先週、金曜日は中部経営塾。
昨年もほぼ同じ日程で同じ会場、そう、名大社。
そして、講師も同じ、そう、中部経営塾の師匠とも言うべき鬼澤慎人氏。
今や毎年の恒例行事。
一貫したテーマはリーダーシップ。
今回は「シンギュラリティに備えるリーダーシップ」
と今まさに求められるもの。
名大社からは僕とミズタニ、ウスイが参加。
他のリーダーも参加させたかったが、イベントが重なっていたためそれは断念。
来年は必ず参加してもらうことにしよう。
鬼澤氏の進め方は一方的に講師が話すのではなく、
参加者を上手く巻き込み、グループで話合わせるのがスタイル。
今回も4名のグループでその時々に与えられるテーマで議論を重ねる。
やはり他者から学ぶことは多い。
シンギュラリティとはテクノロジーの進化のスピードが無限大になること
を言うがここに対しての言及はなかった。
しかし、いつも求められるのは「変化」。
大きく捉えれば同じ。
特に45歳を過ぎた僕のようなオジサンは放っておけば
思考停止になりやすく変化に疎くなる。
それは避けたい。
僕も社内では、変化、変化と言い続けている分、
自分が常に変化していかねばならない。
そのためには継続的な学びと常に新たな情報を仕入れること、
それを使うこと、そして考え続けることが必要。
たまたま昨日読んだ日経トップリーダーの
安田佳生氏のコラムでもそれに近いことが書いてあった。
そもそも僕らが学校で習ってきたのはとにかく覚えること。
先生に対して意見や考えを述べるのではなく、
正解を答えることを求められてきた。
それでは今の時代は通用しない。
学力の定義も変わってきたと鬼澤氏は言われる。
現在の学力とは、
1.知識、技能
2.思考力、判断力、表現力
3.主体性、多様性、協働性
という。
これを教えなければならない先生も苦労するが、
先々の社会を予測すれば正しいと言えるだろう。
僕が小学生、中学生の頃、こんな定義で学んだいたら、
もっとまともな大人になっていたかもしれない(笑)。
思考力も論理的、創造的、弁証法が求められる。
僕が論理的思考力を身に付けようとしたのは40歳手前。
この時にまだ気づいただけでも良かった。
今でも大半は右脳で仕事しているが、
気づかなければとんでもないことになっていたな(笑)。
特にこれからのリーダーは情熱だけでなく真の「学力」が必要となる。
それを改めて学べただけでも参加した甲斐があるというもの。
その他にも多くの気づきを頂いた。
鬼澤さん、中部経営塾の事務局のみなさん、ありがとうございました。
来年も会場は提供させて頂きます。
終了後は恒例の懇親会。
ここでも楽しい時間を共有。
こういった場合、なぜか最後は名古屋ナモ締め。
そして、なぜか僕が締める。
えっ、これも定番?(笑)。
まあ、それはよしとして、
素晴らしい機会をありがとうございました。