最近、実話を映画にした作品を観ることが多い。
外国映画はほとんどそうじゃないかな。
「アウシュビッツ・レポート」
「MINAMATA」
「コレクティブ国家の嘘」
コレクティブ~はそもそもドキュメンタリーか。
映画をより楽しむなら「007ノー・タイム・トゥ・ダイ」や「エターナルズ」の方がいいが、
どうも足がそちらに向いてしまう。
それもネガティブなテーマばかりに。
ノー天気な性格から脱しようと秘かに企んでいるのか、単に病んでいるだけなのか。
真面目に言えば映画を通して社会の闇を感じたいんだろうね。
その意味では本作はアメリカ社会の闇そのもの。
いつも思うことだが、そんな作品を堂々と制作するアメリカ映画はやっぱ凄いね。
さすが自由の国。
忖度なんて言葉はないんだろう。
本作がどこまで忠実に実話を描いているかは不明だが、想像するにより現実に近いのではないか。
派手なパフォーマンスもなければ、必要以上に悲劇を演出するわけでもない。
あくまでも事実を正確にあぶり出す。
そんな気がしてならない。
それが却って恐怖心を煽り、国家の危うさを知ることになる。
オバマ大統領も柔軟な態度ではないんだ・・・。
ちょっぴり残念。
やはりその事実を認めたくはないんだろうね。
仮に僕が大統領であっても、
(あり得ないことだが)
闇に葬りたい気持ちは芽生えるだろう。
国の評判を落とすだけだし・・・。
他の国でも同じような事件は起きていると思うが、
アメリカ映画のように堂々と発信できないだろう。
日本も中国もどこかも・・・。
その時点であっぱれかもね。
やっぱり正しさをもみ消したらいけないと思うんだよね。
残念なのは映画でしかこの事実を僕は知ることがない。
単に自身の知識不足もあるが、このニュースはどこまで国内に入ってきたのだろうか。
結構、素通りだったりして。
そう思うとミリオン座には感謝しなきゃいけない。
本作で久しぶりにジョディーフォスターを観た。
随分と年を取られたと思ったが、それは当たり前。
よく作品を観た時代は僕も20代だったわけで、彼女が60歳になるのは自然な流れ。
それでも老けていないし、カッコよさも感じる。
いい年齢の重ね方をしている女優だ。
先日、たまたま若かりし頃のブルックシールズを観たが、
彼女は一体どうしているのだろうか。
いかん、本作とは全然関係ない方にいってしまった。
今年の中でも重厚な社会派映画で観るべき作品だが、
唯一、ケチをつけるとすれば映画タイトル。
”黒塗りの記録”は必要ないと思うんだけど、僕だけかな。
年に1回か2回は名古屋グランパスや中日ドラゴンズのことはブログに書いている。
しかし、今年はさっぱりな状態が続き、地元名古屋人として、
また名古屋の名物名大社として不義理な時間を過ごしてきた。
これではいけないと思い、昨日はドラゴンズのことを書いた。
厳密にいえば違うが、ドラゴンズへの期待感は伝わったはず。
そうなるとグランパスのことを書かないわけにはいかない。
もう一週間前になるが、YBCルヴァンカップを制覇した。
優勝、おめでとう!
