達者という表現が正しいかは分からない。
しかし、僕の中では上手いのではなく達者。
それは本作の主役を演じる小池栄子さん。
相方の大泉洋さんも同じ。
以前から大泉洋さんのいかにもアドリブが効いてそうな演技は流石だと思っていたが、
この作品でいえば小池栄子がより上回っていたといえるだろう。
今どきの女優であんなハチャメチャな演技をできる人は少ないはず。
汚れ役もあんな馬鹿力を発揮できるのも、
一方で品のある奥様を魅せつけるのも彼女ならではの役どころ。
あんな役を他に誰が演じられるのかは思いつかない。
バカさ加減でいえばお笑い系をもってこれなくはないが、到底無理だろう。
そんな意味では本作は彼女のためにあるといえる。
なんとなくシアワセを感じて終わる映画だし、全編飽きることなく楽しめる映画。
そこについては何の文句もない。
終戦後、そんな時代があったんだとも思わせてくれる。
しかし、冷静に振り返ってみれば、大した内容ではない。
太宰治の未完の遺作「グッド・バイ」を戯曲化し出来上がったようだが、
よくよく見てみれば、女性にだらしのない編集長が
自分の都合で女性たちとスムーズに別れていくという随分と自分勝手な話。
まあ、この程度ではネタバレにはならないだろう。
しかし、残念ながらそのだらしのない話に観る者は吸い込まれてしまうからやっかいだ。
この映画で何か学ぼうとか自分を奮い立たせようとか思うのであれば観ない方がいい。
単純に楽しむことしかできない。
逆に気分が晴れない時とか、もっと明るくなりたい時にはうってつけだろう。
大体、この映画に登場する人物はロクな人間がいない。
役名はともかく松重豊にしても濱田岳しても木村多江にしてもロクなもんじゃない。
長渕剛が歌いそうなものだ。
でも、なんだろう。
誰一人として憎むことができない。
まあまあ、いいよ、いいよと許してしまう。
世の中、それで済んでいけば、みんなハッピーなのかもしれない。
おおらかにならなきゃダメなわけね。
そんなことを感じた映画だった。
そして、持ち込むべきはウイスキーとピーナッツ。
僕もいいウイスキーを買って持っていくかな(笑)。
この年齢になるまで行き当たりばったりで過ごしてきた。
それだと適当すぎるか(笑)。
目の前のことを懸命にこなす生き方をしてきた。
この表現の方が正しいかもしれない。
現在53歳。
間もなく54歳で、とうに人生の折り返しは過ぎている。
そろそろこの先のことを考えなきゃならない。
ここ最近、特にそんなことを思うようになり、本書を手に取った。
著者は哲学的な難解な書籍を多数出しているので、
(ほとんど読んでないけど)
本書も相当難しい内容かと思っていた。
ところが拍子抜けするほど分かりやすい。
飛び抜けた事を求めているのではなく、ごくごく当たり前の人生戦略。
期待値が高すぎたのかな。
ただきっとこれから描くシアワセとはきっとそういうことなんだろう。
本書は6章で構成され、残り時間、働き方、職場の人間関係、
お金、家族関係、自分磨きに分かれている。
50代とはいえ、立場は人それぞれ。
感銘を受ける面とそうでない面と温度差は出てくるのも当然。
僕が参考になったのは、残り時間と自分磨き。
この章は何らかの形で活かしていきたい。
これから何を学ぶか。
著者は50代は地元の歴史や文化だという。
確かにそれは感じるところ。
今まではそれをないがしろしていたわけではないが、
優先順位として上に上がってくることはなかった。
今後、生活に余裕が出てくるとすれば、
(それは自分で作らねば・・・)
そんな時間の使い方もしたい。
そして、終わりから逆算して何ができるのかも考えねばならない。
終わりをいつに設定するのか。
80歳なのか、75歳なのか、
いくつかのパターンも想定しなきゃいけないのかな・・・。
そして、高校の教科書を読んでみるのもいいかもしれない。
幸い息子が今年卒業するので、
