やってきました。
月末の人気シリーズ。
みんな大好き!ラーメンブログの日となります。
先月までは温か冷か迷うこともありましたが、10月となると迷いはありません。
中旬までは夏を思わせる日が続きましたが、季節は秋。
秋らしいラーメンが求められるのです。
会社から矢場町方面に向かいます。
住吉町を越えたあたりは未開拓のお店もあったりします。
今年2月にオープンした「尊 栄町店」さんに行ってきました。
MIKOTOと呼ぶようです。
「えっ、焼鳥屋さんじゃないの?もしくはおでん屋?」と思う読者もいるでしょう。
そうです。
夜はそちらが専門のお店。
しかし、ランチタイムはラーメン店。
炭火焼のメニューもありますが、どうみてもこだわりのラーメン屋さんのようです。
店内はカウンターが中心で新店の香りがします。
テーブルの下に箸や調味料があるのはイマドキでしょうか。
自販機でチケットを購入し、しばらく待ちます。
「お待ちどうさまです!」
若い女性スタッフが持ってきてくれました。
濃厚味噌鶏白湯そば 980円
こちらは期間限定。
本来であれば基本となる濃厚鶏白湯そばを食べるべきですが、限定という言葉に負けました。
写真からはその判断は難しく、ラーメンとも思えません。
濃厚なスープの中に絡んだ麺。
グルグルと回しながら頂きます。
ボリューミーではありませんが、なぜかお腹に響き満足度は十分。
とても美味しく頂きました。
それではこの1ヶ月のラーメンをお送りしましょう。
群馬で頂いた角ふじ麺
スタミナラーメン
濃厚担々麺
豊橋で頂いた桃山ラーメン
超スタミナラーメンうずら玉子いり
ゆず塩誠二郎
濃い味スガキヤラーメン
カレーラーメン
肉入りラーメン
三重で頂いたとんこつラーメン
やはり食欲の秋でしょうか。
通常月よりも多くのラーメン。
名古屋を離れた場所で頂く機会も多かったです。
それも見事に被らないいろんなラーメンが並びました。
ラーメンブログファンの喜ぶ笑顔が浮かんできます。
そして次回はいよいよ伏見シリーズも300回。
間違いなく記念すべきブログになるでしょう。
ごちそうさまでした。
周りの評判がいいので観ることにした作品。
「はじまりの日」に続き、ご当地映画。
舞台は愛知県一宮市。
一宮を中心に津島、稲沢、江南、岐阜県羽島あたりは尾州と呼ばれ、世界三大毛織物の産地。
今でも存在は変わらないが、その産業の現状は厳しい。
僕は営業時代(もう20年以上も前)、この地区を担当しいくつかのクライアントを抱えていた。
かつて取引のあった毛織関係の企業とは僕の時代にはほぼお付き合いはなし。
斜陽産業で正直、人材採用を積極的に行う企業は少なかった。
ただこの周辺はよく回ったので、映画に登場する場所は結構知っていたり。
それだけでも親近感が湧いた。
それが理由ではないが、愛らしい映画として楽しませてもらった。
ストーリーの難しさは一切ない。
いい方は失礼だが、ありふれたテーマでもある。
発達障害の女子高生が優れたデザインセンスでファッションショーに臨む。
ほぼ想像した通りの展開。
裏切られることもハッと驚くこともない。
しかし、それでいい。
いや、それがいい。
シンプルな展開に感動し、共に喜んでしまう。
それが知った土地ならなおさら。
素直な気持ちにさせてくれた。
時々は心が清らかになる映画を観た方がいいね。
主役は服部樹咲。
忘れていたが「ミッドナイトスワン」では将来のあるバレエダンサー役。
僕は新人賞にするとブログに書いていた。
(なぜかこのブログは今でも人気記事1位・・・)
中学生だった当時からかなり成長し見かけも変わった。
彼女が素晴らしい。
おどおどしながらも真面目に生きる姿も、
凛とした態度でファッションショーに臨む姿もステキ。
何より歌声が素晴らしい。
映画の中では分からない。
エンディングで流れる歌で分かるだけ。
プロの歌手が顔負けじゃないのかと。
これも感動。
そして本作を観て気づいたこと。
「はじまりの日」に出演していた岡崎沙絵や山口智充が本作にも出演。
ただの偶然?