やっぱり贔屓にするチームが勝つのは嬉しい。
11年ぶりのタイトルだから、当時はストイコビッチ監督の時代。
その頃は結構ブログにも書いていたし、今より選手にも詳しかった。
2010年はグランパスもドラゴンズも優勝。
リーマンショックの影響がまだ残ってはいたが、何かと勇気づけられた。
社長に就任し浅い時期だったが、その優勝があったからこそ、背中を押され頑張れた。
ピクシーは監督としても華があり、何かと惹きつけてくれた。
西野監督から小倉監督になり、瞬く間にJ2に降格。
風間監督がJ1に復帰させ、期待したものの成績を残せなかった。
面白いゲームはやっていたが、勝てなきゃ意味がない。
「嫌われた監督」にならないと・・・。
そして現体制へ。
グランパス愛は変わらないが、
悲しいかないつまで経ってもフィッカデンティ監督の名前をスラスラ言えない。
ランゲラックは言えるが、シュヴィルツォクはスラスラ言えない。
顔と名前が一致しない選手も多い。
それでファンを語るなと叱られそうだが、
勝利したゲームのニュースは極力観るし、順位はいつも気にしている。
そろそろスタジアムにも行こうと思うが、豊スタは遠くて億劫なだけ。
瑞穂なら行っていたと思う。多分。
これは先週日曜日の中日新聞。
グランパスにこれだけの紙面を割いたのは久しぶりじゃないか。
名古屋 揺るがぬ赤い壁。
とてもいいコピー。
直前まで不甲斐ない試合が続いていただけに、ルヴァン杯の優勝は大きいし嬉しい。
フロンターレの優勝は決まったが、この勢いでリーグ戦は3位を狙ってほしい。
そして、来シーズンこそ、更なる高みを目指してほしい。
グランパスもドラゴンズもブログネタをもっと作ってほしい。
そうすれば監督名も選手名もスラスラいえると思うし・・・。
改めて、ルヴァン杯、優勝おめでとう!
名ばかりのドラゴンズファンだが、読んでおかなくちゃいけない。
僕の周りにも本書を絶賛する人も多かったし・・・。
絶賛した一人タカイは今週のブログでアップしていた。
ネタ被りだが、ここはやむを得ない。
感想を一言で言ってしまえば、いやあ、メチャクチャ面白かった。
グッとくる場面も多かった。
興奮もした。
やはり大切なのは言葉か。
その言葉の重さが一人の選手の行動を変え、選手としての価値も変える。
元日本ハムファイターズの白井氏の言葉とは異なる。
コーチングの世界ではないが、相手に気づかせる点においてはそれに近い。
魔法の言葉ではないが、受け取った側は後になって魔法の言葉と気づく。
本書のことはいろいろと書きたいが、どこから書けばいいのだろうか。
タカイのような難しい表現はできないし・・・。
ビジネス本でもあるがスポーツノンフィクションのジャンル。
さらにいえば私ノンフィクション。
このジャンルは久々に読んだ。
著者の鈴木氏は落合監督に随行しながら、
(彼は名古屋の高校を出て名古屋の大学の出身。それだけでも身近に感じる)
そこから受ける印象を一人称で表現している。
沢木耕太郎氏の世界であり、金子達仁氏が中田英寿と共に過ごした世界。
著者がどこまで影響を受けているかは不明だが、そんなことを感じた。
雑誌「Number」も全然読めていないので最近の傾向はわからないが、目線はあくまでも主観。
そこに客観的事実が入るため、より落合氏の人物像が明確になる。
嫌われている人物として描かれているが、そこには最大の愛とリスペクトがある。
そんな気がしてならない。
鈴木氏は落合氏との8年間を通し自分のキャリアを築きあげた。
その感謝の念も本書に間接的に表現されているように思う。
落合氏は一流の選手を作っただけではなく、一流のライターも作ったのか。
やはり育てたというべきか・・・。
それも著者に投げかけた言葉から始まっている。
