これからも前向きに 名大社会長ブログ

映画「湯道」

「ゆどう」をPCで入力しても「湯道」とは変換されない。
華道、茶道とは明らかに異なる。
しかし、映画の中では湯の道は存在し、確固たる考えがある。
その考えも時代と共にも変化していくが・・・。

とマジメに語ること自体、あまり意味がない。
むしろ変換されない「湯道」がいずれ変換されるよう定着し安心材料になればいいこと。
近い将来じゃないのかな。
そうなると原作者小山薫堂氏も力を入れた甲斐もあるわけね。

僕は風呂好きだが、そこまででもない。
温泉も人並み。
サウナーでもない。
銭湯へは昨年4月にぎふ清流マラソン後に行ったくらい。
スーパー銭湯は行っても街の銭湯は行く機会もない。

本作は当初、僕の映画鑑賞リストには入っていなかった。
しかし、本作をモーレツに勧める経営者仲間がいて、文庫本とチラシと特製手拭いをくれた。

津市にあるおぼろタオルさんね。
ここのタオルは本当にいい。
ぜひ、使ってもらいたい。

それはさておきそこまでプッシュされて観ないわけにはいかない。
人のおススメは素直に従った方がいい。

とても心温まる映画。
きっとキネマ旬報の年間ベストテンには入らない。
興行収入もそこそこだろう。
超優秀作でもなければ超話題作でもない。

それでもこんな作品が日本映画には必要。
いつ時代にもその時々に大切な作品がある。
「湯道」がまさにそう。

物語は単純。
亡き父親が遺した銭湯を畳むか営業を続けるか、そんな話。
そこに銭湯に通う多くのお客さんが絡み合う。
お客さんにも小さなドラマがあり、銭湯の存在がカギとなる。
その中でもお風呂で歌う「上を向いて歩こう」には、ついホロっときてしまった。
いいね、あんな感じの人間ドラマも・・・。

銭湯を舞台にしているだけ裸のシーンが多い。
さすがに女優陣のシーンはないが、男優陣はまあまあ露出される。
総じて美しい。
見事な体格をしている。
主役である生田斗真や濱田岳は想像できるが、厚切りジェイソンがあんな筋肉質とは・・・。
どうでもいいところで感動してしまった。

本作を観るとなぜか銭湯に行きたくなる。
ビール派の僕でもコーヒー牛乳が飲みたくなる。

たまには人の温かさを描くほのぼのとした映画もいい。
おススメ、ありがとうございました。

映画「シャイロックの子供たち」

池井戸作品の映画化はほとんど観ている。
これまでは半沢直樹的よりも社会性の強い作品が多かったので興味をそそられた。
ドラマ半沢直樹も欠かさず観ていたが、映画までは・・・というのが正直な想い。

そんな意味では娯楽性の高い本作は迷っていた。
しかし、映画評論仲間の推しもあり、映画館に足を運んだ。
やはり人気があるのか、結構混んでいた。

予告編も上手く作ってあったし、
阿部サダヲは宣伝も達者なので、
いい効果が表れていると思う。
本作もロングランになるのか・・・。

ひと言でいえば阿部サダヲは阿部サダヲ。
キムタクはどんな作品でもキムタクだと言われるが、阿部サダヲも同じ。
どんな役柄でも彼の軽快な魅力が発揮される。

キムタクと違う点はその役柄の人格が阿部サダヲになる。
この意味、通じるかな?(笑)。
セリフではセリフではなく、彼の発する言葉。
そんなふうに感じてしまう。

映画の舞台は池井戸作品のド定番の銀行。
必ず悪役が登場する。
それを倒す正義が現れる。

それもド定番。
誰が正義で誰が悪役かは映画を観てもらえば分かるので割愛。
大体、想像はつくかな・・・。

映画を観ながら思ったこと。
未だに銀行の職場環境はあんな昭和チックなんだろうか。
営業会議での詰め方もその対処法も旧態依然。

実際、今もこんな感じなら銀行はかなり古い体質。
失礼な言い方になるが、今も古い体質だとは思う。
ただ未だにこれはないだろうと思ってしまう。

就活生が見たら、銀行を志望するのは止める。
イメージは悪い。
杉本哲太扮する副支店長なんて最悪な存在。
ああいった人が出世する時代はとうに終わったと思うけどね(笑)。

