昨晩は赤が躍動していた。
興奮した夜だった。
自宅のリビングでクラブワールドカップの決勝を前半途中まで観て書斎に移った。
NHK大河ドラマ「真田丸」の最終回を観るためである。
生放送のサッカーの試合よりもドラマを優先した。
気持ちはそちらの方が強かったわけだ。
今年の大河ドラマは一度も欠かさず観ることができた。
ここ数年では一番面白かったと思う。
最近2~3年は終盤がだれることが多かったが、
「真田丸」はきっちりとピークを最終回に持ってきた。
旬を過ぎたと思われた三谷幸喜氏がきちんと仕事をしてくれた(笑)。
僕は歴史にはあまり詳しくない。
真田幸村の史実もよく知らない。
それでも今回の大河ドラマは毎回ハラハラドキドキさせてくれて見応えがあった。
中でも父親真幸役の草刈正雄さんが抜群の存在感を出していた。
一人だけ現代を思わせる長澤まさみさんもよかった。
実際に写真のシーンはないと思うが、
事実に上手くフィクションを重ねたことがよりドラマをより面白くさせたのだろう。
最終回を2階の書斎で観ていると1階のリビングから息子の歓声が聞こえてくる。
どうやらアントラーズが同点に追いつき、すぐ逆転したようだった。
「真田丸」が終わりリビングに降りるとレアルマドリードが同点に追いついていた。
後半の後半から再びサッカーを見入ることになった。
すこぶる面白い。
もしかしたらアントラーズが優勝するのではというシーンが何度も見られた。
結果的には延長戦でSIXPADを貼る男にやられてしまったわけだが、
とても見応えある試合だった。
最後まで走り切る選手が気持ちよかった。
チームの一体感も十分感じさせてくれた。
それはある意味「真田丸」でもいえること。
リーダーが前を向き明確なリーダーシップを発揮することで実力以上の力を発揮する。
昨晩は赤が躍動していた。
最後はどちらも敗れてしまったが、観る者に感動を与えてくれた。
一方でどうだろう。
地元の赤は感動を与えてくれるのだろうか。
一体感はあるのだろうか。
同じ赤を身に纏う者として随分開きがあるように思えてしまう(苦笑)。
いや、こんな事をブログに書きたかったわけではない。
20~21時台の興奮した夜を書きたかったのだが、興奮が別の方向に向かってしまった。
来年、ちゃんとしてよ。
一年で戻ってきてよ。と切に願うばかりである。
いくらお金をかけても一体感がなければチームは勝つことができない。
その反対に戦力が劣っていても一体感があれば格上にも勝つ可能性は十分ある。
さて青のチームはどうだろうか。
年内のもうひと踏ん張りで十分勝つことは可能だ。
残り7日間。走り切ることを願いたい。
わけの分からないブログになってしまった(笑)。
身近に情報がなければ素通りしていた作品だろう。
この手の映画が得意ではなく、進んで観ようとは思わなかった。
何人かの友人が「ぜひ、観るべきだ!」と熱く語るので、劇場に足を運んだ。
どんな映画であるかは全く聞くこともせず、
単に戦争を描いたアニメーションという認識のみ。
短絡的だが「火垂るの墓に近いのかな?」というイメージしかなかった。
いい意味で裏切られた。
どうしても戦争を描く映画は、その悲惨な状況から人の死を描くことが多い。
その悲惨さから戦争が過ちであることを訴えることがほとんど。
至極まっとうな描き方。
そんな映画を僕らは何回も観てきた。
平成の時代を生きる今、それを続けることは必要だと思う。
それが「日本のいちばん長い一日」なのか
「永遠の0」なのか「黒い雨」なのか
「少年H」なのか映画によってマチマチだが、
その時代は常に知っておかねばならない。
本作もそう。
しかし、これまでの戦争映画とは異なる。
いい意味で裏切られる。
戦争の悲惨さを描きながらもほのぼのとしてしまうのはなぜだろう。
悲しい毎日なはずなのに微笑んでしまうのはなぜだろう。
もちろん辛いシーンはある。
