これからも前向きに 名大社会長ブログ

映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」

きっと友人映画評論家ヤブさんの映評がなければ観なかった作品。
山崎監督は好きな監督の一人だが、ファンタジーの類はあまり得意ではない。
ふだんはカッコつけて社会派映画を気どって観るタイプだし・・・(笑)。

結果的には観ておくべき映画だった。
全編通して、とても不思議な感覚に襲われ、僕自身が別の世界に引き込まれていく。
これも不思議な感覚なのだが、
映画を観ながら大林監督の名作「さびしんぼう」を思い出してしまった。
高畑充希さん演じる亜希子役と富田靖子さん演じる「さびしんぼう」がダブってしまったのだ。

「さびしんぼう」は僕が大学時代に観た映画で大林作品では一番好きな映画。
これまで観た日本映画の中でもトップ5に入るだろう。
感化され尾道のロケ地にも行ってしまったほどだ。

そのさびしんぼうと亜希子の泣いて去るシーンがなぜかダブってしまい、
ぐらりと体を揺さぶられてしまった。

正直言って、高畑充希さんはこれまであまりカワイイとは思わなかったが、
(すいません)
この映画で一気に好きになってしまった。
映画の与える影響は大きいですな(笑)。

ネタばれになるので多くは語らないが、
この作品には貧乏神やら死神に加え、多くの魔物や幽霊が登場する。
安藤サクラの死神なんてやたら軽い。
「~っすよね~」という語り口調。
しかし、そのコミカルさが上質なエンターテイメント作品に仕上げている。

映像もさすが山崎映画と思わせる世界。
亜希子が連れ去られる「黄泉の国」は宮崎映画で見たような気もするが、創造性溢れる世界だ。

チープな恋愛映画はこの歳になると観る気になれないが、
この作品は胸がときめき、
忘れかけた若い頃の感覚を思い出させてくれる。
ジャンルは異なるが大人が楽しめる恋愛映画といってもいい。

この映画の脇を固めるのは山崎作品の常連。
堤真一、薬師丸ひろ子、三浦友和らがいい味を出している。
こんな映画が多いときっと日本もシアワセになる。
年末年始に相応しい映画だろう。

謹賀新年2018

新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

元旦の朝は毎年やることは変わらない。
それを確実にこなすことでいい一年が過ごせるような気もしている。
朝一でランニング。

外に出ると路面は濡れている。
夜中に雨が降ったのだろうか。
天気もどんよりしている。
少々不安の中、走り始めた。
するとどうだろう。
徐々に明るくなってきた。

今年も拝むことができた初日の出。
気持ちがいい。

そして、僕は運がいい。
きっと今年もいい年になる。
それを感じさせてくれる瞬間だった。

走りながら考えた。
何を大切にしていくべきか。

優しさと厳しさ。
最近は世の中が優しさに寄っている傾向があるように思う。
それは間違いではない。
しかし、それだけでいいのだろうか。

自分に優しくなければ人には優しくできない。
自分に厳しくなければ人に厳しくはできない。
寛容は大切である。
しかし、それだけでいいのだろうか。
寛容の中にある不寛容。

その基準はあるのか。
多分、ない。
その都度、変化する。
その変化に整合性と自分なりの論理を持てばいい。
そんなことを考えていた。

具体的な目標はこれから。
ただ、今年もいい年にしなければならない。
それが僕の大きな責任。

そんな僕に呆れることなく今年もお付き合いくださいませ。
どうぞよろしくお願いします。

恒例行事なので、今年を振り返ります

毎年、大晦日のブログは個人の目標の振り返りをしている。
会社の目標については年明け初日の全体会議で話をしているので、
ここはあくまでも個人の目標について。
毎年、大体は出来ていないことに対して言い訳のオンパレード。
読まれる方はどんどん腹が立ってくるかと思うので、
遠慮なくスルーしてもらいたい(笑)。
3人くらいの読者が温かい目で最後まで読んでくれればいい。
超個人的なことだし。
今年は以下の4つの目標を立てた。

