長いようであっという間に終わった夏季休暇。
今日から仕事を再開。
休みボケなんていわせない。
いきなりトップスピードで臨んでもらう。
9連休でリフレッシュできたかとは思うが、どんな時間を過ごしていたのだろうか。
今週のスタッフブログはその報告が多くなるのかもしれない。
「シゴト頑張るぞ!ブログ」じゃなくてね(笑)。
では、僕はどんな休みを過ごしていたのか。
休み前のブログに書いた通りに過ごし、突発的なイベントもトラブルもなかった。
台風で本来の計画を短くしたくらいかな・・・。
初日と最終日はゴルフ。
とてつもない暑さで日差しも強かったので、腕と足と顔はすっかりと黒くなってしまった。
意外と体も動かした。
ゴルフの2日間と台風の影響で天気の悪かった2日間を除き、毎日ランニング。
距離は大したことないが、朝から汗グッショリの5日間だった。
映画コラムニストの仕事も人気食べ物ブロガーの仕事も頑張った。
成果もあり映画館の売上にも貢献した。
本来の仕事もちょこまかちょこまか行った。
もう少しやるべきかと思ったが、あまり仕事人間ではいけない。
会社のことを一切考えない日を作るべきとも思うが、なかなかそうもいかない。
難しいですね・・・。
最大のミッションであった聖火ランナーへの応募も完了。
愛知県か岐阜県のどちらかで走ることになるだろう。
と勝手に選考は通過すると思っている。
普段の休みは書斎で過ごすことも多いが、この休みはほとんど書斎を使わなかった。
読書やブログ執筆や諸々のこともリビングで過ごした。
理由は簡単。
クーラーのない書斎で長時間の滞在はムリ。
2階に上がっただけで汗をかく。
書斎は蒸し風呂のようだった。
あとは毎晩のように晩酌をしたくらいの清く正しい夏休み。
ドラマチックなこともなかった。
面白い報告はできないが、まあ、それも平和でいいじゃないか。
さてさて、今日から仕事。
今週も慌ただしい一週間になりそうだ。
通常業務の加え、ディスコさんとの共催イベント、名古屋ファミリービジネス研究会も開催。
2年に一度のPマークの監査も行われる。
夏休みの課題も残っていたり・・・。
まずは今日の朝礼から。
少し早めに出社して体を整えておこう。
さあ、さあ、仕事、仕事。
今週から頑張っていきましょう!
またまた白石監督である。
最近、話題の作品が多いので、監督としてのキャリアはまだ浅いのかと思っていたが、
よく調べてみるとかなり長い。
30年近く映画界に携わっていることになる。
最初は中村幻児監督にお世話になっていた。
中村幻児監督なんて、今の人、知っているのかなあ。
なんだか懐かしい感じ。
その後、本作の題材となる若松孝二監督に師事したというから、その時点でかなりの変わり者。
変わり者ついでに言っておくと、結構、目立ちたがり屋。
ネタバレしても問題ない点でいえば、あんなシーンで三島由紀夫役を演じるなんて、やっぱ変わり者。
どうみても三島らしくないと思うけど・・・笑。
昨年、公開された映画ではあるが、僕が学生時代(今から30年以上前)は
この類の映画を結構観ていたと思う。
僕は70年代の人間模様を描く映画が好きで、大体はこんなふうに殺伐としていた。
80年代後半の学生やそれ以降の若者には信じがたい世界。
そのど真ん中で映画を創っていたなんて、逆に羨ましい。
今よりも自由に表現でき、鬱積していた不満をストレートに映画にぶつけていた。
それが許された時代。
そこで育った人たちが今の映画界をギリギリ牽引しているのも面白い。
きっと荒井晴彦氏もあんな若者だったと思うし、
若松監督もあんな態度であんな言動を繰り返していたのだろう。