プロデューサーはTV局出身だから、人選は通用するのかも・・・。
そんなことを感じた作品。
まだ観ていない人は素直な心で臨んで欲しい。
頑固オヤジの吉田栄作もよかったしね(笑)。
生まれて初めて観たパキスタン映画。
描かれる世界が日本が舞台だとしても受け入れるのは簡単ではない。
理解は進みつつあるが、完全とは言い切れない。
それがパキスタンが舞台となると抵抗も強いだろう。
解説を読むと保守系団体の反発を受けて政府から上映禁止命令が出されたという。
何かといえばLGBTQに対する理解。
パキスタンの伝統や文化については無知だが、
家父長制の強い国だと映画から知ることはできる。
映画を通して外国の文化を知るのは重要。
特に最近は今まで公開のなかった海外作品に触れられる。
韓国映画のようにむやみやたらと入ってくるわけではないので、
自ずと選りすぐりの作品。
その国の代表が輸入される。
まだまだ鑑賞できる機会は少ないので、タイミングが合えばどのジャンルでも観たい。
本作は保守的な大家族の日常を描く。
家父長となるお爺さんを中心に長男家族、次男家族が同じ家に住む。
息子は仕事に出て、嫁は家庭を守り男児を産むことが望まれる。
昔の日本と同じだが、更に厳しい慣習を感じる。
大概、長男はしっかり者で次男はちょっと抜けている。
万国共通なのか・・・。
次男ハイダルは失業中で奥さんのムムターズが家計を支える。
しばらくしてバイタルに仕事が見つかるが、そこから家庭が揺るぎ始める。
冒頭の上映禁止命令に繋がっていくが、描く世界が誤っているわけではない。
自分らしく生きようとする行為が人を傷つけ関係性を壊していく。
日本にも同じような事象はあるはず。
抵抗感の強い国だからこそ目立ち、その分苦しい。
映画を観ながら1990年代か2000年代かと思ったが、普通にスマホを扱うので現代。
日本と比べれば何かと遅れており、お国事情は読み取れる。
それも映画からの学び。
パキスタンは南アジアか中東なのか。
海外事情に弱い僕は基本から覚える必要はあるが、映画はインドの香りも中東の香りもする。
バイクでヘルメットは被らないし、遊園地も一昔前の施設。
自分たちの世界が標準なんてことはない。
人の価値観も同様。
日本の標準もパキスタンの標準もない。
それそれが持つ価値観が全てといえる。
だから幸せにもなるし不幸にもなる。
ラストシーン、バイタルはどこへ向かうのだろう。
未来か、それとも別の世界か。
これも貴重な体験。
もっと海外作品を観る機会を増やしていきたい。
気持ちのいい季節は続きます。
予定のない平日は一日中会社でデスクワークをすることも多いですが、
(あまり働いていないというウワサもありますが)
お昼は外に出て気分を変えることも大切です。
特に今は気持ちよい季節。
ブラブラと散歩がてらランチに出掛けるのもいいでしょう。
先週もそうでしたが、思いがけない出会いがあったりします。
伏見駅から国道22号沿を北に向かったすぐのところに新しいお店を発見しました。
今年3月にオープンした「てぃーだキッチン」さんにお邪魔しました。
オープンして半年ほど経過しますが、見落としていたのでしょう。
やはり余裕も持って歩くことが大切ですね。
こちらは名古屋では珍しい石垣島料理のお店。
沖縄好きで本島には何度も旅行したことはありますが、石垣島は一度もありません。
いずれ行ってみたいですね。
店内は沖縄らしい音楽というより心地よいスローなBGMが流れています。
それだけでも体が癒される感じ。
いくつかのランチメニューがありますが、まずは定番にすべきでしょう。
八重山そば 850円
さんぴん茶ではないですが、レモン何とかというお茶もついてきました。