・自分に厳しく若返りを図る
・コミュニケーションの活性
・ルーティンの継続と徹底
・本当の自分の時間の確保

随分と感覚的で定性的な目標だが、その詳細な目標を⇒で振り返ってみたい。

・自分に厳しく若返りを図る
昨年で50代に突入。第三者はいろんな見方をする。
昨年は50歳としての品格を身に着けるという話をしたが、これは継続。
品格はまだまだだが身に着ける行動は行う。
それとは別に若返る。
経営者は気持ちも体も若くないといけない。
年寄りになってはいけない。
名大社のビジネスユーザーは学生や若年社会人が中心。
その彼らがどんな考えをもって、どんな嗜好を持っているのかは知っておかねばならない。
同じラインに立つことは無理だが、その特性を理解し活かす思考は持たねばならない。
そのためには若者がやることは何でもチャレンジする。
インスタなどのSNSも含め、自分の中に取り入れる。
そして、体力、見かけも若さを維持する。
体力増強は難しいが、現状維持のためのトレーニングは行う。
一定の体重、一定のファッション、見栄えは常に意識する。
思い切って髪型も変える。
ここには健康管理も含まれる。飲みすぎでブヨブヨになるわけにはいかない。

⇒どうだろうか。半分くらいの出来ではないだろうか。
ちょこちょこインスタもやってはいるし、AKBも踊った(笑)。
身の回りにも気をつけている。
経営者仲間のカリスマ美容師にも髪を切ってもらっている。
最初はいいけど、すぐに元の頭に戻ってしまう気もするけど・・・。
後でも述べるが、体力維持のためにランニングも継続。
新たなランニングチームにも加入させてもらった。
ここまではいいが、今年は肺炎を患い、周りに心配をかけてしまった。
また、健康管理という点では相変わらずのアルコール量。
肺炎以降、週1の休肝日を守っている程度。

・コミュニケーションの活性
自分では距離感がないと思っていても、社員、
それも若手社員との距離感は自然と遠くなっていく。
どんどん年齢が離れていくので、やむを得ない面もあるが、
それではよりフラットな関係性を作るのは難しい。
席替えも一つの方法だが、制度としても取り入れていく。
今月より「社長にランチをたかる日」と称して、
順番に昼のランチをサシで食べることにする。
内勤メンバーからスタート。ベテランは対象外とする。
スケジュールとルールは改めて提示するが、週1回、1人MAX1800円(税込み)とし、
ちょっと豪華なランチを一緒に取る時間を作る。
そこで仕事のことを含め、多くの情報交換を行う。

⇒普段の生活ではまだまだといえる。
12月の個人面談でもコミュニケーション不足を指摘された。
素直に反省。
3か月に1度行う席替えではあえて若手の近くに座るようにしている。
10-12月は居場所自体無くなってしまったが、
オフィスを改装したことで継続は可能。
「社長にランチをたかる会」も相手が忘れない限り実行している。
おかげでプライベートな話もできるようになったし、
ブログネタとなるお店も知れた。

・ルーティンの継続と徹底
昨年もいくつかのルーティンな行動を自分に課した。
できていないことは多かったが、これは継続する。
読書(48冊)、映画(30本)、マラソン(月100km)、ジム(週1回)、ブログ(月21本)、
日記(毎日)と仕事以外(ブログは仕事かも)のことも目標設定を定め、
一定の時間を取りチャレンジしていく。
朝RUNしない日は朝30分の勉強をする。

⇒このすべてを実行するのは意外と難しい。
読書は三国志などの漫画を含め58冊。ちょっとインチキ。
映画は劇場で26本。
マラソンは目標達成の月はなし。
今朝走れば今月が最高で90kmを超えるが、平均すれば70km程度。
ジムは全然行けていない。月1~2回かな・・・。
ブログと日記だけは目標はクリア。
朝の勉強はさっぱり。
口だけ人間になってしまった。
毎年、ここにゴルフ100切りの目標を立てていたが、
ゴルフ熱が冷めたのと目標に届く気配がないため、今年は目標から外した。
回ったラウンドもちょうど10回。
そしたら、なんと初めて100を切った。それも2回も。
目標なんて立てない方がいい成績が出るのかもしれない(笑)。

