一昨日は体育会系学生イベント、今週10(金)日は企業展PART1、11日(土)は理工系企業展、来週18(土)・19(日)は転職フェアと名大社では3週連続のイベント。年末年始休暇を除いて考えるなら4週連続のイベントとなる。
正月気分は否応なく吹き飛ぶ。なまった体も激務と共に筋肉質に変わるのではないだろうか(笑)。
決して社員イジメをするのではなく、健全に真面目に仕事を行うこの1月。かなりハードな1ヶ月にはなるが、全員の総力を結集して仕事に取り組む。一年の後半にバテないようにしなければ・・・。僕はそのために走っているので、全然問題はないけど(笑)
その今週末は15卒学生向けの企業展&理工系企業展を開催。
既にイベント疲れの声も聞こえなくはないが、名大社としては学生がじっくり話を聞ける場を用意して、できるだけ企業の魅力がダイレクトに伝わるように配慮する。
今回のイベントではこの地区を代表する食品メーカーや絶好調のTV局もあれば、今年から本格的に新卒採用を行う地元企業にも参加頂く。
イメージだけで会社選びをしてしまうそうな時期ではあるが、この時期だからこそ業種を絞り込むことなく自分の固定概念にこだわらず動いてもらいたい。新しい発見はあるはず。
昨日の日経新聞には「就活は3Sで絞れ」なんていう記事も掲載されていた。その見方を活用するのであれば、自分の知らない企業がどんな取引先を持っていて、どんなサービスを提供しているかを確認するのもいいだろう。
事業内容とは必ずしもリンクしないかもしれないが、そんな見方で興味が湧いてくることもあるはず。最終製品に興味を持つだけでなく、その途中段階でも興味を持てることは山ほどあるはずだから・・・。
企業展&理工系企業展の詳細はこちら
<日時>企業展PART1
2014年1月10日(金)
11:00~17:00
理工系企業展
2014年1月11日(土)
11:00~17:00
<会場>ウインクあいち 7階
名古屋駅より徒歩5分
文科系学生は10日だけだが、理工系学生は両日とも参加できるぞ。
学生さんも正月ボケを解消する動きを見せて欲しい(笑)。
2014年1月7日
駆け上がれ!今週末は企業展&理工系企業展
2014年1月6日
さあ、どんな一年になっていくのか・・・。
本日から名大社では仕事始め。
そうは言っても、昨日はアスリートプランニングさんとの共催で体育会学生向けのイベントを実施し、一部のメンバーにはイベントスタッフをお願いした。
おかげさまで予定数を上回る来場数があり、ホッと一息。
年明け第1回目のイベントが順調な滑り出しで幸先がいい。いくつかの課題も見つかり、そこは次年度以降、見直しを図っていくことに。
毎年初出社日は朝一番から全体会議を行う。
本年の標語、本年の方向性と目標、各個人の反省と抱負など、てんこ盛りの内容を一気に進めるのだ。正月ボケを吹き飛ばしてもらう(笑)。全員に一定の時間を与え発表をしてもらうが、役割的にどうしても自分の出番が多い(当然か・・・)。
そのため昨日までの正月休みはその準備に追われる。普段から緻密に考えてアウトプットしておけば問題ないが、漠然と考え、小さな脳の中にプアプア浮いてる状態なので、それを捻りだすのは結構苦労する(笑)。
そんな中で本年のキーワードとなるのは「変化」。本年に限らず毎年求められることではあるが、特に本年はこだわっていきたい。比較的、業績も順調に推移し危機感が欠如しそうな今だからこそ、求めていきたい。
それは自分自身に対してであり、周囲に対してである。その前にプアプア状態の頭を何とかしろと言われるかもしれないが、守りに入りそうな状態や安定を求めてしまう状態に「変化」という喝を入れていきたい。
そんな事を思い描きながら一年がスタートする。さあ、どんな年になっていくだろうか・・・。
変化を愉しむ気持ちも併せ持ちながら、この一年を過ごしていきたい。
2014年1月4日
今年も大須を歩く
年明けの2日間はそれぞれの実家に挨拶に出向き、昼間からご馳走を頂き、優雅にお酒も飲ませて頂いた。体が元通りになるか心配である(笑)。
昨日は毎年恒例の初詣を大須観音へ。
9時半の段階ではそれほど行列はできていなかったが、30分ずれただけでもその列は商店街近くまで延びていた。
商売繁盛、健康第一を祈願し、商店街を歩く。