切ない場面も多い。
しかし、である。
この映画を包む世界はこれまでの戦争映画とは一線を画している。
どう表現するのが妥当かはわからないが、
その位置づけは戦争アニメというカテゴリーではないように思う。
アニメという表現も間違っているような気がする。
絵が動いている感じ。
それがアニメというのかな?(笑)。
素朴で柔らかな感じに思えてしまったのは僕だけではないだろう。
そんな意味でも大いに裏切られ、観ておいてよかった。
また、話題になっている一つとして、主役すずさん役の声。
能年玲奈を改名した「のん」さん。
改名の背景には全く興味がないが、のんさんの声がいい演出になっているのは事実。
主人公すずさんの役柄にうまくマッチしている。
そして、この作品はクラウドファンディングによって制作されている。
これも新しいカタチ。
今後、このようなスタイルの映画が生まれてくるのだろう。
作り手の裾野が広がり、大手配給会社に頼らない仕組みは歓迎すべきかな。
いずれ出資しますよ(笑)。
作風自体は新しくともなんともないが、
とても新鮮な気持ちにさせてくれる映画だった。
丸の内にオフィスを構えていた時は、名古屋駅組は全員、会社まで徒歩通勤だった。
地下街ユニモールを抜け国際センタービルから地上に上がり、桜通り沿いを歩く。
所要時間15分程度。
いい感じのウォーキングだった。
駅でいえば桜通線の名古屋→国際センター→丸の内の2駅。
桜通線は地下は深いし丸の内駅からは結構あるので歩くのとほとんど変わらなかった。
移転したオフィスは名古屋駅から1駅。
会社まで徒歩を含め10分かからない程度。
一方、歩けば20分程度かかる。
それも早足で歩いてその時間がかかる。
当然、名古屋駅組は地下鉄通勤となった。
1駅の方が時間がかかり、2駅の方が早い。
これも名古屋事情だろう(笑)。
さて、僕はどうしているか。
基本的には会社まで歩いて通勤している。
自分では歩く方は早いと思っているが、それでもやっぱり20分かかる。
結構な時間。それでも歩く。
地下鉄に乗らない生活が習慣化している事と東山線のラッシュが嫌というのが歩く理由。
ミヤコ地下街を抜け広小路通りをひたすら東に向かう。
幸い移転してから好天が続くので、歩くことは苦にならない。
寒さを感じる12月も早足で歩けば結構気持ちがいい。
自宅からの電車は一本早くなった分、出社も若干早くなった。
この歩く20分の時間は健康的にプラスになるだけでなく、
仕事をする上にもいい影響を与えている。
と思う。なんとなく・・・。
歩きながら会社のこと、仕事のことを考える。
机でじっと考えるよりも頭の回転がいいように思える。
正確に言えば机では何にも浮かばないので(笑)、プラスの効果しかないということ。
この寒さが自分に緊張感を与え、脳が研ぎ澄まされていく感じ。
キレキレ状態といってもいい。
普段がボ~ッとしているだけなので、都合のいい解釈・・・。
じゃあ、退社する際はどうか。
たまに歩いて名古屋駅に向かう程度。
11月、12月はほとんど予定が入っているため別の場所に移ったり、
ヘベレケでタクシーで帰ったりと健全でない日が続く。
これは写真で見る夜の広小路通り。オフィスビル前。
約4キロにわたってイルミネーションが続くという。
いわゆる「広小路エクスプレスイルミネーション」。
美しい女性とお洒落な会話を楽しむことができれば名古屋駅まで歩くんだけどね(笑)。
20分といわず1時間位かけて・・・。
冬場は苦手ではないので問題ない。
春、秋はむしろ気持ちがいい。
問題は夏。
会社に辿り着くまでに汗だく状態になることが容易に想像できる。
まあ、それもいい運動と捉えていこう。
まずは出社時、歩く、歩く、歩く。
継続していきたいと思う。
サボる時もあるけどね・・・(笑)。
12月も半ばに入り、より一層、寒くなってきました。
天気が良ければ外に出るのもまだ気持ちはいいですが、