・本当の自分の時間の確保
これまで公私は関係ないと言ってきた。
オンもオフも関係ない。
夜、友人と飲んでいる場でも名大社のトップという立場であることは変わらない。
日々の毎日の生活をそんなふうに送ることに心掛けてきた。
その姿勢は変わらない。
上記のルーティンもどちらつかずの面は多い。
また、ルーティンを実施するための時間確保も重要。
そこにも該当しない、どう見ても仕事とは関係ないというような時間も
これからは一定時間、確保したい。
家族もないがしろにしてきたが、その時間も含め、自分の時間を確保する。

⇒う~ん、これはどうなんだろう。
家族についてはほとんどない。
子供も成長し手が掛からない分だけ接する時間は少ない。嫁さんも同様。
しかし、今年大きかったのは父親を亡くしたこと。
それにより山田家に関わる時間は当然のことながら増えた。
母親ともいろんな話をするようになったし、兄弟の絆も強くなった。
父親が見かねて仕向けたのかもしれない。
おかげで自分の置かれている立場がより明確になった。
それはよかったのかもしれない。

とこんな感じで一年が終わってしまった。
昨年は皆勤賞だったが、父の死去と肺炎で結構、会社を休んだ。
それも忙しい時期に・・・。
会社には迷惑を掛けたが、それでも何事もなく業務は通常通りに進んでいった。
周りに支えられているという感謝の想いと同時に
いてもいなくても一緒なんだというせつない気持ちにもなった(笑)。

最後まで読んでくれた方はその不甲斐なさに腹立たしく思うかもしれない。
それでも一年、無事に終わりました。
ありがとうございました。

ブログだけは来年もしっかりやっていきます(笑)。
どうぞよろしくお願いします。

さて、冬期休暇をどう過ごすか

名大社では昨日28日から1月4日までは年末年始休暇。
一昨日の27日は全員で掃除をした後、納会。
セミナールームで一年の労をねぎらった。
といってもただの飲み会。

いつものように内輪ウケ満載。

写真は乾杯をしているのではない。
外勤(営業)チームと内勤チームとのゲーム合戦でボロ負けした営業チームが
罰ゲームとしてとんでもなくマズい健康茶を飲まされているシーン。
僕は内勤チームの所属だったが、完勝でしたね(笑)。
こうして笑顔で無事に一年を過ごすことができた。
何はともあれ感謝!

今回の休暇は8連休だが、大した予定が詰まっているわけではない。
昨日は会社のメンバーとゴルフだったが、
今日からは大きな行事は何もない。
家族で食事に行ったり、実家に顔を出したり、友人家族と飲む程度。
海外旅行もなければ温泉旅行もない。
静かな休暇となりそう。

それでも僕の頭の中はあれもこれもとやりたいこと、やるべきことがいっぱい。
一家の主の義務として大掃除など家庭内の役割はあるが、
それ以外は期待されていないこともありほとんどない。
まあまあ自由な時間が多いわけだ。

普段、あまりゆっくりする時間がないので、のんびりすると共に、
アウトプットのためのインプットに努めたい。
そして、何を血迷ったか「Fire HD 8 タブレット」を購入してしまった。

いつも「Let’s note」を持参しているので必要性はない。
自宅にはiPadもある。
それほど利用価値があるとは思えないが、つい買ってしまった。
これもAmazonプライムに侵された哀れな人間なのか・・・。

電子書籍は自分には合わないと思うものの2018年は密かにメインにしようとしているのか、
いつでもどこでも映画を観ようとしているのか、
正直なところ、自分でも明確な解はない。
そのうち使わないオモチャになってしまうかもしれないし、
生活の一部になっているかもしれない。
この休暇中にいい使い道を探っておきたい。