井浦新氏は相当若松監督を研究したと窺える。
そして、何より主役の門脇麦さん。
実際はもっと美人な女優だと思うが、相当ブサイクに演じていた。
映画の助監督に美しさは一切必要ないと思わせる演技をこなしていた。
なよなよした感じも、ふてぶてしい感じも、思い悩む感じも豊か表現力だった。
他にこの役をやれる女優を想像できない。
とやっぱり映画のことが分からない評論になってしまったが、
きっとAmazonプライムでの視聴者が増えるはず。
この作品はプライム会員でも500円支払うから、いい売上貢献(笑)。
それにしても、舞台は100%喫煙率。
煙草を吸っていない者がいない。
場所も関係ない。100%吸うのだ。
それも時代だったんだよね。
そう思うと昔の方が寛容な時代。
白石監督はそれを表現したかったのかな。
いや、そんなはずはないな(笑)。
映画はいきなりクライマックスを迎える。
冒頭のシーンはまさにクライマックス。
山崎監督らしいVFX技術を駆使した映像。
この後、どれだけの人が犠牲になり死を迎えるのかとその悲惨さに体を持っていかれるが、
冒頭クライマックス以降、死者は現れない。
穿った見方をすればこれも作り手のメッセージと受け取ることはできる。
子供向けやアニメ、ヒーロー、アクションものが多い夏の公開作品。
僕自身はしんみりと映画を愉しみたいが、夏休み期間はそんな希望は叶わない。
ド派手で弾けなければならない。
その点では本作も夏休み向けといえるし、
数少ないエンターテイメント映画を撮れる山崎監督だからこそ、この時期に相応しい。
最初は観るつもりはなかった。
しかし、いろんな方の評価を聞いて、観ることにした。
どんな時代も人は素直でなければならない。
いいことはいい。
悪いことは悪いと正直に言えなければならない。
そこには権力とか地位とか建前とか関係ない。
素直な気持ちでどんな場にも臨むことが必要。
僕はその気持ちに従い本作を鑑賞。
観てよかったと素直に思う。
果たして本作に登場する人たちはどこまで素直であっただろうか。
時には素直さが仇になるケースもあるだろう。
自分の立場を危うくすることもあるだろう。
そうだとしてもその姿勢があれば多くの問題は解決の方向に向かうのではないだろうか・・・。
映画と関係なさそうでありそうなことを語っていますね(笑)。
エンドロールには「史実から着想を得たフィクション」と表示される。
本作を観て事実と捉える人もいるかとは思うが、現実的にはあり得ない話。
しかし、事実と思わせてしまうところが演出でありストーリーの巧みさ。
ラスト近い櫂少佐と平山中将のセリフの重さに惹き込まれた人もいるはず。
やはりネタバレさせずに映画を評論することはかなり難しい(笑)。
本作では話題の俳優が多数出演しているが僕が取り上げるのは2人。
海軍少将役の橋爪功氏と海軍少尉役の柄本佑氏。
橋爪氏は最近の役どころは面白い。
ボンクラな上役をさもありなん的に演じている。
2月に観た「七つの会議」もサイテーな社長を演じていたし、この海軍少佐もサイテー。
それを当り前のように演じるのはキャリアの違いか。
腹が立つ役だが流石だと感じた。
柄本氏は実に上手く映画のつなぎ役を演じている。
脇ではあるが彼の存在が映画をより楽しませてくれる。
間もなく公開される「火口のふたり」も是非観たい。
この作品には僕が個人的イチオシの瀧内公美さんも主演。
彼女の表情に惹かれてしまう。
相当激しいシーンもあるので、今からドキドキする。
前作の「彼女の人生は間違いじゃない」もよかった。
いかん、本作とは全然違う方向に向かってしまったが、