要らなくなった教科書を譲り受ければ元手は掛からない(笑)。
数学はチンプンカンプンでストレスが溜まるだろうから、
倫理の教科書をじっくりと読んでみる。
それもいいだろう。
「情報」を沢山得ることが教養ではないことも
この歳になってようやく理解できるレベルはいかがなものと思うが、
今からでも遅くはないだろう。
いや、遅いか・・・。
本書のタイトルには”いまある武器をどう生かすか”と書いてあるが、
自分の武器って一体何だろう。
改めて振り返ると何もないような気がして・・・。
あるとすればこの10年で書き上げた2500本近いブログくらいかな。
そんなんは武器にはならんか・・・笑。
これからの人生戦略を自分の中でも描かなきゃいけないね。
このブログを含め仕事中心の毎日を過ごしています。
家庭をないがしろいして早や20数年。
家族内のポジションが危うい状態です。
このままでは老後の寂しい生活が予測されます。
それは困ります。
できれば仕事をリタイアし悠々自適を迎えた70代は、
夫婦で豪華客船に乗って世界一周をしたいと考えています。
それを考えると、今からちょくちょくご機嫌伺いをし夫婦円満を保ちたいところ。
そこでいい女と一部で呼ばれるカミさんをマリオットホテルに招待しました。
お邪魔したのは18階にある「京都 つる家」さん。
ホテルの高層階に構えるお店とは思えません。
中庭もこんな感じ。
優雅な景色です。
通された席からはミッドランドスクエアが眺めることができます。
それだけでも高評価。
家庭の平和をこれで10年は保つことができます。
しかし、これで帰るわけにはいきません。
もう少し平和を継続させなければなりません。
こちらを注文しました。
え~っと、こちらは小鉢、焼物、揚物。温物、造り、小鍋、食事が並びます。
ズワイ蟹であったり、銀鱈であったり、白魚であったり、
里芋カリカリ揚げであったり、穴子であったり、豪華な食事が並びます。
ちなみに穴子は鍋なので。この写真からはわかりません。
大いにイマジネーションを膨らませてください。
美味い冷酒を飲みたいところですが、そこ我慢。
残念ながら車です。
完全な戦略ミスです。
違う戦略ばかり組み立ててました。
ノンアルコールビールをグルグルと妄想させながら頂きました。
うん、これはビールだ!
そして、デザート。
やはり上品ですね。
これでいい女も満足したことでしょう。
ブログでいい女なんて言っていいのでしょうか。
だから今回は特別編。
明日は忘れてください。
そして、この豪華ランチ、実は招待券を頂いたもの。
いくらかは知りません。
だからこそ美味しく頂けたのかも・・・。
ごちそうさまでした。
30年は家庭円満でしょう。
盟友櫻山さんが以前紹介していて気になり手に取った1冊。
1日にスマホを150回開き、延べの使用時間が3時間となる昨今でいえば、
(多分、今の若者はもっと長い時間使用するだろう)
すきま時間の使い方は時代が求めることであり、
それを有効的に活用することがビジネスにおいてもプライベートにおいても重要。
いつの間にかそれが当たり前の時代になってきたのだ。
確かに僕の今の生活をみても、エレベーターを待つ時間、電車を待つ時間など
ほんのわずかな時間でさえ、スマホを開いたりする。
余裕がないだけともいえるが、ちょっとしたすき間でさえ無駄な時間を作りたくない表れ。
それがいいどうかは別問題だが、ざっぱに言えばそれが分かりやすい「すきま時間」。
いかに「効率化」することで得られる時間。
その一方で重要なのが「かたまり時間」。
どうその時間を作り、自分にとっての「快適化」に向かうことができるのか。
それが「創造時間価値」となり、何事にも代えがたい価値となる。
それをうまく使える人がより成功に近づくわけだ。
1日24時間は誰しも与えられた平等なもの。
子供でも大人でも、大金持ちでもそうでなくても与えられる時間は一緒。
当たり前なことなんだけど、その価値に気づいていない人が案外多いのかもしれない。