昨日のように雨だったり、
風が強かったりすると一気に外に出る気が失せてきます。
その昔、トップ営業マンだったとは思えない発言(笑)。
毎日、外を出歩く営業からクレームが起きそうな発言です。
しかし、それはやむを得ないこと。
新オフィスの居心地が良すぎるのです。
そんな環境を作ってしまったのです。
伏見界隈には魅力的なお店がいっぱいありますが、
いつでも出歩きたいわけではありません。
この日は、あまり外に出たくない日でした。
いや、きっぱりと言っておきます。
外に出たい気持ちはいっぱいでしたが、
あまりにも忙しく外に出れなかったのです。
雨だとか風だとかが理由ではありません。
たまにはオフィスでランチを食べることもあるのです。
このビルは何かといいこともあります。
「ほっともっと」を展開するプレナスさんの中部オフィスがこのビルに入っています。
そこで特典が生まれるのです。
なんとほっともっとのホカ弁を無料で宅配してくれるのです。
それも一個の注文から宅配をしてくれるのです。
290円ののり弁が何の苦労もせず、優雅な気持ちで食べることができるのです。
いやあ~、このビルのメリット、ありますね。
この日はすかさずホカ弁の注文します。
9:30までにFAXすれば12時近くに届けてくれるのです。
2個しか注文しないことに気が引けて、ちょっと豪華な弁当を注文しました。
せこい社長と思われるのも心外です。
このビルのそんな噂が広がると会社に迷惑をかけてしまうことになります。
ここは器の大きさを見せつけなければならないのです。
幕ノ内弁当 540円+豚汁 100円
はいこの豪華な感じ。
この豚汁があることで、よりホカ弁が際立ちます。
贅沢してる感がいっぱいです。
周りの視線が気になりますが、セミナールームで昼食を摂っているのは僕だけでした。
「こんな雰囲気もなかなか、いいじゃないか・・・」
自分に向けて呟いてみます。
僕と一緒にホカ弁を食べたい方、早めに言ってくれればご馳走しますよ。
ごちそうさまでした。
来週は晴れるといいですね・・・。
著者の堀内さんとはかれこれ10年位の付き合い。
以前、副社長を務められていた会社の担当営業が僕で採用のお手伝いをさせてもらっていた。
合同説明会の場で堀内さんが学生に熱く温かく語りかけていたシーンは今でも印象に残っている。
彼が独立をするタイミングと僕が社長を引き継ぐタイミングと重なったこともあり、
うちのイベントで結構な数の講演をしてもらった。
その時の実績が少なからず今回の出版にも影響しているのだろう。
僕は「僕が堀内さんを育てましたね。」とエラそうに言うわけだが、
堀内さんは気を遣って、もしくは内心面倒くさがって(笑)、
「山田さんのおかげです。」と言ってくれる。
実際はこれっぽちもないんだけど・・・。
当時から堀内さんはしきりに本を出したいと話していたので、
今回、念願が叶ったわけだ。
それも自分の作品を売り込んだわけではなく、
出版社の方から依頼があるという理想のカタチ。
地道に努力し続けると結果はついてくるもの。
改めてそんなことを感じたし、僕自身も嬉しい。
本書はとても読みやすいし分かりやすい。
図解も多いのでビジュアルで理解もしやすくなる。
人前で話す場面を多くのシーンに分けながら書かれているので、
その都度、チェックするのも効果的だろう。
人前で緊張する場合はどうしたらいいのか。
上手くプレゼンをこなす方法はなにか。
人間関係をよくするコミュニケーションとは。
人と話すために大切な要素が多く書かれている。
若手にも中堅にも幹部にもおススメ。
堀内さんには「僕が読んだら、みんなに回しますね。」と言うと
「山田さん、困ります。ちゃんと買ってください。」と言われてしまった。
そりゃそうだな(笑)。
僕が持っているのはわざわざ届けてもらった1冊。
本棚には収めておくが、みんな、ちゃんと買うように!
