これからも前向きに 名大社会長ブログ

食べ物のはなし 伏見シリーズ その205

一部の方にはラーメンネタが好評なようです。
この伏見シリーズでも多くのラーメン店を紹介しました。
あと紹介できるとすれば、あそことあそこと・・・。

人気食べ物ブロガーが紹介できるお店もさほどありません。
ここは専門性に拘らず、とにかく攻めていく必要があります。
名古屋のあちこちに存在する台湾系中華料理店。

大体はラーメンとご飯もののセットが中心で、いくつかの定食があります。
50代も半ばになるとセットものを避けるようになりますが、
時々、まだイケそうな自分を見せたくもなります。

錦通を渡り長者町に入ったところにある「熊猫(パンダ)」さんに行ってきました。

1階はすでに紹介済みの「旬彩和食うえの山」さん。
こちらは落ち着いた雰囲気でした。

2階の階段を登る前には堂々とした看板が置かれています。

多くの方はここでメニューを決め、お店に入るのでしょう。
「いらっしゃいませ~」
という甲高い声と共に注文するお客さんが目立ちました。
そこは慌ててはいけません。
じっくり体と向き合いながら決める必要はあるのです。

この日もとても寒い日でした。
体を温める必要があります。
「すいません、坦々ラーメンとマーボー飯のセットで・・・」
コスパ的には青椒肉絲飯を頼みたかったのですが、ここは素直に体と向き合いました。

ランチセット 750円
坦々ラーメン

マーボー飯

できればセットの写真を撮りたかったのですが、そこはタイミングが合わず・・・。
マーボー飯は時間が掛かるようです。

坦々ラーメンは台湾ラーメンに近いのでしょうか。
想像していた担々麺とは異なります。
ここは贅沢はいえません。
ありがたいことに体が熱くなってきます。

マーボー飯はびっくりするくらい麻婆豆腐が乗っています。
ご飯になかなか辿りつきません。
決してご飯の量が少ないのではなく麻婆豆腐が多いのです。

そして、結構な辛さ。
体がどんどん熱くなります。
そして気づいた時には大量の汗が・・・。

これぞ始めから狙っていた行為。
寒い時ほど汗をかく必要があります。
「なかなか、やるじゃんね」
そんな言葉が勝手に出てきます。
ご飯はなくなり、最後はひたすら麻婆豆腐ばかり食べていました。

たまにはこんな食事もいいでしょう。
先週のブログの締めの通りになってしまいました。

ごちそうさまでした。

日曜日はサザエさんもいいけどラジオもね!

ちょっと意味不明なブログタイトル。
なにかと言えばこちら。

稲葉寿美さんがパーソナリティを務めるFM愛知の番組
「稲葉寿美のVintage Life Stories」
こちらの番組に今週日曜23日に出演する。
時間帯は18:30~19:00。
そう、サザエさんと丸っと被った時間帯だが、ぜひ、聴いてもらいたい。

この地域で稲葉さんの顔を見たことがない方はいないだろう。
元東海テレビのアナウンサーで地元の番組にも多く出演されていた。
現在はフリーで活躍され、この番組もその一つ。

今回たまたまご縁を頂き出演することとなった。
FM愛知といえば以前「明日へのグッジョブ」という番組を名大社で提供していた。
平日毎日の番組で僕は金曜日に出演し、テキトーなことを喋っていた。
当時の書いたブログはこちら

クライアントにも出てもらっていたね。
5分番組だったので、実際に僕が喋るのは2分半。
まあ、我慢できる範囲。

それが今回の番組は30分。
途中、曲が流れるため、まるまる30分ではないが、
それでも長い時間話をすることになった。
通常なら我慢できないかもしれないが、
そこは稲葉さんが上手くリードしてくれたので、聴くに堪えれるんじゃないかな。
番組はこんなナレーションからスタートする。

人は歳を重ねるごとに輝きを増す。
人は時が経つにつれて味わい深くなる。
年月をかけたからこその素敵な人生のストーリー。
この時間は、仕事や趣味、想い出のページをめくりながら、
様々な味わいのある人生のストーリーを紐解きます。

僕が味わいのある人生を送ってきたかは甚だ疑問。
ただそんな人生でも一人や二人は共感してくれるだろう。
会社のPR(来週のイベントもね)を含め、あれこれと話をさせてもらった。

番組では僕のヴィンテージ・アイテムやマリアージュ・アイテムを持参。
社長に就任した翌年に無理して購入したIWCの時計と30歳から始めた日記を紹介させてもらった。

最後には座右の銘も・・・。
ありきたりすぎたかな。

ちなみに僕のリクエストは奥田民生さんの「イージューライダー 」。
30歳の頃は結構もがいていたね。

この番組にはこの地域で活躍する著名人も出演される。
僕の回はともかく継続的に聴いてもらいたい。
どうしてもサザエさんを見るなら、radikoで・・・。
エリアも選ばないしね。

