これからも前向きに 名大社会長ブログ

葛西敬之氏を読む

対照的な2冊。
先に出版されたのは「国商 最後のフィクサー葛西敬之」だが、
僕は「日本のリーダー達へ 私の履歴書」から読み始めた。

参加する経営塾で勧められたのがキッカケ。
経営塾の先輩には葛西氏にお世話になった方も多く、
常に日本の先々を考えられていたという。
確かな話だろう。

これは僕の穿った見方でしかないし、もしかしたらそんな情報は溢れているかもしれないが、
「国商」が出版され、急きょ「日本のリーダー達へ」が出版されたのではないかと・・・。

「国商」は捉え方によっては葛西氏の功績を裏側から抉った要素がある。
悪意があるとは思わないが、否定的に捉えさせる面もなくはない。

それを更に否定する流れが「日本のリーダー達へ」のように思えてしまう。
本書は日本経済新聞の「私の履歴書」やコラムやエッセーをまとめたもの。
タイトルは後づけにすぎない。
リーダー達へのメッセージはその内容から読み取るしかないが、
葛西氏の功績を正当化させるものだ。

僕はどっちがよくてどっちが悪いとか、
どっちが正しくてどっちが間違っているなんていうつもりはない。
多分、両方とも事実だろう。

大きな企業を動かそうと考えた場合、正攻法だけで突き進められるとは思わない。
大なり小なり危ない橋を渡らなければならない。
一般的に敵を作らず健全な道を歩んできた僕でも(笑)、
どこかの誰かには恨まれているだろうし、ボロクソにいわれることもある。
組織を動かし、権力を何らかの形で利用する場合はきれいごとだけでは済まない。

しかし、何事もなかったかのように平然としているのが一流の経営者。
それも僕の個人的な考えにすぎない。
読み手により解釈はマチマチだし、片方だけ読めばそのイメージが先行する。

本書には故安倍晋三氏も登場するが、その人物像も人によって異なる。
人を否定することや非難することは簡単。
無責任な人ほどいとも簡単に抹殺すると思う。
その方がウケるわけだし・・・。

なんだか書評でもなく、とりとめのないブログになってしまった。
実績を残す人は称賛されるだけでは終われない。
それが本当の功績なのかもしれない。

そんなことを考えてしまった。

ゴールデンウィークのあれこれ

昨日まで会社は9連休。
十分、休養は取れたと思う。
遠出したメンバーも自宅に籠っていたメンバーもいるだろうが、
休みボケすることなく今日から頑張ってもらいたい。

では、僕はこの9日間、何をしていたか。
誰も興味はないと思うが、備忘録的にも振り返ってみよう。

4月29日は車の一か月点検。
その後、母の日のプレゼント購入のために名駅へ。
やはりかなり混み合っていた。

30日は義母と一緒に昼食。
少し早めの母の日のプレゼントを渡す。

夕方からは「グロービス名古屋ファミリー再会飲み会」。
グロービス名古屋校20年を記念しての懇親会。
初期のメンバーから今年の入学者まで160名が集まった大きなイベント。

僕はMBAホルダーでもないが、お誘い頂いた。
久々に会う仲間もおり、メチャ楽しい会だった。

全体の集合写真。
僕がどこにいるか当てた方にはランチをご馳走しよう(笑)。

5月1日は毎年依頼を受ける岐阜工業高校保護者向けの講演会。
垂れ幕に誤りがあるが、それは些細なこと。
そうでもないかな。

90名の保護者と学校関係者の前で75分。
昨年より15分長いのは先方の要望で時間オーバーしたわけではない(笑)。
終了後に頂いたアンケート内容には嬉しいコメントがずらり。

このようなお言葉を頂くと少しでも貢献したいと素直に感じる。

2日は実家に戻り、母親へ少し早めの母の日のプレゼント。

食欲もあり元気で何より。

3日は大学時代の映研メンバーとの昼飲み会。
そこで信じられないことが・・・。

なんと予約した店が開いていない。
電話しても繋がらないし、店内は真っ暗。
しばらく待つが、一向に変化なし。
他のお客さんも待っていたが、諦めて帰っていった。
あとでかけ直すとようやく出たが、しばらく準備でオープンはできないとのこと。
信じられん・・・。

