これからも前向きに 名大社会長ブログ

フルマラソンに向けて その8

今日はちょっと変則なマラソンブログ。
実際のランニングもこの2週間は当初の予定通りにはいかなかった。飲み過ぎが原因かは不明だが、先週末に胸が締め付けられるような痛さに襲われた。普段の生活は問題ないし、食欲も全く落ちないので大したことはないと思うが・・・。
(来月の健康診断でしっかりと検査してもらおう。)
そのため大事を取って、ランニングを1週間休んだのだ。そろそろ距離も伸ばそうと思っていた時なんだけど・・・。
3日(月) 28分18秒
5日(水) 28分22秒
6日(木) 28分33秒
13日(木) 1時間35分6秒
15日(土) 28分41秒
17日(祝) 50分47秒
この2週間で、ざっと45キロくらいのランニング。う~ん、まだまだだな・・・。
そんな中、13日(木)は久々に15キロ以上、走ってみた。
普段は何も持たないが、万が一のことを考え、この日はスマホと小銭200円を握りしめランニング。天気が良かったこともあり、途中、ホームコース戸田川緑地公園でパチリ。
戸田川12
さすがに疲れも出て、終盤はへばってきた。
コンビニで水分補給をしようとして、小銭をウエストポーチから取り出した。ちょうど交差点の手前。取り出した小銭を滑らせ地面へ。小銭はコロコロと転がり、なんとマンホールのちょうど小銭が入る程度の穴に見事落下。
見事ではない。200円のうち、100円を失くしてしまったのだ。スポーツドリンクをグビグビ飲むつもりが、手持ちの100円では買うことができない。汗を掻いた時のスポーツドリンクはたまらない美味さなんだけど・・・。
100円で買えるミネラルウォーターで我慢して、水分を補給。
朝から運がついていないと感じた15キロランニング。やはり何事も余裕を持たないといけませんね(笑)。
今週はマラソンの好敵手 パフの釘崎社長と一緒に皇居を走ったり、会社のメンバーと一緒に参加するナゴヤドームのリレーマラソンの予定がある。仕事以外にも忙しい週になりそうだ。
それでは今日も元気に行ってきます!よくわからん天気だけど。
(あっ、好敵手のパクリになってしまった・・・笑)

ありがとう!千種・今池地下街

昨日の中日新聞に掲載されていた記事。
今池地下
地下鉄千種駅と今池駅の地下街が来年3月をめどに廃止されるという。
数年前からも地下街全体の寂しさは感じていたが、廃止になる状況まで追い込まれていたとは全く知らなかった。
ここ2~3年、どちらの駅も乗り降りはするものの、地下街を歩いたり利用することはなかったので、最近の状況はよくわからない。しかし、どちらの地下街も僕にとっては馴染みのある場所。
大学時代は千種駅を毎日のように利用していた(厳密に言えばかなりサボっていたので、そうでもないが・・・)。地下街の喫茶店や駅に隣接するビルの定食屋にもちょくちょく顔を出していた。
今池駅の地下街は営業をしていた頃、ランチでラーメンやかつ丼をよく食べていた。よく休憩もした。どちらも古ぼけた感いっぱいだったが、かえってそれが僕には落ち着いた雰囲気を与えてくれた。居心地のいい場所だった。
新聞に書かれている通り、時代の流れに逆らえないのはやむを得ないが、寂しいのも事実。ここ数年、利用していない身として何かを言える立場ではないが、もう少し策があるのではと思ってしまう。
特に今池は東山線と桜通線の乗り換えの駅でもあることから、スペースを有効活用できるような気もするのだが・・・。具体的なアイデアはないので、何も言えないけど・・・。
名古屋駅、栄駅、久屋大通駅、伏見駅(あれは地下街というのかな)以外、地下街がある駅はもうないはず。上前津駅ももう店舗はなかったように気がするし・・・。
地下鉄は拡張されても駅周辺が必ずしも活性化するわけではない。ただの手段でしかないのだな。
廃止されるまでには一度は顔を出してみよう。
ありがとう!千種・今池地下街。