正月らしい飾り付けと共に多くの人で賑わっていた。大須の象徴と言えばコメ兵。
前を通った時はまだオープン前だったが、昼前に再度通りかかった時は物凄い繁盛ぶり。石原社長率いるコメ兵!今年もよろしくお願いします(笑)。
営業をしていた頃は頻繁に大須商店街を歩いていたが、最近は滅多なことがないと通らない。街を眺めてみると微妙な変化に気づく。
なんて唐揚げ屋さんが多い事か・・・。あちこちに店ができており、どこも結構な人盛り。
我が家もその看板に引き寄せられつい買ってしまった。
ちょっと濃いめの味付け。ノーマルにしとけばよかった。ビールかご飯が欲しい・・・。
唐揚げを食べたばかりだが、昼時はどこも混雑すると予測されるため、早めに食事をすることに。大須の名店、久々のキッチントーキョー。
開店5分前に並んだため、すんなりと入ることができた。洋食屋さんの定食は落ち着きますね・・・。
名古屋の商店街に活気があるのは嬉しいこと。中でも大須は歴史や伝統の中に流行が入り混じり、いいコラボレーションとなっている。
会社に近い円頓寺商店街もここまでとは言わないが、近い雰囲気になってくれるといいのだけれど・・・。
串カツを食べる人、クレープを食べる人、ケバブを食べる人、鯛焼きを食べる人、いろんな匂いが入り混じり混沌とする感じもまたよかったり・・・。
街には笑顔が溢れている。そんな風に過ごす正月。たった3時間程度だが、素敵な時間を作らせてもらった。
2014年1月3日
体育会系向けのイベントを行うのだ!
対象となる学生はこのブログを誰も読んでいないとは思うが(笑)、明後日5日(日)は体育会系学生に就職情報を提供する株式会社アスリートプランニングと共催でイベントを実施する。
「アスリート就職セミナーin東海」という体育会系学生を対象とした合同説明会を開催。名大社としても初の試みのイベント。それも正月ボケが抜けきらない5日に行うのだ。
部活動に忙しい学生は年末年始も関係ないかもしれないが、企画する側は年明けの初っ端の仕事がこのイベント。ボーッとはしていられない(笑)。
最近の傾向としてクラブやサークルに所属している学生は減少傾向。特にゆとり教育の中、バリバリの体育会系学生の数は限られてくる。
昨日、今日の箱根駅伝のように学生生活のすべてを一日二日に賭ける学生は少ないといえる。昨日も学生の走りを見ているだけで感動してしまった。1km5分ちょっとで走るのがやっとのオッサンからすると1km3分前後で走るアスリートは信じ難い対象だ。凄いねえ~。
往路は東洋大。さて、復路はどこが優勝するのかな。こちらも楽しみ・・・。
だからこそ、その懸命さに対して支援する場を設ける必要があるし、そんな学生にエールを送る企業の存在もある。必ずしも参加する学生はレギュラーを張る選手ばかりでない。試合に出れず悔しい思いをする選手、もがき苦しく選手も多い。
しかし、そんな学生が必要とされるケースも多い。挫折を味わい、悔し涙を流す学生は企業側から見れば美しかったりする。それが頼もしかったりするものだ。
どんなイベントになるのかは蓋を開けてみないと何とも言えない。ただ既に相当数の予約も入っているので、盛り上がる一日になりそうだ。
詳しいイベントはこちらから
<日時>2014年1月5日(日)
12:00~17:00
<会場>ウインクあいち
名古屋駅より徒歩5分
当日は元気づけるための事前セミナーもあるとのこと。
「気合だ!気合だ!気合だ!」と言うかは不明だが(笑)、期待できるイベントとなるだろう。
2014年1月2日
「次の30年」を生き抜く経営
新年早々の日経トップリーダーの特集は、『「次の30年」を生き抜く経営 理念を貫き、変化し続ける』。
「次の30年か・・・。さっぱりイメージできない」というのが情けないけど僕の素直な感想。現在、名大社は創業44年。いまから30年前、現在の状況がイメージできていたかと言えば、間違いなくゼロだろう。イメージを持っていたといっても今の姿になっているとは誰も分からなかったはずだ。
変化の早い昨今であれば、それは更にいえること。5年後すら予測できないのに、ましてや30年後なんてわかるわけはない。当然の話。しかし、今回の特集はそんなことを言いたいわけではない。
大切なのは理念。そこに基づいて、どう日々自分たちを変化させ、成長していくか。表現は悪いが、中小企業はどう生き抜く、生き残っていくかだ。うちの会社も同様。
