この日は4月にしては珍しく大雨でした。
そんな日は外に出るのが億劫なので、
大抵の場合、地下のコンビニで弁当を買うか、
コンビニの隣にあるインドカレー店に行くかどちらかになります。
しかし、この日はランチの約束がありました。
雨だからといってキャンセルするわけにはいきません。
いくらどうでもいい相手でも約束は約束。
守ることが人気ブロガーのルールです。
こんな日に限って伏見でも近場ではなく、伏見シリーズではギリギリの場所。
錦三丁目にある「和食 宙(そら)」さんに行ってきました。
撮った写真もメチャ近めです。
離れた場所からの撮影はずぶ濡れになるのが、その理由。
こちらは錦三丁目を荒らしていた頃にちょくちょくお邪魔しました。
奥にある「おでん鈴」さんも隠れ家的な存在として利用していました。
当時は調子に乗っていましたが、そんな期間はあっという間に過ぎました。
大雨の日はお店も空いているのでしょうか。
とても静かでほぼ貸し切り。
半個室に通され、ドリンクが出てきます。
スパークリングでも白ワインでもありません。
ビネガードリンクです。
なんとなく健康に良さそうな感じです。
そうです。
この日に注文したのはこのランチ。
美容健康お膳
~33品目の食材を摂って身体の内側から美しくなるご飯~ 2000円
こんなふうに三段の器で提供されます。
女性が喜ぶのは間違いありません。
一番上に盛られているのはサーモンとアボガドのカルパッチョ。
亜麻仁油ドレッシングをかけて頂きます。
真ん中の器にはたっぷりと食材が並びます。
こちらがメインなんでしょう。
銀鱈西京焼き、新生姜冷やし茄子、ちりめんじゃこ出汁巻
小松菜のくるみ和え、海老のアーモンド揚げ、ツナ塩昆布たたき胡瓜、
プチトマトと茗荷の甘酢。
これだけスラスラ言えるなんて大したものです(笑)。
そして一番下はフィトケミカル7色野菜と蒸し鶏サラダかぼすジュレ。
いかにも体によさそうです。
全体的にはこんな感じになります。
手寄せ御豆腐も、黒米ご飯も体によさそうです。
たまにはこんな食事もいいですね。
ゆっくり会話もできるので、打ち合わせやお昼の接待に利用するのもいいかもしれません。
今回はいつもとは趣向を変えた伏見シリーズ。
ごちそうさまでした。
日本で公開されたのは2021年。
当時はあまり意識していなかった。
この一年で僕の韓国映画の見方が変わった。
本作が昨年あたりの公開だったら、劇場まで足を運んでいたかもしれない。
テーマ的に注目していた。
韓国映画は遠慮なしに事実を描く。
日本では到底難しい題材も真正面から抉る。
そこは見習うべきだと思うが、
簡単にそんなことができない事情もあるのだろう。
昔から韓国の政治は闇が多い。
(何も知識は持ち合わせていませんが・・・汗)
昨年見逃した「キングメーカー 大統領を作った男」も想像するに
闇を描いているだろうが、本作もそう。
そもそも韓国は大統領が殺されたり、拉致されたり、
退任後、逮捕されたりとネタが豊富。
そんな表現は失礼だと思うが、恰好の映画の題材になる。
いずれ日本でも昨年起きた事件をいずれ映画化されるかな?