あと、最後に一つ告知も・・・
この番組の前18:00からは「Uny Oil Presents Sunset Radio ~Driving Together~」
こちらには大学の同期で今でも親しくするメディアプランナーの颯田さんが毎週出演。
何という偶然。
大学の同期でFM愛知を1時間ジャックした(笑)。

こちらも併せて、どうぞよろしくお願いします。

名大社半生を振り返る その5

先週のブログを書いて、思い出したエピソードがあった。
前回はいい子ぶった感じを出したが、よく考えるとそんなことはなかった。
役員に対して随分と失礼な発言をしたことも。
若気の至りではあるんだけど・・・。

どんな飲み会かは忘れたが、若手メンバーと二次会で女子大小路にある中華料理店に入った。
会社がよく使っていたお店。
ビールと餃子を食べながらワイワイやっていると制作と内務の役員が入ってきた。
会社がよく使っていたスナックのママと女の子を同伴していた。

多分、それを見た瞬間、僕はイラっとしたのだと思う。

飲みながら
「うちの会社は儲かっているからなあ~。経費で飲めるんだよね~。」
「いいよなあ~、偉い人は・・・」
なんて大声で会話をしていた。

はっきりしないが、役員に聞こえるように言ったのは間違いない。
ある程度、時間が経った時に制作の役員が、
「ここは出しといてやる。」
「あっ、ありがとうございます!」
「ヤマテツ、ちょっと外に出ろ!」
顔色を伺うと怒り心頭。
ヤバいと思いつつも素直に従い、外に出た。

「お前、さっきなんて言っていた。」
「はあ、会社の話ですね・・・。」
「随分とエラそうなこと言ってくれるじゃねえか」
ヤバいと思いつつ、酔っていたし後には引けなかった。

「本当のことじゃないですか」
一緒に飲んでいた先輩が
「テツ、止めとけ」
と制止をしてくれたが、役員も僕もヒートアップしていた。

「誰が会社を支えてると思ってるんだ!」
「みんなじゃないっすか。」
そんな会話かどうかはともかく堂々巡りの言い争いをしていた。
妙な正義感ですね・・・。

次第に雨が降ってきた。
もう一人の役員が
「Wさん、もう止めとこ」
と諭すが、収まりきらない。

「ヤマテツ、二度とお前の仕事の依頼は受けない。分かったな!」
これで終わったとは思わなかったが、明日からかなり厳しくなるなと覚悟はした。
どう仕事をやっていこうか・・・。

冷静になり、翌日、恐る恐る会社に行き、
「昨日はすみませんでした。」
と詫びると
「俺も言い過ぎた」
と役員も反省した様子。

何のお咎めもなかった。
その後、役員とは一緒に組んでいくつかのイベントを行った。
僕はその記憶があるのだが、役員は忘れていると思っていた。

引退された後も覚えられていたようだ。
前社長の三回忌の際、昔話になり、
「あの時、テツは生意気だったな・・・」
と笑っていた。
「あの時はすいません。覚えてたんですね・・・」

これもいい思い出なのかな。
その元役員も3年前に亡くなった。

続く・・・。

映画「ただ悪より救いたまえ」

映画を観る前は、なんて不思議なタイトルなんだ・・・
と思っていたが、タイトルそのまんまの作品だった。
違和感も奥深さも何もない。
タイトルをそのまま映画にしただけの作品。

普段ならあまり観る機会がないジャンルだが、
北野武監督が作るヤクザ映画をイメージさせたためつい惹かれて観てしまった。
はっきりいってハチャメチャな韓国のヤクザ映画。
北野監督を想わせる面がなくはないが、とにかくハチャメチャだ。

しかし、それはアベンジャーズのような非人間的なハチャメチャじゃない。
強靭な肉体を持つ殺し屋とヤクザの真っ当な争い。
大きな理由もなくただ守りたい殺し屋と理由も忘れたただ殺したいヤクザとの壮絶な戦い。
そこに多くの人が巻き込まれ犠牲になる。

それも韓国であったり、日本であったり、タイであったりと国を跨ぎ、
それも地元マフィアも国家権力も関係なく、ただ殺すことだけを目的に果てしなく動き回る。
ある意味、単純明快、ある意味、虚々実々、表現が正しいかともかくそんな感じ。