充実した土曜日

昨日は久々に参加したキャリアカウンセラーの勉強会CDAプラザ
今回の勉強会では講師を務めることとなり、「就活最前線」と称して、今年の就職環境について話をさせてもらった。
CDA122
参加者はもちろんCDAの有資格者だが、それだけではない。ほとんどの方が実務においても、キャリアカウンセラーを生業とされている方が多い。大学のキャリアセンター、ハローワーク、企業の人事担当者など、僕よりもはるかに事情に詳しい方が中心。そんな方が30名以上集まるのなかでの講演であったため、少々のプレッシャー(笑)。
現状のデータを提示しながら、持論を交え、2時間程度話をさせてもらった。どこまで参考になったかはわからないが、時折くだらないネタを混ぜることで何とか飽きさせることなく、話を進めることができた。
僕の要所をつかない質問にも真摯に答えて頂き、有意義な時間を過ごさせてもらった。感謝!
講演終了後は、代表ロープレ。
今回は実績のあるCDAの方が、参加者の前でクライエント(相談者)の仕事上の悩みをカウンセリング。お手本となるような素晴らしいカウンセリングでオブザーバーとなる参加者も聞き惚れるような状態。
個人として、キャリアカウンセラーとしての役割なんて全く果たしていないので、その立ち振る舞いは大いに勉強になった。感謝!
勉強会終了後は、CDAの有志と懇親会。いつも行く和風の居酒屋が少し前にイタリアンに模様替え。スタッフも同じで妙な感じだったが、楽しい時間を過ごさせてもらった。感謝!
懇親会終了後は別の懇親会に合流。
CDA121
この日は、以前参加したアスバシ教育基金のイベントが行われていたのだ。このイベントにもお誘いを頂いたのだが、参加することができず、打ち上げの終盤から参加させてもらった。そこから結局2軒ハシゴし、最後の最後はただの酔っ払い状態。
ここのメンバーは熱い!強い気持ちが若者を支援している。活動の中心である高校生のインターンシップも上手くいったようだ。僕なんかは何の役にもたっていないが、間接的に関われた者としてはうれしい限り。感謝!
そんなこんなで昨日は充実した一日を過ごすことができた。
ありがとうございました!

映画「ロボジー」

ロボジー スタンダード・エディション [DVD] ロボジー スタンダード・エディション [DVD]
(2012/08/03)
五十嵐信次郎、吉高由里子 他

商品詳細を見る

昨日は、ちょっと遅い夏休み。
子供たちは既に学校が始めっているため、のんびりと一人の時間を過ごす。こういう時に限って、何の予定も入らない。入る時はいくつも重なって大変なのに不思議だ。
きっと家族で観た方が盛り上がる映画だと思うが、一人しんみりと観た。
矢口監督の映画は、いつもシアワセだ。全ての映画を観ているわけではないが、「ウォーターボーイズ」しても、「 スウィングガールズ」しても、とてもシアワセな気持ちになれる映画を作ってくれる。
どの映画も何となく間抜けな主人公で、こちらが手を差し延ばしたくなる存在が多い。それがまたいいのだ。
今回の「ロボジー」も、こう言っては失礼だがデタラメでバカバカしい。しかし、そこがたまらなく愛らしい。世の中はそんな上手くはいかないはずだが、こんな現実があったら許してしまいたいと思える。
矢口作品に欠かせないのは竹中直人。
ロボジー
この映画では、ワンシーンだけセリフもない。しかし、インパクトは絶大。
要所要所に洒落っ気を盛り込みながら映画は進行していく。ラストシーンもとっても良かった。
この映画の主役 五十嵐信次郎はこれまで名前を聞いたことのない役者。巧みにうだつの上がらない老人を演じている。調べてみると、それはミッキーカーチス。ロックのイメージなんて微塵も感じさせない素晴らしさだった。
個人的には、この手の日本映画が好きだ。CGを駆使したり、派手なアクションシーンの映画が目立つが、人と人とが真っ直ぐに向き合う映画がいい。