仮に映画化できても30~40年後かもしれないね。
その時はもう生きていないか(笑)。
本作は1979年に中央情報部(通称KCIA)部長に朴正煕大統領が暗殺された事件を描く。
映画を素直に受け止めれば事件を起こした部長はむしろ正義。
病んだ韓国政府に翻弄されながら、自らの正当性をぶつける。
そのぶつけ方に問題はあるが、同情する声は多いだろう。
しかし、同情は同情。
実態が変わらなければ成長はない。
映画はそんなことが言いたかったのではないか。
大きな権力は人を変える。
大きな裁量権が人を誤った方向に向かわせる。
無責任にいえば、その繰り返しが行われているのが韓国ではないか。
映画はそれを全世界に披露することで歯止めをかけようしているのではないか。
そんなふうに考えたり・・・。
映画で歴史や倫理観を学べるのはありがたい。
当時の韓国の街並みや住まい、食事もあんな感じなんだろう。
それにしてもお酒の飲み方は豪快。
あれは酔ってスベって転んだんだよね・・・。
理想を求めることは必要。
理想を叶えた後、どうすべきか。
その理想を守り抜くのは難しい。
そんなことを感じた映画だった。
今日は少し宣伝させてもらう。
今年も名古屋ファミリービジネス研究会を開催することとなった。
今年でなんと7年目。
地道に取り組んできた勉強会だが、皆さんの力を借りてここまでくることができた。
自分でいうのもおこがましいが、おかげさまで満足度も高く好評。
その証として第1回の開催から連続で参加いただく経営者も複数おみえになる。
内容は毎年アップデートしているが、
そこまで継続して参加いただけるのはよほど気に入っているということ。
そうでなければ6年連続もあり得ないだろう。
きっと懇親会も楽しいんだろうね(笑)。
今年も豪華講師陣&事務局と一緒にこの会を盛り上げていく。
Webページにも詳細を書いてているが、ブログでも紹介しておこう。
Day1 6月6日(火)中小同族企業、何から始める?ブランディング/
「在り方」が9割!!ブランディングの真実
Day2 7月4日(火)『理念・価値観を守り事業を推進する』ための、
非同族幹部の育成と家訓・家憲の存在
Day3 8月1日(火)ファミリーミーティングのすすめ 〜学習するファミリーを育む〜
<対談>家族で語るこれからの事業承継
Day4 9月5日(火)効果的な事業承継、事業承継計画の作成
Day5 10月3日(火)講演会:だれもがキラボシ 笑顔あふれるテーマパークの秘密
Day6 11月7日(火)成果発表会
※いずれも14:00〜18:00
6月~11月の半年間、名大社のセミナールームで開催。
ここにはタイトルしか表記していないので、詳細はこちらからご確認頂きたい。
第7回名古屋ファミリービジネス研究会のご案内
今年のゲストも豪華な顔ぶれ。
家族で語るこれからの事業承継では株式会社ナカムラの父親とご子息。
そして娘婿さんにも参加いただく。
どんな話の展開になるのかは僕にも分からない(笑)。
ご講演は和歌山でテーマパーク「アドベンチャーワールド」を運営する山本社長。
三代目経営者としての取り組みを余すことなくご披露頂く。
参加される方には大きな刺激と学びになるはず。
この名古屋ファミリービジネス研究会のいい点の一つとして、
受講生と講師が一体となって学びあうこと。
自身の講座以外もフル参加頂き、一緒にディスカッションも行う。
振り返りも毎回のように行うことができるし、相談はいつでも乗ってもらえる。
メリット満載といえるだろう。
現在、6月からの受講者を募集中。
既にお申し込みも頂いているが、まだまだ受付は可能。
共に学びたい方は是非、お申し込みください。
お申し込みはこちら。
また、もう少し詳しく教えてほしいという方は直接連絡をください。
しっかりと説明させてもらいます。
6月からスタートする第7回名古屋ファミリービジネス研究会。
一緒に盛り上げていきましょう。
僕はバスケットボールの試合をほとんど見ない。
NBAのこともほとんど知らない。
それでもマイケルジョーダンの存在は知っている。
彼が世界を代表するスーパースターである事も知っている。
エアジョーダンの存在も・・・。
ただ、それだけ。
映画を通して知った事実は多い。
本作は実話を基に製作されたサクセスストーリー。
映画コラムニストであり企業人である僕はビジネスを舞台にした映画に惹かれる。
そこで繰り広げられる交渉や駆け引き、上司部下の葛藤がすこぶる面白い。
トップの判断として共感することも現場担当者として反発することもグイグイと引っ張られる。
世界トップの企業と名古屋のローカル企業。
全く違う世界とはいえ理解し得る場面は多い。
会社の業績に一喜一憂するのは世界共通なのかもね・・・。
舞台は1985年前後のNIKE。
大学生になった頃。
当時、NIKEは僕らの生活に馴染みはなかった。
一部の熱狂的なファンはいたと思うが、
流行っていたのはコンバースのハイカットであり、
アディダスのテニスシューズだった。
テニスはやらなくてもテニスシューズを履いていた。
