これからも前向きに 名大社会長ブログ

二周年

本日、丸の内のオフィスに移転して二周年となる。
このブログをスタートさせて二周年にもなるのだ。という事は会社を任されて、これで2年。月日は長いようで短い。短いが2年前が随分遠い過去のような気がしてならない。
落ち着く暇はないのだが、なんやかんや言ってあと2日で今期も終了。
何だか2ばかりが続き出来の悪い学生みたいだが、ようやくホッとした瞬間が迎えられたのが、今の正直な気分。
この2年、一人の社員も欠けることなく仕事ができたのは本当にうれしい事だし、厳しい環境下で懸命に自分たちの業務を遂行してくれた事にも感謝の気持ちでいっぱい。
今週の土曜日は今期最後の全体的な研修会議があるのでのんびりもしていられないが、しばし余韻も楽しみたい。週が変われば新しい期に入り、気持ちも入れ替えなければならないし・・・。
昨日のブログでも書いたように丸の内は僕にとっては最高の環境だ。
そして、ブログも何とか2年間は続けられた。
計算してみるとその数、452本。書いた事さえ覚えてないブログもあれば、ネタがなく無理矢理こしらえたブログもある。それでも毎月コンスタントに続けられたのは、自分の努力だけではない。周りの後押しもあったからだろう。
昨年の一周年は自分で自分を褒めたが、今年は改めて周りの方に感謝したい。
多分という言い方しかできないが、余程の事がない限りブログを止めるはないだろう。仮に読者がゼロになったとしても・・・。
(本当にゼロになったら自信喪失で止めるかもしれませんが・・・)
継続して書くことで、生活の一部になってきたのだ。食事をするように、歯を磨くように、ランニングするようにブログも書く。習慣化なのだ。
何でも続けることに意味があるんだね。
改めて感じた事もあった。ランニングは続ければ必ずタイムは良くなる。しかし、不思議なもので、ブログは続けていても文章力は向上しないのだ。最初のころと全く文体もレベルも変わらない。不思議なもので・・・。
何かと本日のブログは2が続いたが、来年は3。再来年は4。
一つずつ成績を上げていくしかない。どんな事でも一歩ずつ。
これからもよろしくお願いします。

丸の内を歩く その10

丸の内に移転して早や2年。
以前のオフィスは栄のど真ん中で、地下鉄から直結する中日ビルだったので、丸の内は不便に感じるだろうと考えていた。
ところがである。2年過ごすとこんな便利な場所はないと思える毎日だ。
通勤は名古屋駅から徒歩。
(右端真ん中に少しだけ見えるのがうちのビル)
丸の内1231
15分程度かかるが、ウォーキングにはちょうどいい。
丸の内1238
週1回、名古屋城そばのホテルに行かなければならない。
そこも毎回徒歩だ。
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丸の内1232
伏見通りから官庁街を抜け、四季折々の名古屋城を眺めるのも今や日課だ。
そして、何と言っても円頓寺商店街。
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五條橋を渡ると古い商店街には新旧の顔を持つ店が並ぶ。とん焼き屋、スペイン料理、沖縄料理、おでん屋などなど。大須に比べると鄙びた感は漂うがいい商店街だ。
丸の内1235
その商店街を囲む四間道も歴史を感じる。
納屋橋も近い。
丸の内1237
最近はドラマ「運命の人」の撮影にも使われた。
丸の内12311
もちろん栄も・・・。
この丸の内は名古屋の都心部を全て歩いていけてしまうのだ。ちょっと大げさだが・・・。
それでも、まだまだ知らない場所は多い。もっともっと歩き回らないと・・・。あと数年すれば、更に大好きな街になっているだろう。
今のオフィスに社員が入りきらない程大きくなり、移転する時が来るまで、どうぞよろしく!