一年を通して、年末が一番落ち着ける。
無事に一年過ごせたことを安堵できるわずかな時間。
年明けになれば、改めて目標を立て、
期待と不安が交じり合い緊張感が生まれる。
そのピリピリした時間を共有しながら、
今年は大丈夫だろうか、上手くやれるだろうか、と頭を巡らせる。

落ち着いたゆっくりした時間は思ったほどない。
そんな意識をするとこの年末の緩い時間がよりありがたい。
そうはいってもマラソン大会に向け、走り込まないといけないけど・・・。

それを含め、この冬期休暇をどう過ごすか。
まずは今日一日を充実させることですね。

はい、これから走ってきます(笑)。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その42

この日は二日酔いでした。
12月らしいお昼の迎えかたです。
先週の食べ物ブログでは二日酔いに効く味噌煮込みうどんを紹介しました。
ということは、今回は味噌煮込みうどん?
と思われる方がほとんどでしょう。

それでは人気食べ物ブロガーとして芸がありません。
2週連続、味噌煮込みうどんではプライドが許さないのです。
他に二日酔いに効く食べ物を思い浮かべます。
担々麺、味噌ラーメン、激辛カレー、豚汁定食・・・。
いくら思い浮かべても味噌煮込みうどんに勝るものは思いつきません。
ここは勝負です。
近しいところで勝負です。

伏見駅を出たすぐのところにある「SYACHIーICHI」さんに行ってきました。

こちらは有名な山本屋本店さんの系列店です。
さあ、何が出てくるのでしょうか?
そんな出し惜しみするほどでもありません。

「すいません、カレー煮込うどんに生たまごを付けてください。」
「ランチはご飯の大・中・小が選べますが、どうしますか?」
「中でお願いします。」
無難な路線の選択です。

ここでまたスランプ状態が露になります。
「しまった。これではインスタ映えする写真が撮れないじゃないか・・・。」
ここはベジタブルとかほうれん草という色鮮やかなカレー煮込みにすべきでした。
あとは撮影技術で美しく見せるしかありません。

カレー煮込うどん 770円+生たまご 50円

これでは味噌煮込みうどんにしか見えないかもしれません。
アップしてみます。

このカレー色が食欲をそそります。
えっ、カレー色に見えない?
その違いが分からないようでは名古屋人としては失格ですね。

生たまごを麺で下に沈め、半熟状態にして食べるのが通らしい食べ方です。
「そうそう、これも二日酔いに効くぞ。」
思い切り一味唐辛子を投入し、
汗をかきながら食べれば二日酔いは一発で飛んでいきます。
この日も絶好調な夜を過ごしたような気がしました。

ふとカウンターを見上げるとこんな表示が・・・。

次回はチャレンジしてみるかなあ。
飲んだ後の〆に使ってもいいなあ。
食欲は衰えることはありません。
まだまだスランプから抜け出せない状態ですが、明るい兆しがようやく見えてきました。

今年の食べ物ブログはこれで終了です。
人気食べ物ブロガーとしての今年の活動も最後です。
名大社も今日が仕事納めです。

一年間、ありがとうございました。
あっ、通常のブログはまだ書きますけどね。

ごちそうさまでした。

ドラマ「陸王」

1年4カ月前に小説「陸王」をブログに書いた。
その時の内容がこちら
TBS系日曜21時で放映する予測はズバリ正解だが、主役や時期の予測は見事に外れた。
小説の中身はかなり薄らいでいるが、
役所広司さんという選択は小説を読んだ時は全く思い浮かばなかったみたい。
もっと若い社長をイメージしていたかな・・・。

昨日、ドラマが終了した。
小説に負けず劣らず面白かった。
号泣したわけではないが、何度も目に涙を浮かべながら見ていた。
それは最終回だけでなく、毎回のように・・・。

単純明快なストーリーなので、ある程度展開は読める。
最終回の茂木選手が陸王を履くことも、優勝することも分かってはいる。
もちろん、小説も読んでるし・・・。
それでもその状況に一喜一憂しながら見てしまった。