この類の作品が堂々と公開され多くの方が観ることは素晴らしいこと。
山崎監督には社会派エンターテイメント監督としてこれからもいい作品を撮ってもらいたい。
夏休みです。
お盆です。
数少ない家族サービスのシーズンです。
我が家では年に数回、家族で豪華な食事に出掛けます。
そうでなければ家族4人が揃って食事することは滅多にありません。
子供たちが独立をしているわけでもなく、大学生と高校生。
自宅で面倒になっている割にはあまり顔を合わせません。
だからこそ年数回の食事が大切です。
この休みに出掛けたのは名古屋プリンスホテルにあるレストラン「Sky Dining 天空」さん。
31階からの眺めはこんな感じ。
夕日を浴びるビル群が一望できます。
奥の方にはオフィスを構える名古屋広小路ビルヂングも垣間見えます。
今回は「お盆限定ディナーブッフェ×フリードリンク付プラン」とやら。
割引適応があっても7000円。
まずまずの価格です。
早速、ビールで体を整えます。
こちらの売りはヒマラヤ岩塩で炙る牛たんと尾張牛のローストビーフ。
早速、メインから頂きます。
その後はずらりと並ぶビッフェ。
難しい名前の料理が並んでいますが、分かりやすくいえばスペアリブ、手羽先、ラム肉、チキンなど。
そこに難しい冠の名称がつきます。
センスがないせいか、写真はあまり美しくはありません。
しかし、食欲は増し、どんどん消費していきます。
いつの間にか、赤ワインになっていました。
食い意地が張る食べ物ブロガーはあれこれと料理を選びます。
いつの間にか白ワインに変わっていました。
そして、こちらはデザートメニューも豊富。
飲む専門の僕はデザートにはあまり興味を示しませんが、
全国30万人の読者のために紹介せねばなりません。
10種類のジェラート。
これはなかなか美味かったですね。
他にもいくつものデザートが並びます。
女性には満足度が高いでしょう。
往生際は悪く〆のハイボール。
家族から冷たい視線を浴びながらも最後まで信念は貫きます。
気がつけば夜景を眺められる状態。
時間の経過は早いです。
食後はBARで飲むのもいいですね・・・。
ごちそうさまでした。
これで家族円満。
いい時間を過ごすことができました。
食べすぎには注意ですけどね。
先週水曜日は中部経済同友会の夏季セミナーに出席。
中部地区の錚々たる企業のトップが参加するかなり堅めの経営者の集い。
僕なんかは明らかに若手でレベル的にもここにいていいのかと思うくらい。
それでも入会は問題なかったのでよしとしよう(笑)。
「構想力と共創力で拓く中部の未来」というでテーマで基調講演とパネルディスカッション。
基調講演は名古屋大学学長松尾清一氏による「旗艦アカデミアの覚悟」。
名古屋大学のダイナミックな取り組みとそれを取り巻く環境について総長らしい視点で語られた。
この講演も参考になったが、僕が大いに興味を持ったのがパネルディスカッション。
この東海エリアの若手の経営者が3名登壇された。
浅井農園の浅井社長、スタメンの加藤社長、オプティマインドの松下社長。
モデレーターはエコノミストの内田俊宏氏。
内田さんには何度もお世話になっていたので挨拶したかったが、タイミングを逃してしまった。
名古屋、東海地区はベンチャー企業不毛の地と言われてきた。
僕自身もそんな印象を持ちながらも、最近は「そうでもないかな・・・」と思い始めてもいた。
IT関連のスタートアップは徐々に増えているのではというイメージ。
このパネルディスカッションを聞く限り、それは正しく、
そこを牽引する若手が育つ環境が整いつつあるのを実感した。