ちょっと耳に痛い話

一昨日のクラブ愛知では、理研産業株式会社の福田社長に講話を頂いた。クラブ愛知は朝7時に大学の偉大なる諸先輩が集合される朝早い勉強会。
耳
講演内容は「補聴器業界について」。
今回は、これまで僕が多くの場で拝聴してきた講演とは全く異なる分野で縁のない世界。きっとこういう機会でないと知ることもなかっただろう。そんな意味では新鮮で、新しい知識を身に付けることができた。
理研産業さんは補聴器業界ではトップクラスのシェアを誇り、当社のクライアントでもある。新卒採用でも実績を頂いているのだ。
そんな関係でありながらも、これまで全くと言っていいほど、関心がなかった。すみません・・・。
現在の補聴器の普及率は15%程度。65歳以上であれば3人に1人、70歳以上であれば2人に1人が補聴器を必要とされるようだが、まだまだ浸透していないのが現実。先進国の中で、日本はかなり遅れているようだ。
しかし、補聴器のデジタル化や小型化が進み、今後マーケット的には拡大傾向にあるという。
そのため、成長業界として捉えられることもあり、最近は新規参入も多くなっているとのこと。特に低価格化が進み、利益を生み出しにくくなっているメガネ小売業界からの参入が多いようだ。
目と耳が切り離せない関係であるとすれば、そのマーケットに進出するのは当然と言えるだろう。
そんな業界全般の話から聴覚の基本的な知識まで、多くのことを教えて頂いた。
その中で印象に残っていること。
右耳から入った音は左脳に伝わり、左耳に入った音は右脳に伝わる。言語脳である左脳と感情脳である右脳のどちらかに話しかけるかによって理解度も違う。より理解をさせようと考えるのであれば、右耳に話しかけるのが効果的なのだ。
なるほど!僕の話を理解していないのは、左耳に話しかけていたからなんだ!(それは違うかもしれないが・・・)
時と場合を考え、そんな使い分けをしてみるのもいいだろう。
ありがたいことに今のところ、耳に不自由はしていない。しかし、いずれ補聴器が必要な時もくるだろう。そんな時は、どうぞよろしくお願いします!
このブログのタイトル。あまり相応しくないな・・・。

「業界リサーチ2014」完成!

名大社としては2013年卒学生のサポートを継続しているが、業界的には完全に14卒向けの企画にシフトしている。
同業他社と比べのんびりモードであるのは事実だが、あまりのんびりしていては置いてきぼりにあってしまう。就職サイトのオープンは12月とはいえ、学生さんに就職の意識付けは行わねばならない。
そこで昨日、納品されたのが「業界リサーチ2014」。
業界131
地域性を重視しながら、東海地区を牽引する自動車業界から、サービス、インフラまでのあらゆる業界を17つに分類し、一冊にまとめている。
巻頭記事は、毎年お世話になっている名古屋を代表するエコノミスト 三菱UFJリサーチ&コンサルティングの内田俊宏氏のインタビュー。
業界132
このエリアではTV、新聞によく登場されるのでご存知の方も多いはず。今回もわかりやすい表現で、東海地区の今後を語って頂いた。インタビュー時は僕も同席し、頷きながら話を伺ったのだ。
今年はオマケとして、僕のインタビューも・・・。
業界133
学生さんに向けて偉そうに語っている(本当はそうでもないけど・・・)。参考にならなかったら、ご勘弁を!(笑)
この冊子は、お世話になっている大学で配布をしてもらう。3年生全員に配って頂ける大学も多く、昨年も途中で在庫切れになってしまった。大変ありがたい話。
今年は昨年よりも印刷数を増やして、各大学のガイダンスや当社のイベントで配布する。少しでも就職活動の参考になれば幸い。そして、名大社もしっかりと活用して頂きたい。
そろそろ学生の夏休みも終わる。3年生は就職活動の準備に入っていくだろう。まずはこの「業界リサーチ2014」を手に取って、情報を吸収してもらいたい。