就職に強い大学・学部

偏差値・知名度ではわからない 就職に強い大学・学部 (朝日新書) 偏差値・知名度ではわからない 就職に強い大学・学部 (朝日新書)
(2012/03/13)
海老原 嗣生

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以前、NHKの若者就業をテーマにした討論番組で、著者の海老原氏は「営業大学を創設すべきだ。」と強調されていた。文系出身者の7割が営業系の職種に就職する現在の就職環境でいえば、説得力のある持論であった。
海老原氏が講演された学生向けのイベントに参加した時も、一見学生に不利に思われるデータを活用しながらも、学生にとってプラスになる分析結果を話された時には感動と共感を覚えた。そこには辛辣な言葉はあるにせよ、学生への愛も感じられた。
そして、今回の著書である。
本書でも既存データを見事に活用し、その数字のからくりや誤った情報を鋭く指摘している。その毅然たる表現は読んでいて気持ちがよくなる。あいまいな表現に終始する僕のブログとは大違いだ(苦笑)。
ここで書かれている内容は、大学による就職差別の問題であり、学部別や女子の就職動向、大学が公表する就職率の実態など。業界に属する我々であれば持ち得る情報を細かいデータ分析を行うことで、より説得力が増している。現実の問題点がまざまざと浮き彫りにされているのだ。事実と真実の違いとも言うのだろうか・・・。
昨今の就職事情を理解する自分としても、かなりの勉強になった。これまで触れたことのない表現も学んだ。
「大東亜帝国」なんて知らなかったのだ。「大東亜帝国」とは、大東文化大、亜細亜大、帝京大、国士舘大を総称していう。普段馴染みがないせいもあるが、そんな表現があることを初めて知ったのだ。
この本書が現状に対してどこまで影響を与えるかはわからない。しかし、リアルな実態を把握するには参考となる一冊である。

雨の東京スカイツリー

出張した昨日の土曜日、比較的に時間があったので、田舎者らしく話題の東京スカイツリーを見学に出掛けた。
本オープンは僕の誕生日である5月22日であるが、外観は概ね完成しているようなので、どれくらい迫力があるのか、実際、自分の目で確かめに行ったのだ。
昨日の東京は小雨。
大いに不安はあったのだが、見事に的中。塔の先端どころか地上350メートルの展望デッキも全く見えない状態。
スカイツリー1
スカイツリー2
スカイツリー3
誰を責めるわけでもないが、かなり寂しい状況であった。僕はついでだからいいものの、わざわざ観光で見に来ていた方はガックリと肩を落としていたことだろう。
思った以上に周辺施設は大きい。スタバもマックも看板が既にあげられていた。
この東京スカイツリーの展望デッキには、僕の先輩が役員を務めるレストランも入店することが決まっている。魅力的なお店になることだろう。誕生日祝いにご招待してくれないかなあ~。100%無理だろうけど・・・。
せっかくなので歩きながら浅草に向かうことにした。
スカイツリー4
吾妻橋を渡り浅草駅を抜け、雷門へ。吾妻橋では水上バスも眺めることができた。雨というのに雷門周辺はすごい人。
スカイツリー5
高校生の卒業旅行からお年寄り団体ツアー、中国、韓国、東南アジアからの観光客まで多く方が雷門の前でパチリ。
スカイツリー6
浅草寺に続く仲見世も人をかき分けないと通れないほど、賑わっていた。僕もその中に混じり通りを抜け、浅草寺でお参りを・・・。
もっと時間の余裕があれば、お土産屋を回り、神谷バーでデンキブランと生ビールを飲みたかった。
スカイツリー7
残念でならない・・・。
浅草に訪れたのも多分20年振りくらいだと思う。その当時とどれだけ町並みは変わったのだろうか。そのままのような気もするし・・・。
東京を一人でぶらりとする。たまにはいいもんだ。