アップにするとこんな感じ。
赤色の具は紅ショウガかと思いましたがかまぼこでした。
あとは豚肉の細切りです。
どうやらこれが正式な八重山そばのようです。
沖縄そばとは似て非なるものなんでしょう。
スープもとてもやさしい味わい。
それだけでも十分楽しめますが、ここは石垣島の調味料を使ってみます。
コーレグースとピパーツ。
ピパーツの存在は9月に沖縄にお邪魔した時に初めて知りました。
こちらに置いてあるのはピパーツ。
そ沖縄のパートナー会社にも頂きました。
香りが独特の島胡椒になります。
ぜひ、味わってください。
今回、使用したのはコーレーグース。
石垣島スパイスという初めて見るブランドでしたが、かなり強烈。
通常のコーレーグースよりかなり辛いのではないでしょうか。
辛い物好きはハマる可能性が高いです。
途中からこちらをそばに混ぜながら頂きました。
ピリッと辛くなり2度楽しむことができます。
帰りに夜のメニューも頂きましたが、コースも充実しています。
次回は夜に伺いたいですね。
ごちそうさまでした。
先週15日(火)は名古屋ファミリービジネス研究会Day5。
もう5か月も経過したんだ・・・。
今回も濃密な内容のため、のんびりする時間はなくテキパキと進行。
そういいつつ最初は僕のアイスブレイク。
大学の授業で行ったファミリービジネスの講義内容の報告。
もう一つは「映画に学ぶファミリービジネス」。
自分勝手に大好評と決めつけ7月公開の「フェラーリ」について語った。
ジェノグラムを作成すると関係性はよくみえる(笑)。
ここからは今までの学びの振り返りタイム。
ブランディングの櫻山さん
ファミリー戦略の丸山さん
事業承継計画の鶴田さんと連続で中身を凝縮して振り返り。
家憲・家訓、非同族幹部の育成の平林さんにはオンラインで対応してもらった。
皆さんにとっても更に理解が深まった。
そしてDay5のメインはゲストによる講演。
今年は株式会社ミラタップの山根太郎社長にお越し頂いた。
講演テーマは「アトツギの組織改革」
10月1日に株式会社サンワカンパニーから社名変更されたばかり。
その理由や背景も教えて頂いたが、ここでは公開できない。
山根社長はまだ41歳の3代目社長。
創業者の父親が逝去された後に入社され、非同族の社長を挟んで2014年に社長に就任された。
沿革だけみればよくある事業承継だが、ここだけしか話せないことも多い。
これは少人数の受講者、それも気持ちの分かる同族企業の経営者や後継者だから話せること。
受講者は唸りながら貴重な話を伺った。
山根社長の講演は事業承継にまつわる話に留まらず、
マーケティング、経営戦略、組織マネジメントと多岐に及んだ。
ビジネススクールで学ぶような中身といっていい。
結局、休憩もなく2時間以上が過ぎていった。
時間の長さを感じることがなかった。
質疑応答も終わらない。
次から次へと的を得た、そして自分に落とし込むために質問が続くので山根社長も真剣。
ギリギリの時間となり強制的に終了。
そして、恒例の懇親会。
ここでも山根社長を囲み親睦を深めた。
今回は全員参加で受講者同士もあちこちの話題で花が咲く。
勢いにのって、ある出来事もあったり・・・。
今回も大いに盛り上がった懇親会だった。
最後は全員で記念撮影。
そろそろ公開でもいいでしょう。
来月はいよいよ最終回。
課題を持ち込んでの成果発表会。
単に学ぶだけではない。
それを自社に落とし込むことが大切。
そのために最終日は受講者が主役となる。
事務局自らがいうのはいかがと思うが今回も大満足の研究会。
みなさま、お疲れ様でした。
そして、山根社長、ありがとうございました。
なんとも不思議な映画。
一体、どんなジャンルに該当するんだろうか。