ロスジェネの逆襲

ロスジェネの逆襲 ロスジェネの逆襲
(2012/06/29)
池井戸 潤

商品詳細を見る

著者の池井戸潤氏には、「下町ロケット」を読み、はまってしまった。とは言っても、本書が2作目で「オレバブ」シリーズ第3弾だとは全く知らなかったが・・・。
本書の主人公はバブル世代のビジネスマン。
一般的にバブル世代のビジネスマンは、社会の迷惑者的な扱いをされ、会社の足を引っ張る世代として登場するケースが多い。
就職時期に企業側にちやほやされ、入社間もない時期にもダブルのスーツを着たりして、社会に対する認識が甘い。いわゆる「新人類」と言われた世代である。
僕は1989年入社なので、まさにバブル世代。
確かに入社して2~3年で、ろくに仕事もできないくせに、コンパばかりしたてし、ダブルのスーツを身にまとっていた。ごくごくまれにその当時の写真を見るが、恥ずかしくて仕方ない。社会の批判の的になっても当然だったのかもしれない。
しかし、そんな時代が長く続くわけではなく、バブル崩壊後は、相当きつい経験をしていた。僕としては、その段階でバブル世代も2つに別れると思うのだが、それは当事者が勝手に思っていることに過ぎない。世間ではみな同じなのだ。
バブル世代以降が、ロスジェネ世代。これもステレオタイプ的に扱われることが多い。
本書はそのバブル世代とロスジェネ世代の特徴を巧みに引き出し、エンターテイメントに仕上げている。ハゲタカを読んでいる気分で読み進めてしまった。面白かった要因の一つは主人公に対する「共感」だろう。立場も業界も違うが(フィクションだし・・・)、その生き様に共感した点が強い。
本来は1作目から読むべきなのだが、この3作目を読んで過去のシリーズを読んでみるのも、どこかの映画を観ているようでいいかもしれない。
いかん、いかん、あまり小説を読んでいる時間はないというのに・・・。

歴史をもっと勉強しないと・・・。

一昨日は、久々の那古野塾。
5月に参加して以来なので、4ヶ月振り。以前オフィスを構えていた中日ビルには、この那古野塾でしか行かないな・・・。既に懐かしさを感じてしまう。
今回のテーマはビジネスネタではなく、「それぞれの本能寺~信長の幻、光秀での望、家康の機ー時代を変えたもの~」と歴史物。
講師はおかざき塾歴史教室主宰の市橋章男氏。当たり前の話だが、歴史に造詣が深く、ひとつひとつの言葉に重みがある。
「本能寺の変」が起きたか起きないかで日本の歴史は大きく変わっていただろう。そのあたりの真相について、いくつかの仮説に基づき、深い話をして頂いた。
僕なんかは日本史で習った程度の知識なので、歴史を表面上でしか理解していない。山本周五郎あたりの小説は読んだが、歴史上の人物を描いた書物はほとんど読んでいないため、今回の話は全てにおいて新鮮だった。(メインテーマは戦国時代だが、江戸や明治についても貴重な話を伺った。)
僕らが歴史を学んだ頃は、明智光秀は反逆者で悪役的要素が強かったが、最近はヒーロー的な要素もあり、人気が高いようだ。逆に織田信長が悪役と捉えられるようで・・・。
しかし、市橋氏に言わせれば、歴史上の人物でいい人物も悪い人物もないという。それぞれの時代を懸命に駆け抜けた結果が、どう評価されるかだけで、余程の犯罪者でない限りは、その決めつけは間違っていると言われるのだ。納得・・・。
捉え方によっては、信長も光秀も全く異なる評価がされてしまうのだ。
今回の講演では、大河ドラマで見るような凄まじい「本能寺の変」を解説するのではなく、どんな背景から光秀がこのような行為に及んだのか、また、その過程で家臣はどんな心理状況であったのかを分かりやすく話して頂いた。
どうやら「敵は本能寺にあり!」なんていう雄叫びはドラマの世界だけのようだ。
これが貴重な信長像
信長
(肖像画を写真に収めた画像を同級生経営者 櫻山さんが撮影し、それを拝借。何のこっちゃ・・・)
90分近い講演は、自分が全く知る由もない話が展開され、知識の浅さを露呈すると共に、もっと歴史を学ぶ必要性を痛感した。ありがとうございました。
講演会終了後は、懇親会。以前のブログにも書いた隠れ家的なお店で親睦を深めた。
ここでは大先輩の経営者から教えを頂くことが多く、大変ありがたい飲み会。経営者として大切な考え方も教えて頂いた。
歴史を学び、現実を学ぶ。
僕のようなレベルの人間は、こういった場から少しずつ吸収をしていかねばならない。教えて頂いても忘れてしまうことが多いので、繰り返し、繰り返し。
繰り返される歴史を知ることで、少しずつでも自分のモノにしなければならない。