浅井社長は廃業を目の前にした家業を引き継ぎ、全く違う事業へと成長させた。
加藤社長はいくつかの企業を経験した後、HR‐Tech企業を創業。
松下社長は現役の大学院生でありながら起業し、クラウドサービスを提供している。
それぞれが異なる業態で出自も共通点はない。
それぞれの立場を最大限生かし最良の選択をして現在に至っている。
並々ならぬ努力はあったかとは思うが、
それを微塵も感じさせることなくさらりと語ってしまうのもこの世代の特徴だろう。
発するメッセージも明確で誰かに忖度することなく持論を展開。
このような場だと僕なんかは空気を読んで批判されないような話をしてしまうが(多分・・・)、
彼らはそれを恐れることはない。
かえって清々しく感じた。
この場に参加された重鎮の方にとっては耳の痛い話もあったが、
それもユーモアをもってうまく立ち回っていた。
僕は面白おかしく聞かせてもらった。
その生意気な発言に気を悪くされた方もいたと思うが、実際はそんな感じはしなかった。
重鎮の方々もそれを喜んでいる雰囲気が会場内にも漂っていた。
そんな若者を支援しながら変化を求めていることを窺わせていた。
これは僕の勝手な見方だが、この中部地区の重鎮企業の経営陣は変化、イノベーションを渇望している。
その下の管理職層がその意識に欠けているのではないか。
老舗企業の多いこの地区だからこそ、守られた環境によりスピード感を失くしているのかもしれない。
今回のテーマや会場内の雰囲気を見て、そんなことを感じた。
会社的にも今後、スタートアップ企業の就職支援を行うサービスを作ってもいいのかも。
起業しても失敗するケースが多い現状を見れば、安易に進めることはできないが、
それが地域の活性化にも繋がってくるだろう。
そんなことを感じたセミナー。
とりとめのないことを書いてしまったが、いい勉強になりました。
ありがとうございました。
8月5日(月)~9日(金)までインターンシップの学生を受け入れた。
1day、2dayのインターンシップが一般化する中、名大社では5日間のインターン。
それも名大社の採用目的ではなく、あくまでも就業体験での学びが目的。
若干の会社PRも含まれているけど(笑)。
今年は5名の大学3年生が参加。
全員が初めてのインターンシップだという。
これはやや自慢になるが、名大社のインターンシップは大学にも学生にも評判がいい。
それは僕の座学が素晴らしいという話は一切なく(涙)、
営業同行など実務を学べるのが好評のようだ。
1dayが隆盛する中、5日間の拘束は学生にも負担にはなるが、
それが彼ら彼女らには一番の学びになる。
月曜の全社員向けの挨拶から金曜日の自分プレゼンまで濃密な時間を体験。
僕は初日と最終日の座学とワークを担当。
本当は初日の午前のみだったが余計なことを話過ぎて時間内に終わらず、
最終日にも急きょ時間をもらった。
それも価値ある話だとは思うが、それを学んだこととして語る学生はいなかった。
みんな緊張してたんだね(笑)。
2日目、3日目は営業同行。
若手のメンバーに協力してもらい一日営業を学んでもらった。
若手メンバーも学生に対して仕事の魅力だけでなく、
学生の就活に向けてのアドバイスも積極的に行っていた。
社歴の浅いメンバーも知らず知らずのうちに成長しているのは
こんな場で実感することができる。
それも僕にとっては嬉しいこと。
4日目と5日目にプレゼンについて学びスライドを作成し、最後に自分プレゼンに臨む。
名大社の強みと弱みを理解し、そんな名大社だからこそ自分を採用してほしい!