僕が30年後、経営に関わることはないと思うが、まずは存続させること、そして、新たな市場を切り開くことはやっていかねばならない。その積み重ねが30年後という近くて遠い未来に繋がっていく。そのためにはまず今年、どんなアクションを起こすかが重要なわけだ。
本誌30年を振り返り、名経営者がそれぞれの時期に貴重な言葉を残している。
「全ては経営者に責任がある」(松下幸之助 86年10月号)
「競争しなければ進歩はない」(本田総一郎 90年1月号)
「サービスは先、利益は後」(小倉昌男 95年11月号)
これらの言葉は不変だ。今、この瞬間でも自分の身に置かなければならない。
今月号は堀場製作所最高顧問 堀場雅夫氏とリブセンス社長 村上太一氏の対談も掲載されていた。62歳差のあるこの対談、思わず笑ってしまった。
堀場氏はPPK(ピチピチコロリ)運動を推進しているという。老人は皆、夜な夜な若い女性とお酒を飲んで、ピチピチ元気に暮らしてもらう。そうやってはしゃいでたら、コロリと逝く確率が高まる。それは家族も喜ぶし、国も助かる。年寄りに無理をさせたらあかんという人は国賊だとのこと。
それは素晴らしい。理想的な生き方かもしれない(笑)。
その前にやらねばならないことが山ほどあるわけだけど・・・。
2014年1月1日
謹賀新年2014
新年あけましておめでとうございます。
本年も一年がスタートしました。みなさんにとって、私たちにとって素晴らしい一年になるように精進してまいります。
毎年、行っている元旦早朝ランニング。ここ数年は初日の出が見られる気持ちのいいランニングだったが、今年はあいにくの天気。庄内川の風景もどんよりと少し寂しい。途中にポツポツと雨も降ってきた。
しかし、これは逆にラッキーと考えるべき。この一年はいいことばかりではない。きっと厳しい局面も訪れる。日々気を引き締めて臨め!と天から言われているようなもの。
自分への戒めとして解釈したい。
なんと今年は年男。僕の周りには尊敬すべき年男が多い。決して勝負をするわけではないが、意識をしながら刺激を受けながら接していきたい。
そして、気を引き締めながらも果敢にチャレンジしていきたい。新たな取り組みも行っていく。
「組織はリーダーの器で決まる」という。
その言葉を信じるならば、全ては僕の行動にかかっている。この一年、楽しみになってきた。全員の力で盛り上げていこう!
どうぞお付き合いくださいますよう、よろしくお願い申し上げます!
2013年12月31日
懲りずに今年も大晦日に振り返り
昨年の大晦日のブログを読み返してみた。情けない話だが、全く進歩していないような気がしてならない。同じことを結局、繰り返しているだけだろうか・・・。
自ら宣言しながら達成できず、再度宣言し直す。会社の方はみんなのガンバリで毎年成果が上がっているが、自分自身は一体どうなのだろう。
一歩進んで一歩下がる。「365歩のマーチ」にもならない。
ここで書くのも少々恥ずかしいが、恥をかくのも自分の仕事。割り切って振り返りたいと思う。定性的と定量的、知力と精神力と体力、そんな観点から今年は6つの個人の目標を立てた(そんな偉そうでもないけど・・・)。
その6つについて振り返りたい。
1.相応しいトップになる、ブランド力の向上を常に意識し行動する
⇒これはあまりにも漠然としすぎて自分の中では答えが出ない。常に意識し行動はしていた。しかし、ブランド力向上に寄与できたかどうかはわからない。一流の経営者からみればハナタレ程度しかない。ほんのわずかだが会社をイメージしてもらえるようにはなった。
2.積極的に外部と関わる
⇒新たなアライアンスやパートナーとのお付き合いを含め外部との関わりが増えたのは事実。これまで接点のなかった団体や組織からお声がかかるケースも増えた。しかし、個人的には納得はしていない。まだ社内にいる時間が長いように思う。トップがどこまで会社にいるべきなのかは難しい判断だが、僕はもっと外に出ていいと思っている。社員に使われる数もまだ少ない。
3.経営リテラシーを向上させる