未だに人気のスタンスミスは当時からあったが、
僕はステファン・エドバーグをカッコつけて履いていたんじゃないかな・・・。
そんな時代。
バブルを迎えようとする頃にこんなドラマがあったなんて・・・。
知らなかった。
映画のバックに流れるのも当時流行った洋楽。
タイトルもミュージシャンも出てこないが、耳馴染みのある曲。
映画を観ながらつい体が踊ってしまいそうな感覚も・・・。
ビジネスの現場と楽しい学生時代がオーバーラップする作品がつまらないわけがない。
いかにもアメリカ映画らしいNIKEを持ち上げるサクセスストーリーはぬぐい切れないが、
そこも含め上手くエンターテイメントに仕上げた演出には感動。
中年太りのマットデイモンもリアル感がありよかった。
企業理念の重要性も再認識できた。
一つの仕事の成果が企業のあり方さえ変えてしまう。
楽しみながらビジネスも学べる映画だった。
今回は1960年代をサクッと解説。
60年代に入ると馴染みのある映画監督も増えてくる。
僕が観たことのある作品もベストテンの中には毎年1~2本は含まれるようになった。
代表的な作品でいえば、
61年 用心棒(日本映画2位)
62年 椿三十郎(日本映画5位)、秋刀魚の味(日本映画8位)
63年 天国と地獄(日本映画2位)、アラビアのロレンス(外国映画1位)
64年 砂の女(日本映画1位)
65年 赤ひげ(日本映画1位)、サウンドオブミュージック(外国映画9位)
67年 日本のいちばん長い日(日本映画3位)、気狂いピエロ(外国映画5位)
68年 俺たちに明日はない(外国映画1位)、卒業(外国映画6位)
69年 少年(日本映画3位)、男はつらいよ(日本映画6位)、真夜中のカーボーイ(外国映画2位)
といったところ。
黒澤作品が多いが、結構、観たことある人も多いんじゃないかな。
ここ挙げたのはかなりのメジャー作品。
意外と日本映画だと上位の作品は一般的に認知度は低い。
今のキネマ旬報ベストテンでも上位はマイナーな映画が多いから、傾向は変わらないか・・・。
興行的にかなり厳しくなっていくのが60年代。
1958年の映画館の入場者が延べ11億2700万人に対し、
1963年には5億1200万人と5年で半分以下となった。
69年には遂に3億人を割り込んだ。
プロ野球チームを手放すのも、経営が厳しくなるのも当然。
テレビを敵対視するだけでも済まない。
今のようにドラマの映画化やテレビ局とのコラボなんて、考えもしない時代。
どんな世界でもピークは一瞬で過ぎてしまうわけね。
そんな中でヒット作を確認すると時代の傾向が理解できる。
興行収入ベストテンでは65年に網走番外地シリーズが3本、66年も同シリーズが3本ランクイン。
計6本は一切ベストテンには入っていない。
ヒットシリーズはどこまでも作ってしまうのは東映らしいのかもね。
ヒット作が偏る中で、監督も徐々に世代交代が進んだのもこの時期。
大島渚、篠田正浩、浦山桐郎など昭和生まれの活躍が目立ってきた。
ちなみに大島監督には一度、お会いしたことがあるし、篠田監督は岐阜出身。
少し身近に感じる(笑)。
アメリカ映画も大きく変わった時期のようだ。
ニューシネマと呼ばれる作品が増え、評価を得るようになった。
ハリウッドが描き続けた華麗で壮大な虚構から、現実に目を向ける作品が目立つ。
当時の社会背景も大きく影響しているのだろう。
年代を代表する作品を探っていくと時代性を反映している。
映画はその時代も教えてくれるわけね。
書き足りないことは多いが、これから更に深刻な70年代に入っていく。
続く・・・。
春らしい日が続きます。
お昼はぼんやりと出掛け、そのままどこかに消えてしまいたい気持ちになります。
今だったら、誰も気づかないのではないでしょうか。
それは案外と寂しいことかもしれません。
伏見周辺を歩きます。
会社から北に向かい、錦通を越えたすぐのところにあるお店に入りました。
「コリアンダイニングどんぐり」さんです。
この韓国語はどんぐりと書かれているのでしょうか?
コリアンダイニングと書かれているのでしょうか?
そんな質問をすること自体、失礼にあたるでしょうか?
あまり気にすることなく店内に入ります。
話題となった「別れる決心」のポスターが掲示されています。
見逃した映画コラムニストへの当てつけでしょうか。
評判はかなり高い映画です。
タイミングが合いませんでしたね・・・。
申し訳ありません。
いろんなランチメニューが並びますが、期間限定メニュー(毎日12食)を選びました。
限定メニューにめっきり弱い人気食べ物ブロガーです。
ソロンタンランチ 880円
まずはおかずとサラダが出てきます。
そして、ソロンタンとご飯が運ばれてきました。
「お~、これが噂のソロンタンか・・・」
どこで噂になったのかは知りません。
初めての注文で、初めて目にしました。
白いスープで中は何も見せません。
ソロンタンとは牛の肉と骨を長時間煮込んだスープのようです。
全く知りませんでした。
中身も知らずに限定メニューというだけで注文する人は他にいるでしょうか?
