シリーズ第3弾も買ってしまい、一気に読んでしまった。
今年はアルコールの量を少しは減らそうと思っていたが、その思いはもろくも崩れ去りそうだ。やはり飲むことで多くの出会いがあり、より大人になっていける。馴染みに鮨屋くらいできると嬉しいが、それはきっと無理だろう(笑)。ひとりで飲むのも得意じゃないし・・・。
僕は週刊誌はほとんど読まないので、著者の連載を普段の生活の中での接点はない。よりリアルに近づこうと思えば、毎週読むことが理想であるが、まとめて読んだ方が著者の存在により近づけるような気がしてならない。もちろんそれが読まない理由ではないけど・・・。
本書には、先日、引退を表明した松井秀喜氏のことがいくつか書かれている。
当然、現役時代に書かれた内容であり、本書の発売も引退発表前。伊集院氏と松井氏は懇意な関係にあるため、野球を含めた多くの話をしているだろう。
しかし、そこには野球に関しての相談事やアドバイスはないと思う。あくまでも想像にすぎないが、そう思う。この連載を松井氏が読んでいるかもわからないが、ここに書かれている内容が不思議と繋がっているよう思えてしまう。それも僕の想像にすぎないけど・・・。
著者の作品を読むと日本人が大切にしなければならないことを思い返させてくれる。このシリーズだけでも定期的にその機会を与えてくれるわけだ。ありがたい。
参考までに「大人の流儀」、「続・大人の流儀」。
結局、僕は銀座に行きたいと言っているだけだけど・・・(苦笑)
1年のうちに2~3回購入するだろうか、雑誌プレジデント。今回の特集は『「24時間」革命』とかなり大げさなタイトル。いつも大げさだと感じているが・・・(笑)。
それでも手に取ってしまうのは、上手く消費者心理を掴んでいる証拠だろう。
同じような特集を繰り返していると思うのだが、結局、人は同じような悩みや課題がつきまとっているので、まんまと術中に嵌っていく。僕もその一人なんだろうけど(笑)。
今回の特集では、時間の使い方を年収500万、800万、2000万の3つの層に分類し、アンケート結果を基に分析している。バカバカしい面もあるが、なるほどと納得させられる興味深いデータも多かった。
高年収ほど通勤時間を勉強に充てるとか、低年収ほど休日をダラダラ過ごすとか・・・。質問の中に、日曜夜によく観るTV番組という項目もあった。
低年収の方が「ササエさん」を好んで観ているという。ヤバッ・・・。そして、翌日出社したくないと思うことがよくあるようだ。いわゆる「サザエさん症候群」。これにも年収が反映しているとのこと。
僕は今でも家族と一緒に「サザエさん」を観ているが、会社に行きたくないと思うことはない。しかし、20代前半の頃は「サザエさん」を観ながら、「明日は仕事か・・・」と重くなっていたことも事実。そう思うと年収と比例しているのかも。
ただこんなデータに一喜一憂するのではなく、やはりプロの時間の過ごし方を学ばねばならない。
日本電産の永守社長然り、ノーベル賞受賞の山中教授然り。自分では努力しているつもりだが、達人たちと比較すれば赤ん坊のようなものだ。もっと使いこなさないと・・・。ブログなんて書いてる場合じゃないな・・・(笑)。
特集を読んでいて矛盾を感じたこともあった。
デキない人ほど睡眠時間を削っていて、長時間眠る方が脳のポテンシャルは上がるらしいが、ここに登場するデキるビジネスマンたちはちょっと違う。そのほとんどが睡眠時間が短い。矛盾じゃないか?
結局は本人次第という結論になってしまうかな・・・。
僕は通勤や外出時にトートバックを利用することが多い。オフィシャルな場では以前のブログで紹介したエッティンガ―のブリーフケースを愛用しているが、それ以外はトートバックの出番が多い。
荷物はザクザク入るし、ノートPCを入れても何ら問題なく使い勝手がいい。それがこれまでのオロビアンコのトートバックであり、これからでも十分活躍してくれるだろう。
しかし、ネットでいろんなトートバックを探しているうちに一つのトートバックがモーレツに欲しくなった。確か今から2年近く前だと思う。
それがこれ!
土屋鞄製造所のガジェットスタジオキャリートート。
1年前あたりから購入の機会を伺っていた。しかし、Webを確認するといつも完売中で肝心の品物がない。
ミッドランドスクエアに名古屋店があるので、そこにお邪魔するも品切れ状態。入荷もいつになるかわからないという。
そうなると益々欲しくなるのが人間の悲しい性(笑)。気持ちだけはどんどん昂っていく。Webから「販売お知らせメール」に登録すると販売日の連絡があり、店舗にも入荷されると店舗のスタッフから聞いたため、早速登録。
何カ月か経った段階で「販売お知らせメール」が届いたので、数日後に名古屋店に連絡を入れると希望するブラウンは既に売れ切れたという。そんなに早く売りきれるの?とその人気ぶりに驚いてしまった。
その際に次の発売は年明けになると伺ったので、今度はチャンスを逃さないぞ!とじっとメールを届くのを待っていた。
再び「販売お知らせメール」が届いたのが先週の月曜で、翌日火曜日21時より販売開始されるという内容。火曜日は夜の予定があったので帰宅は23時ごろ。
そこからネット注文で間に合うだろうと簡単に考え、帰宅後、Webサイトにアクセスするも何と完売中という表示。えっ、2時間で売り切れ?。マジ?