当たり前のように使用するATMがあんな仕組みとは知らなかった。
それはいい勉強。

肝心な映画だが、誰もが楽しめるような作品に仕上げている。
それをどう評価するか。
大喜びする人もいるだろうし、
その展開に疑問を感じる人もいる。

要は観る人次第。
それでいい。
描かれる人についても同じ。

些細な気の迷いを認める人もいれば、許せない人もいる。
倫理観もまちまち。
結局、どう自分に向き合えるかが重要。

何があっても職場である銀行にしがみつく時代は終わったと思う。
銀行に限らず全ての業界、企業にいえること。
自分を失くしてまで、そこで働く意味はない。
少しズレるがキャリアの授業にもマッチするかもね。

タイトルでもある「シャイロックの子供たち」。
映画を観る前までサッパリだったが、なるほど、そういうことね。

いい気づきを頂きました。

簡単そうで難しい ランニング日記2302

3月は僕にとってマラソンのピーク。
12日は名古屋シティマラソン、
26日には穂の国豊橋マラソンに参加する。

いずれもハーフ。
ガチンコランナーからすれば屁みたいなもんだが、
僕の場合はそれなりの覚悟がいる。

普段、ランニングする中でも20kmを走ることはない。
基本、休日は10km。
大会前でもせいぜい15km程度。
そのためハーフの大会はゴール前でフラフラ状態。

常日頃から長距離を走り込んでおけば、
もしくは元々身体能力が高ければ問題ないが、その類でない。
地道なランニング生活を送るしかない。

自分の実力を理解し、それでも継続することが大切。
3月の2度の大会参加を考えれば、2月はしっかりと走り込んでおきたい。

実際はどうだったのか。
2月のランニング距離は113km。
おかげさまで目標達成!
パチパチ!

目標達成は簡単そうに思われるかもしれないが、意外と難しい。
2月は28日しかない。
他の月と比べれば2~3日少ない。

意外とこれがジワジワと影響する。
特に2月は天候の問題だったり、
バタバタしていたりと思うようなランニングはできなかった。
結果、目標達成の日付はギリギリ。
月末の3日間で25km走った。

そんな2月だが、気持ちよいランニングもできた。
2ヶ月連続で皇居RUN。
最近は飯田橋に泊まることが多いので、九段下から南に下るが今回は逆。

東銀座に泊まったので北上し、グルリと一周。

静かな銀座を抜け、有楽町を通る。
そして皇居前の大通りに入る。

外出も増えた理由もあるかもしれないが、ランナーは結構多い。
東京駅を眺めるとちょうど日が昇るタイミング。

これもラッキーだね。
こんな爽やかな経験も、走っているからこそ。
そんな時間が大事なんだ・・・。

ちょこまかちょこまか走っていたが、思うように距離は伸ばせなかった。
来週末の名古屋シティマラソンはちょっと心配。
昨年はボロボロだったし・・・。

今シーズンからはタイムは気にせず、気持ちよく走ることを大切にしたい。
今はそんな想い。
実際、スタートすると180度気持ちは変わるかもしれないが・・・。

まずは名古屋シティマラソンを楽しみながら走りたいね。

ファミリービジネスアドバイザーになってみませんか?