僕なんて普段ボーっとしている割には貧乏性で、
(あっ、これも創造的な価値・・・笑)
一分一秒が勿体なかったりする。
しかし、「すきま時間」「かたまり時間」を意識しているかといえばそうではない。
どうでもいいところで無駄な時間を使うくせに、コンビニで並ぶのはせっかちになったりする。
それを「すきま時間」と受け止めればいいだけだけど・・・。
いずれにせよ快適な時間価値の提供が、今後、ビジネスになっていく時代。
時間に大金を注ぎ込む人が増えてくるのだろう。
僕らのようなリアル中心でビジネスをする者はもっと時間の価値を考えなきゃいけない。
わざわざ出向く価値、そこで生まれる価値。
「かたまり時間」を頂く以上は、「創造時間価値」を提供しなきゃいけない。
自分自身の行動、そして自分たちの事業ドメイン、それを改めて考えるいい機会になった。
ありがとうございました。
本作はアカデミー賞の有力候補だった。
結果的には「パラサイト半地下の家族」だったけど。
これはこれで驚いた。
この作品は雑誌で読んだ評論ではすでに2020年のナンバー1作品に挙げられていた。
ちょっと早すぎるだろと思ったが、
評論家の方はそれだけ素晴らしい作品と捉えたのだろう。
確かに今年の映画の中では注目される作品に違いない。
社会派ドラマとも反戦映画ともコメディとも受け止めることができる。
社会派ドラマや反戦映画にありがちな暗くて重い要素が全くない。
戦争の悲惨なシーンもあまりそれを感じさせない。
戦争が及ぼす緊張感、切迫感もない。
映し出される景色や建物もほのぼのとしている。
逆にそのコントラストが高い評価に繋がっているともいえるのではないだろうか。
映画の描き方もどんどん変化してきているのだ。
僕の中では本作は青春映画。
有識者からは「お前はバカか!」と言われるかもしれないが、
僕の中のジャンルはそう。
くすぐったさを覚える青春映画なのだ。
なぜそう思ったかは、10歳の主役ジョジョ役を演じる
ローマン・グリフィン・デイビスをなくしては語れない。
いやあ~、彼は天才ですね。
その愛くるしい演技。おびえる表情、はにかむ表情、
甘える表情、そしてダンス。
どこをとっても抜群。
脇を固める役者陣もよかったが、彼のパフォーマンスが映画の価値を大きく高めた。
そんなふうに思う。
将来大物になっていくだろうが、チヤホヤされ天狗になり変な遊びを覚え、
堕落していかないことを祈るばかり。
周りの大人はしっかり育てるように(笑)。
そして、ジョジョの友達役ヨーキーも最高。
戦争に駆り出されても何の悲壮感も感じさせない。
誤射して家をぶち壊しても、あっけらかんとしている。
映画の中でいい空気を作っている。
子供を使って感動させるなんてズルいと思うが、
お涙頂戴映画ではないので許しておこう。
今年は結構なハイペースで映画を観ているが、例年に比べハイレベルではないか。
2020年がスタートし、たかだか1ヶ月半だが、
これまで観た6本はどの作品も素晴らしい。
外れがない。
今年は期待できる一年になるのか、
それとも前半飛ばし過ぎて後半失速するのか。
それは僕自身の鑑賞本数も含めて・・・。
映画って、やっぱりいいですね。
とありきたりな終わり方。
すみません。
1週間は早い。
今週もあっという間に終わる。
今日はみん就フォーラム。
明日はミライ発見就職フェア。
名古屋中小企業投資育成さんとのミライ発見就職フェアは何故か毎年僕が講演する。
会社で使ってもらえる唯一のイベント(笑)。
そんな今週だが、多くを学んだ1週間でもあった。
月曜火曜はブログで紹介した通り沖縄。
水曜日は「採用力アップセミナー」。
ブログではお馴染みの釘崎さんの講演。
ここは株式会社パフの代表ではなく日本採用力検定協会の代表理事として。
これから求められる採用力について、みっちり語ってもらった。
その時の釘崎さんのブログはこちら。