おかげでしばし昼飲み難民。
ようやく辿り着きそこから3軒ハシゴ。

最後は会社近くのワイン屋さん。
各々置かれている環境は異なるが、楽しい時間を過ごすことができた。

4日と6日は別の仕事。
空いた時に映画コラムニストとして働かねばならない。

4日はカミさん孝行のため晩御飯を担当。
ハナリー島の味には及ばないが、スパイシーチキンカレーを家人は喜んでくれた。

ちょっとヨーグルトを入れすぎたかな。

5日はRCメンバーと珍しくゴルフ。
初めてお邪魔する名門愛知カントリー倶楽部。

楽しくラウンドするが、もう呼ばれることはないかもしれない(汗)。

そして最終日は少しのお出掛け。
花でも見に行こうかと思ったが、かなりの雨。
家人と食事をしてお花屋さんに行ったくらい。

空いた時間はランニングしたり、ブログを書いたり、本を読んだり、お酒を飲んだりと普段通り。
旅行や遠出は一切なかった。
ニュースを見る限り、どこも混んでそうなので却って良かったかもね。
単なるひがみだったりして・・・。
娘も息子も一度も顔を出さなかったが、元気な証か。

何かをしても、しなくても時間は勝手に過ぎていく。
今年の過ごし方はこれで正解。

さて、今週はなぜかバタバタ。
緊張感を取り戻し、臨んでいきたいね。
前向きに仕事に励んでいきましょう~。

映画「家族ゲーム」

初めて観たのは高校3年生の頃。
当時の国語の教師がTV放映されることを教えてくれ、
しきりに作品を勧めていた。

TVで放送された本作は肝心のラストの夕食のシーンはカットされていた。
その時はその事実を知らなかったが、森田芳光監督の強い意志が働いていた。
一番いいシーンをTVでは流さなかった。

それから数年後、大学時代にリバイバルで観たのが2回目だったと思う。
かすかな記憶だが・・・。

今、思い返すと国語の教師は家庭崩壊の映画をなぜ勧めたのだろう。
受験戦争に巻き込まれることなく、
自分の意志を示せとでも言いたかったのだろうか。
昭和の家庭像の過ちを間接的に教えたかったのだろうか。
その真相は分からない。

1983年のキネマ旬報ベストテンでは堂々の1位。
「戦場のメリークリスマス」よりも圧倒的に高い評価。
森田芳光監督が一躍脚光を浴びるようになった。
その年はピンク映画も撮っていたし・・・。

そんな作品をつい最近、Amazonプライムで観たわけだが、
今観ても色褪せることはなくとても面白かった。
時代感のズレはあるものの本質は何も変わっていないとも感じた。

今は亡き松田優作も伊丹十三も若かった。
責任感があるように見せて無責任なお父さんはとても良かった。
昔は思わなかったが、お母さん役の由紀さおりもどこか色っぽくて魅力的に感じた。

その空虚な家庭像を描くドラマは笑いの対象になるのだが、
振り返るとつい恐ろしくなることも。
僕と伊丹十三とどこが違うのか。
明らかに異なると思いながらも、随所に近しい点も感じてしまったり・・・。
う~ん、身につまされるなあ~。

この頃、森田監督は様々なジャンルの作品を送り出している。
一般的に映画監督は特徴があるとは思うが、
アイドル映画から芸術作品まで幅広く、こだわりがないようにも思える。
それが監督の特徴なのか。
もう一度、「それから」も観てみたいが、今は機会がなさそう。

そして、本作の製作・配給はATG(日本アート・シアター・ギルド)。
昔はカッコつけてその芸術性を追いかけていた。
これもまた懐かしい。

これからも時間を見つけながら80年代の作品を観るのもいい。
当時では感じ得なかった新しい発見もあるだろう。

キネマ旬報95回全史 パート5

前回のブログで1980年代は5年刻みにすると書いたが、それは止めておく。
5年刻みだとあと8回も書かなきゃいけない。
週1回のアップでも終了するのは6月下旬。

さすがに飽きる。
読者の方ではなく、僕が・・・。
他の書籍もアップしたいし。

1980年代は僕の人生で一番映画を観た期間。
特に大学生になった80年代後半は相当数。
85年~89年で400本以上は観ているんじゃないかな。

しかし、当時の作品を思い出せないことも多い。
タイトルすら忘れている。
映画を観ることが目的で、その中身をしっかり留めておくことはなかった。
昔はブログもなかったしね。