「お前はもっと数字を残せる。一流ってのはな、シンプルなんだ。前田を見ておけ」
「五年、だからな」
「野球ってのはな、打つだけじゃねえんだ。お前くらい足が動く奴は、この世界にそうはいねえよ」
本書に登場する選手に発した言葉。
言葉は乱暴で素っ気ないが、選手は気づき、勇気づけられ、自分の果たすべき役割に立ち向かう。
きっと投げかけても気づかずに終わった選手もいるはず。
そこに救いの手は差し伸べない。
気づかなければそれで終わり。
ある意味、それがプロの証明だと落合氏のメッセージに思えてくる。
落合氏の魔法の言葉は勉強になるが、残念だが企業では使えない。
しかし、妥協を許さない、すべての評価は結果、好き嫌いも差別もない。
そんな姿勢は企業の責任者やマネージャーは学ぶべき。
やはりビジネス本か・・・。
ドラゴンズの球団や親会社の派閥が描かれているのも面白かった。
大島派、小山派なんて顔が浮かんでしまうじゃないか(笑)。
いずれにしてもチームは強くないとなんら説得力は生まない。
果たして来シーズンのドラゴンズはどうだろう。
立浪新監督に期待したい。
と本書とは関係ない終わり方だが、おススメの一冊であるのは間違いない。
朝晩がめっきり寒くなってきた。
10月初旬までは朝のランニングもTシャツ、短パンがちょうどよく、
走り終える時には汗でぐっしょりの状態だった。
それが10月中旬から一気に冷えて、走り出す時はTシャツ、短パンでは寒いくらい。
走り終えるといい感じで汗をかく状態。
ランニングは季節をより感じさせてくれる。
そんな10月はかなり順調なペースで走っていた。
10月11日の時点で目標の半分50kmを超えていた。
これは余裕、余裕。
楽勝でノルマ達成とほくそ笑みながら走る日も多かった。
そんな時ほど危険。
余裕があると走るべき日をサボったり、予想外の雨が降ったり。
飲み会の回数も増え、朝4時過ぎの起床も厳しくなったり・・・。
5時半すぎないと明るくならないし・・・。
では、実際どうだったか。
なんとか10月30日をもって目標達成。
ちょうど100km。
実際は100.5km程だが、キリのいい100にしておこう。
連続の目標達成。パチパチ。
本当は京都に出掛けた際に朝RUNしたかったが、嫁さんに有無を言わさず却下された。
濡れたTシャツは気持ち悪いみたい(涙)。
当然ですが・・・。
10月は季節の変わり目でもある。
僕が休日に走るコースも季節感を感じる。
戸田川緑地公園までは農道(?)を走るが、稲刈りの段階。
今日現在ではすっかりきれいな田んぼになっているだろう。
戸田川緑地公園の島畑も稲架に掛けて天日干し。
最近、こんな風景はめっきり見なくなったけどね。
コキアも美しい。
ところどころに目を置いてあるのはジブリを意識しているのか・・・。
写真を撮ったから気づいたが、普段なら気づかずに走り去っていた。
こんな気遣いに子供たちは喜ぶだろうね。
花も美しい。
そろそろマラソン大会も復活するだろう。
早々に来年4月のぎふ清流ハーフマラソンにはエントリーしたし・・・。
今はせいぜい10kmしか走らないが、ハーフマラソンを走るならもう少し距離を伸ばさないといけない。
いくら目標を達成したからといってもハーフを走る体力はない。
さて、11月。
連続で目標はクリアできるだろうか。
もう忘年会も始まってきてるしね。
頑張っていきたいね。
しばらく遠征していましたが、伏見に戻ってきました。
この界隈も少しずつ活気を取り戻しつつあると感じます。
年末に向けて、さらに盛り上がってほしいと願うばかりです。
自分自身も盛り上げていきたいですが、少し節約が求められます。
先週は気づいた時には家族の前で大盤振る舞いをしていました。
酔って気持ちが大きくなるのは身内でも他人でも変わらないようです。
気をつけねばなりません。