という自分自身を売り込むもの。
トップバッターは鈴木くん。
営業同行で自分のコミュニケーション能力が活かせると感じたようだ。
2番手は近藤くん。
クライアントに寄り添う営業の強みは自分にも通じるという。
人から頼られる持ち味が名大社の営業には役立つ。
3番手は松浦さん(女子)。
名大社の弱みを自分がカバーできると堂々とした態度。
オクダを使って笑いをとるセンスもある。
4番手の松浦くん(男子)。
名大社スタッフの仲の良さは甘えが生まれる構造だと言ってのけた。
素晴らしい。
ニムラから名言を沢山教えてもらったとアピールしていたが、それはマイナス評価(笑)。
そして、ラストバッターが樋口さん。
大変申し訳ない。
写真を撮るのを忘れてしまった。
それは彼女のプレゼンに聞き惚れていたから。
そのストーリー構成は抜群だった。
それは本人にも伝えたし、他の学生も一目置いていたので、写真の撮り忘れは許してくれるだろう。
今回のプレゼンは全員のレベルが高かった。
それは今年から指導に回ったニシダの手腕もあるとは思うが、僕を感心させてくれた。
総評で全員採用したいと彼らに伝えた。
MVPに誰もが欲しがる名大社キャップをプレゼントすることにしたが、
甲乙つけがいためジャンケンで決めることに。
勝ったのは松浦くん。
ニムラマイナスポイントを吹き飛ばすジャンケンの強さだった(笑)。
みんなと記念撮影。
異口同音にインターシップの満足度を語ってくれたが、
それを提供する我々も彼らのプレゼンを聞き、学ぶべきことは多かった。
会社の良し悪しもポストイットにペタペタ貼ってもらったが、その公開は止めておこう。
この経験が彼らのこれからの少しでも役に立てばいい。
5日間、お疲れ様でした。
これからも頑張ってくれたまえ。
名大社では明日10日(土)から18日(日)までは夏季休暇。
会社を完全に閉めることになる。
ご理解の程、よろしくお願いします。
会社の休みはこの9日間だが、スタッフはそれとは別に7月~9月までに希望日を2日間取得できる。
中には10連休のメンバーもいたり・・・。
あんまり休みが多いと社会復帰が難しいと思うのは僕だけだろうか?(笑)
さて、そんな夏休みだが、名大社の社長はどうするのか?
美しい女房とハワイ旅行?
北海道の一人旅?
家族で一家団欒の日々?
いずれもNOだ。
厳密にいえば、一度だけ家族4人で豪華なホテルブッフェには出掛ける。
しかし、団体行動はそれだけ。
あとは実家に顔を出すくらい。
きっと世の中の社長と呼ばれる人たちは優雅なバケーションを過ごすんだろうなあ~。
いつかはそんな日が来ることを願いたい。
では、この9連休をどう過ごすか。
結構、仕事も残っていたり・・・。
まずはキャリアクラスの学生のレポートを熟読し、成績をつけなければならない。
下期に向けた課題をまとめなきゃならない。
盆明け後の名古屋ファミリービジネス研究会の準備もある。
やるべきことは多い。
映画コラムニストとしての仕事も、人気食べ物ブロガーとしての仕事もしなければならない。
と入っている予定はなんか仕事ばっかり・・・。
全然、働き方改革ができてない。
う~ん・・・。
あと決まっているのはゴルフくらい。
普段はほとんどやらないくせに2回も予定が入っている。
暑さで倒れないようにしないと・・・。
なんだかGWの過ごし方とほとんど同じになってしまった。
分かりやすく言えば、大した予定がないということ・・・。
いや、違う。
この夏休みは挑戦すべきことがある。
最大級のミッション。
東京オリンピックの聖火ランナーに応募する。
オリンピック観戦は一つも申し込まなかったが、聖火ランナーは最大限応募する。
(トヨタ自動車サイトより)
走ることは問題ない。
(200mじゃなく、せめて2kmくらいは走りたい)
地域の活動も問題ない。
貢献度も高い(はず)。
条件は十分にクリアしている(はず)。
あとはどうPRするかだ。