この頃からキネマ旬報もちょくちょく購入するようになった。
高校時代は邦画よりも洋画を好んでいたので、「ロードショー」を毎月買っていた。
「E.T.」(82年1位)は満席で通路に座って映画を観た。
当時は座席指定も入れ替え制もなく、人気の映画は長蛇の列。

「ストリート・オブ・ファイヤー」(84年7位)も超カッコいい作品。
大学時代にオープニングシーンを真似て映画も作った。
ただのコメディになってしまったが。

日本映画では宣伝力にまんまと乗っかり、角川映画にハマった。
若かりし薬師丸ひろ子が好きだった。
「翔んだカップル」(80年11位)、「セーラー服と機関銃」(81年18位)、
「探偵物語」(83年25位)、「里見八犬伝」(83年50位)、「Wの悲劇」(84年2位)
あたりは映画で観て、ビデオでも観たんじゃないかな。
相米慎二、根岸吉太郎、沢井信一郎らの監督も好きになっていった。

面白いことに「翔んだカップル」は80年公開時にベストテンにも入っていないが、
80年代を代表するベスト30では28位。
「マルサの女」(87年1位)が80年代の30位なので、
評論家の評価もあまり当てにはならない(笑)。
時代と共に作品の評価も変わってくるだろう。

森田芳光監督の「家族ゲーム」(83年1位)が80年代の4位なのは納得できるが、
「の・ようなもの」(81年14位)が19位なのはいかがなものか。
そんなことを感じたり・・・。

80年代はメディアの力が映画の興行収入に大きな影響を与えた。
先述の角川作品もそうだが、フジテレビが圧倒的な力を持っていた。
当時の歴代配収のトップスリーが「南極物語」「子猫物語」「ビルマの竪琴」(85年7位)。

上位2作品はあまり評価は高くはない。
僕も3作品とも観ているが「子猫物語」は残念ながら何の記憶もない。

とりとめなく当時のことを書いているが、まだまだ終わりそうにない。
もう少し80年代のことは書きたくなってきた。
5年刻みではないが、もう1回振り返ってみたい。

続く・・・。

楽しく学べたけど、メチャ悔しい

京都に出掛けた際、時間があったのでお邪魔したのがこちら。

サントリー<天然水のビール工場>の工場見学。
長岡京駅からシャトルバスで向かうのが一般的だが、こちらは車で近くから電話して予約。
それでも親切に対応してくれた。
受付を済まし記念撮影。

工場見学スタートまではサントリーの歴史を学ぶ。
「琥珀の夢」を思い出してしまった。

ガイドの女性は気さくで工場内を面白おかしく伝えてくれる。
同行するベテランの社員さんもどんな質問にも丁寧に答えてくれた。
ビール好きのオヤジとして、あれこれと聞きまくった。

仕込みから発酵、貯酒、ろ過からパッケージングと工場内を案内してもらう。
工場内はほとんど人はいない。
仕事の現場も気になるので、その点も聞いてみたが、
見えないところで働いているみたい。

工場内はしっかりと見学ルートができており、ビールの製造工程で必要なことを教えてくれる。
プロジェクトマッピングでの演出も盛り上がっていた。

こんな感じでビールが出来上がる。

工場見学をした後は楽しみな試飲。
僕は運転手なので飲むことはできない。
そのあたりは厳格な案内があり、首から下げるホルダーはピンクで一目瞭然。
「泡をなめてもダメ」とこちらがやりそうなことを先回りして話される。

この試飲はビール好きには最高。
できたてのプレミアムモルツを抜群の注ぎかたで提供してくれる。

試飲はそれだけだと思っていた。
このあたりから僕の気持ちが段々揺れ動き始める。
その後、プレモル、プレモル香るエール、マスターズドリームの飲み比べ。

テイスティンググラスでそれぞれを味わう。
一人で参加しているオジサンたちを最初は寂しい人と捉えていたが、
途中から羨ましい人になってきた。

3種類のテイスティング後、最後に一番のお気に入りをもう一杯飲ませてくれる。
それも大きなグラスで・・・。
家人はマスターズドリームをもらい、グビグビと飲んでいた。