ミュージカル映画、青春映画、社会派ドラマ・・・。
どれも当てはまるようで当てはまらない。
解説には音楽ファンタジーと書かれているが、それとも違うような気がする。
日比遊一監督はあえて外すことを狙っていると勘ぐってしまう。
日比監督とは3年前に直接話をする機会があった。
「ロケ地ツアーに行ってきた」でも紹介したように映画「名も無い日」のロケ地ツアーに参加し、
映画に関してのエピソードを伺った。
(あの時は当たり前のように全員マスクをしていた)
その時を思い出すと全て計算されているように思える。
本作も名古屋ロケが中心。
またまたご縁がありムビチケを購入し鑑賞。
愛知県では多くの映画館で公開。
主役中村耕一は誰もが知る元JAYWALKのメインボーカル。
覚せい剤取締法違反で逮捕され活動を休止したが、本作はその後を描いているように思わせる。
ちなみに役名はなく男としか表示されない。
映画の中でもアンタとかお前とかアナタとしか呼ばれない。
正直、演技はヘタだが、却ってドキュメンタリーのように感じたり。
それも巧みな演出なのかな。
テレビ塔やセントラルパーク等、知った場所や実際の企業名も映し出され親近感が湧く。
愛知県では「名も無い日」同様、ヒットするんだろうね。
僕が最も感じたのは音楽は人を感動させるということ。
今更、何をと思うかもしれないが、本作での一番の気づき。
それは女役の遥海さんの歌声。
何度か歌うシーンが披露されるが、その歌声に素直に感動した。
涙が出そうになった。
それだけで映画を十分に楽しめたといっていい。
遥海さんは初めて知ったが、これから注目していきたい。
本作には名古屋で有名な矢野きよ実さんも写真一枚で出演。
以前の男の奥さん役というシャレの効いた設定。
何の問題もないネタバレ(笑)。
ラストシーンの解釈は人によって違う。
僕はあの飲み物からいいように捉えたが、実際、どんな観方をされるのだろう。
そのあたりは観た人に聞いてみたいね。
シリーズ第4弾。
映画館じゃなくてネット配信で十分だと思っていた。
しかし、気持ちが抑えきれず、つい映画館に足を運んでしまった。
このシリーズのファンになってしまったのかも。
「犯罪都市」「犯罪都市 THE ROUNDUP」はAmazonプライムで鑑賞。
3作目の「犯罪都市 NO WAY OUT」はまだ観ていないが、日本公開は今年2月。
韓国の公開は昨年なので、2作目から本作までは毎年制作されている。
最大の人気シリーズ。
いつまで続くか楽しみにしたい。
シリーズ3本を観る限りドラマ展開はほぼ同じ。
ド定番さが痛快で面白い。
屈強な肉体を持ちめっぽう強いソクトはソウルの刑事。
警察と対立するヤクザをバッサバッサと倒していく。
半端ない強さで過激なシーンが多いが、観る側は無責任に楽しめる。
最後に戦うのは最強のヤクザやマフィア。
この相手がどれも極悪で非道。
人を殺すことに何のためらいもない。
ソクトも必ず危うい目に逢うが、圧倒的なパワーで押し切る。
シチュエーションは違えども展開は変わらないので単純明快。
結末が予測できるから安心(笑)。
主演マ・ドンソクを取り巻くレギュラー陣も面白い。
中でもヤクザ役のパク・ジファンはいい味で毎回笑わせてくれる。
韓国語が理解できればセリフ回しを含め、もっと楽しめる。
なんだかシリーズ全体の話になってしまった。
本作の舞台は2018年。
1作目からはかなり年数が経ち、それぞれの立場も変われば犯罪手法もIT化が進む。
犯罪もより巧妙になり、舞台もフィリピンと韓国。
徐々にスケールは大きくなっていくのかな。
本作を多く語る必要はなく純粋にアクションを楽しめばいい。
そんな作品。
最近、日本ではこの類のシリーズものはないでのは?