そんな時に相応しいお店に参りましょう。
会社から西に向かった伏見第一ビルに向かいます。
地下1階にある「餃子センター肉汁屋 伏見店」さんに行ってきました。
こちらの地下のお店を紹介するのは4軒目。
閉店したお店があるのは残念ですが、このあたりも飲食店は激戦区。
緊急事態宣言解除後はより競争は激しくなるでしょうね。
こちらはかなりお値打ちなお店。
夜は2500円の飲み放題もあるようです。
そうなるとお昼も当然お値打ちでしょう。
ランチを眺めると500円のメニューが並びます。
あんかけカツ丼、どて煮丼、天丼、麻婆丼、唐揚げ丼、ミックスフライ定食・・・。
ご飯も無料で大盛りにしてれます。
給料日前の独身サラリーマンにとってはなくてはならない存在です。
コスパが一番いいのはミックスフライ定食ですが、ここは泣く子も黙る人気食べ物ブロガー。
そこはあえて外して注文します。
「すいません、炊き餃子定食をお願いします。」
注文を終え、しばらく店内を見渡します。
いろんなメニューがぶら下がっています。
NTKG、KTKG、JTKG、PTKG・・・。
299とか399とか小さく表示されています。
「えっ、これが値段?。NTKGって一体ナニ?ナニ?」
人気食べ物ブロガーの想像力を駆使してもさっぱり分かりません。
「お待ちどおさまでした。」
「あっ、いやっ、あの~」
喉を整え聞こうとすると
「ごゆっくりどうぞ!」
お姉さんはそそくさと別のテーブルに行ってしまいました。
炊き餃子定食 500円
炊き餃子は初めて頂きます。
調べてみると福岡のご当地グルメと分かりました。
スープで食べるのが一般的のようですが、500円の定食はカラシが一般的なんでしょうか。
福岡出身の※※さん、教えてください。
ついでにNTKGも・・・。
餃子をカラシで食べるのは初めての経験。
こちらもコスパは十分いいといえるでしょう。
お金のない時の選択肢としてとっておきたいですね。
ごちそうさまでした。
KTKGって、何でしょうか?
先週は休みをもらい京都に出掛けた。
一つの目的は京都に下宿する息子の生存確認。
何とか元気にやっていてよかった。
まだまだ学生生活は不自由なようだけど・・・。
そして、もう一つは秋の京都を愉しむこと。
せっかくお邪魔するのであれば、名所を散策したい。
事前に京都通の愚か者副本部長の櫻山さんにオススメを教えてもらったが、そこには行けず。
(すいません・・・)
通すぎるスポットのため、家人には時期尚早。
もっと修学旅行的な観光が求められた。
立場の弱い僕は素直にそれに従うのみ。
まずお邪魔したのは三十三間堂。
僕は7年振りだが、家人は初めてか小学校の修学旅行以来。
どうしてもここに来たかったようだ。
初めて知ったがこちらの駐車場は無料。
京都に観光スポットは溢れるが無料の駐車場なんてほとんどないんじゃないか。
どうでもいいところで感動してしまった。
撮影がOKなのは庭園と外観のみ。
堂内の1001体の観音像はいつ見ても圧巻。
躍動する風神と雷神像にも感動。
900年ほど前にこんな完成された像が作れるなんて・・・。
マールブランシュ ロマンの森に立ち寄った後は銀閣寺へ。
紅葉の見ごろは1ヶ月後くらいだろうか。
ただそんな時期だと混雑してゆっくりもできない。
入場制限の可能性もある。そんな意味では今の季節で十分。
外国人観光客も見られたがほんのわずか。
展望所からの眺めでも十分秋を感じることができた。
夜は先斗町で息子も一緒に食事。
マールブランシュを運営する株式会社ロマンライフさんの直営店。
役員の方に川床を予約してもらったが、寒かったので店内で・・・。
美味しい串揚げとワインを頂いた。
翌日は宇治方面へ。
こちらも修学旅行的。
実際に修学旅行で訪れる高校生、中学生、小学生が多かった。