昼から計5杯のビール。
それも全て無料。

その間、運転手の僕はオールフリー。
僕があまりにも羨ましそうな顔をしているので、案内してくれた女性が同情してくれた。
家人に言わせれば僕が飲むんじゃないかと目を光らせていたようだ。
ビールの匂いを嗅いでいる時は凝視していたみたい。

こんなツアーだと知っていれば車でお邪魔するんじゃなかった。
悔しくて悔しくて仕方なかった。
満足そうに飲み干すオジサンへの冷たい視線は気づかれず。
最後にアプリ登録をしてプレモルを1缶もらい終了。

いい勉強になったが悔しい思いをした70分。
次回は絶対にシャトルバスでお邪魔したい。

<追伸>
あまりにも悔しかったので、その場でビールひと箱を購入。
それぞれ6缶ずつ入る優れもの。

まんまとサントリーの戦略にはまったという話ですが(笑)。

食べ物のはなし 特別編 京都隠れ家中華料理

ゴールデンウイーク期間になります。
そんな時は伏見ではなく遠出したいものです。
そうです。
遠くへ出掛けましょう。

向かったのは京都。
息子のいる今出川方面です。
キンドルである書籍を読んでいたら、評判のいい中華料理屋さんが紹介されていました。

調べてみると下宿先から徒歩10分も掛かりません。
食べログをチェックするとなんと3.70という高評価。
2週間ほど前にランチの予約をして向かいました。

小さな路地の中にお店はあります。
今まで知らないのも当然でしょう。
外国人も観光客も見当たりません。

「美齢 (メイリン)」さんに行ってきました。

暖簾には隠れ家中華料理と書かれています。
まさにそんな雰囲気の店構え。
古民家を改装した店内は少人数しか入ることができません。

夫婦で切り盛りされているのでしょうか。
事前予約でないと入店できない可能性は高いですし、
頻繁に掛かる電話でお断りばかりしていました。

ランチも魅力的でしたが、この日は家族サービスも兼ねているので、単品で注文しましょう。
ランチも家族サービスにあたるとは思いますが・・・。
耳慣れないメニューもありますが、ここは分かりやすさで勝負します。
読者もきっとそれを求めています。

青椒肉絲

麻婆豆腐

春巻き

上海焼きそば

本日のチャーハン
この日は明太子と大葉を使ったチャーハンでした。

高評価なだけのことはあります。
すべてが美味しいです。
いい具合の味付けです。
麻婆豆腐も辛さの中に甘みを感じました。

できればビールを飲み、その後、紹興酒に移っていきたい気持ちです。
カウンターの夫婦は美味しそうにビールを飲んでいました。
残念ですが、こちらは諦め食事に専念することにしました。

町中華と呼ぶには高級感がありますが、こんなお店が近所にあったら通ってしまうでしょうね。
家人と息子は蓮あん入り胡麻団子も食べていました。
中華料理がいいのは、シェアして多くの種類を食べられること。

京都に訪れた時はまたお邪魔したいですね。
ごちそうさまでした。

もっとやれるはずだが ランニング日記2304

恒例となった月1回のランニング報告ブログ。
以前はライバルに刺激を与えていたが、
最近はすっかり減ってしまったため、ただの備忘録ブログ。

それでも自分の足跡を残しておくには大切。
たまに振り返るとその時々の状況が思い出され、
それだけでも意味もあったり・・・。
昨年も4月は思ったよりも走っていなかった。
意外と難しいんだね。

今年は4月1日が土曜日のため戸田川緑地公園からスタート。

例年であれば桜が満開だが、
今年は桜の時期が早かったのと下旬の雨で散ったこともあり、いつもよりは寂しい風景。
それでもこの時期の公園を走るのは気持ちがいい。

色とりどりの花や緑が映え、その上、雲一つない晴天だとそれだけで気分もよくなる。
気候的にも暑くもなく寒くもないので走りやすい。
それを考えるともっと走れそうなのに4月は今年も実績としてはイマイチ。