たまには所属する団体のこともご案内しよう。
今、僕は一般社団法人日本ファミリービジネスアドバイザー協会(FBAA)に所属。
不思議なことに昨年秋から執行役員も務めている。

ファミリービジネスアドバイザーの資格は2014年に取得し、
名古屋ファミリービジネス研究会をはじめ、このブログでも活動を紹介している。
今年6月から開講する第7回名古屋ファミリービジネス研究会は改めてご案内するが、
今日はこの協会と基礎講座についてお知らせしたい。

FBAAはファミリービジネスの永続的発展を支援する
ファミリービジネスアドバイザーの養成と交流を目指す日本で初めての協会。

HPのコピーをそのまま引用させてもらった。
それが一番間違いない(笑)。

毎年、アドバイザー養成の基礎講座を開講し、
先月2月には11期の認定講座の修了式が行われた。

僕の仲間も受講し無事に修了。
これから一緒に何かやっていくかもね。
そうそう、第1期上級講座の修了式も同時でした。

現在、4月から開講される第12期基礎講座の受講生を募集。
詳細はこちら

僕のような非同族経営者は珍しく、多くは同族企業経営者や後継者、
それに関わる士業(弁護士、税理士など)やコンサルタントが中心。
ファミリービジネスで重要なことを学び、
自社の経営やクライアントにサポートに活かしてもらおうというもの。
僕自身の立場は少し異なるが、
学んだことや培った経験が今の自分を構成する要素になったのは間違いない。

基礎講座は半年間のプログラム。
リアルとオンラインをフル活用し、座学とディスカッションを織り交ぜながら徹底的に学ぶ。
しんどいレポートもある。
これが今後に役立つというわけだ。

FBAAの活動の一環として定期的にセミナーも開催。

2月22日には昨年、名古屋ファミリービジネス研究会でも招いた株式会社エスワイフード(世界の山ちゃん)の山本代表が登壇。
評判はすこぶるよかった。
同日の午後にはFBAA西川理事長が名古屋で講演もされたり・・・。

まだまだ東海地区の資格取得者は少ないが、少しずつ活動の輪を広げている。
少しでも興味のある方は3月8日、20日に相談会も開催されるので参加してもらいたい。
こちらがその詳細

もちろん僕に聞いてもらってもいい。
まずは12期基礎講座のご案内。

どうぞよろしくお願いします。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その243

3月に入りました。
春の訪れはもう少しだと感じるようになりました。
ここ数日は暖かいですが、朝晩はまだまだ寒いですね。

ここはやはりラーメンにしようかと迷いますが、
先週はかなりの量をアップしました。
お腹いっぱいの読者も多いでしょう。

サービス精神旺盛の人気食べ物ブロガーが考えるのは読者の満足度。
個人の欲望は横っちょに置いておきます。
しかし、体は温かいものを求めます。
そこは素直に受け入れ、季節に見合った食事をします。

三蔵通を名古屋方面に向かいます。
最近、このあたりもホテルが続々とOPENしています。
コートヤード・バイ・マリオット名古屋がOPENしたのはちょうど1年前。
このホテルの手前にある「もつ煮込みうどん 和久」さんに行ってきました。

こちらのOPENは4年半前なので、比較的新しいお店。
だからでしょうか、ふれこみは「新名古屋めし」。
どこが一体、新なのでしょうか。
せっかくならイマドキっぽく「シン・ナゴヤメシ」の方がいいような・・・。
時代に流されてはいけません(笑)。

お店の定番はもつ煮込み。
もつ煮と味噌煮込みうどんが同時に味わえるというお得さ。
このあたりが新なんでしょうね。
多分・・・。

注文したのは新ではなく、辛もつ煮込みうどん 900円

グツグツと煮えたぎった状態で登場します。
味噌煮込みに必須なのはご飯。

どうしても体が欲します。
ランチタイムはライスか卵か味噌汁がサービス。
ここは無条件でライス・・・。

そして必要になるのが紙エプロン。
味噌煮込みは100%の確率で出汁が飛びます。
過去、酷い目に何度も遭遇しているので、気をつけなければなりません。

辛味噌を溶かしながら頂くと程よく汗をかき、いい状態になります。
そして予想以上のもつの量。
ちょっと分かりずらいですね。

こちらをご飯に乗せ、もつ丼することも。
上品な食べ物ブロガーは止めておきましたが・・・。

こちらのうどんは味噌煮込みとしては若干柔らかめ。
某店のような固いのが苦手な方はいいのかもしれません。
人間火力発電所になりながら、瞬く間に食べ終えてしまいました。