僕も家人も初めてお邪魔した平等院。
残念ながら鳳凰堂の堂内が修理のため正面扉は閉まったままの状態。
阿弥陀如来像を拝むことはできなかった。
鳳凰堂内拝観も1回に8名までの入場制限で1時間半待ち。
諦めざるを得なかった。
それでも鳳翔館の鳳凰や菩薩像は迫力があり見応えがあった。
宇治川は美しく流れる川。女子高生が騒ぐ姿も初々しかった。
これでとりあえず目的は達成。
修学旅行的な行動に満足したが、まだ時間が合ったのでどっかないかとググってみた。
近場に魅力的なお寺があったので行ってみることに。
狭い道を通り駐車場に入ると一台も停まっていない。
うちの車だけ。
受付に向かうも誰もいない。
急に不安になってきた。
そこは明星山 三室戸寺。
こちらのお寺はアジサイやツツジが有名。
参拝の時期を間違えたか…と思ったが、そんなことはなかった。
急な階段を上っていくと本堂があり、鐘楼と三重塔。
誰もいないと思っていたが、結構体力のある年配者が力強く歩いていた。
こちらも一か月後が見頃かもしれないが、石庭も池泉も十分美しかった。
ベンチに座りまったりと贅沢な時間を過ごさせてもらった。
人が少ない方が楽しめることもある。
不安だった分、いい意味で期待を裏切られた。
いやあ~、いいね、京都。
知ってる場所も知らない場所も・・・。
そんな感じで修学旅行的に秋の京都を愉しませてもらった。
次回はそろそろ大原かな。
名大社では年に数回、全員で懇親会を行う文化がある。
新入社員の歓迎会もそう。
大昔からあったかは定かではないが、一昨年までは行ってきた。
それがコロナになり、会社で行う懇親会が一切なくなった。
昨年入社したクボタ、マツモトにも「いずれ歓迎会をやるよ~」と言いながら、
やれずじまいで1年以上、経過した。
それがようやくできたのが、先週水曜日のこと。
今更、新人歓迎会というわけでもないが、1年半遅れで行った。
まだまだ大人数の宴会は憚れることもあり、
セミナールームでソーシャルディスタンスを保ちながらの開催。
幹事は一つ上の先輩のオギウエとオノ。
2人が盛り上がる企画を考えてくれた。
まずは豪華弁当を選ぶ。
松坂牛にぎりと松坂牛ミンチカツ弁当、秋のHATAKE BOX、松茸御膳二段重。
僕は一番ビールに合いそうななだ万の松茸御膳。
どこかでも見たな。
オノ、オギウエが挨拶したのち、乾杯でスタート。
同じテーブルにいたケンジは翌日健康診断のため食事は我慢。
なんだか拷問のようだった(笑)。
和気あいあいとテーブル内であれこれと話をした後にゲーム開始。
このあたりはイマドキというか、さすが若者というが僕には1ミリも出てこない発想。
パソコンを持ち込んで、早押しクイズだったり、絵を描いたり・・・。
これはドラえもんを描けというもの。
うちのチーム「山チル」は見事に正解。
正解かどうかはともかく似ていたということ。
枠内に絵を描くって相当難しいみたいだね。
そんなふうにあれこれと進行し、ゲームは終了。
山チルは2位だったのかな。
1位は断トツでチーム針金。
ヤスダの博学が生きたのかな・・・。
(今朝のブログも凄いね)
クボタ、マツモトに質問タイムがあったり、それぞれの上司のコメントがあったり。
タカイがマツモトを語り、シゲノがクボタを語っていた。
そして、2人からの挨拶。
もう既に新人という領域ではなく、会社としては重要な戦力。
クボタの最近の営業数字は目を見張るものがあり、新規獲得件数は社内では断トツ。
マツモトも制作の仕事をあちこちの関係者とコミュニケーションを取りながらサクサクとこなす。
最近のオンラインの仕事は彼女がほぼ中心。
いやあ~、嬉しいねえ~。
最後は僕が今の気持ちを伝え、新人歓迎会は終了。
全員でごみをまとめ、テーブルを並び替えた。