13卒新卒採用は課題がいっぱい。

昨日はふるさと就職応援ネットワークの幹事会。
全国から13社の地域の就職情報会社のトップが集合し、情報共有を中心に濃密な時間を過ごした。議論のテーマは複数にわたり解決すべく案件もあるわけだが、大きな要素として取り上げられたのが、13卒(来春卒)就職戦線の動向だ。地域的な差があるにせよ、企業や学生が抱える課題に大きな違いはない。
採用環境を語る上で自社の企画内容だけ見ていると大局的な見方ができなくなる。大手同業他社の情報も参考にはなるが、それだけに頼っても公平性があるとは言い切れない。
僕のようにこの業界内で長い年月を過ごしてきた者は、どうしても凝り固まった思考に陥りがちだが、そこは客観情勢も冷静にみながら、見極めないといけないのだ。
13卒の取組みについては、各加盟会社も気になる点であった。
全体的な動向で言えば13卒の学生については、12月のスタート時は積極的な動きが見られたものの、それ以降はトーンダウンし、ここ数年の動きと比較すると学生の動きの鈍さを感じるのが大方の見方。
我々が運営する合同説明会は大手同業他社も同じで、2月以降、来場者数の減少に課題を抱えていた。それは各地域の加盟会社も同様。
個別の会社説明会に学生が向かっているというシンプルな理由もあるが、それを全ての原因にしてしまうのも安易。学生の全体像を捉える必要もある。仕組みの問題も・・・。
今のままの状況で学生が内定を獲得出来ていくのだろうかと不安になる。
大手企業を中心に4月に選考を行い、GW前後に内定を提示する企業は多いだろう。その段階で就職活動を順調に終えられる学生は昨年と比較しても多くはないだろう。
景況感で捉えれば、先日の日経新聞の発表のように採用数は拡大すると予測される。しかし、足元の学生の動きをみると必ずしもそれが上手く反映されるとは思えない。
学生も企業も長期戦になることを覚悟する時期がいずれ訪れるかもしれない。
今回の議論では、そんな内容を含め議論が行われたのであるが、各社とも長期戦を睨んだ企画を練り直しているようだ。お互いにフットワークが軽い存在なだけに、環境に合わせ俊敏に動かねばならないだろう。
全ての加盟会社が自らのミッションを持ち、自分たちの立ち位置を確認できた有意義な幹事会であった。
早速、週明けには会社内でも情報共有を行い、今後の動向を探っていきたい。13卒新卒採用は、まだまだ課題が多そうだ。

残念!皆勤賞

山田家は体が丈夫だけが取り柄の家族である。
僕は小学生の時は皆勤賞だったし、嫁さんも至って体は丈夫だ。僕自身の体の頑丈さにおいて自慢したいことがあるのだけれど、そのネタはもうしばらく先のブログに公表したい。(いやらしい性格なのだ。)
今回は子供の話である。
今の生活の中で、小学校6年間を皆勤で過ごすのはかなり難しい。
実際、娘も息子も数年前はインフルエンザで休んだこともあった。昔は少しくらい体がしんどくても、無理矢理に学校に行くことを許されたが、昨今は親が許しても、周りは許してはくれない。逆に迷惑を掛けてしまうからだ。
そんな環境下でも、中学2年生の娘は、中学校生活において今のところ皆勤賞。3学期も残すところ、あと2日なので、まず達成することは間違いないだろう。
小学4年生の息子も何の病気を患うこともなく、3年4年は皆勤であった。つい一昨日までは・・・。
あと数日というところで、残念な結果に終わってしまった。
「春分の日」の一昨日、公園の遊具で遊んでいたところ、足を踏み外し、頭から落下し、額がパッカリ割れ、救急車で運ばれてしまったのだ。
この知らせを聞いた時には、正直、血の気が引いた。病院に駆けつけ、大事に至らない知らせに安どしたわけだが、本人に接するまでは要らぬ心配もしてしまった。
万が一の事があれば、呑気にブログを書くなんて許される状態ではないし・・・。
それでも七針を縫うケガを負ったため、安心できるわけではないが、普通通りの生活が送れることは有り難いと思わないといけない。本人も自分が痛い目に合って、周辺に対してより注意する必要性を身を持って感じただろう。
当然だが、昨日は再検査のため病院に行かねばならず、学校は欠席。
息子としても、皆勤賞を逃したことは悔やまれるだろうが、これも自業自得。ここは無事で良かったと感謝せねばならない。
何事も最後の最後まで気を抜いてはいけないということ。ロスタイムに得点を許すサッカーの試合のようなものなのだ。
息子には今回の事故をいい教訓として、来年度以降に臨んでもらいたい。
皆勤賞の存在が遠くなり、残念でした。
(でも、ホッとしました。)

