年はプールも控室として解放された。

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ランナーも普段よりは緊張感がないようにも思われる(笑)。
まずは子供たちの2kmレースからスタート。

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このレースでは僕はあくまでも調整。
そんな言い方をすると偉そうに聞こえるかもしれないが、
まずは一定のペースでハーフマラソンを走り終えるようにしたい。

ここ最近の練習もせいぜい10kmちょっとしか走っていないため、
ハーフを走りきる体力があるかどうかも不安な状態。
キロ6分を自分の中の決めとして走ることにした。

序盤はどうしてもスピードが出てしまう。
そうするとあえて遅らせ、キロ5分50秒程度に落とす。
そのせいか15km過ぎでも順調に走ることができた。
しかし、疲れは次第に体を襲ってくる。

18kmあたりから、体が重くなってきた。
キロ6分を超え徐々にスピードは落ちていく。
それでも何とか持ちこたえゴール。

記録はネットで2時間1分。(写真はタイムが切れている・・・笑)

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あわよくば2時間切りを目論んでいたが、今の自分の実力では十分なタイムといえるだろう。
キロ6分よりも速く走れたわけだし・・・。

記念に頂いたTシャツと新米。

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新米は中学生の息子がほとんど消費をするだろうが、長袖Tシャツはこれからの練習着としては嬉しい。

無事に終えたあざいお市マラソン。次回はいびがわマラソン。
もう少し走りこんで、大会に備えたいと思う。

お疲れ様でした。