満席で出席率も100%、満足度も高い理想的なセミナー。
僕も最後の挨拶では、この10年で一番いい話をしたと持ち上げておいた。
意外と本当だったりして。
こちらは頂いた採用力検定公式テキスト。
興味のある方はぜひチェック頂きたい。
木曜の午前はカミヤと一緒にポートメッセなごやで開催されたHR EXPOへ。
情報収集と今後の事業のヒントを得るために参加。
同業他社を含めた企業ブースは熱い。
ブース前での勧誘もハンパない。
合同説明会での学生の気持ちが理解できた(笑)。
セミナーにも参加。
経営人材の育成というテーマで興味津々だったが、想像した内容とは大きく異なった。
グローバルリーダーが求められる事は参考になった。
「判断」ではなく「決断」。
決めない寛容と決める勇気。
ローカルリーダーでも求められることだろう。
なるほどね。
午後はMAP。
株式会社パフとの新規事業開発のためのプロジェクト。
一歩ずつ前に進む実感。
スタートすべきことも見えてきた。
その中での組織論。
ニムラがティール組織についてプレゼン。
大方の意見として名大社はオレンジとちょっとのグリーン。
オレンジが悪いわけではないが、もう少し自律型を目指したい。
二次会はあんかけスパゲティだった。
太るな・・・。
そして、昨日は支援について考えた日。
これは会社ではなく所属するロータリークラブ。
補助金を使い様々な支援をするためのセミナー。
国内だけでなく発展途上国に対してお金を寄付するだけではなく一緒に活動をしていく。
簡単ではないがここも大きな意味がある。
このブログでは表面しか綴っていないため詳細は理解できないだろうが、
これから求められることは大きく変わってくる。
それは僕自身もそうだし、世の中全体もそう。
果たしてついていけるのかな・・・。
理解するのは簡単だが、実践に移すのは難しい。
そこから人に伝える、人を動かすのは更に難しい。
まずはどこから手を付けるべきか。
時代的には組織からなんだろうね。
今週月曜、火曜は一泊二日で沖縄へ。
半分仕事、半分遊び。
いや、見方によっては全部仕事かな。
月曜は沖縄のFネット加盟会社株式会社エスエフシーの塩田社長と打ち合わせ。
沖縄もこの2月が21卒向けのイベントが盛大で今週も毎日のように開催される。
インターンシップの取り組みは企業も学生も消極的。
まだ就職活動の中心には至っていないようだ。
夕方からは母校の沖縄支部同窓会の懇親会。
僕はOBという立場と後援会長という立場で出席。
沖縄在住の重鎮の方々と親睦を図った。
火曜はホテル周辺の朝RUNからスタート。
沖縄は朝7時くらいでもまだ暗い。
国際通りも静かだったり・・・。
この日は大学の校友課の担当と一緒に行動。
向かったのは読谷。
中日ドラゴンズの2軍のキャンプ地。
2軍といっても大島、平田選手などレギュラー陣もここでキャンプを張る。
僕らの目的は大学OBである祖父江投手への声援と差し入れ。
毎年の恒例行事のようだ。
関係者のホルダーを頂き、ブルペンでのピッチングやバッティング練習を見学させてもらった。
祖父江投手とのツーショットも撮影したが、ブログでの公開はやめておこう。
試合中は恐ろしい顔をしているが、実際はナイスガイ。
礼儀正しく、少しの会話でファンになってしまった。
頂いたサインボールね。
ドラゴンズは今年はAクラス、いや、優勝を狙ってもらいたい。
もちろん祖父江投手の活躍も・・・。
大きな目的はこれで終了。
夕方のフライトまで時間もあるので、担当と一緒に敵地のキャンプを視察することに。
まずは腹ごしらえ。
たまたま入った宜野湾にあるうみちか食堂。
どうやら地元の人気店。
4組ほど待って入店。
僕は運転手でもなく本来の目的も終えたので呑気にビールを頂く。
すると驚いたことに昨日お会いした塩田社長がD社N社長とお店に入ってきた。
お互いにビックリ。
それだけではない。
その10分後、今度はなんと・・・。