きれいに出汁も飲み干しました。
土鍋は決してきれいではないですが・・・。

もつを別皿に乗せてお酒を頂くなんて、セコイことも考えました。
ごちそうさまでした。

映画「フェイブルマンズ」

本作も試写会で鑑賞。
ありがたい機会に恵まれている。

本作の上映時間は151分。
今年の話題作はなぜか長いと思うのは僕だけだろうか。
僕の理想は115分だが、これだけ長時間作品が続くと体が慣れてきたり・・・。
問題はトイレだけ(笑)。

既にあちこちで話題になっているので、さほど情報共有も必要ない。
ゴールデングローブ作品賞も受賞しているし、
アカデミー賞も7部門ノミネート。

僕のブログ次第では更に大ヒットが期待できる。
ここは頑張って書かなきゃいけないね。

監督であるスティーブン・スピルバーグの自伝的作品も周知の事実。
幼少時代の映画との出会いからその世界に入るまでの青年期までを描く。
これはネタバレじゃないよね。

僕も学生時代から自主映画を製作。
撮影から編集まで自身で行う姿を観ながら、
僕自身の学生時代を思い出してしまった。

なんだそりゃ・・・と思われるかもしれないが、
大学時代は脚本を書き演出をし編集もしていた。
時々撮影もしたが、基本カメラは得意な仲間に任せていた。

今から36、37年前。
当時は8mmカメラ。
映画の舞台は1950年代のアメリカ。
同じく8mmだが、僕らが使っていたよりも性能がよさそう。
80年代の日本の貧乏学生より、
50年代のアメリカのやや富裕層の学生の方が機能は優れていたわけか・・・。
スピルバーグも僕も知恵を絞りながらもがいていたわけだ。

映画界の巨匠と同じような行動をしていたと確認できただけで嬉しい。
ほんの少しの才能の違いで歩む道が変わっただけか・・・。
何事も前向きな解釈が必要。
実際は圧倒的な能力差があるが、
その背景には育ってきた環境面も大きい。

本作の主役はサミー・フェイブルマン。
タイトルは家族を表す。
両親から受けた影響により才能の花が開いたといっていい。

もちろん受け継いだ血は大きい。
それは父親であり母親。
そして育った環境。
そのおかげで今の地位の基礎を築いたと考えられる。

それはここまで個性的な親でなくとも、誰しも考えられること。
血と環境で人の能力は広がっていく。
そんな意味では子育て真っ最中の親御さんが観るのはいい学びになるのかも・・・。

映画を愛する人たちは間違いなく吸い込まれていく。
どんな反響かも楽しみ。

そして改めて思ったこと。
スピルバーグ監督作品を見直してみようかと。
観ていない作品も多いしね。

映画「いつかの君にもわかること」

2023年が始まって2か月足らずというのに鑑賞した映画は偏っているように思える。
実際はジャンルも違えは国も違うが、共通したテーマが存在する。

それは「死」。
特に意識したわけでもない。
それに関する映画を選んでいるわけでもない。
たまたまに過ぎない。

ファミリア、とべない風船、モリコーネ等々。
しかし、僕の根っこで潜在的に向き合う要素があるのかな・・・。
そんなことはないか。

最近だと「すべてうまくいきますように」
これは高齢の父親と娘を描いた作品。
立場的には理解しやすい。

本作を比較すると真逆。
そしてかなり辛い。
余命僅かなシングルファーザーと小さな息子の家族探しの物語。
どうやら実話を基に作られた作品。

僕らが知らないだけで、このようなケースは意外と多いのかもしれない。
世の中には自分の意志でコントロールできないことは多い。
自己責任とは遠い話。

しかし、当事者は自己責任と捉え自分を責める。
息子の将来の幸せを最優先しながら、自身の在り方と葛藤する。
気持ちが揺らぎながら、感情を押さえながら、淡々と時間が過ぎていく。