マラソンのコースが豊橋というのもいい。
先週も仕事で行ったばかり。
駅前もばっちり映っていたし、知り合いはエキストラで出ていたはず。
それだけでも距離感はぐっと縮まり、より感動は高まる。
フルマラソンで一秒を争うレースはあり得ないと思うが、
そんな些細なことはどうでもいい。
僕は陸王を履いてもいい走りはできないが、
もっと真剣に走りたいと瞬間的に思ってしまった。

僕はこのドラマに自分をダブらせるわけではないが、
中小企業の社長が主役という点では勝手に感情移入してしまう。
役所さん演じる宮沢社長の苦渋の決断や迷いも理解できる。
会社や社員を想う気持ちも同様。
技術力も必要だが中小企業は結局のところ人だ。
人と人が繋がりあって、同じ目標に向かい切磋琢磨し一丸となって突き進む。
そのお手本のようなドラマだった。

大河ドラマも終了し、これで日曜の夜の楽しみが減った。
池井戸作品がドラマ化されるのはきっと一年後だろう。
そろそろ「半沢直樹パート2」になるような気がするのは僕だけ?(笑)。

出演者もみんなよかった。
初めて竹内涼真くんの出演作を見たが、なんて爽やかなんだろう。
こりゃあ、人気も出ますね。
松岡修造選手もはまり役。
アトランティスの2人も、陸上部監督もね。

楽しめた3か月間。
もう一度、小説「陸王」を読んでみるのもいいな。

クリスマスイブではあるけれど・・・

先日、業界の大先輩で普段からお付き合いのある方が急逝された。
会社で突然倒れられ、病院に搬送されたものの、そのまま帰らぬ人になった。
最初に聞いた時は、程度の低いいたずらかと思い、信じられなかった。
しかし、事実だった。
公になっていないの面もあるので、ここでは名前を伏せておくが、
多くの方はお分かりかと思う。

1か月前もお会いしたばかり。
2ヶ月に一度、うちのイベントに参加され、
その都度、いろんな情報交換をさせていただいた。

仕事の話もするが、その大半はどうでもいいようなくだらない話。
今となってはそのくだらない話も貴重な会話だ。
名古屋での生活も長く、リクルート時代には多くの伝説を残された。
そのあたりはジオコス伊藤社長が感謝を含めブログで触れられている。

頻繁にイベントに顔を出されていたので、うちのスタッフもよく知っていた。
facebookを通して、僕のブログと同様にスタッフブログにも数多くのコメントをくれた。
そのほとんどは辛辣なコメントだったが、少なからず愛情も含まれていた。
それが人間性を表していた。
なんやかんやで会社や若手のことを気遣ってくれていた。

そんな方がいきなり逝ってしまった。
会社では一部のメンバーしか話していなので、
このブログを通し知ることになるだろう。

僕のお付き合いの期間は短いが豪快な方だった。
そんな話をスタッフとすると決まって言われるのが、
「テツさんも気をつけてください。」

実際、スケールや生き様は比べ物にはならないが、
相手に与える不安要素は一緒なのかもしれない。
まるで自分を戒めるためのお手本。
自己反省を促してくれたのかもしれない。

まだやりたいことはあったと思う。
しかし、その一生に後悔はしていないとも思う。

今日はクリスマスイブ。
そして、有馬記念。
競馬で相当のお金をつぎ込んだという。
ご健在だったら、ちょっと面倒くさいウンチクを語りながら
どでかい勝負に出ていたのだろう。

いままでありがとうございました。
ご冥福をお祈りします。

あらためて感謝!名大社忘年会2017

昨日の新人コノシマのブログが忘年会ネタだったので、
あえて触れる必要がないと思ったが、やっぱり感じたことを書いておきたい。
主催者の代表が言うのも変な話だが、いい忘年会だった。
会場は昨年からお世話になっている「オキナワAサインバーKOZA」さん。