一話完結のシリーズよりキングダムのようなストーリーが続く流れが中心。
名探偵コナンやドラえもんは一話完結だが・・・。
対抗するなら白石和彌監督に「孤狼の血」シリーズを撮ってほしい。
そんなことを感じてしまった。
大人のシリーズものを日本でも制作してもらいたい。
多くの人が話題にしていたNetflixの「地面師たち」。
少し前になるが一気に観てしまった。
評判通りの面白いドラマ。
監督、脚本の大根仁氏はTV局に企画を持ち込んだが全て断られたという。
過激な作品はもはや地上波では受け付けない。
賛否はあると思うが、面白いドラマは地上波からは生まれなくなってしまうのでは。
ちなみに大根監督作品で観たのは「モテキ」「SCOOP!」。
両作ともメリハリのある良作。
「SCOOP!」を観ても、これに近い作品は地上波では無理だね(笑)。
「地面師たち」のモデルは積水ハウスが地面師グループに土地購入代金の55億円を騙し取られた事件。
どこまで本当かは分からないが、かなり実話に近いらしい。
さすがに山本耕史のような土地を眺めながらの行為はないと思うが・・・。
その流れで原作を読んでみた。
と思って購入した書籍は原作と違った。
ノンフィクションの「地面師」。
ドラマの参考文献ではあるが原作ではない。
酔って注文したのか、手元に届いてからノンフィクションであると気づいた。
たまにはこんなミスもOK。
面白く読ませてもらった。
森功氏は人の闇を描くのが得意なノンフィクション作家。
これまでも「日本を壊す政商」「ならずもの」
「国商 最後のフィクサー葛西敬之」と手に取った。
「地面師」では積水ハウス、アパホテルはじめ、
いくつかの不動産詐欺事件を取り上げている。
冷静になれば騙されることはないと思うが、
それはあくまでもより客観的な立場で疑って観ているから。
当事者で土地を見せられ、完璧な証書や契約書を出されたらコロッといってしまうかもしれない。
幸い僕は大したお金も持っていないし、
土地を所有したい欲もないので事件に巻き込まれることはないが、
誰にでも可能性はあるだろう。
実際に本書に登場していないだけで、詐欺事件は無数にあるはず。
不動産詐欺限らず、ありとあらゆることで考えられる。
夜の街で1時間5000円という囁きを含め、疑ってみる目は養わなきゃいけない。
得てして加害者も完ぺきではない。
ドラマもそうだが、本書でもちょっとしたミスを犯している。
気づくチャンスはあったはず。
盲目的な判断では困るが、恥をかいても立ち止まる勇気は欲しい。
映画もそうだが書籍も実話ものは勉強になる。
たわいもない感想ブログだが、自らを戒めるいい機会になった。
次回、Netflixではこちらも話題の「極悪女王」を観てみようか。
白石和彌監督だし・・・。
学ぶ点があるかどうかは分からないけど。
伏見に戻ってきました。
ようやく秋らしくなってきたので、外に出ると気分もよくなります。
ブラブラと目的もなく歩くのもいい感じです。
そんな時、偶然、目に入ってくるお店があります。
そのお店は会社から北に向かい長者町に入ったところにありました。
看板が気になります。
「カレー屋さんか?本日のおかずってなんだろう?」
?マークを頭につけながら「ラ・ラポール」さんに入りました。
どうやらカフェのようです。
店内を見渡すと結構な漫画や小説が並んでいます。
漫喫に行くことはまずありませんが、それに近いのでしょうか?