約2年近く、会社でこのような行事はできなかったが、改めて感じた。
こういった場は大切であると・・・。
みんなで笑い、突っ込みあい、励ましあって時間を過ごす。
こんな時間を共有することで互いを理解する。
やっぱ、会社っていいもんだと場の雰囲気を感じながら実感。
まだまだ制約は厳しいが、こんな場も作っていければいいね。
クボタ、マツモト、これからも期待しているよ。
幹事のオギウエ、オノもお疲れ様でした。
この秋は観たい映画が多い。
そのため本作を観るのが遅くなってしまった。
間もなく公開も終わるだろうから、観客動員のお手伝いはあまりできない。
すみません・・・と謝っておこう。
予告編に重さを感じたため、後回しになってしまった。
その割には重たい作品ばかり観ているけど。
後回しの理由の一つに東日本大震災がテーマであることが挙げられる。
直接的ではないがこの凄まじい震災が起こした悲劇は理解している。
本作はフィクションではあるが、その悲劇が直に届きそうでたじろいてしまった。
この事件は現実に起きる可能性も十分感じるし・・・。
実際にそれに近い事件は発生しているだろう。
この震災が原因でその後の人生が大きく変わった方の存在を僕らが知らないだけ。
やむを得ず不幸を背負う。
その不幸は誰にもぶつけることはできない。
瀬々監督はそれを代弁しているのか・・・。
ネタバレしない程度に話しておくと、
本作は善人と呼ばれた方が餓死させられる事件を追うもの。
ポスターだけでも想像できるように刑事は阿部寛、容疑者は佐藤健。
なぜ、阿部寛は刑事役が似合うのだろうか。
絶対、犯人役ではない。
別の作品を思い出した人も多いと思うが、それは僕だけ?
それはどうでもいい。
この刑事役と容疑者役を中心に映画は進む。
それも事件が起きている現在と震災直後をシンクロさせながら、
互いの人間関係や人間性をあぶり出していく。
そこで僕らは震災がもたらした不幸を痛感し、生きる辛さを感じていく。
かすかな希望はあるものの、厳しい現実にかき消されていく。
誰も容疑者や犯人を責めることはできない。
善人は善人としての行為を全うするが、人を幸せにできるわけではない。
結局は全てが被害者だということ。
もちろん映画の世界。
作られた世界の話に過ぎない。
しかし、いつ何時、この悲劇が自分の前に襲ってくるとも限らない。
自分の意識や行動はコントロールできるが、自然災害は従うしかない。
抗うことはできず、ただ受け入れるだけ。
自分で護ることも護られることもできない。
無力さと向き合うだけなのか・・・。
決して楽しめる映画ではない。
しかし、多くのことを感じることはできる。
それだけで十分観る価値はあるだろうね。
Amazonの「あなたにおすすめ新商品のお知らせ」でメールが送られてくる。
決して新商品ではないと思うが、嗜好性を見抜かれている。
Amazonは趣味の傾向性だけでなく、その時の気持ちも察して案内するのだろうか。
随分と恐ろしい時代になったもんだ(笑)。
ラズウェル細木さんはかなり前から活躍される漫画家だが、僕が知ったのは昨年。
「酒のほそ道」をkindleで格安で購入し、その後「うシリーズ」を読んで、親しみを抱いたくらい。
酒に興味のない人には面白くもなんともないと思うが、僕は大いに共感しながら楽しんでいた。
そしてオススメされたのが本書。
ほぼジャケ買いに近い。
実に愚かなジャケ買いだが、仕方ないとしか言いようがない。
本書はマンガかと思っていたが、実際はエッセイ。
細木氏の酒飲みのエッセイ。
これが面白い。
季節に分かれているが、ここは当然、秋から攻めるべきだろう。
細木氏のいいところはあくまでも庶民目線の飲み方。
上から目線で高級ワインのウンチクを語るわけではない。
秋編のスタートが秋刀魚なのもいい。
そういえば今年はなかなか秋刀魚が食べれなかった。