この休暇期間でじっくりと考えて納得する文章で申し込む。
これはもちろん自薦での応募。
他人の力も借りたい。
もし、山田に走らせたいと願う奇特な方がいれば、ぜひ、推薦してもらいたい。
他薦でエントリーをしてもらいたい。
よろしくお願いします。
これがこの夏最大のイベント。
綾瀬はるかさんから聖火を引継ぎ走れたら最高のシアワセ。
いや、大村知事でも河村市長でも十分シアワセ。
いやいや、知らない方から繋いでもシアワセ。
聖火ランナーへの応募にこの夏を賭けることにしよう。
3年前に「淵に立つ」を観て、何とも言い切れないやるせなさと歯がゆさを感じた。
映画としては面白かったが、気分は重かった。
本作の予告編を観た限り、監督も主演女優も同じ。
重い雰囲気も同じ。
だったら、観なきゃよさそうなもんだが、怖いもの見たさなのか、
そもそも人間の絶望や裏切りに興味があるのか、足は映画館に向かった。
明るい性格で笑顔に定評のある映画コラムニストだが、本当は闇を抱えた人間なんだろうか・・・。
そのあたりは自分でもよく分からない(笑)。
「淵に立つ」の筒井真理子さんは主演ではなかったが、その存在感は主演以上のもの。
それはなんだ!というツッコミはさておき、それだけ映画を引っ張っていた。
本作は完全なる主演で、かつ最初から最後まで映画を支配していた。
優しい女性、悲しい女性、恐ろしい女性、妖艶な女性、壊れていく女性、
すべてを完璧にこなしていた。
男は女には勝てない。
女性は怖い。
逆らわずに生きていこう。
これが僕の単純な感想。
女性の神秘性を含め、改めて知ることとなった。
世の中に堕ちていく男性が多いのは仕方のないこと。
気をつけて生きたいと思います!
そんな話はどうでもいい。
映画である。
これをネタバレさせずに語るのは難しい。
これまでの文章でイメージしてもらえればと思うが、シアワセな作品でないことは確か。
明日への希望が見えなくはないが、それが大きなマイナスがゼロに近づいただけのこと。
マイナスはマイナス。
どんな穏やかな人でも、あるキッカケによって大きく性格も変わってしまうのか。
先日ブログに書いた「凪待ち」はろくでなしのろくでもない話なので納得しやすいが、
清らかで健全な人があっという間に変化していく恐ろしさを受け入れるには時間が掛かる。
その受け入れる時間の長さを緩和させるのが、髪型を象徴とした対比となるのだろう。
ここだけ読んでも、なんのこっちゃですね(笑)。
それでいいのです・・・。
本作には人間のサガを描きながらも痛烈な社会批判もあるだろう。
映画を観れば理解してもらえるが、無責任な存在が一人の人間を破壊していく。
それは時代の進化と共に加速しているのかもしれない。
破壊じゃなくとも炎上も同様。
大船渡高校の一件もそんな感じがしてならない。
自分が責任取れないことや当事者の立場を理解できないことについては行動を気をつけるべき。
人を陥れるなんて簡単なのだ。
映画とは関係ないが、そんなことを思ってしまった。
AIは感情を持たない。
人が優位性も持たせるためには感情を最大限に生かすことが必要。
しかし、一瞬の感情的な行為が取り返しのつかない結果になることも。
見方を変えれば、それも人の優位性。
本作はそんなことも教えてくれる。
正しい人であるためにもこの作品を観るべきなんだろう。
仙台にやってきました。
暑いです。
名古屋が日本で一番暑いと思っていましたが、仙台も負けず劣らず暑いです。
となればパワーをつけなければなりません。
そうです、そうです。
仙台といえばもうお分かりでしょう。
牛たんです。
ここで勝負をしなければいつ勝負をするのでしょうか。
名店と呼ばれるお店はいくつもあります。
ネットで調べてもあちらこちらに登場します。
太助、利久、司、喜助、牛兵衛、福助、一福、焼助・・・。
店名だけではなんの見分けもできません。
写真を見てもどこもあまり変わりません。
一体、何を頼りにすればいいのでしょうか?