少し違う気もします。
メインのランチは2種類。
牛スジカレーとシーフードカレーとなり、S、M、Lと量を選ぶことができます。
シーフードカレーも魅力的ですが、辛くないので牛すじカレーを注文しました。
注文してからメニューを見直すと相盛りもできたようです。
欲張りな食べ物ブロガーは少しだけ後悔します。
カレーランチM 1210円
まず運ばれてきたのがおかずです。
カレーのセットでもこれだけの量は見たことがありません。
ネギとしょうがの冷奴、スパムとチーズの春巻き、大根の煮物、マカロニサラダです。
その後にスープと牛スジカレーが運ばれてきました。
牛スジカレーはコトコトと3日間煮込んで、リンゴやパイナップルの甘みも感じます。
程よい辛さが体を刺激します。
普段ならカレーだけに向き合い、モーレツに食べていけばいいでしょう。
しかし、このランチには多くのおかずが付いています。
「まずは冷奴か?春巻きはどのタイミングで食べればいい?」
どの順番か迷います。
最初におかずを全部平らげてしまうのが正攻法なのかもしれません。
いや、らっきょと福神漬があるのから、全部平らげるのはおかしいなあ。
?マークが頭の中をグルグルしましたが、自分なりの正しさを見つけ完食。
食べ物ブロガーとしての経験が生きたようです。
先週は南印度料理のカレー。
今回は日本らしい正統派のカレー。
こんな楽しみ方ができるのも嬉しいですね。
ごちそうさまでした。
最近、実話をベースにした映画ばかり観ているが、本作は違う。
いや、数年後、映画の世界が本当になったりして・・・。
さすがに勘弁してもらいたいが、あり得ないとは限らない。
アメリカが分断され、政府軍と政府から離脱した西部勢力との内戦が起こる。
そうならないとは限らないということ。
予告編を観ながら内戦を中心とした戦争映画と思っていた。
その要素はあるが、メインは戦場カメラマンらジャーナリストの視点。
大統領の取材のためにニューヨークからワシントンへの向かう旅が中心。
観方を変えればロードムービー。
一般的にロードムービーは牧歌的な雰囲気だが、本作はまるで逆。
常に命を奪われるかどうかの世界。
平凡な精神力であれば途中で投げ出す。
あえて困難な取材を試みようとは思わない。
ジャーナリストとしての使命感だが命懸け。
実在する戦場カメラマンはこんな感じかもしれない。
僕らは無責任に戦争の惨状を写真や映像で観るが、撮影するのは本作と同じかも。
兵士の背後に潜みながら撮影を続ける。
銃弾に倒れる可能性もある。
しかし、ここにしかない1枚のために動き続ける。
そんな姿も描かれていた。
そこにはどっちが正義でどっちが悪なんてない。
敵か味方かしかない。
同じアメリカ人というザッパな括り方は存在しない。
容赦なく殺される。
どちらが政府軍でどちらが西部勢力か観る者も迷う。
これが星条旗か・・・。
予想していたより戦闘シーンは少ない。
それよりも全体を俯瞰し飛ぶヘリや1対1で向き合う兵士の方が恐ろしい。
その方がリアルに感じるからだろう。
知らない人が大量に殺されるより、一人の仲間が目の前で殺される方がショックは大きい。
破壊された町や逃げ惑う人をずっと見ていると鈍感になる。
今、日々流される報道でもそう。
僕らはそんな戦争を非難しても、実際の傷の痛みは分からない。
しかし、それが目の前で起きれば・・・・。
主役戦場カメラマンリーを演じるのはキルステン・ダンスト。
映画を観ながら、ずっと何に出てたっけ?
とどうでもいいことが気になっていた。
「あ~、スパイダーマンやパワー・オブ・ザ・ドッグね・・・」
彼女が戦争の悲劇を映し出す演技をしていた。
人の表情や動きだけでも伝えることができるわけね。
最近、アメリカ映画は大人しいと思ったが、本作は大胆。
僕はよく知らないが配給は「A24」という新進気鋭のハリウッドスタジオ。
かなり尖った作品を送り出してる。
やはり新しい力が新しい動き作り出す。
こんな世界はない方がいいが、これからも楽しみにしたい。