いつの頃からか会社の忘年会はその年入社した新人と
少し上の先輩が幹事を行うことになっている。
今年は4年目のコンドーをリーダーに新人3人がその担当。
僕はお店とお金とゲストだけを決め、あとは何も口出しをしない。
完全お任せ状態。
逆にそれがいいプレッシャーになるのか、かなり企画を考え込んで本番に臨む。

スタートはある程度予測はできたがブルゾンネタ。
本来であればもっとウケるはずだったが、ビミョーな空気が流れた(笑)。

それがいい意味で緊張感をなくさせたのかもしれない。
僕の乾杯の頃には場が和み、会場全体がいい雰囲気を醸し出していた。

名大社の忘年会はうちのメンバーと同数のゲストを招く。

クライアントを呼べればいいのだが、そうすると1000人規模になってしまうので、
媒体社、ブレーン、パートナーを招いている。
こうした方の協力があって会社は成り立っているわけなので、感謝も当然のこと。

クイズ大会であったり、新人の歌と演奏であったり、歓談の合間に企画が盛り込まれていく。

これは尾崎豊?

内定者の挨拶。

ワイン担当の師匠マッピー。

そして、段々と壊れていく。

あ~、やっぱりこんなふうになってしまったか・・・。
あれだけ内輪ウケだけは止めろといったのに、気づいた時には完全にそうなっていた。
それでもゲストを含め、大いに楽しむことができた。

これは幹事の頑張りもあるが、名大社メンバー全員の力でもあるだろう。
受付をサポートする若手、お酒を運ぶ中堅、ゲストをもてなすベテラン。
それぞれがおもてなしの気持ちを大切に、
それでも自分が楽しむことを忘れずに忘年会を盛り上げる。

その一体感が内輪ウケに収まらず、みんなで楽しむことができる。
自分で自分の会社を褒めるのはいかがかと思うが、
名大社はいい仲間に囲まれたいい会社だ。
ただの自己満足になっているかもしれないが、つくづくそう思う。
多くの方から、同じようなことを言ってもらえるので、あながち間違いではないはず(笑)。

忘年会の席で強くそれを感じることとなった。
会社を支えてくれる多くの方に改めて感謝したい。

気がつけば昨日で僕が社長に就任し丸8年。
8年という響きはとても長いが、その歳月はあっという間。
それでも結構な期間、トップをやらせてもらっているわけだ。
なんだか不思議な感覚(笑)。

今年も無事に終わろうとしている。
みんな笑顔で終わろうとしている。
それが何より。

来年もいい忘年会ができる会社を継続させていきましょう。
お疲れ様でした。

食べ物のはなし 伏見シリーズ その41

忘年会シーズンも佳境に入りました。
連日の宴会続きで胃も肝臓も相当くたびれています。
労わってあげないと悲鳴を上げそうです。

若い頃は毎日深夜でもへこたれませんでしたが、
50歳を超えると思うように体は動いてくれません。
あまり無理すると無様な姿を見せ、世間に迷惑を掛けます。
先日もそんな光景を見たような気がします。

飲んだ翌日に体に効く食べ物といえば、そうです、味噌煮込みうどんです。
名古屋名物は二日酔いのも効果的です。
一味唐辛子を思い切りぶっかけ、
汗をかきながら食べると前日のお酒は一気に吹き飛びます。
「今夜も絶好調だぜ!」と思わず叫びたくなります。

間もなくオープンする御園座の西にある「五城」さんに行ってきました。
いつもであればお店の外観を写しますが、それでは芸がありません。
忘年会シーズンだからこそ勝負をするのです。
「何を勝負するの?」と問われると答えに窮しますが、とにかく仕掛けるのみです。

今回は湯飲みと楊枝入れで勝負してみました。

「ご注文は?」
「もちろん、味噌煮込みうどん定食です!」
ときっぱりとお願いします。

味噌煮込み定食 900円

グツグツと写真から音が聞こえてきそうです。
「これだけでは美味さが伝わらないな。彩りもよくないな。」
人気食べ物ブロガー復活に想いを馳せます。
「これでどうだ!」