本人のサインも頂いた。
会社の前で記念撮影。
これをステップに活躍するステージをさらに広げてもらいたい。
もっとメジャーになれば、飲んだ席で
「あ~、あの有名な堀内君ね。ヤツを育てたのはオレだよ。」
なんて言えるだろう(笑)。
本書はあさ出版さんの超解シリーズ。
ラインナップを見てみると懐かしい名前を発見。
船井総合研究所の川原慎也さんも執筆されている。
彼が以前の会社の採用担当で僕のクライアント。
東京本社だったが名古屋に来られた際は二人で飲みに出掛けたりしていた。
いやあ~、世間は狭いな。
こうして知った方が活躍するのは嬉しいもの。
これからも期待しています。
みなさん、買ってください(笑)。
昨日は「第49回安城シティマラソン」に参加。
今シーズン、初めての大会である。
昨シーズンに参加したのはこの大会と根尾薄墨桜マラソンの2回のみ。
不甲斐ない年が続いており、今年もエントリーしているのはこの大会と名古屋シティマラソンのみ。
このままではズルズルと自然消滅してしまいそうな流れだ・・・。
どこかでスイッチを入れ直さねばならない。
この安城シティマラソンはマラソンブームに踊らされることなく、ハーフやフルはなく最大でも10km。
商業的な盛り上がりはなくアットホームな市民マラソン。
大げさな演出は一切ない。それがほのぼのしていていい。
僕は大学時代の仲間と一緒に参加。
マラソン終了後に忘年会を行うというステキな企画なのだ。
スタートラインも曖昧。
大体の位置に適当にランナーは集合する。
一般的な大会であればタイムが速い順に並ぶのが普通だが、この大会はそんなルールはない。
みんな適当に並ぶ。
そして、よ~いスタート!。
コースも狭いためスタート時は混雑するが、それもほのぼのしてる雰囲気を醸し出す。
マラソンブログに書いている通り、
僕はノルマ達成未達が恒常化しており、記録を期待すること自体ムリ。
それでもできる限りの力で走ってみた。
練習不足の割には案外悪くない。
そこそこスピードで走れる。
偶然出会った沿道の友人が写真を撮ってくれたが、まあまあ颯爽(笑)。
そして、余裕のポーズ。
10kmという短い距離のせいもあるが気持ちよく走ることができた。
ピーク時のタイムは程遠いものの記録は51分8秒。
今の実力からすれば満足すべきタイム。
昨年よりも2分以上速いのは嬉しい。
気持ちい汗を流すことができた。
終了後は仲間とスーパー温泉でお湯に浸かり、恒例の焼肉屋さんへ移動。
ここからは忘年会。
大ジョッキを片手に焼肉を食べながら語り合う。
50歳を過ぎると会社内での立場も各々で、僕が知る由もない苦労話もでる。
大手企業だから安心だとか中小企業だから不安ということはない。
規模のいちばん小さいうちの会社が一番シアワセじゃないかと思えてしまった。
みんな、それぞれ大変。
それを何の気兼ねすることなく語り合える関係性は財産。
こういった瞬間も大切。
昼から大いに酒を飲んだ。
それでも健康的に走っているので後ろめたいことはない。
こんな感じがいいのだ。
楽しく走れた安城シティマラソン。
忘年会とセットの恒例行事になりそうだ。
お疲れさまでした。
昨日はトーマツイノベーションさんの特別企画セミナーに講師として登壇。
「3.5時間でわかる新卒採用と教育」
という3部構成のセミナーの一つのパートを任されたのだ。
60名を超える参加者があるということは関心が高い証。
第一部はジオコス伊藤社長による「採用動向と自社の魅力の伝え方」。
第二部が僕。
第三部がトーマツさんの「3年先を見据えた20代社員育成」。
真ん中はやり易いようでやり難い。できれば最初がいい。
また、新卒採用に対する考え方は尊敬する先輩でもある伊藤社長に近い。
しょっちゅう飲みながら伊藤社長とは情報交換しているので、その考え方は知ってるつもり。
お互いいろんな場で話をする機会はあるので、多分、被っている点も多いはず。
となると伊藤社長の後はやはりやりづらい。
伊藤社長が喋らずに僕が喋れそうなことを考えてみた。
そうして思いついたタイトルがこれ。
「歴史ある企業から学ぶ中小企業のための『愛ある人材採用』」
・歴史ある企業に共通する採用手法とは
・中小企業の魅力を最大限に生かす新卒採用とは
このタイトルを思いついた時は自分でも「なかなか、やるじゃないか。」と思ったもんだが、
実際に中身を考えていくと案外難しい。
歴史ある企業に共通する採用手法なんて、本当にあるんだろうか?