⇒きっとこの目標は永遠に続き、永遠に達成することはないだろう。西川塾の入塾やグロービスのエグゼクティブクラスなど、これまでとは違う学びの場にも参加はした。多くの尊敬できる経営者と懇意にさせて頂く機会も増えた。自分自身の財産は間違いなく増えている。これは感謝すべき。ただどこまで自社の経営に生きているか。まだまだ道は遠いと言わざるを得ない。
4.読書年間60冊
⇒ここからの目標はわかりやすい。出来たか出来なかったかしかない。年間で46冊。マイナス14冊で未達成。新たな課題であった歴史関連は増えたが、全くダメ。特に後半は失速。勉強が忙しかったは言い訳にならない。
5.フルマラソン挑戦、目標タイム4時間30分、月間100キロRUN
⇒フルマラソンは挑戦し、一応完走はした。しかし、目標タイムは全然届かず、1時間遅れのタイム。ハーフマラソンとの違いをまざまざと見せつけられた。月間100キロをクリアしたのもわずか3回。1月、3月、11月しかない。フルを走った12月でさえ、今朝のランニングを含め89キロ。これでは目標タイムに届くわけがない。タフな肉体を作るにはまだまだ時間がかかりそうだ。
6.ゴルフスコア100切り
⇒これくらいはできるだろうと予想していたのだが、こちらも未達成。最高のスコアは会社の沖縄旅行でラウンドした101。あと一歩のところだが目標には届かず。もっと真剣に取り組まないとこのままズルズルといってしまいそうだ。今年のラウンド数を数えていない時点で問題だと思うが、確か11回か12回。もっと回数を重ねないとどうしようもないかもしれない。いや、才能がないだけかもしれない・・・。
これが目標の結果。どうぞ笑ってください(涙)。
昨年から継続した目標は一年経っても達成することはできなかった。達成した目標は難易度を上げているので、今年は何一つできていないことになる。
何かできたことがあるのかと言えばせいぜいこのブログくらい(笑)。年間通じて253本書いたことになる。内容はさておき、見られていることを常に意識していた分、続けることができた。でも、これは目標ではなく日課だし・・・。
そんなわけでお粗末な今年最後のブログになってしまいました。きっと来年も同じような目標になるでしょう(笑)。それでも一度も体調を崩すことなく健康に過ごせてよかった。
一年間、ありがとうございました。
明日からもどうぞよろしくお願いします!
2013年12月30日
映画「永遠の0」
昨日もTVの報道番組では今後の戦争の可能性について報じていた。日本を取り巻く様々な状況もあるが、全世界で自国の正当性を主張し、相容れない相手国への非難をぶちまける姿が散見される昨今。
この映画が外国人に受け入れられることは少ないと思うが、日本では戦争の愚かさを感じる一本であってほしい。
公開されてまだ1週間足らずだが、既に僕の周りにも映画を観た方は多い。それも同世代が目立つように感じる。
僕のように原作の流れで観た者もいれば、単純にサザンのファンもいる。岡田准一ファンは少ないかもしれないが(あくまでも我々の世代、演技は良かった!)、山崎監督のファンはそこそこだったり。
ただそんなことよりも戦争が身近でなくなっている自分たち世代の危機感が足を向けさせている面もあるのでないだろうか。このまま今の在り方を放置しておくとまずい方向に向かってしまうのではないかという危機感が・・・。
そんな大層な考え方をするとこの時期に公開されたこの映画の価値は高いのかもしれない。
僕個人としてはお涙頂戴的なシーンはもっと避けて製作された方が映画の重みはでたのではないかと思う。何気ない主人公のセリフに涙が出そうになったし、感情的あるいは朴訥と喋るベテラン陣に心を揺れ動かされるシーンも多かった。
東宝の力の入れ具合や大ヒット作を生みたい想いはよく理解できるが、もうちょっと地味な作りでもよかった。まあ、無理かもしれないけど・・・。
映評では原作に遠く及ばないと書かれているのが目立つが、売れた原作の映画化がことごとく失敗する日本映画では高いレベルのあると思うし、配役も良かった。風吹ジュンさんはどうしても「八重の桜」や「そして父になる」がダブってしまうけど(笑)。
まだまだこの手の映画に興味を示さない子供たちだが、もう少し成長したら一緒に観るのもいいのかも・・・。
2013年12月28日
一年間お疲れ様でした。
名大社では昨日が仕事納め。
本日から1月5日(日)まで年末年始休暇となる。今年は9連休。土曜日始まりの日曜日終わりの分かりやすい日程。1月5日にアスリート系のイベントを開催し、一部のメンバーには協力してもらうので、実際は8連休かもしれないが・・・。