人気のあるマラソン大会でも2時間で締切にはならんぞ・・・。
今回は大丈夫だろうと思っていただけに、愕然としてしまった。一つの鞄を買うのにこんなに大変な思いをしなければならないのか・・・。
チャンスはまた数ヵ月後だと思いながら、ダメ元で名古屋店に電話してみた。案の定、品切れという悲しい返事だったが、僕の落胆の声に同情したのか、他の店舗に在庫がないか確認を取ってくれることになった。
そうしたら、なんと一つだけ他店舗に在庫があるではないか。
「絶対に買います!」と宣言し、商品を取り寄せてもらうことに。そして、そして、ようやく僕の手元に長い時間を掛けてやってきた。ふう~っ・・・。
くだらないことに時間を費やしてバカな奴と思われる方も多いだろう。
それでも手にした念願のトートバック。今週から活躍する事は間違いない!
本当は今日から使いたいが、何だか雨の予測なので、登場するのは明日以降かな・・・。(人間が小さいな・・・涙)
年明けということもあり、数多くの催しが続く。うちの会社でも先週と今週(まさに今日も)で2週連続イベントだし、僕自身も各団体の新年会を始め数多くの催しに参加した。
今週は初めて参加した経営塾もあれば、小泉元首相の講演会もあれば、大学関係者との集いの場もあった。
小泉元首相の講演会は、僕の経営者仲間の櫻山社長が素晴らしい内容でブログに書かれているので、そちらを参考にしてもらうといい。
当初1時間予定の講演が30分もオーバーするサービス精神旺盛ぶりで、また講演内容もおまけで話された延長分の方がかなり面白かった。段々とテンションも上がってきたようだし・・・。
今回取り上げるのは一昨日、企業と大学との集いの場で拝聴した講演。萬松寺の住職である大藤元裕師による「街は変化し続ける~名古屋大須”隆興”の今昔」。
大須の商店街が成功してきた背景を話されながら、人も同じように新陳代謝を繰り返し、変化する必要性を説かれた内容。一言でまとめてしまうとチンプンカンプンで何のイメージもできないと思うので、僕が話を伺いながら感じた事を紹介してみたい。
今や日本で最も成功した商店街として有名な大須だが、元を辿れば織田信長の時代まで遡ることが必要のようだ。そこから書き始めるとブログが終わりそうにないので(笑)大幅に割愛し、もっと近い時代の話。
明治時代は多くの土地を解放したことにより遊郭で栄えていた街という。それが明治の大火事で建物が焼けてしまい、その遊郭は中村大門に移り、今の中村大門がある。その名残は今も確かにありますね・・・。
昭和30年代は映画の街として栄え、33もの映画館があり、ありとあらゆる映画が上映されていた。それが映画の斜陽と共に映画館は姿を消し、電気街へと移っていった。
僕が大須で一番印象に残っているのはアメ横であり、パソコンを始めとした電気街・電脳街になる。一人暮らしをしていた20代前半もわざわざ大須までテレビを買いに行った記憶もあるし・・・。一時期は大須商店街自体がパソコンショップだらけになったが、大手量販店の台頭や価格の下落により、それも淘汰されていった。
マイクロソフトがWindowsのカウントダウンによる販売を日本で初めて行ったのが、この大須。その仕掛けをしたのがこの大藤住職なのだ。スゴイ!