Tシャツを作ってしまった・・・

僕の趣味と言おうか、ワガママと言おうか、とうとう会社でマラソン用Tシャツを作ってしまった。
来る22日(祝)、ナゴヤドームで開催されるアクトスリレーマラソンに会社で出場するにあたり、お揃いのTシャツで参加することを決めたのだ。
オモテ面はfacebookページキャラクターのシャルオ。
syaruT
そして、ウラ面はド~ンと大きく出た。
syaruT2
今年制作した会社パンフレットの表紙のコピーをそのまま使ったのだが、より泥臭くベタベタなデザインになった。
今度のアクトスリレーマラソンは会社のメンバーと内定者8名で参加する。
全員で楽しく走り一体感を高める事が大きな目的だが、会社の認知を向上させる事ももう一つ。
僕の至上命令は、思いっきり追い抜いて走るか、もしくは、思いっきり抜かれて走るかのどちらか。一人でも多くのランナーに姿を見てもらおうと思うと、同じペースで走ってはいけないのだ。
かなり乱暴だが、そんなレース展開を考えている。乞う、ご期待!(笑)
当初は当日参加するメンバーだけの作成を考えていたが、思い切って全員に支給するにした。内定者から契約社員まで全員に・・・。
そうなるとマラソン以外にもいろんな取り組みができることになる。当社のイベントにこのTシャツで仕事してもいいし、泊りがけの合宿でもいい(どっかの塾みたいだな・・・)。
社員の冷ややかな視線は百も承知だが、使い勝手は多様だ。
僕自身も他の大会に着用してもいい。フルに挑戦する11月の富士山マラソンは、告知効果が期待できないので止めてもいいが、東海エリアの大会なら自らが広告塔となり走ってもいいかも。
(無様な姿は見せられないな・・・)
まずは今回のマラソン。
大学時代の仲間や取引先、知り合いのグループなど、多くのライバルが出場する。
負けられない戦いの中で、このTシャツをアピールしていきたい。

暗黙知の経営とは?

一昨日の月曜日はトーマツ中京ブロックによる「お客様のつどい2012」。会場となる名古屋マリオットアソシアホテルには500名程の中堅・中小企業の経営者が出席し、賑わいを見せていた。僕の知り合いの経営者も結構参加していた。
第一部は多摩大学大学院教授 田坂広志氏による講演。
タイトルは『なぜ、マネジメントが壁に突き当たるのかー「暗黙知の経営」を求めて』。
興味津々の講演内容だが、どんな展開になるのかは全く想像できず。終わってみれば、80分もの講演は非常に価値の高く勉強になる内容であった。
暗黙知
まず話の掴みが上手い。
聞き手を惹きつけさせる要領を得ていて、こちら側は思わずのめり込んでしまう。参加者を持ち上げ、いい気持ちにさせるのだ。
それだけでも講演の学びだが、より学びになったのはその中味。「暗黙知」は「英知」であり、「暗黙知」がマネジメントには重要ということ。
この表現では理解できないと思うが、優れた企業は沈黙の時間が有効的に働いているという。「知識」だけでは何の役にも立たず、本当の「智恵」が必要というのも沈黙に繋がるのだ。
(これではサッパリわからんな・・・。)
論理的思考を鍛えることは最低限必要だが、それが解決に結びつくことにはならず、最終的には「直観力」や「洞察力」が重要。論理の上に、それが立たなければならない。
人は感情で動く動物である以上、論理的に正解であっても、異なった解を導くことは多い。以前からそれを感じる場面は多かったが、田坂氏の納得感のある話で、より腹落ちしたのだった。
本来は12の暗黙知について話されるはずだったが、話題があちこちに飛んだことにより、予定の半分も満たないまま終了。
しかし、不満の声は一切なく、ほとんどの方が満足する貴重な講演だった。参加者のほとんどが経営者という事もあり、共感、賛同と共に今後の経営に繋がる面は多かったのではないのだろうか・・・。
第二部の懇親会でも盛り上がり、そのまま懇意にする経営者と二次会に流れてしまった。3日連続だ・・・。
今回のトーマツさんの大盤振舞いには感謝。ありがとうございました!
田坂氏の著書も読まないと・・・。