嫁さんにはずっと秋刀魚を食べたいと訴えていたのだが、「高い!」の一言で却下されていた。
200円台、300円台では買ってくれない。
100円台じゃないと買えないらしい。
山田家はそんなに貧しいのかと落ち込んだが、秋刀魚はそれくらいの価値としかみないようだ。
長年培われたものの見方を変えるのは難しいね。
そうしたら先週、ようやくテーブルに並んだ。
なんと翌日は秋刀魚の刺身も天ぷらも頂いた。
それに合う日本酒も・・・。
もうそれだけで幸せいっぱい、胸いっぱい。
やっぱいいねえ、秋は・・・。
そんなふうに感じるのだが、細木氏はそんな輩のために「秋の晩酌」の献立を考えてくれる。
最近、たまに料理をするようになったが、素人にもできそうな簡単な献立。
「おー、今度、やってみるぞ~!」と気持ちは昂る。
気持ちだけだけど・・・。
細木氏は日本酒好きでよく蕎麦屋を利用し、蕎麦屋の楽しみ方も解説してくれる。
どうしたら二日酔いになるのかも・・・。
先日、僕も久々に二日酔いになったが、確かにこんな飲み方だった。
改めて気を付けなきゃ(笑)。
ブログを書きながら、いつも以上にくだらない内容になっているなと痛感。
まあ、いいんじゃないのと開き直るしかないね。
先週から急に寒くなってきた。
これまで冷酒ばかりだったが、そろそろ燗酒を思っていた矢先、ご一緒した方が
「熱燗ちょうだい!」と素晴らしい注文を・・・。
今シーズン初めての熱燗。
これもいいね。
晩酌パラダイス、今宵も酔いし、美味し、楽し。
さて、今日は休みを頂いて、京都。
どんな夜になるのかな。
秋らしきなってきました。
休日はちょっとしたお出掛け気分にもなります。
近すぎず、遠すぎず、そんなところに出掛けたいものです。
最近、家人と滝を見に行くことも増えています。
今回向かったのは三重県伊賀市にある白藤の滝。
1か月後が紅葉の見頃でしょうか。
そんな時期もいいですが、できれば人混みは避けたいですね。
今回は誰もいないくらいでしたが・・・。
せっかくなので近くで美味しいものを食べることにします。
そんな時にスマホは完璧な働きをしてくれます。
グーグルマップに従い行動します。
白藤の滝から程よい距離にある「我流菴かかかび 」さんに行ってきました。
あまりにも道が狭いため、大きな車は危険です。
民家を改装したお店なので、とても分かりにくいですが、知る人ぞ知るお店のようです。
予約が基本で京都ナンバー、奈良ナンバーの車が停まっていました。
駐車場から少し歩きお店に入ります。
目の前には立派なお庭。
通された席もはなれの座敷といっていいでしょう。
ここまで手入れは行き届いていないですが、実家を連想します。
夫婦2人で切り盛りされているようです。
ここは素直におススメを聞くべきでしょう。
こだわりを感じる四種盛りを注文することにしました。
その前に頂きたい一品があります。
おかず盛り合わせ 600円
にしん、そばがき、卵焼き、つくだ煮になります。
お酒が欲しいところですが当然我慢です。
そして、蕎麦が順番に提供されます。
四種盛り 2000円
まずは二八そば。
のどごしがいいですね。
次が吟醸そば。
かぼすが練りこまれているようです。
爽やかさを感じます。
そして十割そば。
かなりの弾力です。
最後が汁そばハーフ。
こちらも爽やかさを感じます。
お店ではスープそばと呼んでいたような気がします。
一度に四種類のそばを頂く経験は初めてのこと。
それも偶然知って、たまたま見つけたお店で・・・。
こんな出会いも大切にしたいですね。
その流れで地元の酒蔵にも寄ってみました。
気づかず素通りしても不思議ではない小さな酒蔵。
商売っ気のなさも新鮮でした。
秋の夜長を楽しみます。
ごちそうさまでした。
お出掛けも大切ですね。