最新のSFX技術を使うことなく、
(使っているかもしれないけど)
ぶつかり合う姿は小気味いいといっていい。

一時期流行った香港アクションにも通じる面を感じたのは僕だけじゃないだろう。
いや、これが韓国映画らしいのかな?
健全な精神を保つにはこの類の作品を2年に1回くらい観るのもいい。

本作には豊原功補や白竜らが日本のヤクザとして登場する。
しかし、その扱いはあっさりしたもの。
添え物に過ぎない。
韓国映画での扱いは軽いね・・・。

本作に正義は登場しない。
全部悪者。
しかし、殺し屋が正義に思えてしまうから不思議だ。

時間的余裕があるなら、またストレスが溜まっているなら、
ぜひ、観てもらいたい。
なぜか、清々しい気持ちになれる。

誰しもが悪から救いたいと思ってしまう。
それは間違いない。
本作を傑作だと絶賛する人も多いしね。

思考のコンパス

読書量は相変わらず亀のような進み方。
思うように進まない。

そんな中でも2021年は山口周氏を3冊読んだ。
本書を読み終えたのも年末。
年間55冊程度しか読めない身としては山口氏の作品は多い。
つい惹かれて購入してしまう。

自分には圧倒的に不足している深い考察力が魅力的。
彼の考え方に惹かれてしまうようだ。
本書は「ぶれない指針」を持つ7人と対話。

そう新書の帯に紹介されている。
僕が著書を読んだことあるのは北野唯我氏と養老孟司氏のみ。
小川さやかさんも対談しているが、名大社の小川さやかさんではない。
ぶれない人を僕は案外知らない。

著者の物事を観る視点は鋭い。
データを上手く読み解き、これからの時代を占う。
本当にそうなるかは微妙だが、説得力もあるしその視点に影響される。

僕の昭和的な思考をぶち壊してくれるのは大変ありがたい。
本書の中で山口氏は「ノーマル=普通が溶解してしまった世界」と語っている。
働き方も都市の在り方もいずれ変わっていくと。

そのためのコンパスが必要なんだと・・・。
それには自分で判断できる教養が重要。
前作「自由になるための技術 リベラルアーツ」でも同じようなことを言われている。
一貫している。

本書で最初に登場する対談者は北野唯我氏。
ワンキャリアの創業者の一人。
同業者では最も伸びている会社。
お会いしたことないが、メディアではちょくちょくお見掛けする。
僕よりも20歳も若い。

昭和の呪いをどうやって解くかがテーマだという。
そんな時代になってきた。

昔であれば僕らが若い連中に教えることが当然の行為だったが、今は反対に教えてもらう立場になった。
そうともいえる。
ここに登場する方で僕より年上は養老孟司氏と広井良典氏のみ。
この二人の考えは従来に捉われてはいない。
それがすべて物語っているのかも・・・。

あと半年もすれば56歳。
自分の衰えを年齢のせいにしたくはない。

常に教養を身につける努力をしないといけないね。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その204

今年の伏見シリーズは今日からスタートします。
このシリーズをどれだけ維持できるか不安な面もありますが、
今年もどうぞよろしくお願いします。

まだまだ寒い日が続きます。
そんな日は温かい食事を頂きたくなります。
名古屋らしく味噌煮込みうどんをドカーンとアップしたいですが、
この界隈のお店は既に紹介済み。

そんな点に配慮しなきゃいけないのが人気食べ物ブロガーのツラいところ。
風の吹くまま気の向くままではいけません。
ランチにもスケジュール管理が求められます。

しかし、温かさを求める気持ちに変わりはありません。
伏見駅に直結する
名古屋インターシティビル地下の「シェンロン(XHENLONG)」さんに行ってきました。

こちらは2014年の新人歓迎会で使わせていただきました。
出入り禁止になってはいないものの、当時はかなりご迷惑をお掛けしました。
お店の雰囲気をぶち壊すバカ騒ぎをして申し訳ありませんでした。

こちらはランチメニューがいくつかありラーメンランチは4種類から選べます。
五目ラーメン、海老塩ラーメン、豚角煮ラーメン、担々麺とどれも魅力的。

今回選んだのはこちら。

五目ラーメンではありません。

海老塩ラーメン 900円

えっ、海老が入っていない?