死が目前であっても日常は普段とさほど変わらない。
変わらない日常でも微妙な変化に親子は気づく。
幼い息子は言葉にできなくても、変化を感じ取り行動にも表れる。
子供らしいわがまま・・・。

派手さはない。
お涙頂戴でもない。
互いの感情が大きく乱れることはない。

故にせつない。
故に悲しさがグッとこちらに押し寄せる。

親子を描く作品を観る度に自分の役割を考えさせられる。
健やかな家庭は健やかな子供を育てる。
荒れた家庭は荒れた子供が育つ。
全てではないが映画の世界も現実も同じ。

だからこそ、自分はどうあるべきか。
それを真摯に受け止める。
しかし、どうにもできない世界があるのも事実。

父親と息子の表情が全て表している気がしてならない。
何が一番大切なのか。

いつかの君にもわかること。

そう願ってまっとうするしかない。
今、瞬間はそうでなかったとしても・・・。

本作は2020年の製作。
もっと早く公開されてもよかったよね。

亀裂 創業家の悲劇

「こういった書籍がファミリービジネスのイメージを悪くするんだろうなあ~」
読み終えてつくづく感じた。
それは本書を非難しているのではない。

その事実は事実として受け止め、現状の問題をあからさまにしなくてはならない。
そうすることで少しは同族内のゴタゴタが改善するのだと思う。
この類と同等に「世襲と経営」のような魅力を伝える書籍が話題になれば、
イメージに左右されることは減る。

本書は8社(厳密には9社)のお家事情が描かれている。
当然だがノンフィクション。
取材や膨大な資料を基に著されているので誤りはないはず。
誇張した表現はあるが、それは少しでも辛辣な事実を伝えるための手段。

登場するのは僕もちょくちょく話題にした大塚家具をはじめ名のある企業。
ロッテ、セイコー、ソニーなど業界トップ企業も多い。
あまり表ざたにはならないが、目立たないところで一族間の衝突が起きる。

ほとんどは権力と財産に関すること。
怪しげな会社に大金を騙し取られるケースも多い。
いわゆる「M資金」。
客観的に冷静に判断すれば分かりそうだが、
当事者になると一点しか見えなくなってしまうのか・・・。

欲がなければ事業を成功させることはできないが、その欲は収まることはない。
原動力になるのは間違いない。
僕のような小市民は一定のところで満足してしまうから、
大きな成功を収めることはできない。
その点、大きな違いがあるが、その分、大きく間違えることもない。
どっちがいいのかな(汗)。

英才教育を受けた親子でもいがみ合いは起きる。
二代目や三代目はどんなに頑張っても創業者にはなれない。
やはりジェノグラムで関係性を明確にするのも大切だね・・・。

描かれるのはマスコミを取り上げるようなスキャンダラスな側面。
これは氷山の一角。
この規模ではないにせよ、同じようなゴタゴタはあちこちに存在する。
簡単にお金で解決できないので、却って後を引きずるのかもしれない。
その臭いを嗅ぎつけてニコニコとやってくる連中もいるだろうし。

久々にドラマ「ハゲタカ」を思い出してしまった。

世の中は金だ。
金が悲劇を生む。

気をつけないといけない。
いい勉強になりました。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その242

まだまだ寒い日が続きます。
温かい食べ物を体が欲します。
そんな時に紹介したいのがラーメン。
月1回はこの食べ物ブログでもアップしたいところ。

しかし、紹介するお店はすでに紹介済み。
新しいお店がそうそうあるわけではありません。

頭を悩ませながら歩きます。
するとどうでしょう。
そんな人気食べ物ブロガーの姿を察してくれたお店がありました。

会社から北に向かい錦通を越えたところにある「味噌こうじ」さんです。

そうですが、看板は「ラムなご」というジンギスカン料理のお店。
店構えもラーメン屋さんっぽくはありません。

調べてみると、昼間だけ間借りしてラーメン店を営業されています。
シェアや共有が時代の流れ。
店舗も上手に活用しなければなりません。
こんな使い方も悪くはないでしょう。