ドラマ「運命の人」

日曜日に終了した「運命の人」は、久々に1回も欠かさずに真剣に見たドラマだった。
多分「ハゲタカ」以来だろうから、相当久しぶりのことだ。
ドラマの予告編から惹きこまれ、回を追うごとにドラマの展開に自らが巻き込まれていった。国家権力の恐ろしさを背景にした重厚な人間ドラマは緊張感たっぷりだった。
ドラマの舞台となる毎朝新聞も、登場する佐橋総理も田淵氏も福出氏も実際はどこなのか誰なのかは容易に想像できる。ある意味、TBS系だからこそ成し得たドラマで、他局だったら、ここまで切り込んだ演出はできなかったのではなかろうか。
ストーリーをこのブログで書くつもりはさらさらないが、僕は最終回の2時間スペシャルとそれまでの回とは全く異なるドラマだと勝手な見方をしている。
ストーリーは繋がっているし、主人公の弓成亮太の使命感は共通しているものの、僕には視聴者へのメッセージが2つ存在するのではと考えてしまった。
これは僕の勝手な思いなので、他の視聴者からすれば、一本筋の通ったドラマなのかもしれないが・・・。
この骨太のドラマは日曜日21時のオンエアというのに、家族で一緒に見る者はいない。子供たちにも嫁さんにも重すぎるようだ。だからこそ、僕は面白いのだけれど・・・。
主役の弓成亮太に自分を重ね合わせる必要はないのだが、甘い誘惑(?)の恐ろしさをまざまざと感じてしまった。お互い悪気もなく、むしろ正義感の方が強いのだろうが、一歩誤るとどん底に落ちてしまう。全てを失くしてしまうのだ。
自分の行動には細心の注意を払わねばならない。変な意味ではなく・・・。
そんな事も含め、この「運命の人」は十分楽しめた大人のドラマだった。

探偵はBARにいる

探偵はBARにいる 通常版 [DVD] 探偵はBARにいる 通常版 [DVD]
(2012/02/10)
大泉 洋、松田龍平 他

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名大社の哲学者がおススメする作品。確かに主役の大泉洋はカッコいい。普段通りの三枚目は維持しているものの、男っぽさをプンプンと感じる。小粒だが小気味よく日本映画が大切にすべき路線の映画だ。
この映画を観終わった後、懐かしさを感じた。
それは一体なんであろう・・・。探偵が本来は関わるべきでない事件に巻き込まれていくストーリーがドラマ「探偵物語」を思い出させたのか、松田龍平とのコンビが映画「傷だらけの天使」に通じるところがあったのか、はっきりしたことは分からないが、とても懐かしい気分になった。
この手に近い作品が他にもあったような気がしてならない。村川透か崔洋一の作品か思い出せないが・・・。
舞台となるのは北海道ススキノ。僕はこの街には大学時代に一度行ったことがあるだけ。夜中でも街路灯が雪に反射し、ススキノ全体が明るく華やかな印象があった。深夜の時間を感じさせなかった。
それがこの作品では猥雑に映る。しかも、それが魅力的に映っていた。学生時代に行ける範囲は決まっているので、映画との比較にはならないが、そのギャップに惹かれてしまうシーンも多かった。
もう一度、ススキノにも行ってみたい。
そして、男はウイスキーである。胸を焼き付けるような飲み方をしなきゃいけない。と、思わせてくれた。
今週はBARでウイスキーを飲もう。ストレートはキツいが、せめてロックで・・・。
えらく単純だな・・・。