まさかこんなところで名大社の社員に会うなんて・・・。
それが誰なのかは想像してもらいたいが(笑)、これは驚きを通り越す。
ここは名古屋か・・・。
世間は狭い。
そして、横浜DeNAベイスターズのキャンプ。
そして、ヤクルトスワローズのキャンプも視察。
一文字違いのスターと写真も撮った。
このパネルだけどね。
それぞれチームのカラーが練習にも表れているような感じ。
これも相手を知るための仕事。
こんな感じで夕方まで沖縄で過ごした。
あっという間の時間だったが、これも贅沢な時間の使い方なのかも。
ちょっくら沖縄に仕事してきたという話でした(笑)。
ここ最近、名古屋もモーレツに寒くなってきました。
2月に入ってようやく冬を感じる今日この頃です。
そんな時に食べたくなるのがラーメン。
全国30万人の食べ物ブログの読者も同じような思いをされているでしょう。
それもさっぱり系のしょうゆラーメンや冷やし中華(当たり前やろ!)ではいけません。
食べてるだけで体がポカポカと温かくなる、むしろ汗をかくラーメンが求められます。
それに相応しいラーメン屋さんに行ってきました。
住吉町にある「からみそラーメン ふくろう 栄店」さんです。
最近、この名古屋エリアではモーレツに出店している人気店。
社長は山形の「からみそラーメン」に惚れ込み、独学で学び脱サラし独立したようです。
ちなみに知り合いではありません。
残念ながら・・・。
自販機でラーメンチケットを購入するとスタッフが諸々と情報を提供してくれます。
ランチのライスサービスと3辛をお願いしました。
辛さは7段階。4辛から追加料金となります。
最初は2辛からスタートした方がいいようです。
食べ方はカウンターにしっかりと掲示されています。
からみそラーメン 850円
魚介の出汁が効いたみそラーメンに門外不出といわれるからみそが丼の中央にドーンを置かれます。
それを少しずつ溶かしながら食べるのが正しい食べ方。
徐々に辛さが増し、体が温かくなってきます。
スープを飲むごとに体がご飯を求めます。
「いいぞ、いいぞ、この感じ。なかなかやるじゃないか!」
最近は「なかなかいいじゃんね!」と言っていましたが、
このラーメンだと以前の表現に戻ってしまったようです。
最後にはうっすらと汗をかく理想的な状態。
寒さを乗り越えるにはうってつけのラーメンといえるでしょう。
みそラーメンを食べる機会は減っていましたが、これはクセになりそうな味。
たいへん美味しく頂きました。
ごちそうさまでした。
次回はからみそまぜそばにチャレンジしたいですね。
こんな本を紹介すると「奥さんがどんな対応するの?」なんて思う方がいるだろう。
それは心配無用。
カミさんは僕のブログに全く興味を示さないので読むことはない。
本人が直接知ることはない。
カミさんの友達が読んでいて、
たまにブログのことを伝えることがあるのでそれは心配。
そんな友達に言っておこう。
”余計なことはしなくてよろしい”
元々、本書を読むつもりはなかった。
昨年、懇意にする議員さんの囲む会に出席。
著者の黒川さんが基調講演を行われ、それが面白かったので手に取った。
カミさんを上手くコントロールしようなんていう邪な考えはない。
決してそんな危ういことは考えていない。
そのためkindleで購入したものの、
空いた時間に少しずつしか読まなかったので、結構な時間が掛かった。
鼻息荒く読んだわけではないことを理解頂きたい(笑)。
しかし、読みながら
「なるほどね・・・」
「あの時はそんな感じだったんだ・・・」
と行動を思い出しながら納得する点は多かった。
それはカミさんだけにいえるのではなく、女性脳がもたらすこと。
自分の言動を疑っていたので、そうじゃないことを確認出来て一安心。
そんな場じゃない時も多いだろうけど。
本書が勧めるとおりの行動をすれば関係性はよくなるだろうが、そんな簡単ではない。
相手は気にしないと言われても、何か怪しいと疑われる。