ここは自分を信じるのみ。
人気食べ物ブロガーの嗅覚に頼るべきなのです。
毎週、毎週、その美味しさを伝えるブログは高い評価を頂いています。
実際、高い評価と思っているのは僕だけという話もありますが、美味さを伝える伝道師なんです。
その嗅覚を頼りに、仙台駅から徒歩3分程度の場所にある「善治郎」さんに行ってきました。
11時のオープンと共に入店しました。
ランチメニューを眺めると一般的な牛たんだけでなく、カレーやラーメンもあります。
しかし、ここは正統派で行かねばなりません。
Bランチ牛たん定食 1450円
牛たん4枚、牛タンつくねのセットです。
ちなみにAランチは牛たんが3枚。
ここは男前ぶりを見せるべきなのです。
炭焼きなので香ばしく、程よい分厚さの牛タンは噛み応えがあります。
塩焼きにこだわっているのも納得できます。
テールスープもゴロっとした肉が入っており、こちらも納得感が高いです。
「お~、なかなか、やるじゃないか」
久しぶりにこのセリフが出てしまいました。
この日は朝が早かったこともあり、珍しく朝食抜き。
こちらの麦めしはお替りもできます。
つい、お替りまでしてしまいました。
味噌も漬物もしっかりと頂き完食。
久しぶりにお昼に満腹状態になってしまいました。
店内も混雑しています。
そんな時はサッサとお店を出るのが人気食べ物ブロガーのお約束。
お店を出たのがちょうど11時半。
いつの間にか外にはかなりの行列ができていました。
さすが、人気店ですね。
ごちそうさまでした。
次回は夜でもいいかもしれません。
大学の授業の時にニシダが、「テツさん、これいいですよ。」と薦めてきた。
山口周氏は昨年に「劣化するオッサン社会の処方箋」や
「世界のエリートはなぜ『美意識』を鍛えるのか」を読んで感銘を受けた作家。
これは読まねばならないと早速購入。
ハンマーで頭を殴られたような感じ。
いきなりこんなことが書かれている。
20世紀の後半から21世紀の初頭にかけて高く評価されてきた、
従順で、論理的で、勤勉で、責任感の強い、いわゆる「優秀な人材」は、
今後「オールドタイプ」として急速に価値を失っていくことになるでしょう。
自由で、直感的で、わがままで、好奇心の強い人材=「ニュータイプ」が、
今後は大きな価値を生み出し、評価され、本質的な意味での「豊かな人生」を送ることになるでしょう。
人によっては僕を「ニュータイプ」と捉える人もいるかもしれないが、
僕は明らかに「オールドタイプ」。
優秀な人材とは言い難いが、それに近い仕事人生を送ってきた。
これから価値を失っていくという事か・・・。
ヤバい。
本書を読み進めていきながら、その気持ちがどんどん強くなっていく。
それは単に脅されているのではなく、常日頃、僕が感じる点でもあり納得させられる点も多い。
授業を行った学生にもエラそうにそんなふうに語っていたこともあった。
それを語っているのが、オールドタイプとは・・・。
「VUCAの時代」ももう特別な用語ではなく、当たり前の言葉。
えっ、それって何?。
というオジサン、オニイチャンもいるとは思うが、全てはそこを意識していかねばならない。
ブーカ、ブーカと頭で唱えながら歩かなきゃいけないってことだ。
僕らは常に何が役に立つかを考えてきた。
今まではそれでよかったかもしれない。
しかし、それではもう通用しない時代になってくる。
通用しないわけではないが、価値を見出せなくなっていく。
「役に立つ」ではなく「意味がある」でなければならないし、
「未来を予測する」ではなく「未来を構想する」でなければならない。
学ぶべきことも大きく変化していくということ。
少し前に読んだ「右脳思考」にも近いかもしれない。
右脳→左脳→右脳が重要。
論理と直感を状況によって使い分けしなければならない。
これは自分自身のことだけではない。
会社も同様。
とりあえず試し、ダメならまた試す。
それをやり続ける。
アップデートを繰り返していくわけだ。
本書を読んで、ヤバいと思うのなら、まだ間に合うかもしれない。
「ニュータイプ」の時代に対峙できるよう新しい鎧をまとっていこう。