資本主義以後の世界

資本主義以後の世界―日本は「文明の転換」を主導できるか 資本主義以後の世界―日本は「文明の転換」を主導できるか
(2012/01)
中谷 巌

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この手の書籍の感想はとても書きづらい。
僕が政治的背景がある中で、明確な信念を基に行動しているわけでないし、中途半端な知識で意見を述べてしまうのは、いかにも無責任と感じるからだ。
ただ本書を読んで単純に思ったのが、著者の中谷氏の資本主義に対する考え方がこの10年で大きく変化してきたのだろうということ。前作「資本主義はなぜ自壊したのか」で、これまでの自身の活動や発言に懺悔していたが、本書ではさらに拍車がかかったようでならない。それはちょうど1年前に起きた東日本大震災の影響も大きいといえる。
原子力発電の事故は明らかに人災であり、効率と利益を求めた資本主義的な考えがその背景にあると・・・。
僕にはグローバル資本主義が本当に悪かどうかは、まだわからない。
ちっぽけな企業を引っ張る者として、自分たちが弱ければ負けるし、強ければ勝つという環境は当然のことと受け止めている。全ては自分たちに責任があるのであり、それを経済や環境のせいにするのは間違っているとも考えている。
確かにアメリカにおける金融商品が莫大な利益を生み、そこに関わる一部の人だけが富を築くことに違和感を感じるし、その姿には疑問も沸くのも事実だが・・・。
ただ共感するのは、我々日本人が自分たちの特徴を生かし、世界に立ち向かっていく方法があるということ。日本人としての「軸」「価値観」「美意識」を持って、日本的な価値を作りだしていくことは十分可能と言えるのだ。
その反対で、少し驚いたのが中国共産党に対する肯定的な考えだ。それはどう中国と対峙していくかを含め、読み取る必要はあるだろうが、著者の視点の高さには驚きを覚えた。
そして、本書で強調されていたこと。功利主義的で見返りを求める「交換」の思想から、「贈与」の精神への「文明の転換」が必要であるという内容。それが現代社会の抱える問題を克服する前提になるというのだ。
「贈与」という言葉は、必ずしもいい響きではないが、日本人が長い歴史の中で築き上げてきたのは、人と人のつながりを示す「共同体」の考えに通じるのだ。人とのふれあいの中で見返りを要求することが少ないのも日本人の良さだろうし・・・。
来週に名古屋で中谷氏の講演会が開催される。勇んで申し込んだが、その後、どうしても外せない予定が入り、泣く泣くキャンセル。
それだけが残念である。

個人面談開始!

本日より部長以下の全社員に対し、一人あたり1時間の面談を実施することにした。
これまでは個別のミーティングはあったものの、一人ひとりと長時間かけて個別に向き合い面談する機会を設けてこなかった。
厳密に言えば、2人での飲みの場はセッティングしていたので、全くないわけではないが、応接室で向き合って話すことは僕が社長に就任しては初めての試みとなる。
(飲み屋の場合だと話があちこち飛び過ぎるし、必要以上に熱くなる・・・)
月1回の早朝会議や毎週月曜の朝礼、定例会議など全体の意思統一を優先させるため、全社員に対し同じ方向性の話は頻繁に行ってきたが、個別に話す機会は少なかった。
個々の課題にサゼッションを与えることや個別相談はあったが、せいぜい15~20分程度の時間。その状況に応じてのやりとりでしかなかったのだ。
日常の業務のチェックや普段のコミュニケーションから、社員のことはわかっているつもりではいるが、あくまでもわかったつもりでしかない。
僕自身が距離感を持っていないつもりでも、社員が同様とは限らない。知らず知らずのうち意思の疎通が滞っている恐れもあるのだ。
年度末を迎えた事や僕が会社を任されて2年経過したことも面談を行うにはいいタイミング。お互いの考えをぶつけさせるにもいい機会。
今後は年1回もしくは2回は堅い雰囲気の中で緊張感を保ちながら話をする場を作るのもいいだろう。
今回は、あらかじめ社員にいくつかのテーマを与えている。どこまで本人が深く考えているかは、この後の面談で明かされる。
果たしてどうなるだろうか・・・。
本日から2週に亘り、じっくりと話をしていく。いや、聞いていく。
心地よい疲労感が体を襲うことを期待したい。