その段階でこのブログの存在を知られてしまったら・・・。
なんともお粗末な結果になりそうだ。
ここまで書いてきたが取り下げた方がいいのかもね(笑)。
バレないような言動を心掛けたい。
いずれにせよ、僕は一人では生きられない。
同居30年以上の離婚のケースはこの30年で4倍になっているという。
捨てられる夫が多いという証。
気をつけなければ・・・。
しかし、こんなこともいえるらしい。
妻がガミガミ言うのは、夫と長く暮らしたいからだと。
それだけ心配しているからだと。
ガミガミいわれることを喜ばないと思わなきゃいけない。
僕の知り合いには酔って記憶を失くし訳の分からない行動で、
奥さんに激怒される方がいるが、それはどうなんだろうか。
相手のことを心配してガミガミ言うのとは違うんじゃないのかな。
女性の特性を知ることは大切。
勉強になりました。
ちなみに今日は結婚記念日。
平穏無事な1年にしたいと思います。
よろしくお願いします。
先週は新年会など母校の行事が多かった。
今日も母校の行事。
朝礼を行った後、沖縄へ向かう。
一泊二日の弾丸ツアーだが、大学の行事は夕方から。
せっかくなので午後はパートナーの会社にお邪魔させてもらう。
沖縄でもきっちり仕事をするマジメな企業人なのだ。
そんな話はともかく、先週土曜は同窓会岐阜支部設立50周年のイベントに参加。
懇親会の前に開催されたのが落語。
「落語で世情を読む」として母校OBの落語家の演目を聞いた。
母校は意外と落語研究会が頑張っていて、
(意外というと叱られるね…笑)
真打ちを2名輩出している。
今回、登壇したのが柳亭市坊さん、柳家燕弥さん、立川小談志さんの3名。
なんと3名とも岐阜県出身で柳家燕弥さん、立川小談志さんは真打ち。
真打ちの落語家さんがどこまで活躍すれば一般的に認められるかは分からないが、
母校としては自慢の存在。
東海地区出身の落語家って少ないと思うし・・・。
僕が本格的に落語を聞くのは今回が初めて。
少し前のスタッフブログでカミヤが落語の魅力について語っていた。
落語の世界
そのブログと昨年までの大河ドラマ「いだてん」で僕も落語は気になっていた。
北野武さんはともかく森山未來さんは上手いと思いながら見ていた。
落語は若手からスタートしトリは一番格上の方が務める。
最初に登場したのが柳亭市坊さん。
まだまだ経験が浅いが十分楽しめた。
そんなに差があるのかと思いながら次の演目を聞いていたが、やはりレベルは違う。
柳家燕弥さん、立川小談志さんは数段上だった。
最初の枕ネタの持っていき方もさすがと感じた。
グイっとこちらの心を掴み、空気が馴染んだところで本題に流れていく。
本題は落語家の持ち味を出していく。
ネタは江戸時代の話なのでずっと語り継がれているものだろう。
それを流れるように話していく。
掛け合いも自身で行いながら・・・。
噛んだり詰まることはない。
当たり前かもしれないが、その噺家としての技は凄いと感じた。
僕の講演とは比べ物にはならないが、これがプロだと20分程の演目で感じ取れた。
話そのものはまあまあ予想がつく。
オチも読める。
分かっていながらもその間合いであったり、やり取りであったり、
絶妙な語り方に引き寄せられ、つい笑ってしまう。
これが落語なんだ・・・。
とてもいい経験をさせてもらった。
懇親会で真打ちの2人に挨拶できたのもよかった。
そうそう、この落語会終了後は50周年記念懇親会。
僕はなぜか学長はじめ偉い方の中央のテーブルに着席。
いつも場違い感を感じるけどね(笑)。
ビールはこちら。
これからもっと話題になっていくだろう。
あちこちで挨拶しながら時間を過ごしお開き。
お疲れ様でした。
岐阜駅もこんな感じで、きっと今年は盛り上がっていくんだろうな。
昼から酔っていい時間を過ごさせてらったが、今回は落語の魅力を感じた一日。
いやあ~、面白かった。
ありがとうございました。