張り紙をみて、夜の来店きっかけになる可能性もあります。

こちらは味噌をベースにしたラーメンをいくつか提供しています。
まだ寒いので、ほんのり汗をかくラーメンを注文しましょう。

赤味噌ラーメン 900円

どうです?
この色具合。
ピリ辛味噌が麺に絡み合い、食欲が増してきます。
魚介出汁のマイルドさが見事に味噌と合い、絶妙な味わいを演出します。
ほんのりかく汗も気持ちよさに変わります。

こうなると欲しくなるのはご飯。

ランチは小ライスがサービスなので、やむを得ず頼むしかありません。
ミソとメシにグッとくるのは日本人の証。
美味しく頂きました。

ここでブログを終えたいところですが、
前回のラーメンブログが好評だったので、この1か月間のラーメンを紹介しましょう。
第2弾ですね。

レアチャーシュー鶏中華そば

台湾くもたま麺

台湾ラーメン

担々麺

ベトコンラーメン

期間限定 魚介豚骨ラーメン

醤油豚骨チャーシュー麺

どのラーメンがお好みでしょうか?
にんにくたっぷりのガツン系ラーメンが多い気がします。
冬だから仕方ありません。

来月末も同様の企画を提供できるでしょうか。

ごちそうさまでした。
今回も美味しくラーメンを頂きました。

どうする就活生

2月も下旬に入り、学生の就職活動も本格化してきた。
名大社としてもクライアントの採用支援の真っ最中。

息子も大学3年。
甥っ子2人も大学3年。
絶賛、就活中である。

一見、就活の現場は盛り上がっているように思えるが、必ずしもそうではない。
例年に比べ温度差は激しいと感じる。
早い学生は相当前から動き出し、昨年の夏には内定を獲得。

そんな学生は珍しくはない。
一方でまだほとんど活動していない学生も多い。
これは僕の印象だが、今年は活動量の少ない学生が例年よりも多いように思う。

理由はいくつか考えられる。
今の大学3年生は入学段階でコロナの影響をもろに受け、そもそも大学に行っていない。
圧倒的に横も縦も関係は希薄。
それは友達や先輩だけでなく、社会人との接点も含めいえること。

SNSでの情報は豊富にあるがリアルな情報は乏しい。
リアルの場の行動は消極的。

そして学生にとっては有利な条件ともいえる人手不足感。
就職環境は悪くはない。
これも危機感の欠如に繋がっているだろう。

そんな状況下での就職活動戦線のため、全般的には活動量は少ない。
現時点でインターンや説明会の参加者数は一部の企業を除き、苦戦しているのが実態。
1月末に開催された大学キャリアセンターとの交流会でも、
大学のキャリア担当者が学生の集まりが少ないことを嘆いていた。

1月に開催したジモト就職応援フェアでも多くの学生さんに参加してもらったが、
面談企業数は少なかったんじゃないかな。

以前参加した息子もすぐにお腹いっぱいになったし・・・。

一方で2月のONLINEジモト就職応援フェアはむしろ質問は多かった。

アンケートでは内定率は約20%。
これは例年より多い。
なかなか動きが読めないのが今年の学生じゃないかな。

僕もいろんな方に学生動向を聞かれるが、傾向が見出せないので返答に困ったり・・・。
何となく就活して何となく内定を確保。
そんな予測ができなくもない。
却って長期化するという読みも・・・。

来週27・28日は今シーズン最大のイベントジモト就職応援フェア。
詳しくはこちらから

このイベント結果から就職戦線の先が読めるかも。

どうする就活生。
家康のように悩むだけでなく、要所要所の行動は大切にしてもらいたい。

これからの活動を期待しているぞ。