と自分でタイトルを付けながら疑問に思ってしまった。
安易なアイデアはいけませんね。
もっと深く考えないと・・・(苦笑)。
それでもファミリービジネスアドバイザーの立場を利用して、そのあたりのことを話させてもらった。
自社のセミナーではないので、今の時点でどんな評価かは分からない。
アンケートにいいことが書かれているのか、ボロクソなのかも分からない。
一体、どこまで伝わったのだろうか。
場の雰囲気は悪くはなかったとは感じたけど・・・。
「歴史ある企業に共通する採用手法とは」はともかくとして(笑)、
「愛ある人材採用」は自社や他社の例も含め、熱く語った。
最近は講演の機会を頂くとこのテーマで話させてもらうことが多い。
特に中小企業の新卒採用では取るべき戦略だと自分では思っている。
トップを含め全員で採用活動しろとか、
人材採用を社員教育と捉えろとか、と言っているわけなので、
会社によっては無茶なことを言うんじゃないとソッポを向かれてしまうかもしれない。
しかし、これが遠回りのようで実際は近道のような気もするので、
しばらくの間はこのテーマで攻めていきたい。
伊藤社長の講演もトーマツさんの講演も改めて参考になった。
少しだけ頂いてネタにもしていきたい(笑)。
「愛ある人材採用」シリーズがどこまで通用するかはわからないが、
これからも強くアピールしていきたい。
お疲れ様でした。
今週は月火水と関西の大学にお邪魔してU・Iターン就職相談会に出席した。
最近、学生さんとの相談会の場は別のスタッフに任せることがほとんどで、
僕が対応することはまずない。
確かにそれは僕の仕事とは言い切れないが、
時折、僕自身がその必要性を感じたりする。
学生さんとの距離感が生まれることで大切なものを見失ってしまう恐れがある。
たまには学生さんの声を直接聞くことで、
今、現場で何が起こっているのかは知っておくべき。
それが大きな理由とは言い難いが、今回は久々のいい機会。
学生さんの相談に乗らせてもらった。
基本的には1対1で、ひとりあたり30~40分話をすることになる。
大半は大学3年生だが、中には2年生も相談に来てくれ、
将来に対する意識の高さを感じた。
今回の相談会で痛感したのが、
「Uターン学生は地元就職に不利なのか?」という不安の多さ。
異口同音でほぼ全ての学生さんから、その質問があった。
「Uターン学生は地元学生に比べ就職は不利」
「地元企業は地元学生を優先して採用する」
そんなことがまことしやかに学生に伝わっているようだ。
どんな流れでそんな噂が生まれたかは分からないが、
それで不安になるのは無駄なこと。
「あの~、Uターン学生は不利って言われますが、本当ですか?」
「全くそんなことはありません。どちらかといえば有利ですよ。」
僕は満面の笑みでそんなふうに答えた。
それで学生さんはホッとした表情をみせるが、それまではかなり不安を持っていたようだ。
そして、僕がエラそうにその理由を語る。
そうすると全員が納得してくれるわけだが、
その理由で地元に帰るのを躊躇するのであれば、とても勿体ない話。
確かに時間的な制約は不利な条件かもしれないが、それは選考とは別物。
曲りなりのも実家を離れ、一人暮らしをする経験はプラスはあるにせよマイナスはない。
そうでもないかな・・・。
200%グータラで一日中寝ていて、大学にもどこにも行かないとマイナスだな・・・。
そんな奴、今どきいるのか?(笑)
僕らが思う価値観、会社が捉える価値観と学生の一方的な社会認識には大きな食い違いが生じる。
この相談会を通して、直接、そんなことを耳にした。
僕がどうでもいいと思う問題を学生さんは深刻な問題と捉える。
それを是正していくのも僕らの役目なのかも。
実際に学生さんと会話しながら認識できたのは僕にとってもいい経験となった。
わざわざ京都や大阪まで足を運び、夜な夜な飲み歩いた甲斐もあったわけだ。
あっ、飲みは関係ない?(笑)。
Uターン学生を求める企業は多い。
そのニーズは学生さんが思っている以上に大きい。
だとすれば、それを大いなるチャンスとして捉えた方がいい。
そんなことを感じたU・Iターン就職相談会であった。
また、来年も僕が行こうかな・・・(笑)
伏見に移転し一ケ月か経過。徐々にこの街並みにも慣れてきました。
新たにスタートした伏見シリーズもすこぶる評判がいいのですが、
「円頓寺シリーズと比較して、心を動かす情緒が感じられない。」
なんて声も聴こえたりします。
時代は移り変わっていくのです。