勇気ある行動として理解してもらいたいものです。
スープの中は春雨と牛肉がたっぷりと入っています。
ここは腕の見せどころ。
たまにはリフトアップ的にすくってみます。
これをご飯のおかずにして頂きます。
確かにおかずになるようなスープ。
味わい深くクセになりそうな感じです。
韓国料理には刺激を求めることも多いですが、
こういったしっとりしたスープもたまにはいいですね。
さんざん飲んだ後に〆のスープでもいいかもしれません。
ごちそうさまでした。
お店は女性のお客さんが中心でした。
韓国料理は女性に人気があるんですね。
本作は社会派サスペンスとか、
社会派エンターテイメントと紹介されているが、
重厚な人間ドラマと捉えていいだろう。
ズシリと重くのしかかり、つくづくよくないことが頭をよぎる。
最近観た「茶飲友達」のその後の世界といえるし、
親のこと、自分のこと、家人のことも含め考えざるを得ない。
高齢化社会が抱える避けては通れない問題だが、
誰もが自分に降りかからないことを願う。
名大社でも介護施設のクライアントは多い。
人材確保には相当苦労されている。
ああいった現場を見れば、献身性だけでなくストレス耐性がないと体は持たない。
それを温かく冷静な態度で仕事を続けた松山ケンイチ演じる介護士・斯波の覚悟は相当なもの。
そして彼が放つ言葉。
犯罪者として扱うことに戸惑いを覚えるが、犯した罪を考えれ極刑にあたるのも当然。
しかし、そこに迷いが生じるのは映画を観た多くの人。
2つの正義があり、理論的正しさと感情的正しさがぶつかり合う。
感情的正しさが理論的正しさを上回ることはできないが、理論的正しさは大いに揺らぐ。
長澤まさみ演じる検事大友の表情が全て物語る。
先日書いた「Winny」で今年の主演男優賞は東出昌大で決まりと言ったが、それは撤回。
松山ケンイチかもしれない(笑)。
対峙する松山ケンイチと長澤まさみのドアップが頭から離れない。
今年は家族の闇を描く映画が多いと感じるのは僕だけだろうか。
また3ヶ月あまりだが、そんなことを痛烈に思う。
そして、本作のカギを握るのは坂井真紀と戸田菜穂。
かつて2人とも好きな可愛い女優だったが、すっかり母親役が似合う年齢になった。
ネタバレは避けるが、180度異なる2人の想いや態度がまたこちらの気持ちを揺り動かす。
どちらも否定することはできない。
このあたりは映画を観て確認して欲しい。
一時期、坂井真紀は静かだったが、最近、よく見かけるようになった。
いい感じの中年女性を演じられる。
ある人を思い起こしてしまうのは、僕だけだがそれも悪くはない(笑)。
きっとこれからいい母親役を演じていくのだろう。
かなり辛い作品だが、僕らは自分たちのためにも観る必要がある。
そんなことを感じた映画だった。
ブログを読んで観ようと思っても、上映する映画館は少ないんじゃないのかな。
本作は観るかどうか迷いながら時間が経過。
珍しくハナリー島の大統領がブログで絶賛していたので観ることにした。
すでに上映は終盤。
映画館では一日1回しか上映しない頃。
ある意味、貴重な機会。
見逃したら後で後悔しただろう。
観てよかった。
人は素直じゃなきゃいけないね。
本作はスウェーデン映画のリメイク。
シンプルなストーリーだが、それが人の心をくすぶるのかもしれない。
題材としては日本映画にも合うじゃないか。
いずれ日本でも映画化されるような気がする。
アメリカよりも先に映画化すべきだったんじゃないの。
そんなことを思ったり・・・。
公開終了しているケースも多いので、少しだけネタバレすると、
(といってもほぼ解説と同じ)
町の一番の嫌われ者が隣人との付き合いで、
人間らしさを取り戻していくハートウォーミングな人間ドラマ。
なにがいいって、主役オットー演じるトムハンクスが素晴らしい。
さすがの演技力。
もうそんな老人役かと調べてみたら、1956年生まれなので僕よりちょうど10歳上。
奥さんに先立たれ人取り残された旦那って、こんな存在になってしまうのか。
自分とオーバーラップさせると何となく気持ちは理解できる。
僕には子供がいるが、同じような寂しさが付きまとうのかもしれない。
日本に限らず海外でも近所付き合いはとても難しい。
ありがたくもあり面倒でもある。
しかし、ふとした付き合いからなくてはならない存在になるのも間違いではない。
それが嬉しいコミュニティ。
そのためにはいくら嫌われ者でも人として信用は得なきゃならない。