アップしても海老は見えません。
あれっ、間違えたのかな?
少々不安になってきます。
どんぶりをかき混ぜるとこうしてプリプリの海老が顔を出し始めました。

「なんだよ、驚かせないでくれよ~」と一人呟きます。
程よいサイズの海老が5つ入っており、食べ応えも十分。
スープも上品な味わい。
すっきりと頂きました。

こちらのデザートはプリン。
プリンを食べるなんていつぶりでしょうか。
デザートも美味しく頂きました。

だからでしょうか、こちらのお店は女性客が中心。
女性比率が高く、中華好きのテカテカのオッサンは肩身が狭くなります。
会計を済ませ、外に出ると行列もできていました。

ごちそうさまでした。
次回は定番担々麺で攻めたいですね。

映画「浅草キッド」

Netflixで話題になっている作品。
まず思ったのは柳楽優弥は天才じゃないかということ。
ビートたけしの物まねをするタレントは沢山いるが、彼はきちんとした演技。
それもビートたけしを彷彿させる喜怒哀楽を表した演技。

素直に感動した。
5年に観た「ディストラクション・ベイビーズ」にもかなり衝撃を受けたが、本作も凄い。
作品に感情移入ができたのは演技の影響が大きい。

そして、師匠役を演じた大泉洋も。
彼は達者な役者だとずっと思っているが、一番似合うのは芸人(コメディアン)役。
違和感なく、まるで実物のように演じる。
NHK大河ドラマも期待したい。

ストリッパー役の門脇麦もいい。
彼女もどんな役柄でもこなせる美しすぎない稀有な女優さんだ。

それだけで作品は合格点だが、脚本・監督が劇団ひとりなのが無意味な拍車を掛ける。
原作や本人への思い入れがプラスの演出効果となっているのではないか。

と、作品とは異なる感想ばかり。

少しだけ作品に触れてみよう。
本作はビートたけしの自伝的要素の強い作品で、
浅草のストリップ劇場での弟子入りから売れるまでを描いている。
芸への拘りや心の葛藤が見事に映し出されている。

時代の変化に迎合することなく自分自身を貫き通す師匠の姿は悲しくもあるが、潔くもある。
どんなに貧乏でも見栄を大切にする昭和的な生き方はカッコいい。
感動する。
いつまでも持ち続けたい精神性。

そんなノスタルジックさが浅草の舞台とうまく融合。
お笑いの中から涙を生んでしまうのだ。
世代的共感を持つ僕らは「バカヤロー」という言葉についホロっとしてしまう。
北野武監督も演出家の劇団ひとりを認めたんじゃないのかな・・・。

本作は冒頭に書いたNetflixの限定作品。
今回、初めて観た。
「全裸監督」も観ていない。
きっと同様のクオリティなんだろう。
これから作品を選んで観るのもいい。

U-NEXTも映画館とタイアップして公開作品をアピールする。
映画の在り方も時代と共に変化する。
時代の変化の象徴である浅草フランス座は最適な舞台として用意されたのではないか。

そんな邪道なことも思い描いてしまった。

名大社半生を振り返る その4

先週紹介した「キャンパス万歳トライアル」で思い出したことがあった。
このラジオ番組は2年で終了したが、2年目はゲストを招いてのトーク中心の番組となった。

ある時、原田知世さんがゲストに入ることが急きょ決まった。
パーソナリティーは僕に知らせようと会社に連絡をくれたのだが、すれ違い。
連絡が取れた時には出演は終わっていた。
もし、あの時、ラジオ局入りに間に合い、
原田知世さんと意気投合していたら、全く違う人生になったかもしれない。
タイミングは逃しちゃいけませんね・・・。

入社3年目頃(1992年)、会社の雰囲気は必ずしも良くはなかった。
トップ、幹部と若手と隔たりがあり、会社に否定的な社員が多かった。
そんなグループもできていた。
営業に出るとどこかに集まり、一日中、サボっていた。

僕も正直、サボったこともあったが、このグループには属していなかった。
大きな違和感を持っていた。
理解できなくもなかったが、会社を完全否定するのはおかしいと思っていた。
ただ隔たりを感じていたのは事実で、
そこを何とかしなきゃというのは後々の課題だったと思う。

この頃、会社は多くの商品を抱えていた。
自社媒体である「企業展」「転職フェア」。
それに毎週のように朝日新聞、毎日新聞の買い切りの企画があった。
Bing、DODAにもノルマが設定されていた。

バリバリの営業会社であったのは事実。
手ぶらで会社に戻るとどやされるので、夜まで時間を潰す社員もいた。
待遇は悪くはなかったが、徐々に退職者も出始めていた。

僕が所属していた営業推進課も上司とトップの折り合いが悪く、間もなくチームは別部門に移った。
上司はしばらくして退職。
ただこのチームの結束は固く、今でも年1回は集まって親交を深めている。

当時の最初の上司は少し前に某新聞社を定年。
同じチームの仲間はそれぞれの会社で頑張っている。
特に2歳上の先輩は今では名古屋で有名な食品会社の常務取締役。
チームは違うが一つ下の後輩で有名人もいるしね・・・。