そして、現在は「世界コスプレサミット」が行われる街。今や世界各国からゲストが来られるようで、日本の首相も会ってるとのこと。アニメは日本が輸出できる貴重な文化だし・・・。
そんな変化を商店街の方々が主体となって繰り広げてきたことが、今の隆盛に繋がる。新陳代謝の文化が大須には脈々と受け継がれていると言えるのだろう。そんな話を大藤住職は自らの経験を踏まえながら話されていた。
この新陳代謝。これは人にも必要で、人の体と世の中の状況は酷似しているという。大須が活性化しているように、人も新陳代謝を行わないとどんどん取り残されていく。気づいた時には手遅れの状態に陥ってしまうのだ。大藤住職は新陳代謝ができていないことが余りにも多いと強く言われていた。
確かにそう。組織にしても商品にしても個人にしても新陳代謝を繰り返さないとすぐ陳腐化してしまう。
肝に銘じなければならない。大須の今昔を伺い、大須の街を眺めるだけでも学ぶ事は多そうだ。
著者の作品を読むのは20年振りくらいだと思う。
20代前半に「だから私は嫌われる」や「たけしくん、ハイ」を読んだと記憶している。アマゾンで調べてみるとかなり多くの作品を出版していることに気づかされる。やっぱり才能のある方は違うのだ。湯水のごとくアイデアが沸く。
途中の作品を読んでいないので偉そうに語れるわけではないが、本書は著者の人生観を表現した作品のようにも思う。
特に最終章の「人生の”間”」はそう感じざるを得なかった。自らが起こしたフライデー事件やバイク事故に触れながら、なぜそのような行動を取ったのかも少しばかり述べている。自伝を出されれば、もっと深い話になるのだろうけど。安易に結びつけるわけではないが、その事件前後が生きることにおいて、一番意味を問いた時期でもあるのだろう。
そこも”間”なんだな。こんなことも言われている。
どの時代に生まれてくるかというのは本当に大事だね。その人の”間”がいいか悪いかというのは、どの時代に生まれたかに尽きるんじゃないか。
確かにそう思う。時代より半歩進み過ぎてて認められなかったり、時代遅れのため才能が発揮できなかったり・・・。身近でも結構あり得る話だ。時代に敏感になることが最優先ではないだろうが、その時代を読む力を持ち合わせないと、”間”の取り方を誤ってしまう。自分が気を付けなければならない・・・。
本書にも紹介されているが、北野武映画の間は他の映画に比べ異質だ。それを秀逸と捉える方もいれば、理解不能な方も多いだろう。
本人は全く気にされていないようだからいいのだけど、身勝手といえば身勝手だ(笑)。
僕はあの間が独特の緊張感を生み出していると思う。画面の切り替わりも観客の想像力に任せている。だから玄人受けをするのかなと本書を読んで初めてそんな認識を持った。
やっぱりビジネス書ばかり読んでいると人としての視野が狭くなる。たまにはこの手の本を読んで、自分自身をグイッと広げなければならない。
今週末の18日(金)・19日(土)は、本年初となる転職フェアが開催される。今回で125回目の開催。125回記念というわけではないが、イベント案内用のTVCMを完全リニューアルした。
先週末から流しているのだが、これまで以上に反響が大きく、お付合いのない企業様含め、問合せがかなり増えている有り難い状態。営業的にも役立っているようだ。うれしい!
新しいCMはこちら↓
これまでとはスタイルを一新。少しでもイベントがイメージでき、よりリアルの大切さを表現したつもり。
わずか15秒の時間なので、全然イメージ湧かないと思われる方も多いかもしれないが、そうゆう方こそ会場に足を運んで頂きたい(笑)。
僕らは企業の魅力も、人の魅力も会って話さないことには伝わらないと考えるのだ。
先週は14卒向け学生のイベントを開催し、今週は転職者及び第2新卒、13卒向けのイベントと2週連続。正月ボケの暇など一瞬たりとも許されないのだ(笑)。確か昨年は12日連続出勤だったので、それと比較すれば随分楽とは思うけど・・・。
今回の転職フェアでは60社の企業に参加頂く。営業職、技術職を中心に幅広い職種の募集がある。
経験者はもちろんのこと、未経験者の方を歓迎する企業も多いため、まずはリアルの場で雰囲気を感じてもらうことが大切。そして、自分の価値観に近いのかどうかを自分の目で確認してもらいたい。
当日は合同説明会以外にも魅力的な企画も揃えているので、興味のある方はぜひ!
転職フェアの詳細はこちらから
<日時>2013年1月18日(金)・19日(土)
11:00~17:00
<会場>ウインクあいち 7階展示場
名古屋駅からすぐ
今春卒業予定の学生さんを受付けている企業も40社以上ある。
諦めずに頑張る学生もまだまだ応援していくのだ!
この映画を絶賛する友人が多かったのが理由で観た本作品。シンプルに言ってしまえば、評判通りの素晴らしい作品だった。あまりにも期待していたため、ハンカチを濡らすつもりだったが、そこまで辿り着けなかったのは残念だけど(笑)。
2時間40分の大作の場合、途中でだれて眠くなることがままあるが、この作品に関しては全く時間の長さを感じることはなかった。それだけでも評価に値するだろう。
ミュージカルを観る機会はなく、原作も読んでいない完全素人状態で臨んだわけだが、映画を観終わった感想で言えば、これをどうやって舞台にするだろうと不思議に思ってしまった。
ミュージカルからスタートした人は全く反対のことを考えるだろうけど・・・。時代背景やスケール感だけ捉えれば、断然映画の方が合っているように思えるし。
唄いながらの台詞は映画を観るにつれ慣れてくるので、それほどの違和感はない。むしろパリが舞台なのに全編英語という方が違和感を持ってしまった。当たり前な話だけれど。
そんな事を言っていたら、映画「テルマエ・ロマエ」は一体どうなるんだ・・・。メチャクチャじゃないか・・・(笑)。
くだらないことは置いておいて、この映画の監督を確認してみるとトム・フーパー。
どこかで聞いたことがあるような名前と思い調べてみるとつい先日DVDで観た「英国王のスピーチ」の監督。なるほど・・・。年齢もまだ若い。これは今後が楽しみ。要チェックの監督だな。