4月のランニング距離は106キロ。
まあ、ギリギリだったりする。
天候が悪い日が多かったり、出張で不在にしていたことが大きな理由だが、
もう少しこの季節は走っておくべきだね。
最終週は10キロしか走っていないし・・・。
いい気になって飲み過ぎだよね。

それでも一応は目標達成なので、パチパチ。
オメデトウゴザイマス。
自分を褒めておこう。

大きな要因はぎふ清流ハーフマラソンを走ったこと。

先日のブログにも書いたが、ここで21kmを稼いだことが目標達成に導いた。
これも昨年のブログで改めて認識したが、タイムは2分短縮できた。
年々歳を取り体力も落ちているが、まだまだやれることの証明。

来年は久々の2時間切りを目指すか。
あまり無理はしないようにします(笑)。

さて、5月。
今月はどうなるか。
会社は9連休だし、大した予定もないので、前半だけでかなり稼げそう。
一年通して気持ちよく走れるわずかな季節だし、
誕生日を迎えるし、
(これは関係ないか)
目標達成は難しくない。

大会もないので自分のペース中心で楽しく走れたらいいね。

春の京都を愉しむ

4月某日、京都に出掛けた。
桜の季節はもう過ぎていたので、どこに行くべきか迷っていた。
持つべきは友人、知人。
ありがたいことに京都の知人が今の季節にあう観光地を教えてくれた。

まず向かったのが南禅寺。

以前にもお邪魔したことはあるが、今回の目的は南禅院。
見応えのある庭園。

こんな場所でボーっと過ごすことができたら幸せだろう。
水路閣で記念写真を撮る人たちが目立っていた。

午後は今宮神社からの大徳寺。
京都は厄除けの神社が多いことをつい最近知った。

有名なあぶり餅を頂く。
「一和」さんと「かざりや」さんが並ぶがより歴史が古いお店へ。

大徳寺はこんなお寺とは知らなかった。
ほんと無知は罪。

大徳寺にも外国人観光客は目立ったが、アジア系はほぼいない。
不思議と知的に見える西洋人ばかり。
それも偏見か(汗)。

瑞峰院の独坐庭。

こんな場所でボーっと過ごすことができたら幸せだろう。

そして興臨院。
表門から眺める景色だけでも感動を覚える。

ボーっと過ごすことができたら幸せだろうね。
ボーっとばかりですぐにボケるか・・・。

翌日は車を南に走らせ長岡八幡宮。
この季節はツヅジが見頃という。

もう一週間ほど、早く訪れていたらもっと奇麗だったかもしれない。
八条ヶ池をぐるりと散策。

桜のライトアップも美しいだろうね。

次に向かったのはとある工場。
これについては改めて書きたい。

そして、こちらも初めての訪れた城南宮。

主要駅から遠いせいかとても静か。
せっかくなので社殿神苑へ。
こちらが想像以上に良かった。

人も少ないので、のんびりと季節を感じることができた。
こんな場所でボーっと過ごすことができたら幸せだろう。
この季節は青もみじや藤が見どころだが、四季折々で楽しむことができる。
さすがに紅葉シーズンはゲキ混みになるのかな。

こうして春の京都を愉しませてもらった。
今回も息子に会うのが目的。
それを理由にあちこちを巡ることができるのがありがたい。
息子が卒業するまでにあと何回、お邪魔できるだろうか。

次回は夏の京都を愉しむことになるのかな。

映画「ヴィレッジ」

注目している一人である藤井道人監督の作品。
本作と前々作「ヤクザと家族 The Family」のポスターを見比べてもらいたい。
両作とも集合写真のようだ。

繋がりがあるようでない人物を敢えて並べ意味を持たせているのだろうか。
反発し合う人物を同じ目線に置いて観る側への問うているのか。
ちなみに僕は「ヤクザと家族 The Family」を2021年度の2位に上げた。
光と闇を上手く描いた秀作で、グッと押し迫る緊迫感があった。