チーム4人でよく飲みよく食べ、よく歌った。
一人暮らしをしていた僕のワンルームマンションに泊まることも多かった。
一緒に出社するとバレルので、ワザと時間をずらした。
仕事はハードだったが、夜も元気だった。

続く・・・。

新成人を祝う

明日は息子の成人式。
新年を迎え急激にオミクロン株が拡大しているが、何とか開催できるようだ。

息子は昨年、京都の大学に入学し、一人暮らし。
年明けに帰省してダラダラと過ごしているので、
昨日は休みだったが会社に連れて行った。
ちょっとは理解させないとね。

4年前娘が成人式を迎え月日の早さを感じたが、
これで山田家も全員大人の仲間入りをしたわけだ。

娘に比べ甘ちゃんな息子には昔から家を出ろと言っていた。
素直に従ったかはともかく志望の大学に合格し、下宿生活が始まった。
当初は一人暮らしの苦労をさせようと企んでいたが、
その気持ちとは関係なくコロナが舞い込み別の苦労を負うことになった。

本来描いていた学生生活はできていない。
大学はオンライン授業が多いため、友人を作るのも難しい。
部活、バイトも限定的。

ニュースを見ると心が折れた学生も多く心配したが、全く関係ないらしい。
心理的な不安はなく、そんな一人暮らしを謳歌している。
一人でも孤独はあまり感じていないようだ。
それはそれで心配なのだが・・・。

3年生になれば就職も意識することになるだろう。
この2年ではガクチカなんて言える要素はなく、別の視点を見つけなければならない。
大人との出会いも少ない。
その中で将来のヒントを探す行動が求められる。

そんな学生生活を不憫に思うが、それは息子に限らず全学生にいえること。
この環境下で未来を作っていくしかない。
僕らができることはせいぜい助言をすることくらい。

どうしても不安が先立つが、それは自分たちが勝手に思っているだけで、
Z世代と呼ばれる彼らは意外と今の環境を受け入れ、
僕たちにない能力を発揮するのかもしれない。
昭和的価値観を持つ僕らが適応できないだけ。

常に時代は変わっていく。
その時代を自分の思考と行動で対応し切り開いていく。

もし、身に付いていないのなら、これから時間をかけて身に着けてもらいたい。
少しでも可能性を広げてもらいたい。
制約された学生生活は続くが、それを楽しみに変え行動してもらいたい。

まずは成人、おめでとう!
二十歳の君に乾杯!

(明日のサントリーの広告かな・・・笑)

なかなか、やるじゃないか ランニング日記2112

まずは12月のランニング距離を報告しよう。
1ヶ月で107km。
先月12月も目標達成。
パチパチ。

ライバルたちはすっかり興味を失くしているだろうが、
黙々と頑張る姿を理解してくれる人は必ずどこかにいる。
あっ、ありがとうございます。
こちらの方もありがとうございます。

12月一年通して一番朝が訪れるのが遅い。
走り始めは大体暗い。
そして寒い。

何年走ってもこの季節になると朝走るべきか迷う。
体が拒否反応を示す。
それでも勇気を振り絞り走り始める。

そうすると段々朝日が顔を出す。
これは休日に走る戸田川緑地公園からの風景。

この時間帯がようやく気持ちのよくなるタイミング。

先月の名古屋は雪が積もったりと天候に支障をきたす日があったが、
何とか達成することができた。

これで2021年のランニングは終了。
自分でも驚いたが一年で11ヶ月が目標達成。
唯一8月のみ未達成。

せっかくなので記録を振り返ってみよう。
1月  102km
2月  102km
3月  105km
4月  102km
5月  106km
6月  101km
7月  103km
8月   83km
9月  105km
10月 100km
11月 103km
12月 107km

合計1218kmなので、1カ月の平均は101.5km。
8月は未達成とはいえ、一年通してみれば100kmをクリアしたことになる。

なかなか、やるじゃないか。

ランニングは40歳過ぎてから始めたが、これだけの距離は走ったのは初めて。
年齢と共に徐々に体力が落ちていく中、
それを維持していくにはこれを継続しなきゃいけない。
明らかにスピードは落ちているが、続けることが重要。

今年も同様の目標を立て、毎月の達成を目指す。
3月に名古屋シティマラソン、4月にぎふ清流ハーフマラソンに申込み済み。
かれこれ大会も2年参加していないので、
まずは大会を目指し今月も励むとしよう。
(オミクロンで中止はないよね・・・)

昨日現在で1月は29km。
順調な滑り出し。
今月は大幅クリアを目指し頑張ります!