同じスケジュールで休みを組まれる企業が圧倒的に多いのが今年の特徴だろう。
↑日が落ちる前の僕のデスクから見える景色
ようやくホッと一息つける時間がきたわけだ。
ブログを読まれている方の中には、「いつもホッしていると思いますけど!」とか、「毎日休みみたいな生活してるじゃん!」といったご意見も多数あろうかと思うが(笑)、安堵に包まれていることも事実。それなりに気を遣い、それなりに体を酷使し、それなりにお酒を飲む一年だったのである。
ただこうして一年無事に終われることができたのは、嬉しい限り。懸命に頑張ってくれた会社の仲間には感謝してもしきれないし、名大社を信頼してお付き合い頂いたクライアントやユーザーの方にも感謝の言葉しかない。
まだまだ未熟な点が多いのは百も承知。たとえ改善を重ねても完璧はあり得ない。無形のサービスを提供する以上、どこまでいってもゴールはない。だから毎日刺激的で面白いのだろうけど・・・。
個人的に振り返りは大晦日にキッチリと行い、来年に向けた準備をしよう。個人的な反省は多々ありすぎて書ききれないかもしれないが、それも行わなければ次の年を迎えることはできない。
昨日は社員総会の後、全員で大掃除。
新築ビルに移転して綺麗なつもりでいても、3年以上たてばさすがに垢も出てくる。細かいところも磨いて、スッキリした気持ちで新しい年を迎えよう。
一年間お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
2013年12月26日
直球勝負の会社
直球勝負の会社 (2013/03/04) 出口 治明 |
1冊で3度おいしい書籍である。起業することの大変さを学べる、生命保険の仕組みについて学べる(あまり理解していないけど・・・)、出口氏に生き様について学べる。
そして、理想の会社とは何かを考えさせてくれる。そこも含めれば4度おいしいということになる。
出口氏はいろんなメディアへの露出や時間さえあればどこへでも講演に行かれる行動力でその存在はよく知っていた。名古屋へもちょくちょく講演にも来られているようだが、タイミングが合わず参加できずにいた。しかし、いい情報は願っていれば舞い込んでくるもの。
盟友である櫻山さんが中心となって運営する中部経営塾の勉強会で講師として登壇されるのだ。
来年の2月22日(土)。都合よく空いている。もしかしたら、マラソンがあるかもしれないがこちらを優先。すぐに櫻山さんに参加の旨を伝えた。毎回毎回、素晴らしい方を招かれて尊敬します(リップサービスじゃないですぞ・・・)。
参加するからには著書は読んでおかないと失礼にあたる。また、あわよくば当日サインもしてもらいたいので、本くらい持っていないいけない(笑)。本書を勧められていたこともあり、名古屋駅前の書店に行くも在庫なし。
発行は4年以上前だから仕方ないかもと思いつつ、Amazonで注文。発行されていたことすら知らないのはアンテナが立っていない証拠だな。
起業家としての力強さもあるのだが、僕はむしろ出口氏の人間味あふれる自然体の生き方に共感した。元来、頭脳明晰で他の人と比べればずば抜けた能力を持っておられるのだろうが、その立ち振る舞いや正しいと思ったことを迷わず実行する真摯さが胸を打つ。時にそのストレートさがユーモアであったり・・・。
学生時代、「弁護士になるつもりだが、滑り止めにどこかの会社を受けておこうと思ってここにきた。」そのようなことを入社する日本生命に言ったらしい。
今の時代なら張り倒されると思うし、おおらかな時代背景があったかもしれないが、出口氏が持つ人間性が好感を持たれたのかもしれない。それも面白いエピソードのひとつ。
目の前の仕事に熱心に取り組み、どんな人でも真剣に付き合う。そこから多くのことを吸収していく。その繰り返しの経験が更に人間を磨いていく。過去の経験を全て頭の中に収めていく。
あとがきを読むと手帳も時計も持たない生活の中で、本書で書かれている過去の事実も記憶から引っ張てきただけのようだ。格が違いますね・・・。
人生の先輩として勉強をさせてもらったが、年明けの講演もますます楽しみになってきた。
もう一冊くらい読んでおかないといけないな・・・。