本作との共通点もそこ。
人の光と闇を描き、こちらにグイグイと踏み込んでくる。
観ている側の感情が揺さぶれてていく感じ。

決して気持ちがいいわけではない。
オープニングからエンディングまで120分間、ずっと引っ張られる。
映画の魅力としては十二分に発揮されている。

舞台となる伝統ある集落、霞門村(かもんむら)は現実的にありそう。
実際はない可能性が高いが、現存するようにも思わせる。
補助金を得るためにゴミの最終処分場を建設するのもあり得るはなし。
虚構と事実が入り混じるため、到底あり得ない人物たちもリアルに感じる。

横浜流星演じる主役優も黒木華演じる美咲も村長(古田新太)もその息子(一ノ瀬ワタル)もエグい。
特に村長親子はエグい。
「どうする家康」での足利義昭も酷いが、この村長も酷い。
それは演技が悪いのではなく、ここまで最低な人物にしてしまう酷さ。
言い方を変えれば古田新太は凄い演技ということ。

その息子透も酷いサイテーな人物。
一ノ瀬ワタルは「宮本から君へ」でもとんでもない役柄だったが、似合い過ぎる。
表現は悪いが、このエグイ2人のせいで物語はとんでもない方向に向かってしまう。

真っすぐ生きるのも真っすぐ生きられないのも結局何かの存在が影響する。
それは家族なのか、逆らえない権力なのか、
目に見えない圧力なのか、
変えることのできない環境なのか・・・。

普通に考えれば環境を変え、付き合う相手を変えればやり直すことはできる。
しかし、ヴィレッジという小さなコミュニティはそれを許さない。
自分ならあり得ないなと思いつつ、逃げ出せないのかも・・・。

大袈裟にいえば小さな集落を描きながら、日本を取り巻く全体を描いている。
藤井監督はいつも問いで終わるような気がしてならない。
だからこそ多くの人に観てもらい、解を聞きてみたい。

意外と爽快!ぎふ清流ハーフマラソン

毎年恒例となったぎふ清流ハーフマラソン。
先週23日(日)にランナー仲間と一緒に参加した。
コロナも落ち着き、ようやくらしい大会が戻ってきた。

今月は10km以上のランニングをほとんどしていないので、
少々不安な気持ちを抱えながら、会場となる長良川競技場へ。

色とりどりのランナー姿が気持ちを盛り上げる。
僕は名大社のTシャツとキャップを被っての参戦。

スタート前は余裕の表情。
岐阜県のクライアントもユーザーも多い。
あくまでも仕事という立ち位置(笑)。

天気は快晴。
その分、気温も上昇する予報。
毎年、この大会は暑さとの戦いにもなり、ゴール直前ではフラフラになることも多い。

終了後、美味しいビールを飲むためにはそれだけは避けたい。
そのためには無理をせず、一定のスピードで走り続けること。
3月の名古屋シティマラソンに続き、それを念頭に置いた。

いつものようにQちゃんの挨拶。
写真では分からないね・・・。
相変わらずのサービス精神で今回も15m付近でハイタッチをしてくれた。

僕の前に立つランナーを見ると小学生の応援メッセージ。

なんと僕の小学校。
今はどんな感じになっているのかな・・・。

そしてスタート。

今回は2回に分けてスタートしたこともあり、最初にどん詰まりにもならずスムーズな出足。
徐々に気温が上がっていくのが体が感じていたが、さほどではない。
1キロ5分45秒から50秒の間で走ることを決めた。

意外と順調。
例年であれば千鳥橋を越え、長良川沿いを走る15キロから20キロがしんどくなるが、今年は軽い。
終盤、知り合いの女性と一緒になり、それだけでも元気が出た。
かといって急激にスピードを上げるほどの体力はない。
結局、ほぼ変わらないペースでゴール。

岐阜のイチゴを頂き、体を癒す。
アップルウォッチでの結果は2時間2分。

2時間切りはできなかったが、1キロ5分46秒は今の実力では満足といっておくべきだろう。
そして、お楽しみの打ち上げ。
今回もいつもお世話になっている焼肉屋さんで美味しいお肉を頂く。

ビールを飲み、差し入れて頂いたワインをビールグラスでグビグビ飲む嬉しい時間。
この時間もとても有意義。
改めてご一緒した経営者仲間に感謝。
記念写真のアップは控えておこう。

これで今シーズンのマラソン大会は終了。
あとは地道に毎月のノルマをこなしていくだけ。

ありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。