インスタ映えするような写真を撮ってみます。
実に見事。
この機転を仕事にも活かしていければ、もっと素晴らしい会社になるでしょう。

名古屋らしい味噌煮込みをずるずると頂くと
本来の目的である二日酔い飛ばしを簡単に実現できます。
うんうんと頷く読者の顔が目に浮かびます。

しかし、この日は二日酔いでもなければ、前日忘年会でもありませんでした。
珍しく休肝日でした。
「いいんだ、いいんだ。オレはみんなのために味噌煮込みうどんを食べているんだ。」
無理やり、自分自身を納得させます。

次回は二日酔いの翌日に行かねばなりません。
今日は名大社の忘年会です。
もしかしたら、明日、お邪魔するかもしれません。

ごちそうさまでした。

ここからスタートしていこう

17日(日)は「みん就×ふるさと就職応援フォーラム2019」が東京の浅草で開催された。
地域の就職情報会社が加盟する「ふるさと就職応援ネットワーク」の共同事業で3年目となるイベント。

全国から70社の企業が集結し、名大社からも7社の地元企業に参加いただいた。
対象となるのはUターン就職を志す首都圏学生。
まだまだ就職をイメージできない低学年の学生から、
そろそろ真剣に考える3年生まで多くの学生が参加してくれた。

まずは「若手社員によるリアルトーク」。
日本一暑苦しい男と噂される株式会社キャリアフラッグの熊澤社長のファシリで
軽快にディスカッションが進行。
終了後、各ブースでの面談がスタートした。

業界研究やインターンシップ情報など、
ここで入手する情報は就職活動の準備において大いに役に立つ。
そろそろ志望する業界や職種を決めていく学生には貴重な時間となっただろう。
やはり企業を知るには人と接するのが一番。
ネットで情報を入手するのも大切だが、ナマの声を聞き、
肌感覚で企業を感じることも企業選びにおいては重要。
そんな経験を繰り返しながら少しずつ興味や理解を深めてもらいたい。

自社のイベントであれば僕は大した役割もなく会場で立ち会っているだけだが、
(ボーッとしているだけという話もあるけど)
今回は異なる。
地域の就職情報会社の代表として学生の相談に乗る立場。
久々に名古屋のカリスマキャリアカウンセラーの登場である(笑)。

僕のブースにも愛知県、岐阜県出身の学生が相談に来てくれた。
Uターン就職を考えているものの、企業規模や仕事のスケールを考えると
首都圏の企業の方が魅力的に感じている学生が多いようだ。
僕は肯定も否定もせず、現状について答え、
学生の価値観がどちらにあるのかを求めていった。
正しい答えは自分で導き出すべきで、こちらはあくまでも問いかけ、客観情報を提供する。
それでもいいきっかけにはなったと思う。
次回は名古屋のイベントで会いましょう~。

中にはUターンではない学生の相談もあった。
東京六大学で野球をやり、当初はプロを目指せるくらいの活躍をしていたものの、
段々成績が落ちてきた学生。
能力の限界を感じ、今は社会人野球も諦め一般的な就職を目指そうと思っているが、
どうすればいいのか悩んでいる。

その誠実さには好感が持てたし、そんなもがいている姿こそ応援したくなる。
そんな場合、僕はその状態が正しいこと思い切って言う。
迷うことがいいことなんだと伝える。
彼のような経験をした学生がどこの企業も最も欲しい人材であるだろう。
これからの可能性と決断の大切さの話をさせてもらった。

たまには学生相談に乗るのもいい。
逆にそうしないと僕自身も鈍ってしまう。
先日は東京会場であったが、今週金曜22日は大阪会場でのイベント。
詳細はこちら

僕は別の予定で出席できないが、関西地区の学生さんはぜひ、参加してもらいたい。
僕のブログで関西の学生に響くのは難しいとは思うけど・・・(笑)。