今、この瞬間を大切にしていくことが重要なのです。
批判の声は気にせず、自分の力を信じて邁進していくのみです。
力強くそう思いながら、どこのお店に行きべきか考えます。
肝心なことを忘れていたのに気づきました。
もしかしたら、情緒が感じられないと言われたことは、これが原因だったのかもしれません。
入居する名古屋広小路ビルヂング(三菱系だからビルヂングなんですね)には
1店舗だけ飲食店が入っています。
同じビルの仲間がお店を構えるのに、本来ならそこを真っ先に紹介すべきなのに、
抜け漏れていました。
きっとこれが情緒がない原因だったのです。
ビルの地下1階にある「インド・キッチン」さんに行ってきました。
多分、このビルがオープンした時から入っているインド料理のお店です。
ランチは毎日変わり3種類あります。ナンは食べ放題です。
コスパは高いと思われます。
火曜日のこの日はチキンドピアザ、シーフードミックス、ミックスベジタブルから選べます。
その中でも一番コスパの高そうなシーフードミックスを注文しました。
スタッフはもちろんインド人です。
本当にインド人かは分かりませんが、そちら方面の方であるのは間違いありません。
独特のイントネーションで「おまちどうさま~」と運ばれました。
Sランチ(日替わり)850円
思ったよりも辛いです。
刺激があります。ナンが進みます。
ひたすらカレーにナンをつけ食べ続けます。
「お~、この辛さ、なかなか、いいぞ。」
当たり前ですが、ずっと同じ味です。
少しずつ飽きてきます。
ナンをお代わりしようかと思いましたが、さすがにもう一枚は多いです。
半分くらいがちょうどいいボリュームです。
少しばかり後悔しました。
「ここは一人で来る店じゃないな。グループで来た方がいいな。」
グループであればカレーもシェアできます。
いろんな味を楽しむことができます。
3人でナンを2枚お代わりすれば、いい感じでお腹がいっぱいになります。
人気食べ物ブロガーとして、また一つ賢くなったようです。
ごちそうさまでした。
次回は会社のメンバーと一緒に来ます。
僕は「課長 島耕作」は読んだことはない。
課長に限らず、部長も社長も会長も読んだことがない。
どこまでシリーズがあるかもよく知らない。
今から25年ほど前、映画「課長 島耕作」は観た。
トシちゃんが主役で監督が根岸吉太郎氏だったので期待したが、つまらなかった。
麻生祐未さんとの絡みのシーンが羨ましかったくらいで、
あとは何も覚えていない。
著者の弘兼憲史氏の講演も一度拝聴したが、正直、つまらなかった。
(スミマセン)
講演タイトルと内容が大きく違っていたのも問題だとは思う。
反対にその後のビリギャルの坪田さんの講演が期待以上に面白かったのでよかったけど。
それからしばらくして知り合いになれたのは自慢の一つですね(笑)。
ここまで書く批判ばかりしてる感じで著者の弘兼氏には嫌われてしまいそう。
迎合するわけではないが、ここはフォローしておきたい。
僕は島耕作を知らない分、
本書で客観視できることはビジネス上の成功体験者として参考にすることができる。
フィクションには違いないが、
事業を推進していく上で大切な要素が折り込まれているのは参考になる。
それは著者の企業人としての経験と取材や出会った経営者から吸収したものであろう。
ここまで実績を出せば日本を代表する経営者とはいつでも会うことが可能。
それはやはり「課長 島耕作」の原作者であることが重要で、
スポ根マンガや少女マンガじゃ難しいだろう。
(具体的な作品名が何一つ浮かばない・・・)
社会的立場は大いに利用すべきなのだ。
本書では島耕作の人物像ではなく実際の経営者について著者の視点から展開されている。
柳井正氏、澤田秀雄氏、新浪剛史氏など今の日本を牽引するリーダーも描いている。
この切り口も面白い。個人的にはここが一番勉強になったかな(笑)。
とはいえ、弘兼氏の生き方にも興味深い。
漫画家という職業柄もあるだろうが、一般的なビジネスマンと生活スタイルは180度異なる。
ある意味、それを真似ることは困難。
あえて真似ようとも思わない。
しかし、それがそこから生まれる素晴らしい作品は
僕のような凡人にはイメージできるものではない。
それを40年も続けるなんて、その持続力は相当なもの。
企業人は企業に所属しているからこそ持続できている面もあるわけだし・・・。
ちょっと余裕ができたのなら、
「課長 島耕作」からのそのシリーズを読んでもいいのかもしれない。
そんなことを思ってしまった。