筋が通った生き方は最後の最後は理解してもらえる。
変な頑固オヤジにはなりたくないが、正しい頑固オヤジも悪くないなと思わせてくれた。
大統領は頬伝うほどの涙が出たと言っていたが、僕はそこまで涙は出なかった。
そんなに涙するなんて、人に明かせない何かがあるに違いない。
しかし、しんみりと感動したのも事実。
おススメの映画ですね。
2ヶ月ほど前、RCの卓話で著者の理央周さんと数年ぶりにお会いした。
卓話もとても分かり易い内容でいい学びになった。
スライドもさすがのセンス。
僕もあんな感じで作れるといいけど・・・。
後日、ありがたいことに最近、出版された著書を送って頂いた。
マーケティング関連の書籍を以前はよく読んだが、すっかりご無沙汰状態。
たまには脳が退化しないためにも読んでおく必要がある。
こちらもいい機会を頂いた。
マーケティングや経営戦略は一通り学んだが、忘れていることも多い。
そして、時代と共に変化もしている。
原理原則は大きく変わらなくとも、
手法や環境が変われば取り組み方もそれに即した対応が必要。
本書では多くの事例を基に分かり易く解説している。
専門的な知識がなくても、すんなりと頭に入ってくる。
経営者や幹部メンバーは構造的に理解しておく必要はあるだろうね。
担当者や部門に任せるにしても、
最終的に組織をまとめる上で仕組は重要だし。
理央氏は大学で教鞭をとられたり、
首都圏でも活動されているが起業当時は名古屋が中心。
事例には僕が普段お世話になっている経営者の企業も取り上げられている。
全然知らない内容だったが、販路拡大において大きな成果を上げた。
身近なところで成功体験があると必要性はより感じる。
小さな気づきを顧客視点でどれだけ持てるかで自社の果たす役割も変わる。
分かっているようで分かっていないことは分析し検証しないと・・・。
基本に忠実に従うことはいつの時代も変わらない。
インサイトという言葉も当たり前に使われるようになった。
カスタマージャーニーもいずれ当たり前になっていくのかな。
僕自身が先端のマーケティングを実施するわけではないが、
どんな行動やコミュニケーションが必要かは常に意識しておかなきゃいけない。
改めてその重要性を認識することができた一冊。
ぜひ、読んでもらいたい。
ありがとうございました。
3月は一年を通してランニングのピーク。
何といっても2つの大会に出場。
名古屋シティマラソンと豊橋穂の国ハーフマラソン。
名古屋シティマラソンは先日のブログで書いた通り。
その2週間後に開催される豊橋穂の国は期間的には理想。
ハーフを走った感覚が体に残っている。
当然、タイムも前回よりは期待できる。
そんな想いを持っていた。
しかし大会の数日前から怪しくなってきた。
それは天気。
案の定、26日(日)の豊橋穂の国ハーフマラソンはかなりの雨。
自分一人で申し込みをしていたのなら、中止にしたかもしれない。
風邪をひいて仕事に支障をきたしちゃいけないと言い訳をして。
しかし、この大会は経営者仲間のランニングチームで参加。
誰も弱音を吐いたり、雨だから止めるなんて言わない。
必然的に一緒に出場することになった。
やはり雨。それも大雨。
開会セレモニーで鈴木亜由子さんや増田明美さんも挨拶されていたが、
集中して聞けた人は少なかったんじゃないかな。
僕は簡易なカッパを羽織り、スタートラインに立った。
そして、スタート。
途中、増田明美さんと並走したり、瞬間的に雨が止んで喜んだ時もあったが、基本、ずっと雨。
ところどころ大きな水たまりもあり、まるで障害物競争。
結果的にずぶ濡れ状態でゴール。
タイムはアップルウォッチで2時間5分27秒。
あわよくば2時間切りを目指していたが、名古屋シティよりも遅いタイム。
最後の2キロはしんどかった。
やっぱり雨の影響かな・・・。
それでも仲間と打ち上げで頂く焼肉は最高だった。
風邪も引かなかったし。
そんな3月のランニング距離は115km。
当然のようにノルマ達成!
パチパチ!
しかし、さほど距離は伸びていない。
大会に出た翌週は筋肉痛もあり、ほとんど走っていないのがその理由。
そこが高速ランナーとの大きな違いですね(汗)。
3月下旬は戸田川緑地公園も花や桜も咲き、気持ちよく走ることができた。
さて、この4月。
残すは23日のぎふ清流ハーフマラソンのみ。
3月の大会よりタイムを縮めたいが、暑さとの戦いになるだろう。
今月もコンスタントに走り、当日を迎えたいね。